2ntブログ

画像 人妻 投稿者:代理人

個人撮影
03 /30 2022
闇窯は閉鎖。掲載サイトは投稿者のコメントによりモデルのことを知ることで楽しむのが本道だが、私は一度もレスしたことも投稿したことがないまま消滅してしまった。この画像、だいぶ荒いのだが、おそらくそそられるコメントがあったのかもしれない。
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小説(転載) 蒲柳の母9-3

近親相姦小説
03 /29 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 由布も入れたい気持ちは同じである。 入れなければ終わることはない。 ただ、由布には焦らして楽しむという過程が省けない。
「じゃあ、入れさせてあげるわ。」
そう言うと由布は幹太の股間に腰を落として幹太を沿わせ始めた。
「幹太。入れて欲しいの?」
暗闇で楽しそうな由布の声が聞こえてくる。
「入れて欲しい。」
幹太は素直に答えた。
「ダメ。面白くない。」
由布は幹太を沿わせながら焦らしている。
「お母さん、ズルいって。面白くないってなんだよ。」
幹太は由布の理由に納得できなかった。
「だから、面白くないのよ。」
由布の語彙はお世辞にも豊富であるとは言えなかった。 言葉を変えて説明することなど由布に求めても無駄なことだった。
「じゃあ、どうすればいいんだよ。」
幹太は由布に指示を求めることしかできなかった。
「なんかもっとあるでしょ。お母さんを楽しませなさいよ。」
由布の抽象的な希望に幹太は困った。 その間も由布は幹太を入り口に沿わせて焦らしている。 幹太はそれだけでも興奮することができた。
「お母さん。もう我慢できないよ。出ちゃうよ。」
幹太の切実な思いだった。 この幹太の限界を訴える声を由布は求めていた。
「もう限界なの?出ちゃいそうなの?」
由布はこれまでよりも楽しそうに声を上げた。
「お母さん、ズルいって。」
幹太も由布と同様に語彙が少ない。
「じゃあ、入れてあげる。でも、少しだけよ。」
そう言うと由布は幹太の先っちょを由布の体内に取り込んだ。
「あん。幹太が入ってきた。」
由布が女の声を漏らす。 幹太はそれだけでも由布の締めつけを感じていた。
「幹太。ピクピクしてるじゃない。まだ、出さないでよ。」
由布は冷静である。
「そんなこと言われても、出ちゃうときは出ちゃうんだって。」
幹太は少し焦り始めていた。 昨日のようにすぐに出てしまわないかと心配だった。 由布は少しずつ腰をおろして、より深く幹太を含もうとする。 由布の中は締めつけがきつい。 幹太のまわりに絡みついてくる。
「幹太の太い・・・」
由布がようやく幹太に自由を奪われようとしていた。 幹太はすぐに出ないように関係のないことを考えようと努力した。
「ユッコは今頃どうしてるんだろう?」
そう考えて後悔した。 ユッコが由布のように男を食い荒らしているところしか想像できなかった。 ユッコが部屋に男を連れ込んでいることは知っている。 しかもユッコは、幹太の目の前で楽しんでいる由布の子どもである。 ユッコが結婚まで貞操を守るような純情な女だとは到底思えなかった。 それに乱暴者のユッコのことである。 男を従わせることくらいのことは平気でするだろう。 まるでそこには若い由布がいるようだった。
「幹太。いい。いい。」
