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小説(転載)  徒花

近親相姦小説
11 /25 2018
小説のタイトルがなんと読むのか解らなかったのでググってみたら「あだばな」だった。切ない小説だ。

徒花

 弟の貴史、凄い美形なの。それに、悔しいけど私よりずっと女ぽ
い。髪を長くしてるんで、知らない人は絶対に貴史のこと女だと思
ってるわ。
 そんな弟だから、女の子にはまるで縁が無いみたい。寄ってくる
のは男の子だけ。姉の私だって時々貴史が弟、つまり男だってこと
忘れちゃう位だから無理無いのよね。
 貴史には女装の趣味無いみたいだけど、体型が殆ど同じなんで、
洗濯が間に合わない時なんか私の服を勝手に着て出掛けたりするの。
勿論スカート系は履かないけれど、女物のスラックスは毎度のこと。
でも、前にジッパーが付いてないからトイレはきっと個室に入るの
ね。
 私、今年大学を卒業して家を出たの。女性専用のマンション見付
けて独り暮らしを楽しんでたら、貴史の奴がヒョコッと訪ねて来て
いつの間にか住み着いちゃったんだ。でも、近所とか全然苦情来な
いの。お隣さんや大家さんも貴史が女だと勝手に思い込んで、これ
っぽっちも疑ってないのよね。
 それでも貴史が男だって意識することが日に一度はある。それは
貴史がお風呂から上がって来た時。マンションはワンルームで脱衣
所なんて無いから、すっぽんぽんでお風呂から出てきた貴史にはち
ゃんとおチンチンが付いてるの。当たり前なんだけどね。貴史のお
チンチン、ちょっと並よりも小っちゃくて、しっかり皮被ってる。
中学生か、小学校高学年って感じかな。そんなんで、あんまし男っ
て意識無いのよね。
 貴史に何で家を出てきたのか聞いたけど、曖昧なことしか言わな
かった。ママが心配して一度訪ねて来たけど、貴史はとうとう帰る
って言わなかった。諦めたママが毎月私の口座に下宿代だってお金
を振り込んで来るようになった。ラッキー。ちょうどマンションの
家賃と同じ金額だから私も助かるんで、結局貴史の居候を認めるこ
とになっちゃった。
 弟だって男には変わりないから、あっちの方どうしてるのかな、
ってちょっぴり気になることもある。あっちって、つまり、年頃の
男の子ならすることがあるでしょ。貴史にはどうもガールフレンド
いないみたいだから、自分で処理してるのかしら。でも、部屋では
全然そんな様子見えないのよね。風呂場でしたとしても、後に匂い
が残るでしょ。
 貴史との奇妙な共同生活が始まって一ヶ月した頃かな。貴史が凄
く落ち込んで帰ってきたの。どうしたのって聞いても全然答えない。
何か必死になって口をゆすいでた。最初は失恋でもしたんだろうっ
て思ったけど、それにしてはすることが変なのよ。
 晩ご飯が終わってから、少しお酒を飲ませたの。貴史、全然お酒
強くないんで、缶酎ハイ二缶で結構ハイになってた。それで、何が
あったか聞いてみたんだ。そしたら、強引に唇奪われたって言うか
ら笑っちゃった。どうして落ち込んでるか聞いたら、その相手が男
だったんですって。しかも、貴史が男だって分かってるゼミの先輩
だって言うから、私、お腹抱えて笑い転げちゃった。
 ファーストキスの相手が男だったってことが貴史には物凄いショ
ックだったみたい。それで、口直しに私がキスして上げようかって
冗談で言ったら、貴史の奴、マジで頷くの。一瞬迷ったけど、今更
言い出した私が退いちゃったら貴史が可哀想だし、ま、いっか、っ
て感じで唇にちょこっとキスして上げた。でも貴史ったら、もっと
ちゃんとして、だって。何でって聞いたら、しっかり舌まで吸われ
ちゃったらしいの。これには参っちゃった。だって、まさか弟とデ
ィープキスなんて、ねえ。
 貴史の奴、やっぱり無理だよねってまた落ち込んじゃった。もう、
しょうがないわねって、もう一度キスして上げた。何か変な感じ。
レズの経験無いけど、何となく女の子とキスしてる雰囲気なの。き
っとその先輩も同じような感じで、ついつい舌を絡めちゃったのね。
 私、貴史のことしっかり抱きしめてたから、パジャマの中で貴史
が大っきくなってるのが分かった。やだ、やっぱり感じてるんだっ
て思ったら、こっちまで変になっちゃった。こいつ、見てくれは女
の子みたいだけど、中身はやっぱり男なのよね。ちょっと複雑な気
分。もし相手が弟でなければ教えてもいい感じなの。それに、私、
童貞の子知らないから興味があったことも事実。
 私、かなりヤバイ気分になってた。でも、そこは童貞の悲しさ。
