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小説(転載) 『義 母』

官能小説
04 /08 2016
『義 母』 (1)

去年の春のことです。


もう一年も経ってしまったなんて嘘のようですが、その頃ぼくはリストラされ、
無職という体たらくで失業保険でなんとか糊口を凌いでいるという有様でした。
妻は、身重だったのですが、パートで頑張ってくれていて妻には頭が上がらな
い毎日でした。
というのも、無職ということもありましたが、それ以上にぼくは賭け事に狂っ
ていて、失業保険もそのほとんどを馬券に注ぎ込んでいたのです。


そんなある日のこと。
妻のおかあさん、つまり義母が不意に訪ねてきたのです。
妻は、もう30を超えていますが、若い頃の子で義母はまだまだ若く、真面目
な女性でお色気こそそれほど感じさせませんが、とても綺麗な人でずっと以前
に離婚したままの寡婦でした。


ぼくは、義母であるということ以上に彼女に好意を持っていましたが、妻の実
の母親である義母は、妻に似ている、というか、妻が義母に似ているわけです
が、その義母のことをぼくが悪からず思うことは、自然といえば自然なことだ
と思うのですが、常識に照らすとちょっとおかしいのかも知れませんね。


ま、有体にいうとぼくは義母のことが好きなのでした。
それほど、意識はしていなかったのですが、義母が一人暮らししているマンシ
ョンに遊びに行った折にたまたま義母の下着を見てしまった時から、何か歯車
が狂いはじめてしまったのです。
人生の歯車はとうに狂っていましたけれど、箪笥に綺麗に折りたたまれ仕舞わ
れていた義母の驚くほど派手なショーツやブラジャーを見て、興奮している自
分がいて、我ながら驚いてしまったのですが、それから彼女のことを義母とし
てではなく、ひとりの女性として見てしまうようになったのです。


妻と義母は、夕飯の買出しに近所のスーパーに、といっても田舎なもので車で
出掛けていったのですが、その留守の間に箪笥を何故またぼくが開けてみたの
かということ自体、おかしいことに違いないのですが、魔がさしたということ
なのでしょう。


義母は、なぜだか知らないけれどもスポーツ新聞を取っていて、それの天皇賞
の記事を眺めていたのですが、ふと、箪笥が気になってしまい…というのも、
義母が出がけに前屈みになった拍子にブラウスから胸の谷間が覗いて見えて、
その映像が目蓋の裏に焼きついていたからかもしれませんが…そうなると開け
て見ないことには気がすまなくなってしまって、ついつい引き出しを引っ張り
出してみたら、ちょうどそこが義母の下着の入っている引き出しだったのです。


ぼくは、後ろめたさに誰も居る筈のない部屋内をきょろきょろ見回しながら、
義母の穿いているであろう色とりどりの下着類を手にとって…ブラジャーが左
側に、ショーツは右側にと几帳面な義母らしく、整然と仕舞われていましたが
…匂いを嗅ぎまくってしまいました。


義母は、胸の谷間が見えるような格好をすることこそありませんが、巨乳とい
えるほどの素晴らしい胸をしていて、会話している時など、どうしてもそこに
視線がいってしまうぼくは、よく赤面してしまうのでしたが、その義母の大き
なお乳を包んでいるブラジャーを眼前にして、ぼくは下半身が重だるくなって
くるのを禁じえませんでした。


乳首のあたるカップのトップ部分は、なんだか甘ったるいようないい匂いがし
て義母の突き出すように大きく勃起した乳首を想像してしまい、匂いを嗅ぎな
がら既に固く元気になったチンチンをジーパンの上から少し擦ってしまいまし
た。


そして、いよいよショーツです。広げて内側のクロッチ部分の匂いを嗅いだ後、
口づけしました。本当は、舐めまくりたい衝動をやっと抑えたのですが、一枚
くらいならいいだろうと思って、赤い扇情的なやつを選び出して、クロッチ部
分をべとべとに舐め回してしまいました。


その時、ふたりの帰ってきた気配に慌てたぼくは、急いで引き出しを閉め、何
食わぬ顔してスポーツ新聞を読んでいるふりをしながら、「おかえり」とか、
言ったのですが、べとべとになった赤いショーツは、しっかりとポケットの中
に納めていました。


それから、毎日というくらい義母のそのショーツでオナニーをしました。ショ
ーツを頭から被ったり、ペニスをショーツでくるんだりしながら、義母のこと
を想ってオナニーを繰り返ししていたのです。


話が、逸れてしまいましたが、そんなこんなで不意に義母が訪ねて来たときに
は、妻もパートに出掛けていて、千載一遇のチャンス到来などと心の中ではほ
くそえんでいたのですが、妻がいなくとも我が家でまさか義母を抱けるはずも
なく、なんとか連れ出してラブホに連れ込んでしまおうなんてことばかり考え
ていました。


義母は、病院に勤めているのですが、急に休みを交換してくれと持ちかけられ
て、本当は今日遅晩なのだけれど、今日と明日の二日間休みになったらしく、
急なことでいつも一緒に遊びに出掛ける友人ともスケジュールが合わず、ふら
ふらと東京に出てきてしまったというのです。