由布は腰を前後に激しく動かしながら幹太の感触を楽しんでいた。 幹太の頭の中ではユッコが男をむさぼっていた。 そして、目の前では実の母の由布が幹太自身を食い物にしている。 これ以上興奮するシチュエーションがあるだろうか。
「ダメ。ダメ。」
そう言うと由布は幹太の上に倒れ込んできた。 それでも腰だけは幹太を求めて動き続けていた。 幹太は今すぐにでも出てしまいそうだった。
「お母さん、出ちゃうよ。」
その声は由布には届いていなかった。
「また硬くなった・・・」
ユッコは幹太の変化がわかるようである。 幹太は爆発しそうな状態で由布が揺れるのに任せてただ仰向けに寝ているだけだった。 しかし、由布はその肉を揺らしながら幹太を出し入れし続けていた。 そして、幹太の本当の限界のときがきた。 幹太は声を出すことなく由布の中に放出した。 その瞬間、由布の上半身が軽く痙攣し始めた。 幹太は思わず由布を抱きしめた。 それでも由布の痙攣は止まらない。 幹太の腕の中で由布がビクンビクンと激しく脈打っている。 由布はなにも言わない。 ただ激しく深呼吸を繰り返していた。 幹太が手を離すと由布の体は自然と幹太の横に落ちていった。 2人の汗が潤滑剤となっていた。 しばらく幹太は由布を腕枕をして軽く抱きしめていた。 由布は寝ているのか起きているのかわからない状態だった。 そんな由布が突然ビクンと動いたかと思うと、突然顔を上げてキョロキョロし始めた。
「わたし・・・寝ちゃってた?」
「少し寝てたかもね。」
幹太は冷静だった。
「ヤダ、わたし、覚えてない。」
由布はよほどショックだったようである。
「もう、行くね。」
由布は起き上がろうとした。
「行くって、どこに行くんだよ。」
幹太は由布の行き場所がわからなかった。
「部屋に帰る。」
由布はまだ意識がはっきりしていないようだった。
「もう少し寝ててもいいよ。」
幹太は由布に優しい声をかけた。
「いい。帰る。」
そう言うと由布はベッドの上に座って呼吸を整えているようだった。
「まだ、いてもいいんだよ。」
幹太は由布の体を気遣った。
「幹太の、太くて、硬くて、すごくよかった。」
由布は寝言のようにつぶやいた。
「お母さん、もう少し一緒にいようよ。」
幹太は由布の手を引くと、ふたたび由布をベッドに寝かせた。
「お母さんも、柔らかくて、激しくて、絡みついて、すごくよかったよ。」
幹太は由布のよさを思い出していた。
「やっぱり帰る。」
そう言うと由布は立ち上がった。 抱きしめられて心が落ち着くと逃げるように去っていった由布が幹太の脳裏をよぎった。
「お母さん。」
幹太はなにか言いたかったが声が続かなかった。 呼び止めたかったわけではない。 かと言ってなにも言わずにこのまま別れてしまうのが寂しかった。
「お母さん。幹太がいないと生きていけないんだから。」
由布はいつも抱きしめられたあと、そんな気持ちで去っていたのだと幹太は思った。 プライドの高い由布のことである。 礼を言うこともできない。 顔を見ることさえできなかったのだろう。 幹太は由布のすべてを許すことができた気がした。
「お母さん。僕もだよ。」
幹太は初めて由布と心がつながった気がした。 暗闇の中で由布がふすまを閉める音が聞こえる。 もう幹太の声は由布には届かない。 しかし、幹太の心は確実に由布に届いたはずである。 逃げて、逃げて、堕ちて、堕ちて、ようやくたどり着いた2人の砂の城がそこにはあった。
     

