小説(転載) 詩織
官能小説
詩織
「詩織~~今帰ったよ・・・今日はお客さんも一緒だ・・・」
「・・・お帰りなさい・・・お客様なら、お電話くれればよかったのに・・・」
「・・・お・・・奥さん・・・すいません・・・私、後輩の古木といいます・・・」
「・・・あ・・・はじめまして・・・妻の詩織といいます・・・」
(・・・し・お・り・・・詩織っていうのか・・・)
古木は酔っぱらった夫の隆志を介抱する詩織を、過去の記憶と詩織の顔を照らし合わせるように見つめていた。
「・・ふ・・・古木っ!・・・さぁ・・・入った入った・・・まだまだ飲むぞ!」
「・・・さぁ・・・お上がり下さい・・・」
「宜しいんですか・・・じゃぁ・・・すこしだけ、お邪魔します・・・」
「おい古木!・・・今日は泊まっていけよ!朝まで飲むからな・・・」
「はい・・・解りました先輩・・・」
「詩織!・・・酒はまだか!・・・」
「・・・はい・・・只今・・・」
リビングのソファに寝そべるように座りながら、隆志が大きな声で喚きたてている。
「・・・貴方・・・会社で何かあったんですか・・・」
「おぉっ!・・・あったぞ・・・凄い事が・・・なぁ・・古木!」
「えぇ・・・大口の契約が取れたんです・・・約1年かかりましたが、・・・先輩の努力の賜物です・・・」
古木が詩織に向かって笑顔で話し始めた。
「・・・そ・・そうだったの・・・おめでとう、貴方・・・・」
「・・・あぁ・・・古木も一緒に頑張ってくれたんだ・・・だから今日は二人で飲み明かすんだ・・・」
「・・・わかりました・・・でも、貴方あんまりお酒強く無いんだから・・・程々に・・・」
「いいんだよ!・・・なぁ、古木!・・・さぁっ・・・飲むぞ!」
隆志と古木が陽気に笑顔を振りまきながら酒を酌み交わす様子を、詩織は酒の肴をキッチンで準備しながら見守っていた。
「先輩・・・とうとう寝ちゃいましたね・・・寝室に運びましょうか・・・」
「・・・いいえ、大丈夫です・・・この人、眠りが浅くて、ちょくちょく夜中も起きるんです・・・だから直ぐに起きますから・・・」
「・・・そうですか・・・じゃぁ・・・僕は、これで失礼します・・・」
「えっ!・・主人に叱られますから、お泊りになって下さい・・・もう終電もございませんし・・・」
「よ・・宜しいんですか・・・」
「えぇ、勿論・・・こんなに陽気に喋った主人、初めてみました。・・・よっぽど嬉しかったんですね・・・それに、家に会社の方がお見えになったのも・・・・古木さんが初めてなんですよ・・・」
「・・そ・・・そうですか・・・じゃぁ・・・遠慮なく・・・」
「・・・お風呂の準備が出来てますので、汗流して下さい。・・・着替えも・・・浴衣しかないんですが・・用意しておきましたから・・・」
「・・・有難うございます・・・奥さん、お若いのにしっかりしてらっしゃるんですね・・・」
「いいえ・・・そんな事・・・何時も主人に叱られてばかりで・・・」
「・・・それに、美人だ・・・先輩が羨ましい・・・」
「あら・・・古木さんもお若いのにお上手なんですね・・・」
「・・・いえ・・・本当です・・・5年前・・・奥さんにそっくりな、大好きだった女性が忘れられなくて・・・」
「・・・ご・・・五年・・・前・・・」
詩織は古木の言葉に身体が凍りつき、古木の顔を自分の過去の記憶と照らし合わせていく。
「・・・じゃぁ・・・お風呂、頂きますね・・・」
古木が不適な笑みを口元に浮かべ風呂に消えていった。
(・・・ま・・・まさか・・・・)
詩織は5年前に遠く離れた町で3ヶ月程風俗店で働いた事があった。
ブランド物を買いあさった挙句消費者金融にまで手を出し、とてもOLの給料では返済出来ない程の借金を作ってしまったのだ。
詩織の脳裏にその時の客の顔が走馬灯のように蘇っていく。
(・・・お・・・覚えてない・・・きっと勘違いね・・・まさか・・・こんなところで出逢うなんて事・・・)
詩織は一生消える事のない過去を、記憶から振り払うかのように気を取り直しキッチンへ向かった。
「・・・やぁ・・・さっぱりしました・・・お先に頂きました・・・」
「・・・え・・・えぇ・・・今、冷たいものご用意しますから・・・」
詩織はリビングと対面するキッチンのシンクにたまった食器を洗いながら古木に声をかけた。
「御構い無く・・・自分でやりますから・・・・」
古木は、浴衣姿のまま詩織のいるキッチンへ入り、その背後にある冷蔵庫の扉を開け冷えたビールを手にとった。
「でも・・・全然変わってないんでびっくりしちゃいましたよ・・・・明美さん・・・」
(・・・あっ!・・・・や・・・やっぱり・・・この人・・・私の過去を・・・知ってる・・・・)
明美はシンクに向かったまま身体を凍りつかせ、身動き出来ずにいた。
「・・・明美さん・・・俺の事覚えてないでしょ・・・」
「・・・あ・・明美って・・・私・・・詩織です・・・」
背後にいた古木は後ろから詩織を抱きかかえるように腰に手を回し、顔を詩織の耳元に寄せ小さな声で呟きはじめた。
「・・・本名は・・・でしょ・・・あの店では・・・明美さん・・・だったよね・・・」
「・・・み・・・店って・・・知りません・・・」
「・・・そうですか・・・じゃぁ・・・先輩に話そうかな・・・あの店での、奥さんにそっくりな女の人の事・・・」
「・・・私・・・知りませんから・・・本当に・・・人違いですから・・・」
「そうかなぁ・・・じゃぁ、先輩に見せてもいいんだね・・・あの写真・・・」
