小説(転載) プライベートレッスン-女教師・裕子の放課後-総集編その1
官能小説
書きかけなのか終わっているのかわからない構造になっている。11,12章もないようだし・・・。
第01章 自失
第02章 暴走
第03章 充足
第04章 痴漢
第05章 奉仕
第06章 始業
第07章 怠業
第08章 昇天
第09章 因業
第10章 恋愛
第11章 愛奴
第12章
第01章 自失
第02章 暴走
第03章 充足
第04章 痴漢
第05章 奉仕
第06章 始業
第07章 怠業
第08章 昇天
第09章 因業
第10章 恋愛
第11章 愛奴
第12章
第01話 自失
その日、部活動で遅くなって高橋佳宏は暗くなった道を歩いていた。すると、前方にコンビニから出てきた担任の女教師、河合裕子を目撃して、驚いた。極端に肌を露出するラフな格好と買い物袋を下げているところを見るとこの辺りに住んでいるらしい。
彼女はたいてい、躯にピッタリと張りついたボディコンなスーツ姿で、エキゾチックな美貌と長い脚、そして絶妙のプロポーションと高校で最高のオナペットであるため佳宏たち男子生徒たちはいつも、視姦の対象にしていた。彼女みたいな美人が学校にいること自体が嘘みたいだった。
その日見かけた女教師は、胸元が深くVの字に深く切れ込んだ膝上15センチぐらいのセクシーなキャミソールワンピースを着ていた。足元は紐で編んだサンダル履きで、長く綺麗な脚が強調され、とても色っぽかった。学校で見るスーツ姿もいいが、そんな大胆な格好も良く似合っていた。佳宏はいたずら心を起こして彼女の後をつけることにした。
この辺りは閑静な住宅地で街灯はあるものの、コンビニから家までの間にある公園といい、結構、物騒だ。それにしては女教師の格好は露出過多でまるで襲ってくれ、とでもいっているようだった。
佳宏は彼女に対しては、担任だから話はするものの特にこれといって親しいわけではなかった。だが、もし、彼女が恋人になるのならOKしてもいいかな、というぐらいには好感を持っていた。彼女は男子生徒からも女子生徒からも公平に好かれていたし、格好は派手だったが教師としてもマジメで評判も中々だった。
途中の公園に彼女が入ると、佳宏はなにかもう、ストーカーじみた行動を取っている自分が嫌になって、足早に裕子に近付いて行った。そして、足音を立てながら、裕子の肩に手を掛けると声を掛けた。
「先生っ、こんばん…」
「ヒィッ!い、いやーっ…」
彼の呼びかけは中途で裕子の悲鳴に掻き消される。彼女は彼の手を振り切ろうとコンビニの買い物袋を振りまわして逃げようとしたものの、公園の砂利に足を取られてサンダルが脱げ、その場に転んで倒れてしまった。
「あ、あのさ…」
「イヤッ、来ないでェ…」
彼女は躯を起こすと、腰が抜けたのか立ち上がれず、しかし彼から一歩でも逃げ出そうと言うのか膝を崩して、躯を翻す。佳宏は完全に痴漢かレイプ魔に間違えられていることに気付いて、閉口する。しかし、こんな時に彼女に近付けばより、誤解を深めてしまうことになることは彼にも良く分かった。
「裕子先生?」
「えっ…、あ、だ、誰…」
努めて冷静に佳宏は彼女の名前を呼んだ。すると、たった今まで怯えきって震えていた彼女は、自分の名前が呼ばれて初めて、理性を取り戻す。が、顔は泣き顔のままだった。肩を抱いて身を震わせながら目の前にいる誰かを見極めようとした。
「僕ですよ。先生のクラスの高橋です。分かりますか?裕子先生」
「た、高橋…くん?」
「ええ、出席番号23番の高橋佳宏です」
裕子はようやく目の前にいるのが自分の教え子であることを認識する。そして、気付くと急に羞恥心が込み上げてくる。こんな暗がりの公園で、肌を露出した無防備な格好でいることに。そして、自分を怯えさせた少年に怒りが込み上げて来て、まだ先ほどの恐怖に濡れた目で非難混じりに呟きを漏らす。
「ど、どうして…こんなこと」
「俺んちって、ここからスグなんですよ、今は部活の帰りッス。そしたらコンビニから出てくる先生見つけて」
そこで、一端、言葉を切ると意味ありげに裕子の姿を見つめながら言った。彼の視線に堪らず、彼女は抱き締めた肩を竦めた。しかし、そうやって身をよじると熟れた女の肢体から溢れるフェロモンがまた劣情をそそる。
「先生、いつもと違って凄ぇ、セクシーな格好してるからさ。痴漢に間違えられちゃうかなって」
「ご、ごめんなさい…」
「いいッス。先生のそんな可愛い格好拝めてラッキーだったッスから。立てます?」
佳宏があからさまに好奇心を湛えた表情で彼女の剥き出しの素肌に舐めるような視線を向けてくると、裕子は今更ながらに激しい恥辱を覚えて喘ぎ声を上げて身悶えた。
「あんまり、見ないでェ…」
彼の視線をさえぎるようにキャミソールワンピースのV字に深く切れ込んだ胸元からこぼれる豊かな乳房が形作る谷間の前で両腕を交差させて身を捩る。
しかし、丈の短い裾から大胆にはみ出した熟れ頃の太腿と言い、剥き出しの肩といい、そんなことで一人の熟れた女の魅力を隠し切ることなど出来はしない。
彼はひとしきり、女教師の媚態を舐めるように見つめ昂ぶる劣情に胸を焦がすと、手を差し出した。しかし、彼女には立てない理由があった。
「い、いいわ…、もう、先生、大丈夫だから…」
「何言ってるんですか。この辺、暗いし人通り無いから、そんな格好してたら襲ってくれって言ってるようなモンっすよ。送って行ってあげますよ」
裕子は困った顔をした。先ほどの恐怖で彼女は失禁していたのだった。下着が濡れて、太腿まで溢れてきていた。そんな無様な姿を教え子に見られるわけにも行かず、彼女は迷っていた。
佳宏はなにか女教師の弱点を見つけたような気がして、勢い込んでいた。あわよくば、女教師と楽しい一時を過ごせるかもしれない。公園の歩道にうずくまり、羞恥に喘いでいる裕子の姿に劣情を滾らせていた。
「ほら、そんなところに座ってたら風邪、惹きますよ」
「い、イヤッ、や、やめ…、ああッ」
少年に腕を掴まれて、強引に引き立てられる。すると、今まで抑えていた物が一遍に噴き出たように、裕子の短いキャミソールワンピースの裾から太腿の裏側を伝って、液体が滴り落ちていった。
女として、教師として屈辱の光景を教え子に全て目撃され、裕子は絶望に身悶える。すこし、開けぎみに両脚を踏ん張って、立ち尽くし、震えている女教師の秘密を自分のものにした幸運に彼は昂奮していた。
「先生、オシッコ漏らしちゃったんだ」
「み、見ないで…、アアッ、恥ずかしいッ…」
しかし、ガッチリ、と教え子に腕を押さえられ、裕子は立ったままで彼を観客にした失禁ショーを強制される恥辱に身悶え、嗚咽を漏らすばかりだった。彼女が泣き声を上げている間も、彼女の足を伝って透明な雫が夜の公園の照明に輝いていた。
黒の大胆に肌を露出するデザインのキャミソールワンピースを纏った美教師のあまりにも淫靡な光景を見た佳宏は心臓がバクンバクン、と激しく鼓動を打ち、こめかみの血管が漲るの感じながら目の前で繰り広げられる、あまりにも倒錯的な眺めに我を忘れていた。肩に背負っていた鞄を投げ出すと、彼女の足元に跪いて、裕子の下半身にしがみついていった。
「ああッ、な、なに?…い、いやぁ、イヤっ、やめて…、やめてぇ」
佳宏は女教師の悲鳴もスパイスにして、裕子のワンピースの裾を捲り上げると、しっとり、と濡れそぼったこちらも同様にセクシーな薄い下着の中心部に唇を寄せて、裕子が漏らす小水を懸命に吸い上げていた。裕子に逃げられないように彼女の腰を抱えて、顔を女教師の下腹部に寄せて、馥郁たる熟れた女の体臭を嗅ぎながら。
裕子は敏感な牝の器官を下着越しとはいえ、嬲り物にされる恥辱と、刺激に喘ぎ声を上げて、少年の頭を押さえて、もっと、もっと、という風にいつしか、下腹部を押し付けていた。
「イヤぁ、イヤ…、あァン、だめっ、だめ…、ハァン、アン…、アアッ、ああああ…」
少年の顔を押さえつけたまま、裕子はブルブルッ、と身震いすると、熱っぽい溜め息を肩先で漏らし、彼の肩に手を掛けて、崩れ落ちそうになる体を支えた。
非日常的なシチュエーションが彼女をいたく昂奮させていたとはいえ教え子に嬲られて絶頂においやられ、祐子は白い喉を逸らせて艶っぽい喘ぎ声を上げていた。
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第02話 暴走
いつしか、下着は太腿の半ばまで下ろされ、じかに女教師の媚肉を啜り上げていた。彼女の体内からは小水ではなく、別の透明な、それでいてねっとりとした体液を漏らし、彼はそれを懸命に啜り上げては飲み干し、秘唇に舌先を差し入れて抉りたてていた。
「先生…、俺、したい…」
「うん…、いいわ…。でも、ここじゃだめ…。先生の部屋に来て」
佳宏が口の周りをテラテラ、と輝かせながら、熱い溜め息を吐いている女教師の顔を見上げた。裕子は肩で息をしながら、教え子の肩に両手を置いて、足元にうずくまり、彼女をエクスタシーの境地へと誘った少年の瞳を見つめ返していた。
「センセ…」
「んっ…、んむっ…、はぁン…」
裕子のウェストを支えながら、佳宏は立ち上がると彼女の唇を求めてくる。女教師は瞳を伏せた。
彼がキャミソール越しに乳房を揉み立てながら舌を絡めると、彼女も鼻先から喘ぎを漏らして積極的に舌を絡めてくる。唇が離れると気恥ずかしそうに裕子は視線を逸らせた。
彼の胸板に両手を添えて静かに押し戻すと、濡れて役に立たなくなった下着を彼の前で剥き下ろしていった。長い脚から小さく纏まった布切れを抜き取る。しっとりと女教師の淫蜜のしずくを吸った下着は濃厚な牝のフェロモンを発散していた。
「先生、それ頂戴。」
「だめ…。恥ずかしいから…、あん、ヤダ…」
佳宏はしかし、強引に裕子の手から彼女の下着を奪い取った。鼻に近づけると、小水と愛液の混じった濃厚な女教師の体臭が染み込んでいて、頭がくらくらして、ズボンの中でペニスがギンギン、と力強く反りかえった。
「いい匂いだね。先生の匂いだ」
「い、いやっ…。言わないで…」
彼が、下着に染み付いた匂いを楽しむのを見て、裕子はまた、激しい羞恥に襲われ、目元を真っ赤に染めて喘ぎ声を漏らしていた。彼女の反応にまた佳宏は獣欲を燃え立たせた。
彼が自分が投げ出した自分の鞄と裕子の落とした買い物袋を拾うと、裕子の肩を当然のように抱き寄せてくる。
しかし、彼女は拒まなかった。これから彼と躯を重ねるのかと思うと、教え子と交わる禁忌が頭の隅を掠めたが、すぐにそれは消え去った。こんな格好をしてうろついていたのは確かに誰かにメチャメチャにして欲しかったからだ。教師として日々のストレスが裕子をそこまで追い詰めていた。
部屋につくまでの間、彼に腋の下から手を差し入れられて乳房をもてあそばれ、ワンピースの裾を捲り上げられてノーパンのヒップを撫で上げられ、裕子は教え子からの羞恥責めを受け続けていた。マンションに着くまで裕子はずっと躯の火照りを消せないままでいた。
公園からすぐそばのワンルームマンションの一室が女教師の住まいだった。
-***-
部屋に入ると、また、抱きあって濃厚なディープキスをした。秘唇の入り口を指先で弄ばれながら舌を絡め合うと、裕子はヒップを振り立てて切なげに喘ぎ声を漏らした。
「先生…」
「あん、待って…、先生にもあなたのオチンチンしゃぶらせて」
欲望の色をあからさまに浮かべた妖艶な表情でそう言うと裕子は彼の足元に跪いて、制服のジーンズのチャックを下ろす。彼の下着の中からコチコチに硬くなって先端の鈴口から透明な先走りの精を噴き上げている肉棒を導き出す。高校生にしては見事な形をしている。裕子は彼のペニスの大きさと逞しさに眩暈がしそうだった。
裕子自身、男性経験はそれほどある訳ではない。今までに躯を重ねたのは3人ほどだった。だが、過去の男性たちと比べても佳宏のそれは巨大で硬さも最高だった。美教師は甘い官能への期待に躯の中心がジーン、と痺れてくるのを感じていた。
細い指先で肉棒をしっかりと握り締めると陶然と頬を染めて、硬い男根に頬擦りする。女教師が足元に跪いて赤く細い舌を懸命に突き出して、静脈の浮き出た凶々しい教え子の肉茎を舐め上げるのを見下ろしながら、佳宏はまるで彼女を自分の奴隷にして奉仕させているような錯覚を覚えて肉棒をさらに反りかえらせた。
こんな立派なもので犯されるのかと思うと、裕子はカアッ、と耳朶まで真っ赤に染め上げていた。硬いペニスを両手の指で扱き立てながら、先端の雁口をチュバチュバ、としゃぶり、喉の置くまで剛直を呑み込んでいく。その圧倒的な牡の生殖器官のボリュームが裕子を熱く発情させていく。
「ああ…、巧いね、先生のおしゃぶり。凄い、気持ちいいよ」
「あン、高橋くんのオチンチン、とても立派よ…。先生、おかしくなりそうだわ」
美教師がポウッ、と頬を染めて彼の肉棒の敏感な雁口をレロレロ、となぞり、しっとりとした舌を絡めてくると、佳宏は堪らなそうに溜め息を漏らして、足元に跪いて口唇奉仕に耽る女教師の肩をギュウッ、と押さえた。
「ああッ、堪らないわ…、ね、ねえっ…、先生、もう我慢できないわ」
「俺も…。先生の口も堪まんないけどオマンコしたいよ」
「来て、高橋くん」
裕子はハァン、と喘ぐと教え子のペニスから名残惜しそうに舌を離す。そして部屋の一方に寄せられているベッドに背中を預けると、彼に向かって膝を左右に割り開き、濡れ濡れの淫裂を自分の指先で開いて、少年を誘う。
「裕子のオマンコに…、高橋くんの太いの入れて…。アァン…」
「先生…、凄いエッチな格好だぜ」
彼はゴクッ、と唾を呑み込んで卑猥なポーズを取る女教師の媚態を見つめている。裕子は切なげに溜め息を吐いて、少年を誘うように腰をくねらせる。
佳宏は下腹に張り付いた肉棒を握り締めると、女教師の脚の間に腰を割り込ませていく。震える指先で裕子の秘唇の入り口を確かめると暴発寸前の怒張をあてがい、腰を沈み込ませていく。
「ハァン!あああ…、ああッ、凄いわっ…、高橋くんの、もう奥に届くの…、ああン」
「ううっ…、腰が溶けちゃいそうだよ。先生の中、気持ちいいよォ」
彼は肉棒に絡みつく女教師の粘膜の気持ち良さに思わず腰が抜け落ちそうなほどの快楽を与えられて、女のように喘いでいた。裕子もここのところ男を迎え入れるのはご無沙汰だっだけに、勢いに満ちた教え子の肉茎に突き入れられ、官能に打ち震えていた。
勢いに任せたテクニックもなにもない、ただのピストン運動なのにひと突きごとに内臓をズンズン、と抉られ、裕子は淫らな唇の端から涎を垂れ流しながら、美麗なヒップをプリプリ、と振り立てて、自らも積極的に少年を受け止め、責め立てていた。
"ううっ、腰が溶けそうだぜ…"
佳宏は初めて味わう女の躯が与える快美感に腰から背筋にビリビリ、と快感が電流のように疾り抜けていくのを感じながら、セックスの気持ち良さに酔い痴れる。少しでも油断すると今にも爆発しそうだ。一刻でも射精の瞬間を引き伸ばそうと、女教師の胸の膨らみに手を伸ばす。
裕子の胸の膨らみは日頃教室で視姦するのと違い、柔らかな女の魅力にあふれて、彼の手の中でプリプリ、と弾みを返してくる。乳房をそうやって底から掬い上げてタプタプ、と揉みしだくと蜜壷の締め付けが強くなったような気がする。
「ああン、オッパイ、感じちゃうゥ…、突いて、突いてェ!」
裕子は剥き出しの乳房を揉み捩じられ、裸身を仰け反らせて喘ぎ捲くる。さっきから乳房がしこって堪らなかったのに、少年にそんな風に鷲掴みにされて揉みくちゃにされたら、壊れてしまう、と思った。
