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小説(転載) 挿入倶楽部 9/9(未完)

官能小説
07 /17 2015
【挿入倶楽部--9】

 やさしく股間を撫で回す男の愛撫の指は、絵梨のクリトリスに伸びてきた。
 亀裂はすでに洪水で部屋中恥ずかしい音で満ち溢れているようだ。
(ああ…、そんな風に攻められると…)
 自然に股を開く絵梨に熱くいきり立ったものが当てられる。
「あはっ、これ、すごっ…い、あああああっ」
 一気に奥深く貫き立てる男のものを、のけぞりながら受け入れる絵梨の手を
やわらかく握りながら、男は覆いかぶさり、唇を重ね、舌を差し込んでくる。
(うん…、ああ、涼ちゃんね、すごく気持ちいい…)
「ああっ、絵梨…、中に」
 子宮は勝手に男のものに絡みついて、まるで噛み付いてちぎりそうな勢いだ。
「いやあっ、涼ちゃんがそんなにっ、あああっ」
 涼司の胸板に、自らこりこりになった乳首と、やわらかい乳房をこすりつけ
絵梨は腰を激しく涼司の腰へたたきつける。
 膣は愛液にまみれ、やさしい潤滑油となって涼司の一物を激しく刺激する。
「ああ、絵梨さんっ。そんなに激しくされると…、もういきそうだ、ああっ」
「いいわよっ、涼司っ、ねえ、いっぱい、あたしの中に、出してぇぇ」
 激しく出入りする涼司、ぺちぺちと音を立てぶつかる二人の股間。
「ああああああああっ」
「うおおおおおおおおっ、おおっ、おうっ、ああ…」
「やあああ…、ああ、涼司のあったかいものが、いっぱい、あああっ」
 やがて絵梨はゆっくりと意識を失っていった。

「へへへ。絵梨ちゃん、結局こういうこと、するんだね」
 耳元で声が聞こえる。絵梨はうっすらと意識を取りもどしてきた。
「すごいなあ、絵梨さん、この間、あんたこの人に犯されていたよね」
 祐の声も聞こえる。
(何?どういうこと?)
 はっと目を覚ますと、祐と章が絵梨の左右に裸で寝そべっている。
 舌を卑猥に伸ばし、耳元から首筋をべろべろとなめながら乳房をもんでいる。
 遊んでいる手をゆっくりと股間に伸ばし、左右から絵梨のクリトリスや膣に
指を伸ばして、やわらかくこね回し始めた。
「あああっ、なんでぇ、祐君、あなた、どうしてこんなこと?」
 祐は答えない。ひたすら乳首にむしゃぶりつきながら、膣を指で愛撫する。
「いやっ、ああ、やめてっ、ねえ、章、もうこんなこと…、やああっ」
 章も答えず、同じようにもう一方の乳首を嘗め回し、クリトリスをつまむ。
「ひいいいっ、おねがい、いやっ、犯さないでっ、もう、ああ、だめっ」
 ベッド上で押さえ込まれた絵梨は、シーツを引っ張りながら抵抗する。
 しかし男二人の力はそれ以上だ。
 やがて章と祐は、絵梨の両膝裏にひじを引っ掛けて思い切り股間を広げた。
 がばあっ、と広げられた絵梨の恥丘にうっすらとはえそろう恥毛。
 その中で激しく赤みを帯びて膨れ上がっている膣の入り口は、蜜まみれだ。
 再び上半身を嘗め回す祐と章。その二人の頭の向こう側に、誰か立っている。
「い、いやっ、ああああっ、だめっ、お願い見ないでっ」
 絵梨はその人影を確認して、驚きと恥ずかしさで叫び続けた。涼司だ。
「あああっ、ねえっ、やめて、見ないでっ、ああっ、お願い、助けて」
 全裸で股間を硬く膨らませて立ち、絵梨のバイブを取出しスイッチをいれた。
 激しくうねりを上げるバイブを見つめ、涼司は口元をいやらしく緩めている。
「絵梨、毎晩こんなものを使って、慰めていたんだね…」
「いやっ、ああっ、ねえ、どうして、急にそんな風に…」
「急も何も、もともと俺はこんな感じだぜ、絵梨」
 そういうと、涼司はぶすりとバイブを絵梨の膣に突き刺す。
「あはあ、やああっ」
 バイブはマンぐりがえしに折りたたまれた絵梨の膣道をするすると突き進む。
 そして涼司が手を離すと、ぐいんぐいん音を立て、くるくる回転している。
「ああっ、いやよぉ…、ねえっ、あああっ、やめてえ、ああ、いいっ」
「ふふっ、なんて助平な女なんだ。こんなことだろうと思って、用意したよ」
 茶色にうっすらと淫水やけした大陰唇の周りが、絵梨の露でぬれている。
「あああ、こんなになるまで、セックスしたんだ、絵梨は」
 涼司はローターを手に取り、大陰唇の周りに当てながらクリトリスを舐める。
「うおっ、振動が伝わって…、ああ、こんなに膨らませて…」
「ひいいいいっ、あああああっ、す、あは、あがあっ…、気持ち…」
 涼司はクリトリスから舌を離し、ローターを当てがう。
 股間のあちこちを揺さぶられて、絵梨は尻を大きく丸く振り乱す。
「いやっ、だめ、ああっ、そんな…、気持ちいい、ああっ、違うっ、やあっ」
 バイブレーターのスイッチを切って、ずるずると膣から引き出す。
 すると、どろどろとした白い液が大量に流れ出してきた。
「おおっ、程よく出来上がってきたようだ、さあ、スケベ汁を…」
 祐と章は、絵梨の上体を起こして、両膝を抱え上げ、股間を涼司に向けた。
 涼司は熱い吐息を絵梨の股間に噴きつけながら大陰唇に吸い付く。
 ぶばあっ、じゅばばっ、と下品な音を立て、あふれ出す絵梨の露を飲む。
「ああ、いやっ、だめっ、いやっ、何するのぉ、もうやめてっ、ああっ」
 章と祐は絵梨の乳首に歯を立てて強弱をつけて噛み、舌先で突端を刺激する。
「絵梨、嫌がっている割にはどんどん出てくるじゃないか、ねえ」
 涼司は今度は膣に指を差し込み、激しく前後に出し入れを始める。
「ああああ、いやあ…、だめええ…お願いもっと、ねえ。ねえってばああ」
 ぐっちゅぐちゅと音を立てながら、指が出入りする。
 そのストロークが激しく早くなるにつれて、その音もいやらしく響きわたる。
「ほらほらほらっ、ぐちゅぐちゅいって、絵梨の奥からなんか流れてくるぞ」
「ああっ、あああああああっああああ、だめ、なんか出る、いや…見ないで」
 勢いよく、絵梨の股間から、液体が噴出して、シーツの上に流れ落ちた。

 ぐったりと首を折る絵梨の顔は赤みを帯び、呼吸は荒い。
 涼司は股間を大きく開いて抱え上げられた絵梨のあごを持ち上げる。
「ち○ぽほしいか、おま○こしたいか?なあ、絵梨?」
 絵梨は上目遣いで涼司を見上げ、恥ずかしそうに顔をそむけた。
「ち○ぽ、ほしいみたいですね」
 祐がつぶやく。
「絵梨はおま○このことしか考えてないもんな」
 章もささやく。
「そ、そんなこと…あ。はうううっ」
 熱く硬いものが膣に当てられ、何度か入り口をなぞると、一気に入ってきた。
「ああ…、すごい、おっきいぃ…」
「絵梨…、俺のち○ぽ、すきかぁ?」
 涼司が腰をやりながら、問いかける。
「ああ、いやっ、だめっ、うううっ…、好き、すきですぅ」
「おおっ、ちんちん、好きなんだね、絵梨」
 祐が硬直を絵梨の口元に当てる。
「あ、うぐっ、ぐっ、ぶぼっ」
「おおっ、すげえっ、絵梨ちゃん、ま○こも口もふさがれちゃった」
 絵梨は祐の一物から口を離して、章の股間に舌を伸ばし、くわえ込む。
「ああ…、絵梨、大好きだよ、愛してるよ」
「俺もだよ、絵梨、大好きだ、愛してるよ」
「絵梨ちゃん、またこうやってセックスできるなんて…、俺は幸せだよ」
 男たちは次々に甘い言葉をささやき、かわるがわる絵梨を攻め立て始めた。
「ああ、ああ、だめだめっ。いやん…」
 意識を失い、そして気がつくと涼司が上に乗って腰を振っていた。
 再び意識を失い、気がつくと章と祐に上下の口をふさがれ、犯されていた。
(ああっ、もう、何、なんかわかんないけど…、だめっ、もっと、ああ)
「さあ、絵梨、みんなで順番に、君の中に、出してあげるね…」
「ああ…、涼司君…」
 絵梨は、まず涼司のモノが入ってくるのを感じた。
 それはあっという間に膨らんで、子宮の奥深い部分に熱い液体を吐き出した。
「ああ…よかったよ、絵梨…、さあ、かちかちのち○ぽでもう一回…」
 そういいながら起き上がり、再び腰を降り始めるのは祐だ。
「あああっ、祐君、いつの間に入れ替わって、…ああっ。すごっ」
 祐も激しく腰を打ちつけ、熱い液体を吐き出し、覆いかぶさる。
「へへっ、絵梨、こなれたおま○こ、熱くて、おいしいぜ」
 再び起き上がった男の激しいストロークに身を任せて、泣き始める。
「やあああっ、何で章なの、もっと優しくしてっ…、ああっ、でもいいっ」
 何度も入れ替わる一人の男の背中に爪を立て、腰に両肢を絡めて絵梨は泣く。
「あああああっ、もうだめえっ、またいきそうぅっ、もっと、もっとよぉ」

