小説(転載) 雪の中で2×1
官能小説
「それじゃ、行って来ますね。」
「はい、よろしくお願いします。‥‥‥ちょっと、啓!迷惑かけんじゃないわよ!」
「‥‥‥わかってるよ。」
「さぁ、ドア閉めて‥‥‥鍵もよ。行くからね。」
ボクと同級生の良樹は冬休み、一緒に旅行をしようと計画した。
どこがいいか考えて、決めたのはスノボー!
すぐ近く‥‥‥でもないけど、割と近くに結構知られた温泉街があって、そこにはスキー場とかもある。
そこへ日帰りでもいいから行こうと約束してたんだ。
そうして12月も終わりのその日。
なぜか二人だけの旅行はお互いの親に知られてて、大反対されて、結局付き添いで良樹のおばさんがついてくるって事で収まった。
‥‥‥。
まぁしょうがない。
やっぱりまだ二人だけで遠くへなんか行かせてもらえないだろうし。それは判ってたし。
「‥‥‥あ~あ、せっかくボクらだけだと思ってたのになぁ。啓がゆーから‥‥‥。」
「‥‥‥ごめん。」
「ふたりとも、シートベルトは締めた?‥‥‥もぉ、良樹!ちゃんと締めなさいっ!」
「わ、わかったよ。‥‥‥後ろなのに。」
良樹には悪いことした。
ボクがうっかり口を滑らせなければおばさんついてこなかったのに。
でも最近気づいたんだけど、どうもボクって口が軽いのかな?なんかすぐ口に出してしまうとこがある。
「‥‥‥はぁ~あ。楽しくないなぁ。」
「そ、そんなこと無いって。お金だって親が出してくれたし、一泊できるじゃん。」
「だけど、ママが一緒だとなぁ‥‥‥。とにかくうるせーんだもん‥‥‥。」
「なに?なにって!?‥‥‥中学生二人だけでスキーなんて行ける訳無いじゃない!!‥‥‥まったく。まだ子供のくせに‥‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
とにかく、せっかくの旅行なんだし楽しもう。ほら、もう雪山だって見えてきた!
旅館へ着くと同時にボクと良樹はすぐにウェアに着替えた。
ちょっと前に買ったヤツだけどまだ着れる、お気に入りのウェアだ。
ボードは貸してくれるらしいから、いくら泊まることになったって言っても時間がないし、早速‥‥‥!
「ちょ、ちょっと待ちなさいー!‥‥‥ほらっ!ちゃんと着てないでしょっ。良樹っ、シャツ出てるっ!啓くんも襟っ!」
三人はひとつの部屋に泊まることにしている。
スキーウェアの襟‥‥‥?なんか関係あるのかな?
「もぉ、風邪ひくっ!」
おばさんはいそいそとボクたちのそばへ寄ってきて、二人の服を直し始めた。
「あ‥‥‥あの‥‥‥。」
良樹はママだからいいんだろうけど、ボクはよその子だし、そんなことをされると照れてしまう。
「‥‥‥もぉ、ちゃんとしないと転んだりしちゃ危ないでしょ?」
「う、うん‥‥‥。」
ボクより背が高いので、ちょっと腰を屈めて襟を整えてくれてるおばさん。
う‥‥‥。なんか目の前に顔があってすんげー緊張する‥‥‥。
‥‥‥そういえば、小さい頃もこうやっておばさんに服直してもらってたっけ。
しばらくして服を直し終わると、おばさんはスキー場に出るボクたちに散々気をつけるよう注意した。
「‥‥‥いーい?絶対人のいる所じゃ滑っちゃダメよっ?寒くなったら早く帰ってきなさいね!」
「は~い‥‥‥。」
「は~い‥‥‥。じゃあ行って来まーす。」
「‥‥‥あっ、ちょっと待って。やっぱりママも行くわ。」
「もぅ!いいよっ!啓、早く行こっ!」
「う、うん‥‥‥。」
不安げに見つめるおばさんを残して、ボクたちは受付前のロビーに降りてきた。
やっぱりというか、割と他のお客さんもいるみたいで、けっこうザワザワしてる。
「わっ‥‥‥。なぁ良樹。あっこあっこ、スゲェ美人な人いるよ。」
「‥‥‥はぁ。やっぱり二人だけで来るんだった。あんな親がいちゃ、全然楽しくない‥‥‥。」
「そ、そんなことないって。ちょっと心配性なだけじゃん。」
「でもすっげーガキ扱いだろ?もぅいい加減にしてほしいよ。」
「‥‥‥家でもあんなの?」
「うん。」
そっか。
そういえば昔からそうだった気がするなぁ‥‥‥。
うちも結構似たようなとこあるけど。
「まっ、とにかく行こうよ。スノボ。スノボーーーーッ!」
「‥‥‥そうだね。」
「それに、さ。ほら、夜‥‥‥泊まるからアレも出来るようになったんだから!」
「そ、そっか、そうだよな。よしっ、行こうっ!」
そうしてボクたちは旅館を駆けだしていった。
この旅館の周りも雪だらけ。近くにある店でボードを借りて、銀世界に目がチカチカして痛くなる中を全身の筋肉が痛くなるほど滑りまくった。
「ははっ。痛って、痛って。」
「啓、よくこけたなぁ。」
二人が腰を押さえながら旅館へ帰ってくると、ちょうど夕食前だからか、かなりの数の人がロビーを占領していた。
「とりあえず着替えてこ。それから‥‥‥。」
「それから‥‥‥。」
「それから‥‥‥?」
「それから‥‥‥?へへへへへ。偵察!」
旅行に来る前の会話を思い出す。
「なぁ、あそこの温泉って混浴かな?」
「さぁ‥‥‥。そうだったら最高だけど!」
「冬休みだし、結構お姉さんたちもいっぱい居たりしてさ‥‥‥。」
「そ、そんなことになったらどうする?お願いする?」
「してみようか。やらせてって。」
「はは、冗談!‥‥‥ママがついてくるし。」
「‥‥‥でもさ。覗きとかだったらいいんじゃ?」
「風呂を?」
「そう。裸見れるかもよ。」
「‥‥‥そ、そうだね。」
「それにさ、バレたって別に大したことにはならないと思うよ‥‥‥。おばさんにメチャ怒られるけど‥‥‥。」
「バ、バレないようにすれば‥‥‥。」
「エヘへへへへ‥‥‥。」
「啓、よだれよだれ。」
「あ?あ、ああ‥‥‥。」
二人は階段を上がり、自分たちの部屋へ戻った。
良樹のおばさんは当然そこに居るもんだと思ったんだけど、部屋には誰もいなかった。
「どこいったんだろ。‥‥‥ま、いいか。さぁ、啓。行こう!」
「ん‥‥‥ちょっと待って。絆創膏張ってくから‥‥‥。」
「そっか。それじゃあボク、先行っとくよ。とりあえず旅館の周りがどんな感じか見てくる。」
「うん。じゃあまたロビーで。」
良樹は嬉しそうにドアを出ていった。
ボクも大急ぎで行きたいんだけど、この脛を擦りむいたのが痛くて痛くて‥‥‥。
あっ、やっぱり血が出てる。
え~っと、絆創膏、絆創膏は‥‥‥。
ボクは持ってきたバックを漁った。たしか昔絆創膏とか入れてたはず‥‥‥。
「‥‥‥ない。」
どうしようかと一瞬悩んだんだけど、誰もいないことだしと思って良樹のバッグも漁ってみた。
‥‥‥ない。
となると‥‥‥。
「おばさんのはヤバイ気がするけどなぁ‥‥‥。」
ボクは一応ドアの外の気配とかを確認してから、おばさんのボストンバッグを開いてみた。
とても綺麗に整頓してある荷物類。
崩さないように気をつけないと‥‥‥。一応女の人のだし、バレちゃったらマズすぎる。
ボクは慎重に荷物類を調べた。
「‥‥‥やっぱりここには入ってないかな。横のポケットとかに‥‥‥。あ‥‥‥。」
そのとき目に付いた、白い生地の衣服。
ボクは絶対いけないと思いつつ、しかしなぜか見てみたい誘惑に駆られてそれを手に取ってみた。
「パ、パンツだ‥‥‥。」
やはりそれは‥‥‥どこからどうみてもパンツだった。
‥‥‥ヤ、ヤバイ、これは絶対にヤバイ!
ボクは絶対に見てはならない物を見た気持ちになり、即、元の場所に戻そうとした。しかし‥‥‥。
「‥‥‥‥‥‥。」
目が離せない。
あまり角度が無く、ちょっと短パンに似た形のそのパンツの、その部分から目が離せなかった。
‥‥‥ヤ、ヤバイって、おばさんのだぞっ!?
でも目が離せない。
ここに、この部分に女のあそこが包まれてるんだと思うと‥‥‥!!
「‥‥‥!」
その時、どこかで物音が聞こえてボクはあわててバッグの中へ荷物を戻した。
冷や汗を垂らしながらあたりの様子を窺う。
「‥‥‥‥‥‥良かった。誰もいない。」
ボクは大きなため息をつくと同時に冷静になって、自分の行動が恥ずかしくなった。
な、何考えてたんだろう。
よりにもよっておばさんのだなんて‥‥‥。バレたら変態どころじゃすまなくなるし、おばさんのこと女だなんて‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥。
ボクは絆創膏の事などもうどうでもよく、荷物を直して部屋を出ていった。
気づかないうちに立ってたチ○ポがなんだか良樹とおばさんに申し訳なかった。
「はぁ‥‥‥。」
ボクはロビーのいすに座って良樹が来るのを待つことにした。
う~ん、やっぱ最近オナニーしてなかったのがマズかったかなぁ‥‥‥。
気分転換に周りに目を向けてみる。
‥‥‥。いるいる、若い女の人がいっぱい。って言っても、僕らよりずっと年上なんだろうけど‥‥‥。
でも、みんなスタイルがよく、厚着の上からでもボクら中学生にはたまらないような体つきしてる。
あそこにいる人もそうだ。
綺麗な髪の色してるし、タイトな長いスカートのケツなんか形がわかるくらい盛り上がって‥‥‥‥‥‥ん?あれって。
「あ、啓くん。」
その時、その人が振り向いてボクの名を呼んだのに驚いた。
「お、おばさん‥‥‥。」
「どうだった?転んだりしなかった?」
おばさんはボクの横に座ると、ボクの身体を心配そうに眺めた。
そんな風に見られると心がざわつく‥‥‥。
「あ。ちょっと顔擦りむいてる‥‥‥。もぉ、気をつけないとダメじゃない。」
おばさんは横からボクの真正面に顔を持ってきて、おでこのあたりをさらさらっと撫でた。
こ、この人の、この人のパンツ、ボク見ちゃったんだ。‥‥‥マ○コがあるとこの‥‥‥。
考えちゃいけないことをまた勝手に考えてしまう。
でも、そうすると、見慣れたはずのおばさんの顔がまったく別の物に見えてきてしまう。
‥‥‥よく見れば‥‥‥おばさん、美人‥‥‥。
ノーメイクでちょっと皺が目立ってるけど、髪だってすっごく綺麗だし、絶対昔は美人だったような。
そこまで考えて、ふと周りの美人なお姉さんたちを思い出すと、おばさんもこんな風だった、と重ねてしまった。
「大丈夫?痛くない?」
「う、うん‥‥‥。」
おばさんはとても心配そうにおでこの傷をさすってくれる。
ボクはとにかくおばさんに早く顔をどけてもらいたくて、身を固くしてじっとしていた。
「ねぇ啓くん。ここの中で知らない人から声かけられても、相手にしたりしちゃダメよ。いい?」
「う、うん‥‥‥。」
「‥‥‥あぁ、なんだか心配ねー。」
おばさんは軽くおでこに息を吹きかけてから、ようやく顔をどけてくれた。
よ、良かった。
これ以上近づけられてると、また立っちゃうところだった。おばさんを目の前で見て立っちゃったらヤバすぎる‥‥‥。
ボクはホッとすると同時に、まだ何か言いたそうなおばさんに気づいて席を立った。
「ちょ、ちょっとお土産買ってくるっ。」
「お土産?明日でいいじゃない。それに、おばさんが買ったげるから。」
「い、いや、ちょ、ちょっと自分で欲しくて。」
ボクはまるで逃げ出すようにおばさんのそばを離れて売店へ向かった。
「‥‥‥え~っと、それ。‥‥‥そう、ポッキーイカキムチ風味デカサイズ。」
「はい、893円。」
「‥‥‥。‥‥‥あの、消費税分負かりませんか。」
「負かりません。」
「はい、じゃあこれで。」
すっと横に立った大きな影に気づくと、いつの間にかおばさんが売店の人にお札を差し出していた。
ボクは何か言おうと思ったんだけど、なんでか横に立つおばさんの顔を見上げてボーッとしてしまった。
ふと気づくと、おばさんがお土産の入った袋をボクに差し出し、手に掛けようとしていた。
「あ、ありがと‥‥‥。」
「うぅん、もぉ、いいのよ。」
しょうがないんだから、と苦笑するおばさん。
‥‥‥心臓がドキドキする。止まらない‥‥‥。
「さ、はやくお部屋に持って行っとかないと。どこか忘れちゃったりするわよ。」
「啓っ!」
「‥‥‥えっ?あ、良樹。」
「あ、良樹。あんたどこ行ってたのよ。」
「ちょ、ちょっとね。‥‥‥け、啓、行かないのか?」
「行くってどこへ行くの。もうご飯でしょ。」
「ちょ、ちょっとさ、な、啓。」
「あ、うん。じゃあ行こうか。」
「もぉ、ちょっと!‥‥‥早く帰ってきなさいよ!あ、啓くん。それ持ってってあげる。」
ボクはまた不安げにボクらを見るおばさんにお土産を預けて、良樹と一緒に旅館を出ていった。
激しく勃起して歩きにくくなってる自分を心の中で謝りながら‥‥‥。
良樹に連れられて雪の中のあぜ道を歩くこと10分。
和風の屋根がある場所が見えてきた。
「ほらっ、あれっ!見てみろよっ!」
興奮を隠せない風にその屋根の場所を指さす良樹。
そこを見てみると、なんだか煙が立っているように見える。‥‥‥あれ、湯気!?