「・・・し・・・写真?・・・」
「えぇ・・俺の知ってる奥さんにソックリな女性が、大きな口を開けて俺のザーメンを飲んでる写真・・・そう、奥さんと同じ、この口元に大きなほくろがあるんですよ・・・」
「・・・い・・いつ・・・そんな写真・・・撮ったの・・・」
「その女性・・・酔っててね・・・ポラロイドの写真・・・沢山撮らせてくれましたよ・・・確か、アソコのアップもあったな・・・」
「・・・や・・・止めて・・・お願い・・・」
「だって・・・奥さんじゃ無いんでしょ・・・いいじゃないですか・・・でも、もしその女性が奥さんだったら、先輩悲しむだろうな・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「折角大きな仕事も取って、次期部長の噂まであるのに・・・こんな事がばれたら・・・」
「・・・で・・・でも、私・・・貴方の事なんて・・・覚えてない・・・」
「・・・でも、120kのデブの客なら覚えてるでしょ・・・毎週通ったんだから・・・」
(・・・あっ・・・あの男・・・なの・・・)
詩織の記憶から、今の古木とはとても似つかない巨漢の客の顔が蘇った。
「・・・な・・・何が望みなの・・・・」
詩織は動かぬ証拠を見せつけられた訳ではないが、認めざるを得なかった。
「・・・へへっ・・・思い出しみたいだね、明美さん・・・俺痩せたでしょ・・・貴方がいきなり居なくなったもんだから、探したんだよ・・・結婚しようって約束したのに・・・・おかげでこんなに痩せちゃったよ・・・」
古木は、詩織の腰にあてていた手をゆっくりと胸に移動させ、洋服の上から詩織の乳房を揉み始めた。
「・・・や・・・止めて・・・・しゅ・・・主人が目を覚まします・・・」
「・・・じゃぁ・・・覚まさないように、声を出すなよ・・・・」
「・・・そ・・・そんな・・・・・」
詩織は古木の陵辱に抵抗する事も許されず、されるがままに乳房への愛撫に耐えていた。
シンクの向こうにはソファに横になった隆志がキッチンの方へ顔を向けたまま寝ていたが、起き出す気配は無かった。
「・・・明美・・・パンツ・・・脱げよ・・・」
「・・・で・・・出来ません・・・そ・・・そんな事・・・」
「・・・じゃぁ・・・写真がどうなってもいいんだな・・・」
古木はそういいながら、左手で詩織のスカートをたくし上げ、ストッキングに包まれた詩織の股間に、その左手を差し込んでいく。
「・・・や・・・止めて・・・お願い・・・」
「・・・ほら・・・大きな声出すと、先輩起きちゃうんだろ・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・で・・・出来ません・・・」
「・・・じゃぁ・・・俺のを咥えろ!・・・もうギンギンなんだよ・・・・」
古木は浴衣の合わせ目からいきり立った怒張を引き出すと、その怒張をストッキングの上から詩織の尻に押し付けていく。
「・・・昔は俺のこのサオで散々よがったじゃないか・・・どうだ、思い出したか!?・・・頭では忘れても、身体は覚えてるだろ・・・」
(・・・あぁ・・・か・・・身体が・・・熱くなって・・・詩織!ダメ・・・こんなヤツに感じたりしちゃダメ!・・・)
詩織は下腹部が疼き始める身体を抑えるように自分に言い聞かせ、歯を食いしばり両足に力を込め、古木の陵辱に耐えていく。
隆志よりも詩織の身体を知る古木は、乳房を弄っている右手を洋服のボタンの間から侵入させ、直接詩織の肌に触れていく。
(・・・あぁ・・・だ・・・ダメ・・・止めて・・・)
古木の右手は巧みに詩織のブラの下に侵入し、豊満な乳房を揉みしだき始めた。
「・・・あ・・・あぁっ・・・だ・・・ダメ・・・止めて・・・」
詩織は、古木の右手の侵入を両手で懸命に抑えようとしたが、古木の右手が詩織の乳首を強く捻りあげると、詩織はの両手から力が抜け抵抗を緩めていく。
「・・・明美・・・先輩はこんな事してくれないんだろ・・・お前はこうされると感じるんだよな・・・マゾだから・・・」
「・・・・あ・・・あぁ・・・・い・・・言わないで・・・ううっ・・・・」
「・・・さあ・・・先輩に曝されたくなかったら、早く咥えるんだよ・・・」
古木は力の抜けた詩織を無理やりシンクの前に座らせ、詩織の顔に自らの怒張を押し付けていった。
「・・・大丈夫・・・先輩は俺が見張ってるから・・・さあ・・・」
古木は、口を固く結び怒張の侵入を拒む詩織の頭を両手で掴むと、その巨大な怒張を詩織の口に押し付けていった。
(・・・あ・・・あぁ・・・お・・大きくて・・・固い・・・)
詩織の口に押し付けられた怒張から伝わる熱に、借金の為とはいえ、貪欲なまでに快楽を貪り続けていたもう一人の自分が、徐々に目を覚ましつつあった。
「・・・さぁ!・・・」
古木は抵抗を続ける詩織の髪を掴み、上を向かせるように持ち上げ強引に口を開かせた。
「・・・あぁ・・・い・・痛い・・・」
詩織が髪を引っ張られ、その痛さに喘いで僅かに開けた口に、古木は強引に自らの怒張を押し込んだ。
「・・・・ん・・・んっ・・・ん・・んっ・・・」
「・・・さぁ・・・昔のようにやってくれ・・・」
(・・・あぁ・・・わ・・・私・・・なんだか・・・変・・・・)
詩織は古木の怒張を口に含んだ瞬間、下半身から沸き起こる疼きを抑える事が出来ず、自ら古木の腰に手を回し、ゆっくりと頭を動かし始めた。