「ふふ、知らないうちに、あなたの奥さん、あんなことになってるわ」
「絵梨…、なんてことだ…。俺以外の男に抱かれて…、ああ、顔に…」
 3人の男に突き立てられ、自ら腰を激しく振り乱しあえぎまくる絵梨の隣で、
美穂は順平のトランクスをずりさげ、興奮で先がぬれているモノを見下ろす。
「あ、こんなにして…、素敵なおち○ちんだわ…」
 舌を伸ばして、美穂はさおの裏側をゆっくりと舐め上げる。
「ああ、だめだよ、気づかれると…」
「でもほら、あたしもこんなになってて。ねえ、しましょう」
 美穂は立ち上がり順平の手を下着の中に誘い込む。
「ああ、美穂さん…、これって…、こんなになって…」
 順平は美穂の衣服を次々と剥ぎ取って、ベッドへと押し倒した。
 その隣で、絵梨は全身をぴくつかせながら、幸せそうな顔で、眠っている。


(10)へつづく・・・

小説(転載) 挿入倶楽部 8/9(未完)

官能小説
07 /17 2015
【挿入倶楽部--8】

 涼司が営業に出払って一人の事務所で、絵梨は彼の帰りを待っている。
 金曜の夜、絵梨は何かひとつ忘れていることに気がついた。
 手帳を開いてスケジュール確認をしていた。
(おかしいなあ、なんだったかな) 
事務所の入り口の鉄扉が開いて、誰かが入りこみ、絵梨の背後に立った。
 無言の人影は、いきなり絵梨の尻の双球を撫で回し始めた。
 それからするするとはずしたネクタイで絵梨の目を覆う。
 一瞬目に入っネクタイの色柄は、先日涼司にプレゼントしたものだ。
「ちょっと…何?涼司さんなの?やめて」
 ごつごつとした男の掌は少し足を開いて立っている彼女の尻を撫で回す。
 絵梨はとっさにあわてて股を閉じようともぞもぞと股間を動かす。
 しかしその手は、その動きに便乗しぶすぶすと股の間に侵入してきた。
 そして股間を撫で回し絵梨の溝の部分にぴったりと掌を貼り付ける。
 さらには前後にいやらしく撫で回し、淫肉を探り当ててやわやわと揉む。
「むっ…、うあっ」
 声を上げようとする口にハンカチが詰め込まれ、絵梨の意識が薄くなる。
「ん、んっ」
 硬くなった一物と掌で後ろから絵梨を攻める男。
 びくっと体を振るわせた刹那を、男は見逃しはしなかった。
 絵梨のパンツのベルトを手際よくはずし、ボタンとファスナーを緩めた。
 ピンク色の下着と一緒にあっという間に太ももの途中までズリ降ろす。
 むちっと左右に広がる白い脂肪球が白熱灯の光にまぶしく光る。
「いやああっ、こんなの、やめてえっ」
 ハンカチが外れた口で大きく声を上げるが、男以外誰もいないようだ。
 男は背後から絵梨の髪を撫で回し、頬をぴしゃぴしゃと叩く。
 左の中指が唇をなぞり、硬くかみ締めた歯をなぞり、口内に忍び込む。
 右手は絵梨の大陰唇を撫で回し、やがて突起をつまんでこね回す。
「あああっ。やっ、あっ。あっ、ちょ…、あは、あふ、うっ、うっ…」
 ぴちゃぴちゃ、と音を立て、絵梨の股間の溝の入り口が広がり始めた。
 もちろん男の指は、その瞬間を逃さず、指を深く差し入れる。
「ふあああああっ、あはあっ」
 背中をのけぞらせ、絵梨が艶かしく声を上げる。
 びちゃびちゃ…と、股間の汁音も一層けたたましく音を立て始めた。
 数分もしないうちに、絵梨の顔は赤みを帯び、全身から力が抜けていく。
 太ももまでズリ下げた彼女の衣服が一気に引き摺り下ろされた。
 男は右手で絵梨の尻に往復ビンタを浴びせはじめる。
 自分のズボンのベルトを緩めると、スラックスがすとんと床におちた。
 絵梨の太ももにじょりじょりとした脚の毛の感触が伝わる。
 トランクスを下ろし、横太の長黒い一物を絵梨の部分にぴたりと当てる。
「ひいっ、あ、い、いや、ああっ、だめ、ああっ」
 ぐ、ぐ、ぐ、とゆっくりと音を立てるように2人の腰が重なっていく。
(あああっ、こんなところで!こ、こんな格好でなんて…、ダメよ、ああっ)
 ゆっくり、ゆっくりと、その一物は絵梨の子宮への道を埋めていく。
「ああああっ、い、いやあ、ああっ、そんな奧まで、後ろからって」
 行き着く先まで行き着くと、男は絵梨の背中にのしかかり、髪を撫で回す。
 それから絵梨の両腰をがっちりとつかみ、硬直を入り口までひきもどす。
「あっ、あっ、ちょ、ああっ、ふあああああっ」
 ぐぐぐっ、と再び膣を割り、子宮奥深くまでゆっくり突き上げてくる。
 行き着くところまで行き着くと、時計回りにぐるぐると腰を回す男。
「ああっ、いやっ、そんなあ…」
 彼の動きにあわせて絵梨の尻もグネグネと時計回りに回転する。
 再び膣口まで戻る男根に導かれるように、子宮から熱い液が流れ出す。
 男根が奥深くゆっくり差し込まれ戻る膣の中を、熱い女液が満たす。
 じゅぽ…ぴたっ。ぐちゅっ、ぴちゃ、くちゃ…、ぺちっ
「うあああっ、あん、ああっ、はあ、はああんっ」
 一突き一突きを繰り返すたび、絵梨の体からさらに力が抜けていく。
「ああん、きもちいいっ…、いいっ、い…、っくっ、だあ、めっ」
 大きく上体をえびぞらせ、絵梨は机に突っ伏した。
 その様子を見ながら、男は今度は細かいストロークで絵梨を突き始める。
 ぴたぴたぴたぴた…と尻と腹がぶつかり合う音が、オフィスに響く。
 絵梨は再び歓喜の声を上げ、やがて自ら腰を左右に振りはじめたのだった。

 かたかたかた、と規則正しく果てなく腰を振る男の鼻息が荒くなった。
 さっきまで絵梨の腰をがっしりとつかんで離さなかった両手。
 その両手は絵梨の両肩をがっしりと固定し、そして男の顔が迫ってきた。