「え、ええっ!?あれ、まさか‥‥‥。」
あまりに周りに何も隠す物がないのに驚いてボクが聞くと、良樹はふっふっと得意げに笑った。
「違うんだ。あっこは男湯。あそこの先に女湯があるんだよ。」
「み、見たの!?」
「‥‥‥うぅん。それは怖くて‥‥‥。でも、さっき旅館の案内図見たから多分合ってると思う!」
ボクは良樹が指さす、男湯の先の方を見てみた。
‥‥‥そちら側には何もあるようには見えない。大きな岩が並び、角度のある丘も遮っている。
でも、だからこそ、そこの向こうにある!ような気がするっ。
「場所は絶対あの向こうに間違いないって。‥‥‥ほら、あっこの岩のさ、あっち側‥‥‥通れそうじゃない?」
「ホントだ‥‥‥。すげー雪つもってるけど、多分行けるよっ!あそこだったらバレないしっ。」
「なっ!」
ボクと良樹は手を取り合って喜んだ。
‥‥‥風呂が覗ける。
‥‥‥女風呂が覗けるっ!!
とっくにおばさんを見て立ってたのは治まってたけど、また立ってくるよっ!
「み、見れるかな、マ○コ‥‥‥。」
「ど、どうだろ、見たいね‥‥‥。」
そんなことを話しつつ、ボクと良樹はジャンプしながら部屋へ戻っていった。
今は早すぎる、まだ明るい。
決行はご飯を食べてからだっ!!
「ほらぁ。おかず落としてるじゃない。‥‥‥こうやって食べるの!」
「もぅ。いいって。」
部屋に運ばれてくる食事をボクたちは三人で囲んで食べた。
やはり、と言うかおばさんの注意はここでも多く、ご飯の食べ方などを特に良樹には細かく指導した。
‥‥‥過保護、って言うか、おせっかいって言うか。
何でいつもこんな風に言われてて、良樹はしっかりしないんだろう?
でもそんな中でも窓から見える薄暗くなった雪景色と、普段家では食べれない豪華な料理はなかなか良い。
「‥‥‥うん、これおいし!」
温泉にでももう入ったのか、ゆったりとした浴衣に着替えたおばさんも満足そうだ。
「なんだよ、自分だって落としてんじゃんか‥‥‥。」
良樹も唇をとんがらせつつ、結構パクパク食べてる。
ボクはバレないように気をつけながら、隣に座るおばさんの顔をチラリと見てみた。
垂れ下がった前髪が横からではおばさんのおでこや目を隠してて、色っぽく見える気がする。輪郭も整ってて‥‥‥。
‥‥‥なんだか大人を感じるなぁ。
その時、正座して背筋を伸ばすおばさんの胸元に目がいった。
「‥‥‥ぶっ!!」
「あら?‥‥‥ほら、もぉ。あわてて食べるからよ。」
「ご、ごめん。」
そこから覗けた、白い肌とふくらみは‥‥‥。
あ、あ、あれ、おっぱい!?
ボクは咳き込みながら良樹の方を見ると、良樹はおばさんに世話されてるボクを悪いな、って顔で見てた。
(おせっかいすぎるママでごめんな‥‥‥。)
ボクはその時、ものすごく良樹に悪いことをした気になり、心の中で何度も謝った。
‥‥‥悪い、良樹。でも、気になってしょうがないんだ‥‥‥。
それからは下を向いたまま黙々と食事を食べ、また食器の片づけ方などであれこれ言われた後、ボクたちは部屋を出ることにした。
もちろん、温泉を覗きに行くつもりだ。
一応おばさんには温泉に入ってくると言い、着替えなどの荷物を持ってドアの前に近づいた。
「‥‥‥待って。あぁ、また襟しまってるじゃない!‥‥‥はい、これでいいわ。」
おばさんにまた襟を直されて、ボクは頭に血が上るのを感じた。
「変な人に声をかけられても相手しちゃダメよ。こら、良樹!ポケットに手入れないの。‥‥‥温泉にはタオル持ってってもいいんだからね!」
‥‥‥おばさんやっぱちょっと過保護すぎだよ。
かまってくれなければこんなに気にすることも無いかも知れないのに‥‥‥。
良樹の方に顔を向けると、ボクがとてもおばさんに困ってると思ったのか、わざとらしく目をそらした。
‥‥‥‥‥‥。
旅館を玄関から出てぐるっと回り込む。
辺りは真っ暗だけど、一度通った道なので別に迷ったりしなかった。
ただ、雪のせいでとても歩きにくい。それにちょっと寒くて‥‥‥もうちょっと厚着してくればよかった。
「まっ、温泉の近くだと暖かいだろうから。」
そう言いながら、ボクと良樹は持ってきた荷物を胸に強く抱きしめながら進んだ。
「‥‥‥大丈夫?行ける?」
男湯の横を通り過ぎて、前をふさぐ岩の横に立ってみる。
誰も通らないところだからか雪はかなり深くて、ちょっと苦戦しそうだった。
「‥‥‥女湯、女湯‥‥‥。」
でも、ボクたちは必死になってそこを進んだ。
ここさえ乗り越えちゃえば裸の世界があるはずなんだ。それを思ったら‥‥‥!
「‥‥‥やった!」
ようやく乗り越えた岩の向こうの世界に、ボクたちは雪にズボズボ足をつっこんで喜んだ!
でも‥‥‥。
「‥‥‥雪ばっかり‥‥‥?」
「えっ?そ、そんな‥‥‥。」
すぐそこにお風呂があるんだろうと思っていたのにそこにはなく、雪の先にあるのは木造の壁‥‥‥。
「も、もしかして、あれの向こうかな‥‥‥。」
「‥‥‥そんなぁ‥‥‥。」
ボクたちはダッシュでその壁に向かって走った。
ちょっとでも隙間がないか、覗ける場所はないか‥‥‥!
こんな寒い中をここまで来たのに、やっぱダメだったじゃイヤだっ!
でも、ぐるっと取り囲む壁を細かく調べてみるけど、結構粗い造りなのに中が見えないっ!
うそ~~~っ!?
「‥‥‥啓、啓っ!こっちこっち!!」
遠くの方から呼びかける良樹の方へ大急ぎで行ってみると、なんか壁の端っこの方を窺ってるのが見えた。
こんな時にだけど、雪の中って声がよく届くんだなぁ‥‥‥。
「どうした!?」
「ほらっ、ここっ‥‥‥!通れるっ!」
ボクは叫びそうになるのを抑えてその壁と岩との間を覗いてみた。
すると‥‥‥。
「‥‥‥ふ、ふ、ふ、風呂だ‥‥‥!」
目の前に広がる、木の壁に囲われた空間。
その広い敷地の真ん中に、ポツンという感じで丸い温泉があるっ!
「だろっ!?ちょっと離れてるけど、ここからでも裸見れるよっ。マ○コは‥‥‥無理かな‥‥‥。」
確かにちょっと離れてる。10メートルくらいあるかな。
でも、中から漏れてくる湯気と熱気は確かにお風呂‥‥‥みーんな裸になるお風呂だ!
「やった、やった!」
「やった、やった!」
「な、なぁ!ここからさ、中にも入れるみたい。入っていかない!?」
「そ、それはヤバイって。」
ボクたちははやる気持ちを抑えながらそこで待つことにした。
いまは誰も入ってない。でも、ちゃんと明かりもついてるし、すぐ誰かが来ることに間違いはないはずなんだ!
「あぁ、早く誰か入ってこないかな‥‥‥。若いお姉さんが‥‥‥。」
「うん。でも‥‥‥寒い‥‥‥。」
後ろを振り向くと光が反射してるのか、銀色に見える雪の世界がずっと先まで広がってる。
ボクはこれなら温泉の中から以外バレる心配はないと安心した。
それから待つこと20分‥‥‥。
「‥‥‥どういうことだよ、良樹っ!!」
「そんなんボクに言われたって知らないよっ!せっかくこんなに寒いの我慢してたのに!」
女の人は何人か入ってきた。
中にはオバサンもいたけど、若い人が多かった。なのに‥‥‥。
「そうだ‥‥‥。おばさん、タオル持ってってOKって言ってたっけ‥‥‥。」
「ふぁ~!凍え死ぬぅ~~~~~っ!」
なんてことか、入ってきた女性は全て胸元から太股を隠すような大きいタオルを巻いていた。
それじゃあ意味がない‥‥‥。全く意味がないっ!
まぁ、そりゃあ裸に近い姿だからちょっとは興奮するけど‥‥‥。
「‥‥‥うぉぉっ、どうしてだっ!風呂なんだからみんな脱げっ!!」
「啓、しっ!‥‥‥また誰か入ってきた!」
ボクたちはまた壁と岩に隠れ、入ってくる人を窺った。
もしかしたら、次に入ってくる人は素っ裸かも知れないんだと期待して‥‥‥。
「ゴクっ‥‥‥。」
「あ‥‥‥なんだ、ママだ‥‥‥。」
通路から一人で歩いてきた女性‥‥‥それは良樹のおばさんだった。
おばさんも他の客と一緒で大きなタオルを身体に巻き付けてる。
「なんだ‥‥‥まだ温泉入ってなかったんだ。‥‥‥げ、ママのなんて汚い‥‥‥見れないよ‥‥‥。」
「‥‥‥はぁ。」
ボクと良樹はお互いため息をついた。
良樹のは分かるけど、ボクの方は‥‥‥おばさんの裸を見られなかったのが悔しかったからだ。
絶対言えないけど‥‥‥。
「もぉ‥‥‥さっさと帰ってくれよぉ‥‥‥。」
ボクは嘆く良樹に気づかれないようにおばさんの身体をじっと見つめた。
剥き出しの膝と指先まで、胸の上から腕‥‥‥。あんまりおばさんの足とかって見たこと無いので、それだけでも色気を感じる。
それに、あのタオルの下は素っ裸なんだと思うと‥‥‥。
良樹は身体が汚いと言うよりも、ボクに母親のそんな姿を見られるのが恥ずかしいんだろう、ずっとそわそわしてる。
そりゃぁそうだろうなぁ‥‥‥、ママの入浴シーンなんて友達に見られたらなぁ‥‥‥。
それからおばさんはゆっくりした仕草で湯に浸かり、そのまま目を瞑ってじっとしてしまった。
「‥‥‥もーーーっ!早くぅ‥‥‥!」
こっちが帰ろうって言えばいいのに。
でも、良樹もこのまま裸を見ずに帰るのは納得いかないんだろう。それはボクも一緒だ。
「‥‥‥長いね。」
「‥‥‥うん。ホントあのばばぁ‥‥‥。」
良樹の顔を見ると、真っ赤になってる。
ボクは申し訳なく思いながらも、おばさんの姿をずっと気にしながら見てた。
その時‥‥‥。
「‥‥‥あっ、やっと上がった。」
「え?でも‥‥‥なんだかおかしくない?」
ボクが異変に気づくのと同じくらいに、おばさんはふらふらっとお湯の中に崩れ落ちてしまった。
「あっ!!」
二人が叫ぶと、でもすぐに立ち上がるおばさん。
ど、どうしたんだろう、気分が悪いのかな?
ボクはおばさんの様子が気になりつつ、お湯に浸かったせいで浮き上がったおばさんの身体のラインに興奮してしまった。
‥‥‥や、やっぱりおばさんっても女だ‥‥‥!
「も、もぅ、なにしてんだろ‥‥‥!」
良樹はおばさんの様子が心配なのか、それとも恥ずかしいのか、一段とそわそわして中を窺ってる。
二人が見守る中、おばさんはお湯から出ると、ゆっくりと歩き出した。
でも、なんか頭を押さえたりしてる。もしかして、のぼせたのかな‥‥‥?
「あっ‥‥‥倒れたっ!!」
「大変っ!!」
ボクはすぐに飛び出そうとした。
女湯だぞって思ったけど、なんだか変な倒れ方だったから!
でも、良樹が手を掴んで行かせなかった。
「ほっとけばいいよ、恥ずかしいって‥‥‥!」
「で、でもさぁ‥‥‥!」
今ここにはボクたち以外誰もいない。
「一応様子を見るだけ‥‥‥な?もし病気とかだったらヤバイじゃん!」
「う、うん‥‥‥でも。」
ボクはまだ躊躇してる良樹をほっといて、隙間を抜けておばさんのそばへ寄った。
近くで見ると、一段と大人の迫力を感じるおばさんの身体。
うわっ、たまんない‥‥‥。触ってみたいっ‥‥‥!!
