小説(転載) 母・姉・・そして・・・ 1/4
官能小説
母・姉・・そして・・・
(1)
(・・・・あぁ・・・姉さん・・・んん・・・姉さん・・・・ううっ・・・)
聡は初めての夢精に、目を覚ました。
(・・・あぁ・・・夢の中に・・・確か・・姉さんが裸で・・・な・・・何だこ
れ・・・)
聡はパンツの中に生暖かい違和感を感じ、腰までかかった薄手のかけ布団の下に
手をもぐらせると、パンツがびっしょりと濡れている事に気づいた。
(・・・・な・・・何なんだよこれ・・・び・・病気か・・・俺・・・そ・・・
そうだ・・姉さんに・・・)
聡は、隣に寝ている姉の美穂に相談しようと、寝返りを打ち美穂の肩を揺すろう
と手を伸ばした。
「・・・・ん・・・んんっ・・・ん・・・」
二人が寝ている和室には、暗闇が嫌いな美穂が豆球を点けて寝ている為、寝返り
をうって美穂の方へ顔を向けた聡には、眉間に皺を寄せ小さく喉をそらせるよう
に呻く美穂の表情がはっきりと見て取れる。
(・・・ん?・・・姉さん・・・何だか苦しそうだな・・・)
そう思いながらも、聡は本能的に伸ばした手を静かに引っ込め美穂の様子を伺った。
美穂は仰向けになったままパジャマの上着のボタンを全て外し、聡の寝ている側
の左手を胸に伸ばし、右手は腰までかかっている布団の中で蠢いているように見
える。
聡はその美穂の様子がどういう事なのか解らなかったが、今まで経験したことの
無いほど鼓動が高鳴り、自分の肉茎が濡れたパンツの中で固さを増し起立してい
くのを抑える事が出来なかった。
(・・・な・・・何なんだ・・・俺・・・心臓がバクバクして・・・チ○チ○
が・・・固くなってきた・・・)
美穂の様子を黙って見ているだけで異常な興奮に包まれていく聡は、自分のパン
ツの濡れている事を忘れたかのように美穂を見つめていく。
「・・・はぁっ・・・ん・・んんっ・・・」
美穂が大きく息を吸い込むように喘ぐと、聡に背を向けるように寝返った。
「・・・あっ・・・ね・・・姉さん・・・な・・・何・・・何してるの・・・・」
美穂が大きく寝返りをうつと薄いかけ布団が捲れあがり、パジャマも下着もつけ
ていない美穂の尻の半分が聡の目に飛び込んできた。
美穂は聡に背を向けたまま、左脚の膝だけを持ち上げた。
美穂が左足の膝を立てた事で捲れあがっていたかけ布団がずり落ち、美穂の下半
身が剥き出しになり、時折その尻が痙攣するようにピクピクと蠢いているのが解る。
(・・・あぁ・・・俺・・・心臓が・・・口から飛び出そうだ・・・)
聡は異常に高まる興奮に、美穂に聞こえるのでは無いかと思うほど鼓動を高鳴ら
せ、息を荒げていく。
「・・・あ・・あぁ・・・う・・・はぁん・・・あっ・・・」
背を向けている美穂の喘ぎが次第に大きくなり、聡が見つめる美穂の尻も、その
柔らかな肉が揺れ、立てている左脚が大きく揺れている。
「・・・あぁっ・・・・ん・・・んーーっ・・・・」
美穂は再び大きな喘ぎと共に寝返りを打つと、かろうじてかかっていたかけ布団
を右足で蹴飛ばし、完全に下半身を露出させた格好で仰向けになった。
(・・・あぁ・・・ね・・姉さん・・・お・・俺・・・ヘンになりそうだ・・・)
聡は無意識のうちに怒張して熱をもった自分の肉棒を握り、その怒張から伝わる
今まで経験した事のない快感を貪っていた。
ぴちゃ・・・ぴちゃ・・くちゃ・・・
「・・・あぁ・・・ん・・・はぁぅっ・・・んんっ・・・はっ・・・」
聡の耳に美穂の股間から湿った音が響いた時、美穂は両膝を立てその両膝を大き
く左右に開き、その股間に忍ばせている右手を激しく動かし始め、左手は完全に
前がはだけてしまった豊満な乳房を、指が食い込む程に握っていた。
「・・・あ・・・あぁ・・・さ・・・聡・・・あぁ・・・んんっ・・・」
(・・・ね・・・姉さん・・・俺の名前を・・・俺と同じ夢を見てるの・・・・)
美穂は聡の名前を呟くと同時に、頭にあった枕を腰の下に敷き、自ら腰を浮かせ
る格好になって脚を大きく持ち上げた。
「・・・あぁ・・・い・・いぃ・・・さ・・・聡・・・き・・・きて・・・
あぁ・・・・」
美穂は蛙が仰向けになったような格好になり、その股間に乳房を揉んでいた左手
をも侵入させ、必死に手を動かしている。
(・・・ね・・・姉さん・・・な・・・何してるの・・・その手で・・・何して
るの・・・)
「・・・あ・・・あぁ・・・んんっ・・・あぁ・・・聡・・・姉さん・・・い
く・・・」
(・・・いく?・・・姉さん・・・何が行くの・・・何がいちゃうの・・・・)
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・・いぃっ・・・はぁっ・・・・いく・・・
あぁ・・・いく・・・」
(・・・姉さん・・・俺・・・なんか・・・ヘンだよ・・・俺も・・・ヘンなん
だ・・・)
美穂の股間からは、湿った大きな音が響き、美穂の声も呻きから、泣くような悲
鳴に変わっていった。
「・・・あぁ・・・・いく・・・いく・・・聡・・・いくーーーっ・・・
あ・・・あぁっ・・・はぁっ・・ん・・・ああっ・・・」
美穂が大きく広げていた足を突っ張り、腰を高々と持ち上げるように仰け反りな
がら聡の名前を叫んだ瞬間、聡もパンツの中で握りしめていた肉棒から熱いねっ
とりとした液体が噴出し、その握りしめていた手をも濡らしていた。
(・・・姉さん・・・どうしちゃったの・・・それに・・・な・・・何だ・・・
何だよこれ・・・でも・・気持ちいい・・・)
翌朝、美穂はいつもの通り、出勤前に洗濯物済ませようと6時には起き、洗濯物
の篭を手に浴室の脱衣所にある洗濯機の前にパジャマのまま立っていた。
(・・・あぁ・・昨日も一人でしちゃった・・・)
美穂は自分の粘液に汚れたパンティを手に取り、汚れた部分を見つめながら虚し
さを堪えるように洗濯機に投げ込んだ。
美穂と聡の姉弟は血の繋がりが無い。
美穂は父方の連れ子で、聡は母方の連れ子だった。
だが、互いの親が再婚し一年も立たないうちに二人は交通事故で他界してしまった。
