小説(転載) 偶然の出会い:綾*レイ
官能小説<<偶然の出会い>>
【綾*レイ編】
【偶然の出会い】
彼女に会ったのはコンビにの雑誌のコーナーだった。
俺が毎月楽しみにしている雑誌を取ろうとしたら白い細い手が伸びてきて
同じ本に触れた。
「あっ」
俺は驚いて小さく唸ると同時に
「えっ?」
俺は線の細い可愛い声のするその白い手の持ち主の方を見た。
不思議そうな、それでいて残念そうな彼女の表情が俺の胸に突き刺さる。
ほんの数秒差で雑誌を取るのは俺のほうが早かったからだ。
おまけにこの雑誌はこの1冊だけだったからなおさらだ。
近所の学校の制服を着た彼女の名札には「綾波」と印刷されていた。
ショートカットの青い髪が似合ってる。『俺好みだ』
言いようの無い胸の圧迫感で苦しんでる俺に、彼女は俺の手にした本を見
つめていた。
そんな寂しそうなまなざしで見られると譲ってあげたい気もしたが、10件目
にしてやっと手に入れる事が出来たので他で見つかる可能性は低い。
「ごめん。譲ってあげたいけどやっと見つけたから・・・」
俺は心を鬼にして言った。
「ごめんなさい。私こそ・・・でも・・・どうしても読みたいところがあるの・・・」
コンビニの雑誌のコーナーで悩む二人。
俺は頭に浮かんだ微かな解決法を駄目モトで勇気を出して言ってみた。
「あの、俺の家近所だけど寄っていかない?あ、変な意味じゃないよ。君が
読みたいってところ読む間だけだよ」
「えっ?」
左手の人差し指を顎に触れ、俯き加減に横を向き少し考え込んだ後俺の方を
見ると。
「それでアナタがよければそれでいいわ」
俺は意外な展開に驚いたが下心が全然無いわけでは無かったので
「い、いいよ。」
そう言うと彼女は
「じゃ、外で待ってる」
と言って先に外に出てしまった。
俺は急いでレジに行き清算を済ませ外に出ると、彼女は夕日でオレンジ色に
染まる空を眺めていた。
夕日の照り返しの為かその頬はほんのり赤みを帯びてさらに俺の胸を締め付
けた。
「待たせたね。こっちだよ」
俺は先に歩き始め彼女が後ろから付いて来るのを確認しながら自分の部屋へ
と向かった。
【予想外の展開】
何のトラブルも無く俺のマンションの部屋に到着した。
実は先月結婚する予定でこのマンションを買ったのだが、彼女が突然他の男と
逃げてしまい、今は多くの部屋に囲まれながら寂しく暮らしていたのが実情だ
った。
そこに若い女の子が来てくれたのだ。
理由はどうあれ胸の鼓動が止まらない。
彼女はリビングの大きなソファには座らず、テーブルの横に座ると
「早く本を見せて」
とクールな目で言った。
俺は調子が狂いながら急いで渡すとキッチンへと向かった。
一応『コーヒーぐらい出してやらないと』という思いからだった。
勿論それは自分自身に対する言い訳で、ホントは下心を実行する為の準備が
ホンネだった。
ちらっと見ると彼女は既に雑誌を拡げて読みふけっていた。
俺は使うことは無いだろうと思っていた、クスリをコーヒーの中に入れた。
勿論前もって準備していたわけではない。
昔悪友が置いていったのを隠していただけでこんな時に役に立つとは思っても
みなかった。
ただ、問題はどんな効果が現われるか知らないことだった。
だが俺は行動に移してしまった。
もう後戻りは出来ない
「コーヒーでもどう?」
俺は平成を装いながらテーブルの上に置き、ソファに座りながら自分のコーヒ
ーを飲んだ。
彼女から見えるように意識的にだ。
彼女は俺の方を見ずに
「ありがと」
素っ気無く言いながらテーブルの上のコーヒーに軽く口をつけた。
『よしっ!』
俺は心の中で叫びながら動揺を抑えるため天井を見たり窓の外を見たりして
気を紛らわしていた。
彼女がコーヒーカップを飲み終えたころ
「御免なさい。ちょっと体調が悪いみたい」
と言ったので見ると具合悪そうに頭を抱えている。
訳の分からないクスリを飲ませた俺はこの時になって初めて後悔し彼女に