それで、義母はどうやらぼくに観劇にでも連れて行ってほしいようなことを臭
わせるのでした。ぼくも以前から一度は歌舞伎を観たいと常々思っていたので、
ふたりで銀座に赴いたのです。むろん、ぼくが無職なことを知っている義母は、
昼食代も観劇代も出してくれました。



多少、後ろめたさを覚えつつも甘えてしまいましたが、その義母の子供のよう
に眸を輝かせて一生懸命に演目に見入る様子を横で見ていると、ぼくの気持ち
は昂ぶり、どうしても義母を自分のものにしたいという抗いがたい想いに押し
つぶされそうになって、いつの間にかぼくは涙しているのでした。


演目が終了し、義母も感銘を受けたらしく、ほんのり顔を赤らめて涙ぐんでい
ましたが、そんな彼女をみて、ぼくは一層義母がほしくしてほしくてたまらな
くなるのでした。


そうして、いよいよぼくは、どうやって義母を口説き落とそうかと、そのこと
ばかりをそれこそ必死に考えました。何か、いいきっかけがあればいいのだけ
れど…。


とにかく時間稼ぎに、銀座で夕飯を食べることにして、妻にはおかあさんが東
京に出てきたので、夕飯を食べてから、ゆっくり帰るからと連絡を入れたので
した。


それで、常套手段ではあるけれども、ちょっとだけお酒を飲みませんかと誘い、
渋谷に移動して小洒落たバーで一杯ひっかけて、自分自身を鼓舞し思い切って
告白したのです。いきなり押し倒すというのも手でしょうが、真面目で大人し
い義母が怒り出してしまったら、それで全ては終わりになってしまうと思った
からです。


むろん、はじめは笑ってまったく取り合ってくれませんでした。晴天の霹靂と
いった表情で、火星人でも見ているような眼でぼくを見る義母は、それでもじ
ょじょにぼくの真摯な訴えに耳を貸してくれるようになっていきました。


それほど酒に強くないぼくでしたが、その日はいくら飲んでもまるで水を飲ん
でいるようで、ぜんぜん酔わないのでした。


しまいには、義母は恐ろしくなったのか、懇願するような目をして言うのです。


「ね、嘘でしょ? こんなおばあちゃんをからかって、いったいどうしようっ
ていうの? それにあたしは、洋子の母なのよ」

「わかってます。でも、ぼくはおかあさんが好きで好きでたまらないんですよ。
この気持ちは、どうしようもないんです。ぼくは、もうこれ以上、自分の気持
ちを偽っていられないんですよ。お願いだから、わかってください」

「あたしをこんなにいじめて何が楽しいの? いったい何が目的なの?」


そういいながら、涙ぐんでしまった義母を見て、頑なにぼくの気持ちを否定す
る彼女の心が、徐々にではあるけれども氷解しはじめているのが、わかりまし
た。 


後一押しで、落ちるかもしれないとは思いましたが、本当に女心は微妙である
し、単に年の差のある恋というのではなく、実の娘の夫であるぼくの愛の告白
に、彼女はただただ戸惑うばかりでしたが、一歩間違えば、全ては水泡に帰し、
心を完全に閉じてしまうであろうことは明白だったので、もうこれ以上説得す
るのは、よしたほうがいいと直感しました。


あとはもう、実力行使のみです。とにかくぼくは真摯に想いを伝えたのですか
ら、多少なりとも理解はしてくれた筈で、後は実の娘の夫という垣根を取り払
ってやればいいのですが、それはやはり理性では絶対に許せない境界であって、
義母の母としてではなく、女としての自分を呼び覚ます以外にないと思いまし
た。


(2)へつづく・・・
『義 母』 (2)

そこでぼくは、もう少しふたりきりで話がしたいからと言って、丸山町のラブ
ホに強引に義母を連れ込んでしまったのです。もうこうなったら、何が何でも
という強引さしかありません。普段は、ぼくは押しの強い人間ではなく、おか
げで会社にも首を切られたというわけなのですが、事、義母に関しては恋する
男の一途さで、といえば聞こえはいいのですが、もう義母を抱きたくて抱きた
くて仕方なかったというのが、正直なところです。


まあ、酒の力もあったかもしれませんが、自分でも驚くほどの傍若無人ぶりを
発揮し、否を言わせない強引さでおろおろする義母を一気に部屋に引きずり込
んでしまいました。


「明さん、何考えてるの? こんなことして本当にいいと思ってるの?」


震えながらそういう義母の唇を、唇で塞いで強く吸いました。


「ね、だめ。こんなこと許されないわ。あなたの気持ちはわかったから、ね、
後生だから許してちょうだい。洋子になんて言ったらいいの?」


「おかあさん、洋子には黙ってればいいんですよ。ただそれでけでいいんです。
それにおかあさんだって、ぼくのこと悪からず思っていてくれてたんでしょ? 
たまたま娘がぼくの妻だったというだけに過ぎないじゃありませんか。だから、
これはふたりだけの秘密にしましょうよ、ね?」