ボクはつい手を伸ばしそうになってしまい、ついてきた良樹に気づいてあわてて手をどけた。
「ど、どう?」
「う、うん‥‥‥。気絶してるみたい。なんか熱いのかな‥‥‥。」
そう答えながら、ボクはおばさんの剥き出しになった膝とかをじっと見つめていた。
うわぁ‥‥‥足に毛が全然生えてないよ‥‥‥。大人っていったら『毛が生えてる』ってイメージがあるんだけど‥‥‥。
「ねぇ。多分のぼせたんだよ。‥‥‥ほっとこ?誰かが来たらヤバイって‥‥‥。」
良樹はタオルを巻いただけのおばさんの身体を見られるのがよほど恥ずかしいのか、ボクの肩を掴んで引っ張ってくる。
「そ、そうだね。分かんないけど、多分大丈夫みたいだし‥‥‥。」
しかし、ボクは改めておばさんの身体を見た。
水分を吸った肩までの髪が縮こまって、いつもフワッとした髪のおばさんじゃないように思える。
タオルはもうぴっちり身体に張り付いてて、うわわわ、ち、乳首なんか浮いてるっ。
「啓、早くっ‥‥‥!」
「‥‥‥‥‥‥。チャンスなんだけどなぁ。」
思わず口走ってしまい、ボクはあわてて口をつぐんだ。
しまった!勝手に口が‥‥‥!
「‥‥‥チャンス?」
「い、いや‥‥‥。」
裸を見る絶好のチャンス。そういう意味だ。
「‥‥‥おばさん気失ってるみたいだし、裸見れるんだけどな‥‥‥。」
そこまで言ってしまい、またボクは口をつぐんだ。
ヤバイ‥‥‥。母親をそんな風に扱うなんて、良樹‥‥‥怒った?怒るよな‥‥‥。
「‥‥‥‥‥‥。」
良樹をおずおずと見ると、顔を真っ赤にしてボクを見てる。
「ご、ごめん、うそうそっ!おばさんの裸なんて見れないよっ!」
そう言い訳したけど、それが余計に良樹を傷つけてしまわないか心配だった。
ボクは気まずくなっておばさんから離れようとする。
「‥‥‥‥‥‥ママのマ○コ見るなんて‥‥‥‥‥‥。」
そりゃそうだ。
そんなのシャレにならなすぎるよな‥‥‥。
「う、うん。ごめん。さ、誰か来る前に行こ。きっとすぐ誰か来るよ‥‥‥。」
「な、なぁ啓。ばばぁでもさ、マ○コは一緒なのかな。」
「えっ?‥‥‥そりゃあ一緒だと、思うけど‥‥‥。マ○コ自体見たことないし‥‥‥。」
「み、見てみようか。」
「えっっ!!?」
「とにかく‥‥‥マ○コ見てみたいし‥‥‥。」
「で、でも、おばさんの‥‥‥。」
「うん‥‥‥。気持ち悪いけど‥‥‥。どんなのか判ればなって。一緒に‥‥‥見てみようか?」
そう言って良樹はボクの顔を上目づかいに見た。
‥‥‥い、いいの?ホントにいいの!?
ボクがもちろんOKを言うと、良樹はまた悪いなっ、て感じで恥ずかしそうに笑った。
ボクたちはとにかくおばさんを誰も居ないところへ運ぶ事にした。
決めたのは、木の壁を外に出た所にあった土の上。
近くにある屋根のせいかそこには雪も積もって無く、温泉の屋根から漏れてくる灯りで暗くもない。
‥‥‥誰にも見られそうにもないし。
ボクと良樹はそこに持ってきた荷物を敷き詰め、緊張しておかしいくらいに震えるのを我慢しておばさんを運んだ。
そして、仰向けに寝かせる。
「‥‥‥よ、良樹。ホ、ホントに見んの‥‥‥?」
「う、うん。そ、そりゃあ‥‥‥。」
目の前に横たわる、どこからどう見ても大人の身体。
それも母親の‥‥‥。
バレたらタダじゃすまない、ボクのママとかにも言われて、生きていけなくなる‥‥‥。
でも、マ○コは見てみたい!
「じゃ、じゃあ早く‥‥‥。」
ボクは良樹を急かせるように言い、すぐそばで見守った。
良樹はいきなり足を開こうとしたが思いとどまり、一度ボクの顔を窺って胸に手を伸ばした。
ゆっくりとタオルを解いていく‥‥‥。そして横へ捲ると‥‥‥。
「‥‥‥‥‥‥!」
「‥‥‥‥‥‥!」
露わになったおばさんのおっぱいを見て、ボクは心臓が飛び出しそうになった。
ちょっとざらついた感じの乳首に、こげ茶の色合い‥‥‥。それが結構大きいふくらみの中心にあって、まさにおっぱい‥‥‥!
あぁ、触ってみたい、揉んでみたいっ‥‥‥!!
しかしそんなこと良樹の前では無理で、ボクは必死に股間を押さえながら堪えた。
良樹の方は最初はじっと見てたけど、やっぱり自分の母親のなので恥ずかしいのか、しきりに目をそらしていた。
‥‥‥そこらへん難しいよなぁ‥‥‥。
「じゃ、じゃあ‥‥‥。」
「う、うん。」
良樹が下の方に手を伸ばし、タオルを捲ろうとした。
ボクはとうとう来たこの瞬間に、もう頭に血が上って何がなんだか判らなくなりそうだった。
おばさん‥‥‥でも女‥‥‥おっぱい‥‥‥間違いない、マ○コがある‥‥‥!!
良樹はまず上に重なったタオルを捲る。
その手が震えてるのは、ボーッとした頭でもよく分かった。
そして上に乗ったもう片側も捲ると‥‥‥ボクたちにはあまりにも強烈な、生えきった毛が目に飛び込んできた!
「わっ‥‥‥!!」
つい叫んでしまうのを必死に抑える。
良樹は必死に何かに堪えるように、唇を咬んでるみたいだった。
「マ、マ○コ?」
ボクはあまりに興奮して良樹に尋ねてしまった。
この毛の下に、このV字の場所に、よくマンガなんかで見る真っ直ぐのアレがあるんだ‥‥‥!?
ボクと良樹はしばらく固まり、そして頷きあって、足のそばへ移動した。
とうとう秘密が‥‥‥。おばさんのだけど、ボクたちにとっては女全ての秘密が‥‥‥!!
良樹が足首を掴んだ。
よく見ると目を瞑ったまま、だんだんとおばさんの足を開いていく‥‥‥。
「わぁ‥‥‥うわぁ‥‥‥‥‥‥!!」
そうして足を開ききり現れたそこは‥‥‥。
とてもマンガで見るような細い線ではなく、肉が複雑に入り組んだ、とても不可思議な構造だった。
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
‥‥‥こんな‥‥‥だったんだ‥‥‥。
ボクたちはしばらく口をきけず、黙ったままおばさんのそこを眺めた。
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥‥マ○コ‥‥‥。」
ボクがつぶやくと、良樹はハッとして驚き、すぐに握っていた手をどけた。
そして、泣きそうな目でボクやおばさんの身体を何度も見つめかえした。
‥‥‥多分、すごい恥ずかしいもん見た、見られたって後悔してるんじゃないかな‥‥‥。
でも、それも分かる。
ボクたちにとってそこは、それくらいインパクトのある構造だもん‥‥‥。
興奮しないってわけじゃないけど‥‥‥。いいや、むちゃくちゃ興奮するんだけど‥‥‥。
ボクは良樹が手を離してもずっとその部分を見続けた。
そことはかけ離れた白さの太股や、おへそからつたわる男とは違ったなだらかなお腹のラインも含めて。
生まれてここまで女を意識させられたことなんて無かった。
なんでチ○ポって立つんだろう。それをここで実践したい、してみたいっ!!!
「あぁ‥‥‥。」
どこかで呻くような声がした。
良樹が呻いてるんだ。母親のそこを見てしまって弱気になってるんだろう‥‥‥。
ボクはチラッと良樹の方に視線を移した。
「‥‥‥‥‥‥?」
なんか震えてる。
口をパクパクさせて。
「どうし‥‥‥ひぃっ!!」
見ると、おばさんが気づいたのか、身体を揺すり始めてるっ!!
マ、マズイッ!!
ボクたちはあわてて逃げようとした。とにかくこの場から姿を消さないと‥‥‥!!
「ん‥‥‥‥‥‥。あれっ?‥‥‥あ、ちょっと、待ちなさい!」
その声に観念して立ち止まるボクと良樹。
これで全てが終わったと思った。
「‥‥‥まったくっ!!どういうことなの!?ママをこんな所に連れだしてっ!!」
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「おまけに裸にまでしてるっ!説明しなさいっ!!」
やっぱり‥‥‥おばさんは死ぬほど怒った。
そりゃ当たり前だけど‥‥‥。これをうちの親に言われて‥‥‥ああ‥‥‥。
でも、おばさんはすぐに身体を隠そうとはしなかった。
別に裸を見られたこと自体は何とも思ってないらしい。しかし‥‥‥。
「良樹っ!!」
「‥‥‥‥‥‥。」
「ほら、ポケットから手を出しなさい‥‥‥。これはどういうこと!?」
「‥‥‥‥‥‥。」
「ママにそんな意地悪したかったのっ!?」
良樹は下を向いたまま、何も答えなかった。
「啓くんっ!!!」
「はいぃっっ!!」
「おばさんにこんなイタズラしてっ!お母さんに言うからねっ!!」
「‥‥‥はぃぃ‥‥‥。」
ボクは一気に萎んでいった。
チ○ポはまだ全開だけど‥‥‥。気づかれたらお終いだけど‥‥‥。
でも、さっきマ○コまで見た人に怒られるのって、なんだかとても不思議で興奮する。
「‥‥‥なにがおかしいの‥‥‥?」
「な、なんでも!」
おばさんはふぅっと大きなため息をつき‥‥‥。
「‥‥‥ねぇ、二人ともさあ。どうしてこんな事したの?言ってみなさいよ。じゃないと本当に許さないわよ。」
ボクと良樹は顔を見合わせ、そして全てを話すことにした。
こんな事になって言い訳しても通るわけがないし、それに、正直に言わないと本当に全てが終わる気がしたから‥‥‥。
女風呂を覗こうとしたこと、そしたらみんなタオルを巻いてたこと、おばさんが倒れたこと‥‥‥。
おばさんのあそこを見ようって相談したとこは怒らせないよう説明するのに苦労したけど、その間、おばさんはじっとボクたちの話を黙って聞いてくれた。
「‥‥‥そう。」
「‥‥‥ごめんなさい。」
ボクは素直に謝ったけど、良樹は黙ったままだった。
やっぱり親子なのにこんな事しちゃったから、ボクよりもずっと重大さが違うんだろう。
「‥‥‥それならそうと言ってくれればよかったのに。」
そりゃそうだよね、母親のマ○コ見ただなんて、そんな‥‥‥‥‥‥ん?
「そりゃ男の子だもん、女の身体に興味を持つのは当たり前よ。‥‥‥そんな興味だったらわたし、悪いだなんて言わないわよ?」
ボクと良樹は唖然としてお互いの顔を見た。
「女と男の身体が違うってのにはちゃんと意味があること。それは見て分かったでしょ?」
そう言ってくすっと笑うおばさん。
もしかして‥‥‥許、して、くれるの!?
「だってわたし大人じゃない。」
「でも‥‥‥。」
「別に子供たちに裸見られたって何とも思わないわ。」
なんともなく言うおばさんに、ボクはジャンプして喜びそうになった。
‥‥‥さ、最高だよ、おばさんっ!!
「そうよね、もう中学二年だもんね‥‥‥。ふふ、それならね、二人とも。」
おばさんはボクたちの顔から股間に目を移した。
ボクも良樹もそこが立ってるのを知られてしまうようで、一気に緊張する。
「せっかくわたしの身体見たんだし、今日もう経験してみるっ、てのはどうかしら。」
「‥‥‥ぅえーーーーっ!?」
「もぉ、なによ、その悲鳴は。いいじゃない、別に私が相手でも。」
「い、いや‥‥‥。」
口を開けたままのボクら‥‥‥特に呆然とした良樹におばさんは続けた。
「ほら、変な女の人と経験するよりも、知ってる人だったら安心できるでしょ。‥‥‥ね、良樹。‥‥‥ね、啓くん。」
ボクはあまりにも訳の分からない展開に、おばさんが言っている事が良く理解できなかった。
経験‥‥‥?って事は‥‥‥セックスぅ!?
「な、何言ってんだよっ!ママっ!!」
良樹が真っ赤な顔をして怒鳴る。
「でも、興味はあるんでしょ。だったらいいじゃない。早いうちにしときなさいよ。」
「も、もぉっ、バカっ‥‥‥!!」
いつもと全く変わらないおばさんの口ぶりに、良樹はさらに顔を赤くして黙った。
「啓くんは?ねぇ、啓くんもおばさんで経験しときなさいって。大丈夫、簡単にさせてあげるから。」
そりゃあ大歓迎だけど!
