小説(転載) 挿入倶楽部 1/9(未完)
官能小説
この作品も検索してみたが見つけられなかった。
【挿入倶楽部--1】
由緒ある真砂家の息子と、成り上がり社長令嬢の結婚生活が挫折した。
「ほら御覧なさい、私にはその娘が出て行くって、分かってましたのよ」
「母さん、絵梨はちょっと休養が必要なだけだ。母さんの態度が…」
「いいえ順平さん、あたしには落ち度はないわ。その娘が足りないのよ」
(順平はかばってくれたけどやっぱり戻るのは無理かもしれないな)
迎えの父が運転する車の中でも絵梨は不自然なほどニコニコとしている。
それがむしろいたたまれなくて、父はため息をつく。
「なあ、順平くんと2人だけで住めるようにすればいいんじゃないのか?」
「その話はやめようよ。そうしてもいずれ義母は見つけて居座るから」
父は事情で会社を追われ、私は嫁いだ家を追われた。
これからまた新しい生活が始まるだけよと励ます娘に、父はため息をつく。
絵梨は新居の部屋で、親友の美穂に連絡を入れる。
「帰っちゃったんだー、って、皆待ってたんだ。来週出戻り会やるから」
美穂の誘いに、絵梨はしぶしぶ乗ることにした。
3日後、近所の小さな派遣会社に登録に出かけた。
「えーと、真砂絵梨さん、28歳ですか。あれ、住所は近所なんですね」
所長という男が出てきて、面接を始めたが、絵梨はその面立ちに驚いた。
高校時代によくデートした先輩の祐にそっくりだったのだ。
女の子にあまり興味がなかったのか、自然消滅した相手だ。
「真砂さんに合う仕事は見つけられるでしょう。2週間時間いただけますか」
「そうですか、じゃあ、期待しちゃおうかな、あっ、お名刺いただけますか」
ああ、いけない、と、所長は名刺を取り出して、絵梨に渡す。
そこには会社名と所属、そして、所長・水梨涼司と印刷されている。
絵梨はキツネにつままれたように面接を終えて、事務所を後にした。
早くもその日の夜8時ごろ、彼から電話が来た。
賢治の営業補助事務をお願いされると絵梨は二つ返事で快く了承した。
それは時給もそうだし、それなりに好みのタイプの男だったからだ。
どこかで飲んだくれて帰ってきた父を寝かしつけ、のんびりと湯につかる。
それから自分の部屋に戻ると、ベッドに横になる。
いつも隣にいるはずの順平がいないのは、覚悟はしていたけど寂しい。
背後から手を伸ばし乳房や股間を縦横無尽になぶった後、覆いかぶさる男。
(ああ…、落ち着かないわ)
絵梨は電話に手を伸ばす。
「はい、真砂ですけど」
結構落ち込んだ男の声--順平だ
「あの…絵梨です」
「ああっ、ねえ、元気してる?」
「まあまあ、ね」
「そっか…なあ、また戻ってくるんだろ」
「そうねえ。今はこうするしかないけど…。でももうお義母さまとは…」
「母さんの言うこといちいち気にしててもしょうがないじゃないか」
「ねえ、そんなことより、順平との新婚旅行、思い出してるんだ」
それから2人の新婚旅行先のオーストラリアの話を始めた。
いろいろ話し込んでいくうちに、どんどん切なくなっていく。
体の芯の熱は収まるどころか、さらに加熱して順平を恋しがっている。
電話の向こう側の順平の言葉遣いも様子がおかしい。
「ねえ…順平、最後にした夜のこと、思い出しちゃってない?」
「そ、そんなことないよ」
「うそ、耳元に吐息が聞こえるよ」
「絵梨こそ、話し振りがいやらしくなってきたよ」
「だってあんな激しい順平初めてだったし。一晩中腰振られちゃったし」