「ああ、真砂さん、そんな格好で入り口にお尻向けてたら、犯されますよ」
 耳元でささやく男は、涼司のようだった。
「り、涼司さん、やめて、ああっ、あたしたちこんな急いで始めるって…」
「大人同士の恋愛の始まりなんです、体からということも、あるでしょう」
 背後から舌を伸ばし、絵梨の唇を舐め、涼司は細かく腰をやり始める。
「あああっ、そんなことっ。あたしは…、ああっ。だめ、やめてえっ」
 絵梨のあえぎ声を聞きながら、涼司は絵梨のシャツのボタンをはずていく。
「比良さん…あなたの気持ち、気がついていましたよ」
「な…何のこと?あたしの気持ち…、あっ、あっ、だめっ、」
「僕にこんな風にされたかったってことですよ。違いますか?」
 涼司はブラの上から乳房を揉み、フロントホックを手際よくはずす。
 ストロークにあわせてゆらゆら揺れる乳房。心地よく響く絵梨の鳴き声。
「ああっ、やめてえっ、あたしには…、だんな、がああっ」
 涼司は絵梨の言い訳を楽しむように、腰を叩きつける。
 彼女は言い訳するが、もはや快感に支配されてよがり泣くのだ。
「でも今は別居中なんでしょ、面接のときお話してくれたでしょう」
 深くゆっくりと刺し貫いたり、入り口を細かく出し入れしたり…。
「そんな話、してないっ…だめっ、おこられ…、ああああっ、いいわぁっ」
 ぬぬぬっ、と、涼司の男根に襞がまとわりつき、ぎゅうっと吸い付く。
「おおおっ、真砂さんっ、すばらしいですよ、だんな様は、果報者だなあ」
 全身を桜色に染め、上体をオフィスデスクに押さえつけられた絵梨。
 その膣壁はさらにきゅうっとしぼんで、涼司を締め付ける。
「ああっ、このおちん○んで、いっぱい女を…泣かせてきたんでしょ」
 机の上でやっと正上位にさせてもらえた絵梨が涼司を抱き寄せる。
「ふふっ、比良さんだからここまで成長したんですよ、このちんちんは」
 涼司は絵梨の両足首を両手でつかみ、机の上で彼女を二つ折りにする。
「ねえ…比良さん、って、やめて。絵梨って名前がいい」
「ふふふっ、じゃあ、絵梨って呼ぼうね、ドスケベ絵梨さん」
「あああっ、いやらしいっ、もっと言って。もっとやってぇ」
 涼司は腰を絵梨の股間に細かく叩きつけ、練りこむように左右に振り乱す。
「ああっ、絵梨さん、絵梨さんのおま○こ、ずっとこうして、あっ、ああっ」
「ああ涼ちゃんっ、ずっとずっと、いっぱいいっぱい」
 がたがたと音を立て涼司が腰を振る机の上で絵梨も尻をゆする。
「くうっ、いいぞっ、出そうだっ、絵梨に中出し、いいだろっ、ああっ」
「うん、うん…いっぱい、いっぱいちょうだい!ああっ」
「ああ、でる、でるっ…絵梨の、エロま○こっ、ああああ」
 ぎゅうううっと四肢を絡ませ、2人は力の限り抱き合う。
「あうぅ…、あはっ、おおぅ、あん、ああぁ…、やぅ…、あ、あ、ああん」
 絵梨は勢いよく痙攣する男根にあわせてあえいだ。
 どぷ、ぶぶっと、奧深く注ぎ込まれる熱い樹液。
 全て出し尽くした涼司が絵梨の顔に何度も熱いため息を吹きかける。
 それから2人で見つめ合い、唇を重ね舌を深く差し込み、余韻を楽しんだ。


(9)へつづく・・・

小説(転載) 挿入倶楽部 7/9(未完)

官能小説
07 /17 2015
【挿入倶楽部--7】

 涼司はなかなか帰ってこなかった。
 昼前に見た、涼司と章が並んで、笑いながら歩いている様子を思い出す。
(まさか涼司さん、突然あの男の仕事場に私を送ったりしないよね!)
 犯された男の下で働くなんて、当然だけど、耐えられない。
 時計は7時を回っていたが、絵梨はどうしても今日中に涼司に会いたかった。
 だからタイムカードを打って、そのまま残っていた。

 7時半を過ぎて、涼司が戻ってきた。
「あれっ、まだいらっしゃったんですか?ダメじゃないですか」
「あの、今日の話、どうだったんですか?」
 涼司に駆け寄ってきて、絵梨が緊張した面持ちで話しかけて来る。
「ど、どうしたんです?今回はちょっと厳しいかな、という雰囲気でしたよ」
 絵梨はその言葉を聞いて、体の力が抜けた。
「ああ~っ、よかったあっ」
「なんですか、それってないでしょう。僕の成績上がらないんですよ」
 そういえばそうだ、と、絵梨は肩をすくめ、そそくさと更衣室へ向かった。
「こらっ、ちょっと、逃げないくださいよ」
 という涼司の顔には、怒りの表情はなかった。
(それにしても、変な客だったなあ…。あんなのと仕事したらやばいからな)

 章は美穂のマンションの鍵を開ける。
 真っ暗な廊下を歩いていくと、やがて、美穂のうめき声が聞こえてくる。
 シーンと静まり返る一室。
「うああんっ、はああっ、ああっ、やあっ、それっ、だめえっ」
 がたがたとベッドが揺れる音に混じり、美穂の絶え間ない歓喜の声が響く。
 声のする場所へ章は向かう。
 寝室、ドアを開けると、目の前では祐が美穂を犯している。
 その様子を見る章の目は、死んだ魚のようだ。
「ああああああっ、あうっ。うううう…、ひいいっ」
 美穂は入り口に向けて足を大きく広げ、祐との結合部分を自ら眺めている。
「ふふふっ、美穂のま…こに、ぶっすり、突き刺さって…」
「ああっ、はいっ、祐さんのちん…ん、太くって…」
「へへへっ、ズブズブと奥深く、はまり込んでいくぞ」
「はうっ、あはっ、はあっ、ああっ、ああ、ああ、ああああああっ」
 祐の手が優しく美穂の尻を撫で回し、むんずとわしづかみ、腰を使う。
「帰ってきたな、章。それにしてもお前の女は、好き者だな」
「あっ、章っ…、これは、ああっ、いやっ、見ないでっ、いいっ。はああっ」
 下から突き上げる祐の硬直の動きに隠せない快感と、章への羞恥心が入り乱
れ、恥ずかしげに顔をそらし、結合部分を掌で隠そうとする美穂の手首を、祐
は払いのける。
「祐さん…、そうなんですよ、その女。たっぷり、突いてあげてくださいよ」
「ああっ、章?、なんでっ、イヤッ。はああっ、どうしてっ。いやああっ、
 祐は細かいストロークで美穂を攻め立てる。
 章は祐に同調しながら、ズボンを脱いでいく。
 泣き顔の美穂。それは章の言葉で受けた衝撃か、それとも、祐の腰使いへの
快感か。
 章はベッド上で祐のモノで突き上げられ、頭を激しく左右に振る美穂の前に
立つと、トランクスをするりと下ろす。ぴん、と立ち上がった一物が現れた。
「美穂、お前、俺とのセックスのときより、感じてんじゃないか?」
 章は、顔を振って否定する美穂の前に立つと、頭を抱え込んだ。
「ちがうっ、あああっ、いや…ぐ、ぐふうっ」
 唇につきたてた硬直を、一気に喉奥まで差し込む章。
「んんっ、がっ、がっ、ごっ…」
 ぐちゃ、ぶちゃ、と、美穂の口元が激しく音を立てる。
 口をふさがれて鼻息を荒げる美穂、その熱い風が章の硬直や陰毛を刺激する。
「おおおう、そうそうっ、いいぞっ。美穂っ」
 両手で美穂の頭を支え、章はぬっ、ぬっと、口中でのピストンを繰り返す。
「ん。ふがっ、ごごぼっ、んんんん、んがぁっ、げはあっ」
 もう耐え切れない様子で、首を左右に振って、美穂は章のモノを吐き出した。
 激しくむせ、口元はだらだらと流れ出たよだれまみれになっている。
 章が美穂のあごに指を添えて、ぐいっと持ち上げる。
「なんだよっ。俺のとき以上に感じてるんじゃないか?おいっ」
「いやあっ、そんなこと、ないわよっ」
 ぱしっ、ぱしいーん、ぴしっ 
「…ああああっ、すみませんっ」
 後ろから付き捲る祐が美穂を四つんばいにして、狂おしげに尻を叩き始める。
「何だって?もう一回、言ってご覧よ、美穂」
「ああっ、すみませんっ、はあああああっ」
 子宮の奧深くまではまり込んで、さらに太く存在を主張する祐の一物がうご
めくと、美穂は感電したかのように、全身痙攣させ、ベッドに突っ伏して、よ
だれまみれで泣く。
「ひっ、ひっ、あっ、もう、もうお願いっ…、ああっ」
「章、頼んでいた記憶、持ってきてくれたか?」
 章はゆっくりと頷く。
「そうか…、触媒の状況もそろそろのようだから、はじめるぞ」
 そういうと、祐は一物を抜いて、脱力した美穂を後ろから抱えあげた。
 ベッドに、章が仰向けに寝て、美穂をその上に乗せる。
「悪かったな、おかしな事言って、びっくりしただろう、愛してるよ」
 そういうと、章は覆いかぶさってきた美穂の唇を吸い、乳房をまさぐる。
「ううんっ、ち…ぽ、入ってなきゃ、やあよ」
 美穂は章の話しを聞いているか分からない。
 章の股間に手を伸ばし玉袋をまさぐり、硬直を握り締めてしこしことこする。
 股をゆるりと開き、膣口に亀頭をあて、溝に沿って何度かなすりつけた。
「あ、あ、あはあっ、うううっ」
 すっぽりと膣道に収まる、章の硬直の感触に体を震わせながら、尻を落とし
ていく。
「おおっ、美穂っ、あああっ」
 章は美穂の腰をがっしりと抱え、下から突き上げる。
 硬直でぐさりと刺し貫かれた膣から、白い蜜が流れ出し、章の股間を濡らす。
「あああっ、どんなことをされても…、あなたが、好きよ、章っ」
 唇を重ね、どちらからともなく舌を伸ばして、絡め合わせる。
 章がこじ開けた美穂の口中からは、絶え間なく彼女の唾液が流れ出し、章の
喉を潤す。
 桃尻は、大きく左右に揺れ、小さく前後に震え、激しい汁音を立てている。
 つん、つん、つん、ぶすううっ、と、章が美穂を攻め立てる様を、祐は眺め
ている。
 そして再びベッドの上に乗り上げると、美穂の尻を舐めはじめた。
「ああっ、ばかっ、どこ舐めてるのよっ」
 祐は美穂のアナルに口づけし、舌を伸ばしてクルクルと尻穴の周りを舐める。
「ひいいっ、あああっ、くすぐった、いやあっ」
 祐の舌が、直腸へと入っていく。信じられないほど、長い。
「うああああっ、やあっ、そっちはいやあっ」
「美穂、祐さんに任せて…。大事な事なんだ」
 章は美穂の髪を撫で回し、背中を撫で回し、落ち着かせようと唇をふさぐ。
「さあ、章、気持ちを楽にするんだ」
 章は体に力を抜いて、美穂の尻越しに祐を眺めて、一瞬ぎょっとした。
(何だ…?あの股間)
 それは細長いヘビのようにクネクネと、彼女の尻穴の手前でうごめいている。
「美穂、痛くはないからな…」
「ひゃああっ…、何?ああああ、くすぐった…、イタアあっ」
「おおおおおっ…?、おあああっ」
 美穂の膣壁の向こう側に、何かが入ってきた感触が硬直に伝わってきた。
 そして、ふと気がつくと、思い切り太くなって、存在を主張している。
「いやあっ、切れるっ、破けるううっ」
「ははっ、美穂っ、すげえぜ。お前のケツの穴っ」
 ぶすっ、ずぼっ、あああっ、はああああっ、
 祐と章のものが、交互にそれぞれの穴の奧を突き差すように、ピストンをは
じめると、美穂はその動きに蹂躙され、首を激しく振り、大声で絶叫を繰り返
すばかりだった。
「ひゃあああああああっ、もう、もう、か、あああああっ」
「おおおおおっ、いいぞっ、美穂、いくんだねっ。さあ、ああっ」
「ふああっ、おおおっ」
「ひいいいいいっ、あついっ、あああっ、いっぱい出てきた、出てるよおっ」
 祐の頭の中に、昼の章の行動が流れ込んできた。
 その中から、涼司の顔、体型、声、仕草の記憶を、祐は受け取った。