美穂も聡も他に親族はいなかった為、頼れる人間はいなかった。
当時短大を卒業し就職したばかりの美穂は父の残した僅かな遺産と自分の給料だ
けで、まだ中学一年生になったばかりの聡を一人で面倒見てきた。
幸いにも今住んでいるマンションは父が残してくれた為、それほど生活に困って
いる訳ではなかったが、聡の大学進学の事を考えると贅沢は出来なかった。
もとから責任感の強かった美穂は愚痴一つ溢さず仕事と家事をこなし、今年聡を
高校に入学させたばかりだったが、責任感だけからこれほどの愛情を聡に注ぐ事
は出来ない。
美穂は聡に姉として、そして母親としての愛情を自覚していたが、その愛情の根
底には聡を一人の男として愛している事に気づきはじめていた。
美穂に言い寄る男はこれまで沢山いたが、美穂は全ての男を拒絶し聡にだけ自分
の愛情を注いできた為、25歳になった今も男性経験がかなり少ない。
というより、父が再婚する前、短大の時にバージンを失ってから男との性行はこ
の5年間無かった。
(・・・あっ・・・・これ・・・)
美穂は洗濯物の籠の奥に丸まっている聡のパンツのシミに気づき、そっとそのパ
ンツを広げた。
(・・・ははぁ・・・聡も男になったのね・・・あの聡が・・・・)
美穂は小学校の5年生の時に初めて会ったときの聡を思い浮かべ、その成長を心
から嬉しく感じていた。
(・・・それにしても・・・多いわね・・・・・・・・・・・ま・・・まさ
か・・・昨日の・・・見られた・・・)
美穂は自分の自慰行為を聡に見られたかもしれないと思った瞬間、今まで聡に対
して感じた事の無い羞恥と心臓が破れる程の興奮に顔を赤らめていく。
(・・・ま・・・まさかね・・・・・・でも・・・・)
「お早う、聡。」
「・・・あ・・・お・・・お早う・・・姉さん・・・」
美穂にはいつも従順で、素直で明るい聡がダイニングにパジャマのまま座る美穂
に目を合わせようともしないで洗面所に向かった。
(・・・あぁ・・・ま・・間違いないわ・・・見られたゎ・・・)
美穂は、何時もと違う聡表情から昨夜の自分の自慰行為を見られたと確信した。
美穂は幼くして母親を亡くした聡が寂しがらないようにずっと一緒の部屋で寝て
いたが、高校生になった今でもその習慣は変わっていなかった。
身体が大きくなって行く事で日々成長していく事は肌で感じてはいたが、奈緒は
性に関して聡がどれほど理解しているかは知る由も無かった。
「・・・聡・・・なんだか・・・元気無いわね・・・風邪でも引いたの?・・・」
そう言いながら美穂は聡の額に手を伸ばすと、聡は美穂の手を避けるように手で
払いのけた。
「・・・風邪じゃないんだ・・・でも・・・具合が・・・ちょっと・・・」
美穂は、聡が夢精に戸惑っているのか、自分の自慰行為を嫌悪しているのか、そ
れとも両方なのか解らなくなっていた。
「・・・ねぇ・・・聡・・・」
「・・・んっ・・・な・・・何・・・姉さん・・・」
「聡・・・姉さんの事・・・好き?」
「・・・何だよ・・・朝っぱらから・・・」
「ねぇ・・・答えてよ・・・姉さんの事好き?」
「・・・当たり前だろ・・・嫌いなわけ無いじゃないか・・・学校行って来
る・・・・」
(・・・何だか安心したわ・・・きっと夢精が何かわかってないのね・・・友達
とかとそういう話しないのかしら・・・・・聡、気が弱いからなぁ~・・・・私
が教えなきゃ・・・ダメかな・・・・・)
そんな事を考えながら美穂は朝食を済ませると会社に向かった。
「ねぇ聡・・・今日姉さん薬飲んで寝るから・・・明日の朝、目覚ましでも起き
ないかもしれないの・・・」
「・・・・薬って・・・病気なの?・・・」
「ううん・・・睡眠薬・・・ちょっと最近眠れなくって・・・だから・・・明日
の朝起こしてくれない・・・」
「・・・う・・・うん・・いいよ・・・6時でいいよね・・・」
「・・・あっそれと・・・一度寝ると身体揺すっても起きないくらい熟睡出来る
らしいから、起こす時は声をかけるくらいじゃだめよ・・・」
「・・・あぁ・・・わかったよ・・・・」
「有難う・・・じゃぁ・・・姉さん先に寝るね・・・」
睡眠薬では無く、ただのビタビン剤を聡の前で飲み干すとリビングの隣に敷いて
ある布団にもぐりこんだ。
「・・・聡も明日早いんだから、早く寝なさいね・・・お休み・・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・お休み・・・」
夜の9時を回ったばかりだというのに美穂は床に付き、間もなく聡が布団に入る
気配を感じると、わざとらしく小さな鼾をたてた。
(・・・あれ?・・・私って鼾かくのかしら・・・ま・・・いいか・・・)
美穂は電気が消され、豆球の灯りだけになった瞬間に聡の方へ寝返りをうち、薄
目を開けて聡の様子を伺った。
目を閉じていたせいで豆球の灯りだけでも美穂には聡の様子がはっきりと見えて
いた。
(・・・やっぱり・・・起きてる・・・こっち見てるわ・・・・あぁ・・・手
は・・・・ふふっ・・・あそこ、押さえちゃって・・・)
美穂が睡眠薬で寝入ってると思い込んでいる聡は、布団もかけずにパジャマのズ
ボンの中に右手を突っ込み、既にいきり立っているであろう肉棒を弄りながら、
大きく目を開けて美穂の様子を伺っていた。
「・・う・・・ん~~ん・・・むにゃ・・・むにゃ・・・」
(・・・あれ・・・わざとらしかったかな・・・)
美穂は聡が自分を見ていることを確認すると、聡に背を向けるように大きく寝返
りを打ち身体にかかっている布団を捲り、既にパジャマのズボンを太腿までずら
してある尻を突き出すように聡に曝した。
・・・・・ササッ・・・・はぁ・・・はぁ・・・
美穂は自分の寝息を抑え静けさに支配された和室の物音に集中すると、聡の荒い
息遣いと布団の擦れるような音が耳に届いた。
(・・・・ふふっ・・・私のお尻だけであんなに興奮しちゃうの・・・・)
美穂は背後で股間を自分で慰めているであろう聡を想像しながら軽く笑みを浮か
べ、聡に気づかれないようにパジャマのボダンを外していく。