ボクは良樹を見た。
良樹の目を潤んでて、今にも泣き出しそうだった。
「ね、決まりね。じゃあ部屋に戻って‥‥‥。うぅん、もうここでしましょうよ。」
「マ、ママっ‥‥‥!!」
「もぅ、良樹は黙ってなさい!ママの言うこと聞いてればいいのっ!」
なんかかなり強引なんだけど‥‥‥。
「ね、簡単なのよ。チンチンをここに入れればいいってだけ。そしたら合体よ。」
おばさんに強引に服を脱がされ、ボクたちも雪の中で素っ裸になった。
そうすると、どうしてもお互いのチ○ポが気になる。‥‥‥フム、なんだか勝った気分。
「そう、二人とももう剥けそうなのね。じゃあ心配ないわ。」
ホントに出来るんだろうか、ホントにしてしまっていいんだろうか。
ボクはともかく、良樹はなぁ‥‥‥。
「さぁ、じゃあ二人ともおいで。説明してあげるから。」
ボクは素直に足を広げたおばさんのそばに寄ったけど、良樹はなかなか来ようとはしなかった。
「‥‥‥ほら、中はこうなってるの。‥‥‥良樹、ちゃんと見てるの?」
銀世界の中に広がる、ピンク色の世界。
さっき見た時にこんな中身があるだなんて思わなかった。なんだか、イタい色だ‥‥‥。
「それでここに穴があるの分かるでしょ。ここが、男の人の入り口なの。」
おばさんは小さな子に物事を教えるような口ぶりで、また大きく足を開いた。
こ、こんな小さい穴がそうなのか‥‥‥。
ボクは顔を近づけてそこを見た。良樹もやはり気になるのか、同じように顔を近づけてその穴を観察した。
「男の子にとっては変な感じでしょ。でも、女はみんなこうなってるのよ。」
「‥‥‥ふ、ふん。オバンのだから汚いくせに‥‥‥。」
「な、何言うの良樹!」
足を広げながらも怒るおばさんを見て、ボクは心配になった。
良樹‥‥‥あんまりおばさん怒らせて台無しにしないでくれ‥‥‥!ボク、おばさんとセックスしたいんだ!
「じゃあ‥‥‥おっぱいも触ってみましょ。さぁ、良樹から。」
しばらくそこを見せてもらった後、おばさんは立ち上がって胸を前に突きだした。
ぶるぶると垂れ下がるおっぱい。
だけど、やっぱり良樹は手を伸ばそうとしない。
「‥‥‥もぉ!ほら、柔らかいでしょっ!」
無理矢理に良樹の手を掴み自分の胸を揉ませる。
良樹はおばさんから目をそらしながら、ボクを見て顔をしかめた。
う~~ん。やっぱやりにくいよな‥‥‥。
「ほらっ、もっとしっかりしなさいって!‥‥‥じゃあ次は啓くん。」
ボクは堂々と手を伸ばしていく。
「そう、そう。もうちょっと力込めてみて。」
この世の物とは思えないような柔らかさ‥‥‥。ああ、気持ちいい‥‥‥。
「ふふ。啓くんは素直でいいわぁ。‥‥‥そうね、セックス。啓くんからにするわ。」
「えぇっ!?」
「良樹は後。」
「そ、そんな‥‥‥!良樹っ!?」
「ボ、ボクはいい!ママとなんてしないっ!」
「何言ってんの。するのっ!」
ぶつぶつと何か言ってる良樹をじっと睨み付けて、おばさんはボクに向き直った。
「それじゃあ、しましょうね。」
ホントに?
ホントにこんな外で?
ホントに良樹の前で!?
「い、いいの?」
ボクはおばさんと良樹に同時に尋ねた。
そりゃチ○ポは隠しようがないくらい立ってる。けど‥‥‥。
「もぉ、そんな弱気にならないの。大丈夫だから!」
良樹はボクから目をそらして、何も言ってくれなかった。
「でもおばさん‥‥‥。入れた後、どうすればいいの?」
「うん、それから身体動かして気持ちよくするのよ。出したり入れたり‥‥‥。」
「そ、そうじゃなくって、その‥‥‥。」
「ん?‥‥‥ああ、もし出したくなったらそのまま出せばいいわ。」
「そ、そのままっ?」
ボクは驚いて良樹の顔を見た。
それは、この前見た保健体育のビデオでは‥‥‥!!
「子供たちのを受け入れられないなんてそんな訳にはいかないわ。わたし大人なのに。」
そう言うおばさんはとても毅然として見えた。
「で、でも‥‥‥。」
「‥‥‥ふん。どうせもう生理とか止まってるんだろ‥‥‥。」
こ、こら、良樹っ!
どうするんだおばさんが本気で怒ったらっ!!
「そんなこと無いわよ!‥‥‥大丈夫、気にしないでそのまま出しなさいね。」
はっきりとそう言われ、ボクは大人しく従うことにした。
分からないけど、大人と子供のじゃ結びつかないのかも‥‥‥。まぁ、おばさんに任せればいいし‥‥‥。
良樹を見るとやっぱり動揺してるようで、しきりにボクのチ○ポに視線を走らせてた。
「じゃあ啓くん、こっち来て。‥‥‥最初はね、後ろからの方がしやすいと思うのよ。」
おばさんはボクが近寄ると目の前で背中を向けた。
ボクのチ○ポのすぐ前にあるでっかいケツ‥‥‥。こっ、こっちから‥‥‥?
そしてゆっくりと腰を曲げ、ひざまずき、敷き詰めたタオルの上に手をついていく。なんだか逆向きに土下座されたようで気がひけた。
「‥‥‥見て、啓くん。」
ハッとして下を向くと、そこには大きすぎるケツと、開ききったおばさんの全てがあった。
マ○コはもちろんだけど、皺がいっぱいのお尻の穴も丸見えで開いてる‥‥‥。
「このまま入れるの。‥‥‥分かる?さっき教えてあげたところ。」
ボクはしばらくその褐色のお尻の穴に気を取られ、答えるのが遅れてしまった。
だって‥‥‥こんな恥ずかしいところなのにモロなんだもん‥‥‥。
「だ、だいたい分かる‥‥‥。」
「そう。じゃあいらっしゃい。」
おばさんはこっちを振り返ったままボクを誘った。
ボクは隣にいる良樹を見る。顔はそむけているのに目はじっとこっち‥‥‥合体するところを見てた。
「ご、ごめん、良樹。」
ボクがそう言うと、良樹は下を向いて少しうなずいた。
ゆっくりと身体を近づけていく‥‥‥。
上に反ったチ○ポをそっと握って、おばさんの股に突っ込んでいくように。
そして、触れた。
「‥‥‥啓くん、そこじゃないのよ。」
と思ったら亀頭が触れたのは肛門だった。
ボクはものすごく恥ずかしくなり、一度身体を離した。
「ほら、間違えないでね。」
おばさんがもっと足を開いてくれ、もう一度チャレンジ。
ああ、もうちょっとだ、もうちょっとで初体験を‥‥‥!!!
でも可哀想だよな、女の人は。この体勢になったらお尻の穴まで見られちゃうんだから。
「‥‥‥あん!‥‥‥啓くん、そこは違うのよっ。」
ま、また!
左右は分かるんだけど、どうも上下にあわせづらくて‥‥‥!!
でもチ○ポを下に動かそうとすると、なぜか肛門をえぐってしまう感じになる。
「‥‥‥うぅん、もう‥‥‥。いいわ、そっちがいいんならそっちでも。」
そ、そんな‥‥‥。怒った?
そんな場所に何度も注意が集まっておばさんは怒ったのか、正面に顔を向けてしまった。
「ご、ごめんっ!」
「いいのよ、おばさんはそっちでも構わないから。‥‥‥教育上問題かも知れないけど。」
でも、おばさんは本気みたいだ。
ボクは困って良樹を見た。良樹も困った顔をしてる。
‥‥‥そんなぁ、肛門に入れるだなんて!
なんかギャグって言うか、ホモじゃないの、それって!
でもおばさんはそのつもりでお尻を向けてるみたいだし、良樹の視線もある。
ボクはもうおばさんの言うとおりにするしかないと、チ○ポを合わせやすい肛門の穴に当てて、ちょっと突いてみた。
「‥‥‥ん‥‥‥。」
その衝撃に低い声を出すおばさん。
ボクは我慢できなくなり、思いっきりお尻を掴んで腰を前に押し出した。
「んんっ‥‥‥‥‥‥。」
すると、おばさんの声と一緒に穴の輪っかが広がってめり込んでいくチ○ポ。
ほ、ほんとに入るっ、と思うのと同時に、千切れるような締め付けがチ○ポを襲ってきた。
「く、くそっ!」
ボクは気合いを口にしながらまた腰を押す。
それを繰り返してチ○ポが全部埋まると、なんかおばさんに勝ったような、すごい達成感を感じた。
「‥‥‥はぁ、はぁ‥‥‥。」
きつい締め付けに堪えながら、しばらく息を整える。
下を見るともう完全にボクのチ○ポは見えなくなってて、茶色い肉の中にはまり込んでいた。
うわっ、ホントに入るんだ‥‥‥。ちゃんと繋がってる‥‥‥。
人間って凄いや!それも相手はおばさんだよっ!?
「す、すごい‥‥‥。」
ボクはそうつぶやいてちょっと腰を引いてみた。
すると、入れる時ほどきつくもなく出てくるチ○ポ。
ボクは本能が騒ぐのを感じ、おばさんの腰を掴んでチ○ポを出し入れし始めた。
き、きついっ!きついけど‥‥‥めちゃくちゃ気持ちいいっ!!
ボクとおばさんの横に立つ良樹は、ボクたちが繋がってるのを複雑な表情でじっと見てた。
ごめん、おばさんのお尻の穴ちょっと借りてるけど‥‥‥!
おばさんは我慢してるのか、低い呻きを漏らすくらいで全然声は出さない。大人だから必死で我慢してるんだろうか。
「‥‥‥あっ、出る出る出るっ!!」
その時、抑えきれない快感がチ○ポから押し寄せてきて、ボクは止める暇もなくおばさんの中へ出し始めた。
根本のきつい締め付けと、先端のものすごい開放感‥‥‥。
なんだかボクは気持ちよいおしっこをしてるようで、まるで眠りにつくように意識が遠くなるのを感じた。
それからどれくらい経ったんだろう。
ボクが涎を垂らしながら起きると、おばさんはいつの間にかタオルを巻いていて、良樹も服を着てた。
「大丈夫?啓くん‥‥‥。いきなり被さって寝ちゃうから‥‥‥。」
おばさんがボクのそばに寄ってきて顔色なんかを窺う。
‥‥‥あれ、なんだ。いつの間にかボクも服着てるぞ。
「どう、なんともない。」
「うん‥‥‥ごめん。」
気持ちよすぎて寝ちゃったのか‥‥‥。入れちゃったまま。
「そう、良かった。おばさん、あまりにも刺激与えすぎたかなって思ったから‥‥‥。それとか、千切っちゃったかな、なんて。」
「う、うん。そんなことないよ。」
「じゃあ立って。‥‥‥さあふたりとも。こんなに長い間外にいたから寒いでしょ。早く男湯に行って温泉入ってきなさい。」
「‥‥‥うん。」
「はーい。」
「あっ、ちょっと待って?襟は‥‥‥そっか、大丈夫ね。」
「ねぇ良樹ー。あれからどうなったの?やったんだろー?」
男湯への雪道。
ボクはさっきからずっと気になってたことを良樹に聞いてみた。親子の問題だから聞き難かったんだけど‥‥‥。
「う、う~ん‥‥‥。」
‥‥‥ボクの予想だと、二人はやった。
だってあのおばさんの性格なら、やらせずに終わるわけがないもん。
絶対に無理矢理にでも経験させてるはずだ。それよりもボクが気になるのは‥‥‥。
「‥‥‥ケツ?それとも、マ○コ?」
すると、良樹は顔を真っ赤にして答えた。
「‥‥‥マ○コ。」
「あぁーーっ、いいなぁ‥‥‥。」
「啓こそ‥‥‥。」
「で、出した?」
「うん‥‥‥。出さなきゃダメって言うんだもん‥‥‥。」
「うわぁっ‥‥‥子作りだぁっ‥‥‥。」
「な、なんだよっ!!‥‥‥啓だっていっぱい出してたじゃんか‥‥‥。」
どこかジェラシーを込めて言う良樹を、ボクは大声で笑った。
なんか良樹がしっかりしてない理由が分かった気がする。
おばさんがいつもあんなにおせっかいだから、自分で行動する必要がないんだよね。
セックスだっておせっかいで経験させてもらったし。
「‥‥‥いいおばさんだよね。」
「どこがっ!!」
そりゃあ実の子どもの良樹にとってはそうだろうけど。
「絶対最高だって!」
ボクは深い雪の中を飛び回って跳ねた。
良樹はそんなボクを見て、深いため息をつく。
あのおばさんなら、またボクが頼んだらやらせてくれるに違いない。
だって、まだマ○コは経験してないんだもん。
それに、ボクと良樹に出されたのに、まだボクの襟とかを心配してたし‥‥‥ね。
ふふ、きっと任せっきりで何でもしてくれるぞ。
チ○ポ舐めてもらって、いっぱい見せてもらって‥‥‥そいで、熱い精子出させてもらうんだっ!
そしたら、この柔らかい雪みたいに、おばさんのお腹の中も溶けちゃったりしてっ!