私のそんな気持ちなんか弟に分かるはず無かったみたい。八月のく
そ暑い日だったけど、貴史の奴、ガタガタ震えてた。よっぽど興奮
してたのね。こんな時って、もし乱暴に迫られてたら張り倒してた
と思うけど、何も出来ずにガタガタ震えてる弟見てたら、何となく
可哀想に思えて、好きなだけキスさせて上げようって気になっちゃ
った。それだけじゃないの。パジャマの中で大っきくなってるおチ
ンチン、いい子いい子して上げたくなっちゃった。
 貴史は自分のおチンチンが小さいってこと、かなり気にしてると
思うの。男の子なら当然よね。私は例えおチンチンが小さくたって、
ちゃんと指や口で可愛がって貰えれば気持ちよくなれるし、いざと
なればちゃんとあそこ絞められるから、例え指一本位の太さでもそ
れなりに感じること出来るの。でも世の中にはそんな女ばかりじゃ
ないし、貴史の大きさだと馬鹿にする女の子も結構いるんじゃない
かしら。
 私ったら、貴史とキスしながらずっとおチンチンのことばかり考
えてた。貴史の小っちゃなおチンチンを可愛がって上げられるの、
私しかいないんじゃないかって。
 魔が差すってこう言うのかしら。気が付いたら私、パジャマの上
から貴史のおチンチン触ってたの。貴史の奴、一瞬抵抗する素振り
見せたけど、ギュッと握って上げたらおとなしくなっちゃった。何
か変な感じだった。小さい、小さいと思ってたおチンチンが結構大
きくなってたの。他の男とそんなに変わらない。それで、パジャマ
の中に手を入れて直に握ってみた。意外な大きさになってた。それ
でも皮は剥けてなかったけどね。
 何センチ位かしら。握ったところから先だけが出てたから、十セ
ンチちょっとかも。どうしようもなく小さいとまでは言えないけれ
ど、先が細いんでちょっと物足りないかな。今更間に合うかどうか
分からないけど、剥けば少しは大っきくなるんじゃない。そう思っ
て剥いて上げようとしてたら、貴史の奴、あって叫んだの。部屋の
中が、あの、青臭い匂いで一杯になっちゃった。出ちゃったのって
聞いたけど、目を白黒させるだけで答えないの。後で聞いたら、出
しちゃったの初めてなんですって。
 貴史、もうすぐ二十歳になるのよ。それが、これまで一度も出し
たことないなんて信じられない。どうしていいか分からないみたい
なので、そのままお風呂場に連れてった。パジャマとパンツ脱がせ
たら、物凄い量だったわ。気持ちよかったって聞いたら、顔真っ赤
にして頷いてた。
 おチンチン、また元通り小っちゃくなってた。これならって皮を
剥いたら、メリメリって感じで先っぽが出てきたの。やだ、凄い臭
い。黄色っぽいカスがベットリこびりついてる。生まれて初めて外
の空気に触れたのね。放っておくとまた戻りそうになるんで、根元
の方持って引っ張っておいたの。ボディシャンプー付けて、こびり
付いたカスを落として上げた。痛がったけど我慢させたわ。痛がる
仕草が何となく女っぽいんで笑っちゃった。
 ようやくカスを落としてきれいになったら、またおチンチンが大
っきくなって来たの。我慢したご褒美よってしゃぶって上げた。私、
フェラ、嫌いじゃないの。口の中でおチンチンがグーンと膨らんで
来ると可愛いなって思っちゃう。貴史のはその差が凄い。長さも太
さも倍以上になるのよ。口の中で転がして上げたら、凄い、凄いっ
てお尻を突き出して来た。
 私が手と口で出して上げただけで終わっちゃった。正直言って寝
るの辛かった。こっそり自分の指でなだめたけど、すればする程切
なくなって来るんで諦めて目をつぶったの。姉弟でもあんなことに
なると感じちゃうもんね。
 目をつぶっても眠れなかった。当然よね。これからどうなっちゃ
うんだろうって考えるとますます目が冴えて来ちゃうの。貴史とし
ちゃうのかなあ、って。
 私、誰かとしちゃうと、もう他の人とは出来なくなっちゃうんだ。
だから二股なんか掛けたこと、一度もない。もし、ううん、多分そ
うなると思うけど、ここで貴史としちゃったら、当分男なんて作れ
ないなあ。罪悪感はなぜか無かった。
 その時なの。隣に寝てる貴史が物凄く小さな声で、姉ちゃんごめ
んね、って言ったの。貴史が私のこと姉ちゃんなんて呼んだの、何
年振りかしら。貴史も寝られずに色々考えてたのよね。それ聞いた
ら、目頭がジーンと熱くなって、ツーって涙が溢れて来ちゃった。
思わず貴史の肩掴んでこっち向かせたら、貴史も顔をクチャクチャ
にして泣いてた。
 女ってさあ、男の涙に弱いんだ。それも、滅多に泣かない貴史の
涙だから、余計切なくなっちゃった。貴史は小学校の時に二階から