蒲柳の母

~~ 完 ~~

小説(転載) 蒲柳の母9-2

近親相姦小説
03 /29 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 幹太は昨日の由布の指導を懸命に思い出していた。 しかし、電気を消しているために勝手が違っていた。
「暗いとやりにくいな。」
幹太がつぶやきながら由布の首の下に手を回す。
「だから明るい方がいいでしょ。」
由布は自分が正しいことを証明した気分だった。
「でも、暗い方が集中できるよ。」
幹太は昨日とは違う雰囲気に由布の感触も違うように感じていた。 幹太は暗闇で乳首を捜し、暗闇で股間に手を伸ばした。
「お母さん、もう濡れてるの?」
幹太は暗闇の中で由布と会話をしたかった。 見えないからこそ確かな由布の存在を確認したかった。 実の母だから敬遠していたはずなのに、実の母を求めて暗闇をさまよった。
「幹太に感じているの。」
由布は幹太が知っているどんな由布とも違っていた。 母の由布ではなく、女の由布がそこにはいた。
「幹太もっと激しくして。」
由布は激しいのを求めた。
「2本の指で穴に入れるんだっけ?」
幹太は懸命に昨日の指導を思い出していた。
「幹太。いい。」
昨日とは違う由布の声が漏れる。
「幹太。親指も使って。」
「えっ。親指?」
昨日は親指の使い方など教えてもらっていない。
「指を2本入れたら親指ででっぱりを擦るの。 でっぱりは放っておいちゃダメなの。」
由布の言いたいことは理解できる。 しかし、幹太の指はそんな器用には動かない。 懸命に体勢を入れ替えながら、穴の中とでっぱりを刺激することができるポジションを確保した。
「幹太。そこ。そこがいい。」
由布は少ない言葉数で幹太の努力をたたえる。 幹太は2日目にして由布の希望する前戯をほぼマスターすることができた。 ようやく幹太が体勢を固めたところで、由布は幹太の股間に手を伸ばした。 幹太は由布を刺激するだけでもう完成していた。
「幹太。もうカチカチじゃない。」
由布は楽しみが減った気がした。
「お母さんの体を触っていたら感じちゃったんだよ。」
幹太は由布の乳首から唇を離すと言い訳をした。
「お母さんも幹太を感じさせちゃお。」
由布はそう言うと幹太の皮をむいて先っちょを撫で始めた。
「お母さん、感じちゃうよ。」
幹太は由布のテクニックに耐えることができなかった。 由布がいつどこでこのテクニックを身につけたのかは定かではない。 それが太一との関係ではないことは幹太にでもすぐにわかる。 太一以外の多くの男とも寝てきたに違いなかった。 それが結婚の前なのか後なのかはわからない。 ただ、結婚の前だけでそれほど多くの男と交わることができるほど、 由布は晩婚ではなかった。
「お母さん、ズルいって。」
幹太は経験の差を主張したかった。 経験のない幹太と経験が豊富な由布との駆け引きは由布が勝って当然だった。 由布は勝って当然の争いを好んだ。 楽しんで勝利を収めたかった。 幹太は由布との対等の関係を求めた。 しかし、それを由布が認めるわけがなかった。
「なにがズルいのよ。もっとお母さんを楽しませなさいよ。」
由布にとって幹太は感じるための道具にすぎなかった。 身近で使い勝手の良い道具を手に入れたという程度にしか考えていなかったのだろう。
「お母さんが触るとすぐに出ちゃいそうだよ。」
幹太は由布のテクニックに屈するしかなかった。
「もっと我慢してお母さんを楽しませてよ。 なんのために若い体をもっているのよ。」
由布の股間からは大量の液体が溢れ出してグチョグチョである。 由布も十分に感じているはずだった。 それでも由布は幹太に弱みを見せなかった。 ときどき喘ぎ声が漏れることもあった。 しかし、幹太には呼吸の乱れ程度にしか感じることができなかった。 由布がどれだけ感じているのかが幹太にもわかれば、形勢はこれほど一方的に由布は傾かなかったであろう。 幹太の未熟さが熟練の由布に屈する原因の1つだった。
「女って触ると入れたくなっちゃうのよね。」
由布は言い訳のようにつぶやくと、幹太の顔の上に股間をおろした。 由布の一連のエッチの過程にはこの作業が省けないようである。
「幹太。今日はちゃんと舐めて。」
由布は幹太の舌を求めた。 幹太の顔に股間を押しつける行為は由布にとっての1つの上下関係を確認する作業だった。 由布は股間を舐めさせることによって優越感を感じていた。 男を従わせることが由布にとっては非常に重要なことだった。 由布が受け身のエッチは想像がつかない。 ただ黙って仰向けに寝て突かれるだけの由布は由布ではない。 実の母であるということさえも乗り越えて、幹太を道具として使いこなす由布こそが由布だった。 そこには由布の哲学ともいうべきものがあった。
「男は快楽のための道具である。」
この標語のもとで使い捨てられた男はどれほどの数に上るのだろうか。 由布にはもともと「男を愛する」という感覚が欠如している。 エッチは愛のためではなく快楽のためだけに存在した。 もちろん太一ですら愛してはいない。 今の幹太も愛の対象ではなかった。
「幹太。お母さんを舐めることができて嬉しい?」
由布は楽しそうだった。 幹太にはこの行為の意味がよくわからなかった。 それでも由布が笑顔を取り戻すためには必要な行為だと考えて必死でむしゃぶりついた。
「うふっ。幹太、かわいい。」
由布はもはや幹太を自分の子どもとしては見ていなかった。
「お母さん。入れて欲しいよ。」
幹太は大人の楽しみ方よりも、直接感じることを求めた。
「ダメ。まだ上手に感じさせてくれてないもの。」
由布は容赦なく幹太を否定した。
「お母さん、ズルいって。」
「ズルくなんかないわよ。これがセックスなの。覚えておきなさい。」
由布には指導しているという大義名分がある。 こんな特権を由布に持たせてはならなかった。