(8)へつづく・・・

小説(転載) 挿入倶楽部 6/9(未完)

官能小説
07 /17 2015
【挿入倶楽部--6】

「ああ、食いてえ…、絵梨の、ぐちょぐちょま…こ」
「ああ、出してえ…。絵梨のまん…に、たっぷりと」
「さあ絵梨、次は俺のちん…んで、気持ちよく啼いてもらおう」
 
 卑猥な夢を見ながら章は森の中で目をさました。
 なんでこんなところにいるのか、さっぱり分からない。
 
 絵梨の最悪の週末があけて、月曜日になった。
 祐はあの出来事を内密に処理したのだろうか、事情聴取もない。
 祐に一度連絡を取った事は取ったが、詳しい話を聞く勇気もない。
 かえって今週の金曜日に会って、食事をする約束を取らされてしまった。
 テレビや新聞で「暴行」の文字を見聞するが、自分の事ではない。
 しかしいつか警察がやってくるかもしれない、と、絵梨は不安だった。
 自分にそれほど暴行された意識がない、ということも恐ろしかった。
「なんかあたし、どうなっちゃうのかなあ」
 こんな時に相談に乗ってくれる美穂には、連絡できないし…。
「おはようございます、真砂さん、ゆっくりできましたか?」
 エレベーターホールで、涼司が声をかけてくれた。
 振り向くと、ワイシャツとネクタイをぴしっと着こなしている。
「ああっ、うそっ、サイズ大丈夫だったんですか?」
「絵梨さん、いいシャツとネクタイですね。僕、気に入りました」
 涼司がほめてくれて、絵梨は多少は気が和らいだ。
 なんとなく自分のため、涼司のために仕事をしようと思った。

 その日は月曜にしては珍しく残業もなく、2人で一緒に会社を出る。
 いつもは会社を出て駅まで歩く日課なのだが、涼司は地下へ降りる。
「今日から車で通勤することにしたんですよ…、送りましょうか?」
「え、あ、あのっ…いや、結構です」
 章との出来事のトラウマが足を遠ざける。
 絵梨は地上階へ戻って、ビルの出口に来て、章の幻影を見た。
 目の前が揺らめき、へたへたと倒れこむ絵梨を、涼司が抱える。
「ほらっ、今日顔色良くないから、送ってあげようと思ったんです」 

 2人を乗せた車は、港の展望台の駐車場にいた。
 車を出て、海に沈む夕日の見えるベンチに2人で並んで座った。
 絵梨の悩み事を一緒にかっさらっていくように涼しい風が通り抜ける。
「あー、気持ちいいっ、夕日もきれい…」
 頭が涼司の肩にゆっくりと乗っていく…まるでそこに順平がいるように。 
 涼司の腕が、絵梨の肩にまわって、髪の毛を撫でていた。
 絵梨はその心地よさに、しばし眠ってしまった。
 そして再び目をさました時、あたりは暗く、星が輝いていた。
「あっ、気がついた…、このまま起きなかったらどうしようって」
 微笑む涼司を見ているうちに、絵梨はぼろぼろと涙を流しだした。
 そして低い声で嗚咽を漏らし、ついには激しく泣き始める。
「どうしたんですか、真砂さん?」
 絵梨は涼司の胸に顔をうずめ、ぎゅっとしがみつき、離れなかった。
 涼司は彼女の頭に腕を回して、優しく抱きしめるだけだった。
「す、すいません、所長…、ああっ、シャツがっ」
 涼司のワイシャツが化粧まみれになっている。
「どうしよう…、奥さんかな、彼女かな、怒られちゃうね」

「ああ、大丈夫ですよ、今はそういう人いないですから」
 絵梨の家に向けて車を走らせながら、涼司が言った。
「ふーん、本当かなあ…、怪しいぞっ」
「本当ですって…、真砂さんこそ、こんなことが旦那さんにバレたら」
「心配要りませんって、あそこにはしばらく戻る気もないし」
 帰りの車内では2人が実は同い年で、同じ趣味もあって話が弾む。
 あっという間に、車は絵梨の家に到着した。
「ねえ、まだ話し足りないよ、涼司くん」
「じゃあ、電話すればいいよ、真砂さんに番号教えますから」
何かつれない返事だった。
「涼司さんって、あたしのこと真砂さんってしか呼ばないのね」
「ええっ、だって真砂さんは真砂さんじゃないですか…」
 絵梨は涼司の腕にしがみついて、甘えてみる。
「たまには違う風に呼んで見てよ…、涼ちゃん」
 明らかに動揺する涼司に追い討ちをかけてみた。
「涼ちゃん、あたしたちって、どういう関係だと思う、恋人?」
「えええっ、絵梨さんは旦那さんいらっしゃるから…上司と部下」
「えーっ、つまんないの、でも今絵梨さんって呼んだよね?」
「はあ、そうですよ」
「うれしい。もう一回呼んでよ」
「絵梨さん?」
「わあっ、ねえ、もっと繰り返してっ」
 
 電気を消して、名前を呼び続ける涼司を思い出し、乳房をもんだ。
「ねえ、あたしが眠るまで、何度も繰り返して」
 涼司が何度も名前を呼び始める様子を思い浮かべる。
「うん、涼司…、うん、上司と部下、以上に…。そう、恋人よ」
 股間に伸びた絵梨の中指が触れた溝はたらりと汁を流していた。
 ゆっくり、感じるように中指を差込み、激しく出し入れする。
「そう、ああ、涼司…、誘ってくれる?うれしいな、待ってるね」
サイドテーブルに用意しておいたバイブに手を伸ばした。
「うふっ…、ああっ、そう、そこいいっ、もっとよ、ねえ」
 バイブレーターを、濡れて十分準備のできた股間に添える。
 ゆっくりと膣に差し込んで、左手で刺激する
「ああっ、ああっ、ああっ」
 絵梨は股間のバイブに両手でそえて、腰をクネクネと振り乱した。
「うわああっ、いいっ、ねえっ。順平っ、ああっ、あうあうっ」
 続けて右手でクリトリスをこね回す。
 左手で順平の腰使いを思い出しながらバイブを出し入れする。
「あん…、ああっ、お願い。全部、忘れさせてえっ、涼ちゃんっ」
 肌を桜色に染め、大きく息をつく。
(どうしよう…、涼司くんで、いっちゃった)
 絵梨はもう一度涼司の顔を思い出して、股間をいじりながら眠った。