「・・・お・・・おぉ・・・そ・・・そうだよ・・・明美・・・懐かしいよ・・・君の舌使い・・・」
古木の怒張にねっとりと温かい詩織の舌の感触が伝わっていく。
「・・・おぉ・・・明美・・・そのまま・・・咥えながら・・・パンティを脱いで・・・」
古木の怒張を咥えながら、詩織は暗示にでもかかったかのように手をスカートの中に忍ばせていく。
「・・・いい娘だ・・・明美・・・脱いだパンティを・・・こっちに・・・」
古木の怒張をしゃんだまま咥えている詩織は、その格好のままストッキングとパンティをずらし、起用に脚から交互に抜くと、その丸まったままのストッキングをパンティを古木に手渡す。
「・・・よく出来たね明美・・・やっぱり濡れてるじゃないか・・・」
古木は手渡された詩織のパンティのクロッチの部分を見つめながら、静かに呟いた。
「・・・明美・・・咥えたまま・・・自分で自慰してもいいんだよ・・・」
既に古木の口調は命令口調ではなかったが、古木の言葉に素直に従う奴隷のように、詩織は自らの股間に手を差しこみ淫裂をなぞり出した。
「・・・・ん・・・・んんっ・・・ん・・・・」
「・・・は~っ・・・昔の明美に戻ってくれたんだね・・・俺も嬉しいよ・・・・」
「・・・・ん・・・・んんっ・・・・」
古木の股間からは、詩織の口が奏でる淫猥な音が静かに響き、次第にその音に混ざって詩織の股間からも湿った音が古木の耳に届き始めた。
「・・・おぉっ・・・い・・・いいよ・・・明美・・・君も準備出来たみたいだね・・・」
「・・・ん・・・んっ・・・ん・・・・」
明美が古木の怒張を咥えながら、小さく頭を振った。
「・・・さぁ・・・明美・・・立って・・・」
詩織は古木の言葉に咥えていた怒張を口から離し、古木の胸に抱かれるように立ち上がった。
「・・・明美・・・」
古木は黙って抱かれている明美に唇を重ね、自分の怒張に奉仕していた明美の舌を強く吸いあげる。
「・・くふっ・・・ん・・・あふっ・・・」
詩織は差し込まれた古木の舌を拒むどころか自ら舌を突き出し、鼻を鳴らしながら古木に身を任せていく。
古木は詩織の舌に自らの舌を絡めながら詩織のスカートをたくし上げ、愛液に溢れる淫裂に右手を差し込んでいく。
詩織は古木の右手が自分の淫裂に向かう事を察知すると、自ら脚を開き、古木の手を迎い入れる。
古木の指先が詩織の淫裂を捉えると、そこは熱い粘液が太腿まで伝わり、古木の指を一瞬にして濡らしていく。
古木は淫裂から溢れる愛液を掬い取るように淫裂をかき回すと、その手を詩織の股間から引き抜き自分の目の前にもっていく。
古木は詩織の舌を吸い上げていた自らの口を詩織から離し、詩織の目の前にその愛液に濡れた指を詩織の目の前に差し出した。
詩織はその指を見つめ、恥ずかしがる事もなくその指に滴っている自らの愛液に舌を伸ばしていく。
「・・・ほら・・・明美の大好きな自分のジュースだよ・・・沢山お舐め・・・」
古木は愛液の滴る指に舌を伸ばす詩織の口の中に、その指をゆっくりと差し込んでいく。
詩織もその差し込まれた指を絡ませ、自分の愛液を啜るようにその指を吸い上げる。
「・・・明美・・・もう・・入れてもらいたいんだろ・・・」
「・・・・んんっ・・・・んっ・・・・」
詩織は古木の指を咥えたまま大きく頷いた。
「・・・じゃぁ・・・後ろを向いて・・・」
詩織は古木の指から口を離すと、キッチンのシンクに両手を着き、尻を突き出すように腰を屈めた。
古木は、背後から詩織のスカートを捲り、白い双丘を露にすると、愛液に濡れ光る怒張を詩織の淫裂にあてがった。
詩織は自分の淫裂に古木の怒張を感じながら、リビングのソファに横になっている夫の隆志を見つめる。
(・・・あ・・・あぁ・・・貴方・・・私・・・我慢出来ないの・・・許して・・・・)
古木は詩織の腰を掴むと、その腰を一気に引き寄せ、淫裂にあてがった怒張を詩織の奥深くに沈めていく。
「・・・んっ・・・・んんっ・・・・くはっ・・・・んんっ・・・」
詩織は込み上げる嗚咽を必死に堪えながら、古木の繰り出す怒張に合わせて、自らも腰を古木の腰に叩きつけるように振っていく。
「・・・お・・・おおぉっ・・・い・・・いいよ・・・明美・・・やっぱり明美は最高だよ・・・」
古木は小さな声で詩織に囁きながら懸命に腰を突き出してくる。
「・・・はぁ・・・あっ・・あん・・・す・・・すごいっ・・・あんっ・・・」
詩織は込み上げる嗚咽を抑える事が出来ず、その嗚咽をかき消そうと、シンクの蛇口を開け水道の水を出した。
勢いよく放出された水が洗いかけの食器に当たり、詩織の小さな嗚咽をかき消すように水音をたてていく。
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・・いいっ・・・あん・・・」
「・・・明美・・・どうだ・・・先輩と、俺・・・どっちが感じるんだ・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・貴方よ・・・あぁ・・・貴方の方が・・・すごいっ・・・」
「・・・そうだろ・・・明美・・・・俺のがいいだろ・・・じゃぁ・・・もっと良くしてやるよ・・・・」
古木は腰を屈めている詩織の背後からブラウスのボタンに手をかけ、一つづつ巧みに外していく。
「・・・あ・・・あぁ・・だ・・・ダメっ・・・し・・・主人が・・・あぁ・・・」
詩織は古木のボタンを外そうとする手を押えたが、その手にはまるきり力が入っていなかった。