「ふふっ、はははっ!!」
「待ってよ、啓‥‥‥!!」
END
「はい、よろしくお願いします。‥‥‥ちょっと、啓!迷惑かけんじゃないわよ!」
「‥‥‥わかってるよ。」
「さぁ、ドア閉めて‥‥‥鍵もよ。行くからね。」
ボクと同級生の良樹は冬休み、一緒に旅行をしようと計画した。
どこがいいか考えて、決めたのはスノボー!
すぐ近く‥‥‥でもないけど、割と近くに結構知られた温泉街があって、そこにはスキー場とかもある。
そこへ日帰りでもいいから行こうと約束してたんだ。
そうして12月も終わりのその日。
なぜか二人だけの旅行はお互いの親に知られてて、大反対されて、結局付き添いで良樹のおばさんがついてくるって事で収まった。
‥‥‥。
まぁしょうがない。
やっぱりまだ二人だけで遠くへなんか行かせてもらえないだろうし。それは判ってたし。
「‥‥‥あ~あ、せっかくボクらだけだと思ってたのになぁ。啓がゆーから‥‥‥。」
「‥‥‥ごめん。」
「ふたりとも、シートベルトは締めた?‥‥‥もぉ、良樹!ちゃんと締めなさいっ!」
「わ、わかったよ。‥‥‥後ろなのに。」
良樹には悪いことした。
ボクがうっかり口を滑らせなければおばさんついてこなかったのに。
でも最近気づいたんだけど、どうもボクって口が軽いのかな?なんかすぐ口に出してしまうとこがある。
「‥‥‥はぁ~あ。楽しくないなぁ。」
「そ、そんなこと無いって。お金だって親が出してくれたし、一泊できるじゃん。」
「だけど、ママが一緒だとなぁ‥‥‥。とにかくうるせーんだもん‥‥‥。」
「なに?なにって!?‥‥‥中学生二人だけでスキーなんて行ける訳無いじゃない!!‥‥‥まったく。まだ子供のくせに‥‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
とにかく、せっかくの旅行なんだし楽しもう。ほら、もう雪山だって見えてきた!
旅館へ着くと同時にボクと良樹はすぐにウェアに着替えた。
ちょっと前に買ったヤツだけどまだ着れる、お気に入りのウェアだ。
ボードは貸してくれるらしいから、いくら泊まることになったって言っても時間がないし、早速‥‥‥!
「ちょ、ちょっと待ちなさいー!‥‥‥ほらっ!ちゃんと着てないでしょっ。良樹っ、シャツ出てるっ!啓くんも襟っ!」
三人はひとつの部屋に泊まることにしている。
スキーウェアの襟‥‥‥?なんか関係あるのかな?
「もぉ、風邪ひくっ!」
おばさんはいそいそとボクたちのそばへ寄ってきて、二人の服を直し始めた。
「あ‥‥‥あの‥‥‥。」
良樹はママだからいいんだろうけど、ボクはよその子だし、そんなことをされると照れてしまう。
「‥‥‥もぉ、ちゃんとしないと転んだりしちゃ危ないでしょ?」
「う、うん‥‥‥。」
ボクより背が高いので、ちょっと腰を屈めて襟を整えてくれてるおばさん。
う‥‥‥。なんか目の前に顔があってすんげー緊張する‥‥‥。
‥‥‥そういえば、小さい頃もこうやっておばさんに服直してもらってたっけ。
しばらくして服を直し終わると、おばさんはスキー場に出るボクたちに散々気をつけるよう注意した。
「‥‥‥いーい?絶対人のいる所じゃ滑っちゃダメよっ?寒くなったら早く帰ってきなさいね!」
「は~い‥‥‥。」
「は~い‥‥‥。じゃあ行って来まーす。」
「‥‥‥あっ、ちょっと待って。やっぱりママも行くわ。」
「もぅ!いいよっ!啓、早く行こっ!」
「う、うん‥‥‥。」
不安げに見つめるおばさんを残して、ボクたちは受付前のロビーに降りてきた。
やっぱりというか、割と他のお客さんもいるみたいで、けっこうザワザワしてる。
「わっ‥‥‥。なぁ良樹。あっこあっこ、スゲェ美人な人いるよ。」
「‥‥‥はぁ。やっぱり二人だけで来るんだった。あんな親がいちゃ、全然楽しくない‥‥‥。」
「そ、そんなことないって。ちょっと心配性なだけじゃん。」
「でもすっげーガキ扱いだろ?もぅいい加減にしてほしいよ。」
「‥‥‥家でもあんなの?」
「うん。」
そっか。
そういえば昔からそうだった気がするなぁ‥‥‥。
うちも結構似たようなとこあるけど。
「まっ、とにかく行こうよ。スノボ。スノボーーーーッ!」
「‥‥‥そうだね。」
「それに、さ。ほら、夜‥‥‥泊まるからアレも出来るようになったんだから!」
「そ、そっか、そうだよな。よしっ、行こうっ!」
そうしてボクたちは旅館を駆けだしていった。
この旅館の周りも雪だらけ。近くにある店でボードを借りて、銀世界に目がチカチカして痛くなる中を全身の筋肉が痛くなるほど滑りまくった。
「ははっ。痛って、痛って。」
「啓、よくこけたなぁ。」
二人が腰を押さえながら旅館へ帰ってくると、ちょうど夕食前だからか、かなりの数の人がロビーを占領していた。
「とりあえず着替えてこ。それから‥‥‥。」
「それから‥‥‥。」
「それから‥‥‥?」
「それから‥‥‥?へへへへへ。偵察!」
旅行に来る前の会話を思い出す。
「なぁ、あそこの温泉って混浴かな?」
「さぁ‥‥‥。そうだったら最高だけど!」
「冬休みだし、結構お姉さんたちもいっぱい居たりしてさ‥‥‥。」
「そ、そんなことになったらどうする?お願いする?」
「してみようか。やらせてって。」
「はは、冗談!‥‥‥ママがついてくるし。」
「‥‥‥でもさ。覗きとかだったらいいんじゃ?」
「風呂を?」
「そう。裸見れるかもよ。」
「‥‥‥そ、そうだね。」
「それにさ、バレたって別に大したことにはならないと思うよ‥‥‥。おばさんにメチャ怒られるけど‥‥‥。」
「バ、バレないようにすれば‥‥‥。」
「エヘへへへへ‥‥‥。」
「啓、よだれよだれ。」
「あ?あ、ああ‥‥‥。」
二人は階段を上がり、自分たちの部屋へ戻った。
良樹のおばさんは当然そこに居るもんだと思ったんだけど、部屋には誰もいなかった。
「どこいったんだろ。‥‥‥ま、いいか。さぁ、啓。行こう!」
「ん‥‥‥ちょっと待って。絆創膏張ってくから‥‥‥。」
「そっか。それじゃあボク、先行っとくよ。とりあえず旅館の周りがどんな感じか見てくる。」
「うん。じゃあまたロビーで。」
良樹は嬉しそうにドアを出ていった。
ボクも大急ぎで行きたいんだけど、この脛を擦りむいたのが痛くて痛くて‥‥‥。
あっ、やっぱり血が出てる。
え~っと、絆創膏、絆創膏は‥‥‥。
ボクは持ってきたバックを漁った。たしか昔絆創膏とか入れてたはず‥‥‥。
「‥‥‥ない。」
どうしようかと一瞬悩んだんだけど、誰もいないことだしと思って良樹のバッグも漁ってみた。
‥‥‥ない。
となると‥‥‥。
「おばさんのはヤバイ気がするけどなぁ‥‥‥。」
ボクは一応ドアの外の気配とかを確認してから、おばさんのボストンバッグを開いてみた。
とても綺麗に整頓してある荷物類。
崩さないように気をつけないと‥‥‥。一応女の人のだし、バレちゃったらマズすぎる。
ボクは慎重に荷物類を調べた。
「‥‥‥やっぱりここには入ってないかな。横のポケットとかに‥‥‥。あ‥‥‥。」
そのとき目に付いた、白い生地の衣服。
ボクは絶対いけないと思いつつ、しかしなぜか見てみたい誘惑に駆られてそれを手に取ってみた。
「パ、パンツだ‥‥‥。」
やはりそれは‥‥‥どこからどうみてもパンツだった。
‥‥‥ヤ、ヤバイ、これは絶対にヤバイ!
ボクは絶対に見てはならない物を見た気持ちになり、即、元の場所に戻そうとした。しかし‥‥‥。
「‥‥‥‥‥‥。」
目が離せない。
あまり角度が無く、ちょっと短パンに似た形のそのパンツの、その部分から目が離せなかった。
‥‥‥ヤ、ヤバイって、おばさんのだぞっ!?
でも目が離せない。
ここに、この部分に女のあそこが包まれてるんだと思うと‥‥‥!!
「‥‥‥!」
その時、どこかで物音が聞こえてボクはあわててバッグの中へ荷物を戻した。
冷や汗を垂らしながらあたりの様子を窺う。
「‥‥‥‥‥‥良かった。誰もいない。」
ボクは大きなため息をつくと同時に冷静になって、自分の行動が恥ずかしくなった。
な、何考えてたんだろう。
よりにもよっておばさんのだなんて‥‥‥。バレたら変態どころじゃすまなくなるし、おばさんのこと女だなんて‥‥‥。
‥‥‥‥‥‥。
ボクは絆創膏の事などもうどうでもよく、荷物を直して部屋を出ていった。
気づかないうちに立ってたチ○ポがなんだか良樹とおばさんに申し訳なかった。
「はぁ‥‥‥。」
ボクはロビーのいすに座って良樹が来るのを待つことにした。
う~ん、やっぱ最近オナニーしてなかったのがマズかったかなぁ‥‥‥。
気分転換に周りに目を向けてみる。
‥‥‥。いるいる、若い女の人がいっぱい。って言っても、僕らよりずっと年上なんだろうけど‥‥‥。
でも、みんなスタイルがよく、厚着の上からでもボクら中学生にはたまらないような体つきしてる。
あそこにいる人もそうだ。
綺麗な髪の色してるし、タイトな長いスカートのケツなんか形がわかるくらい盛り上がって‥‥‥‥‥‥ん?あれって。
「あ、啓くん。」
その時、その人が振り向いてボクの名を呼んだのに驚いた。
「お、おばさん‥‥‥。」
「どうだった?転んだりしなかった?」
おばさんはボクの横に座ると、ボクの身体を心配そうに眺めた。
そんな風に見られると心がざわつく‥‥‥。
「あ。ちょっと顔擦りむいてる‥‥‥。もぉ、気をつけないとダメじゃない。」
おばさんは横からボクの真正面に顔を持ってきて、おでこのあたりをさらさらっと撫でた。
こ、この人の、この人のパンツ、ボク見ちゃったんだ。‥‥‥マ○コがあるとこの‥‥‥。
考えちゃいけないことをまた勝手に考えてしまう。
でも、そうすると、見慣れたはずのおばさんの顔がまったく別の物に見えてきてしまう。
‥‥‥よく見れば‥‥‥おばさん、美人‥‥‥。
ノーメイクでちょっと皺が目立ってるけど、髪だってすっごく綺麗だし、絶対昔は美人だったような。
そこまで考えて、ふと周りの美人なお姉さんたちを思い出すと、おばさんもこんな風だった、と重ねてしまった。
「大丈夫?痛くない?」
「う、うん‥‥‥。」
おばさんはとても心配そうにおでこの傷をさすってくれる。
ボクはとにかくおばさんに早く顔をどけてもらいたくて、身を固くしてじっとしていた。
「ねぇ啓くん。ここの中で知らない人から声かけられても、相手にしたりしちゃダメよ。いい?」
「う、うん‥‥‥。」
「‥‥‥あぁ、なんだか心配ねー。」
おばさんは軽くおでこに息を吹きかけてから、ようやく顔をどけてくれた。
よ、良かった。
これ以上近づけられてると、また立っちゃうところだった。おばさんを目の前で見て立っちゃったらヤバすぎる‥‥‥。
ボクはホッとすると同時に、まだ何か言いたそうなおばさんに気づいて席を立った。
「ちょ、ちょっとお土産買ってくるっ。」
「お土産?明日でいいじゃない。それに、おばさんが買ったげるから。」
「い、いや、ちょ、ちょっと自分で欲しくて。」
ボクはまるで逃げ出すようにおばさんのそばを離れて売店へ向かった。
「‥‥‥え~っと、それ。‥‥‥そう、ポッキーイカキムチ風味デカサイズ。」
「はい、893円。」
「‥‥‥。‥‥‥あの、消費税分負かりませんか。」
「負かりません。」
「はい、じゃあこれで。」
すっと横に立った大きな影に気づくと、いつの間にかおばさんが売店の人にお札を差し出していた。
ボクは何か言おうと思ったんだけど、なんでか横に立つおばさんの顔を見上げてボーッとしてしまった。
ふと気づくと、おばさんがお土産の入った袋をボクに差し出し、手に掛けようとしていた。
「あ、ありがと‥‥‥。」
「うぅん、もぉ、いいのよ。」
しょうがないんだから、と苦笑するおばさん。
‥‥‥心臓がドキドキする。止まらない‥‥‥。
「さ、はやくお部屋に持って行っとかないと。どこか忘れちゃったりするわよ。」
「啓っ!」
「‥‥‥えっ?あ、良樹。」
「あ、良樹。あんたどこ行ってたのよ。」
「ちょ、ちょっとね。‥‥‥け、啓、行かないのか?」
「行くってどこへ行くの。もうご飯でしょ。」
「ちょ、ちょっとさ、な、啓。」
「あ、うん。じゃあ行こうか。」
「もぉ、ちょっと!‥‥‥早く帰ってきなさいよ!あ、啓くん。それ持ってってあげる。」
ボクはまた不安げにボクらを見るおばさんにお土産を預けて、良樹と一緒に旅館を出ていった。
激しく勃起して歩きにくくなってる自分を心の中で謝りながら‥‥‥。
良樹に連れられて雪の中のあぜ道を歩くこと10分。
和風の屋根がある場所が見えてきた。
「ほらっ、あれっ!見てみろよっ!」
興奮を隠せない風にその屋根の場所を指さす良樹。
そこを見てみると、なんだか煙が立っているように見える。‥‥‥あれ、湯気!?