 次の日出勤した涼司は、昨日のお昼の彼に戻っていた。
「ああ、おはようございます、真砂さん。今日もがんばりましょう」
(ちぇっ、少しは愛らしくしてくれたっていいじゃない…)
 肩を落としながら、絵梨は机について、仕事を始めた。
 1階受付から電話が入って、涼司がなにやらあわてて準備を始める。
 突然取引先の新しい担当者が挨拶にやってきたらしい。
「真砂さん、僕の帰りが遅いようなら先に上がってください」
「じゃあ、あたしお昼買いに出ますから、外出るところまで一緒に」
 ビルの出口で2人は別れた。
 その男は章にそっくりだったので、絵梨は少し後をつけていく。
(何で?どうして…)
 一瞬振り向いた男を見て、絵梨は絶句した。
(やっぱり、章…!)
 またあの男がまとわりついてくるのかしら、と思いながら通りを歩く。
 ふと自分の名前を呼ぶ男の声が聞こえた--祐だった。
 たいした用事ではなかった。金曜の夜に、食事しようという話だった。 


(7)へつづく・・・

小説(転載) 挿入倶楽部 5/9(未完)

官能小説
07 /17 2015
【挿入倶楽部--5】

 玄関の鍵がかかっていなかったので、祐は簡単に家に入っていく。
 真っ暗な1階の廊下に目が慣れてきて、階段を見つけた。
 音を立てずに、一段一段上っていくと、声が聞こえる。

「いたあいっ、あああっ、いやあっ、もう入れちゃだめえっ」
「美穂に聞いたぞ、姑に言われたんだって? エロ猿、メス豚だって」
 祐がドアを開けると、2人の股間が露骨に目に入ってきた。
 男は絵梨の陰唇にもったいぶるようにカリを何度もなすりつけている。
「ふふふ、そろそろじらすのはやめて、たっぷり味わうとしようか」
膣口をとらえた硬直はしなやかに、するすると絵梨を突き刺した。
「ああああっ、いやああああっ、うあああっ」
「ここは素直じゃないか。うねうね吸い付いてくる」
 祐は、絵梨が犯されている様子に見入った。
「このまま俺のものになるって言えっ、さあ、このエロ猿ぅ」
 絵梨の耳元で大声で話し、章はくいくいと腰を振りはじめる。
「ひいいいいっ、いやあっ、章、こんなの、いやよおっ、誰かあ」
「叫んでも誰も来ないぜ。今から絵梨を俺のチンポ中毒にしてやる」
「いやっ、やめてえっ、いやああ」
「そしたら次は2人で美穂を犯して遊ぼう、きっと楽しいぞっ」
「いやあ…、いやよ」
 章は腰をすばやく細かく回し始めた。
「さあ、絵梨のおま…こザーメン漬けが、もうすぐ完成だぞ、おおっ」
 続けて章は規則正しい短い呼吸で、深く浅く絵梨を刺激する。
「いやっ、お願い、あたしじゃない、美穂に…美穂に出してよっ」
「いいねえっ、感じるよ、その言葉、あああっ、出る出るっ」
 章は絵梨の乳房にキスを浴びせ、息を荒げ乳首を舌で嘗め回す。
「いやああっ、だめっ、舐めないで、お願いっ、ああっ」
 章がさらに深く絵梨を二つ折りにして、ぎゅうっと抱きしめた。
 それから硬直を深く差し込んで、激しく突きまくった。
「ふん、ふん、ふおっ、おおおっ」
 ぴたぴたぴたぴた…と、性器がいやらしい音でぶつかり合う。
「ひいいいいいっ、あああああああっ」
 蜜壷をぶすううっ、とさらに深く刺し貫くと、絵梨は絶叫した。
「いやああああっ、ああああああっ」
 
「あああっ、絵梨、しまってきたぞ、きついお…んこっ、くはあっ」
 美穂に頼まれたはずの祐は、なかなか部屋に押し入らない。
(先のこと考えると、あいつが中出ししてからで、いいかな)
「絵梨のお…んこ、これが昔懐かしいち…ぽだって、思い出したようだぜ」
 章は玉汗を流しながら、激しく突き刺しを続けている。
 絵梨のふくらはぎが、空中でぶらぶらと、章の腰にあわせて踊っている。
 祐は大きく広がる絵梨の股間と、膣を激しく出入りする硬直を凝視する。
「はうああああ、ああああっ。いやああああああああああ」
 結合部のすきまから見える絵梨は大きく頭を左右に振っている。
「おおおおおおおっ。うああああっ、しまるっ、いいぞっ、あああっ」
 章の動きが一度止まる。
 章はがくん、がくんと両腕を折って絵梨の上にのしかかっていく。
 それから1回1回の放出にあわせながら、腰を前後左右に動かす。
 絵梨は涙を流しながら、章の放出にあわせて、痙攣している様に思える。
「さあ、どれだけ出たか、確認してみようか」
 用がすんで満足そうに縮んだ一物を抜いて、章は絵梨の陰唇を広げた。
 白い液体がどろどろと大量に流れ出て、シーツにしみを作る。

「おい何やってるんだっ、騒がしいって連絡があったんで来てみたら…」
 やっと祐は部屋に乗り込み、章の裸体を絵梨から引っぺがした。
「君っ、大丈夫か?」
 声をかけられ、絵梨は起き上がって、祐の背中にしがみついた。
「ああっ、この人、急におかしくなって…、こんなつもりじゃ…」
「ええっ?そんな言い方あるかよ、絵梨」
 祐は上着を脱いで、彼女にかぶせて、男を外に連れ出した。

 足元でがっくりとしている章の肩を叩き、祐はしゃがんでつぶやく。
「おい、お前、詳しく話しを聞かせてもらうからな」
 祐はそう話しながら、章の両手を縄で結び、彼の背中を押す。

「おいっ、どこへ連れて行くんだ? 警察じゃないのか?」
 祐は下卑た笑みを浮かべゆっくりと近くの雑木林に入り込んでいく。
「なあ、だいぶ盛り上がっていたようだが、そんなにいいま○こか」
 真っ暗な林の中、祐は章を太目のがっしりした一本の枝に吊るす。
「お、おいっ、一体これは…、こんな取調べが許されるのかっ?」
 祐はにっこり笑うと、章の頭を掌でがっしりとつかみ、爪を立てる。
「いてえっ、おいっ、やめろ、畜生、訴えてやるからな」
 祐は何事かつぶやきながら章の頭をつかんだ手に全力を入れた。
「うわあああっ、頭が割れるうっ、痛いっ、助けて、たすけてぇっ」
 祐の動きが止まった。
「まあ、落ち着け。お前にはいいものを見せてもらったし…」
 美穂を抱いたことを話そうかと思ったが、祐は言葉を止める。
「そ、そうか、あんた、そういう人か。なあ、早く縄をほどいて…」
 瞬間、章は頭の中に冷たい液体らしきものが流れ込んだと思った。
 それは続いて猛烈に熱を帯びて、体中を駆け巡る。
 おびえる章の視界に、細長い透明な管らしいものが飛び込んできた。
「あ、あんたは一体…、俺はここで殺されるのか…?」
「心配するな、お礼にお前を俺の倶楽部に入れてやるだけだ」
 そうして祐は続けて章の股間にあまった手を伸ばす。
「お前と俺は、記憶も肉体も感覚も共有する間柄になるだけだ」
 章の絶叫が響く雑木林の一角に不気味な緑色の光がにじみ、消えた。
 しばらくすると、章が雑木林から歩み出て、どこかへと走り去った。
 月明かりに照らされたその顔は、次第に祐の顔に戻っていった。
 
 翌日の夕方、ぼんやりと坂を下る絵梨を呼び止める声がした。
 振り向いた先にたっている男は、昨日の警官のようだった。
「あ、昨日はありがとうございました」
「やあ、絵梨さん、久しぶりですね」
 絵梨はじいっとその男を見つめた。
「ああっ、もしかして祐先輩ですか?」
(うそおっ…。昨日助けてくれたの、祐先輩だったなんて…)
 絵梨は顔を赤らめて、立ち尽くす---全部見られちゃったんだ---
「災難だったなあ…、でも、俺は仕事だったからな、仕事」
「そうですね…、って、あたしを女としてみてくださいよ、もう」
「ごめんごめん、これじゃ高校のときと同じだね」
「本当ですよ、もう」