古木は全てのボタンを外すと、履き取るように詩織のブラウスを脱がしていく。
「・・・あ・・・あん・・・だ・・・ダメ・・・あぁっ・・・・」
古木はホックの外れたブラだけになった詩織の上半身にを見つめながら、そのブラもあっさりと腕から抜いてく。
詩織は淫裂から襲う激しい快感の波に、上半身を支えていた手に力が入らずシンクの上に突っ伏すように崩れると、詩織の目に古木が腰を突き出す度に揺れる大きな乳房が目に入った。
古木は上半身が完全に剥き出しになった詩織の背後から乳房を鷲掴みにすると、その乳房を押しつぶすように力を込めていく。
「んーーーーーっ・・・・はぁっ・・・・あっ・・・あんっ・・・・だ・・・ダメーーーっ・・・・」
詩織は乳房から伝わる激痛にも似た激しい衝撃に、口を抑えながら絶叫を上げ身悶えた。
「・・・い・・いく・・・いちゃう・・・あぁっ・・・いくーーーっ・・・・」
詩織は、乳房から襲ってきた激痛にも似た激しい快感に、一気に官能を高め昇天してしまった。
「・・・いったんだね・・・明美・・・先にイクなんて・・・いけない娘だ・・・お仕置きだ・・・・」
古木は詩織の淫裂から一旦怒張を引き抜くと、詩織の腰に巻きついていたスカートを脱がせ、全裸に剥いてしまった。
「・・・あ・・・あぁ・・・し・・主人に見つかったら・・・私・・・」
全裸のままキッチンに立たされた詩織は、淫裂から滴る愛液で床を濡らす程の快感に襲われながらも、隆志の事を忘れなかった。
「・・・まだ、そんなに先輩がいいのか・・・明美・・・じゃぁ・・・せいぜい先輩にバレないように頑張るんだな・・・」
古木はそう言うと、自らも浴衣のヒモを解いて全裸になり、全裸の詩織を後ろからかかえるように、隆志の寝るリビングへ向かった。
(・・・・な・・・ダ・・・ダメ・・・)
詩織は昇天して力の入らない身体を懸命に捩り古木に抵抗を見せるが、古木は軽々と詩織をかかえ、隆志の横になっているソファの裏に詩織を仰向けに寝かした。
(・・・大丈夫・・・まだ、ぐっすり寝てるよ・・・)
古木がソファの背越に隆志の様子を伺い、自分の下で仰向けになっている詩織の耳元で小声だ呟いた。
(・・・先にイッたバツだよ明美・・・先輩に気づかれたくなかったら、絶対に声を出すんじゃないよ・・・)
古木は詩織の耳元でそう呟きながら、自らの怒張を愛液の溢れる詩織の淫裂に突き刺していく。
(・・・んーーーーっ・・・・んっ・・・ぁ・・・・ぁっ・・・・)
詩織は再び襲ってきた淫裂からの快感に、込み上げる嗚咽を両手で口を抑えながら必死に耐えていく。
古木は両手で口を抑え、無防備な詩織の乳房を再び両手で押しつぶし、愛液で塗れぼそる淫裂に怒張を突き立てていく。
(・・・・ん・・・んっ・・・・はぁっ・・・・んんっ・・・・)
古木が激しく腰を突き入れる度に、詩織の淫裂から濡れた淫猥な音がリビングに響き渡り、静かなリビングに響く淫猥な音が二人の興奮を余計に高めていった。
(・・・あぁ・・・んっ・・・んんっ・・んーーーっ・・・)
詩織は古木に組敷かれたまま2度目の絶頂を迎えたが、古木はそんな詩織にかまう事無く腰を突き出していく。
「・・ん・・・んん~~~・・・」
ソファに横になる隆志が大きく呻き寝返りをうった瞬間、古木は一旦腰の動きを止めその様子を伺った。
(・・・あぁ・・・ダメ・・・貴方・・・起きないで・・・・)
詩織は快感を貪るように古木の腰に脚を絡めながらも、心の中でそう叫んでいた。
(・・・大丈夫・・・・まだ、寝てるよ・・・・)
古木は隆志の様子に胸を撫で下ろし、再び腰を降り始めた。
(・・・ん・・・んん・・・・ん・・・・)
ただでさえ感じやすくなっている詩織の身体は、この切迫した状況にさらに官能を高め一気に上り詰めていく。
(・・・んっ・・・んんっ・・・んんーーーーっ・・・・)
詩織は3度目絶頂を迎えるそのまま気を失ってしまった。
「・・・ん・・・あぁ・・・頭が・・・・」
ソファの上で二日酔いの頭を抱えながら隆志が目を覚ました時、リビングの時計は午前6時を少し回ったところだった。
リビングの灯りは点けられたまま、キッチンからは蛇口から勢いよく流れる水の音が聞こえていた。
「・・・な・・・どうしたんだ・・・いったい・・・・」
隆志はふら付く頭を抱えながらキッチンに向かい蛇口を閉め、リビングに戻ろうとすると、ソファの奥に横になった人の足が目に入った。
「・・・ん?・・・古木か・・・どうしてそんなとこで寝てるんだ・・・」
隆志はソファに裏に寝る古木を起こそうと、ゆっくりとリビングの奥に足を進めていった。
「・・・し・・・しおり・・・何が・・・」
隆志の目に全裸のまま横たわる詩織が飛び込んできた。
全裸の詩織は大きく足を開き、男の精液と思われる白濁が干からび、詩織の淫裂を汚していた。
凍りついたまま動けない身体を懸命に動かし、隆志は詩織の腹の上にばら撒かれている数枚のポラロイドを手にとった。
そこには、風俗店らしい部屋のベッドの上で詩織に似た女が、男の迸った白濁に塗れた顔に笑顔を浮かべている写真と、その白濁を指でかき集め、その指をしゃぶっている写真があった。
「・・・しおり・・・・」
隆志は顔から血の気が引くのを感じながら、詩織の脇に崩れ落ちるように座った。
隆志の目に映る詩織の顔はこの上なく幸せそうで安らかな寝顔だった。
終り・・・。
「詩織~~今帰ったよ・・・今日はお客さんも一緒だ・・・」