小説(転載) 蒲柳の母9-1

近親相姦小説
03 /29 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 由布の追試験は次の日にやってきた。
「幹太。抱きしめて。」
由布の心は確かに折れているようだった。 幹太は由布を抱きしめた。
「どうしたんだよ。昨日はあんなに調子がよかったじゃないかよ。」
珍しく由布を抱きしめているときに幹太が声をかけた。 いつもなら由布の心が落ち着くまで待つところである。 由布は心が静まるまで幹太の腕の中で黙っていた。 幹太もそれがわかっていた。
「お母さんもそう思ったのよ。」
ある程度精神状態がよくなった段階で由布が語り始めた。
「昨日は自分でも不思議なくらい気持ちよかったのよ。 幹太も『お母さんのためだ』って言ってくれたでしょ。 お母さんすごく嬉しかったのよ。」
今日も由布の言葉はスムーズに出てきている。
「それが、幹太には言いにくいんだけど・・・」
由布にしては珍しく幹太に気を遣っている。 昨日学習した成果なのだろうか。
「なんでも言ってよ。 お母さんがオレに遠慮したらオレの存在価値がなくなっちゃうから。」
幹太は本気でそう信じていた。
「今日は幹太に抱きしめてもらわなくても大丈夫って思ったら、 急に幹太に抱きしめてもらいたくなってきちゃって・・・それが、どんどん我慢できなくなってきて、 いつもみたいに心が止められなくなってきちゃったのよ。」
由布は申し訳なさそうな表情をしている。
「それってつまり、オレがいるからよくなるのに、 オレがいるからオレを求めて悪くなっちゃうってこと?」
幹太も言いながらよくわからなくなっていた。
「よくわからないけど、たぶん、そんな感じ。」
由布も幹太も難しいことを整理して理解することは苦手である。 そんなところも親子である。 これが太一ならもっとわかりやすく説明できるのだろう。 いずれにしても、由布は幹太を求めて病状が悪くなるという本末転倒な状態に陥ってしまったことが明らかになった。
「でも、オレが抱きしめたらよくなるんだろ。」
幹太にはそれが頼りだった。
「結局はそういうことなんだけど、それを求めてしまっているってことよね。」
由布はこのメビウスの輪のような迷路に迷い込んだ状態に不安を感じていた。
「大丈夫だよ。オレはいつでも抱きしめてあげるし。」
幹太は由布を勇気づけるつもりで言った。 しかし、由布にはまだほかにも問題を抱えていた。
「いつでも抱きしめてくれるのは嬉しいのよ。すごく嬉しいのよ。 でもね、抱きしめてもらうたびにセックスがしたくなっちゃうと思うのよ。」
由布は新たな問題を露わにした。
「それってどういうことだよ。」
幹太には、抱きしめることと、エッチをすることがつながらなかった。
「あのね。昨日、寝る前に考えていたんだけどね。 幹太に抱きしめてもらうでしょ。そしたら2人が男と女みたいな感じに思えちゃって。 最後にセックスしないと終わらなくなっちゃうのよ。」
由布は頭の中にある順序をそのまま説明した。
「でも、抱きしめたらいつもセックスがしたくなるとは限らないだろ。」
幹太はまだセックスの依存性を甘く見ている。
「だって、お母さん、今、セックスしたいわよ。」
由布は昨日のような関係を求めていた。
「どうして今まで抱きしめあっていたのにしたくならなかったのか 不思議なくらいしたいのよ。幹太はしたくないの。」
幹太は困った。 困った結果、昨日の感想を言うことにした。
「オレ昨日、お母さんとセックスして、すごく気持ちよかったし、 もっとセックスが上手になりたいって思ったけど、お母さんって言うのがどうしても引っかかるんだよな。」
幹太もあれから由布との関係を考えていた。
「だって、お母さんを幸せにしてくれるんでしょ。」
由布は幹太の弱みに付け込む。 由布の得な分野である。
「そうなんだけど、そうなんだけど、お母さんなんだよ。」
幹太はまだそこで引っかかっていた。
「お母さんで気持ちよかったんでしょ。電気消したら大丈夫なの?」
由布はあらゆる可能性を検討したかった。 幹太は由布には勝てないと思い始めていた。
「じゃあ、電気消してくれる?」
幹太が妥協した。
「いいわよ。電気消してあげるから、すぐにしましょ。」
由布にとっては契約成立だった。
「えっ。もう、始めるの?」
幹太は心の準備ができていなかった。
「セックスは勢いだって言ったでしょ。 何月何日の何時何分からするって決めても意味がないのよ。 したくなったときにしなくちゃダメなの。」
幹太はいまいち由布の言うことが腑に落ちなかった。
「お母さんはしたくなったらいつでもしちゃうのかよ。」
由布は当然のように答えた。
「したくなったらするものでしょ。どうしてしないのよ。」
幹太には由布の価値観がわからなかった。
「したくなったらする?相手はどうなんだ?」
幹太の頭の中には「???」が駆け巡った。 そして、相手のことなど気にしないのが由布だったことを思い出した。
「そうか、そういうことか。」
ようやく幹太にも納得することができた。
「わかったよ。じゃあ、しようか。」
幹太の合意を得ることができて由布もご機嫌だった。 このご機嫌の由布を見るために幹太はエッチをすると言っても過言ではなかった。 そして、由布がまた幹太を襲来するときがきた。

