小説(転載) 熟母の嗚咽 3/17
近親相姦小説
夏休みに入って3週間ほどが経とうとしていたある日の事だった。
その日、僕は珍しく日中から家を出ていた。
特に予定があった訳ではない。
ただ夏休みだというのに、まったく思い出がないというのも寂しいと思い、一人で海へと出かけた。
別に海に行って泳ごうという気などさらさらなかった。
ただ、(夏に海に出かけた)という行為そのものが欲しかっただけだ。
帰りの電車の中、疲れ果てた僕は、ほとほと寂しいヤツだと自分の孤独を実感した。
母には家を出る時に、帰りが遅くなると伝えてあった。
駅に着いた時にはすでに10時を過ぎていたと思う。
外は土砂降りの雨だった。
ここから家までは自転車で10分はかかる。
僕は駅前のラーメン屋で食事をとりながら、雨が少しでも弱まるのを待った。
しかし期待とは裏腹に一向に雨が静まる気配はなかった。
僕はあきらめ、横殴りの雨の中、必死に自転車を漕いだ。
家に着く頃にはすでにずぶぬれ状態になっていた。
車庫には兄のスクーターがあった。
今夜、父はいない。
僕は玄関先のいつもの場所に自転車をおくと素早く家の中へと入った。
玄関を開けると、家の中は真っ暗だった。
僕は2階にある洗面所からタオルを取ると、髪を拭きながら3階にある自分の部屋へと向かった。
3階には僕の部屋と兄の部屋、そして両親の寝室と6畳ほどのウォークインクローゼットがある。
2階から3階へと階段を昇るとまず手前に兄の部屋、そしてその奥が僕の部屋だ。
いつもはついているはずの廊下の電気もその日に限ってついてはいなかった。
僕は階段を昇り終えると兄の部屋のドアのスキマからぼんやりと光が漏れているのに気が付いた。
建て付けの狂ったそのドアは、いつも1センチほどのスキマが出来てしまう。
僕は自分の部屋に入る途中、何気なくその光の奥に目をやった。
・・・母と兄が・・・
急いでこの場から離れなければ。
頭の中はパニック状態だった。
僕の存在に全く気がついていないこの二人は、この薄暗い部屋の中で・・・。
母と兄がいつからそんな関係になったのかは解らないが、何度か兄の部屋から慌てて出てくる母の姿を見たことがある。
僕がお風呂から上がると、片手にエプロンを握った母が逃げるようにして階段を降りてくる、そんなことも度々あった。
もっぱら父のいない夜だったと思うが、今思えば僕が風呂に入っているスキを見計らって兄の性処理の手伝いをしていたのであろう。
僕はその場からしばらく動く事ができなかった。
あまりの衝撃的なその光景を目の当たりにして、足がいうことをきかなかった。
多分、おもての激しい雨の音で僕が帰ってきたことに気が付かなかったのだろう。
「ああっ・・はあああっ・・・はあああんんん・・・・」
光と共に母の喘ぎ声が漏れている。
僕が覗き見ているとも知らず、母と兄は畳の上に敷かれた布団の上で相姦行為を続けていた。
その日、僕は珍しく日中から家を出ていた。
特に予定があった訳ではない。
ただ夏休みだというのに、まったく思い出がないというのも寂しいと思い、一人で海へと出かけた。
別に海に行って泳ごうという気などさらさらなかった。
ただ、(夏に海に出かけた)という行為そのものが欲しかっただけだ。
帰りの電車の中、疲れ果てた僕は、ほとほと寂しいヤツだと自分の孤独を実感した。
母には家を出る時に、帰りが遅くなると伝えてあった。
駅に着いた時にはすでに10時を過ぎていたと思う。
外は土砂降りの雨だった。
ここから家までは自転車で10分はかかる。
僕は駅前のラーメン屋で食事をとりながら、雨が少しでも弱まるのを待った。
しかし期待とは裏腹に一向に雨が静まる気配はなかった。
僕はあきらめ、横殴りの雨の中、必死に自転車を漕いだ。
家に着く頃にはすでにずぶぬれ状態になっていた。
車庫には兄のスクーターがあった。
今夜、父はいない。
僕は玄関先のいつもの場所に自転車をおくと素早く家の中へと入った。
玄関を開けると、家の中は真っ暗だった。
僕は2階にある洗面所からタオルを取ると、髪を拭きながら3階にある自分の部屋へと向かった。
3階には僕の部屋と兄の部屋、そして両親の寝室と6畳ほどのウォークインクローゼットがある。
2階から3階へと階段を昇るとまず手前に兄の部屋、そしてその奥が僕の部屋だ。
いつもはついているはずの廊下の電気もその日に限ってついてはいなかった。
僕は階段を昇り終えると兄の部屋のドアのスキマからぼんやりと光が漏れているのに気が付いた。
建て付けの狂ったそのドアは、いつも1センチほどのスキマが出来てしまう。
僕は自分の部屋に入る途中、何気なくその光の奥に目をやった。
・・・母と兄が・・・
急いでこの場から離れなければ。
頭の中はパニック状態だった。
僕の存在に全く気がついていないこの二人は、この薄暗い部屋の中で・・・。
母と兄がいつからそんな関係になったのかは解らないが、何度か兄の部屋から慌てて出てくる母の姿を見たことがある。
僕がお風呂から上がると、片手にエプロンを握った母が逃げるようにして階段を降りてくる、そんなことも度々あった。
もっぱら父のいない夜だったと思うが、今思えば僕が風呂に入っているスキを見計らって兄の性処理の手伝いをしていたのであろう。
僕はその場からしばらく動く事ができなかった。
あまりの衝撃的なその光景を目の当たりにして、足がいうことをきかなかった。
多分、おもての激しい雨の音で僕が帰ってきたことに気が付かなかったのだろう。
「ああっ・・はあああっ・・・はあああんんん・・・・」
光と共に母の喘ぎ声が漏れている。
僕が覗き見ているとも知らず、母と兄は畳の上に敷かれた布団の上で相姦行為を続けていた。
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