「え、ええっ!?あれ、まさか‥‥‥。」
あまりに周りに何も隠す物がないのに驚いてボクが聞くと、良樹はふっふっと得意げに笑った。
「違うんだ。あっこは男湯。あそこの先に女湯があるんだよ。」
「み、見たの!?」
「‥‥‥うぅん。それは怖くて‥‥‥。でも、さっき旅館の案内図見たから多分合ってると思う!」
ボクは良樹が指さす、男湯の先の方を見てみた。
‥‥‥そちら側には何もあるようには見えない。大きな岩が並び、角度のある丘も遮っている。
でも、だからこそ、そこの向こうにある!ような気がするっ。
「場所は絶対あの向こうに間違いないって。‥‥‥ほら、あっこの岩のさ、あっち側‥‥‥通れそうじゃない?」
「ホントだ‥‥‥。すげー雪つもってるけど、多分行けるよっ!あそこだったらバレないしっ。」
「なっ!」
ボクと良樹は手を取り合って喜んだ。
‥‥‥風呂が覗ける。
‥‥‥女風呂が覗けるっ!!
とっくにおばさんを見て立ってたのは治まってたけど、また立ってくるよっ!
「み、見れるかな、マ○コ‥‥‥。」
「ど、どうだろ、見たいね‥‥‥。」
そんなことを話しつつ、ボクと良樹はジャンプしながら部屋へ戻っていった。
今は早すぎる、まだ明るい。
決行はご飯を食べてからだっ!!
「ほらぁ。おかず落としてるじゃない。‥‥‥こうやって食べるの!」
「もぅ。いいって。」
部屋に運ばれてくる食事をボクたちは三人で囲んで食べた。
やはり、と言うかおばさんの注意はここでも多く、ご飯の食べ方などを特に良樹には細かく指導した。
‥‥‥過保護、って言うか、おせっかいって言うか。
何でいつもこんな風に言われてて、良樹はしっかりしないんだろう?
でもそんな中でも窓から見える薄暗くなった雪景色と、普段家では食べれない豪華な料理はなかなか良い。
「‥‥‥うん、これおいし!」
温泉にでももう入ったのか、ゆったりとした浴衣に着替えたおばさんも満足そうだ。
「なんだよ、自分だって落としてんじゃんか‥‥‥。」
良樹も唇をとんがらせつつ、結構パクパク食べてる。
ボクはバレないように気をつけながら、隣に座るおばさんの顔をチラリと見てみた。
垂れ下がった前髪が横からではおばさんのおでこや目を隠してて、色っぽく見える気がする。輪郭も整ってて‥‥‥。
‥‥‥なんだか大人を感じるなぁ。
その時、正座して背筋を伸ばすおばさんの胸元に目がいった。
「‥‥‥ぶっ!!」
「あら?‥‥‥ほら、もぉ。あわてて食べるからよ。」
「ご、ごめん。」
そこから覗けた、白い肌とふくらみは‥‥‥。
あ、あ、あれ、おっぱい!?
ボクは咳き込みながら良樹の方を見ると、良樹はおばさんに世話されてるボクを悪いな、って顔で見てた。
(おせっかいすぎるママでごめんな‥‥‥。)
ボクはその時、ものすごく良樹に悪いことをした気になり、心の中で何度も謝った。
‥‥‥悪い、良樹。でも、気になってしょうがないんだ‥‥‥。
それからは下を向いたまま黙々と食事を食べ、また食器の片づけ方などであれこれ言われた後、ボクたちは部屋を出ることにした。
もちろん、温泉を覗きに行くつもりだ。
一応おばさんには温泉に入ってくると言い、着替えなどの荷物を持ってドアの前に近づいた。
「‥‥‥待って。あぁ、また襟しまってるじゃない!‥‥‥はい、これでいいわ。」
おばさんにまた襟を直されて、ボクは頭に血が上るのを感じた。
「変な人に声をかけられても相手しちゃダメよ。こら、良樹!ポケットに手入れないの。‥‥‥温泉にはタオル持ってってもいいんだからね!」
‥‥‥おばさんやっぱちょっと過保護すぎだよ。
かまってくれなければこんなに気にすることも無いかも知れないのに‥‥‥。
良樹の方に顔を向けると、ボクがとてもおばさんに困ってると思ったのか、わざとらしく目をそらした。
‥‥‥‥‥‥。
旅館を玄関から出てぐるっと回り込む。
辺りは真っ暗だけど、一度通った道なので別に迷ったりしなかった。
ただ、雪のせいでとても歩きにくい。それにちょっと寒くて‥‥‥もうちょっと厚着してくればよかった。
「まっ、温泉の近くだと暖かいだろうから。」
そう言いながら、ボクと良樹は持ってきた荷物を胸に強く抱きしめながら進んだ。
「‥‥‥大丈夫?行ける?」
男湯の横を通り過ぎて、前をふさぐ岩の横に立ってみる。
誰も通らないところだからか雪はかなり深くて、ちょっと苦戦しそうだった。
「‥‥‥女湯、女湯‥‥‥。」
でも、ボクたちは必死になってそこを進んだ。
ここさえ乗り越えちゃえば裸の世界があるはずなんだ。それを思ったら‥‥‥!
「‥‥‥やった!」
ようやく乗り越えた岩の向こうの世界に、ボクたちは雪にズボズボ足をつっこんで喜んだ!
でも‥‥‥。
「‥‥‥雪ばっかり‥‥‥?」
「えっ?そ、そんな‥‥‥。」
すぐそこにお風呂があるんだろうと思っていたのにそこにはなく、雪の先にあるのは木造の壁‥‥‥。
「も、もしかして、あれの向こうかな‥‥‥。」
「‥‥‥そんなぁ‥‥‥。」
ボクたちはダッシュでその壁に向かって走った。
ちょっとでも隙間がないか、覗ける場所はないか‥‥‥!
こんな寒い中をここまで来たのに、やっぱダメだったじゃイヤだっ!
でも、ぐるっと取り囲む壁を細かく調べてみるけど、結構粗い造りなのに中が見えないっ!
うそ~~~っ!?
「‥‥‥啓、啓っ!こっちこっち!!」
遠くの方から呼びかける良樹の方へ大急ぎで行ってみると、なんか壁の端っこの方を窺ってるのが見えた。
こんな時にだけど、雪の中って声がよく届くんだなぁ‥‥‥。
「どうした!?」
「ほらっ、ここっ‥‥‥!通れるっ!」
ボクは叫びそうになるのを抑えてその壁と岩との間を覗いてみた。
すると‥‥‥。
「‥‥‥ふ、ふ、ふ、風呂だ‥‥‥!」
目の前に広がる、木の壁に囲われた空間。
その広い敷地の真ん中に、ポツンという感じで丸い温泉があるっ!
「だろっ!?ちょっと離れてるけど、ここからでも裸見れるよっ。マ○コは‥‥‥無理かな‥‥‥。」
確かにちょっと離れてる。10メートルくらいあるかな。
でも、中から漏れてくる湯気と熱気は確かにお風呂‥‥‥みーんな裸になるお風呂だ!
「やった、やった!」
「やった、やった!」
「な、なぁ!ここからさ、中にも入れるみたい。入っていかない!?」
「そ、それはヤバイって。」
ボクたちははやる気持ちを抑えながらそこで待つことにした。
いまは誰も入ってない。でも、ちゃんと明かりもついてるし、すぐ誰かが来ることに間違いはないはずなんだ!
「あぁ、早く誰か入ってこないかな‥‥‥。若いお姉さんが‥‥‥。」
「うん。でも‥‥‥寒い‥‥‥。」
後ろを振り向くと光が反射してるのか、銀色に見える雪の世界がずっと先まで広がってる。
ボクはこれなら温泉の中から以外バレる心配はないと安心した。
それから待つこと20分‥‥‥。
「‥‥‥どういうことだよ、良樹っ!!」
「そんなんボクに言われたって知らないよっ!せっかくこんなに寒いの我慢してたのに!」
女の人は何人か入ってきた。
中にはオバサンもいたけど、若い人が多かった。なのに‥‥‥。
「そうだ‥‥‥。おばさん、タオル持ってってOKって言ってたっけ‥‥‥。」
「ふぁ~!凍え死ぬぅ~~~~~っ!」
なんてことか、入ってきた女性は全て胸元から太股を隠すような大きいタオルを巻いていた。
それじゃあ意味がない‥‥‥。全く意味がないっ!
まぁ、そりゃあ裸に近い姿だからちょっとは興奮するけど‥‥‥。
「‥‥‥うぉぉっ、どうしてだっ!風呂なんだからみんな脱げっ!!」
「啓、しっ!‥‥‥また誰か入ってきた!」
ボクたちはまた壁と岩に隠れ、入ってくる人を窺った。
もしかしたら、次に入ってくる人は素っ裸かも知れないんだと期待して‥‥‥。
「ゴクっ‥‥‥。」
「あ‥‥‥なんだ、ママだ‥‥‥。」
通路から一人で歩いてきた女性‥‥‥それは良樹のおばさんだった。
おばさんも他の客と一緒で大きなタオルを身体に巻き付けてる。
「なんだ‥‥‥まだ温泉入ってなかったんだ。‥‥‥げ、ママのなんて汚い‥‥‥見れないよ‥‥‥。」
「‥‥‥はぁ。」
ボクと良樹はお互いため息をついた。
良樹のは分かるけど、ボクの方は‥‥‥おばさんの裸を見られなかったのが悔しかったからだ。
絶対言えないけど‥‥‥。
「もぉ‥‥‥さっさと帰ってくれよぉ‥‥‥。」
ボクは嘆く良樹に気づかれないようにおばさんの身体をじっと見つめた。
剥き出しの膝と指先まで、胸の上から腕‥‥‥。あんまりおばさんの足とかって見たこと無いので、それだけでも色気を感じる。
それに、あのタオルの下は素っ裸なんだと思うと‥‥‥。
良樹は身体が汚いと言うよりも、ボクに母親のそんな姿を見られるのが恥ずかしいんだろう、ずっとそわそわしてる。
そりゃぁそうだろうなぁ‥‥‥、ママの入浴シーンなんて友達に見られたらなぁ‥‥‥。
それからおばさんはゆっくりした仕草で湯に浸かり、そのまま目を瞑ってじっとしてしまった。
「‥‥‥もーーーっ!早くぅ‥‥‥!」
こっちが帰ろうって言えばいいのに。
でも、良樹もこのまま裸を見ずに帰るのは納得いかないんだろう。それはボクも一緒だ。
「‥‥‥長いね。」
「‥‥‥うん。ホントあのばばぁ‥‥‥。」
良樹の顔を見ると、真っ赤になってる。
ボクは申し訳なく思いながらも、おばさんの姿をずっと気にしながら見てた。
その時‥‥‥。
「‥‥‥あっ、やっと上がった。」
「え?でも‥‥‥なんだかおかしくない?」
ボクが異変に気づくのと同じくらいに、おばさんはふらふらっとお湯の中に崩れ落ちてしまった。
「あっ!!」
二人が叫ぶと、でもすぐに立ち上がるおばさん。
ど、どうしたんだろう、気分が悪いのかな?
ボクはおばさんの様子が気になりつつ、お湯に浸かったせいで浮き上がったおばさんの身体のラインに興奮してしまった。
‥‥‥や、やっぱりおばさんっても女だ‥‥‥!
「も、もぅ、なにしてんだろ‥‥‥!」
良樹はおばさんの様子が心配なのか、それとも恥ずかしいのか、一段とそわそわして中を窺ってる。
二人が見守る中、おばさんはお湯から出ると、ゆっくりと歩き出した。
でも、なんか頭を押さえたりしてる。もしかして、のぼせたのかな‥‥‥?
「あっ‥‥‥倒れたっ!!」
「大変っ!!」
ボクはすぐに飛び出そうとした。
女湯だぞって思ったけど、なんだか変な倒れ方だったから!
でも、良樹が手を掴んで行かせなかった。
「ほっとけばいいよ、恥ずかしいって‥‥‥!」
「で、でもさぁ‥‥‥!」
今ここにはボクたち以外誰もいない。
「一応様子を見るだけ‥‥‥な?もし病気とかだったらヤバイじゃん!」
「う、うん‥‥‥でも。」
ボクはまだ躊躇してる良樹をほっといて、隙間を抜けておばさんのそばへ寄った。
近くで見ると、一段と大人の迫力を感じるおばさんの身体。
うわっ、たまんない‥‥‥。触ってみたいっ‥‥‥!!