「オマエのあそこが、うねうねと締め付けたり、きつく吸い込むからだよ」
「やだあ、すけべ」
最後の夜、順平のものは今まで経験したことがないくらい反りたった。
信じられない程どろどろに熱く濡れた絵梨の奧深くを一気に刺し貫いた。
あまりの快感に絵梨のその部分はいやらしい軟体動物のように変貌し、
ぎりぎりと硬直を締め付け、うねうねともみまわし、発射を促し続けた。
やがて絵梨はゴムなしの順平のモノが大きく膨らむのを感じ取ると同時に、
びゅっ、びゅっと何度も何度も注ぎ込まれていく熱い液体の流れを感じる。
(ああ…あのときの熱い液体の感触が…、熱が、忘れられない。順平の…)
「絵梨、絵梨とやりたい。今すぐでも」
「じゃあ…しよっか。あたし、ベッドで横になってるから、襲って」
「ああ…絵梨、パジャマの胸元をはだけて、乳房をもんであげる」
順平の愛撫を思い出しながら、絵梨は体をくねらせ、左手で乳房を撫で回す。
乳首をつまむと、びくん、と上体が反り返る。
「絵梨のパンティのなか、ぐちょぐちょしてるよ、ほらっ」
すうっと指を滑り込ませると、溝はぬるぬると湿っている。
「絵梨、大きく股を開いて…。ああっ、なめてあげる」
股を広げた絵梨は順平の舌の動きを思い出しながら、突起をこね回す。
「はうあああっ、ああっ。いやあ、おかしな音たてないでっ」
ずずずずずっ、ぶじゅじゅじゅじゅっ、と電話口で大きな音がする。
「ああっ、絵梨、電話来る前から、硬くなってたんだよ」
絵梨は人差し指と中指をくっつけて唇に置く。
「さあ、いつもどおり咥えてっ」
「うん、うん、うぐぐっ」
電話口で音を立てあう2人。絵梨はあごに受話器を挟んで励む。
シックスナインでおたがいの性器を舐めあう様子を思い浮かべる。
続けて四つんばいになって股間に両手を滑らせ、左手で陰唇を開く。
それから中指を奥深く差し込むと、尻は自然にクネクネと振り乱れ始める。
「ああ、ねえ、順平…、入れて、後ろから、きてっ」
「おおっ、絵梨、絵梨…、さあ、ぶすうっと入れるぞ、ほら、ああっ」
「あああああっ、硬いのがっ、もっと、もっと、奧っ」
股間は絶え間なくにちゃにちゃ、びちゃびちゃと音をたてている。
受話器を耳元において、絵梨はよだれを流しながら頭を振り乱す。
順平の卑猥な言葉の攻勢に、いよいよ達する時間がやってくる。
「さあ、どこに出してほしいか、いつもの通りにいって、絵梨」
「いやいや、やあよ。だめよ」
「じゃあ仕方がない、電話切るね、おやすみ絵梨」
「そんなっ。こんな風にしてっ、ああっ、お、お…んこよ、はやくっ」
「よしよしいい子だ、さあ、じゃあお…んこにいくよ。種付けだ」
「ああああ、おま…こ、お…んこ、気持ちいいの、あああああっいくぅっ」
「おおおおおおっ、ああっ、くあっ、いくっ、いくぞっ」
「ねえ…、いっぱい、出た?」
「ああ、胸まで飛んだよ、絵梨」
「うふふ、良かった。じゃあ、切るね」
2人はお互いに快感をかみ締めながら、ゆっくりと電話を切る。
そして絵梨は大きく息をしながら、尻を高くあげ、しばし眠る。
「ああっ、なんだあの格好っ、す、すげえっ」
すぐ下に絵梨の新居が見える公園の駐車場に男がいた。
彼は望遠鏡を持ち、絵梨がオナニーしている様子をつぶさに観察してる。
制服のベルトをはずし、トランクスの中の怒張を撫で回しつづける。
「防犯上よくないな、カーテン開けっ放しで全裸でテレフォンセックスは」