"あっ、ああ…、堪らないわ…、もっと、もっと…、焼けるわ…"
子宮口を突き上げる教え子の剛直の内臓をズン、ズン、と貫かれる官能に裕子は快感を訴え、身悶えていた。その淫靡な姿は教壇で怜悧な美しさを放っているときとはまるで違い、卑猥そのものといった感じだった。それなのにも関わらず、佳宏の目にはとてつもなく凄絶な美の極致に思えた。
「先生っ、俺…、ああ、もぅ、ダメだよ、出ちゃうよォ」
「いいわ…、高橋くん、いいの、いつでも。裕子の中にあなたの熱いミルクでいっぱいにしてっ」
「先生ッ!!」
ひときわ激しく、佳宏は裕子の内臓を深く抉り立て、膣襞の一番奥に怒張の先端を突き入れると、たわわな双乳を揉みしだきながら、一気に白濁液の噴火を爆発させた。
ドピュッ、ドピュウッ!、ドピュッ!!、ドピュ、ドクッドクッドクッ…。
熱い精液の奔流を女教師の子宮へと注ぎ込んでいく。裕子もまた、体内から焼き尽くされる官能に打ち震え、絶頂を感じながら、ヒップをプリプリ、と振り立てて、貪欲に少年の精を味わっていた。
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第03話 充足
女教師の中からまだ萎え切らぬ怒張を引き抜くと、先端からこぼれる白濁液を裕子の腹にぶちまける。彼女は肩を自分で抱き締めて、まだ覚めやらぬ肉体の昂奮に酔い痴れ、喘いでいる。
「先生、気持ち良かったよ。」
「そう…。ね、お願い、このこと内緒にしてね誰かにばれたりしたらもう学校にはいられないわ」
「いいよ。でも、またしてくれる?」
「ああん…、い、いいわ」
裕子は承諾せざるを得なかった。
彼という男がいれば、今日のように行きずりのレイプで見知らぬ誰かに犯される心配はしなくていい。彼女の心と躯の渇きを抑えることが出来る。後は他の誰にもバレなければいいだけだ。うまく立ちまわるしかない。
しかし、一抹の不安も残る。彼のようにセックスに飢えた少年のことだから、所構わず求められるかもしれない。学校で求められて、拒むことが出来るか、不安は募った。
佳宏は萎え切らず、ビクン、ビクン、と跳ね動く肉棒を握り締め、女教師との初体験の感動を反芻していた。裕子は力なく、躯を起こすと、彼の隣に寄り添う。そして、彼女に快楽を与えてくれた教え子の剛直が未だ、その硬さを失わず震えているのを見て、再びゾクゾクッ、と脊髄を甘い官能の疼きが走りぬけていくのを感じて、熱い溜め息を吐く。
「ああ…、あなたの、まだ元気なのね…。先生が慰めてあげる」
「先生…」
裕子は濡れた瞳で佳宏の瞳を覗き込み、彼の手を優しく振り解くと肉棒を掴み、ゆるゆると扱き上げ始めた。視線を絡み合わせながら怒張を責めたてられる愉悦に彼は熱い溜め息をつく。佳宏も女教師に負けじと彼女の露出したたわわな膨らみを鷲掴みにして、爪を食い込ませて揉みしだく。
「くぅン…、ね、ねえ…、気持ちいい?先生もオッパイ、いい…、気持ちいいの」
「ああ…、き、気持ちいい…です。」
しこった膨らみが揉み潰され、裕子の唇からも切なげな溜め息が漏れ出す。
「ああッ、もう堪らないわ…。」
「うう…、先生ッ」
裕子は昂ぶる官能に、手のひらに感じる熱い体温の脈動に、彼のものが欲しくなって堪らなくなる。少年の膝の上に身を乗り出すと両手で凶々しく膨れ上がり、ひっきりなしに精を噴き上げている肉棒の上に顔を伏せていく。唇をいっぱいに開いて教え子のペニスを呑みこんでいく。
「はぁッ!…き、気持ちいい…よ、先生…。また、ああ出ちゃうよォ」
「んっ…、はむっ、はぁッ、…い、いいのよ…、いつでも先生のお口に頂戴…、あむっ、むぅン」
肉棹を上下に扱き立てながら、敏感な雁口をほじくるように舌を使い、教え子の肉棒の吐き出す精を啜り上げる。上目遣いに下から見上げながら佳宏を艶っぽい流し目で悩殺する。彼はゾク、ゾクッ、と腰からビリビリ、と電流のように快美感が突き上げるてくるのを感じて肛門を締めてやり過ごす。
しかし、その我慢も限界だった。成熟しきった大人の女の媚態と奉仕に急激に昇りつめていく。ガクガク、と痙攣させながら佳宏は暴発の瞬間を悟った。
「ああッ、出ちゃう、出ちゃうよォ…、で、出るゥ!」
彼はいてもたっても堪らずその激烈な快楽に流されそうになる自分を引き止めようと、肉棒を呑み込んだ女教師の頭を押さえ込み、怒張を裕子の喉の奥にまで貫いていく。
美教師は教え子の限界を知ると、彼の吐き出す精液をすべて受け止めようと思った。そこに彼女の頭を佳宏に押さえ込まれて、硬く張り詰めた怒張を喉の奥にまで突き込まれて、窒息の恐怖に背筋を痙攣させる。だが、強い力で押さえ込まれた彼女には逃げ場は無かった。直接、口腔を深く貫いた少年のペニスが弾ける。
「…ッ!」
ドピュッ、ドヒュウッ!ドクッ、ドクッ、ドクッ…。
一度射精した後とは思えないほど、夥しい量の濃い体液が女教師の喉に注ぎ込まれていく。頭をしっかりと押さえ込まれている裕子には避けようが無かった。次々に流し込まれてくる精液を飲み込まなければ窒息してしまう。コクコク、と美味しそうに少年の白濁液を飲み干していく。
瞳の端から涙を流しながら、背筋を痙攣させていた。彼女も喉の突き当たりに熱い体液の迸りを叩きつけられ、軽く絶頂へと昇り詰めていたのだ。
"ああっ、凄いわ…、私、壊れちゃうゥ…"
教え子の射精を唇で受け止めながら裕子はイラマチオの愉悦に酔い痴れていた。
-***-
「それじゃ、俺、帰るよ。先生、またね」
「あ…、高橋くん。あの…、ありがとう」
ポウッ、と美貌を恥ずかしそうに染めながら裕子はなぜだか感謝の言葉を述べていた。それに対して佳宏は屈託のない笑顔で微笑んで頷いて裕子の部屋を出て行った。
彼女は一人になると、大量の精を注ぎ込まれた秘唇に指でそっと触れた。それだけでビリビリ、と全身を快感が疾り抜けていく。まだ、喉には彼の吐き出した大量の白濁液が絡んでいる気がする。
"ああッ、気持ちイイッ…。まだ、中にあるみたい…"
久し振りに味わった男の官能に裕子はその日眠れそうに無かった。
-***-
佳宏は女教師の部屋から出てくると、彼女の部屋のある建物を振りかえった。ここから彼の家まではすぐ近くだ。ポケットの中から裕子から奪った下着を取り出すと、強いチーズ臭のする芳香をたっぷりと吸い込んだ。これから、刺激的な毎日が始められそうだ。そう思うと、ウキウキとして家に帰っていった。
彼もその夜は遅くまで裕子の瑞々しい肢体と色っぽい喘ぎ声と、肉棒を締め上げた蜜壷の感触を思い出しながら何度も樹液を噴き上げるのだった。
-***-
翌日、佳宏は眠い目をこすりながら早めに家を出た。
朝になると担任の女教師、河合裕子とセックスしたことが夢だったかのような錯覚を覚えた。だが、彼の元にあるセクシーな下着が、それが本当に現実にあったことだと確信させてくれた。
早く出たのは、裕子を朝から捕まえるためだ。彼女の住むマンションの周りを歩いて、裕子の部屋をチェックする。カーテンが動いて部屋にいることは確かだ。彼は鞄から携帯用のコンパクトな双眼鏡を取り出すと、彼女の部屋を窺った。
カーテンの隙間から女教師の部屋の中の様子が見て取れた。まだ、裕子は総レースの悩ましい下着姿だった。彼が覗いているとも知らず、セクシーな下着姿で職場へ出掛ける前にスーツを改めている様子だった。
彼は無防備な素顔の女教師の悩ましい姿に息を呑んだ。清楚な白のブラとお揃いのガーターベルト、そして女教師は彼の覗くレンズの向こうで片足ずつストッキングにその長く細い美麗な脚を包んでいく。それは神秘的な裕子の一面を思わせ、何か、違う存在へと変わる為の儀式のような厳かさと同時に凄絶な色気を放つ最高の眺めだった。彼は制服のズボンの下でいきり立つ怒張を思わず布地の上から握り締めていた。
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第04話 痴漢
双眼鏡に映る女教師はブラウスを羽織り、スカートを身に着ける。長い脚にセクシーなタイトスカートが良く似合う。今日は青いスーツを選んだようだ。
そろそろ、出てくる頃か、彼は双眼鏡をしまうと、昨夜、裕子の下腹部を味わった公園のあの場所へと先回りして、裕子を待った。それからしばらくして、裕子が近付いてくるのが分かった。これ見よがしに歩道の真ん中で待ち伏せすると、彼女も佳宏に気付いた。彼は屈託無い、しかし馴れ馴れしい様子で彼女に挨拶をした。
「おはよ、先生」
「お、おはよう…、高橋くん」
裕子は美貌を翳らせながらも気丈に笑顔を向けて彼に朝の挨拶を返した。
彼の執拗な視線が裕子の媚肉に突き刺さってくるような気がした。教え子が彼女のノースリーブのニットに包まれた健康的な胸の膨らみや、タイトスカートの短めの裾から飛び出した張り詰めた太腿に注がれると、昨日の彼との行為がまざまざと蘇ってきて、裕子は頬をうっすらと染め、脚の間をピッタリと閉じた。
「今日の先生もとっても綺麗だな」
「あ、あんまり、見ないで…。恥ずかしいわ」
今朝、目撃したばかりの女教師の下着姿を思い描きながら、羞恥に喘ぐように頬を染めている目の前のスーツ姿を眺めると彼女も一人の女なんだな、と、より裕子を間近に感じられた。その柔らかな肉体に貪欲なセックスへの熱情を隠しているに違いない。
「フフッ、先生、実は見られて嬉しいんじゃないですか」
「えっ…。そ、そんなことない、わ…」
裕子は彼の言葉に狼狽を隠せない。そう、確かに男たちの視線を一身に集めるのは快感だったから。彼らの柔肌に突き刺さるような遠慮のない視線は彼女の自尊心を満足させ、媚肉を疼かせるには充分なものだったから。学校では彼ら生徒たちは飢えた目で裕子を視姦し、彼女もまた視線に感化されて淫らな想像をして、その瞬間、嬲られ、犯されていた。
彼女が先日来、あんな無防備な格好で夜の街を歩いていたのも、その想像が現実にも影響を及ぼした所為だ。一人、部屋に帰ると孤独感に苛まされる。そのギャップが裕子の中で日常、鬱屈した充たされないものを溜めていった。思い返せば、軽率な行為だったと思う。
教壇に立つという行為は、元来、対人恐怖症の気がある裕子にとっては結構、辛いものがあった。しかし、女らしい躯のラインが浮き立つような扇情的な服を身に着けていると、毎日、どんな時も彼らの視線を感じて、羞恥心を麻痺させてしまうのだった。
それにしても、教え子を自分から部屋に誘うなんて、そんな大胆なことをするなんて…。昨日の自分はどこか間違いだったとしか言いようが無い。その為に、彼に対して強く言えない、負い目を感じてしまっていた。
「そろそろ、行かない?学校、遅れるわ」
腕に巻いた細い腕時計に視線を落としながら、裕子は戸惑いを隠すように呟いた。
「そうですね。でも、僕と一緒に歩いているところ見られたら先生も困るでしょ。後から着いて行きますので、先に行ってください」
「そ、そう。それじゃ…」
裕子は彼の言葉に、肢体を観賞される羞恥から解放されるとばかりにホッ、と溜め息を吐くと彼に頷きかけ、歩道を先に歩き始めた。
その後ろから、佳宏も女教師の艶めかしく揺れ蠢くヒップを眺めながら歩いて行く。
裕子は敏感に少年の後ろから突き刺さるような視線を感じて思わず、不自然にアヌスに力をこめてしまう。女教師は意識すればするほどプリプリ、と淫らにヒップを振り立ててしまう。
彼の言葉に込められた真の意味を悟った裕子は諦め、頬を紅潮させるのだった。
-***-
やがて、二人は駅の階段を上がっていった。下から覗き込まなくても、充分に女教師の魅力は堪能できる。長い脚が交互に運ばれる様子は実にセクシーだ。裕子は彼の視線を警戒してチラチラ、と後ろを振り向き、その都度、少年の悪戯っぽい視線に顔を赤らめていた。
定期券を改札に通して、ホームに下りると彼は順番待ちの列に裕子の後ろにピッタリと張りつく。彼女は他人の振りをして、やや表情をこわばらせていた。
チラチラ、と肩越しに後ろを振りかえり、そのたびに佳宏の顔に浮かぶ酷薄な笑みに、電車の中で彼が何か仕掛けて来るのではないかと不安を募らせていた。
電車が到着すると、朝のラッシュということもあって大量の人並みが扉から吐き出されてくる。乗り込む段になると、彼は裕子を逃がさないように、彼女の背後に躯を押しつけるとそのまま車内へと押し込んで行った。当然のように、満員の車内で佳宏は女教師にピッタリと正面から向き合う。
裕子は戸惑いながらも、彼に躯を預けざるを得ない。美貌を背け、頭一つ分、背が高い佳宏の胸に縋りつく格好になりながらも、女教師は腰を逃がそうと長い脚を突っ張っている。しかし、佳宏は彼女の細くくびれたウェストに腕を廻して、自分のほうに引き寄せていた。
裕子はハッ、と肢体を強張らせ、顔を上げる。
「だめ…、ねぇ…、やめて」
女教師が彼にだけ聞こえるように小声で囁いてくる。しかし、佳宏は彼女のウェストに廻した腕をグイッ、と自分のほうに引き寄せ、彼女の体から香る甘い芳香に膨らんだ股間を女教師の下腹部に押し付けてくる。
裕子は、下腹部に突き立てられた肉塊にビクッ、と肢体を強張らせる。そんな、裕子の反応も佳宏は楽しんでいた。彼女の悩ましい唇から漏れる喘ぎ声に似た囁きも彼の嗜虐欲を昂ぶらせるだけだった。
彼女はこれ以上、教え子の凶行がエスカレートしないことを願うしか無かった。
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セクシーな女教師と躯をぴったりと密着させて、彼女の肌からたち昇る甘い香水の匂いと、その熟れた肢体の堪らない弾力を存分に味わいながら、佳宏は少しずつ裕子へと陵辱の手を伸ばしていく。
彼女は他の乗客の目を気にしつつ、彼からなんとか逃げようともがくが勿論、ラッシュ時の混雑の中、彼女に逃げ場は無い。もがけばもがくほどに下腹に突き上げてくる硬い突起は、彼女の肢体に食い込んでくる。
それに、ウェストに腕を廻されて抱き竦められ、胸の膨らみは彼の胸板に擦り付ける格好になっている。電車の振動が来るたびに、下腹部と乳房と両方に緩慢な刺激を与えられ、裕子はカアッ、と頬を染めて小さな喘ぎ声を漏らしていた。
「あ…、あふっ…、あァ…」
裕子は少年の肩に頭を預けながら喘ぎ声を噛み殺そうとしている。が、すぐそばで佳宏は女教師の色っぽい溜め息を聞き逃すわけも無い。耳をくすぐる美教師の甘い吐息に、怒張を膨らませ、グイグイ、と裕子の下腹を突き上げていく。
「はぁン…、ああッ…、はぅ…!」
次第に裕子は逃げ場のない状況の中で責め立てられる恥辱に自制心を失っていく。いつしか、深い溜め息を吐きながら、自ら下腹を少年の勃起に押しつけて腰を振り、乳房の豊満な膨らみを彼の胸板に摺り付けてくる。目元を赤く染めて切なげに喘ぎ声を漏らす。
彼は美教師の変化に驚くとともに、周りの乗客に自慢したい気分だった。
佳宏の隣にいるサラリーマンは驚いた顔をして目の前で繰り広げられる美女の痴態に目を皿のようにして視線を凝らしている。佳宏が目線で笑いかけると顔を真っ赤にして視線を逃がそうとする。佳宏は優越感に浸って楽しかった。
電車が二人の降りる高校への最寄駅へと到着するまで彼は女教師の媚態を楽しみ、裕子は教え子に恥辱を与え続けられ官能に悶えていた。
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第05話 奉仕
