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小説(転載) 熟母の嗚咽 13/17

近親相姦小説
09 /29 2014
僕が家に戻ったのは午前2時を少し回った頃だった。
玄関ドアを静かに開け、恐る恐る家の中へと入ると、そこは何ごともなかったかのように静まり返っていて、真っ暗だった。
自分の部屋へと向かう途中、兄の部屋を覗いてはみたが、電気は消されていて室内を確認することは出来なかった。
しかし、あのスキマから兄の小さなイビキ声が聞こえてきて僕はなぜかホッと胸を撫でおろした。

ビデオデッキは録画が終わると自動的に巻き戻しされるようになっている。
僕は部屋に入るなり、着ている服を脱ぎ捨てパンツとシャツ一枚の格好になった。
そしてエアコンのスイッチを入れ、テレビの前にある座椅子に座った。
股間は既に血がたぎっているいるのがパンツの上からも確認できる。
僕はヘッドフォンをテレビに差し込み、リモコンを手に持った。
いよいよ、ビデオの再生ボタンを押すときになって、心の中で多少の葛藤があった。

(・・・いいのか?・・・本当に俺はこんなことをしていいのか?・・・)

もう一人の自分が心の中でそう呟いていた。

(俺が悪いんじゃない。俺よりも、母さんたちがやっていることの方が悪いじゃないかっ!)

僕は震える指でリモコンの再生ボタンを押した。

テレビ画面には真っ暗な兄の部屋が映し出されている。
誰もいない兄の部屋は、まだ部屋の電気すら付けられてはいない。
階段をドタドタと駆け降りる音がする。
僕の足音だ。
そして僕が開けた玄関がガチャンと閉まる音。
その後、僕が乗ったスクーターのエンジン音がけたたましく鳴り響き、家から遠ざかるにしたがって次第に小さくなっていった。

僕は早送りのボタンを押した。

何も起こらない。
気が付くと20分ほどテープを早送りしていた。
それでも部屋の中は真っ暗なままだった。
何の変化も起こらない。

(・・・もしかしたら、今夜はしなかったのかもしれない・・・)
(あの夜、僕が見たのはたまたまで、二人はそんなに頻繁にはしていないのかもしれない)

ずっと興奮状態だった僕の頭はいつしかクールダウンしていた。

そんな矢先、とうとう兄が部屋の中に入ってきた。
僕は慌てて早送りを停止し、再生ボタンに切り替えた。
兄は初めに部屋の電気を付けると、いつもそうしているであろう一連の動作を行い、勉強机の椅子に腰掛けた。
机の上に置かれている時計は11時15分を指している。
3ミリほどの天井の穴からは兄の部屋のほぼ全体が鮮明に映しだされている。
畳の上に敷きっぱなしの布団のまわりには、いつものように雑誌やCDが散らかしっぱなしだ。
壁には『踊る大捜査線』のポスターと高校時代、陸上部の時にもらった賞状が2つ飾ってある。
出窓の所には一昨年、家族でハワイ旅行に行ったときの家族写真も飾ってあった。
兄はテレビを付けるとリモコンで頻繁にチャンネルを変えていた。
そして煙草に火を付けると少しだけベランダ側の窓を開けた。
その後、兄は立て続けに煙草を2本吸った。
しかしそれからしばらくは画面の中に何も変化が起こらなかった。
相変わらず兄は椅子に腰掛けたままの格好でテレビを眺めては、時折退屈そうにあくびをしたりしていた。

変化は突然起こった。

『・・・コン、コン・・・』

兄の部屋のドアをノックする音が聞こえる。
母しかいない。
11時45分。
すでに兄が部屋に入ってから30分ほどが過ぎている。
僕は胸が張り裂けんばかりのドキドキ状態だった。

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。