落ちて肩を脱臼したんだけど、その時も涙なんか一滴もこぼさなか
ったの。見てくれは女の子みたいだけど、芯は凄く強いのよ。
 思わず抱き合って、一頻り泣いてたわ。もう駄目って思った。今
すぐ貴史と一つになろう。それしか考えられなかった。一瞬だけど、
心の中でパパとママに謝ったわ。だって、姉弟でこうなっちゃうな
んて、親にして見ればとんでも無いことでしょう。
 ちょっとだけ貴史の身体を押して、パジャマを上からゆっくり脱
いで行ったの。貴史、薄明かりの中でジッと私のこと見てた。私が
目で合図すると何度も頷きながら自分も脱ぎ始めた。貴史の肌って、
おチンチンの周り以外には全然毛が生えてないの。腕も脛もすべす
べ。パンツを下ろしたらさっき剥いて上げたおチンチンがそのまま
になってた。ちょっぴり安心。
 脚を目一杯広げて、私の全てを貴史に見せたの。キスしてって言
ったら、恐る恐る口付けてきた。こうしてると貴史のおチンチンが
見えないから、何かレズってるみたいな気分だった。唇が薄くて、
見上げた目が大きいの。喉仏が無かったら女としか思えない。
 貴史が入ってきた時の感じって、何となく変だった。先が細いか
ら呆気なく収まっちゃうの。全部収まっても奥まで届かないんでち
ょっと物足りない気分。これで相手が私じゃなく、男を沢山知って
る女の子だったら馬鹿にされたかも知れないわね。私は相手が弟だ
から全然平気だったけど。
 貴史、焦ったように動いてすぐにイッちゃった。ちょっと危ない
日だったけど、そんなことはもうどうでも良かった。何度イッても
貴史はやめようとしなかった。私もやめさせる積もり無かった。こ
のままずっと一つになっていたかった。
 次の日、会社から戻ったら貴史の姿が見えなかったの。珍しく出
掛けたのかなって思ったけど、なぜか胸騒ぎがした。昨日は一睡も
してなかったけど、朝まで寝ずにずっと貴史を待ってた。会社に出
る時間になっても貴史は戻って来なかった。
 一週間経っても、大学にも貴史の姿は無かったの。パパとママに
相談して、警察に捜索願を出して、新宿とか渋谷の街頭で貴史を見
掛けた人がいなかったか、必死で通る人に聞いて歩いたわ。でも、
貴史の行方は分からなかった。
 あれから一年経ったある日、パパがひょっこり私のアパートを訪
ねてきたの。ノートパソコン持って来て、黙ってスイッチ入れた。
パパが何か操作したら画面に女の人のヌード写真が出てきたの。何
でこんなの見せるのよって言い掛けて、その言葉が喉に詰まっちゃ
った。その女、貴史だったの。水着姿で胸だけ見せてた。あの頃と
違っておっぱいが膨らんでた。シリコンでも入れたみたい。
 パパが次々に写真を進めて行った。ストリップみたいに段々裸に
なって、とうとう下も見せた。私が剥いて上げたおチンチンが元通
りに皮被って小っちゃくなってた。
 こんな写真どこで見付けたのってパパに聞いたら、インターネッ
トで出回ってるんですって。世界中の人が貴史のおチンチン見てる。
そう思うと何とも遣り切れない気持ちになっちゃった。パパが写真
をまた進め始めた。今度はおチンチン大っきくして、最後に出ると
ころが写ってた。
 俺のせいだってパパが力無く言ったの。私も自分のせいだって言
おうと思ってた。あの時貴史と一つになってなかったら、こんなこ
とにはならなかったって。
 それきり、パパも私も喋らなかった。パパが自分のせいだって言
った意味、何となく分かったような気がした。パパ、自分の息子の
おチンチン見ても全然嫌そうじゃないの。最後に出してる写真なん
か目を細めて見てた。貴史が男なのに、自分の息子なのに。
 貴史が家を出て私のところに来たの、きっとそんなパパの気持ち
を敏感に感じちゃったからじゃないかしら。だから、パパが俺のせ
いだって言ったんだと思うの。
 私、黙って立ち上がって服を脱ぎ始めた。パパ、驚いた顔して見
てたけど何も言わなかった。全部脱いで裸になって、ベッドに横に
なったらパパも黙って脱ぎ始めた。横目でおチンチン見たら、貴史
そっくりだった。大きさも、皮被ったとこまで写真の貴史に瓜二つ
なの。
 パパ、私の上から被さりながら聞いたの。貴史ともかって。私が
黙って頷いたら自分でおチンチン剥いて宛って来た。入るときの感
じ、貴史そっくりだった。
 パソコンの画面で貴史が私たちを見詰めてた。パパを感じながら、
もう一度貴史とこうなりたいって、思わず胸の中で叫んでた。

[2003/09/17]

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。