「・・・うん~~~ん・・・あつい・・・・」
美穂は右腕をパジャマの袖から抜くように聡の方へ再び寝返りをうち、ブラ
ジャーを着けていない上半身と、股間に茂る陰毛を聡に見えるように横を向いた。
「・・・あっ・・・は・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
美穂は薄目を開けて聡の様子を伺うと、聡は美穂の布団に近寄り、曝された乳房
に息がかかる程近寄り、既に下半身の怒張をパンツから露出した格好で布団に
座っていた。
(・・・あぁ・・・やっぱり・・・聡・・姉さんの自慰・・・見てたのね・・・
そんな姉さんを軽蔑しないでね・・・・毎晩・・・・貴方に見てもらいたく
て・・・自慰してたのよ・・・)
美穂は自分の乳房に顔を寄せ怒張した肉棒を握り締めながら息を荒げている聡
を、さらに刺激するように脚をばたつかせ太腿まで下げていたパジャマのズボン
を完全に脚から抜き、全裸になった格好で仰向けになった。
「・・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ね・・・姉さん・・・はぁ・・・
僕・・・姉さんの事・・・好きだよ・・・」
聡は息を荒げながらそう呟くと、美穂の柔らかな乳房に顔を近づけていく。
(・・・あぁ・・・おっぱいに・・・聡の息がかかる・・・)
聡はピンと尖り始めた美穂の乳首に鼻息がかかる程に顔を近づけ、美穂の指が静
かにその乳首を愛撫する様子をじっと見つめている。
美穂は乳首にかかる聡の熱い息に官能を高め、下半身が疼き淫裂の奥深くから熱
い物が込み上げくるのを感じた。
「・・・ん・・・んんっ・・・はぁ~・・・・」
美穂は鼻を鳴らせ、熱い吐息を吐きながら両脚を拡げ、淫裂からこぼれる愛液を
指で絡めとるように、熱く充血し始めた花弁を撫で始めた。
「・・・はぁ・・・あっ・・・昨日と同じ・・・音・・・」
聡が、美穂の淫裂から僅かに発する湿った音に気づき、大きく開かれた美穂の股
間に移動していった。
「・・・・あぁ・・は・・・初めて見る・・・女性の・・・しかも姉さん
の・・・お○んこ・・・」
聡は、昨日とは比べ物になら無い興奮に鼓動を高鳴らせ、美穂の指が覆い隠す淫
裂に視線を移していく。
(・・・あぁ・・・私のオ○ンコ・・・聡に・・・見られてる・・・あぁ・・)
聡は美穂の広げた脚の間に寝そべり、美穂の淫裂に顔を近づけると愛液で光る美
穂の指を食い入るように見つめた。
(・・・姉さんの指が・・・濡れてる・・・はぁ・・・はぁ・・・あぁ・・・中
指が・・・潜って・・・はぁ・・・)
美穂の手は淫裂を覆うように隠し、中指だけが膣への出し入れを繰り返していた。
「・・・はぁ・・はぁ・・・ね・・・姉さんの指・・・どこに・・・入ってる
の・・・はぁ・・よく・・・見えない・・・」
淫裂全体を見ることの出来ない聡は、無意識のうちに美穂の膝を持ちゆっくりと
外側に広げていく。
(・・・あぁ・・・さ・・・聡・・・そ・・・そんなに・・・広げないで・・・
あぁ・・・)
「・・・はぁ・・はぁ・・・姉さん・・・手が邪魔で・・・よく・・見えな
い・・・」
(・・・あぁ・・・聡・・・じゃぁ・・・手をどけるよ・・・いい・・・)
美穂は聡の一人言のような呟きを聞くと、淫裂を覆っている手をゆっくりとどけ
ていく。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・あ・・・あぁ・・・これが・・姉さんの・・・」
美穂の手が淫裂から離れると聡の目に愛液に塗れ淫靡な光で輝く美穂の淫裂が現
れた。
聡は美穂の膝にあてていた手をゆっくりと太腿をつたって淫裂へ進めていく。
(・・・あぁ・・・は・・・恥ずかしい・・・あぁ・・・さ・・・触るの・・
聡・・・姉さんに・・・触ってくれるの・・・)
美穂は太腿を伝う聡の手の感触を追いながら、期待と興奮に高鳴る鼓動を抑える
事が出来ず、両手を乳房に向かわせ固くシコリ始めた乳首を押しつぶすように揉
み始めた。
「・・・はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・あいつの絵と・・・ちょっと違うけ
ど・・・」
学校でマセタ同級生に教えてもらったのであろう、聡はその絵と美穂の性器を比
べるように、両手を美穂の充血した花弁にそっと触れた。
(・・・あぁ・・・んんっ・・・と・・・とうとう・・・聡・・・姉さん・・・
嬉しい・・・)
「・・はぁ・・はぁ・・・こ・・・これが・・・大陰唇・・・はぁ・・・これ
が・・・小陰唇・・・かな・・・」
聡は充血して完全に開いている美穂の濡れた花弁に指をあて、その柔らかさを確
かめるように軽く圧しながら花弁をなぞっていく。
「・・・こんなところまで・・・濡れるんだ・・・はぁ・・はぁ・・それ
に・・・毛も生えてる・・・」
美穂はそれほど毛の多い方では無いが、初めて見る聡にはそれが不思議な事のよ
うであるようになぞっていく。
(・・・あぁ・・・か・・感じるゎ・・・聡・・・姉さん・・・貴方の指で感じ
てるの・・・)
「・・・ん・・んっ・・・んーーっ・・・・」
美穂は淫裂から伝わる快感に下半身の疼きを抑える事ができず、両方の膝を立て
腰を持ち上げるように身体を反らした。
「・・・あっ・・・起きないで・・・姉さん・・・」
美穂が身体を反らせて呻くと、聡は驚いたように淫裂から手を離した。
(・・・あぁ・・・ち・・・違うの・・・も・・・もっと触って・・聡・・・)
聡は強請るように小刻みに震える美穂の腰を見つめ、何かを思い出したように自
分の枕をとってきた。
聡は、身体を反らせている美穂の、隙間のあいた腰に左手を差し込むと、ゆっく
りと持ち上げ腰に自分の枕を差し込んだ。
(・・・あぁ・・・き・・・昨日の・・・姉さんの自慰の時と同じようにしてく
れたのね・・・)
腰に枕をあてた事で美穂の腰は浮き上がり聡は更に見やすくなった淫裂に顔を近
づけていく。
「・・・確か・・・脚を・・・こうして・・・」