 自分が覗き込んでいた痴態をさらす女が、今目の前にいる。
 器具を使い尻や乳房を振り乱しテレフォンセックスをするあの様子。
 脂肪たっぷりに膨らむ乳房、幅広い尻、太ももが男に組み敷かれ…。
 章が持っている絵梨の体の記憶、感覚が祐の体中を満たしていく。
 絡みついてきて締め付ける絵梨のおま…この力強さが股間を襲う。
フラッシュバックする祐のズボンの中ではもう爆発が始まりそうだ。
「ああ、おれさ、そろそろ戻らないと…」
「そう…、ねえ、非番の日が分かったら電話して。今名刺渡します」


(6)へつづく・・・

小説(転載) 挿入倶楽部 4/9(未完)

官能小説
07 /17 2015
【挿入倶楽部--4】

 父の気遣いと涼司の計らいで、順平と2人で旅行に出かけられた。
 セックスと睡眠と食事にふける7日間の予定も、4日目を迎えた朝。
「順ちゃん。こんなところで、何やってらっしゃるの?」
 順平の母が突然ホテルに乗り込んできた。
「会社に電話したらお休みしてるって…、こんな所で、こんな真似を」
 義母は無遠慮にベッドの毛布を思い切り引っぺがした。
「まあっ、このメス犬っ。エロ猿っ。誰があんたに順平の子を…」
 下腹部にこびりついた順平の精液を発見して、顔を真っ赤にして叫ぶ。
「母さん、俺たち夫婦なんだぜ、勘弁してくれよ、おいっ」
「もういいっ、順平っ、また電話する。さよならっ」
 絵梨は順平の制止を振り切って、部屋から走り去った。

 涼司は夜9時過ぎに仕事を終え、ドアの鍵を掛けている。
 彼は後ろに人の気配を感じ、振り向くと、そこには絵梨がいた。
「なあんだっ、つまんない人なんだからっ」
「分かってて驚いたほうがよかった? でも…お帰りが早いんじゃ?」
「ま、ちょっとね…。そうそう! お礼。受け取ってください」
 ブランド品の紙袋に包まれた大きな物を差し出されて、彼は戸惑った。
「あの、お休みの代価とかなら、仕事で何とかしてくれたほうが…」
「分かってます。仕事はまた一生懸命がんばります。でも今日は…」
 絵梨は頭を下げて袋を差し出す様子に涼司は折れ、包みを受け取る。
 2人は駅まで世間話をしながら歩き、そこで別れた。

(あーあ、あたしって魅力ないのかなあ、もっと話し聞いて欲しかった)
 涼司が乗った電車が駅を離れていくのを見ている時、声が聞こえた。
「やあ、絵梨ちゃん、今お仕事上がったんだ」
 章だった。
「ああ、今日は何?」
「今日も美穂がいないんだ、だから外に出たら寂しそうないい女が…」
 章はにこりと笑って、絵梨をドライブに誘った。
 絵梨は戸惑い、章の誘いは断って歩き始めた。
(いくらなんでも、偶然が重なりすぎるわ、この人)
 先日の飲み会の後、帰宅途上で鉢合わせする回数があまりにも多い。
 会社のビルの入り口、大通りの交差点、家へ向かう坂の入り口。
 その都度絵梨は自分より美穂の相手をして、と、振り切ってきた。
「美穂、最近、夜遅くって…。仕事かな、男かな。何か聞いてない?」
「し、知らないわよ、そんなこと」
 章は絵梨の左側に寄ってきて、歩調をあわせて歩く。
「君達は裸で抱き合って寝るくらいの深い仲だったんだろ。ねえっ」
 人通りの多い商店街で、章が叫んだので、絵梨は彼の口をふさいだ。
「ちょっと、みんなに聞こえちゃうじゃないっ、やめてよっ」
「じゃあ、今晩付き合って。絵梨の寂しさも、紛れるよ」
「いやよっ、帰りましょう、ねえ、帰ってください」
 絵梨はそういうと、章の手を振り切って、走り出した。
 章は追ってこなかった。

 坂を駆け上がりながら、絵梨は美穂をののしっていた。
「口軽すぎる。1回だけの、2人だけの秘密って約束だったのに」
 家にたどり着き、玄関の鍵を開けた時だった。
「やあ、お帰り、絵梨ちゃん」
 後ろから絵梨を羽交い絞めにしながら話す男がいた--章だった。
「いやあああっ、やめてえっ、誰か助けてっ、あ…ぐぐっ」
 章は絵梨を入り口の廊下に叩きつけ、バタン、とドアを閉めた。

 男はいつも夜10時になると「自称」日課のパトロールに出かける。
 目当てはいつもの女の痴態観察だ--しかしここ数日部屋は真っ暗だ。
「またいないのかなあ、畜生。今日はさっさと帰るか」
 帰る準備を始めたとき、部屋の電気がついた。
「帰ったか…、うおおっ、今日は男が上がりこんでいるぞ」
 修羅場だ--男が抵抗する女の腕をつかみ、シャツを剥ぎ取った。
 彼は、自分の胸をこぶしで殴り続ける女をニヤニヤと眺めている。
 そして、女の尻をスカートの上から撫で、勢いよく引っ張りおろす。
 彼はブラとパンティーのみの姿の女を、ベッドに放り投げる。
「すげえっ、今からレイプショーか、ああっ、そうだ、やっちまえ」
 覗く男はズボンの前を緩め、硬直を露出させ、しごき始めた。と…、

「おまわりさん…。あそこの家にいる男、あたしの男なんです」
 後ろからの声に、男はビックリして一物をしまい込もうとする。
(いつからそこにいたんだ? 今の俺の様子を見てないだろうな)
「お願い、あの男あたしの彼なんです。このままだと取られちゃう」
「そう言われても、私たちはそういうことには介入しないと…」
「章が自分からあんなことするわけないわ。絵梨がたぶらかしたんだ」
 男を見上げて懇願する女の視線が、一瞬、男の股間に降りる。
「ああっ、何やってるの?あなた、もしかして変質っ」
 変質者よ、と叫ぼうとした女の口が、ふさがれた。 

「なあ、黙っていてくれたら、あの男、なんとかしてあげるよ」
 男は女を跪かせ、彼女の髪をつかんで頭を前後に振っている。
 駐車場には、フェラチオ音が響き渡っている。
「おい、彼氏、ベッドで女の足首をつかんで…、二つ折りにしたぞ」
「おおっ、腰が沈んでいく、絵梨とかいう女に、突っ込みやがった」
「だめーっ、そんな風に言わないでっ、あなたのこと、黙ってるわ」
 男はうなづいて、彼女の髪を引っ張り芝生の上に連れて行く。 

「美穂って、かわいい名前だよな。俺はそう思うぜ」
 後ろから羽交い絞めにして、美穂のシャツのボタンをはずす。
 ブラジャーのカップに両手を引っ掛け引っ張りおろし、乳房をもむ。
「ああ…、だめ、あの女、あたしの章と昔できてたって噂もっ」
 芝生に座る男の硬直は、美穂の下着の上から膣口を刺激している。
「あああっ、この間飲み会の後っ、家に泊めた後から、章の様子がっ」
「そうかそうか…、こんないい女から彼氏を奪うなんてなあっ」
 首筋に舌を這わせべろべろとなめまわし、乳房を激しく揉みまわす。
 片手をスカートの中に滑り込ませ、美穂の下着の股間の部分をこする。
 美穂は空を見上げて、声を出さないように必死で耐えているようだ。
「絵梨という女は…、最低だな」
 そしてぐいぐいと布切れを寄せて、入り口を探り当てた。
「親友だったのに…、ああいやっ、乱暴だめっ…。ぐっ、あはっ」
(絵梨だったのか、あの淫乱女は。変わったな、あいつ)
 ぬるぬるの入り口から入り込む硬直は、するすると奧まで突き進んだ。
「ひいいいいいっ、お、おっきい、ああっ」
 美穂は、口を開いてよだれを流し、左右にクネクネと腰をくねらせる。
「ああっ…、このちん…ん、すごっ」
「おおおっ、お前のま…こも、すばらしいぞ、それに腰の動きっ」
「ああああっ、だめっ、もっと動いて、ねえっ」
「ふふふっ、どうして欲しいか大きな声で言ったら、ズコズコしてやる」
 背面座位でつながる2人の股は、美穂の尻の動きにあわせて揺れる。
「ほら、あの部屋でセックスしてる奴らに聞こえるように、大きな声で」
 後ろから伸びる男の手が力強く乳房をもみ、乳首をきりりとつまむ。
「あ、あ、ああっ、お、おまん…よ、お…んこ、したいのよっ、ねえっ」
 その言葉を聞き、男は鼻息を荒げ、ぐいっ、ぐいっと腰をやり始めた。
「ああっ、そうよ、そう、もっと、もっとついてえっ。いいっ、いくっ」
 男は美穂の腰に手を回し、下から激しく8ビートで攻めまくる。
「おおっ、美穂…、ああっ、さあっ、いくぞいくぞいくぞいくぞっ」
「あああっ、はうっ、うわ、きたっ、そうよっ、そう、はああっ、ああっ」

