交わりの場所その3
妄想
リビングのソファーで抱き合い交わることも実家ではできない。リビングという空間が
ないからだ。もしあったとしても精液でソファーを汚したら後始末が大変だからきっと
母は拒むだろう。
近所に住む友人の家は洋館のような装いで子供のころはちょっと違和感があったが
いまでは近くに地中海のほとりの建っているような茶色の壁の家も並んいるため
負けている感じだ。
中学生のとき、その友人に家に遊びに行ったところいつもは友人の部屋に通され
るのだがその日はリビングルームに案内された。あたりまえだが当時はそこでセックス
をするという行為を想像はできなかった。
母はそんな洋風な生活への憧れはなかったようだ。母と一緒にソファーに腰掛けるのは
ラブホテルにある2人掛けの小さなものぐらいなものだ。それぐらいのサイズだったら
実家にも置く場所はありそうだから、買ってあげるよいってみたが断られてしまった。
そんなわけで実家でソファーは諦めなければならない。
ないからだ。もしあったとしても精液でソファーを汚したら後始末が大変だからきっと
母は拒むだろう。
近所に住む友人の家は洋館のような装いで子供のころはちょっと違和感があったが
いまでは近くに地中海のほとりの建っているような茶色の壁の家も並んいるため
負けている感じだ。
中学生のとき、その友人に家に遊びに行ったところいつもは友人の部屋に通され
るのだがその日はリビングルームに案内された。あたりまえだが当時はそこでセックス
をするという行為を想像はできなかった。
母はそんな洋風な生活への憧れはなかったようだ。母と一緒にソファーに腰掛けるのは
ラブホテルにある2人掛けの小さなものぐらいなものだ。それぐらいのサイズだったら
実家にも置く場所はありそうだから、買ってあげるよいってみたが断られてしまった。
そんなわけで実家でソファーは諦めなければならない。
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