駅のホームに下りた佳宏は女教師の腕を掴むと、強引に裕子をまだ新しく使った形跡もない身障者用のトイレの個室へと彼女を連れ込むと、壁際に押さえつけた。
「い、いや…、な、何をするつもりなの」
「ヘヘッ、分かってるでしょう。先生が色っぽいからさ、俺、もう我慢出来ないんだよ」
「だめ…、やめて。これから学校なのよ、もう許して…」
裕子の両腕を彼女の頭の上で交差させて押さえ込まれ、美教師は懇願する。トイレの個室の外からはザワザワと多分、二人と同じ高校の生徒たちだろう、ざわめきが聞こえてくる。裕子は彼らに自分の淫らな姿をつぶさに監視されているような錯覚を覚えて頬を紅潮させる。
佳宏は女教師の瞳を覗き込みながら、彼女の丈の短いタイトスカートの裾を捲り上げると、裕子の下腹部を覆う下着に触れてニヤッ、と笑い掛けた。裕子の下着は、電車の中での彼との行為のおかげでしっとり、と濡れそぼっていた。
「濡れてるぜ、先生。先生も欲しいんだろ、本当はさ」
「イヤッ、やめて…、ああッ、あァン…」
パンティの上から中身を探るような手つきで指を突き立てて来ると、裕子はハン、ハァンと喘ぎ声を上げて仰け反る。彼の言う通り、秘唇が疼いてもう仕方がなかったのだ。電車の中での彼の羞恥責めですっかり裕子の女は目覚めてしまった。このまま学校に行っても、ずっとやるせなさが付き纏うに違いなかった。
「あはッ、ハァン、…だ、ダメ…、ああッ、許して…、もう…、くぅン…」
「ああ、凄いね。先生の中、ドロドロになってるよ。指先に食い付いてくるみたいだ」
「いやァン…、言わないで…、ああッ、ああン」
佳宏は女教師の悩ましく喘ぐ表情をたっぷりと楽しみながら、パンティの縁から指を滑り込ませると、裕子の媚肉へとズブズブ、と指先を沈み込ませて、淫蜜をこぼれさせている媚肉の粘膜の中心を抉りぬく。男根に見立てた指先を注送させると、美教師の唇からアフン、ハン、と切なげな溜め息が漏れ出す。
脚の付け根をズボズボと抉り立てる少年の指を締め付け、逃がさないとでもするかのように熟れきった太腿をぴったりと閉じて、モジモジと腰を振り立て、女教師の官能は蕩け切っていた。
彼は女教師の媚態に怒張をキリキリ、と反りかえらせていたが、目の前の美女の中に自分の証を注ぎ込もうと思い、彼女の中から指を引き抜くと制服のズボンのジッパーを下ろして、窮屈な思いをしていた怒張を引っ張り出した。
ハァ、ハァ、と荒い溜め息を吐き出しながら剛直を扱き上げると、先端から透明な先走りの精がこぼれて指先に絡みついた。既に女教師を犯す準備は整っていた。裕子は教え子が肉棒を引き出し見せつけるように扱くのを知ると、アアッ、と呻き声を上げて嘆いた。
「先生、欲しいんだろ、無理しなくていいよ。俺も、もう準備はバッチリさ」
「ああ…、ダメ、いけないわ…」
ここで犯されたら間違いなく学校に遅刻してしまう。それに彼と一緒に遅れていけば下手な噂が広まってしまうかもしれない。かといって彼がこのままスンナリ彼女を開放してくれるとは思えなかった。
「お願い、学校に遅れちゃうわ。それに…、あなたのミルク、お腹に入れたまま授業なんて出来ない…」
カアッ、と淫らな言葉を吐いて激しい羞恥に身悶えている裕子を見てまたゾクゾク、するほどの愉悦を覚えた佳宏は譲歩してやることにした。彼も彼女にサボらせることは本意ではない。しかし、怒張はビンビン、と下腹に貼り付くほどになっていて収まりようがない。
「分かりました。勘弁してあげますよ、但し…」
少年の分かったと云う言葉に安堵したのも束の間、彼はさらに裕子を狼狽させる条件を突き付けて来た。
「先生の生下着、貰いましょうか。それとお口で一発させてください」
「そんな…」
「悪い条件ではないと思うけど?それにパンティ、冷たくて気持ち悪いでしょう」
裕子はアアッ、と呻き声を上げて身悶えた。確かに、彼の欲望を沈めなければこのままで済む訳も無い。かといって、ノーパンで一日過ごさねばならないとは。彼女は丈の短いスカートを穿いて来たことを今更のように後悔していた。だが、背に腹を変えられない。
「わ、わかったわ…。脱げばいいのね。腕を放して」
佳宏が腕の拘束を解くと、一度、スラリ、とした肢体を抱き締めて深い溜め息を吐く。何かを吹っ切るように頭を振ると、教え子の顔を見つめた。彼が酷薄な笑みを浮かべながら、頷いて見せると、祐子も分かったと云うように頷きを返して、少し屈み込みながらタイトスカートの深く切れ込んだスリットに指を差し入れる。
びっしょりと冷汗を浮かべながら裕子はパンティの縁に指を引っ掛けるとスルスル、と引き降ろしていく。それでも時折り、絶望感が込み上げるのかアアッ、と喘ぎ声を上げながらも、太腿の半ばまで下着を剥き下ろした。その中心から秘唇まで糸のように淫蜜が雫になって垂れて輝いていた。
「み、見ないで…、ああッ」
当然、佳宏は目を皿のようにして視線を羞恥に身悶えている女教師の媚態を観賞していた。裕子も彼に全てを見られていて子宮が疼くのか、熱い溜め息を吐いて剥き出しの脚をビクビク、と痙攣させる。ようやくパンティを脱ぎ終えると、再び昨日のように彼に奪い取られ、彼女の体液の匂いを嗅がれてさらなる恥辱を受けていた。
だが、悠長に悶えている時間はなかった。彼を射精に導かなければ学校に遅れてしまう。目の前で不敵に揺れ動く生肉を見据えて、裕子は諦めの溜め息を吐いて彼の足元に跪いていく。彼が期待を込めた視線で見下ろしてくるのに蕩けた眼差しで見つめ返しながら、少年の欲望の分身を細い指の中に絡めていく。
"ああ…、やっぱり。昨日と同じだわ。凄い…、硬い。それに熱くて手の中で弾けそう…"
ウットリ、と目元を潤ませながら両手で握り締めた肉棒を見上げてポウッ、と美貌を蕩かせてしまう。そうすることが飽くまで自然であるかのようにポッテリと膨らんだ艶っぽい朱唇の間から細い舌を懸命に伸ばして肉棹を愛惜しむように舐め上げていく。
「フフッ、どうです、俺の味は」
「あン、美味しいわ…、ああッ、とっても硬くて逞しいの…。ああッ」
つい口をついて出てしまった淫らな回答に一瞬、我に返る。カアッ、と頬を上気させて激しい恥辱にまみれ、自らの淫蕩さに屈辱に覚えていた。
「先生も好きなんだね。嬉しいよ」
少年の声音に含まれる揶揄の響きに頬を紅潮させながら、それでも女教師は教え子のペニスを咥えて濃厚な牡のホルモン臭に埋もれながら奉仕の手を休めない。まるでそれが自分の義務であるかのように情熱的に舌を使い、こぼれる樹液を啜り上げている。
佳宏も足元に跪かせた美女の後頭部を押さえると遠慮なくガシガシ、と怒張を美教師の喉奥へと突き込んでいく。祐子はアフン、ハァンと熱っぽい鼻息を漏らして少年の怒張を美味そうにしゃぶりたてる。
駅のホームの端にあるとはいえ、ラッシュアワーのざわめきをBGMに誰が入ってくるともわからない不安も裕子の羞恥を煽っていた。朝から恥辱的なプレイに耽る罪悪感に女教師は子宮を疼かせ、教え子の逞しいペニスに奉仕しながら形のいい太腿を擦り合せていた。
「いいんですよ、オマンコ弄ってもね。おしゃぶりしながら感じちゃうんでしょう?」
「ううっ…、あむ、うぅン…」
裕子は教え子の肉棒を口腔深く飲み込みながら彼を射精に導く為に必死になって感じやすい雁口に舌を絡め、鈴口を吸い上げ、チュバッ、チュバッ、と派手な音を立てて硬く突き入れて来る怒張に奉仕する。少年の裕子の生理を見透かしたような揶揄の言葉にも美教師は脊髄を疾り抜けていく官能の疼きを覚えて理性を蕩かせていく。
"感じてるの?私…、こんな場所で教え子のペニスをしゃぶって…。ああ、漏れてきちゃう…"
太腿を摺り合わせた脚の付け根のデルタに指をそろそろと這わせると、彼に言われたとおり淫蜜を溢れさせている媚肉に指先を沈み込ませていく。自分の躯ながらどこまでも淫らに堕ちていくような気がして、祐子は熱っぽい溜め息を漏らしていた。
彼ももはや時間を気にしている様子もなく、自分の肉棒を啜り上げている美教師の後頭部を掴むと思惑通りに奉仕に耽る美女のフェラチオを楽しんでいた。
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第06話 始業
突如、ジリリリッ、というホームの発射を告げるベルの音に現実に取り戻され、裕子は本来の目的を思い出していた。早く、少年を射精に導かなければ、遅刻してしまう。美教師は顔を前後に激しく振り立てて、なりふり構わず怒張をディープスロートで口腔全体を使って刺激を加えていく。
「ううッ…、せ、先生ェ…」
「ねえっ、いいのよ、先生のお口にあなたのミルク、欲しいの…、来て…」
熟れ切った大人の女の技巧にこの前まで童貞だった佳宏が耐え切れるわけも無い。
裕子は本心から肉棒をおねだりするかの如く妖艶で淫らな催促を仕掛けていく。彼は女教師の媚態にゴクッ、と唾を飲み込み、亀頭に加わる微妙な舌のタッチに翻弄されて、もう、息も絶え絶えに荒々しい呻き声を漏らして、腰をビクビク、と痙攣させた。
"ああッ、もうすぐ、来るんだわ。彼の、濃いのが…、喉にぶつけてくるんだわ…"
相変わらず少年の剛直をシュバッ、シュバッ、とバキュームのように啜り上げながら、裕子は精液の熱い奔流を喉の奥に注ぎ込まれる予感に媚肉をキュウッ、と締め上げる。
「ああン、来て…、先生の中に、あなたの熱いのをいっぱい、いっぱい…」
「くッ!…で、出るゥ、出るよ、先生…」
「はァン、頂戴、いいわ、全部飲んであげるから…、来てェ!」
美教師の甘い声音に脳髄を刺激され、佳宏はその刹那、裕子の喉奥に怒張をまっすぐに突き刺し、彼女の後頭部を押さえつけながらペニスのバルブを開放する。
ドクッ、ドクッ、ドクッ!!ドピュッ、ドピュウッ!
呼吸を止められ、窒息の恐怖に背筋を痙攣させながら、裕子も媚肉の奥からジーンと痺れて、喉の奥に叩き付けられる牡の濃厚なホルモン臭を放つ体液を必死に飲み下しながら、自ら脚の付け根に潜り込ませた指先で敏感過ぎる粘膜を抉りたてて、キュンッ、とアクメを覚えていた。
-***-
「ウッ、ウウッ…、かはっ、ケホッ!、こ、これでいいのね」
「ええ、とっても気持ち良かったですよ。裕子先生のおしゃぶり。ほら、まだ僕の、元気ですよ」
禍々しくも血管を浮き立たせた幹に樹液の雫を溢れさせながら、裕子の唇から抜き出された剛直は殆ど勢いを失ってはいない。裕子は少年の精力に眩暈がする思いがした。
「や、約束よ。も、もう、私、学校に行かないと」
「分かってますよ。その前に、綺麗に後始末してください。あなたがこんな風にしたんですからね」
「いやァ…」
再び頬に精液まみれの肉塊を押しつけられ、その濃厚なホルモンの臭いに咽せる女教師。裕子は涙に暮れながら、しかし、髪の毛を掴まれ、仕方なく再び朱唇に凶々しい教え子の性器を飲み込んで舌を絡めていくのだった。
-***-
教え子に辱めを受けて祐子は泣きべそを掻いていた。涙で崩れた化粧を直すと、彼女が鏡を覗いている間も無遠慮にタイトスカートに包まれた女教師のヒップを撫でまわしていた少年を振り返り、キッ、と恐い目を作って睨んだ。しかし、佳宏は止めないどころか尻の狭間に指を侵入させようとまでしてくる。
祐子は思わず彼の手を掴んでヒップから引き剥がしていた。
「やめて…」
「いい感触だね、先生のヒップ。昨日は僕の上で振ってたんだね」
「イヤ…、もう言わないで」
カアッ、と目元を染めて昨夜の獣のような交合で見せた自分の痴態を思い出して躯を抱きすくめた。
そんな女教師の羞恥に悶える姿も彼の嗜虐欲をそそるものであることに裕子は気付かない。しかし、今はそれどころではなかった。まだ、彼女は今の職場では新人扱いされている。始業時間に遅れるようなことがあると、教頭になんてどやしつけられるか分からなかった。
「もう…、いいわね?私、行くから、あなたもちゃんと学校にくるのよ」
「ええ、ご心配なく」
裕子はトイレの扉を開けて外の様子を窺うと人目を気にしながら、小走りに改札へと走っていった。
佳宏は女教師の口にした「いく」、「くる」などの言葉を思い出しては勝手な妄想に耽り、裕子の奉仕でまた膨張の度合いを増した肉棒を握り締めて、どんな風に彼女をもてあそんでやろうかと隠微な計画を練るのだった。
-***-
裕子は改札を抜けるとスカートの裾をしきりに気にしながらもなるべく急いで学校の門を目指した。だが、周りを見回しても遅刻してきた生徒はともかく教師の姿はなく、焦っていた。正門をくぐり、教員用の下駄箱があるコーナーに入ったところで、リノリウムの廊下を歩く足音に気付いた。案の定、教頭だった。
「き、教頭先生、お、おはようございます」
彼は濱野という50過ぎの銀縁メガネを掛けた痩せぎすの教師で、校長よりこの高校については詳しい。実質、この職場での支配者といってもいい存在だった。彼に逆らって辞めさせられた者もいるという噂だった。この就職難の時代に先輩を頼ってせっかく手にした職を彼女はみすみす失いたくなかった。裕子は平身低頭してなんとかこの場をやり過ごさねばならなかった。
「…今日は随分と余裕がおありだ」
「申し訳ありませんわ。その…、少し用事が」
「理由は聞きません。しかし、あなたのその格好、派手過ぎはしませんか」
そう言って、若い女教師の青いスーツ姿を上から下までジロジロ、と眺め始めた。
タイトなスカートに包まれたヒップはプリプリと薄い布地の中で妖艶に蠢き、大胆に短いスカートの裾からは成熟した太腿が惜しげもなく飛び出している。ジャケットの内側でインナーのニットを押し上げている膨らみは華奢な外見に似合わず意外にボリュームがありそうだった。長い髪は艶やかに輝き、知的な美貌は走ってきたのか上気して程よい色気を発散していた。
裕子は怖気に身を竦めながら、そうやって男の鑑賞物にされる屈辱に耐えていた。
「いけませんな、男子生徒たちを誘惑して人気を上げようというのは」
「そんな…、そんな積もりはありません。これは私の趣味ですわ」
「ここは神聖な学び舎です。教師もそれなりの格好をしてもらわなければ」
後ろに手を結び、ネチネチと他人の欠点をあげつらう様は彼の真骨頂だ。偉そうにふんぞり返り、全身から威圧的な存在感を醸し出して、新人の女教師をいたぶることに快感を得ているようだった。
裕子の全身を彼の冷たい視線が這いまわり、彼女は嫌悪感に身を震わせながらも、よりによってこんな日に教え子の陵辱に屈して下着なしでいる恥辱に頬を紅潮させた。もう、これ以上の屈辱を受けるのは我慢できなかった。彼の言葉をさえぎるように視線をそむけると、靴脱ぎ場に身を屈めてヒールを脱ぎ始めた。
「すいません、すぐ授業の用意に取り掛かりますので」
「それが身の為ですな」
彼は裕子が目の前でヒールを脱ぎにくそうに身を不自然に屈めているのをジィッ、と暗い光を宿した視線で見つめていた。
ピッタリ、と閉じた太腿が丈の短めのタイトスカートの裾からはみ出しているのを舐めるように彼は見ている。腰を屈めるとき裾がずり上がって裕子の太腿の裏がヒップの方に伸びるのを食い入るように見ながら、若い女教師の女ぶりを確かめていた。
裕子がしきりにスカートの裾を押さえながらヒールを下駄箱へとしまうのを見て、教頭は不自然さを覚えた。そんな短いスカートを穿いてくるぐらいなら他人の視線など気にならないだろうに。これは確かめる必要がありそうだ、彼は裕子に気付かれないように卑猥な笑みを一瞬、浮かべた。