「・・・お帰りなさい・・・お客様なら、お電話くれればよかったのに・・・」
「・・・お・・・奥さん・・・すいません・・・私、後輩の古木といいます・・・」
「・・・あ・・・はじめまして・・・妻の詩織といいます・・・」
(・・・し・お・り・・・詩織っていうのか・・・)
古木は酔っぱらった夫の隆志を介抱する詩織を、過去の記憶と詩織の顔を照らし合わせるように見つめていた。
「・・ふ・・・古木っ!・・・さぁ・・・入った入った・・・まだまだ飲むぞ!」
「・・・さぁ・・・お上がり下さい・・・」
「宜しいんですか・・・じゃぁ・・・すこしだけ、お邪魔します・・・」
「おい古木!・・・今日は泊まっていけよ!朝まで飲むからな・・・」
「はい・・・解りました先輩・・・」
「詩織!・・・酒はまだか!・・・」
「・・・はい・・・只今・・・」
リビングのソファに寝そべるように座りながら、隆志が大きな声で喚きたてている。
「・・・貴方・・・会社で何かあったんですか・・・」
「おぉっ!・・・あったぞ・・・凄い事が・・・なぁ・・古木!」
「えぇ・・・大口の契約が取れたんです・・・約1年かかりましたが、・・・先輩の努力の賜物です・・・」
古木が詩織に向かって笑顔で話し始めた。
「・・・そ・・そうだったの・・・おめでとう、貴方・・・・」
「・・・あぁ・・・古木も一緒に頑張ってくれたんだ・・・だから今日は二人で飲み明かすんだ・・・」
「・・・わかりました・・・でも、貴方あんまりお酒強く無いんだから・・・程々に・・・」
「いいんだよ!・・・なぁ、古木!・・・さぁっ・・・飲むぞ!」
隆志と古木が陽気に笑顔を振りまきながら酒を酌み交わす様子を、詩織は酒の肴をキッチンで準備しながら見守っていた。
「先輩・・・とうとう寝ちゃいましたね・・・寝室に運びましょうか・・・」
「・・・いいえ、大丈夫です・・・この人、眠りが浅くて、ちょくちょく夜中も起きるんです・・・だから直ぐに起きますから・・・」
「・・・そうですか・・・じゃぁ・・・僕は、これで失礼します・・・」
「えっ!・・主人に叱られますから、お泊りになって下さい・・・もう終電もございませんし・・・」
「よ・・宜しいんですか・・・」
「えぇ、勿論・・・こんなに陽気に喋った主人、初めてみました。・・・よっぽど嬉しかったんですね・・・それに、家に会社の方がお見えになったのも・・・・古木さんが初めてなんですよ・・・」
「・・そ・・・そうですか・・・じゃぁ・・・遠慮なく・・・」
「・・・お風呂の準備が出来てますので、汗流して下さい。・・・着替えも・・・浴衣しかないんですが・・用意しておきましたから・・・」
「・・・有難うございます・・・奥さん、お若いのにしっかりしてらっしゃるんですね・・・」
「いいえ・・・そんな事・・・何時も主人に叱られてばかりで・・・」
「・・・それに、美人だ・・・先輩が羨ましい・・・」
「あら・・・古木さんもお若いのにお上手なんですね・・・」
「・・・いえ・・・本当です・・・5年前・・・奥さんにそっくりな、大好きだった女性が忘れられなくて・・・」
「・・・ご・・・五年・・・前・・・」
詩織は古木の言葉に身体が凍りつき、古木の顔を自分の過去の記憶と照らし合わせていく。
「・・・じゃぁ・・・お風呂、頂きますね・・・」
古木が不適な笑みを口元に浮かべ風呂に消えていった。
(・・・ま・・・まさか・・・・)
詩織は5年前に遠く離れた町で3ヶ月程風俗店で働いた事があった。
ブランド物を買いあさった挙句消費者金融にまで手を出し、とてもOLの給料では返済出来ない程の借金を作ってしまったのだ。
詩織の脳裏にその時の客の顔が走馬灯のように蘇っていく。
(・・・お・・・覚えてない・・・きっと勘違いね・・・まさか・・・こんなところで出逢うなんて事・・・)
詩織は一生消える事のない過去を、記憶から振り払うかのように気を取り直しキッチンへ向かった。
「・・・やぁ・・・さっぱりしました・・・お先に頂きました・・・」
「・・・え・・・えぇ・・・今、冷たいものご用意しますから・・・」
詩織はリビングと対面するキッチンのシンクにたまった食器を洗いながら古木に声をかけた。
「御構い無く・・・自分でやりますから・・・・」
古木は、浴衣姿のまま詩織のいるキッチンへ入り、その背後にある冷蔵庫の扉を開け冷えたビールを手にとった。
「でも・・・全然変わってないんでびっくりしちゃいましたよ・・・・明美さん・・・」
(・・・あっ!・・・・や・・・やっぱり・・・この人・・・私の過去を・・・知ってる・・・・)
明美はシンクに向かったまま身体を凍りつかせ、身動き出来ずにいた。
「・・・明美さん・・・俺の事覚えてないでしょ・・・」
「・・・あ・・明美って・・・私・・・詩織です・・・」
背後にいた古木は後ろから詩織を抱きかかえるように腰に手を回し、顔を詩織の耳元に寄せ小さな声で呟きはじめた。
「・・・本名は・・・でしょ・・・あの店では・・・明美さん・・・だったよね・・・」
「・・・み・・・店って・・・知りません・・・」
「・・・そうですか・・・じゃぁ・・・先輩に話そうかな・・・あの店での、奥さんにそっくりな女の人の事・・・」
「・・・私・・・知りませんから・・・本当に・・・人違いですから・・・」
「そうかなぁ・・・じゃぁ、先輩に見せてもいいんだね・・・あの写真・・・」
「・・・し・・・写真?・・・」