駆け寄ると
「大丈夫?」
と声をかけた。
「ちょっと横になっていいかしら?」
苦しそうな表情で目が虚ろになりかけている。
俺は自責の念に駆られ彼女を抱き上げると寝室へと駆け込みゆっくりとベッ
ドの上へと寝かせた。
「そんな・・・」
怪訝そうな表情をしている彼女に
「大丈夫変なことしないから。安心しゆっくり休んで」
おれは出来るだけ彼女が安心できるよう微笑むと部屋を出ようとした。
その時彼女の手が俺を手を掴んで引き寄せた。
見た目以上に強い力に俺は驚きながら彼女を見ると、その目は少し潤んだ
瞳で俺の胸を再びドキリとさせた。
「いいのよ。アナタがしたい事しても」
「えっ?」
俺は自分の耳を疑った。
「コーヒーに何か薬入れたでしょ?・・・知ってたわ」
「・・・」
俺は何も言えなかった。
「ホントは雑誌なんてどうでもよかったの」
「えっ?」
俺は今度は完全に予想外のセリフだったのでもっと驚いた。
その瞬間俺は彼女の言ってる言葉を自分の都合の良い方に解釈し、シャツ
を脱ぎ始めた。
そして彼女は頬を少し赤らめながら俺のことをジッと見ていた。
【チャンス】
ベッドの上での彼女は激しかった。
コンビニから俺の部屋までクールな表情を崩さなかった彼女が、いざ
全ての服を脱がせてしまうと人格が変わったみたいに積極的になった。
それからの主導権は全て彼女にあった。
何も言わずとも俺の息子を口にくわえ十分に楽しませてくれた。
『この年にしてこんなテクニックを使えるのか』
と結婚真近までいってフラレタ彼女が色褪せて見え、あの時結婚して
なくて良かったと本気で思った。
俺の物を口に含んだまま俺の方にオシリを向けてきた。
全裸の彼女の股間を隠すものは何もない。
既にピンク色に染まった陰部はパックリと開き始め中から滲み出てくる
液体がキラリと光。
勿論その奥には小さいながらポッカリと空洞になった穴が開いていた。
『やっぱり処女じゃないんだ』
ここまできて処女だったら逆に異常だ。
俺はこんなラッキーな出来事があっていいものだろうかと思いながら
目の前の空洞へと指を滑り込ませていった。
「ああああぁんっ」
彼女の切ない声が俺の部屋を充満させていく
・・・・・
どれくらい時間が経ったか分からない。
二人とも全裸のまま布団の中で微睡(まどろ)んでいた。
彼女は俺の左腕を腕まくらにして胸に顔を埋めている。
先程までの激しい行為を思い起こしていると再びムスコが起き出した。
この静かな時間を楽しんでいたかったが体がそれを許さないようだ。
俺は再び甘美な世界へと入るべく彼女の乳房にユックリと手を当て揉み
始めた。
それに気付いた彼女は顔をあげ、俺を見た。
「スタミナあるのね」
俺は『勿論』といった意味を込めて
「ンッ」と頷いた。
その時彼女の手は俺の息子を握り締めていた。
俺は右手で乳房を揉みながら、そのまま左手で彼女を抱き寄せ今日何度
目か忘れたキスをした。
既に潤っている彼女への侵入は早かった。
充足した一時が流れる。
そして俺は満ち足りた気持ちのまま果てた。
さすがに疲れを感じた俺がグッタリと横になると、彼女が俺に背中を向
けたまま突然体を起こし周囲を見回した。
何かを探したみたいで手を伸ばす
「シャツ借りるね」
「あ、ああ。いいけど」
彼女はベッドの脇に置いてあった部屋着用のTシャツを着始めた。
「やっぱり男の人って体 大きいんだね」
俺にピッタリの服でも彼女が着るとダボダボだった。
そのままベッドから降り立った彼女のお尻が隠れるくらい大きかったの
だ。
部屋を出て行こうとする彼女に俺はある期待を抱いていた。
彼女はある事に気付き振り向くと
「トイレは何処?」
『ビンゴ!』
俺は嬉しさを顔に出さないようにしながら
「右手に行って玄関の横。すぐ分かるよ」
「ありがと」
と言いながら扉を閉めて出て行った。
俺は急いでベッドから抜け出ると急いでクローゼットを開き電源を入れた。
何の電源かって?