どうにか、ノーパンであることを教頭に知られないで済んだ安堵にフゥッ、と溜息を吐く女教師をジィッ、と無言で見詰める教頭の姿にこれ以上、ここにいる危険性を感じて裕子は頭を下げて逃げるように彼に背中を向けた。
「し、失礼しますわ」
「早くお行きなさい。生徒たちが待ってますよ」
裕子がしきりに後ろを気にしながら職員室に向かって小走りに廊下を急ぐのを教頭の冷徹な視線がどこまでも追いかけていた。
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第07話 怠業
職員室の扉を開くと幾つかの見知った顔に頭を下げて自分の席に辿りついた。自分の席に辿りつく間にも、他の男性教諭たちの視線が剥き出しの脚に絡みつくようで女教師は頬を紅潮させる。そんな表情が男たちの欲情をそそらせることに裕子は気付かない。
短か過ぎるスカートは椅子に腰を下ろすとずり上がり太腿の半ば以上を晒しものにしてしまう。ピッタリと膝を合わせて、美しいラインを描く長い脚を横に傾けながら、胸を張った。スーツのインナーのニットにたわわな双乳の膨らみが張りつき、女教師のグラマラスなボディを強調する。
「今日は随分と余裕ですね、河合先生?」
隣に座る同僚の教師は、裕子をこの学院に推薦してくれた先輩でもある。向坂という名前の彼は裕子の大学時代のゼミの先輩でもある。彼はややおとなしい性格だが温厚で生徒の受けもいい。いわゆる熱血という程ではないが授業に熱意を持っている誠実な姿は裕子も尊敬していた。
「あ、おはようございます。もぅ、教頭先生みたいな嫌らしい言い方しないで下さい」
そう言いなから裕子の目は屈託無い笑顔で裕子を出迎えた彼に向けられて恥ずかしげに微笑んでいた。
「おはようございます。…ほう、彼につかまりましたか」
「ええ、服装が派手だと注意されましたわ」
「河合先生は大変に魅力的ですから狙われやすいのですがね」
そう言って、裕子の顔からボリュームのある胸の膨らみに、そして捲り上がったスカートから露出した太腿にさりげなく視線を向けた。
向坂は信頼すべき相手である。彼女の味方と言っていい。しかし、自分に隙があるせいなのか、ことさらに普段なら何気ない彼の視線すらも敏感に柔肌を突き刺し、思わずノーパンであることを隠すように閉じた太腿をギュッ、と閉じ合わせて、頬を赤らめて身を捩じった。
「ああン…。先生まで、そんな目で見ないで下さい」
「すいません、河合先生が余りにもチャーミングな装いだったもので…イヤらしい目付きでしたか」
「ええ、ちょっと。ウフッ」
向坂はコホン、とわざとらしく咳をして見せ、すぐに裕子の魅力的な姿態から視線を反らせて彼も頬を赤らめた。裕子にとっては向坂のそんな誠実なところが好感をいだくポイントだった。頭を下げる彼に裕子は熱い溜息を吐いた艶っぽい表情のまま微笑みかけていた。
-***-
同僚教師との朝の挨拶を交わすと、裕子は脚をピッタリと閉じたまま授業の準備を始める。今日は担任のクラスのホームルームの後にすぐ裕子の授業だ。
クラスの生徒たちの顔を思い描くとき、彼の顔も脳裏を掠める。彼女を朝から淫らな奉仕を強要し、下着を奪った教え子の顔を思い出しては裕子は躯の心の疼くのを感じて狼狽する。
自分は決して彼の脅迫に屈したのではない、と言い聞かせても昨晩の破廉恥な姿をして暗がりをさまよった忌まわしい記憶が蘇ってどうしようもなく打ちのめされる思いがした。あんなことをしなければ彼に失禁を目撃されることも無く、今こうしてノーパンで過ごす恥辱を味わうことも無かったのだ。
意を決して立ち上がると風通しのいいミニのタイトスカートは脚の付け根が裸であることを嫌が上にも意識させ、女教師の美貌を妖しく染め上げた。
”ああン…、無事に乗り切れるかしら…”
ノーパンで男子生徒たちの前に立ち明からさまな視姦に遭うことを思うとその行為は無謀といって良かった。しかし、他に選択肢は無かった。裕子は廊下の真ん中で立ち尽くし諦めに似た表情を浮かべて出席簿を抱えて身悶えた。女教師が悩ましく腰をくねらせる姿を廊下の端の曲がり角から教頭が見ていた。
-***-
教室に近付くと廊下からも生徒たちのざわめきが聞こえてくる。裕子は教壇の側の扉を開けて生徒たちが待つ教室へと脚を踏み入れた。
「きりーつ、れい」
日直の始業の礼の声で生徒たちが立ちあがるなか、教壇に脚をピッタリと閉じ合わせた不自然な歩き方でヒップをくゆらせながら上がると、裕子は剥き出しの太腿に生徒たちの視線がビンビン、と注がれるのを感じて、頬をヒクッ、と引き釣らせる。
取り敢えず黒板の前に立っている間は、教卓が彼女の下半身を隠してくれる。裕子はフゥッ、と溜息を吐くと気持ちを改めて生徒たちに視線を向けた。チラッ、と窓際の一番後ろの席に座る佳宏に視線を向けたものの、教科書に目を落としていて特に変わった動きは無かった。
まさか、彼も授業中は手を出してくることは無いだろう。そう思い込んだ女教師は幾分、気が楽になった。裕子は元気を振り絞っていつものように生徒たちの間によく通る落ちついた声で授業の開始を告げた。
「おはようございます、今日は32ページの…」
-***-
授業は滞りなく進んだ。
彼女は自信を取り戻し、自分が下着を着けていないことを意識しないでも大丈夫なほどに気分が楽になってきていた。余裕を感じた裕子は、一人の生徒を立たせて教科書の一節を読ませると教壇から降りて生徒たちの間を歩き始めた。
「はい、次の人、読んで」
カタン、と連続した椅子の出し入れされる音が静かな息遣いだけが支配する授業中の緊張のなか響いて、読み手が交替する。女教師は生徒たちの机の間を縫うようにして、時折り、読み手が漢字の読みを間違えたり、途切らせたりするたびに、注釈を加えたりした。
教室の後ろまで歩き終えると、列を変えてまた歩いていこうとした。向かおうとする列の最後尾には佳宏が座っていた。それが起こったのは、授業の進め具合から深めた自信でその前を通り過ぎようとしたときだった。
「はぁッ…!」
佳宏の前を通過して背中を向けたとき、パンティラインの無い薄い布地が内側の肉の張り具合を如実に映し出しているスカートのヒップを撫で上げられたのだ。裕子は脚を止めて、思わず上げそうになった悲鳴を押し殺した。背中の陵辱者は、女教師が脚を止めたことに調子付いてかゆっくりと獲物を味わい始めた。
”イ、イヤぁ…、教室でみんなが見てる前で、こんなこと…”
まだ先ほどの読み手が少々、長過ぎる量に不安を覚えて女教師を振りかえると、裕子は目許を赤く染めて美貌を喘がせていた。
「あ、あの、もういいですか」
「えっ、ああ…。ごめんなさい…。ありがとう、そこまででいいわ。それじゃ次、お願い」
肩を震わせながら、声を絞りだすようにしてそれだけ言うと、スカートを捲られた生尻の割れ目へと侵入してくる指先がアヌスを弄り、秘唇のほうへとその触手を伸ばしてくるのに耐えていた。なんとか、他の生徒たちの注目を浴びないようにやり過ごさなければならなかった。
佳宏は女教師のヒップを我がもののようにその柔らかな弾力と引き締まった太腿の裏側の張り詰めた堪らない触り心地を楽しみつつ、裕子が何も出来ずねっとりと脂汗を流し、身悶える様を周到に窺っていた。この場の主導権を握っているのは彼のほうだった。もし、佳宏の責めに声を立てれば他の生徒たちの注目を浴びて恥を晒してしまうだろう。もし、そうなっても彼にはなんの呵責も無かった。
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第08話 昇天
裕子はハァハァ、と漏れそうになる甘い吐息を押し殺しては眉間に皺を寄せて悩ましい表情で、女の敏感な部分を責められ湧き起こる官能に耐えるのに必死だった。
”あっ、ああ…、ダメ…、だめェ”
佳宏の攻撃はそんな女教師の懊悩に無縁とばかりに、指先をとうとう秘唇へと辿りつく。そこには触れられたくなかった。朝の奉仕で蜜壷は潤っていたから。それを知れば彼も裕子の本性を知ることになるだろう。無理やりに奉仕を強制されながらも、濡らしてしまう淫蕩な裕子の姿を。
「い、いや…、ああ…お願い」
小さな彼だけに聞こえる声で、裕子は懇願する。美貌を傾けて、佳宏の顔色を窺うが、彼はそんな女教師の狼狽を笑い飛ばす。絶望にカーッ、とうなじから耳まで真っ赤に染めて裕子は媚肉を突き破ってくる教え子の指先が与える衝撃に備えた。
「ひっ、ヒィ…!」
ズブリ、とばかりに少年の指先が女教師の粘膜を突き破ると、裕子はもう艶っぽい声を抑えることが出来なかった。その声が聞こえたのだろう、女教師の方を振りかえる視線は皆、何事かと好奇に満ち、彼女のグラマーなボディへと注がれていた。
”ああっ、ダメ…、見ないで…ああン”
裕子は露出した太腿やニットの胸を押し上げる双乳の膨らみに突き刺さる生徒たちの視線に煽られるように官能の色に美貌を染め上げていった。男子生徒たちは女教師の妖艶な姿態を視線で犯し、女子生徒たちは蔑むように同性だけに容赦無い軽蔑の視線を投げかけてくる。
美教師は彼らの視姦に晒されながら、媚肉を嬲られる恥辱に混乱を深めていた。
「あ、あン…、はァン…、あくっ…くぅン」
隠すことを忘れた荒い吐息で肩を揺らしながら後ろから蜜壷をズブズブ、と抉り立てられて、アン、アフン、と色っぽい喘ぎ声を漏らしてグラマラスな肢体をくねらせ、全身から妖艶なフェロモンをムンムン、と撒き散らす。
裕子を見つめる男子生徒も女子生徒も皆一様に濃厚な女教師の色気に呑まれていた。教室全体がただ一人の美貌の女教師の魅惑的なボディから噴き出す妖しい雰囲気に催眠術にかかったように時を忘れていた。
その間も、佳宏の指先は嬉しそうに愛蜜という涎をこぼす女教師の膣襞を掻き回すと、アヌスにも親指を沈めていった。
”ああっ、ダメ…、私、生徒たちの前で狂っちゃう…”
陶然と眼差しを染めて、裕子は白い喉を突きだすようにして悶え啼いていた。逃げ場の無い羞恥に美教師の躯は加速するように官能を求めて、教え子の指を締め上げていた。その締めつけがひときわ激しく、きつくなったとき彼女はクラス中の生徒の視線を浴びながら絶頂の高みへと昇り詰めていった。
「あああッ!」
佳宏が女教師の秘唇から漏れる蜜液をローション代わりにアヌスへと指先を突き刺しながら、媚肉をも抉り立てた瞬間、裕子は悲鳴を上げてそのまま失神してしまった。
女教師の甲高い悲鳴に打たれて、生徒たちは呪縛から解けたように皆、ハッ、と自分を取り戻した。そして目の前で倒れている美教師を呆然とまるで目の前で起こったことが夢であるかのように見ていた。その女教師の傍に佳宏は歩み寄ると、裕子の肩を抱いて引き起こした。
「美崎っ、手伝ってくれ。保健室に連れてくから」
「えっ、ええ…、ああ、そうね」
名前を言われた少女は突然のことに皆と同じようにビックリして見せたが、佳宏が抱き起こした女教師の目が醒めないのを見て取ると、事態を理解した。
席から立ちあがると、女教師を抱き上げた佳宏を手伝って教室のドアを開けた。そして、力なく意識を失った女教師を抱える佳宏が廊下に出てしまうと、教室へととって返して、この後の時間を自習にすると宣言すると、ざわめきだす生徒たちを上手くまとめて見せた。
-***-
美崎まどかは佳宏のクラスの学級委員だった。席は窓際の一番前で、始業の挨拶の掛け声も彼女が毎回やっていた。彼女にとって、裕子は憧れの女性だった。いつもセクシーな装いを颯爽と着こなし、授業をする姿に感動し、いつか彼女のようになりたい、と思って注意深く観察するようになっていた。
彼女が佳宏の不自然な動きに気付いたのは、そのためかもしれない。裕子が喘ぐような声を上げたとき、彼の右手が女教師のヒップに伸びているのを目撃したのだ。しかし、授業中にまさかそんな破廉恥な行いがおこなわれるとはまさか思えないし、それに裕子がそれを受け入れるはずは無いと確信していた。
それなのに、彼の手の動きに合わせて、憧れの女教師は身を竦ませて美貌を歪めて理不尽な行為に身を委ねていたのだ。女教師が彼のほうに顔を傾けて、何か小声で懇願するのが分かったとき、何か裕子が彼に弱みを握られて脅迫されているに違いない、と直感した。
そんな彼の腕に抱かれて、額に汗をびっしょりと掻いて苦悶に美貌を歪めている憧れの女教師を心配しながら、その腕の主の顔を不審げに睨むように見つめていた。
「ね、ねえ、先生、どうしたのかな。突然、変な声出して倒れちゃったりして」
「…ストレスじゃないのか。先生って凄く疲れるらしいしな」
佳宏は女教師の躯からたち上る甘い香水の匂いを満喫しながら、そら惚呆けて見せた。
隣を歩く少女を横目でチラチラと眺めながら、セーラー服の襟元から覗くうなじの白さに劣情をたくましくしていた。佳宏は授業中、彼女が自分のほうを見ていたのを知っていた。まどかがこの女教師を崇拝するように慕っていることも。
保健室に到着するとその部屋のあるじは留守だった。佳宏が裕子をカーテンの掛かったベッドに横たえると彼がまどかに言った。
「美崎、保健の先生、探して来いよ。俺、ここで裕子先生見てるから」
まどかが言うはずだった言葉を先に言われてしまい、言葉を詰まらせる。
目の前の男が女教師を失神させるような真似をしたというのに、その男に裕子先生を任せて、その場を離れるなんて獣にむざむざ獲物を差し出すような行為だ。だが、明からさまに不審を表に出しては彼を警戒させるばかりだ。裕子先生を救うには何か決定的な証拠が欲しかった。まどかはいつしか裕子を佳宏の魔の手から救出する算段を練っていた。
「わ、分かったわ、先生をちゃんと見守っているのよ」
「ああ。何もしやしないよ」
彼が不敵に笑うのを見て、佳宏が悪いヤツだと確信する。裕子先生を彼の手から救い出すために油断させて決定的な証拠を掴んでやる。まどかはそう決意すると、後ろ髪を引かれる思いで彼に裕子を任せて保健室を出ていった。
邪魔者がいなくなったことで佳宏はここに寝かせるときに引かれていたカーテンを元に戻して廊下のほうからの視線を妨げる。そしてベッドに横たわる女教師に掛けた毛布を剥ぎ、上から覆い被さるように身を乗り出すと裕子の腕の傍に手を突き、彼の獲物を上から下まで舐めるように鑑賞した。額の汗に貼り付いた髪が生来の美貌に艶っぽい演出を加えていた。
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第09話 因業
彼は女教師の顎を押さえると、唇を奪った。口を塞がれた裕子が鼻息を荒くして軽く身じろぐものの目を覚ますことは無かった。佳宏はそのままニットの胸を内側から押し上げている見事な膨らみをまさぐった。張り詰めた乳房が布越しにもその重みを伝えてくる。ゆっくりと味わうように揉みしだくと、形のいい鼻梁からフン、ハフン、と感じているらしい喘ぎを漏らした。
「フフッ、裕子先生、ノーパンで授業して感じちゃったんだね。可愛いな」
目を閉じて失神したまま目を覚まさない裕子にそう囁きかけると彼の興味は下半身へと移った。丈の短いスカートから大胆にはみ出した太腿は涎の出そうなほど美味そうな張りと肌のツヤを覗かせている。意識を失っているせいで開き気味に弛んだスカートの裾が実に堪らない眺めをしていた。
彼は一思いに捲り上げてしまうのが惜しくなって太腿に手を這わせて、その柔らかなしっとりとした手に吸いついてくる最高の感触を味わいながら撫で廻した。絶頂を迎えた後だけあって女教師の柔肌は何処を触っても火照り滑るような弾力を伝えてくる。この素晴らしい女教師の躯を一人占めできる特権に佳宏は酔い痴れた。