「えぇ・・俺の知ってる奥さんにソックリな女性が、大きな口を開けて俺のザーメンを飲んでる写真・・・そう、奥さんと同じ、この口元に大きなほくろがあるんですよ・・・」
「・・・い・・いつ・・・そんな写真・・・撮ったの・・・」
「その女性・・・酔っててね・・・ポラロイドの写真・・・沢山撮らせてくれましたよ・・・確か、アソコのアップもあったな・・・」
「・・・や・・・止めて・・・お願い・・・」
「だって・・・奥さんじゃ無いんでしょ・・・いいじゃないですか・・・でも、もしその女性が奥さんだったら、先輩悲しむだろうな・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「折角大きな仕事も取って、次期部長の噂まであるのに・・・こんな事がばれたら・・・」
「・・・で・・・でも、私・・・貴方の事なんて・・・覚えてない・・・」
「・・・でも、120kのデブの客なら覚えてるでしょ・・・毎週通ったんだから・・・」
(・・・あっ・・・あの男・・・なの・・・)
詩織の記憶から、今の古木とはとても似つかない巨漢の客の顔が蘇った。
「・・・な・・・何が望みなの・・・・」
詩織は動かぬ証拠を見せつけられた訳ではないが、認めざるを得なかった。
「・・・へへっ・・・思い出しみたいだね、明美さん・・・俺痩せたでしょ・・・貴方がいきなり居なくなったもんだから、探したんだよ・・・結婚しようって約束したのに・・・・おかげでこんなに痩せちゃったよ・・・」
古木は、詩織の腰にあてていた手をゆっくりと胸に移動させ、洋服の上から詩織の乳房を揉み始めた。
「・・・や・・・止めて・・・・しゅ・・・主人が目を覚まします・・・」
「・・・じゃぁ・・・覚まさないように、声を出すなよ・・・・」
「・・・そ・・・そんな・・・・・」
詩織は古木の陵辱に抵抗する事も許されず、されるがままに乳房への愛撫に耐えていた。
シンクの向こうにはソファに横になった隆志がキッチンの方へ顔を向けたまま寝ていたが、起き出す気配は無かった。
「・・・明美・・・パンツ・・・脱げよ・・・」
「・・・で・・・出来ません・・・そ・・・そんな事・・・」
「・・・じゃぁ・・・写真がどうなってもいいんだな・・・」
古木はそういいながら、左手で詩織のスカートをたくし上げ、ストッキングに包まれた詩織の股間に、その左手を差し込んでいく。
「・・・や・・・止めて・・・お願い・・・」
「・・・ほら・・・大きな声出すと、先輩起きちゃうんだろ・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・で・・・出来ません・・・」
「・・・じゃぁ・・・俺のを咥えろ!・・・もうギンギンなんだよ・・・・」
古木は浴衣の合わせ目からいきり立った怒張を引き出すと、その怒張をストッキングの上から詩織の尻に押し付けていく。
「・・・昔は俺のこのサオで散々よがったじゃないか・・・どうだ、思い出したか!?・・・頭では忘れても、身体は覚えてるだろ・・・」
(・・・あぁ・・・か・・・身体が・・・熱くなって・・・詩織!ダメ・・・こんなヤツに感じたりしちゃダメ!・・・)
詩織は下腹部が疼き始める身体を抑えるように自分に言い聞かせ、歯を食いしばり両足に力を込め、古木の陵辱に耐えていく。
隆志よりも詩織の身体を知る古木は、乳房を弄っている右手を洋服のボタンの間から侵入させ、直接詩織の肌に触れていく。
(・・・あぁ・・・だ・・・ダメ・・・止めて・・・)
古木の右手は巧みに詩織のブラの下に侵入し、豊満な乳房を揉みしだき始めた。
「・・・あ・・・あぁっ・・・だ・・・ダメ・・・止めて・・・」
詩織は、古木の右手の侵入を両手で懸命に抑えようとしたが、古木の右手が詩織の乳首を強く捻りあげると、詩織はの両手から力が抜け抵抗を緩めていく。
「・・・明美・・・先輩はこんな事してくれないんだろ・・・お前はこうされると感じるんだよな・・・マゾだから・・・」
「・・・・あ・・・あぁ・・・・い・・・言わないで・・・ううっ・・・・」
「・・・さあ・・・先輩に曝されたくなかったら、早く咥えるんだよ・・・」
古木は力の抜けた詩織を無理やりシンクの前に座らせ、詩織の顔に自らの怒張を押し付けていった。
「・・・大丈夫・・・先輩は俺が見張ってるから・・・さあ・・・」
古木は、口を固く結び怒張の侵入を拒む詩織の頭を両手で掴むと、その巨大な怒張を詩織の口に押し付けていった。
(・・・あ・・・あぁ・・・お・・大きくて・・・固い・・・)
詩織の口に押し付けられた怒張から伝わる熱に、借金の為とはいえ、貪欲なまでに快楽を貪り続けていたもう一人の自分が、徐々に目を覚ましつつあった。
「・・・さぁ!・・・」
古木は抵抗を続ける詩織の髪を掴み、上を向かせるように持ち上げ強引に口を開かせた。
「・・・あぁ・・・い・・痛い・・・」
詩織が髪を引っ張られ、その痛さに喘いで僅かに開けた口に、古木は強引に自らの怒張を押し込んだ。
「・・・・ん・・・んっ・・・ん・・んっ・・・」
「・・・さぁ・・・昔のようにやってくれ・・・」
(・・・あぁ・・・わ・・・私・・・なんだか・・・変・・・・)
詩織は古木の怒張を口に含んだ瞬間、下半身から沸き起こる疼きを抑える事が出来ず、自ら古木の腰に手を回し、ゆっくりと頭を動かし始めた。
「・・・お・・・おぉ・・・そ・・・そうだよ・・・明美・・・懐かしいよ・・・君の舌使い・・・」