小説(転載) 蒲柳の母8-3

近親相姦小説
03 /29 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 やがて太一は自室のある2階へと上がっていった。
「お母さん、苦しいって。」
ようやく腰を上げた由布のお尻の下で幹太が深呼吸をしている。 太一が2階にいると思うと自然と声も小さくなる。
「今度は舐め方を教えてあげるから。」
由布はまだエッチの指導に余念がない。
「お母さん。もう入れたいよ。出ちゃいそうだよ。」
「なに弱音を吐いてるのよ。お母さんを幸せにしたいんでしょ。」
由布は幹太の希望を聞き入れようとはしなかった。
「ほら、舐めて。穴を広げて舌を入れるのよ。 ときどき指で触ってたところも舐めてね。」
幹太は目が回る思いがした。
「もうムリだって。」
由布は無理じゃなかった。
「舐めないと触ってあげないわよ。」
「お母さん、ズルいって。」
幹太は由布のやり方に納得がいかなかった。
「じゃあ、触んなくていいよ。」
幹太は駄々をこねてみた。 その途端に由布は幹太の下半身にびんたをしてきた。
「そんなの許さないわよ。舐めないと入らないでしょ。」
由布は幹太の顔に股間を擦りつけてきた。 由布から溢れ出した液体が幹太の顔に塗り広げられた。 幹太はもう十分に濡れていると思った。 わけもわからず舌を出してみた。 すると由布の腰の振りにしたがって舌が穴の付近を這った。
「もう許してあげる。」
幹太が思ったよりも早く由布は腰を上げた。 すると由布は幹太の股間に腰をおろし始めた。 幹太にとっては初めての挿入である。 由布が実の母であることなどまったく気にならなかった。 挿入するとはどういうことなのかを知りたかった。
「幹太。入れるわよ。」
由布は幹太に確認をした。 もちろん幹太の許可を求めるものではない。 幹太は暗闇の中で由布の感触を待った。
「入った!」
幹太は感動の雄たけびをあげた。 相手が実の母でも気持ちいいものは気持ちいい。 由布の腰遣いは半端じゃなかった。 ベッドのきしむ音が由布の激しさを表していた。
「出ちゃうよ。出ちゃうよ。」
幹太は泣きそうな声を出した。
「もう少し我慢しなさい。」
由布は落ち着いた様子で幹太に指示を出す。 しかし、幹太には我慢をするということができない。 由布はもっと簡単に男が射精をコントロールできるものだと思っている。 幹太はそれを由布に理解してもらう手段を知らなかった。
「ダメだって。ダメだって。」
幹太があきらめの声を出したと同時に、液体も由布の中に放出された。 由布は驚いた様子で腰の動きを止めた。
「もう出ちゃったの?」
由布にとっては記録的な早さだったのだろう。 信じられないような様子で幹太の上に座り込んだまましばらく動くことができなかった。
「まあ、生理前だから大丈夫でしょ。」
幹太には由布の言葉の意味がわからなかった。 由布も幹太に説明する気はなかった。 しばらく2人は動かなかったが、突然由布が腰を上げて服を着始めた。 幹太はベッドの上で仰向けになったまま放心状態である。
「次までにもっと勉強しておきなさいよ。」
由布は不満そうに立ち去ろうとした。
「またやるの?」
幹太はもう散々だった。
「お母さんを幸せにしたいんでしょ。 だったら今日のテストは落第よ。次の追試までに勉強しておくのね。」
由布は容赦なかった。 幹太の初体験は落第だった。 しかし、幹太は自慰とは違う快感が確かにあったことを思い出していた。 特に、挿入の瞬間の快感は思わず声が出てしまったほどだった。 次に由布と寝るのはいつになるのか、そのことが幹太の唯一の不安でもあり期待でもあった。
 由布が暴れ出したとき、1番初めに逃げたのは太一だった。 なにがあったのかはいまだに謎のままだが、その現場にいながら責任をまったくとらない太一は 幹太でなくても軽蔑の対象となるであろう。 しかも、その後もまったく由布に対して関心を示していない。 この罪は非常に重い。 次に逃げたのはユッコだろうか。 東京で1人暮らしをしているとはいえ、由布からの電話にも幹太からの相談にも無責任な対応をした。 確かに仕事が忙しいことも、仕事でストレスがたまっていることも理解はできる。 しかし、この非常事態に男を部屋に連れ込みながら幹太の電話を軽視したことは明らかに罪である。 この罪も決して軽くはない。 精神的な問題があったとはいえ、由布も結果的に現実と向き合うことなく逃げたことになるだろう。 暴れることがなくなったのも幹太の抱擁のおかげである。 由布の努力の結果ではない。 何度も病院に行くことを拒否し、そのあげくに幹太を精神的に追い込む結果となってしまったことは罪が重い。 当事者であるということを考慮しても、由布の無駄なプライドと自分中心的なものの考え方は 多くの人々に被害をもたらしたと言っても言い過ぎではないであろう。 この罪は根源的な罪である。 それでは唯一由布の病状と向きあった幹太は、ただ1人逃げなかった人間であると言うことができるのだろうか。 いや、幹太も逃げた人間の1人であると考えることが妥当であろう。 由布の希望を聞くことだけが由布の幸せをかなえることではない。 拒否するべきことは拒否しなければならない。 そのうえで病状の回復を求めることが必要であろう。 最終的に由布の希望という名目で快感に溺れてしまった幹太も、楽な対応に逃げたと考えることができるだろう。 由布を甘えさせ病状の根源的な解決策を見えなくしてしまったことは大きな罪である。 この罪は見えない罪である。 結局、この家庭の4人は全員が困難な解決策から目をそらし、 場当たり的かつ都合の良い解決策しか提案していないという意味で全員が同罪であると言わざるを得ない。 これは日常的に頻繁に目にする罪である。 あなたもこの罪を犯してはいないだろうか。