とうとうベッドの上に乗りあがると、裕子の肩からジャケットを脱がして、ノースリーブのニットだけにしてしまう。そうしておいて、ニットの裾を捲り上げると、そのままブラジャーまで上に托し上げる。布地の拘束を逃れた二つの乳房はプルン、プルン、と、そのたわわな果実を少年の前に晒し、重たげに揺れ動いて彼の目を楽しませた。
佳宏は力なく投げ出された脚を抱え上げると、膝を抱えて長い見事な脚線美を誇る裕子の脚を左右に開いていった。股を開くためにそのままスカートの布地は捲れ上がって、彼女の裸の下腹部が少年の目の前に暴かれていった。
「さぁて、先生のオマンコ拝見させてもらおうかな」
適度に脂の乗った白い腹から脚の付け根まで、彼の視線を妨げるものは何一つ無かった。女教師の下腹部に綺麗に生え揃う逆三角形の茂みは細くしなやかな繊毛に彩られて妖しく彼女の大事な部分を装っていた。佳宏は脚をいっぱいに開いたせいで、少し開き気味にされた女教師の秘唇に顔を近付けると指を伸ばして彼女の持ち物を確かめる。最上部にプックリ、と膨れたクリトリスを据えて、合わせ目が綻びかけていた。そこに指先を沈めて、人差し指と中指を使って、陰唇の扉を開け放った。
”綺麗だ…”
裕子のオマンコは優美な内臓を少年の目の前に晒して、それ自体が別の生き物のように蠢き、透明な滴を吐き出していた。粘膜の内側は目の醒めるようなサーモンピンクをして蜜に濡れて輝いていた。
彼は顔を上げて、意識を失った女教師がベッドの上に肌も露わに横たわっている眺めを今一度、よく鑑賞した。砲弾のように突きだした双乳は重力の拘束にも負けず、豊かな膨らみを呼吸に合わせて、プルン、プルン、と扇情的に揺らしていた。
うなじを見せて美貌を背けた女教師の表情を確かめたくて、裕子の太腿を抱き寄せたまま、脚の間に腰を割り込ませて、彼女の胸の上に身を乗り出した。そして、生の乳房を鷲掴みにして、グイグイ、と揉みしだくと、女教師は肩を震わせて瞳を伏せた悩ましい美貌を歪めて、ハァン、と短く吐息を漏らした。それでも、少しずつ意識を取り戻しつつあるらしく、ピクピクと眉根を蠢かせていた。
佳宏は最後の仕上げの準備に取り掛かった。カチャカチャ、とズボンのベルトを外して、チャックを下げるとトランクスの内側から剛直を引っ張り出した。それは凶々しいまでに脈打ち、先端の鈴口からは女を味わえる予感にか透明な滴をひっきりなしに吐き出しては隆々とそびえていた。彼は肉棒の根元を握り締めると、裕子の無防備に広げられた脚の付け根へと導き、指先でこじ開けた鮮紅色の粘膜の狭間へと押し付けると、そのまま腰を押し進めていった。
「んぅッ!!…はぅ」
教室での玩弄のおかげか、ズニュウ、と美教師の秘唇は易々と教え子の少年の怒張を呑みこんでしまった。保健室のベッドの上で串刺しにされ白い喉を突きだしてブルブル、と躯を痙攣させながら裕子は、そこまで来て目を覚ました。
「ぃ…、あ、な…に…、ああッ、あなた、イヤぁ!!」
「へへっ、先生のオマンコいいなあ。学校でするセックス、最高だよ」
「イヤよ、どいて…、あン、ダメぇ、…くぅン」
躯の中心を貫かれて、ズンズン、と怒張を送り込まれると一度、絶頂に導かれたために火が着くのも早かった。
堅くしこってすっかり感じやすくなった乳房をタプタプと揉みしだかれるとゾクッゾクッ、と快美感が電流のように背筋を走りぬけ、脳髄で閃光が瞬く。そのたびに、肢体をビクンビクン、と跳ねさせて身悶え、悩ましい喘ぎ声を漏らしていた。
この状態ではもはや裕子に逃げ場は無かった。彼女が狼狽する間にも美教師の熟れた肉体は男を締め付け、奥へと導くように引きずり込みながら腰をジーン、と痺れさせる深い快感を産み出し、思わず、その切ないまでの充足感に、ハァン、アアンと悩ましいよがり声を上げていた。
「フフッ、いい声で啼くんだね、可愛いよ先生。気持ちいいの?」
「き、気持ちいい…、ああッ、イヤ…、そんな…」
激しい注送に裕子は思わず正直に快感を認めてしまう。
「いやらしい先生だな、ああん?まっ昼間から生徒を咥え込んでよがってるなんてよォ」
「い、言わないで…、ああン、だめっ、ダメェ…」
長い脚を跳ね上げられて剛直がダイレクトに子宮を狙う卑猥なポーズでガンガン、と抉り立てられると女教師はブルブル、と裸身を痙攣させて、美貌を左右に振りたてて長い髪を振り乱してよがり狂う。もう羞恥の極限でまともな理性の働きを失っていた。教え子の少年の首筋に腕を絡ませて背筋を反りかえらせてアン、アアン、と悶え啼く。
「ああ…、もう、ダメ…欲しい、欲しいの…頂戴!」
「フフッ、正直だね先生、いいよ、いっぱいあげるよ、食らいなッ」
彼は女教師の蜜壷をローリングさせてガシッガシッ、と怒張で敏感すぎる膣襞を掘り起こすように叩きつけていく。裕子は深い充足の溜息をこぼしながら、卑猥にヒップを振りたてて、彼の動きとタイミングを合わせていく。
ジュプッ、ジュプッ、と女教師と教え子が躯を繋げ合う場所から蜜と精の入り混じった液体を盛大に垂れ流しながら、二人はフィニッシュに向けて粘膜をこすり合った。それは、ただの牡と牝の交尾という表現がピッタリくるほど動物的で激しいものだった。
「どうだい、裕子先生。オマンコ締め付けやがってよォ」
「ああン、イイッ、いいの…、オマンコ、イイッ…」
裕子は、教え子の肉棒をまったくの牝の本能で膣襞でキュウ、キュウ、と締めあげながら快楽を貪っていた。指での陵辱では得られない、たっぷりとした満足感に包まれながら、快楽を貪るようにして昇り詰めていく。
”ああッ、私…学校で犯されて…でも、いいっ…もう、ダメ…”
ハン、ハァン、とよがり声をあげながら、裕子はキュッ、と柳眉を寄せて、背筋を痙攣させる。突如始まった女教師の激しい締め付けに佳宏も追い詰められる。
「き、来て…、イクッ、いくぅ…」
「お、俺も出すよ、おおっ!」
美教師の細いウェストを両手で抱え込みながら、女の体内に剛直を送り込んでいく。腰に来た電流のように激しい快感が脳髄まで一気に駆け抜けたとき、彼も裕子のエクスタシーの瞬間、大量のこってりと濃い牡の体液を美女の膣に注ぎこんでいた。
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第10話 恋愛
彼の腰に長い脚を絡みつかせて、精液の最後の一滴まで絞りとるかのようにヒップをプリプリ、と振り立てていた裕子の淫蕩さに佳宏は舌を巻く思いがした。だが、美しい容貌に似合わない快感を貪る貪欲なセックスに彼女の知られざる一面を見たような気がした。
佳宏が絶頂の余韻に浸って、ハァッハァッハァッ、と荒い息を吐いている美教師の上に重なりながら、唇を求めると彼女も積極的に応じてくれた。
「んっ、ああ…、高橋クン…私、ああッ恥ずかしい…」
「裕子先生、俺の、どうだった?」
「とっても良かったの…、すごく気持ちよかったわ…イ、イヤ…。恥ずかしい…」
「フフッ、俺たち相性、抜群だね先生」
裕子は彼のその卑猥な言い方にカーッ、と美貌を真っ赤にして喘いだ。
佳宏は女教師の上から退くと萎えかかったペニスをまだ、乳房も下腹部も晒してまま横たわっている裕子の唇に押し付ける。彼女はそれが隷従の証であるかのように、細い舌をいっぱいに差し出しながら肉茎を舐め上げ、陶然と蕩けた眼差しで絡みついている精を熱っぽい奉仕で啜りあげていた。
まだ、赤い顔をしながら裕子は躯を起こした。授業中の理不尽な陵辱を思えば彼を冷たく突き放してもいいはずだった。だが犯され、絶頂に導かれた今は、いや今では彼を憎むことなど出来なかった。快楽を貪ってしまったのは自分も同じなのだから。
それに彼女は教師なのだ。どんなに辱めを受けようと教え子を見捨てることなど出来なかった。
「そういえば私、どうしてここに?」
「あのさ、先生が倒れた後、美崎と一緒に運んだんだけど、保健の先生いなかったんで探してもらって…アレ?」
「保健の竜崎先生、研修でいないわよ。月曜日の朝礼で言ってたでしょう?」
「まあ、いいや。それより、先生、俺の言うことに口裏合わせといてよ。美崎のヤツ、疑ってるみたいだから」
「美崎さんが…、そう。分かったわ…」
裕子は彼に強く出ることが出来ず、彼の言うままに従うことに抵抗を感じなくなっている自分に戸惑っていた。
彼には夜の公園で肌も露わな格好でいるところを目撃され、その上、暴漢と間違えて失禁した恥ずかしい姿も見られていた。そして、その夜は彼に身を委ねてしまった。その後も何度も恥ずかしい目に合わされたというのに、である。
そのとき、保健室のドアがノックされて、美崎まどかが入ってきた。佳宏はカーテンの合わせ目から顔を覗かせると、まるで今までのことが嘘のようにさりげなく言った。
「よォ、保健の先生、みつかったか」
「う、ううん、いなかったわ。それより先生の様子どうなの?」
彼女がカーテンの間から内側に顔を割り込ませると、ベッドに上身を起こしてやわらかい微笑を浮かべている女教師を見つけた。まどかは裕子が彼女を見上げて微笑みを向けてくるのに一瞬、絶句して何事かを躊躇い 、言葉を紡ぎ出した。
「…先生、もう大丈夫、なんですか」
「ええ、ごめんなさい。迷惑を掛けてしまったみたいね」
「いいえ…、私は別にいいんですけど」
隣で椅子に腰かける佳宏にチラッ、と一瞬、視線を向けたが、すぐに女教師に戻した。裕子はやや、やつれたような表情を見せていたが本当に大丈夫そうだ。まどかは教室でのことを問い質したかったが、言葉を飲み込んだ。
「もう、大丈夫。彼に聞いたわ、授業を自習にしてくれたんですってね。ありがとう、美崎さん」
「は、はい」
裕子にそう面と向かって言われると、彼女はもう何も言えなかった。まどかには女教師の美貌に広がる妖艶な大人の色気にドキッ、と当てられた気がした。
-***-
保健室を後にした裕子とまどかが並んで歩くのを後ろから佳宏が二人の後ろ姿を眺めていた。まどかは裕子と女同士の内緒の話で盛りあがっていた。女教師のヒップが長い脚を運ぶたびにクイッ、クイッ、と左右に揺れて女の成熟した魅力をふんだんに振り撒いていた。
そのヒップを短めの丈のスリットが入ったスカートが覆っている。後ろから見てもピッタリと張りついた布地の上からはパンティラインは見えなかった。裕子から奪った下着はまだ、佳宏のポケットに入っていた。
裕子がまどかを先に教室へと送り出し、職員室へと戻ろうとしたとき、佳宏は美教師を棟の端にある物置へと引っ張り込んだ。
「な、なに?高橋クン」
怯える裕子に意外にも佳宏は優しい仕草で彼女から奪った下着を差し出した。それが何か分かると美教師はカァッ、と耳たぶまで真っ赤に染めた。
「先生、これ返すよ」
「えっ…、あ、ありがとう」
「下着ないと帰り、嫌だろ」
裕子は手渡された下着にその場でスカートを捲りあげて脚を通した。
まるでそれが当然のことのように自然なしぐさだった。少年の視線が脚に絡みつくようで、羞恥に染まる頬に注がれると、裕子は子宮がキュン、と疼くのを感じた。
彼にたっぷりと注ぎ込まれた牡の体液が、気を弛めると逆流してきて太腿に流れ出して来る。ノーパンで教壇に立っていると、生徒や他の教師たちに教え子と学び舎で交わったことを責められているような気がして彼女を悩ませた。
流れ出した精液を拭き取ろうとトイレで脚の付け根のスリットに指先を沈めたときには、美貌を火照らせ熱い溜息を吐いた。パンティを穿いても逆流した精液で濡らしてしまい、下腹に貼り付く感覚が不快だったが、何も穿いていないよりは、遥かにマシだった。
まさか彼が下着を返してくれるとは思わなかったので嬉しかった。その物言いに含まれる彼女へのいたわりを感じて裕子は戸惑ってもいた。
「裕子先生っ」
「あ、あん…、ダメぇ」
何故か目の前で羞恥に身悶えている女教師の表情がとても可愛く見えて、愛しさに駆られて佳宏は裕子を引き寄せ抱き締めていた。教え子の胸に抱かれて、ポウッ、と美貌を赤く染めて裕子は抱かれるままにして、何故か安心感に包まれていた。
「裕子先生、なんだか可愛いや」
「…いやン」
彼女が独りで自暴自棄になっていたころ、裕子を救ってくれたのが彼だったからかもしれない。朝からの恥辱と陵辱にも関わらず彼を憎むことが出来ず、逆に抱かれながら安堵を覚えてしまう。危険なゲームに身を委ねている予感をどうすることも出来なかった。
「ねえ、俺の恋人になってよ、いいだろ」
「そんなこと…、う、あふっ…分かったわ。あなたの恋人になるわ」
「へへ、可愛いよ、俺の裕子ちゃん」
佳宏に抱かれながらヒップを撫であげられ、彼の下半身の勃起を下腹部に押し当てられると、美教師はくらくら、と視界がうつろになり、ゾクゾク、とうなじを電流が疾り抜けていくのを感じた。
その耳元に、”恋人になって”という囁きが子宮を直撃する。裕子は熱い涙のしずくを切れ長の美しい瞳の端ににじませ、ギュッ、と佳宏の胸にしがみついていた。
彼の恋人になる、それがもたらす新たな陵辱の舞台に気付かず、裕子はその場だけでもいい、そうして誰かの体温に包まれる悦びに身を投じていた。
”もう寂しいのはイヤ…。誰でもいいわ、私を抱きしめて…”
裕子はウットリ、と頬を染め上げながら教え子の少年に抱かれ、唇を差し出し、積極的に舌を絡めていく。
佳宏は女教師の見せる初々しい少女のような色気を心地よく感じながらいつまでも、裕子のヒップを掴んで彼女の下腹部を自分の股間に押しつけ舌を絡めて甘い美女の唾液を啜りあげていた。
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その日、部活動で遅くなって高橋佳宏は暗くなった道を歩いていた。すると、前方にコンビニから出てきた担任の女教師、河合裕子を目撃して、驚いた。極端に肌を露出するラフな格好と買い物袋を下げているところを見るとこの辺りに住んでいるらしい。
彼女はたいてい、躯にピッタリと張りついたボディコンなスーツ姿で、エキゾチックな美貌と長い脚、そして絶妙のプロポーションと高校で最高のオナペットであるため佳宏たち男子生徒たちはいつも、視姦の対象にしていた。彼女みたいな美人が学校にいること自体が嘘みたいだった。
その日見かけた女教師は、胸元が深くVの字に深く切れ込んだ膝上15センチぐらいのセクシーなキャミソールワンピースを着ていた。足元は紐で編んだサンダル履きで、長く綺麗な脚が強調され、とても色っぽかった。学校で見るスーツ姿もいいが、そんな大胆な格好も良く似合っていた。佳宏はいたずら心を起こして彼女の後をつけることにした。
この辺りは閑静な住宅地で街灯はあるものの、コンビニから家までの間にある公園といい、結構、物騒だ。それにしては女教師の格好は露出過多でまるで襲ってくれ、とでもいっているようだった。
佳宏は彼女に対しては、担任だから話はするものの特にこれといって親しいわけではなかった。だが、もし、彼女が恋人になるのならOKしてもいいかな、というぐらいには好感を持っていた。彼女は男子生徒からも女子生徒からも公平に好かれていたし、格好は派手だったが教師としてもマジメで評判も中々だった。
途中の公園に彼女が入ると、佳宏はなにかもう、ストーカーじみた行動を取っている自分が嫌になって、足早に裕子に近付いて行った。そして、足音を立てながら、裕子の肩に手を掛けると声を掛けた。