古木の怒張にねっとりと温かい詩織の舌の感触が伝わっていく。
「・・・おぉ・・・明美・・・そのまま・・・咥えながら・・・パンティを脱いで・・・」
古木の怒張を咥えながら、詩織は暗示にでもかかったかのように手をスカートの中に忍ばせていく。
「・・・いい娘だ・・・明美・・・脱いだパンティを・・・こっちに・・・」
古木の怒張をしゃんだまま咥えている詩織は、その格好のままストッキングとパンティをずらし、起用に脚から交互に抜くと、その丸まったままのストッキングをパンティを古木に手渡す。
「・・・よく出来たね明美・・・やっぱり濡れてるじゃないか・・・」
古木は手渡された詩織のパンティのクロッチの部分を見つめながら、静かに呟いた。
「・・・明美・・・咥えたまま・・・自分で自慰してもいいんだよ・・・」
既に古木の口調は命令口調ではなかったが、古木の言葉に素直に従う奴隷のように、詩織は自らの股間に手を差しこみ淫裂をなぞり出した。
「・・・・ん・・・・んんっ・・・ん・・・・」
「・・・は~っ・・・昔の明美に戻ってくれたんだね・・・俺も嬉しいよ・・・・」
「・・・・ん・・・・んんっ・・・・」
古木の股間からは、詩織の口が奏でる淫猥な音が静かに響き、次第にその音に混ざって詩織の股間からも湿った音が古木の耳に届き始めた。
「・・・おぉっ・・・い・・・いいよ・・・明美・・・君も準備出来たみたいだね・・・」
「・・・ん・・・んっ・・・ん・・・・」
明美が古木の怒張を咥えながら、小さく頭を振った。
「・・・さぁ・・・明美・・・立って・・・」
詩織は古木の言葉に咥えていた怒張を口から離し、古木の胸に抱かれるように立ち上がった。
「・・・明美・・・」
古木は黙って抱かれている明美に唇を重ね、自分の怒張に奉仕していた明美の舌を強く吸いあげる。
「・・くふっ・・・ん・・・あふっ・・・」
詩織は差し込まれた古木の舌を拒むどころか自ら舌を突き出し、鼻を鳴らしながら古木に身を任せていく。
古木は詩織の舌に自らの舌を絡めながら詩織のスカートをたくし上げ、愛液に溢れる淫裂に右手を差し込んでいく。
詩織は古木の右手が自分の淫裂に向かう事を察知すると、自ら脚を開き、古木の手を迎い入れる。
古木の指先が詩織の淫裂を捉えると、そこは熱い粘液が太腿まで伝わり、古木の指を一瞬にして濡らしていく。
古木は淫裂から溢れる愛液を掬い取るように淫裂をかき回すと、その手を詩織の股間から引き抜き自分の目の前にもっていく。
古木は詩織の舌を吸い上げていた自らの口を詩織から離し、詩織の目の前にその愛液に濡れた指を詩織の目の前に差し出した。
詩織はその指を見つめ、恥ずかしがる事もなくその指に滴っている自らの愛液に舌を伸ばしていく。
「・・・ほら・・・明美の大好きな自分のジュースだよ・・・沢山お舐め・・・」
古木は愛液の滴る指に舌を伸ばす詩織の口の中に、その指をゆっくりと差し込んでいく。
詩織もその差し込まれた指を絡ませ、自分の愛液を啜るようにその指を吸い上げる。
「・・・明美・・・もう・・入れてもらいたいんだろ・・・」
「・・・・んんっ・・・・んっ・・・・」
詩織は古木の指を咥えたまま大きく頷いた。
「・・・じゃぁ・・・後ろを向いて・・・」
詩織は古木の指から口を離すと、キッチンのシンクに両手を着き、尻を突き出すように腰を屈めた。
古木は、背後から詩織のスカートを捲り、白い双丘を露にすると、愛液に濡れ光る怒張を詩織の淫裂にあてがった。
詩織は自分の淫裂に古木の怒張を感じながら、リビングのソファに横になっている夫の隆志を見つめる。
(・・・あ・・・あぁ・・・貴方・・・私・・・我慢出来ないの・・・許して・・・・)
古木は詩織の腰を掴むと、その腰を一気に引き寄せ、淫裂にあてがった怒張を詩織の奥深くに沈めていく。
「・・・んっ・・・・んんっ・・・・くはっ・・・・んんっ・・・」
詩織は込み上げる嗚咽を必死に堪えながら、古木の繰り出す怒張に合わせて、自らも腰を古木の腰に叩きつけるように振っていく。
「・・・お・・・おおぉっ・・・い・・・いいよ・・・明美・・・やっぱり明美は最高だよ・・・」
古木は小さな声で詩織に囁きながら懸命に腰を突き出してくる。
「・・・はぁ・・・あっ・・あん・・・す・・・すごいっ・・・あんっ・・・」
詩織は込み上げる嗚咽を抑える事が出来ず、その嗚咽をかき消そうと、シンクの蛇口を開け水道の水を出した。
勢いよく放出された水が洗いかけの食器に当たり、詩織の小さな嗚咽をかき消すように水音をたてていく。
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・・いいっ・・・あん・・・」
「・・・明美・・・どうだ・・・先輩と、俺・・・どっちが感じるんだ・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・貴方よ・・・あぁ・・・貴方の方が・・・すごいっ・・・」
「・・・そうだろ・・・明美・・・・俺のがいいだろ・・・じゃぁ・・・もっと良くしてやるよ・・・・」
古木は腰を屈めている詩織の背後からブラウスのボタンに手をかけ、一つづつ巧みに外していく。
「・・・あ・・・あぁ・・だ・・・ダメっ・・・し・・・主人が・・・あぁ・・・」
詩織は古木のボタンを外そうとする手を押えたが、その手にはまるきり力が入っていなかった。
古木は全てのボタンを外すと、履き取るように詩織のブラウスを脱がしていく。