 男の噴出を受け止めながら、美穂はささやいた。
「ねえ、祐君、だよね、あなたの名前。章をお願い、ね」


(5)へつづく・・・

小説(転載) 挿入倶楽部 3/9(未完)

官能小説
07 /17 2015
【挿入倶楽部--3】

 目をさますと、簡単な食事とメモがおいてあった。 
『おはよう、昨日はいろいろと驚いちゃったよ』
 ベッドの上で、絵梨は、内股の痛みに昨夜の出来事を思い出した。
(ああっ、章とあたし…、どうしよう、美穂、気がついてないわよね)
『あたしは使ったことないけど、友達の友達が凄く薦めるから』

 会社から戻り、夜の家事を終えると夜9時を過ぎている。
 朝にもらった美穂のメモに書いてあるアドレスを打ち込んでみる。
(なんだろ、これ)
 そのサイトは、バイブレーターやローターの通販のページだった。
(あの女…、余計な世話ばっかり焼くんだから)
 というもののさらに奥深くサイトを興味深く見はじめた。
(うわぁ、何これっ…。やらしい形)
 彼女はバイブ1本とローターを注文した。
(これ、あいつの形にそっくりだわ、こっちは、彼。どうしよう)
 自宅に届けると、父は何でもかんでも開いてしまう。
 届け先を会社の住所にして、届け物の時間帯を指定して一息つく。
(昨日の晩のことも、あくまで…好奇心って奴だからね、順平) 
 
 夜10時、男は今日も双眼鏡や望遠鏡で絵梨の部屋を覗いている。
 蛍光灯の下で白く輝く裸身、ゆさゆさと左右に揺れる乳房。
 黒々と股間で逆三角を作る茂み、ベッドに倒れプルプルと揺れる尻。
「あの女、もういきそうなのか、おおっ、すげえっ。くうっ」
 絵梨はベッドの上で腰を高く上げて歯を食いしばって頭を振っている。
 ばたんと仰向けに倒れこんで、胸を弾ませるように息をついている。
「毎日いやらしい格好見せ付けやがって…くくっ、いずれ俺が慰めるぞ」
 裸身の絵梨が起き上がり、蛍光灯を消して部屋が真っ暗になる。
 その様子を確認して、彼も帰り支度を始める。

 翌日、絵梨は就業時間を越えても会社で仕事中だ。
「真砂さん。もうとっくに時間ですから、今日は上がっていいですよ」
涼司の声に時計を見ると、6時を回っている。
「ああ、真砂さん、何かあなたへの届け物が来てましたよ」
「ええっ?なんだろこれ」
 涼司から手渡された荷物のテープをはがし、中味を見て、絶句した。
 中味はバイブレーターとローターが形もあらわに入っている。
(なんなの…、もう届くなんて、速すぎるよ)
「真砂さん、何かまずいものでも入っているんですか?」
「いえ、いえ何でもありません、すいません」
 涼司は大声を上げた絵梨を見ながら微笑むと、再び書類に目を落す。
(あああっ、中味とかばれてたらどうしよう…、もう顔見られないよ)

 絵梨はあわてて身づくろいをして、会社を飛び出した。
 ばたばたとビルの階段をおり、入り口を出て通りに走りだした。
「あれ、絵梨じゃないか、今帰りなんだ」
 後ろから自分の名前を呼ばれて振り向いた絵梨は、たじろいだ。
「あ、あら…、章、ここ、帰り道なの?」
「いや、ちょっと寄り道してここの自販機でジュース買ったんだよ」
「そ、そうっ、それは偶然ね」
「そうだね。ねえ、途中まで一緒に帰ろう、美穂が住所教えてくれたよ」
 章はそういうと、絵梨の手を取り強引に歩き始めた。
「最近、変な人が多いから、送ってやってと、美穂に言われたんだ」
「そ、そうなんだ、わざわざありがとう、でも…」
 数歩先を歩く章は、断ろうとしても、付いて来そうな雰囲気だ。
 絵梨は仕方なく、坂の入り口までお供してもらうことにした。

「ごめんね章、もうここで大丈夫よ」
「そ、そう…。じゃ、分かった」
「ありが…」
 お礼の言葉の途中で、章が唇を重ね、舌を差し込んできた。
 絵梨が章の胸を叩いて離れようとすると、彼は尻に手を回し撫で回す。
「んん…、ねえ、一回だけって、約束したでしょ」
 章の尻を撫で回す手は優しく、絵梨はその場で座り込みそうな気分だ。
 それでもなんとか最後の理性を振り絞って、章のそばを離れた。

 その日もいつもどおり、風呂に入ったあと、絵梨は順平に電話をかける。
 順平は絵梨が仕事を始めたことを聞くと、急に元気がなくなったようだ。
「ねえ、順平…、でも、あたし、あなたが大好きよ。それだけは信じて」
「あ、ああ…。分かってるよ。僕も君の事をいつも想っているよ」
(自分の手だけじゃ、刺激が足りない…)
 彼女はベッドに用意したローターを手に取り、電源を入れる。
「うれしい、ねえ、順平、…あたしの乳首立ってるわ、吸って」
 順平が電話口で、ちゅうううっ、ずぱっ、っと音を立て始める。
 ローターで乳首の先端に軽く触れると、快感で体がびくびくと震える。
「ああ、あはあっ、凄いきもちいいっ、順平、もっと、もっと噛んでっ」
 ヴーンと音を立てるローターを乳房の稜線に沿って左右に行き来させる。
「絵梨、さあ、足を開いて、俺のほうに向けてご覧」
 順平が送ってくれた熊のぬいぐるみに股間を向けて、大きく左右に開く。
「ああ、見ないでえっ、順平」
「ふふっ、クリトリスが立って、割れ目もびしょびしょあふれてるね」
 ローターをそのまま下に滑らせ、クリトリスに当てる。
 快感が肌や脊髄を伝わって脳髄に染み渡る。
「あああっ、ダメッ」
 べちょぶちょ…ぶばばっ、と音を立てて順平が受話器を吸っている。
 絵梨は思わずぬいぐるみに足をからませて、股間を擦り付ける。
「き…気持ちいいっ、ああ、ねえっ、お…んち…ちょうだいっ」
 バイブレーターを手に取り、絵梨がねだる。
「絵梨が自分からおねだりするなんて…今日はどうしたんだ?」
「ねえっ、入れたいのっ、はやくはやくっ」
 絵梨は少しごつごつした感じのバイブを割れ目に挿入する。
「ああ…絵梨のおま…こ、あったかくて、きもちいいぞお」
 それからいろいろバイブを弄り回し、ようやくスイッチを見つける。
 絵梨は弾みで強にした設定のまま、バイブのスイッチを入れる。
「ひいいいいっ。いやああああっ。だめっ、だめっ。らめええっ」
「おおおおっ、絵梨っ、あああっ」

 絵梨は全身を痙攣させてベッドに横たわっている。
 その様子をどこからか見られているなど心にも思っていなかった。
「すげえ…あの女、どこで買ったんだ?ローターとバイブまで使い出して」
 全裸でベッドに横たわる絵梨の左右の乳房が細かく震えている。
 股間の土手は想像以上にこんもりと盛り上がり、陰毛は細長い長方形で…
 割れ目に差し込んだバイブのうごめきにあわせて、ピクついている。
「あははっ、なんてすけべな格好だ。こっちが恥ずかしくなってくる」


(4)へつづく・・・

小説(転載) 挿入倶楽部 2/9(未完)

官能小説
07 /17 2015
【挿入倶楽部--2】

「明日は夜のエッチ電話は無しだよ」と言った時順平は寂しそうだった
  実家に戻って1週間たったその日は、絵梨の出戻り会が開かれるからだ。
  向いの席に座る参加者、章は、婚約して今は美穂と一緒に暮らしている。
(ふーん、そういうことになったんだね、章くん。やるじゃん)
 意地悪く睨みつける絵梨の視線を感じ、章は照れくさそうに微笑んでいる。
 