ボクはつい手を伸ばしそうになってしまい、ついてきた良樹に気づいてあわてて手をどけた。
「ど、どう?」
「う、うん‥‥‥。気絶してるみたい。なんか熱いのかな‥‥‥。」
そう答えながら、ボクはおばさんの剥き出しになった膝とかをじっと見つめていた。
うわぁ‥‥‥足に毛が全然生えてないよ‥‥‥。大人っていったら『毛が生えてる』ってイメージがあるんだけど‥‥‥。
「ねぇ。多分のぼせたんだよ。‥‥‥ほっとこ?誰かが来たらヤバイって‥‥‥。」
良樹はタオルを巻いただけのおばさんの身体を見られるのがよほど恥ずかしいのか、ボクの肩を掴んで引っ張ってくる。
「そ、そうだね。分かんないけど、多分大丈夫みたいだし‥‥‥。」
しかし、ボクは改めておばさんの身体を見た。
水分を吸った肩までの髪が縮こまって、いつもフワッとした髪のおばさんじゃないように思える。
タオルはもうぴっちり身体に張り付いてて、うわわわ、ち、乳首なんか浮いてるっ。
「啓、早くっ‥‥‥!」
「‥‥‥‥‥‥。チャンスなんだけどなぁ。」
思わず口走ってしまい、ボクはあわてて口をつぐんだ。
しまった!勝手に口が‥‥‥!
「‥‥‥チャンス?」
「い、いや‥‥‥。」
裸を見る絶好のチャンス。そういう意味だ。
「‥‥‥おばさん気失ってるみたいだし、裸見れるんだけどな‥‥‥。」
そこまで言ってしまい、またボクは口をつぐんだ。
ヤバイ‥‥‥。母親をそんな風に扱うなんて、良樹‥‥‥怒った?怒るよな‥‥‥。
「‥‥‥‥‥‥。」
良樹をおずおずと見ると、顔を真っ赤にしてボクを見てる。
「ご、ごめん、うそうそっ!おばさんの裸なんて見れないよっ!」
そう言い訳したけど、それが余計に良樹を傷つけてしまわないか心配だった。
ボクは気まずくなっておばさんから離れようとする。
「‥‥‥‥‥‥ママのマ○コ見るなんて‥‥‥‥‥‥。」
そりゃそうだ。
そんなのシャレにならなすぎるよな‥‥‥。
「う、うん。ごめん。さ、誰か来る前に行こ。きっとすぐ誰か来るよ‥‥‥。」
「な、なぁ啓。ばばぁでもさ、マ○コは一緒なのかな。」
「えっ?‥‥‥そりゃあ一緒だと、思うけど‥‥‥。マ○コ自体見たことないし‥‥‥。」
「み、見てみようか。」
「えっっ!!?」
「とにかく‥‥‥マ○コ見てみたいし‥‥‥。」
「で、でも、おばさんの‥‥‥。」
「うん‥‥‥。気持ち悪いけど‥‥‥。どんなのか判ればなって。一緒に‥‥‥見てみようか?」
そう言って良樹はボクの顔を上目づかいに見た。
‥‥‥い、いいの?ホントにいいの!?
ボクがもちろんOKを言うと、良樹はまた悪いなっ、て感じで恥ずかしそうに笑った。
ボクたちはとにかくおばさんを誰も居ないところへ運ぶ事にした。
決めたのは、木の壁を外に出た所にあった土の上。
近くにある屋根のせいかそこには雪も積もって無く、温泉の屋根から漏れてくる灯りで暗くもない。
‥‥‥誰にも見られそうにもないし。
ボクと良樹はそこに持ってきた荷物を敷き詰め、緊張しておかしいくらいに震えるのを我慢しておばさんを運んだ。
そして、仰向けに寝かせる。
「‥‥‥よ、良樹。ホ、ホントに見んの‥‥‥?」
「う、うん。そ、そりゃあ‥‥‥。」
目の前に横たわる、どこからどう見ても大人の身体。
それも母親の‥‥‥。
バレたらタダじゃすまない、ボクのママとかにも言われて、生きていけなくなる‥‥‥。
でも、マ○コは見てみたい!
「じゃ、じゃあ早く‥‥‥。」
ボクは良樹を急かせるように言い、すぐそばで見守った。
良樹はいきなり足を開こうとしたが思いとどまり、一度ボクの顔を窺って胸に手を伸ばした。
ゆっくりとタオルを解いていく‥‥‥。そして横へ捲ると‥‥‥。
「‥‥‥‥‥‥!」
「‥‥‥‥‥‥!」
露わになったおばさんのおっぱいを見て、ボクは心臓が飛び出しそうになった。
ちょっとざらついた感じの乳首に、こげ茶の色合い‥‥‥。それが結構大きいふくらみの中心にあって、まさにおっぱい‥‥‥!
あぁ、触ってみたい、揉んでみたいっ‥‥‥!!
しかしそんなこと良樹の前では無理で、ボクは必死に股間を押さえながら堪えた。
良樹の方は最初はじっと見てたけど、やっぱり自分の母親のなので恥ずかしいのか、しきりに目をそらしていた。
‥‥‥そこらへん難しいよなぁ‥‥‥。
「じゃ、じゃあ‥‥‥。」
「う、うん。」
良樹が下の方に手を伸ばし、タオルを捲ろうとした。
ボクはとうとう来たこの瞬間に、もう頭に血が上って何がなんだか判らなくなりそうだった。
おばさん‥‥‥でも女‥‥‥おっぱい‥‥‥間違いない、マ○コがある‥‥‥!!
良樹はまず上に重なったタオルを捲る。
その手が震えてるのは、ボーッとした頭でもよく分かった。
そして上に乗ったもう片側も捲ると‥‥‥ボクたちにはあまりにも強烈な、生えきった毛が目に飛び込んできた!
「わっ‥‥‥!!」
つい叫んでしまうのを必死に抑える。
良樹は必死に何かに堪えるように、唇を咬んでるみたいだった。
「マ、マ○コ?」
ボクはあまりに興奮して良樹に尋ねてしまった。
この毛の下に、このV字の場所に、よくマンガなんかで見る真っ直ぐのアレがあるんだ‥‥‥!?
ボクと良樹はしばらく固まり、そして頷きあって、足のそばへ移動した。
とうとう秘密が‥‥‥。おばさんのだけど、ボクたちにとっては女全ての秘密が‥‥‥!!
良樹が足首を掴んだ。
よく見ると目を瞑ったまま、だんだんとおばさんの足を開いていく‥‥‥。
「わぁ‥‥‥うわぁ‥‥‥‥‥‥!!」
そうして足を開ききり現れたそこは‥‥‥。
とてもマンガで見るような細い線ではなく、肉が複雑に入り組んだ、とても不可思議な構造だった。
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
‥‥‥こんな‥‥‥だったんだ‥‥‥。
ボクたちはしばらく口をきけず、黙ったままおばさんのそこを眺めた。
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥‥マ○コ‥‥‥。」
ボクがつぶやくと、良樹はハッとして驚き、すぐに握っていた手をどけた。
そして、泣きそうな目でボクやおばさんの身体を何度も見つめかえした。
‥‥‥多分、すごい恥ずかしいもん見た、見られたって後悔してるんじゃないかな‥‥‥。
でも、それも分かる。
ボクたちにとってそこは、それくらいインパクトのある構造だもん‥‥‥。
興奮しないってわけじゃないけど‥‥‥。いいや、むちゃくちゃ興奮するんだけど‥‥‥。
ボクは良樹が手を離してもずっとその部分を見続けた。
そことはかけ離れた白さの太股や、おへそからつたわる男とは違ったなだらかなお腹のラインも含めて。
生まれてここまで女を意識させられたことなんて無かった。
なんでチ○ポって立つんだろう。それをここで実践したい、してみたいっ!!!
「あぁ‥‥‥。」
どこかで呻くような声がした。
良樹が呻いてるんだ。母親のそこを見てしまって弱気になってるんだろう‥‥‥。
ボクはチラッと良樹の方に視線を移した。
「‥‥‥‥‥‥?」
なんか震えてる。
口をパクパクさせて。
「どうし‥‥‥ひぃっ!!」
見ると、おばさんが気づいたのか、身体を揺すり始めてるっ!!
マ、マズイッ!!
ボクたちはあわてて逃げようとした。とにかくこの場から姿を消さないと‥‥‥!!
「ん‥‥‥‥‥‥。あれっ?‥‥‥あ、ちょっと、待ちなさい!」
その声に観念して立ち止まるボクと良樹。
これで全てが終わったと思った。
「‥‥‥まったくっ!!どういうことなの!?ママをこんな所に連れだしてっ!!」
「‥‥‥‥‥‥。」
「‥‥‥‥‥‥。」
「おまけに裸にまでしてるっ!説明しなさいっ!!」
やっぱり‥‥‥おばさんは死ぬほど怒った。
そりゃ当たり前だけど‥‥‥。これをうちの親に言われて‥‥‥ああ‥‥‥。
でも、おばさんはすぐに身体を隠そうとはしなかった。
別に裸を見られたこと自体は何とも思ってないらしい。しかし‥‥‥。
「良樹っ!!」
「‥‥‥‥‥‥。」
「ほら、ポケットから手を出しなさい‥‥‥。これはどういうこと!?」
「‥‥‥‥‥‥。」
「ママにそんな意地悪したかったのっ!?」
良樹は下を向いたまま、何も答えなかった。
「啓くんっ!!!」
「はいぃっっ!!」
「おばさんにこんなイタズラしてっ!お母さんに言うからねっ!!」
「‥‥‥はぃぃ‥‥‥。」
ボクは一気に萎んでいった。
チ○ポはまだ全開だけど‥‥‥。気づかれたらお終いだけど‥‥‥。
でも、さっきマ○コまで見た人に怒られるのって、なんだかとても不思議で興奮する。
「‥‥‥なにがおかしいの‥‥‥?」
「な、なんでも!」
おばさんはふぅっと大きなため息をつき‥‥‥。
「‥‥‥ねぇ、二人ともさあ。どうしてこんな事したの?言ってみなさいよ。じゃないと本当に許さないわよ。」
ボクと良樹は顔を見合わせ、そして全てを話すことにした。
こんな事になって言い訳しても通るわけがないし、それに、正直に言わないと本当に全てが終わる気がしたから‥‥‥。
女風呂を覗こうとしたこと、そしたらみんなタオルを巻いてたこと、おばさんが倒れたこと‥‥‥。
おばさんのあそこを見ようって相談したとこは怒らせないよう説明するのに苦労したけど、その間、おばさんはじっとボクたちの話を黙って聞いてくれた。
「‥‥‥そう。」
「‥‥‥ごめんなさい。」
ボクは素直に謝ったけど、良樹は黙ったままだった。
やっぱり親子なのにこんな事しちゃったから、ボクよりもずっと重大さが違うんだろう。
「‥‥‥それならそうと言ってくれればよかったのに。」
そりゃそうだよね、母親のマ○コ見ただなんて、そんな‥‥‥‥‥‥ん?
「そりゃ男の子だもん、女の身体に興味を持つのは当たり前よ。‥‥‥そんな興味だったらわたし、悪いだなんて言わないわよ?」
ボクと良樹は唖然としてお互いの顔を見た。
「女と男の身体が違うってのにはちゃんと意味があること。それは見て分かったでしょ?」
そう言ってくすっと笑うおばさん。
もしかして‥‥‥許、して、くれるの!?
「だってわたし大人じゃない。」
「でも‥‥‥。」
「別に子供たちに裸見られたって何とも思わないわ。」
なんともなく言うおばさんに、ボクはジャンプして喜びそうになった。
‥‥‥さ、最高だよ、おばさんっ!!
「そうよね、もう中学二年だもんね‥‥‥。ふふ、それならね、二人とも。」
おばさんはボクたちの顔から股間に目を移した。
ボクも良樹もそこが立ってるのを知られてしまうようで、一気に緊張する。
「せっかくわたしの身体見たんだし、今日もう経験してみるっ、てのはどうかしら。」
「‥‥‥ぅえーーーーっ!?」
「もぉ、なによ、その悲鳴は。いいじゃない、別に私が相手でも。」
「い、いや‥‥‥。」
口を開けたままのボクら‥‥‥特に呆然とした良樹におばさんは続けた。
「ほら、変な女の人と経験するよりも、知ってる人だったら安心できるでしょ。‥‥‥ね、良樹。‥‥‥ね、啓くん。」
ボクはあまりにも訳の分からない展開に、おばさんが言っている事が良く理解できなかった。
経験‥‥‥?って事は‥‥‥セックスぅ!?
「な、何言ってんだよっ!ママっ!!」
良樹が真っ赤な顔をして怒鳴る。
「でも、興味はあるんでしょ。だったらいいじゃない。早いうちにしときなさいよ。」
「も、もぉっ、バカっ‥‥‥!!」
いつもと全く変わらないおばさんの口ぶりに、良樹はさらに顔を赤くして黙った。
「啓くんは?ねぇ、啓くんもおばさんで経験しときなさいって。大丈夫、簡単にさせてあげるから。」
そりゃあ大歓迎だけど!