小説(転載) 蒲柳の母8-2

近親相姦小説
03 /29 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

「お母さんはセックスがしたいの?」
幹太は由布の希望を確認しておきたかった。
「セックスがしたいって言うわけじゃないのよ・・・」
由布は言葉を濁した。
「お母さんはね。幹太に甘えているときが1番幸せなの。だから・・・」
「だから、したいんだろ。」
幹太は由布を受け入れる覚悟ができていた。
「してもいいの?」
暴れる前の由布とも、暴れ始めてからの由布とも、違う由布がそこにはいた。 幹太にしかわからなかったかもしれないが、幹太の気持ちを大切にしようと努力する由布が誕生していた。 もう、プライドを守るだけの由布でも、暴れ出すことを恐れるだけの由布でもなかった。
「お母さんがしたいのなら、」
「違うの!幹太はしたいの?」
由布の目は真剣だった。
「わからないよ。オレはお母さんがよくなるように、」
「じゃあ、しましょ。してみましょ。 どうなるかわからないけど、お母さんは幹太としてみたいの。 したらすごく幸せになれる気がするの。だから。・・・ね。」
由布は幹太に同意を求めた。 幹太は黙って悩み続けた。 由布はそれをいつまでも待ち続けた。 2人とも動くことができなかった。 幹太は悩み続けた。 由布はどうすればいいのかわからなかった。 人生において、迷うことはあっても、悩むことは非常に少ない。 今の幹太にとって、由布と寝るか、寝ないのか、というだけの問題ではなかった。 人生を大きく左右する問題のように思われた。 由布を抱きしめるときは悩む暇などなかった。 由布が暴れ出すことを止めるためには選択の余地はなかった。 しかし今は違う。 由布は幹太の判断に委ねているのである。 確かに寝ないという選択肢もある。 しかし、これまでの由布と幹太の関係の流れから言って、 ここでの拒否は由布をまた不安定な状態に逆戻りさせてしまう可能性もあった。 今日の由布はこれまでになく安定している。 うまくいけばこのまま安定した状態が続くかもしれない。 そのためにはこの判断が重要なことは確かである。 実の母と寝ることを望む男などいない。 幹太はそう信じていた。 しかし、今、由布と寝なければ、由布の人生だけではなく、幹太の人生も狂わせてしまうかもしれないと思った。 幹太は知らず知らずのうちに安全策を取るような考え方をするようになっていた。 これまでの努力をすべて無駄にするようなことだけはしたくなかった。
「オレ、初めてなんだ。丁寧に教えてくれる?」
ずっと不安な表情で幹太を見つめていた由布が歓喜の表情に変わった。 幹太はこの決断をして間違えていなかったと思った。 由布は幹太に飛びついて唇を求めた。 幹太は急展開に戸惑った。
「えっ?もう始まってるの?このまましちゃうの? 電気くらい消そうよ。恥ずかしいよ。」
「セックスは勢いなの。わからないから教えて欲しいって言ったじゃない。」
由布はいかにも経験を積んできたような手さばきのよさだった。 唇を奪いながら幹太の服を脱がせ、自分の服も脱ぎ始めていた。 幸せな由布も考え物だと幹太は思い始めていた。
「お母さんが全部してあげるから大丈夫よ。安心しなさい。」
昔の自信満々の由布の言い方だった。 由布に襲われながらも幹太は由布の元気のよさが嬉しかった。
「触り方教えてあげる。」
由布は幹太の右手を取ると股間に導いた。 電気はまだついたままである。
「中指がいい?人差し指がいい?どうせ両方使うんだけどね。」
そう言いながら幹太の指を由布の性感帯にあてがった。
「中指の方がいいかな。」
幹太はひとり言のように答えた。
「指の先で上の方を擦ってみて。皮の間にでっぱりがあるでしょ。 そこを指先で擦りながら、ときどき指を割れ目の奥に入れながら指の腹で押さえつけるようにしてみて。」
幹太は由布の言う通りにしようと努力した。
「いきなり難しいこと言わないでよ。」
幹太にはすべてを実現することが困難だった。 指導をしている間にも由布の手は幹太の股間から離れなかった。
「幹太。下だけじゃないのよ。腕枕もして。」
幹太は言われた通りに左手を由布の首の下に入れる。
「そんなんじゃダメ。もっと深く入れて、指で乳首を触るの。」
幹太は由布の乳首を懸命に探した。
「もう片方の乳首は唇で吸って、舌で転がすの。」
幹太にはどれがどれかわからないほど同時に由布の体を攻めなければならなかった。
「ほら、右手が止まってるわよ。 そこが1番感じるんだから、止めちゃダメでしょ。」
幹太が想像していたエッチはもっとおしとやかに「あんあん」言うものだった。
「そんなにいっぱい言われても同時になんてできないよ。」
幹太は簡単に弱音を吐いた。 想像以上に由布の指導は厳しかった。
「なに言ってるの。同時じゃないと意味ないじゃない。 別々にやっても感じないの。よく覚えてなさい。女の体は複雑なんだから。」
幹太はエッチをするなんて言わなければよかったと思っていた。
「下の方が濡れてきたら指を2本使ってみて。穴の中に入れてもいいから。」
由布は後悔している幹太のことなど気にしていない。 そうこうしているうちに幹太の方が完成してしまった。
「幹太もうカチカチじゃない。先っちょもヌレヌレよ。」
由布はすべての指を駆使して幹太を撫でまわしている。
「まあ、初めてなんだからしょうがないわね。」
由布は不満そうに立ち上がると、ようやく電気を消して幹太の顔にまたがった。 ちょうどそのとき太一が帰ってきた。
「お母さん、お父さんが帰ってきちゃったよ。」
幹太はあたふたすることしかできなかった。 しかし、由布は落ち着いていた。
「しっ。幹太しゃべらないで。テレビをつけて音を大きくして。」
幹太は由布の言う通りにテレビをつけると少し大きめの音にしてリモコンを置いた。 由布は幹太の腕を引いてベッドの上に寝かせると、顔の上にまたがって股間を押しつけた。 幹太は息ができなくなってもがいていた。