聡は腰が浮き、膝をたてるように足をついていた美穂の膝を持つと、ゆっくりと
抱えそのままその膝を美穂の乳房に押しつけるように押していく。
身体が屈曲し腰に枕をあてられた美穂は、聡の目の前に淫裂、更には愛液に濡れ
ひくひくと痙攣を続けるアナルまでも、無防備な形で曝す格好になってしまった。
「・・・ね・・・姉さん・・・綺麗だよ・・・・」
聡はそう呟くと再び両手を美穂の淫裂に伸ばし花弁を拡げていく。
豆球の僅かな灯りの中でも、聡の目には美穂の真上に向くように曝された淫裂
は、その形がはっきりと解った。
「・・・こ・・・これが・・・ク・・・クリ○リス・・・だね・・・」
「・・・んっ・・・んんっ・・・はぁぅっ・・・ん・・・・」
初めて女性の性器を見る聡は、美穂の淫核を探すまでもなかった。
美穂の淫核は固く尖り、完全に勃起した形でその妖艶な姿を曝していた。
聡はその美穂の淫核を指の先を微かにあて、感触を確かめるかのように弄び始めた。
「・・・ん・・・んっ・・・はぁっ・・・・うぅっ・・・ぅはぁっ・・・」
「・・・姉さん・・・夢の中でも感じるんでしょ・・・ここだけは・・・」
美穂にとって自分の淫裂を曝すのは二人目の異性である聡の指は、女として完全
に熟した身体には、自慰でもたらす快感とは比較にならないほど甘美な感覚が全
身を駆け抜け、込み上げる嗚咽を抑える事が出来ず、その興奮は一気に高まって
いく。
「・・・姉さん・・・姉さん感じてる?・・・感じてるんでしょ・・・」
「・・・・ん・・・んっ・・・あ・・・あぁっ・・・あぁ~~・・・」
美穂は聡の淫核を弾くように愛撫する刺激に昇り詰める歓喜の嗚咽を抑える為
に、歯を食いしばって耐えていた。
「・・・あぁ・・・ね・・・姉さん・・・姉さんの・・・ここから・・・蜜が溢
れてきたよ・・・」
聡は一方の指を愛液を溢れさせている膣口に移動し、その愛液をかき回すように
膣口を撫でていく。
「・・・んんっ・・・んはぁぅっ・・・あ・・・あぁっ・・・あぁぁぁ・・・・」
「・・・ね・・・姉さん・・・こ・・・ここに・・・男の・・・ナニを入れるん
だね・・・・」
聡は熱い粘液を溢れさせている泉に、ゆっくりと沈めていく。
「・・・あ・・・あぁぁっ・・・んんっ・・・・はぁっ・・・あぁーーー・・・
ああぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
聡の指が美穂の泉の中に挿入された瞬間、美穂は一人達し、抑え切れない咽び泣
くような嗚咽を発しながら身体を痙攣させていく。
「・・・姉さん・・・イッタの・・・これが・・・イクっていう事なの・・・姉
さんのここから・・・凄い・・・凄い量の液が溢れてきたよ・・・」
(・・・あぁ・・・そ・・そうよ・・・姉さん・・・聡の指でイッタの・・・
イッタのよ・・・)
「・・・それに・・・姉さんの中・・・とっても熱いよ・・・指が蕩けそう
だ・・・」
(・・・あぁ・・姉さんも・・・姉さんも蕩けそう・・・聡の指だけで・・・全
身が蕩けそう・・・)
聡は愛液に溢れる美穂の膣に沈めた指から伝わる、美穂の粘膜の感触を確かめる
ようにゆっくりとその指を動かし始めた。
「・・・姉さん・・・痛くない?・・・気持ちいい?・・・こうして動かす
と・・・気持ちいいんでしょ・・・」
(・・・あぁ・・・き・・・気持ちいい・・・最高に気持ちいいわ・・・
聡・・・姉さん・・・感じてるわ・・・)
聡の指が官能に痙攣する美穂の膣が締め付け、もっと奥に誘うように咥え込んで
行く。
「・・・ね・・姉さん・・・指が・・・きついよ・・・感じてるんだね・・・」
聡は指を奥まで突き刺すと、美穂の愛液で溢れる膣の中をかき回すように指を動
かし始めた。
(・・・あぁ・・い・・いぃ・・・聡・・・いいぃっ・・・あぁっ・・・)
「・・・ん・・んんっ・・・はぁっ・・・んんっ・・・」
美穂の淫裂に突き刺さった聡の指が激しく美穂の膣の中をかき回す度に、淫猥な
湿った音が静かに鳴り響いた。
「・・・あぁ・・姉さん・・・ここ音・・・昨日と同じだ・・・姉さん・・・こ
うしてたんだね・・・」
(・・・あぁ・・・そ・・・そうよ・・・聡に・・・お○んこをかき回されるの
を想像しながら・・・一人で・・・自分の指で、お○んこを指でかき回してたの
よ・・・)
「・・・中と・・・クリ○リスと・・・姉さんは、どっちが感じるの・・・両
方、感じてくれてる?・・・」
(・・・あぁ・・・い・・いいぃ・・・両方いいっ・・・あぁ・・・ま・・
又・・・)
「・・・ね・・姉さん・・・ぼ・・僕・・姉さんのお○んこ弄ってるだけ
で・・・あぁ・・」
「・・・ん・・・んんっ・・・あぁっ・・・んーーー・・・」
「・・・ね・・・姉さん・・・イッタの?・・・ぼ・・・僕も・・・イクよ・・・」
(イって・・・聡・・・姉さんと一緒に・・・イって!・・・)
「姉さん!・・・」
聡は自分の怒張に何ら刺激を加える事無く、美穂の淫裂を弄る快感だけで白濁を
迸らせていた。
美穂は淫裂を弄る聡の指で二度目の絶頂を向かえ、大きく身体を仰け反らせなが
ら歓喜の嗚咽を漏らした。
若い聡の白濁が勢いよく飛び出し、その飛沫が快感による痙攣で波打つ美穂の腹
の上にも飛んでいた。
(・・・あぁ・・・熱い・・・聡の・・・ザーメン・・・感じるわ・・・)
絶頂の余韻に漂いながらも美穂の感覚は研ぎ澄まされ、聡の生臭い精液の匂いを
感じとっていた。
「・・・あぁ・・・姉さん・・・俺・・・姉さんのお○んこを触っただけ
で・・・イっちゃったよ・・・」
(・・・あぁ・・・聡・・・姉さん・・・嬉しい・・・)
「・・・お・・・俺・・・ま・・・又・・・大きくなってきた・・・姉さ
ん・・・もっと触らせてね・・・」
(・・・あぁ・・・ま・・・まだなの・・・あぁ・・・・姉さん・・・おかしく
なりそう・・・)
その夜、聡は窓から朝日が差し込むまで美穂の淫裂を弄り、そして美穂も聡の飽
く事の無い愛撫を貪欲に受け入れ、数知れない絶頂を迎えていた。
第2章へ
(1)