ボクは良樹を見た。
良樹の目を潤んでて、今にも泣き出しそうだった。
「ね、決まりね。じゃあ部屋に戻って‥‥‥。うぅん、もうここでしましょうよ。」
「マ、ママっ‥‥‥!!」
「もぅ、良樹は黙ってなさい!ママの言うこと聞いてればいいのっ!」
なんかかなり強引なんだけど‥‥‥。
「ね、簡単なのよ。チンチンをここに入れればいいってだけ。そしたら合体よ。」
おばさんに強引に服を脱がされ、ボクたちも雪の中で素っ裸になった。
そうすると、どうしてもお互いのチ○ポが気になる。‥‥‥フム、なんだか勝った気分。
「そう、二人とももう剥けそうなのね。じゃあ心配ないわ。」
ホントに出来るんだろうか、ホントにしてしまっていいんだろうか。
ボクはともかく、良樹はなぁ‥‥‥。
「さぁ、じゃあ二人ともおいで。説明してあげるから。」
ボクは素直に足を広げたおばさんのそばに寄ったけど、良樹はなかなか来ようとはしなかった。
「‥‥‥ほら、中はこうなってるの。‥‥‥良樹、ちゃんと見てるの?」
銀世界の中に広がる、ピンク色の世界。
さっき見た時にこんな中身があるだなんて思わなかった。なんだか、イタい色だ‥‥‥。
「それでここに穴があるの分かるでしょ。ここが、男の人の入り口なの。」
おばさんは小さな子に物事を教えるような口ぶりで、また大きく足を開いた。
こ、こんな小さい穴がそうなのか‥‥‥。
ボクは顔を近づけてそこを見た。良樹もやはり気になるのか、同じように顔を近づけてその穴を観察した。
「男の子にとっては変な感じでしょ。でも、女はみんなこうなってるのよ。」
「‥‥‥ふ、ふん。オバンのだから汚いくせに‥‥‥。」
「な、何言うの良樹!」
足を広げながらも怒るおばさんを見て、ボクは心配になった。
良樹‥‥‥あんまりおばさん怒らせて台無しにしないでくれ‥‥‥!ボク、おばさんとセックスしたいんだ!
「じゃあ‥‥‥おっぱいも触ってみましょ。さぁ、良樹から。」
しばらくそこを見せてもらった後、おばさんは立ち上がって胸を前に突きだした。
ぶるぶると垂れ下がるおっぱい。
だけど、やっぱり良樹は手を伸ばそうとしない。
「‥‥‥もぉ!ほら、柔らかいでしょっ!」
無理矢理に良樹の手を掴み自分の胸を揉ませる。
良樹はおばさんから目をそらしながら、ボクを見て顔をしかめた。
う~~ん。やっぱやりにくいよな‥‥‥。
「ほらっ、もっとしっかりしなさいって!‥‥‥じゃあ次は啓くん。」
ボクは堂々と手を伸ばしていく。
「そう、そう。もうちょっと力込めてみて。」
この世の物とは思えないような柔らかさ‥‥‥。ああ、気持ちいい‥‥‥。
「ふふ。啓くんは素直でいいわぁ。‥‥‥そうね、セックス。啓くんからにするわ。」
「えぇっ!?」
「良樹は後。」
「そ、そんな‥‥‥!良樹っ!?」
「ボ、ボクはいい!ママとなんてしないっ!」
「何言ってんの。するのっ!」
ぶつぶつと何か言ってる良樹をじっと睨み付けて、おばさんはボクに向き直った。
「それじゃあ、しましょうね。」
ホントに?
ホントにこんな外で?
ホントに良樹の前で!?
「い、いいの?」
ボクはおばさんと良樹に同時に尋ねた。
そりゃチ○ポは隠しようがないくらい立ってる。けど‥‥‥。
「もぉ、そんな弱気にならないの。大丈夫だから!」
良樹はボクから目をそらして、何も言ってくれなかった。
「でもおばさん‥‥‥。入れた後、どうすればいいの?」
「うん、それから身体動かして気持ちよくするのよ。出したり入れたり‥‥‥。」
「そ、そうじゃなくって、その‥‥‥。」
「ん?‥‥‥ああ、もし出したくなったらそのまま出せばいいわ。」
「そ、そのままっ?」
ボクは驚いて良樹の顔を見た。
それは、この前見た保健体育のビデオでは‥‥‥!!
「子供たちのを受け入れられないなんてそんな訳にはいかないわ。わたし大人なのに。」
そう言うおばさんはとても毅然として見えた。
「で、でも‥‥‥。」
「‥‥‥ふん。どうせもう生理とか止まってるんだろ‥‥‥。」
こ、こら、良樹っ!
どうするんだおばさんが本気で怒ったらっ!!
「そんなこと無いわよ!‥‥‥大丈夫、気にしないでそのまま出しなさいね。」
はっきりとそう言われ、ボクは大人しく従うことにした。
分からないけど、大人と子供のじゃ結びつかないのかも‥‥‥。まぁ、おばさんに任せればいいし‥‥‥。
良樹を見るとやっぱり動揺してるようで、しきりにボクのチ○ポに視線を走らせてた。
「じゃあ啓くん、こっち来て。‥‥‥最初はね、後ろからの方がしやすいと思うのよ。」
おばさんはボクが近寄ると目の前で背中を向けた。
ボクのチ○ポのすぐ前にあるでっかいケツ‥‥‥。こっ、こっちから‥‥‥?
そしてゆっくりと腰を曲げ、ひざまずき、敷き詰めたタオルの上に手をついていく。なんだか逆向きに土下座されたようで気がひけた。
「‥‥‥見て、啓くん。」
ハッとして下を向くと、そこには大きすぎるケツと、開ききったおばさんの全てがあった。
マ○コはもちろんだけど、皺がいっぱいのお尻の穴も丸見えで開いてる‥‥‥。
「このまま入れるの。‥‥‥分かる?さっき教えてあげたところ。」
ボクはしばらくその褐色のお尻の穴に気を取られ、答えるのが遅れてしまった。
だって‥‥‥こんな恥ずかしいところなのにモロなんだもん‥‥‥。
「だ、だいたい分かる‥‥‥。」
「そう。じゃあいらっしゃい。」
おばさんはこっちを振り返ったままボクを誘った。
ボクは隣にいる良樹を見る。顔はそむけているのに目はじっとこっち‥‥‥合体するところを見てた。
「ご、ごめん、良樹。」
ボクがそう言うと、良樹は下を向いて少しうなずいた。
ゆっくりと身体を近づけていく‥‥‥。
上に反ったチ○ポをそっと握って、おばさんの股に突っ込んでいくように。
そして、触れた。
「‥‥‥啓くん、そこじゃないのよ。」
と思ったら亀頭が触れたのは肛門だった。
ボクはものすごく恥ずかしくなり、一度身体を離した。
「ほら、間違えないでね。」
おばさんがもっと足を開いてくれ、もう一度チャレンジ。
ああ、もうちょっとだ、もうちょっとで初体験を‥‥‥!!!
でも可哀想だよな、女の人は。この体勢になったらお尻の穴まで見られちゃうんだから。
「‥‥‥あん!‥‥‥啓くん、そこは違うのよっ。」
ま、また!
左右は分かるんだけど、どうも上下にあわせづらくて‥‥‥!!
でもチ○ポを下に動かそうとすると、なぜか肛門をえぐってしまう感じになる。
「‥‥‥うぅん、もう‥‥‥。いいわ、そっちがいいんならそっちでも。」
そ、そんな‥‥‥。怒った?
そんな場所に何度も注意が集まっておばさんは怒ったのか、正面に顔を向けてしまった。
「ご、ごめんっ!」
「いいのよ、おばさんはそっちでも構わないから。‥‥‥教育上問題かも知れないけど。」
でも、おばさんは本気みたいだ。
ボクは困って良樹を見た。良樹も困った顔をしてる。
‥‥‥そんなぁ、肛門に入れるだなんて!
なんかギャグって言うか、ホモじゃないの、それって!
でもおばさんはそのつもりでお尻を向けてるみたいだし、良樹の視線もある。
ボクはもうおばさんの言うとおりにするしかないと、チ○ポを合わせやすい肛門の穴に当てて、ちょっと突いてみた。
「‥‥‥ん‥‥‥。」
その衝撃に低い声を出すおばさん。
ボクは我慢できなくなり、思いっきりお尻を掴んで腰を前に押し出した。
「んんっ‥‥‥‥‥‥。」
すると、おばさんの声と一緒に穴の輪っかが広がってめり込んでいくチ○ポ。
ほ、ほんとに入るっ、と思うのと同時に、千切れるような締め付けがチ○ポを襲ってきた。
「く、くそっ!」
ボクは気合いを口にしながらまた腰を押す。
それを繰り返してチ○ポが全部埋まると、なんかおばさんに勝ったような、すごい達成感を感じた。
「‥‥‥はぁ、はぁ‥‥‥。」
きつい締め付けに堪えながら、しばらく息を整える。
下を見るともう完全にボクのチ○ポは見えなくなってて、茶色い肉の中にはまり込んでいた。
うわっ、ホントに入るんだ‥‥‥。ちゃんと繋がってる‥‥‥。
人間って凄いや!それも相手はおばさんだよっ!?
「す、すごい‥‥‥。」
ボクはそうつぶやいてちょっと腰を引いてみた。
すると、入れる時ほどきつくもなく出てくるチ○ポ。
ボクは本能が騒ぐのを感じ、おばさんの腰を掴んでチ○ポを出し入れし始めた。
き、きついっ!きついけど‥‥‥めちゃくちゃ気持ちいいっ!!
ボクとおばさんの横に立つ良樹は、ボクたちが繋がってるのを複雑な表情でじっと見てた。
ごめん、おばさんのお尻の穴ちょっと借りてるけど‥‥‥!
おばさんは我慢してるのか、低い呻きを漏らすくらいで全然声は出さない。大人だから必死で我慢してるんだろうか。
「‥‥‥あっ、出る出る出るっ!!」
その時、抑えきれない快感がチ○ポから押し寄せてきて、ボクは止める暇もなくおばさんの中へ出し始めた。
根本のきつい締め付けと、先端のものすごい開放感‥‥‥。
なんだかボクは気持ちよいおしっこをしてるようで、まるで眠りにつくように意識が遠くなるのを感じた。
それからどれくらい経ったんだろう。
ボクが涎を垂らしながら起きると、おばさんはいつの間にかタオルを巻いていて、良樹も服を着てた。
「大丈夫?啓くん‥‥‥。いきなり被さって寝ちゃうから‥‥‥。」
おばさんがボクのそばに寄ってきて顔色なんかを窺う。
‥‥‥あれ、なんだ。いつの間にかボクも服着てるぞ。
「どう、なんともない。」
「うん‥‥‥ごめん。」
気持ちよすぎて寝ちゃったのか‥‥‥。入れちゃったまま。
「そう、良かった。おばさん、あまりにも刺激与えすぎたかなって思ったから‥‥‥。それとか、千切っちゃったかな、なんて。」
「う、うん。そんなことないよ。」
「じゃあ立って。‥‥‥さあふたりとも。こんなに長い間外にいたから寒いでしょ。早く男湯に行って温泉入ってきなさい。」
「‥‥‥うん。」
「はーい。」
「あっ、ちょっと待って?襟は‥‥‥そっか、大丈夫ね。」
「ねぇ良樹ー。あれからどうなったの?やったんだろー?」
男湯への雪道。
ボクはさっきからずっと気になってたことを良樹に聞いてみた。親子の問題だから聞き難かったんだけど‥‥‥。
「う、う~ん‥‥‥。」
‥‥‥ボクの予想だと、二人はやった。
だってあのおばさんの性格なら、やらせずに終わるわけがないもん。
絶対に無理矢理にでも経験させてるはずだ。それよりもボクが気になるのは‥‥‥。
「‥‥‥ケツ?それとも、マ○コ?」
すると、良樹は顔を真っ赤にして答えた。
「‥‥‥マ○コ。」
「あぁーーっ、いいなぁ‥‥‥。」
「啓こそ‥‥‥。」
「で、出した?」
「うん‥‥‥。出さなきゃダメって言うんだもん‥‥‥。」
「うわぁっ‥‥‥子作りだぁっ‥‥‥。」
「な、なんだよっ!!‥‥‥啓だっていっぱい出してたじゃんか‥‥‥。」
どこかジェラシーを込めて言う良樹を、ボクは大声で笑った。
なんか良樹がしっかりしてない理由が分かった気がする。
おばさんがいつもあんなにおせっかいだから、自分で行動する必要がないんだよね。
セックスだっておせっかいで経験させてもらったし。
「‥‥‥いいおばさんだよね。」
「どこがっ!!」
そりゃあ実の子どもの良樹にとってはそうだろうけど。
「絶対最高だって!」
ボクは深い雪の中を飛び回って跳ねた。
良樹はそんなボクを見て、深いため息をつく。
あのおばさんなら、またボクが頼んだらやらせてくれるに違いない。
だって、まだマ○コは経験してないんだもん。
それに、ボクと良樹に出されたのに、まだボクの襟とかを心配してたし‥‥‥ね。
ふふ、きっと任せっきりで何でもしてくれるぞ。
チ○ポ舐めてもらって、いっぱい見せてもらって‥‥‥そいで、熱い精子出させてもらうんだっ!
そしたら、この柔らかい雪みたいに、おばさんのお腹の中も溶けちゃったりしてっ!
「ふふっ、はははっ!!」
「待ってよ、啓‥‥‥!!」
END