小説(転載) 蒲柳の母8-1

近親相姦小説
03 /29 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

「幹太もして欲しかったんでしょ。」
由布は幹太を食べつくす気だったようである。
「オレはお母さんに元気になって欲しいだけだよ。」
幹太は慌てて由布の言葉を否定する。
「じゃあ、お母さんがしたいようにさせなさいよ。」
由布はどんな気でも強気だった。 ここ何ヶ月かの間だけ、気持ちが乱れていつもの由布ではなかったが、 今日の由布は昔の由布だった。 ただ、由布でさえも由布の心を落ち着かせるために幹太を奪おうとしていることだけは事実だった。 健康な由布だったら幹太を襲う必要などない。 幹太にもその事実は容易に想像することができた。 確かに由布は幹太に抱きしめられて心を落ち着かせ、 幹太をもてあそんで笑顔まで取り戻すことができていた。 しかし、それでも由布の言葉を素直に認めることに躊躇した。 そんな幹太に焦れたのか由布は勝手に幹太をしごき始めた。
「だから、お母さん、なにしてんだよ。」
幹太はふたたび慌てた。
「幹太がなにも言わないからでしょ。お母さん、待ちきれないのよ。」
由布は短気である。 いまさら確認することでもない。
「幹太、今、お母さんがどんな気持ちかわかる?」
由布は突然幹太に質問をしてきた。 由布の手は幹太を離さない。 幹太は由布の質問に答えるような余裕はなかった。
「とりあえず離そうよ。お母さん。ねぇ、とりあえず、離そうって。」
幹太は由布から逃げ切れることなどできないと知りながら抵抗し続けた。
「お母さんね。すごく幸せなの。」
幹太の動きが止まった。 由布はこのチャンスを逃すまいと幹太を握りしめた。 思ったことがそのまま口から出てくる。 そんな由布の性格が幹太の覚悟を決めることもある。 由布にはそんなつもりは全くない。 ただそう感じただけのことである。 感じただけのことを言葉にしただけだったが、幹太にとってその言葉は非常に重たかった。 幹太の股間でじゃれる由布をよそに幹太は感動に浸っていた。 動かなくなった幹太を由布は抵抗をあきらめたのもだと勘違いしていた。 そして子どもが宝物を探すように幹太の股間に熱中していた。
「お母さん。・・・幸せなんだ。」
由布の頭の上で幹太の涙声が聞こえた。 由布は動きを止めると恐る恐る顔を上げた。 まさか幹太が泣いているとは夢にも思わなかった。
「なんで?・・・なんで、泣いてるの?」
まるで3歳の子が聞くような聞き方だった。
「お母さんが幸せだからだろ。わかんないのかよ。」
幹太は泣いていることが恥ずかしかった。 しかし、涙はとめどなく頬を伝って流れ落ちていった。 由布は流れ落ちる涙の滴を目で追った。
「ごめん。わからない。」
由布が謝るところを幹太は初めて見た。 しかし、こんな形で見たくはなかった。 由布はお世辞を言うことも知らなかった。 わからないときは「わからない」と言ってしまう。 その言葉が幹太を傷つけていることにも気がついていない。 自分の心を傷つけられることには敏感だったが、他人の心を傷つけることに関しては鈍感だった。
「ユッコがいなくなってから、オレがお母さんの幸せ以外になにを望んだって言うんだよ。 なんのためにお母さんを抱きしめてあげたと思ってるんだよ。 なんのためにお母さんのわがままを聞いてあげていると思っているんだよ。 なんのために・・・」
幹太がなによりも手に入れたかったものは由布の幸福である。 これは真実である。 どんな数学者の証明も必要としない真実である。 しかし、その想いは由布には届いていなかった。 由布が幸せであるのと同じくらいに、幹太は不幸だった。
「ユッコがいなくなってからお母さんが暴れ出しちゃって、 お母さんがどんどん落ち込んでいっちゃって、 あんなに幸せそうだったのにそんなのウソみたいに変わっちゃって、 オレ、どうすればいいんだろうって、いっぱい考えたんだぞ。 お母さんがして欲しいって言うことは全部してあげて、 お父さんと仲が悪くなってもなにも文句は言わなかったし、 ユッコにだって何度も相談したし、いつもお母さんのこと考えていたし、 それが、なんでわかんないんだよ。わかんないってどういうことなんだよ。」
幹太は言葉が止まらなかった。 やはり由布の子どもだった。 今の幹太は言葉が脳を通過していない。 想い出のように湧き出す言葉が口から溢れ出しているだけである。
「どうしてそこまでお母さんのためにしてくれるの?」
幹太は黙って由布を抱きしめた。 由布を抱きしめていると自分の心までが落ち着くような気がした。 由布がどんなに空気を読むことができなくても、 今の幹太には従わなくてはならないことくらい理解できた。
「ねぇ。幹太にとってお母さんってなんなの?」
由布は幹太に聞きたいことがいっぱいあった。 しかし、幹太は黙って由布を抱きしめたままなにも答えなかった。 由布がなにかを言っていることはわかっていたが、内容を聞き取りたくなかった。 由布の体は優しかった。 由布の肉は幹太の期待を裏切らなかった。 優しく幹太の心を落ち着かせてくれた。
「お母さんがこんな人だって最初から知っていたはずだろ。」
幹太は由布を抱きしめながら落ち着きを取り戻しつつあった。 由布を落ち着かせる行為で幹太自身も落ち着くことができるようになっていた。 幹太の抱擁は魔法の杖を振るのと同じだった。 幹太が由布を抱くだけで、由布の心が落ち着き、幹太の気持ちも整理できる。 魔法使いが魔法の杖を振るだけで、2人の心を穏やかにすることができ、 地球の平和は守られるのだった。