「先生っ、こんばん…」
「ヒィッ!い、いやーっ…」
彼の呼びかけは中途で裕子の悲鳴に掻き消される。彼女は彼の手を振り切ろうとコンビニの買い物袋を振りまわして逃げようとしたものの、公園の砂利に足を取られてサンダルが脱げ、その場に転んで倒れてしまった。
「あ、あのさ…」
「イヤッ、来ないでェ…」
彼女は躯を起こすと、腰が抜けたのか立ち上がれず、しかし彼から一歩でも逃げ出そうと言うのか膝を崩して、躯を翻す。佳宏は完全に痴漢かレイプ魔に間違えられていることに気付いて、閉口する。しかし、こんな時に彼女に近付けばより、誤解を深めてしまうことになることは彼にも良く分かった。
「裕子先生?」
「えっ…、あ、だ、誰…」
努めて冷静に佳宏は彼女の名前を呼んだ。すると、たった今まで怯えきって震えていた彼女は、自分の名前が呼ばれて初めて、理性を取り戻す。が、顔は泣き顔のままだった。肩を抱いて身を震わせながら目の前にいる誰かを見極めようとした。
「僕ですよ。先生のクラスの高橋です。分かりますか?裕子先生」
「た、高橋…くん?」
「ええ、出席番号23番の高橋佳宏です」
裕子はようやく目の前にいるのが自分の教え子であることを認識する。そして、気付くと急に羞恥心が込み上げてくる。こんな暗がりの公園で、肌を露出した無防備な格好でいることに。そして、自分を怯えさせた少年に怒りが込み上げて来て、まだ先ほどの恐怖に濡れた目で非難混じりに呟きを漏らす。
「ど、どうして…こんなこと」
「俺んちって、ここからスグなんですよ、今は部活の帰りッス。そしたらコンビニから出てくる先生見つけて」
そこで、一端、言葉を切ると意味ありげに裕子の姿を見つめながら言った。彼の視線に堪らず、彼女は抱き締めた肩を竦めた。しかし、そうやって身をよじると熟れた女の肢体から溢れるフェロモンがまた劣情をそそる。
「先生、いつもと違って凄ぇ、セクシーな格好してるからさ。痴漢に間違えられちゃうかなって」
「ご、ごめんなさい…」
「いいッス。先生のそんな可愛い格好拝めてラッキーだったッスから。立てます?」
佳宏があからさまに好奇心を湛えた表情で彼女の剥き出しの素肌に舐めるような視線を向けてくると、裕子は今更ながらに激しい恥辱を覚えて喘ぎ声を上げて身悶えた。
「あんまり、見ないでェ…」
彼の視線をさえぎるようにキャミソールワンピースのV字に深く切れ込んだ胸元からこぼれる豊かな乳房が形作る谷間の前で両腕を交差させて身を捩る。
しかし、丈の短い裾から大胆にはみ出した熟れ頃の太腿と言い、剥き出しの肩といい、そんなことで一人の熟れた女の魅力を隠し切ることなど出来はしない。
彼はひとしきり、女教師の媚態を舐めるように見つめ昂ぶる劣情に胸を焦がすと、手を差し出した。しかし、彼女には立てない理由があった。
「い、いいわ…、もう、先生、大丈夫だから…」
「何言ってるんですか。この辺、暗いし人通り無いから、そんな格好してたら襲ってくれって言ってるようなモンっすよ。送って行ってあげますよ」
裕子は困った顔をした。先ほどの恐怖で彼女は失禁していたのだった。下着が濡れて、太腿まで溢れてきていた。そんな無様な姿を教え子に見られるわけにも行かず、彼女は迷っていた。
佳宏はなにか女教師の弱点を見つけたような気がして、勢い込んでいた。あわよくば、女教師と楽しい一時を過ごせるかもしれない。公園の歩道にうずくまり、羞恥に喘いでいる裕子の姿に劣情を滾らせていた。
「ほら、そんなところに座ってたら風邪、惹きますよ」
「い、イヤッ、や、やめ…、ああッ」
少年に腕を掴まれて、強引に引き立てられる。すると、今まで抑えていた物が一遍に噴き出たように、裕子の短いキャミソールワンピースの裾から太腿の裏側を伝って、液体が滴り落ちていった。
女として、教師として屈辱の光景を教え子に全て目撃され、裕子は絶望に身悶える。すこし、開けぎみに両脚を踏ん張って、立ち尽くし、震えている女教師の秘密を自分のものにした幸運に彼は昂奮していた。
「先生、オシッコ漏らしちゃったんだ」
「み、見ないで…、アアッ、恥ずかしいッ…」
しかし、ガッチリ、と教え子に腕を押さえられ、裕子は立ったままで彼を観客にした失禁ショーを強制される恥辱に身悶え、嗚咽を漏らすばかりだった。彼女が泣き声を上げている間も、彼女の足を伝って透明な雫が夜の公園の照明に輝いていた。
黒の大胆に肌を露出するデザインのキャミソールワンピースを纏った美教師のあまりにも淫靡な光景を見た佳宏は心臓がバクンバクン、と激しく鼓動を打ち、こめかみの血管が漲るの感じながら目の前で繰り広げられる、あまりにも倒錯的な眺めに我を忘れていた。肩に背負っていた鞄を投げ出すと、彼女の足元に跪いて、裕子の下半身にしがみついていった。
「ああッ、な、なに?…い、いやぁ、イヤっ、やめて…、やめてぇ」
佳宏は女教師の悲鳴もスパイスにして、裕子のワンピースの裾を捲り上げると、しっとり、と濡れそぼったこちらも同様にセクシーな薄い下着の中心部に唇を寄せて、裕子が漏らす小水を懸命に吸い上げていた。裕子に逃げられないように彼女の腰を抱えて、顔を女教師の下腹部に寄せて、馥郁たる熟れた女の体臭を嗅ぎながら。
裕子は敏感な牝の器官を下着越しとはいえ、嬲り物にされる恥辱と、刺激に喘ぎ声を上げて、少年の頭を押さえて、もっと、もっと、という風にいつしか、下腹部を押し付けていた。
「イヤぁ、イヤ…、あァン、だめっ、だめ…、ハァン、アン…、アアッ、ああああ…」
少年の顔を押さえつけたまま、裕子はブルブルッ、と身震いすると、熱っぽい溜め息を肩先で漏らし、彼の肩に手を掛けて、崩れ落ちそうになる体を支えた。
非日常的なシチュエーションが彼女をいたく昂奮させていたとはいえ教え子に嬲られて絶頂においやられ、祐子は白い喉を逸らせて艶っぽい喘ぎ声を上げていた。
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第02話 暴走
いつしか、下着は太腿の半ばまで下ろされ、じかに女教師の媚肉を啜り上げていた。彼女の体内からは小水ではなく、別の透明な、それでいてねっとりとした体液を漏らし、彼はそれを懸命に啜り上げては飲み干し、秘唇に舌先を差し入れて抉りたてていた。
「先生…、俺、したい…」
「うん…、いいわ…。でも、ここじゃだめ…。先生の部屋に来て」
佳宏が口の周りをテラテラ、と輝かせながら、熱い溜め息を吐いている女教師の顔を見上げた。裕子は肩で息をしながら、教え子の肩に両手を置いて、足元にうずくまり、彼女をエクスタシーの境地へと誘った少年の瞳を見つめ返していた。
「センセ…」
「んっ…、んむっ…、はぁン…」
裕子のウェストを支えながら、佳宏は立ち上がると彼女の唇を求めてくる。女教師は瞳を伏せた。
彼がキャミソール越しに乳房を揉み立てながら舌を絡めると、彼女も鼻先から喘ぎを漏らして積極的に舌を絡めてくる。唇が離れると気恥ずかしそうに裕子は視線を逸らせた。
彼の胸板に両手を添えて静かに押し戻すと、濡れて役に立たなくなった下着を彼の前で剥き下ろしていった。長い脚から小さく纏まった布切れを抜き取る。しっとりと女教師の淫蜜のしずくを吸った下着は濃厚な牝のフェロモンを発散していた。
「先生、それ頂戴。」
「だめ…。恥ずかしいから…、あん、ヤダ…」
佳宏はしかし、強引に裕子の手から彼女の下着を奪い取った。鼻に近づけると、小水と愛液の混じった濃厚な女教師の体臭が染み込んでいて、頭がくらくらして、ズボンの中でペニスがギンギン、と力強く反りかえった。
「いい匂いだね。先生の匂いだ」
「い、いやっ…。言わないで…」
彼が、下着に染み付いた匂いを楽しむのを見て、裕子はまた、激しい羞恥に襲われ、目元を真っ赤に染めて喘ぎ声を漏らしていた。彼女の反応にまた佳宏は獣欲を燃え立たせた。
彼が自分が投げ出した自分の鞄と裕子の落とした買い物袋を拾うと、裕子の肩を当然のように抱き寄せてくる。
しかし、彼女は拒まなかった。これから彼と躯を重ねるのかと思うと、教え子と交わる禁忌が頭の隅を掠めたが、すぐにそれは消え去った。こんな格好をしてうろついていたのは確かに誰かにメチャメチャにして欲しかったからだ。教師として日々のストレスが裕子をそこまで追い詰めていた。
部屋につくまでの間、彼に腋の下から手を差し入れられて乳房をもてあそばれ、ワンピースの裾を捲り上げられてノーパンのヒップを撫で上げられ、裕子は教え子からの羞恥責めを受け続けていた。マンションに着くまで裕子はずっと躯の火照りを消せないままでいた。
公園からすぐそばのワンルームマンションの一室が女教師の住まいだった。
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部屋に入ると、また、抱きあって濃厚なディープキスをした。秘唇の入り口を指先で弄ばれながら舌を絡め合うと、裕子はヒップを振り立てて切なげに喘ぎ声を漏らした。
「先生…」
「あん、待って…、先生にもあなたのオチンチンしゃぶらせて」
欲望の色をあからさまに浮かべた妖艶な表情でそう言うと裕子は彼の足元に跪いて、制服のジーンズのチャックを下ろす。彼の下着の中からコチコチに硬くなって先端の鈴口から透明な先走りの精を噴き上げている肉棒を導き出す。高校生にしては見事な形をしている。裕子は彼のペニスの大きさと逞しさに眩暈がしそうだった。
裕子自身、男性経験はそれほどある訳ではない。今までに躯を重ねたのは3人ほどだった。だが、過去の男性たちと比べても佳宏のそれは巨大で硬さも最高だった。美教師は甘い官能への期待に躯の中心がジーン、と痺れてくるのを感じていた。
細い指先で肉棒をしっかりと握り締めると陶然と頬を染めて、硬い男根に頬擦りする。女教師が足元に跪いて赤く細い舌を懸命に突き出して、静脈の浮き出た凶々しい教え子の肉茎を舐め上げるのを見下ろしながら、佳宏はまるで彼女を自分の奴隷にして奉仕させているような錯覚を覚えて肉棒をさらに反りかえらせた。
こんな立派なもので犯されるのかと思うと、裕子はカアッ、と耳朶まで真っ赤に染め上げていた。硬いペニスを両手の指で扱き立てながら、先端の雁口をチュバチュバ、としゃぶり、喉の置くまで剛直を呑み込んでいく。その圧倒的な牡の生殖器官のボリュームが裕子を熱く発情させていく。
「ああ…、巧いね、先生のおしゃぶり。凄い、気持ちいいよ」
「あン、高橋くんのオチンチン、とても立派よ…。先生、おかしくなりそうだわ」
美教師がポウッ、と頬を染めて彼の肉棒の敏感な雁口をレロレロ、となぞり、しっとりとした舌を絡めてくると、佳宏は堪らなそうに溜め息を漏らして、足元に跪いて口唇奉仕に耽る女教師の肩をギュウッ、と押さえた。
「ああッ、堪らないわ…、ね、ねえっ…、先生、もう我慢できないわ」
「俺も…。先生の口も堪まんないけどオマンコしたいよ」
「来て、高橋くん」
裕子はハァン、と喘ぐと教え子のペニスから名残惜しそうに舌を離す。そして部屋の一方に寄せられているベッドに背中を預けると、彼に向かって膝を左右に割り開き、濡れ濡れの淫裂を自分の指先で開いて、少年を誘う。
「裕子のオマンコに…、高橋くんの太いの入れて…。アァン…」
「先生…、凄いエッチな格好だぜ」
彼はゴクッ、と唾を呑み込んで卑猥なポーズを取る女教師の媚態を見つめている。裕子は切なげに溜め息を吐いて、少年を誘うように腰をくねらせる。
佳宏は下腹に張り付いた肉棒を握り締めると、女教師の脚の間に腰を割り込ませていく。震える指先で裕子の秘唇の入り口を確かめると暴発寸前の怒張をあてがい、腰を沈み込ませていく。
「ハァン!あああ…、ああッ、凄いわっ…、高橋くんの、もう奥に届くの…、ああン」
「ううっ…、腰が溶けちゃいそうだよ。先生の中、気持ちいいよォ」
彼は肉棒に絡みつく女教師の粘膜の気持ち良さに思わず腰が抜け落ちそうなほどの快楽を与えられて、女のように喘いでいた。裕子もここのところ男を迎え入れるのはご無沙汰だっだけに、勢いに満ちた教え子の肉茎に突き入れられ、官能に打ち震えていた。
勢いに任せたテクニックもなにもない、ただのピストン運動なのにひと突きごとに内臓をズンズン、と抉られ、裕子は淫らな唇の端から涎を垂れ流しながら、美麗なヒップをプリプリ、と振り立てて、自らも積極的に少年を受け止め、責め立てていた。
"ううっ、腰が溶けそうだぜ…"
佳宏は初めて味わう女の躯が与える快美感に腰から背筋にビリビリ、と快感が電流のように疾り抜けていくのを感じながら、セックスの気持ち良さに酔い痴れる。少しでも油断すると今にも爆発しそうだ。一刻でも射精の瞬間を引き伸ばそうと、女教師の胸の膨らみに手を伸ばす。
裕子の胸の膨らみは日頃教室で視姦するのと違い、柔らかな女の魅力にあふれて、彼の手の中でプリプリ、と弾みを返してくる。乳房をそうやって底から掬い上げてタプタプ、と揉みしだくと蜜壷の締め付けが強くなったような気がする。
「ああン、オッパイ、感じちゃうゥ…、突いて、突いてェ!」
裕子は剥き出しの乳房を揉み捩じられ、裸身を仰け反らせて喘ぎ捲くる。さっきから乳房がしこって堪らなかったのに、少年にそんな風に鷲掴みにされて揉みくちゃにされたら、壊れてしまう、と思った。
"あっ、ああ…、堪らないわ…、もっと、もっと…、焼けるわ…"
子宮口を突き上げる教え子の剛直の内臓をズン、ズン、と貫かれる官能に裕子は快感を訴え、身悶えていた。その淫靡な姿は教壇で怜悧な美しさを放っているときとはまるで違い、卑猥そのものといった感じだった。それなのにも関わらず、佳宏の目にはとてつもなく凄絶な美の極致に思えた。
「先生っ、俺…、ああ、もぅ、ダメだよ、出ちゃうよォ」
「いいわ…、高橋くん、いいの、いつでも。裕子の中にあなたの熱いミルクでいっぱいにしてっ」
「先生ッ!!」
ひときわ激しく、佳宏は裕子の内臓を深く抉り立て、膣襞の一番奥に怒張の先端を突き入れると、たわわな双乳を揉みしだきながら、一気に白濁液の噴火を爆発させた。
ドピュッ、ドピュウッ!、ドピュッ!!、ドピュ、ドクッドクッドクッ…。
熱い精液の奔流を女教師の子宮へと注ぎ込んでいく。裕子もまた、体内から焼き尽くされる官能に打ち震え、絶頂を感じながら、ヒップをプリプリ、と振り立てて、貪欲に少年の精を味わっていた。
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第03話 充足
女教師の中からまだ萎え切らぬ怒張を引き抜くと、先端からこぼれる白濁液を裕子の腹にぶちまける。彼女は肩を自分で抱き締めて、まだ覚めやらぬ肉体の昂奮に酔い痴れ、喘いでいる。
「先生、気持ち良かったよ。」
「そう…。ね、お願い、このこと内緒にしてね誰かにばれたりしたらもう学校にはいられないわ」
「いいよ。でも、またしてくれる?」
「ああん…、い、いいわ」
裕子は承諾せざるを得なかった。
彼という男がいれば、今日のように行きずりのレイプで見知らぬ誰かに犯される心配はしなくていい。彼女の心と躯の渇きを抑えることが出来る。後は他の誰にもバレなければいいだけだ。うまく立ちまわるしかない。
しかし、一抹の不安も残る。彼のようにセックスに飢えた少年のことだから、所構わず求められるかもしれない。学校で求められて、拒むことが出来るか、不安は募った。