やがて鼻息を荒げ、男はたっぷりと放出したのだった。
(2)へつづく・・・
【挿入倶楽部--1】
由緒ある真砂家の息子と、成り上がり社長令嬢の結婚生活が挫折した。
「ほら御覧なさい、私にはその娘が出て行くって、分かってましたのよ」
「母さん、絵梨はちょっと休養が必要なだけだ。母さんの態度が…」
「いいえ順平さん、あたしには落ち度はないわ。その娘が足りないのよ」
(順平はかばってくれたけどやっぱり戻るのは無理かもしれないな)
迎えの父が運転する車の中でも絵梨は不自然なほどニコニコとしている。
それがむしろいたたまれなくて、父はため息をつく。
「なあ、順平くんと2人だけで住めるようにすればいいんじゃないのか?」
「その話はやめようよ。そうしてもいずれ義母は見つけて居座るから」
父は事情で会社を追われ、私は嫁いだ家を追われた。
これからまた新しい生活が始まるだけよと励ます娘に、父はため息をつく。
絵梨は新居の部屋で、親友の美穂に連絡を入れる。
「帰っちゃったんだー、って、皆待ってたんだ。来週出戻り会やるから」
美穂の誘いに、絵梨はしぶしぶ乗ることにした。
3日後、近所の小さな派遣会社に登録に出かけた。
「えーと、真砂絵梨さん、28歳ですか。あれ、住所は近所なんですね」
所長という男が出てきて、面接を始めたが、絵梨はその面立ちに驚いた。
高校時代によくデートした先輩の祐にそっくりだったのだ。
女の子にあまり興味がなかったのか、自然消滅した相手だ。
「真砂さんに合う仕事は見つけられるでしょう。2週間時間いただけますか」
「そうですか、じゃあ、期待しちゃおうかな、あっ、お名刺いただけますか」
ああ、いけない、と、所長は名刺を取り出して、絵梨に渡す。
そこには会社名と所属、そして、所長・水梨涼司と印刷されている。
絵梨はキツネにつままれたように面接を終えて、事務所を後にした。
早くもその日の夜8時ごろ、彼から電話が来た。
賢治の営業補助事務をお願いされると絵梨は二つ返事で快く了承した。
それは時給もそうだし、それなりに好みのタイプの男だったからだ。
どこかで飲んだくれて帰ってきた父を寝かしつけ、のんびりと湯につかる。
それから自分の部屋に戻ると、ベッドに横になる。
いつも隣にいるはずの順平がいないのは、覚悟はしていたけど寂しい。
背後から手を伸ばし乳房や股間を縦横無尽になぶった後、覆いかぶさる男。
(ああ…、落ち着かないわ)
絵梨は電話に手を伸ばす。
「はい、真砂ですけど」
結構落ち込んだ男の声--順平だ
「あの…絵梨です」
「ああっ、ねえ、元気してる?」
「まあまあ、ね」
「そっか…なあ、また戻ってくるんだろ」
「そうねえ。今はこうするしかないけど…。でももうお義母さまとは…」
「母さんの言うこといちいち気にしててもしょうがないじゃないか」
「ねえ、そんなことより、順平との新婚旅行、思い出してるんだ」
それから2人の新婚旅行先のオーストラリアの話を始めた。
いろいろ話し込んでいくうちに、どんどん切なくなっていく。
体の芯の熱は収まるどころか、さらに加熱して順平を恋しがっている。
電話の向こう側の順平の言葉遣いも様子がおかしい。
「ねえ…順平、最後にした夜のこと、思い出しちゃってない?」
「そ、そんなことないよ」
「うそ、耳元に吐息が聞こえるよ」
「絵梨こそ、話し振りがいやらしくなってきたよ」
「だってあんな激しい順平初めてだったし。一晩中腰振られちゃったし」