 2次会では男と女は別々に座って飲み食いを続けている。
『メインイベントの告白タイム』は絵梨の赤裸々な下半身話の時間だ。
「うそ、今は電話でエッチしてるって…、信じらんない」
「順平って、只者じゃないわ。一日4回はザラだったなんて」
「でもいずれ体が我慢できなくならないかな。ほんとは本物欲しいんでしょ」
「そんなことないよぉ。女はそんな欲望で動く動物じゃないでしょ」
「そうかなあ…、ね、絵梨さあ、順平って男のもの、どれくらい?」
 へべれけになって寝てしまった絵梨を、遠巻きに章がながめている。

絵梨は酔いつぶれ起きないので、美穂のマンションに泊まることになった。
 鍵を開け中に入り、絵梨の家に電話を入れて彼女の父に一晩預かると話す。
 それから章を追い出して、美穂はパジャマを出して絵梨の着替えを手伝う。
「ねえ、章の家、お母様は、厳しくないわよね」
 片付け物をしながら、美穂が章に話しかけるが、章はいびきをかいている。
「寝ちゃったんだ…、あたしも今日は応接で寝るか、ベッド取られたし」
 突然の邪魔をすることになった絵梨に少し怒りを覚えつつ、眠りについた。

 しばらくの間、寝息だけが響く3DK。
 しーんと静まり返った応接に眠る章が、むくりと起き上がる。
 美穂と愛を交わす部屋に、章が入っていく。
 普段は美穂を抱くベッドの上で、絵梨は可愛いい寝息を立てて眠っている。
 章はゆっくりと毛布を剥ぎ取る。
 横向きに眠むる絵梨のまろやかなS字を描くボディラインが現れた。
 感触をかみ締めるように二の腕の辺りに手を置く。
 そして、ウエストへ、ヒップへと手を滑らせ、何度も往復させる。
(ああ、思った以上にやわらかくて、いやらしい体になったな…)
 章は絵梨を仰向けにして、パジャマの上から乳房を優しく撫で回す。
(たくさんもまれるうちにいい形になったな、絵梨…。ここまで大きくて)
 鼻息を荒々しく、章は絵梨の脇に添い寝して胸の上で頬ずりを繰り返す。
(うーん、美穂のおっぱいもいい感じだが、これに比べるとどうだろう)
「う、うーん…」
 絵梨がうなっているので、章は一瞬驚いて、様子を見る。
 すやすやと寝息を立てているので、章はもう一度絵梨の乳房に掌を乗せた。
 中心部分で、ちょこん、ととがっている乳首に触れる。
 そのままゆっくり撫で回していくにつれ、乳首は立ち、硬くなっていく。
「寝ていても、感じている、絵梨の体…。よくしつけられて帰ってきたね」
 息をさらに荒げて、章は絵梨のパジャマのボタンをはずし始めた。
 それが美穂のものだと思うと、さらに興奮する。
(ふふっ、いずれ2人まとめて…)
 パジャマの前をはだけると、程よく左右に広がる量感の乳房が現れた。
(美穂と一緒にこのおっぱいを撫で回し…、乳首をこんな風に吸って…)
 ちゅうう…、ずぱっ、ずぱっ、ペロペロっ
 章は絵梨の両乳房の肌触りを掌で、舌で十分に堪能した。
 昔、歯と舌先が嘗め尽くした乳首はいまだ桃色でぴんぴんに立っている。
(きれいだ、絵梨…。さあ次は…)
 下半身を見ると、絵梨はすでにM字に足を折り曲げ、股間を開いている。
 章はだらりと涎をたらした乳房に舌を這わせ、乳首をかみ、舌先で回す。
 白い腹に片手を滑らせ、無遠慮にパンティの中にもぐりこませる。
「ん、んん」
 気がついたような声を出しているが、章は構わず指を配置につかせた。
 親指と人差し指で突起を探り当てつまみ、中指と薬指を陰唇に当てる。
「んふ…、ああっ、はっ」
 しゅるしゅると伸びだすクリトリス、ずずずっ、ともぐりこむ中指。
(おおっ、美穂にも見せてやりたい…、絵梨はこんな生き物って)
 章は一度絵梨から離れ、自分のパジャマを手際よく脱いでいく。
 もうすぐ、体をピクつかせ始め、息を荒げる美穂の親友にこれを突き刺す。
 懐かしい絵梨のあそこがどれだけ成長して帰ってきたか、じっくり味わう。
 章は絵梨のパジャマのズボンに手をかけ、一気にズリおろした。
 一瞬、絵梨がズボンが脱げ易くするように腰を浮かしたように思った。
 そのまま両膝を左右に開いて、絵梨の中心部を凝視する。
 昔と同じように割れ目は長く、肉はぽってりと厚い。
 陰毛はしっかりと手入れして、下着からはみ出ないような細長い長方形だ。
「ここはどんな風に変わったかなあ…。確認しような」
 陰唇にそって章は舌を這わせ、濡れた膣口から中指をゆっくりと差し込む。
「うう…、ああっ」
 視線の先の絵梨は、両手でシーツを握り締め、胸を揺らし、顔を振る。
(いい子だ、その反応、昔のままだね…)
 章は中指の出し入れのスピードを上げつつ、さらに執拗に股間を嘗め回す。
「はあっ、ああっ、あは、あっあっあっ」
 
(ちょっと…、誰? もしかして、章?)
 うっすらと目を開けて飛び込んできたものは、大きく膨らんだ男根だった。
 足のほうに視線を落すと、絵梨ははだけた上パジャマ1枚の裸体だ。
(ここ、どこ?)
 部屋を確かめようとした時、章の指が熱くなった蜜壷に入り込んだ。
「あああっ、だめっ」
 声を聞いた章が、あわてて絵梨のそばに顔を寄せてきた。
『気がついたんだ、ふふふっ、静かにしてね』
『えっ、ああっ、ここ、どこ?』
『美穂のマンション。大声出すと、気がついちゃうよ、あいつ』
 耳元でささやきながら、章の愛撫が続く。
 『バ、ばかっ、こういう事はもうしないって…約束っ、ああ、そんなっ』
『それより離婚するんなら、早く言ってくれよ。俺の気持ち知ってただろ』
『だめっ、離婚なんかしないわ。あなたは…美穂を大事にしてよ、ねっ』
『そんなこと素っ裸で言われても…それにここはそう言ってないよ、ほら』
 章が股間の指を激しく動かすと、ぐちゃぐちゃと汁音が部屋に響き始めた。
 あぐらをかいて座り、絵梨の手を取り、熱くそびえる一物を握らせる。
『声が出ちゃうだろうから、それ咥えるといいよ、さあ』
 そう続けて、絵梨の後頭部に手を沿え、ぐっ、と股間に引き寄せた。
 章の的確な指の動き、目の前にそびえ立つ物を見ていると、気が遠くなる。
 股間は絶え間なくびちゃびちゃと音をたて、絵梨はそのまま絶叫しそうだ。
(あああっ、気持ちいい…、美穂、美穂、1日だけ、許してね、ごめんね)
 大きく口を開け、章の一物を深く口に含み、舌を絡め、ぐちゅぐちゅと吸う。
『ふぐううううううう、ふん、ぐごっ、ぶはっ、ふはっ』
『おおおっ、絵梨、いいぞ、ああっ、もう、もうつながろうよ』
『ああ、ねえ、今日だけよ、わかった?わかってるよね』
 硬直から口を離し、絵梨は立ち上がる。
 あぐらのままの章の上にしゃがんで、硬直で何度も自分の溝を撫で回す。
 それからゆっくりと腰を下ろして、章にしなだかかり、腰を振りはじめた。
『は、絵梨…、こんなこと、昔は、ああっ、しなかった、あああっ、おほっ』
『ふふっ…、伊達に人妻やってたわけじゃないのよ、鍛えられたんだから』
 座位で唇や舌をついばみながら、2人は互いに快感を求め腰を振る。
『おおっ、ああっ、絵梨、さあ、出そう、出していいか』
『いいっ、ねえっ、きてぇ、ああっ、もっと、もっとついて、いきそうっ』
『よおし、絵梨、さあいく、ああ、いくぞっ』
『ああああああっ、きたっ、すごっ、あっ、ああっ、やん、はあっ、うふん』
『おおおおおおおっ。絵梨っ。ああっ。うは、しまるっ、くはあっ』
 絵梨の中で混じった2人の愛液が、章が物を抜くとどろりと流れ出る。

 2人は深く舌を吸い合い、しばらく裸体を重ね合わせた。
 それから章は何度も絵梨の全身にキスを浴びせ、静かに寝室を出て行った。


(3)へつづく・・・

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。