佳宏は萎え切らず、ビクン、ビクン、と跳ね動く肉棒を握り締め、女教師との初体験の感動を反芻していた。裕子は力なく、躯を起こすと、彼の隣に寄り添う。そして、彼女に快楽を与えてくれた教え子の剛直が未だ、その硬さを失わず震えているのを見て、再びゾクゾクッ、と脊髄を甘い官能の疼きが走りぬけていくのを感じて、熱い溜め息を吐く。
「ああ…、あなたの、まだ元気なのね…。先生が慰めてあげる」
「先生…」
裕子は濡れた瞳で佳宏の瞳を覗き込み、彼の手を優しく振り解くと肉棒を掴み、ゆるゆると扱き上げ始めた。視線を絡み合わせながら怒張を責めたてられる愉悦に彼は熱い溜め息をつく。佳宏も女教師に負けじと彼女の露出したたわわな膨らみを鷲掴みにして、爪を食い込ませて揉みしだく。
「くぅン…、ね、ねえ…、気持ちいい?先生もオッパイ、いい…、気持ちいいの」
「ああ…、き、気持ちいい…です。」
しこった膨らみが揉み潰され、裕子の唇からも切なげな溜め息が漏れ出す。
「ああッ、もう堪らないわ…。」
「うう…、先生ッ」
裕子は昂ぶる官能に、手のひらに感じる熱い体温の脈動に、彼のものが欲しくなって堪らなくなる。少年の膝の上に身を乗り出すと両手で凶々しく膨れ上がり、ひっきりなしに精を噴き上げている肉棒の上に顔を伏せていく。唇をいっぱいに開いて教え子のペニスを呑みこんでいく。
「はぁッ!…き、気持ちいい…よ、先生…。また、ああ出ちゃうよォ」
「んっ…、はむっ、はぁッ、…い、いいのよ…、いつでも先生のお口に頂戴…、あむっ、むぅン」
肉棹を上下に扱き立てながら、敏感な雁口をほじくるように舌を使い、教え子の肉棒の吐き出す精を啜り上げる。上目遣いに下から見上げながら佳宏を艶っぽい流し目で悩殺する。彼はゾク、ゾクッ、と腰からビリビリ、と電流のように快美感が突き上げるてくるのを感じて肛門を締めてやり過ごす。
しかし、その我慢も限界だった。成熟しきった大人の女の媚態と奉仕に急激に昇りつめていく。ガクガク、と痙攣させながら佳宏は暴発の瞬間を悟った。
「ああッ、出ちゃう、出ちゃうよォ…、で、出るゥ!」
彼はいてもたっても堪らずその激烈な快楽に流されそうになる自分を引き止めようと、肉棒を呑み込んだ女教師の頭を押さえ込み、怒張を裕子の喉の奥にまで貫いていく。
美教師は教え子の限界を知ると、彼の吐き出す精液をすべて受け止めようと思った。そこに彼女の頭を佳宏に押さえ込まれて、硬く張り詰めた怒張を喉の奥にまで突き込まれて、窒息の恐怖に背筋を痙攣させる。だが、強い力で押さえ込まれた彼女には逃げ場は無かった。直接、口腔を深く貫いた少年のペニスが弾ける。
「…ッ!」
ドピュッ、ドヒュウッ!ドクッ、ドクッ、ドクッ…。
一度射精した後とは思えないほど、夥しい量の濃い体液が女教師の喉に注ぎ込まれていく。頭をしっかりと押さえ込まれている裕子には避けようが無かった。次々に流し込まれてくる精液を飲み込まなければ窒息してしまう。コクコク、と美味しそうに少年の白濁液を飲み干していく。
瞳の端から涙を流しながら、背筋を痙攣させていた。彼女も喉の突き当たりに熱い体液の迸りを叩きつけられ、軽く絶頂へと昇り詰めていたのだ。
"ああっ、凄いわ…、私、壊れちゃうゥ…"
教え子の射精を唇で受け止めながら裕子はイラマチオの愉悦に酔い痴れていた。
-***-
「それじゃ、俺、帰るよ。先生、またね」
「あ…、高橋くん。あの…、ありがとう」
ポウッ、と美貌を恥ずかしそうに染めながら裕子はなぜだか感謝の言葉を述べていた。それに対して佳宏は屈託のない笑顔で微笑んで頷いて裕子の部屋を出て行った。
彼女は一人になると、大量の精を注ぎ込まれた秘唇に指でそっと触れた。それだけでビリビリ、と全身を快感が疾り抜けていく。まだ、喉には彼の吐き出した大量の白濁液が絡んでいる気がする。
"ああッ、気持ちイイッ…。まだ、中にあるみたい…"
久し振りに味わった男の官能に裕子はその日眠れそうに無かった。
-***-
佳宏は女教師の部屋から出てくると、彼女の部屋のある建物を振りかえった。ここから彼の家まではすぐ近くだ。ポケットの中から裕子から奪った下着を取り出すと、強いチーズ臭のする芳香をたっぷりと吸い込んだ。これから、刺激的な毎日が始められそうだ。そう思うと、ウキウキとして家に帰っていった。
彼もその夜は遅くまで裕子の瑞々しい肢体と色っぽい喘ぎ声と、肉棒を締め上げた蜜壷の感触を思い出しながら何度も樹液を噴き上げるのだった。
-***-
翌日、佳宏は眠い目をこすりながら早めに家を出た。
朝になると担任の女教師、河合裕子とセックスしたことが夢だったかのような錯覚を覚えた。だが、彼の元にあるセクシーな下着が、それが本当に現実にあったことだと確信させてくれた。
早く出たのは、裕子を朝から捕まえるためだ。彼女の住むマンションの周りを歩いて、裕子の部屋をチェックする。カーテンが動いて部屋にいることは確かだ。彼は鞄から携帯用のコンパクトな双眼鏡を取り出すと、彼女の部屋を窺った。
カーテンの隙間から女教師の部屋の中の様子が見て取れた。まだ、裕子は総レースの悩ましい下着姿だった。彼が覗いているとも知らず、セクシーな下着姿で職場へ出掛ける前にスーツを改めている様子だった。
彼は無防備な素顔の女教師の悩ましい姿に息を呑んだ。清楚な白のブラとお揃いのガーターベルト、そして女教師は彼の覗くレンズの向こうで片足ずつストッキングにその長く細い美麗な脚を包んでいく。それは神秘的な裕子の一面を思わせ、何か、違う存在へと変わる為の儀式のような厳かさと同時に凄絶な色気を放つ最高の眺めだった。彼は制服のズボンの下でいきり立つ怒張を思わず布地の上から握り締めていた。
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第04話 痴漢
双眼鏡に映る女教師はブラウスを羽織り、スカートを身に着ける。長い脚にセクシーなタイトスカートが良く似合う。今日は青いスーツを選んだようだ。
そろそろ、出てくる頃か、彼は双眼鏡をしまうと、昨夜、裕子の下腹部を味わった公園のあの場所へと先回りして、裕子を待った。それからしばらくして、裕子が近付いてくるのが分かった。これ見よがしに歩道の真ん中で待ち伏せすると、彼女も佳宏に気付いた。彼は屈託無い、しかし馴れ馴れしい様子で彼女に挨拶をした。
「おはよ、先生」
「お、おはよう…、高橋くん」
裕子は美貌を翳らせながらも気丈に笑顔を向けて彼に朝の挨拶を返した。
彼の執拗な視線が裕子の媚肉に突き刺さってくるような気がした。教え子が彼女のノースリーブのニットに包まれた健康的な胸の膨らみや、タイトスカートの短めの裾から飛び出した張り詰めた太腿に注がれると、昨日の彼との行為がまざまざと蘇ってきて、裕子は頬をうっすらと染め、脚の間をピッタリと閉じた。
「今日の先生もとっても綺麗だな」
「あ、あんまり、見ないで…。恥ずかしいわ」
今朝、目撃したばかりの女教師の下着姿を思い描きながら、羞恥に喘ぐように頬を染めている目の前のスーツ姿を眺めると彼女も一人の女なんだな、と、より裕子を間近に感じられた。その柔らかな肉体に貪欲なセックスへの熱情を隠しているに違いない。
「フフッ、先生、実は見られて嬉しいんじゃないですか」
「えっ…。そ、そんなことない、わ…」
裕子は彼の言葉に狼狽を隠せない。そう、確かに男たちの視線を一身に集めるのは快感だったから。彼らの柔肌に突き刺さるような遠慮のない視線は彼女の自尊心を満足させ、媚肉を疼かせるには充分なものだったから。学校では彼ら生徒たちは飢えた目で裕子を視姦し、彼女もまた視線に感化されて淫らな想像をして、その瞬間、嬲られ、犯されていた。
彼女が先日来、あんな無防備な格好で夜の街を歩いていたのも、その想像が現実にも影響を及ぼした所為だ。一人、部屋に帰ると孤独感に苛まされる。そのギャップが裕子の中で日常、鬱屈した充たされないものを溜めていった。思い返せば、軽率な行為だったと思う。
教壇に立つという行為は、元来、対人恐怖症の気がある裕子にとっては結構、辛いものがあった。しかし、女らしい躯のラインが浮き立つような扇情的な服を身に着けていると、毎日、どんな時も彼らの視線を感じて、羞恥心を麻痺させてしまうのだった。
それにしても、教え子を自分から部屋に誘うなんて、そんな大胆なことをするなんて…。昨日の自分はどこか間違いだったとしか言いようが無い。その為に、彼に対して強く言えない、負い目を感じてしまっていた。
「そろそろ、行かない?学校、遅れるわ」
腕に巻いた細い腕時計に視線を落としながら、裕子は戸惑いを隠すように呟いた。
「そうですね。でも、僕と一緒に歩いているところ見られたら先生も困るでしょ。後から着いて行きますので、先に行ってください」
「そ、そう。それじゃ…」
裕子は彼の言葉に、肢体を観賞される羞恥から解放されるとばかりにホッ、と溜め息を吐くと彼に頷きかけ、歩道を先に歩き始めた。
その後ろから、佳宏も女教師の艶めかしく揺れ蠢くヒップを眺めながら歩いて行く。
裕子は敏感に少年の後ろから突き刺さるような視線を感じて思わず、不自然にアヌスに力をこめてしまう。女教師は意識すればするほどプリプリ、と淫らにヒップを振り立ててしまう。
彼の言葉に込められた真の意味を悟った裕子は諦め、頬を紅潮させるのだった。
-***-
やがて、二人は駅の階段を上がっていった。下から覗き込まなくても、充分に女教師の魅力は堪能できる。長い脚が交互に運ばれる様子は実にセクシーだ。裕子は彼の視線を警戒してチラチラ、と後ろを振り向き、その都度、少年の悪戯っぽい視線に顔を赤らめていた。
定期券を改札に通して、ホームに下りると彼は順番待ちの列に裕子の後ろにピッタリと張りつく。彼女は他人の振りをして、やや表情をこわばらせていた。
チラチラ、と肩越しに後ろを振りかえり、そのたびに佳宏の顔に浮かぶ酷薄な笑みに、電車の中で彼が何か仕掛けて来るのではないかと不安を募らせていた。
電車が到着すると、朝のラッシュということもあって大量の人並みが扉から吐き出されてくる。乗り込む段になると、彼は裕子を逃がさないように、彼女の背後に躯を押しつけるとそのまま車内へと押し込んで行った。当然のように、満員の車内で佳宏は女教師にピッタリと正面から向き合う。
裕子は戸惑いながらも、彼に躯を預けざるを得ない。美貌を背け、頭一つ分、背が高い佳宏の胸に縋りつく格好になりながらも、女教師は腰を逃がそうと長い脚を突っ張っている。しかし、佳宏は彼女の細くくびれたウェストに腕を廻して、自分のほうに引き寄せていた。
裕子はハッ、と肢体を強張らせ、顔を上げる。
「だめ…、ねぇ…、やめて」
女教師が彼にだけ聞こえるように小声で囁いてくる。しかし、佳宏は彼女のウェストに廻した腕をグイッ、と自分のほうに引き寄せ、彼女の体から香る甘い芳香に膨らんだ股間を女教師の下腹部に押し付けてくる。
裕子は、下腹部に突き立てられた肉塊にビクッ、と肢体を強張らせる。そんな、裕子の反応も佳宏は楽しんでいた。彼女の悩ましい唇から漏れる喘ぎ声に似た囁きも彼の嗜虐欲を昂ぶらせるだけだった。
彼女はこれ以上、教え子の凶行がエスカレートしないことを願うしか無かった。
-***-
セクシーな女教師と躯をぴったりと密着させて、彼女の肌からたち昇る甘い香水の匂いと、その熟れた肢体の堪らない弾力を存分に味わいながら、佳宏は少しずつ裕子へと陵辱の手を伸ばしていく。
彼女は他の乗客の目を気にしつつ、彼からなんとか逃げようともがくが勿論、ラッシュ時の混雑の中、彼女に逃げ場は無い。もがけばもがくほどに下腹に突き上げてくる硬い突起は、彼女の肢体に食い込んでくる。
それに、ウェストに腕を廻されて抱き竦められ、胸の膨らみは彼の胸板に擦り付ける格好になっている。電車の振動が来るたびに、下腹部と乳房と両方に緩慢な刺激を与えられ、裕子はカアッ、と頬を染めて小さな喘ぎ声を漏らしていた。
「あ…、あふっ…、あァ…」
裕子は少年の肩に頭を預けながら喘ぎ声を噛み殺そうとしている。が、すぐそばで佳宏は女教師の色っぽい溜め息を聞き逃すわけも無い。耳をくすぐる美教師の甘い吐息に、怒張を膨らませ、グイグイ、と裕子の下腹を突き上げていく。
「はぁン…、ああッ…、はぅ…!」
次第に裕子は逃げ場のない状況の中で責め立てられる恥辱に自制心を失っていく。いつしか、深い溜め息を吐きながら、自ら下腹を少年の勃起に押しつけて腰を振り、乳房の豊満な膨らみを彼の胸板に摺り付けてくる。目元を赤く染めて切なげに喘ぎ声を漏らす。
彼は美教師の変化に驚くとともに、周りの乗客に自慢したい気分だった。
佳宏の隣にいるサラリーマンは驚いた顔をして目の前で繰り広げられる美女の痴態に目を皿のようにして視線を凝らしている。佳宏が目線で笑いかけると顔を真っ赤にして視線を逃がそうとする。佳宏は優越感に浸って楽しかった。
電車が二人の降りる高校への最寄駅へと到着するまで彼は女教師の媚態を楽しみ、裕子は教え子に恥辱を与え続けられ官能に悶えていた。
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第05話 奉仕
駅のホームに下りた佳宏は女教師の腕を掴むと、強引に裕子をまだ新しく使った形跡もない身障者用のトイレの個室へと彼女を連れ込むと、壁際に押さえつけた。
「い、いや…、な、何をするつもりなの」
「ヘヘッ、分かってるでしょう。先生が色っぽいからさ、俺、もう我慢出来ないんだよ」
「だめ…、やめて。これから学校なのよ、もう許して…」
裕子の両腕を彼女の頭の上で交差させて押さえ込まれ、美教師は懇願する。トイレの個室の外からはザワザワと多分、二人と同じ高校の生徒たちだろう、ざわめきが聞こえてくる。裕子は彼らに自分の淫らな姿をつぶさに監視されているような錯覚を覚えて頬を紅潮させる。
佳宏は女教師の瞳を覗き込みながら、彼女の丈の短いタイトスカートの裾を捲り上げると、裕子の下腹部を覆う下着に触れてニヤッ、と笑い掛けた。裕子の下着は、電車の中での彼との行為のおかげでしっとり、と濡れそぼっていた。
「濡れてるぜ、先生。先生も欲しいんだろ、本当はさ」
「イヤッ、やめて…、ああッ、あァン…」
パンティの上から中身を探るような手つきで指を突き立てて来ると、裕子はハン、ハァンと喘ぎ声を上げて仰け反る。彼の言う通り、秘唇が疼いてもう仕方がなかったのだ。電車の中での彼の羞恥責めですっかり裕子の女は目覚めてしまった。このまま学校に行っても、ずっとやるせなさが付き纏うに違いなかった。
「あはッ、ハァン、…だ、ダメ…、ああッ、許して…、もう…、くぅン…」
「ああ、凄いね。先生の中、ドロドロになってるよ。指先に食い付いてくるみたいだ」
「いやァン…、言わないで…、ああッ、ああン」
佳宏は女教師の悩ましく喘ぐ表情をたっぷりと楽しみながら、パンティの縁から指を滑り込ませると、裕子の媚肉へとズブズブ、と指先を沈み込ませて、淫蜜をこぼれさせている媚肉の粘膜の中心を抉りぬく。男根に見立てた指先を注送させると、美教師の唇からアフン、ハン、と切なげな溜め息が漏れ出す。
脚の付け根をズボズボと抉り立てる少年の指を締め付け、逃がさないとでもするかのように熟れきった太腿をぴったりと閉じて、モジモジと腰を振り立て、女教師の官能は蕩け切っていた。
彼は女教師の媚態に怒張をキリキリ、と反りかえらせていたが、目の前の美女の中に自分の証を注ぎ込もうと思い、彼女の中から指を引き抜くと制服のズボンのジッパーを下ろして、窮屈な思いをしていた怒張を引っ張り出した。