「オマエのあそこが、うねうねと締め付けたり、きつく吸い込むからだよ」
「やだあ、すけべ」
最後の夜、順平のものは今まで経験したことがないくらい反りたった。
信じられない程どろどろに熱く濡れた絵梨の奧深くを一気に刺し貫いた。
あまりの快感に絵梨のその部分はいやらしい軟体動物のように変貌し、
ぎりぎりと硬直を締め付け、うねうねともみまわし、発射を促し続けた。
やがて絵梨はゴムなしの順平のモノが大きく膨らむのを感じ取ると同時に、
びゅっ、びゅっと何度も何度も注ぎ込まれていく熱い液体の流れを感じる。
(ああ…あのときの熱い液体の感触が…、熱が、忘れられない。順平の…)
「絵梨、絵梨とやりたい。今すぐでも」
「じゃあ…しよっか。あたし、ベッドで横になってるから、襲って」
「ああ…絵梨、パジャマの胸元をはだけて、乳房をもんであげる」
順平の愛撫を思い出しながら、絵梨は体をくねらせ、左手で乳房を撫で回す。
乳首をつまむと、びくん、と上体が反り返る。
「絵梨のパンティのなか、ぐちょぐちょしてるよ、ほらっ」
すうっと指を滑り込ませると、溝はぬるぬると湿っている。
「絵梨、大きく股を開いて…。ああっ、なめてあげる」
股を広げた絵梨は順平の舌の動きを思い出しながら、突起をこね回す。
「はうあああっ、ああっ。いやあ、おかしな音たてないでっ」
ずずずずずっ、ぶじゅじゅじゅじゅっ、と電話口で大きな音がする。
「ああっ、絵梨、電話来る前から、硬くなってたんだよ」
絵梨は人差し指と中指をくっつけて唇に置く。
「さあ、いつもどおり咥えてっ」
「うん、うん、うぐぐっ」
電話口で音を立てあう2人。絵梨はあごに受話器を挟んで励む。
シックスナインでおたがいの性器を舐めあう様子を思い浮かべる。
続けて四つんばいになって股間に両手を滑らせ、左手で陰唇を開く。
それから中指を奥深く差し込むと、尻は自然にクネクネと振り乱れ始める。
「ああ、ねえ、順平…、入れて、後ろから、きてっ」
「おおっ、絵梨、絵梨…、さあ、ぶすうっと入れるぞ、ほら、ああっ」
「あああああっ、硬いのがっ、もっと、もっと、奧っ」
股間は絶え間なくにちゃにちゃ、びちゃびちゃと音をたてている。
受話器を耳元において、絵梨はよだれを流しながら頭を振り乱す。
順平の卑猥な言葉の攻勢に、いよいよ達する時間がやってくる。
「さあ、どこに出してほしいか、いつもの通りにいって、絵梨」
「いやいや、やあよ。だめよ」
「じゃあ仕方がない、電話切るね、おやすみ絵梨」
「そんなっ。こんな風にしてっ、ああっ、お、お…んこよ、はやくっ」
「よしよしいい子だ、さあ、じゃあお…んこにいくよ。種付けだ」
「ああああ、おま…こ、お…んこ、気持ちいいの、あああああっいくぅっ」
「おおおおおおっ、ああっ、くあっ、いくっ、いくぞっ」
「ねえ…、いっぱい、出た?」
「ああ、胸まで飛んだよ、絵梨」
「うふふ、良かった。じゃあ、切るね」
2人はお互いに快感をかみ締めながら、ゆっくりと電話を切る。
そして絵梨は大きく息をしながら、尻を高くあげ、しばし眠る。
「ああっ、なんだあの格好っ、す、すげえっ」
すぐ下に絵梨の新居が見える公園の駐車場に男がいた。
彼は望遠鏡を持ち、絵梨がオナニーしている様子をつぶさに観察してる。
制服のベルトをはずし、トランクスの中の怒張を撫で回しつづける。
「防犯上よくないな、カーテン開けっ放しで全裸でテレフォンセックスは」
やがて鼻息を荒げ、男はたっぷりと放出したのだった。
(2)へつづく・・・