(・・・・あぁ・・・姉さん・・・んん・・・姉さん・・・・ううっ・・・)
聡は初めての夢精に、目を覚ました。
(・・・あぁ・・・夢の中に・・・確か・・姉さんが裸で・・・な・・・何だこ
れ・・・)
聡はパンツの中に生暖かい違和感を感じ、腰までかかった薄手のかけ布団の下に
手をもぐらせると、パンツがびっしょりと濡れている事に気づいた。
(・・・・な・・・何なんだよこれ・・・び・・病気か・・・俺・・・そ・・・
そうだ・・姉さんに・・・)
聡は、隣に寝ている姉の美穂に相談しようと、寝返りを打ち美穂の肩を揺すろう
と手を伸ばした。
「・・・・ん・・・んんっ・・・ん・・・」
二人が寝ている和室には、暗闇が嫌いな美穂が豆球を点けて寝ている為、寝返り
をうって美穂の方へ顔を向けた聡には、眉間に皺を寄せ小さく喉をそらせるよう
に呻く美穂の表情がはっきりと見て取れる。
(・・・ん?・・・姉さん・・・何だか苦しそうだな・・・)
そう思いながらも、聡は本能的に伸ばした手を静かに引っ込め美穂の様子を伺った。
美穂は仰向けになったままパジャマの上着のボタンを全て外し、聡の寝ている側
の左手を胸に伸ばし、右手は腰までかかっている布団の中で蠢いているように見
える。
聡はその美穂の様子がどういう事なのか解らなかったが、今まで経験したことの
無いほど鼓動が高鳴り、自分の肉茎が濡れたパンツの中で固さを増し起立してい
くのを抑える事が出来なかった。
(・・・な・・・何なんだ・・・俺・・・心臓がバクバクして・・・チ○チ○
が・・・固くなってきた・・・)
美穂の様子を黙って見ているだけで異常な興奮に包まれていく聡は、自分のパン
ツの濡れている事を忘れたかのように美穂を見つめていく。
「・・・はぁっ・・・ん・・んんっ・・・」
美穂が大きく息を吸い込むように喘ぐと、聡に背を向けるように寝返った。
「・・・あっ・・・ね・・・姉さん・・・な・・・何・・・何してるの・・・・」
美穂が大きく寝返りをうつと薄いかけ布団が捲れあがり、パジャマも下着もつけ
ていない美穂の尻の半分が聡の目に飛び込んできた。
美穂は聡に背を向けたまま、左脚の膝だけを持ち上げた。
美穂が左足の膝を立てた事で捲れあがっていたかけ布団がずり落ち、美穂の下半
身が剥き出しになり、時折その尻が痙攣するようにピクピクと蠢いているのが解る。
(・・・あぁ・・・俺・・・心臓が・・・口から飛び出そうだ・・・)
聡は異常に高まる興奮に、美穂に聞こえるのでは無いかと思うほど鼓動を高鳴ら
せ、息を荒げていく。
「・・・あ・・あぁ・・・う・・・はぁん・・・あっ・・・」
背を向けている美穂の喘ぎが次第に大きくなり、聡が見つめる美穂の尻も、その
柔らかな肉が揺れ、立てている左脚が大きく揺れている。
「・・・あぁっ・・・・ん・・・んーーっ・・・・」
美穂は再び大きな喘ぎと共に寝返りを打つと、かろうじてかかっていたかけ布団
を右足で蹴飛ばし、完全に下半身を露出させた格好で仰向けになった。
(・・・あぁ・・・ね・・姉さん・・・お・・俺・・・ヘンになりそうだ・・・)
聡は無意識のうちに怒張して熱をもった自分の肉棒を握り、その怒張から伝わる
今まで経験した事のない快感を貪っていた。
ぴちゃ・・・ぴちゃ・・くちゃ・・・
「・・・あぁ・・・ん・・・はぁぅっ・・・んんっ・・・はっ・・・」
聡の耳に美穂の股間から湿った音が響いた時、美穂は両膝を立てその両膝を大き
く左右に開き、その股間に忍ばせている右手を激しく動かし始め、左手は完全に
前がはだけてしまった豊満な乳房を、指が食い込む程に握っていた。
「・・・あ・・・あぁ・・・さ・・・聡・・・あぁ・・・んんっ・・・」
(・・・ね・・・姉さん・・・俺の名前を・・・俺と同じ夢を見てるの・・・・)
美穂は聡の名前を呟くと同時に、頭にあった枕を腰の下に敷き、自ら腰を浮かせ
る格好になって脚を大きく持ち上げた。
「・・・あぁ・・・い・・いぃ・・・さ・・・聡・・・き・・・きて・・・
あぁ・・・・」
美穂は蛙が仰向けになったような格好になり、その股間に乳房を揉んでいた左手
をも侵入させ、必死に手を動かしている。
(・・・ね・・・姉さん・・・な・・・何してるの・・・その手で・・・何して
るの・・・)
「・・・あ・・・あぁ・・・んんっ・・・あぁ・・・聡・・・姉さん・・・い
く・・・」
(・・・いく?・・・姉さん・・・何が行くの・・・何がいちゃうの・・・・)
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・・いぃっ・・・はぁっ・・・・いく・・・
あぁ・・・いく・・・」
(・・・姉さん・・・俺・・・なんか・・・ヘンだよ・・・俺も・・・ヘンなん
だ・・・)
美穂の股間からは、湿った大きな音が響き、美穂の声も呻きから、泣くような悲
鳴に変わっていった。
「・・・あぁ・・・・いく・・・いく・・・聡・・・いくーーーっ・・・
あ・・・あぁっ・・・はぁっ・・ん・・・ああっ・・・」
美穂が大きく広げていた足を突っ張り、腰を高々と持ち上げるように仰け反りな
がら聡の名前を叫んだ瞬間、聡もパンツの中で握りしめていた肉棒から熱いねっ
とりとした液体が噴出し、その握りしめていた手をも濡らしていた。
(・・・姉さん・・・どうしちゃったの・・・それに・・・な・・・何だ・・・
何だよこれ・・・でも・・気持ちいい・・・)
翌朝、美穂はいつもの通り、出勤前に洗濯物済ませようと6時には起き、洗濯物
の篭を手に浴室の脱衣所にある洗濯機の前にパジャマのまま立っていた。
(・・・あぁ・・昨日も一人でしちゃった・・・)
美穂は自分の粘液に汚れたパンティを手に取り、汚れた部分を見つめながら虚し
さを堪えるように洗濯機に投げ込んだ。
美穂と聡の姉弟は血の繋がりが無い。
美穂は父方の連れ子で、聡は母方の連れ子だった。
だが、互いの親が再婚し一年も立たないうちに二人は交通事故で他界してしまった。
美穂も聡も他に親族はいなかった為、頼れる人間はいなかった。