「・・・あ・・・あん・・・だ・・・ダメ・・・あぁっ・・・・」
古木はホックの外れたブラだけになった詩織の上半身にを見つめながら、そのブラもあっさりと腕から抜いてく。
詩織は淫裂から襲う激しい快感の波に、上半身を支えていた手に力が入らずシンクの上に突っ伏すように崩れると、詩織の目に古木が腰を突き出す度に揺れる大きな乳房が目に入った。
古木は上半身が完全に剥き出しになった詩織の背後から乳房を鷲掴みにすると、その乳房を押しつぶすように力を込めていく。
「んーーーーーっ・・・・はぁっ・・・・あっ・・・あんっ・・・・だ・・・ダメーーーっ・・・・」
詩織は乳房から伝わる激痛にも似た激しい衝撃に、口を抑えながら絶叫を上げ身悶えた。
「・・・い・・いく・・・いちゃう・・・あぁっ・・・いくーーーっ・・・・」
詩織は、乳房から襲ってきた激痛にも似た激しい快感に、一気に官能を高め昇天してしまった。
「・・・いったんだね・・・明美・・・先にイクなんて・・・いけない娘だ・・・お仕置きだ・・・・」
古木は詩織の淫裂から一旦怒張を引き抜くと、詩織の腰に巻きついていたスカートを脱がせ、全裸に剥いてしまった。
「・・・あ・・・あぁ・・・し・・主人に見つかったら・・・私・・・」
全裸のままキッチンに立たされた詩織は、淫裂から滴る愛液で床を濡らす程の快感に襲われながらも、隆志の事を忘れなかった。
「・・・まだ、そんなに先輩がいいのか・・・明美・・・じゃぁ・・・せいぜい先輩にバレないように頑張るんだな・・・」
古木はそう言うと、自らも浴衣のヒモを解いて全裸になり、全裸の詩織を後ろからかかえるように、隆志の寝るリビングへ向かった。
(・・・・な・・・ダ・・・ダメ・・・)
詩織は昇天して力の入らない身体を懸命に捩り古木に抵抗を見せるが、古木は軽々と詩織をかかえ、隆志の横になっているソファの裏に詩織を仰向けに寝かした。
(・・・大丈夫・・・まだ、ぐっすり寝てるよ・・・)
古木がソファの背越に隆志の様子を伺い、自分の下で仰向けになっている詩織の耳元で小声だ呟いた。
(・・・先にイッたバツだよ明美・・・先輩に気づかれたくなかったら、絶対に声を出すんじゃないよ・・・)
古木は詩織の耳元でそう呟きながら、自らの怒張を愛液の溢れる詩織の淫裂に突き刺していく。
(・・・んーーーーっ・・・・んっ・・・ぁ・・・・ぁっ・・・・)
詩織は再び襲ってきた淫裂からの快感に、込み上げる嗚咽を両手で口を抑えながら必死に耐えていく。
古木は両手で口を抑え、無防備な詩織の乳房を再び両手で押しつぶし、愛液で塗れぼそる淫裂に怒張を突き立てていく。
(・・・・ん・・・んっ・・・・はぁっ・・・・んんっ・・・・)
古木が激しく腰を突き入れる度に、詩織の淫裂から濡れた淫猥な音がリビングに響き渡り、静かなリビングに響く淫猥な音が二人の興奮を余計に高めていった。
(・・・あぁ・・・んっ・・・んんっ・・んーーーっ・・・)
詩織は古木に組敷かれたまま2度目の絶頂を迎えたが、古木はそんな詩織にかまう事無く腰を突き出していく。
「・・ん・・・んん~~~・・・」
ソファに横になる隆志が大きく呻き寝返りをうった瞬間、古木は一旦腰の動きを止めその様子を伺った。
(・・・あぁ・・・ダメ・・・貴方・・・起きないで・・・・)
詩織は快感を貪るように古木の腰に脚を絡めながらも、心の中でそう叫んでいた。
(・・・大丈夫・・・・まだ、寝てるよ・・・・)
古木は隆志の様子に胸を撫で下ろし、再び腰を降り始めた。
(・・・ん・・・んん・・・・ん・・・・)
ただでさえ感じやすくなっている詩織の身体は、この切迫した状況にさらに官能を高め一気に上り詰めていく。
(・・・んっ・・・んんっ・・・んんーーーーっ・・・・)
詩織は3度目絶頂を迎えるそのまま気を失ってしまった。
「・・・ん・・・あぁ・・・頭が・・・・」
ソファの上で二日酔いの頭を抱えながら隆志が目を覚ました時、リビングの時計は午前6時を少し回ったところだった。
リビングの灯りは点けられたまま、キッチンからは蛇口から勢いよく流れる水の音が聞こえていた。
「・・・な・・・どうしたんだ・・・いったい・・・・」
隆志はふら付く頭を抱えながらキッチンに向かい蛇口を閉め、リビングに戻ろうとすると、ソファの奥に横になった人の足が目に入った。
「・・・ん?・・・古木か・・・どうしてそんなとこで寝てるんだ・・・」
隆志はソファに裏に寝る古木を起こそうと、ゆっくりとリビングの奥に足を進めていった。
「・・・し・・・しおり・・・何が・・・」
隆志の目に全裸のまま横たわる詩織が飛び込んできた。
全裸の詩織は大きく足を開き、男の精液と思われる白濁が干からび、詩織の淫裂を汚していた。
凍りついたまま動けない身体を懸命に動かし、隆志は詩織の腹の上にばら撒かれている数枚のポラロイドを手にとった。
そこには、風俗店らしい部屋のベッドの上で詩織に似た女が、男の迸った白濁に塗れた顔に笑顔を浮かべている写真と、その白濁を指でかき集め、その指をしゃぶっている写真があった。
「・・・しおり・・・・」
隆志は顔から血の気が引くのを感じながら、詩織の脇に崩れ落ちるように座った。
隆志の目に映る詩織の顔はこの上なく幸せそうで安らかな寝顔だった。
終り・・・。
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