小説(転載) 蒲柳の母7-3

近親相姦小説
03 /29 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 由布はただ指で幹太を触り続けた。 なにか目的があったわけではない。 強いて言えば、由布自身の心を落ち着かせるためである。 最後まで触るつもりがあって触り始めたわけではない。 幹太も由布になにかを期待していたわけではない。 由布が落ち着いてくれるのならそれだけで十分だった。 この終わりない由布の指遊びに最初に気がついたのは幹太だった。
「お母さん。いつまで触ればいいの?」
幹太にっても素朴な疑問だった。 決して由布に触られるのがイヤなわけではなかった。 ただ、終わりが見えないことに不安を感じただけだった。
「ずっと。」
由布はうつむいたまま答えた。 しかし、幹太にも由布の笑顔が容易に想像できた。 由布の精神状態はこれまでにないほど安定しているようだった。
「じゃあ、ずっと触ってていいよ。」
幹太も由布の冗談を否定しなかった。 性的な下心などまったくなかった。 幹太の腕の中で平穏な由布が笑っていることが嬉しかった。 そして、由布を強く抱きしめた。
「うふっ。一緒に動いた。・・・かわいい。」
由布はよほど今の精神状態が嬉しいようである。 穢れを知らない乙女のように恥じらいのない声をこぼした。 幹太は由布のつむじから見える地肌を見ながら由布の白さがまぶしかった。 まるで由布の肌が輝いているかのようだった。 いや、由布の存在そのものが輝いているようだった。
「幹太。見てもいい?」
由布はそう言うと幹太をベッドに突き倒した。 由布の力は強いわけではないが、幹太の許可をとったわけでもない。 当然のように由布の希望は実現するのだった。 幹太はベッドに両手をついた状態で座った。 由布は幹太の足元に座ると、手首に巻いてあったゴムで長い髪を後ろに縛った。 幹太はその日初めて由布の笑顔をその目で確認した。 想像以上に輝いた瞳だった。
「幹太。お尻上げて。」
由布は幹太のズボンとパンツを脱がすと露わになったものを改めて握り直した。 由布の顔からは笑顔が絶えない。
「うん。お父さんのとは違う。」
由布は1人で不思議な納得をしている。
「幹太。お母さんねぇ。若い頃はモテたのよ。」
これも由布の自慢話なのだろうか。 多くのものを見てきたとでも言いたいのだろうか。 幹太は直立した自分自身と同時に由布の顔が見えることに違和感を感じた。 違和感を感じて恥ずかしくなった。
「お母さん。やっぱり恥ずかしいよ。」
「なに言ってるのよ。 こんなことで恥ずかしかったら女の子とつきあえないわよ。」
由布の話は屁理屈である。 普通、実の母と他人の女の子は同等ではない。 しかし、幹太は由布の屁理屈に屈するように育てられてきた。 由布と適当に話をあわすユッコを見習ったとでも言えばいいだろうか。 幹太は由布の顔を見るのが我慢できなくなって、そのままベッドの上に仰向けに倒れた。 そしてただ黙って天井を見つめた。
「あっ。幹太の先っちょが出てきた。」
由布はまじまじと幹太を観察し続けているようである。 幹太は天井を観察している。 天井の板のシミが気になった。 木目に沿っているシミもあれば、木目とは関係のないシミもある。 黒いシミもあれば、濡れたようなシミもある。
「この家も古いんだな・・・」
幹太はふとそんなことが気になった。
「ユッコはこの天井を見て大きくなったんだな。」
ついユッコのことを考えてしまうのは幹太の癖である。 由布が暴れはじめた頃、ユッコが使っていた部屋に移ることが少しだけ嬉しかった。 今、幹太を触っているのがユッコだったら幹太はこんなに落ち着いていられなかったかもしれない。 由布とユッコでは親近感が違う。 どんなに抱きしめても由布はまだ幹太にとって遠い存在だった。 それに、幹太は勝手に由布の年齢くらいになるとエッチはしないものだと思っていた。 おそらく由布と太一の関係を見てそう思っていたのだろう。 そのとき、由布が突然幹太をしごき始めた。
「お母さん。なにやってるんだよ。」
幹太は慌てて起き上がった。
「気持ちよかった?」
由布は相変わらず笑顔で幹太を見つめている。
「そんなことしたら、どうなるかわかってるんだろ。」
幹太はなにも考えることなく由布の行為を責めた。 由布が暴れるかもしれないなどと考えているような余裕はなかった。 しかし、由布は幹太の顔を不思議そうに見つめているだけだった。
「射精するんでしょ。」
由布は「当たり前じゃない。」とでも言いたそうな表情だった。
「『射精するんでしょ』じゃねぇよ。なに言ってんのかわかってんのかよ。」
幹太は気が動転していた。 由布の気持ちがまったく見えなかった。 ただ触って楽しんでいるだけだと思っていた。 だからこそ幹太を触る由布を許すことができていた。
「そんなユッコみたいな言い方するんじゃないの。 ユッコみたいな乱暴者になっちゃうわよ。」
「乱暴者はどっちだよ。」
幹太はそう言いかけて思いとどまった。 あとから考えてみれば、人生の大きな分岐点だったかもしれない。 とにかく幹太が落ち着くことが先決だと考えて深呼吸をした。
「なにが起きているのか冷静に考えろ。」
幹太は何度も自分にそう言い聞かせた。 そして由布に言葉を返すことができるときがきた。
「お母さんがオレを射精させてどうするんだよ。」
幹太はできるだけ冷静に言葉を選んだつもりだった。
「どうするって、幹太が誘ったんじゃないの。」
由布は幹太の体をすべて奪ってもよいと考えていたらしい。 幹太は決してそんなつもりで言ったのではない。 そもそも実の母とそんな関係になる覚悟は決まっていない。 なにか幹太にはもう止めることができない大きなものが転がり始めている気がして幹太は恐れた。 目の前の由布の笑顔が輝けば輝くほどその恐怖は増幅していった。

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。