当時短大を卒業し就職したばかりの美穂は父の残した僅かな遺産と自分の給料だ
けで、まだ中学一年生になったばかりの聡を一人で面倒見てきた。
幸いにも今住んでいるマンションは父が残してくれた為、それほど生活に困って
いる訳ではなかったが、聡の大学進学の事を考えると贅沢は出来なかった。
もとから責任感の強かった美穂は愚痴一つ溢さず仕事と家事をこなし、今年聡を
高校に入学させたばかりだったが、責任感だけからこれほどの愛情を聡に注ぐ事
は出来ない。
美穂は聡に姉として、そして母親としての愛情を自覚していたが、その愛情の根
底には聡を一人の男として愛している事に気づきはじめていた。
美穂に言い寄る男はこれまで沢山いたが、美穂は全ての男を拒絶し聡にだけ自分
の愛情を注いできた為、25歳になった今も男性経験がかなり少ない。
というより、父が再婚する前、短大の時にバージンを失ってから男との性行はこ
の5年間無かった。
(・・・あっ・・・・これ・・・)
美穂は洗濯物の籠の奥に丸まっている聡のパンツのシミに気づき、そっとそのパ
ンツを広げた。
(・・・ははぁ・・・聡も男になったのね・・・あの聡が・・・・)
美穂は小学校の5年生の時に初めて会ったときの聡を思い浮かべ、その成長を心
から嬉しく感じていた。
(・・・それにしても・・・多いわね・・・・・・・・・・・ま・・・まさ
か・・・昨日の・・・見られた・・・)
美穂は自分の自慰行為を聡に見られたかもしれないと思った瞬間、今まで聡に対
して感じた事の無い羞恥と心臓が破れる程の興奮に顔を赤らめていく。
(・・・ま・・・まさかね・・・・・・でも・・・・)
「お早う、聡。」
「・・・あ・・・お・・・お早う・・・姉さん・・・」
美穂にはいつも従順で、素直で明るい聡がダイニングにパジャマのまま座る美穂
に目を合わせようともしないで洗面所に向かった。
(・・・あぁ・・・ま・・間違いないわ・・・見られたゎ・・・)
美穂は、何時もと違う聡表情から昨夜の自分の自慰行為を見られたと確信した。
美穂は幼くして母親を亡くした聡が寂しがらないようにずっと一緒の部屋で寝て
いたが、高校生になった今でもその習慣は変わっていなかった。
身体が大きくなって行く事で日々成長していく事は肌で感じてはいたが、奈緒は
性に関して聡がどれほど理解しているかは知る由も無かった。
「・・・聡・・・なんだか・・・元気無いわね・・・風邪でも引いたの?・・・」
そう言いながら美穂は聡の額に手を伸ばすと、聡は美穂の手を避けるように手で
払いのけた。
「・・・風邪じゃないんだ・・・でも・・・具合が・・・ちょっと・・・」
美穂は、聡が夢精に戸惑っているのか、自分の自慰行為を嫌悪しているのか、そ
れとも両方なのか解らなくなっていた。
「・・・ねぇ・・・聡・・・」
「・・・んっ・・・な・・・何・・・姉さん・・・」
「聡・・・姉さんの事・・・好き?」
「・・・何だよ・・・朝っぱらから・・・」
「ねぇ・・・答えてよ・・・姉さんの事好き?」
「・・・当たり前だろ・・・嫌いなわけ無いじゃないか・・・学校行って来
る・・・・」
(・・・何だか安心したわ・・・きっと夢精が何かわかってないのね・・・友達
とかとそういう話しないのかしら・・・・・聡、気が弱いからなぁ~・・・・私
が教えなきゃ・・・ダメかな・・・・・)
そんな事を考えながら美穂は朝食を済ませると会社に向かった。
「ねぇ聡・・・今日姉さん薬飲んで寝るから・・・明日の朝、目覚ましでも起き
ないかもしれないの・・・」
「・・・・薬って・・・病気なの?・・・」
「ううん・・・睡眠薬・・・ちょっと最近眠れなくって・・・だから・・・明日
の朝起こしてくれない・・・」
「・・・う・・・うん・・いいよ・・・6時でいいよね・・・」
「・・・あっそれと・・・一度寝ると身体揺すっても起きないくらい熟睡出来る
らしいから、起こす時は声をかけるくらいじゃだめよ・・・」
「・・・あぁ・・・わかったよ・・・・」
「有難う・・・じゃぁ・・・姉さん先に寝るね・・・」
睡眠薬では無く、ただのビタビン剤を聡の前で飲み干すとリビングの隣に敷いて
ある布団にもぐりこんだ。
「・・・聡も明日早いんだから、早く寝なさいね・・・お休み・・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・お休み・・・」
夜の9時を回ったばかりだというのに美穂は床に付き、間もなく聡が布団に入る
気配を感じると、わざとらしく小さな鼾をたてた。
(・・・あれ?・・・私って鼾かくのかしら・・・ま・・・いいか・・・)
美穂は電気が消され、豆球の灯りだけになった瞬間に聡の方へ寝返りをうち、薄
目を開けて聡の様子を伺った。
目を閉じていたせいで豆球の灯りだけでも美穂には聡の様子がはっきりと見えて
いた。
(・・・やっぱり・・・起きてる・・・こっち見てるわ・・・・あぁ・・・手
は・・・・ふふっ・・・あそこ、押さえちゃって・・・)
美穂が睡眠薬で寝入ってると思い込んでいる聡は、布団もかけずにパジャマのズ
ボンの中に右手を突っ込み、既にいきり立っているであろう肉棒を弄りながら、
大きく目を開けて美穂の様子を伺っていた。
「・・う・・・ん~~ん・・・むにゃ・・・むにゃ・・・」
(・・・あれ・・・わざとらしかったかな・・・)
美穂は聡が自分を見ていることを確認すると、聡に背を向けるように大きく寝返
りを打ち身体にかかっている布団を捲り、既にパジャマのズボンを太腿までずら
してある尻を突き出すように聡に曝した。
・・・・・ササッ・・・・はぁ・・・はぁ・・・
美穂は自分の寝息を抑え静けさに支配された和室の物音に集中すると、聡の荒い
息遣いと布団の擦れるような音が耳に届いた。
(・・・・ふふっ・・・私のお尻だけであんなに興奮しちゃうの・・・・)
美穂は背後で股間を自分で慰めているであろう聡を想像しながら軽く笑みを浮か
べ、聡に気づかれないようにパジャマのボダンを外していく。
「・・・うん~~~ん・・・あつい・・・・」