勿論トイレに仕掛けてある小型カメラとその録画機器をだ。
フラレタ悔しさの勢いで結婚式用に貯金していたお金の一部でこのシステ
ムを購入し部屋を改造していたのだ。
公衆トイレに仕掛けてもし発見されたら折角の設備が勿体ない、でも
と言うことで誰がくるでもない自分の部屋に仕掛けていたのだ。
ホントは知合いの可愛い女の子を狙っていて、部屋まで遊びに来てくれて
はいたのだがまだ一度もトイレには行ってくれず、成功してなかったのだ。
俺は頭の中でイメージしていた手順で素早く準備をし、録画を開始した。
やっとのことでモニター用の画面が明るくなっていく。
そこには先程までここで激しい痴態を演じた彼女が立っていた。
「もう終わったのか?」
だが次の瞬間それは早とちりであることにすぐに気付いた。
彼女は俺のTシャツの裾をヒラヒラさせると一瞬考え込み、そしてクルクル
と捲り上げていったのだ。
それは、あの形のいい弾力のある乳房の上にかけ、床に付かないことを確認
すると和式便器を胯ぎ、スッと腰を降ろしていった。
何故マンションで和式?と疑問に思われるかもしれないが、やはりカメラを
仕掛けるくらいだったら見えなければ意味がないので洋式から和式に改造
していたのだ。
業者も不審に思っていたようだが
「田舎育ちなものでこのスタイルでないと落ち着いて出来ないんですよ」
これで納得してもらえたようだった。
そのトイレ内にはカメラを3台設置していた。
斜め上からと肛門が見える真後ろ、そして肝心な部分がよく見えるように
斜め前からだ。
そして俺は今、まさにオシッコを出そうとする瞬間の斜め前の画像に釘付け
になっていた。
ヘッドホンを急いで頭に付ける。
と同時に
「シュシュワーッ」
と勢いの良い何とも言えない音と共にオシッコが彼女のアソコから放たれた。
勿論クッキリと移るように照明も工夫していたのでアソコの色・形そして
陰毛の1本1本までもが綺麗に映し出されていた。
先程まで散々舐め、挿入し、出し入れした彼女のアソコだったが、覗きの
興奮はまたそれとは別だった。
女性というのは不思議でセックスを散々しておきながら「オシッコ見せて」
と言うとイヤと言い、「アナル見せて」と言っても「イヤ」と拒むのだ。
フラレタ彼女もその一人でクンニしてる間中肛門を突き出しておきながら
いざ改まって「見せて」と言うと変態扱いするのだ。
オシッコ見せてなんてもっての他でフラレタのも90%それが理由だった
ようだった。
だから今、トイレに入ってる彼女にも見せてとは言うつもりは無かった。
ただ、少し試すつもりである物を置いていた。
それは花瓶置き台の上にバイブレーターだった。
まさかこんなセックスまで出来る展開になるとは思ってもみなかったが
トイレの盗撮とバイブを見てどんな反応するか楽しもうと思い早いうち
から準備していたのだ。
そしてオシッコが終わりかけ、トイレットペーパーを巻き取ったその時
彼女はその存在に気付いたようだった。
その瞬間彼女の顔が見る見る赤くなりそれから目を離せなくなっていた。
暫くしてオシッコが終わってる事に気付き我に返った彼女は急いで尿の
滴を拭き取り水を流すと、またバイブに目がいき、そして恐る恐るそれ
を手に取った。
俺はその一部始終を見ながら再びムスコが大きくなるのを感じ、オナニ
ーするように握り締め、ゆっくりしごきはじめた。
それと時を同じくして彼女も手に持ったバイブをユックリと自分のアソ
コにあてがい、ユックリと挿入していった。
俺は真後ろからと前からのアングルを交互に見ながらヘッドホンのボリ
ュームを徐々に上げていく。
この部屋で俺のものを出し入れした時に聞こえたあの湿った音が再び
俺の耳に聞こえてきた。
彼女は使い方を熟知してるのか躊躇うことなく手元のスイッチを入れ
ると低いモーター音が聞こえ始めた。
そして自分の手でゆっくりと出し入れを始め、その切なそうな表情を
見てると俺の心に意地悪な気持ちが芽生え始めた。
しばらくその思いを胸に秘めていたが徐々に激しくなっていく彼女の
オナニー行為に刺激され、俺はその考えを実行に移すことにした。
ビデオデッキは録画のままモニターとヘッドホンのボリュームのスイ
ッチを切り、クローゼットの扉を元に戻すと急いでトイレへと向かっ
た。
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