小説(転載) くノ一亜沙美 =忍法まどろみ上炎= 1/5
官能小説
くノ一亜沙美 =忍法まどろみ上炎=(その1)
★スポーツクラブにて
東京には「女性専用」と売り物にするスポーツクラブがいくつかある。
異性がいない自由な空間を提供することで、心も身体もリラックスし「女性
としての美」を追求するためだ。
会員の年齢はさまざまだったが、いずれも「女性の美」を求める人たちだった。
バブルが崩壊しても、こうしたクラブは人気がある。
如月美友希は、その女性専用スポーツクラブ「ミューズ」のプールにいた。
美友希は身長162、バスト92の見事な身体の19歳。
女子短大生だった。
その美しい身体を極薄の競泳水着に包んでいた。
美友希はアルバイトであるがファッションモデルだった。
ここには所属するモデルクラブの社長に言われて、通いだした。
美友希には今、悩んでいることがあった。
つい2週間ほど前、仕事で知り合ったある男性モデルに暴行を受けた。
その男の名前は「光英」と言った。
アメフトで鍛えた肉体と端正な顔立ちで知られている男性モデルだった。
その光英に身体を「いたずら」されたのだ。
薬を身体に仕込まれたあげく、ファッションショーの控え室で犯され、弄ば
れたのだ。
「あいつは常習犯だから、仕方ないよ」
多くの関係者がそう言った。
モデルの世界も芸能界的感覚なのだ。
しかし、美由希は納得いかなかった。
モデルクラブでバイトを始めた時からこのスポーツクラブには通っている。
最初、スポーツクラブ通いは「モデルの義務」的な感じではあったが、その
事件から積極的にここにきている。事件を忘れたかったからだ。
水から美友希が上がるとその身体に、プールにいた同性たちからも羨望のま
なざしを受けた。見事なプロポーションは同性すら魅了した。
美友希が更衣室の方向に歩き出すと、その脇をすさまじいスピードで泳いで
いく女性がいた。美友希も見たが、きれいな泳ぎ方で無駄がなかった。
見ているとやがて、その女性もプールから上がってきた。
キャップとゴーグルを取ると顔が見えた。
かわいらしい感じだった。
年齢はあきらかに十代・・17歳か18歳といった感じだ。
そして、プロポーションも若々しい。
美友希よりもハイレグで薄い競泳水着を着ている。
乳首が浮き、筋肉のシルエットがわかる。
かなり「恥ずかしく」も見えるが、そうしたスタイルを「いやらしく」感じ
させない。その娘は「スパルタン」(禁欲的)な雰囲気だった。
運動選手が調整のため、泳いでいるようだった。
しかし、美友希にとって気になったのは、その美しさ以上にその娘が発する
雰囲気・・内包していると思われる「強さ」だった。意志といってもいい。
美友希はその娘をしばらく見ていた。
★スポーツクラブにて
東京には「女性専用」と売り物にするスポーツクラブがいくつかある。
異性がいない自由な空間を提供することで、心も身体もリラックスし「女性
としての美」を追求するためだ。
会員の年齢はさまざまだったが、いずれも「女性の美」を求める人たちだった。
バブルが崩壊しても、こうしたクラブは人気がある。
如月美友希は、その女性専用スポーツクラブ「ミューズ」のプールにいた。
美友希は身長162、バスト92の見事な身体の19歳。
女子短大生だった。
その美しい身体を極薄の競泳水着に包んでいた。
美友希はアルバイトであるがファッションモデルだった。
ここには所属するモデルクラブの社長に言われて、通いだした。
美友希には今、悩んでいることがあった。
つい2週間ほど前、仕事で知り合ったある男性モデルに暴行を受けた。
その男の名前は「光英」と言った。
アメフトで鍛えた肉体と端正な顔立ちで知られている男性モデルだった。
その光英に身体を「いたずら」されたのだ。
薬を身体に仕込まれたあげく、ファッションショーの控え室で犯され、弄ば
れたのだ。
「あいつは常習犯だから、仕方ないよ」
多くの関係者がそう言った。
モデルの世界も芸能界的感覚なのだ。
しかし、美由希は納得いかなかった。
モデルクラブでバイトを始めた時からこのスポーツクラブには通っている。
最初、スポーツクラブ通いは「モデルの義務」的な感じではあったが、その
事件から積極的にここにきている。事件を忘れたかったからだ。
水から美友希が上がるとその身体に、プールにいた同性たちからも羨望のま
なざしを受けた。見事なプロポーションは同性すら魅了した。
美友希が更衣室の方向に歩き出すと、その脇をすさまじいスピードで泳いで
いく女性がいた。美友希も見たが、きれいな泳ぎ方で無駄がなかった。
見ているとやがて、その女性もプールから上がってきた。
キャップとゴーグルを取ると顔が見えた。
かわいらしい感じだった。
年齢はあきらかに十代・・17歳か18歳といった感じだ。
そして、プロポーションも若々しい。
美友希よりもハイレグで薄い競泳水着を着ている。
乳首が浮き、筋肉のシルエットがわかる。
かなり「恥ずかしく」も見えるが、そうしたスタイルを「いやらしく」感じ
させない。その娘は「スパルタン」(禁欲的)な雰囲気だった。
運動選手が調整のため、泳いでいるようだった。
しかし、美友希にとって気になったのは、その美しさ以上にその娘が発する
雰囲気・・内包していると思われる「強さ」だった。意志といってもいい。
美友希はその娘をしばらく見ていた。
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