美穂は右腕をパジャマの袖から抜くように聡の方へ再び寝返りをうち、ブラ
ジャーを着けていない上半身と、股間に茂る陰毛を聡に見えるように横を向いた。
「・・・あっ・・・は・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
美穂は薄目を開けて聡の様子を伺うと、聡は美穂の布団に近寄り、曝された乳房
に息がかかる程近寄り、既に下半身の怒張をパンツから露出した格好で布団に
座っていた。
(・・・あぁ・・・やっぱり・・・聡・・姉さんの自慰・・・見てたのね・・・
そんな姉さんを軽蔑しないでね・・・・毎晩・・・・貴方に見てもらいたく
て・・・自慰してたのよ・・・)
美穂は自分の乳房に顔を寄せ怒張した肉棒を握り締めながら息を荒げている聡
を、さらに刺激するように脚をばたつかせ太腿まで下げていたパジャマのズボン
を完全に脚から抜き、全裸になった格好で仰向けになった。
「・・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ね・・・姉さん・・・はぁ・・・
僕・・・姉さんの事・・・好きだよ・・・」
聡は息を荒げながらそう呟くと、美穂の柔らかな乳房に顔を近づけていく。
(・・・あぁ・・・おっぱいに・・・聡の息がかかる・・・)
聡はピンと尖り始めた美穂の乳首に鼻息がかかる程に顔を近づけ、美穂の指が静
かにその乳首を愛撫する様子をじっと見つめている。
美穂は乳首にかかる聡の熱い息に官能を高め、下半身が疼き淫裂の奥深くから熱
い物が込み上げくるのを感じた。
「・・・ん・・・んんっ・・・はぁ~・・・・」
美穂は鼻を鳴らせ、熱い吐息を吐きながら両脚を拡げ、淫裂からこぼれる愛液を
指で絡めとるように、熱く充血し始めた花弁を撫で始めた。
「・・・はぁ・・・あっ・・・昨日と同じ・・・音・・・」
聡が、美穂の淫裂から僅かに発する湿った音に気づき、大きく開かれた美穂の股
間に移動していった。
「・・・・あぁ・・は・・・初めて見る・・・女性の・・・しかも姉さん
の・・・お○んこ・・・」
聡は、昨日とは比べ物になら無い興奮に鼓動を高鳴らせ、美穂の指が覆い隠す淫
裂に視線を移していく。
(・・・あぁ・・・私のオ○ンコ・・・聡に・・・見られてる・・・あぁ・・)
聡は美穂の広げた脚の間に寝そべり、美穂の淫裂に顔を近づけると愛液で光る美
穂の指を食い入るように見つめた。
(・・・姉さんの指が・・・濡れてる・・・はぁ・・・はぁ・・・あぁ・・・中
指が・・・潜って・・・はぁ・・・)
美穂の手は淫裂を覆うように隠し、中指だけが膣への出し入れを繰り返していた。
「・・・はぁ・・はぁ・・・ね・・・姉さんの指・・・どこに・・・入ってる
の・・・はぁ・・よく・・・見えない・・・」
淫裂全体を見ることの出来ない聡は、無意識のうちに美穂の膝を持ちゆっくりと
外側に広げていく。
(・・・あぁ・・・さ・・・聡・・・そ・・・そんなに・・・広げないで・・・
あぁ・・・)
「・・・はぁ・・はぁ・・・姉さん・・・手が邪魔で・・・よく・・見えな
い・・・」
(・・・あぁ・・・聡・・・じゃぁ・・・手をどけるよ・・・いい・・・)
美穂は聡の一人言のような呟きを聞くと、淫裂を覆っている手をゆっくりとどけ
ていく。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・あ・・・あぁ・・・これが・・姉さんの・・・」
美穂の手が淫裂から離れると聡の目に愛液に塗れ淫靡な光で輝く美穂の淫裂が現
れた。
聡は美穂の膝にあてていた手をゆっくりと太腿をつたって淫裂へ進めていく。
(・・・あぁ・・・は・・・恥ずかしい・・・あぁ・・・さ・・・触るの・・
聡・・・姉さんに・・・触ってくれるの・・・)
美穂は太腿を伝う聡の手の感触を追いながら、期待と興奮に高鳴る鼓動を抑える
事が出来ず、両手を乳房に向かわせ固くシコリ始めた乳首を押しつぶすように揉
み始めた。
「・・・はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・あいつの絵と・・・ちょっと違うけ
ど・・・」
学校でマセタ同級生に教えてもらったのであろう、聡はその絵と美穂の性器を比
べるように、両手を美穂の充血した花弁にそっと触れた。
(・・・あぁ・・・んんっ・・・と・・・とうとう・・・聡・・・姉さん・・・
嬉しい・・・)
「・・はぁ・・はぁ・・・こ・・・これが・・・大陰唇・・・はぁ・・・これ
が・・・小陰唇・・・かな・・・」
聡は充血して完全に開いている美穂の濡れた花弁に指をあて、その柔らかさを確
かめるように軽く圧しながら花弁をなぞっていく。
「・・・こんなところまで・・・濡れるんだ・・・はぁ・・はぁ・・それ
に・・・毛も生えてる・・・」
美穂はそれほど毛の多い方では無いが、初めて見る聡にはそれが不思議な事のよ
うであるようになぞっていく。
(・・・あぁ・・・か・・感じるゎ・・・聡・・・姉さん・・・貴方の指で感じ
てるの・・・)
「・・・ん・・んっ・・・んーーっ・・・・」
美穂は淫裂から伝わる快感に下半身の疼きを抑える事ができず、両方の膝を立て
腰を持ち上げるように身体を反らした。
「・・・あっ・・・起きないで・・・姉さん・・・」
美穂が身体を反らせて呻くと、聡は驚いたように淫裂から手を離した。
(・・・あぁ・・・ち・・・違うの・・・も・・・もっと触って・・聡・・・)
聡は強請るように小刻みに震える美穂の腰を見つめ、何かを思い出したように自
分の枕をとってきた。
聡は、身体を反らせている美穂の、隙間のあいた腰に左手を差し込むと、ゆっく
りと持ち上げ腰に自分の枕を差し込んだ。
(・・・あぁ・・・き・・・昨日の・・・姉さんの自慰の時と同じようにしてく
れたのね・・・)
腰に枕をあてた事で美穂の腰は浮き上がり聡は更に見やすくなった淫裂に顔を近
づけていく。
「・・・確か・・・脚を・・・こうして・・・」
聡は腰が浮き、膝をたてるように足をついていた美穂の膝を持つと、ゆっくりと