ぼくは、そう言って、また義母の唇を捉え強く抱きすくめると、ベッドに優し
く押し倒してゆきました。

「あああ、だめ。だめ」


口づけしながら、義母の豊満な乳房を揉み、股間に手を這わせると義母は、脚
をばたばたさせて必死に抵抗するのですが、ぼくは全く意に介せず、一気にス
カートをたくし上げショーツの中に手を突っ込んで大切なところに優しく触れ
ました。


「あっ、いやぁぁ」


「おかあさん、身体は正直ですよ、もうぐっしょり濡れてるじゃありませんか」


そして、ショーツのクロッチの部分に口づけ、べろべろと舐め回しました。
薄手のショーツは、すぐさまぼくの唾液で半透明になり、黒々とした草むらと
花びらが浮き出てきました。もう頭の中は真っ白です。一気にショーツも剥ぎ
取り、太腿を抱えるようにして仔細に義母の女性器を観察すると、既に勃起し
て包皮から顔を出しかけている小さな豆を摘んで、ぐりぐりこねくりまわしま
した。



「だめぇぇぇええ」



生娘のように、甘い吐息を洩らしながらも、快楽の世界に堕ちまいとして歯を
食いしばり最後の抵抗を試みている義母がいじらしく、ぼくはもう無我夢中に
なって義母のおまんこにむしゃぶりついていきました。


「あ、あ、あ、あぁあああああ」



濃い草むらが、顔に当たっていやらしさを更に募らせます。ぼくは、もう興奮
するなんてもんじゃなくて、固く大きくなったペニスを取り出すと片手でしご
きながら、義母のおまんこを顔全体に擦りつけ、鼻面でクリトリスをかきあげ
ながら、おつゆをジュルジュルと音を立てて吸いまくりました。


「いやぁあああん。だめよぉおおお」
そういう義母の鼻にかかった甘ったるい声の色っぽさといったら、若いコの比
ではありません。


感激したぼくはマシュマロみたいに柔らかく真っ白な大きなおっぱいを両手で
揉みしだき、大きく突き出した乳首をすっぽりと口に含んで転がしながら、片
手で蜜壷を思い切り掻き回しました。


「もっ、だ、めだめっ」



充分に潤って、今や遅しと男性器を待ち構えている義母のおまんこが、いやら
しく、そしていとおしく、もうぼくは気が狂いそうに興奮しまくり、ズボンを
脱ぐのももどかしく、やっとの思いでパンツを下ろすと、猛り立ったイチモツ
を片手で掴みながら、ずぼずぼとゆっくり義母のおまんこに収めてゆきました。


「あぁあああああああああああああああああ」



その、義母の奈落の底に落ちてゆく断末魔のような声に更に興奮したぼくは、
生暖かい義母のトロトロのおまんこの気の遠くなるような気持ちよさに朦朧と
なりながらも、腰を大きく振って「おかあさんのおまんこ、おかあさんのおま
んこ」と呪文のように繰り返し呟きながら、木偶人形のようになって抜き差し
を繰り返しました。


「あ、あっ、あっあっ」


腰を打ち付ける度に、義母が首を振って苦しそうに喘ぐその表情がまた堪らず、
早くも射精しそうな前兆が尻の穴のあたりからむずむずと湧き上がってきてい
ました。
まだまだ、と思いつつも義母の中は本当に天国のように心地よく、ぐいぐいと
ペニスを締め付けてくるのでした。


「あぁぁ、あぁあ、おかあさん、もうイキそうです」


ぼくが、息を切らせ、喘ぎながらそう言ったその時です、責めても責めても頑
なに快楽を拒んでいた義母が、一気に雌へと豹変し、ぼくにヒッシとしがみつ
いてくるや、腰を使いはじめたのです。


義母は、見事なまでにぼくの動きに合わせて腰を打ち付けながら、獣の如く髪
を振り乱し、地の底から聞こえてくるような悦びの声を上げながら、全身全霊
で快感を貪りはじめました。


そうして、ぼくらは身も心もとろとろに蕩け、時間も空間も忘却の彼方へと飛
び去り、おかあさんとひとつになって、天高く舞い上がってゆきました。



「あぁぁ、明さん、イクぅ、イクぅぅうううう」


「おかあさん! おかあさん!」


射精の瞬間の途方もない快感に、ぼくの腰は砕け落ち、膝をがくがくさせなが
らよだれを垂れ流し、義母は、全身を痙攣させながら、ふたりどこまでもどこ
までも堕ちてゆきました。






それから、ぼくらの関係はずっと続いています。


このふたりだけの秘密は、お墓の中まで持ってゆかねばなりません。


おかあさんと結ばれた春がもうすぐまた巡ってきます。


後何回、あなたとともに桜吹雪舞う春を過ごせるでしょうか。


おかあさん、おかあさん…。


愛しています。


- 完 -

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。