抱えそのままその膝を美穂の乳房に押しつけるように押していく。
身体が屈曲し腰に枕をあてられた美穂は、聡の目の前に淫裂、更には愛液に濡れ
ひくひくと痙攣を続けるアナルまでも、無防備な形で曝す格好になってしまった。
「・・・ね・・・姉さん・・・綺麗だよ・・・・」
聡はそう呟くと再び両手を美穂の淫裂に伸ばし花弁を拡げていく。
豆球の僅かな灯りの中でも、聡の目には美穂の真上に向くように曝された淫裂
は、その形がはっきりと解った。
「・・・こ・・・これが・・・ク・・・クリ○リス・・・だね・・・」
「・・・んっ・・・んんっ・・・はぁぅっ・・・ん・・・・」
初めて女性の性器を見る聡は、美穂の淫核を探すまでもなかった。
美穂の淫核は固く尖り、完全に勃起した形でその妖艶な姿を曝していた。
聡はその美穂の淫核を指の先を微かにあて、感触を確かめるかのように弄び始めた。
「・・・ん・・・んっ・・・はぁっ・・・・うぅっ・・・ぅはぁっ・・・」
「・・・姉さん・・・夢の中でも感じるんでしょ・・・ここだけは・・・」
美穂にとって自分の淫裂を曝すのは二人目の異性である聡の指は、女として完全
に熟した身体には、自慰でもたらす快感とは比較にならないほど甘美な感覚が全
身を駆け抜け、込み上げる嗚咽を抑える事が出来ず、その興奮は一気に高まって
いく。
「・・・姉さん・・・姉さん感じてる?・・・感じてるんでしょ・・・」
「・・・・ん・・・んっ・・・あ・・・あぁっ・・・あぁ~~・・・」
美穂は聡の淫核を弾くように愛撫する刺激に昇り詰める歓喜の嗚咽を抑える為
に、歯を食いしばって耐えていた。
「・・・あぁ・・・ね・・・姉さん・・・姉さんの・・・ここから・・・蜜が溢
れてきたよ・・・」
聡は一方の指を愛液を溢れさせている膣口に移動し、その愛液をかき回すように
膣口を撫でていく。
「・・・んんっ・・・んはぁぅっ・・・あ・・・あぁっ・・・あぁぁぁ・・・・」
「・・・ね・・・姉さん・・・こ・・・ここに・・・男の・・・ナニを入れるん
だね・・・・」
聡は熱い粘液を溢れさせている泉に、ゆっくりと沈めていく。
「・・・あ・・・あぁぁっ・・・んんっ・・・・はぁっ・・・あぁーーー・・・
ああぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
聡の指が美穂の泉の中に挿入された瞬間、美穂は一人達し、抑え切れない咽び泣
くような嗚咽を発しながら身体を痙攣させていく。
「・・・姉さん・・・イッタの・・・これが・・・イクっていう事なの・・・姉
さんのここから・・・凄い・・・凄い量の液が溢れてきたよ・・・」
(・・・あぁ・・・そ・・そうよ・・・姉さん・・・聡の指でイッタの・・・
イッタのよ・・・)
「・・・それに・・・姉さんの中・・・とっても熱いよ・・・指が蕩けそう
だ・・・」
(・・・あぁ・・姉さんも・・・姉さんも蕩けそう・・・聡の指だけで・・・全
身が蕩けそう・・・)
聡は愛液に溢れる美穂の膣に沈めた指から伝わる、美穂の粘膜の感触を確かめる
ようにゆっくりとその指を動かし始めた。
「・・・姉さん・・・痛くない?・・・気持ちいい?・・・こうして動かす
と・・・気持ちいいんでしょ・・・」
(・・・あぁ・・・き・・・気持ちいい・・・最高に気持ちいいわ・・・
聡・・・姉さん・・・感じてるわ・・・)
聡の指が官能に痙攣する美穂の膣が締め付け、もっと奥に誘うように咥え込んで
行く。
「・・・ね・・姉さん・・・指が・・・きついよ・・・感じてるんだね・・・」
聡は指を奥まで突き刺すと、美穂の愛液で溢れる膣の中をかき回すように指を動
かし始めた。
(・・・あぁ・・い・・いぃ・・・聡・・・いいぃっ・・・あぁっ・・・)
「・・・ん・・んんっ・・・はぁっ・・・んんっ・・・」
美穂の淫裂に突き刺さった聡の指が激しく美穂の膣の中をかき回す度に、淫猥な
湿った音が静かに鳴り響いた。
「・・・あぁ・・姉さん・・・ここ音・・・昨日と同じだ・・・姉さん・・・こ
うしてたんだね・・・」
(・・・あぁ・・・そ・・・そうよ・・・聡に・・・お○んこをかき回されるの
を想像しながら・・・一人で・・・自分の指で、お○んこを指でかき回してたの
よ・・・)
「・・・中と・・・クリ○リスと・・・姉さんは、どっちが感じるの・・・両
方、感じてくれてる?・・・」
(・・・あぁ・・・い・・いいぃ・・・両方いいっ・・・あぁ・・・ま・・
又・・・)
「・・・ね・・姉さん・・・ぼ・・僕・・姉さんのお○んこ弄ってるだけ
で・・・あぁ・・」
「・・・ん・・・んんっ・・・あぁっ・・・んーーー・・・」
「・・・ね・・・姉さん・・・イッタの?・・・ぼ・・・僕も・・・イクよ・・・」
(イって・・・聡・・・姉さんと一緒に・・・イって!・・・)
「姉さん!・・・」
聡は自分の怒張に何ら刺激を加える事無く、美穂の淫裂を弄る快感だけで白濁を
迸らせていた。
美穂は淫裂を弄る聡の指で二度目の絶頂を向かえ、大きく身体を仰け反らせなが
ら歓喜の嗚咽を漏らした。
若い聡の白濁が勢いよく飛び出し、その飛沫が快感による痙攣で波打つ美穂の腹
の上にも飛んでいた。
(・・・あぁ・・・熱い・・・聡の・・・ザーメン・・・感じるわ・・・)
絶頂の余韻に漂いながらも美穂の感覚は研ぎ澄まされ、聡の生臭い精液の匂いを
感じとっていた。
「・・・あぁ・・・姉さん・・・俺・・・姉さんのお○んこを触っただけ
で・・・イっちゃったよ・・・」
(・・・あぁ・・・聡・・・姉さん・・・嬉しい・・・)
「・・・お・・・俺・・・ま・・・又・・・大きくなってきた・・・姉さ
ん・・・もっと触らせてね・・・」
(・・・あぁ・・・ま・・・まだなの・・・あぁ・・・・姉さん・・・おかしく
なりそう・・・)
その夜、聡は窓から朝日が差し込むまで美穂の淫裂を弄り、そして美穂も聡の飽
く事の無い愛撫を貪欲に受け入れ、数知れない絶頂を迎えていた。
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