ハァ、ハァ、と荒い溜め息を吐き出しながら剛直を扱き上げると、先端から透明な先走りの精がこぼれて指先に絡みついた。既に女教師を犯す準備は整っていた。裕子は教え子が肉棒を引き出し見せつけるように扱くのを知ると、アアッ、と呻き声を上げて嘆いた。
「先生、欲しいんだろ、無理しなくていいよ。俺も、もう準備はバッチリさ」
「ああ…、ダメ、いけないわ…」
ここで犯されたら間違いなく学校に遅刻してしまう。それに彼と一緒に遅れていけば下手な噂が広まってしまうかもしれない。かといって彼がこのままスンナリ彼女を開放してくれるとは思えなかった。
「お願い、学校に遅れちゃうわ。それに…、あなたのミルク、お腹に入れたまま授業なんて出来ない…」
カアッ、と淫らな言葉を吐いて激しい羞恥に身悶えている裕子を見てまたゾクゾク、するほどの愉悦を覚えた佳宏は譲歩してやることにした。彼も彼女にサボらせることは本意ではない。しかし、怒張はビンビン、と下腹に貼り付くほどになっていて収まりようがない。
「分かりました。勘弁してあげますよ、但し…」
少年の分かったと云う言葉に安堵したのも束の間、彼はさらに裕子を狼狽させる条件を突き付けて来た。
「先生の生下着、貰いましょうか。それとお口で一発させてください」
「そんな…」
「悪い条件ではないと思うけど?それにパンティ、冷たくて気持ち悪いでしょう」
裕子はアアッ、と呻き声を上げて身悶えた。確かに、彼の欲望を沈めなければこのままで済む訳も無い。かといって、ノーパンで一日過ごさねばならないとは。彼女は丈の短いスカートを穿いて来たことを今更のように後悔していた。だが、背に腹を変えられない。
「わ、わかったわ…。脱げばいいのね。腕を放して」
佳宏が腕の拘束を解くと、一度、スラリ、とした肢体を抱き締めて深い溜め息を吐く。何かを吹っ切るように頭を振ると、教え子の顔を見つめた。彼が酷薄な笑みを浮かべながら、頷いて見せると、祐子も分かったと云うように頷きを返して、少し屈み込みながらタイトスカートの深く切れ込んだスリットに指を差し入れる。
びっしょりと冷汗を浮かべながら裕子はパンティの縁に指を引っ掛けるとスルスル、と引き降ろしていく。それでも時折り、絶望感が込み上げるのかアアッ、と喘ぎ声を上げながらも、太腿の半ばまで下着を剥き下ろした。その中心から秘唇まで糸のように淫蜜が雫になって垂れて輝いていた。
「み、見ないで…、ああッ」
当然、佳宏は目を皿のようにして視線を羞恥に身悶えている女教師の媚態を観賞していた。裕子も彼に全てを見られていて子宮が疼くのか、熱い溜め息を吐いて剥き出しの脚をビクビク、と痙攣させる。ようやくパンティを脱ぎ終えると、再び昨日のように彼に奪い取られ、彼女の体液の匂いを嗅がれてさらなる恥辱を受けていた。
だが、悠長に悶えている時間はなかった。彼を射精に導かなければ学校に遅れてしまう。目の前で不敵に揺れ動く生肉を見据えて、裕子は諦めの溜め息を吐いて彼の足元に跪いていく。彼が期待を込めた視線で見下ろしてくるのに蕩けた眼差しで見つめ返しながら、少年の欲望の分身を細い指の中に絡めていく。
"ああ…、やっぱり。昨日と同じだわ。凄い…、硬い。それに熱くて手の中で弾けそう…"
ウットリ、と目元を潤ませながら両手で握り締めた肉棒を見上げてポウッ、と美貌を蕩かせてしまう。そうすることが飽くまで自然であるかのようにポッテリと膨らんだ艶っぽい朱唇の間から細い舌を懸命に伸ばして肉棹を愛惜しむように舐め上げていく。
「フフッ、どうです、俺の味は」
「あン、美味しいわ…、ああッ、とっても硬くて逞しいの…。ああッ」
つい口をついて出てしまった淫らな回答に一瞬、我に返る。カアッ、と頬を上気させて激しい恥辱にまみれ、自らの淫蕩さに屈辱に覚えていた。
「先生も好きなんだね。嬉しいよ」
少年の声音に含まれる揶揄の響きに頬を紅潮させながら、それでも女教師は教え子のペニスを咥えて濃厚な牡のホルモン臭に埋もれながら奉仕の手を休めない。まるでそれが自分の義務であるかのように情熱的に舌を使い、こぼれる樹液を啜り上げている。
佳宏も足元に跪かせた美女の後頭部を押さえると遠慮なくガシガシ、と怒張を美教師の喉奥へと突き込んでいく。祐子はアフン、ハァンと熱っぽい鼻息を漏らして少年の怒張を美味そうにしゃぶりたてる。
駅のホームの端にあるとはいえ、ラッシュアワーのざわめきをBGMに誰が入ってくるともわからない不安も裕子の羞恥を煽っていた。朝から恥辱的なプレイに耽る罪悪感に女教師は子宮を疼かせ、教え子の逞しいペニスに奉仕しながら形のいい太腿を擦り合せていた。
「いいんですよ、オマンコ弄ってもね。おしゃぶりしながら感じちゃうんでしょう?」
「ううっ…、あむ、うぅン…」
裕子は教え子の肉棒を口腔深く飲み込みながら彼を射精に導く為に必死になって感じやすい雁口に舌を絡め、鈴口を吸い上げ、チュバッ、チュバッ、と派手な音を立てて硬く突き入れて来る怒張に奉仕する。少年の裕子の生理を見透かしたような揶揄の言葉にも美教師は脊髄を疾り抜けていく官能の疼きを覚えて理性を蕩かせていく。
"感じてるの?私…、こんな場所で教え子のペニスをしゃぶって…。ああ、漏れてきちゃう…"
太腿を摺り合わせた脚の付け根のデルタに指をそろそろと這わせると、彼に言われたとおり淫蜜を溢れさせている媚肉に指先を沈み込ませていく。自分の躯ながらどこまでも淫らに堕ちていくような気がして、祐子は熱っぽい溜め息を漏らしていた。
彼ももはや時間を気にしている様子もなく、自分の肉棒を啜り上げている美教師の後頭部を掴むと思惑通りに奉仕に耽る美女のフェラチオを楽しんでいた。
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第06話 始業
突如、ジリリリッ、というホームの発射を告げるベルの音に現実に取り戻され、裕子は本来の目的を思い出していた。早く、少年を射精に導かなければ、遅刻してしまう。美教師は顔を前後に激しく振り立てて、なりふり構わず怒張をディープスロートで口腔全体を使って刺激を加えていく。
「ううッ…、せ、先生ェ…」
「ねえっ、いいのよ、先生のお口にあなたのミルク、欲しいの…、来て…」
熟れ切った大人の女の技巧にこの前まで童貞だった佳宏が耐え切れるわけも無い。
裕子は本心から肉棒をおねだりするかの如く妖艶で淫らな催促を仕掛けていく。彼は女教師の媚態にゴクッ、と唾を飲み込み、亀頭に加わる微妙な舌のタッチに翻弄されて、もう、息も絶え絶えに荒々しい呻き声を漏らして、腰をビクビク、と痙攣させた。
"ああッ、もうすぐ、来るんだわ。彼の、濃いのが…、喉にぶつけてくるんだわ…"
相変わらず少年の剛直をシュバッ、シュバッ、とバキュームのように啜り上げながら、裕子は精液の熱い奔流を喉の奥に注ぎ込まれる予感に媚肉をキュウッ、と締め上げる。
「ああン、来て…、先生の中に、あなたの熱いのをいっぱい、いっぱい…」
「くッ!…で、出るゥ、出るよ、先生…」
「はァン、頂戴、いいわ、全部飲んであげるから…、来てェ!」
美教師の甘い声音に脳髄を刺激され、佳宏はその刹那、裕子の喉奥に怒張をまっすぐに突き刺し、彼女の後頭部を押さえつけながらペニスのバルブを開放する。
ドクッ、ドクッ、ドクッ!!ドピュッ、ドピュウッ!
呼吸を止められ、窒息の恐怖に背筋を痙攣させながら、裕子も媚肉の奥からジーンと痺れて、喉の奥に叩き付けられる牡の濃厚なホルモン臭を放つ体液を必死に飲み下しながら、自ら脚の付け根に潜り込ませた指先で敏感過ぎる粘膜を抉りたてて、キュンッ、とアクメを覚えていた。
-***-
「ウッ、ウウッ…、かはっ、ケホッ!、こ、これでいいのね」
「ええ、とっても気持ち良かったですよ。裕子先生のおしゃぶり。ほら、まだ僕の、元気ですよ」
禍々しくも血管を浮き立たせた幹に樹液の雫を溢れさせながら、裕子の唇から抜き出された剛直は殆ど勢いを失ってはいない。裕子は少年の精力に眩暈がする思いがした。
「や、約束よ。も、もう、私、学校に行かないと」
「分かってますよ。その前に、綺麗に後始末してください。あなたがこんな風にしたんですからね」
「いやァ…」
再び頬に精液まみれの肉塊を押しつけられ、その濃厚なホルモンの臭いに咽せる女教師。裕子は涙に暮れながら、しかし、髪の毛を掴まれ、仕方なく再び朱唇に凶々しい教え子の性器を飲み込んで舌を絡めていくのだった。
-***-
教え子に辱めを受けて祐子は泣きべそを掻いていた。涙で崩れた化粧を直すと、彼女が鏡を覗いている間も無遠慮にタイトスカートに包まれた女教師のヒップを撫でまわしていた少年を振り返り、キッ、と恐い目を作って睨んだ。しかし、佳宏は止めないどころか尻の狭間に指を侵入させようとまでしてくる。
祐子は思わず彼の手を掴んでヒップから引き剥がしていた。
「やめて…」
「いい感触だね、先生のヒップ。昨日は僕の上で振ってたんだね」
「イヤ…、もう言わないで」
カアッ、と目元を染めて昨夜の獣のような交合で見せた自分の痴態を思い出して躯を抱きすくめた。
そんな女教師の羞恥に悶える姿も彼の嗜虐欲をそそるものであることに裕子は気付かない。しかし、今はそれどころではなかった。まだ、彼女は今の職場では新人扱いされている。始業時間に遅れるようなことがあると、教頭になんてどやしつけられるか分からなかった。
「もう…、いいわね?私、行くから、あなたもちゃんと学校にくるのよ」
「ええ、ご心配なく」
裕子はトイレの扉を開けて外の様子を窺うと人目を気にしながら、小走りに改札へと走っていった。
佳宏は女教師の口にした「いく」、「くる」などの言葉を思い出しては勝手な妄想に耽り、裕子の奉仕でまた膨張の度合いを増した肉棒を握り締めて、どんな風に彼女をもてあそんでやろうかと隠微な計画を練るのだった。
-***-
裕子は改札を抜けるとスカートの裾をしきりに気にしながらもなるべく急いで学校の門を目指した。だが、周りを見回しても遅刻してきた生徒はともかく教師の姿はなく、焦っていた。正門をくぐり、教員用の下駄箱があるコーナーに入ったところで、リノリウムの廊下を歩く足音に気付いた。案の定、教頭だった。
「き、教頭先生、お、おはようございます」
彼は濱野という50過ぎの銀縁メガネを掛けた痩せぎすの教師で、校長よりこの高校については詳しい。実質、この職場での支配者といってもいい存在だった。彼に逆らって辞めさせられた者もいるという噂だった。この就職難の時代に先輩を頼ってせっかく手にした職を彼女はみすみす失いたくなかった。裕子は平身低頭してなんとかこの場をやり過ごさねばならなかった。
「…今日は随分と余裕がおありだ」
「申し訳ありませんわ。その…、少し用事が」
「理由は聞きません。しかし、あなたのその格好、派手過ぎはしませんか」
そう言って、若い女教師の青いスーツ姿を上から下までジロジロ、と眺め始めた。
タイトなスカートに包まれたヒップはプリプリと薄い布地の中で妖艶に蠢き、大胆に短いスカートの裾からは成熟した太腿が惜しげもなく飛び出している。ジャケットの内側でインナーのニットを押し上げている膨らみは華奢な外見に似合わず意外にボリュームがありそうだった。長い髪は艶やかに輝き、知的な美貌は走ってきたのか上気して程よい色気を発散していた。
裕子は怖気に身を竦めながら、そうやって男の鑑賞物にされる屈辱に耐えていた。
「いけませんな、男子生徒たちを誘惑して人気を上げようというのは」
「そんな…、そんな積もりはありません。これは私の趣味ですわ」
「ここは神聖な学び舎です。教師もそれなりの格好をしてもらわなければ」
後ろに手を結び、ネチネチと他人の欠点をあげつらう様は彼の真骨頂だ。偉そうにふんぞり返り、全身から威圧的な存在感を醸し出して、新人の女教師をいたぶることに快感を得ているようだった。
裕子の全身を彼の冷たい視線が這いまわり、彼女は嫌悪感に身を震わせながらも、よりによってこんな日に教え子の陵辱に屈して下着なしでいる恥辱に頬を紅潮させた。もう、これ以上の屈辱を受けるのは我慢できなかった。彼の言葉をさえぎるように視線をそむけると、靴脱ぎ場に身を屈めてヒールを脱ぎ始めた。
「すいません、すぐ授業の用意に取り掛かりますので」
「それが身の為ですな」
彼は裕子が目の前でヒールを脱ぎにくそうに身を不自然に屈めているのをジィッ、と暗い光を宿した視線で見つめていた。
ピッタリ、と閉じた太腿が丈の短めのタイトスカートの裾からはみ出しているのを舐めるように彼は見ている。腰を屈めるとき裾がずり上がって裕子の太腿の裏がヒップの方に伸びるのを食い入るように見ながら、若い女教師の女ぶりを確かめていた。
裕子がしきりにスカートの裾を押さえながらヒールを下駄箱へとしまうのを見て、教頭は不自然さを覚えた。そんな短いスカートを穿いてくるぐらいなら他人の視線など気にならないだろうに。これは確かめる必要がありそうだ、彼は裕子に気付かれないように卑猥な笑みを一瞬、浮かべた。
どうにか、ノーパンであることを教頭に知られないで済んだ安堵にフゥッ、と溜息を吐く女教師をジィッ、と無言で見詰める教頭の姿にこれ以上、ここにいる危険性を感じて裕子は頭を下げて逃げるように彼に背中を向けた。
「し、失礼しますわ」
「早くお行きなさい。生徒たちが待ってますよ」
裕子がしきりに後ろを気にしながら職員室に向かって小走りに廊下を急ぐのを教頭の冷徹な視線がどこまでも追いかけていた。
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第07話 怠業
職員室の扉を開くと幾つかの見知った顔に頭を下げて自分の席に辿りついた。自分の席に辿りつく間にも、他の男性教諭たちの視線が剥き出しの脚に絡みつくようで女教師は頬を紅潮させる。そんな表情が男たちの欲情をそそらせることに裕子は気付かない。
短か過ぎるスカートは椅子に腰を下ろすとずり上がり太腿の半ば以上を晒しものにしてしまう。ピッタリと膝を合わせて、美しいラインを描く長い脚を横に傾けながら、胸を張った。スーツのインナーのニットにたわわな双乳の膨らみが張りつき、女教師のグラマラスなボディを強調する。
「今日は随分と余裕ですね、河合先生?」
隣に座る同僚の教師は、裕子をこの学院に推薦してくれた先輩でもある。向坂という名前の彼は裕子の大学時代のゼミの先輩でもある。彼はややおとなしい性格だが温厚で生徒の受けもいい。いわゆる熱血という程ではないが授業に熱意を持っている誠実な姿は裕子も尊敬していた。
「あ、おはようございます。もぅ、教頭先生みたいな嫌らしい言い方しないで下さい」
そう言いなから裕子の目は屈託無い笑顔で裕子を出迎えた彼に向けられて恥ずかしげに微笑んでいた。
「おはようございます。…ほう、彼につかまりましたか」
「ええ、服装が派手だと注意されましたわ」
「河合先生は大変に魅力的ですから狙われやすいのですがね」
そう言って、裕子の顔からボリュームのある胸の膨らみに、そして捲り上がったスカートから露出した太腿にさりげなく視線を向けた。
向坂は信頼すべき相手である。彼女の味方と言っていい。しかし、自分に隙があるせいなのか、ことさらに普段なら何気ない彼の視線すらも敏感に柔肌を突き刺し、思わずノーパンであることを隠すように閉じた太腿をギュッ、と閉じ合わせて、頬を赤らめて身を捩じった。
「ああン…。先生まで、そんな目で見ないで下さい」
「すいません、河合先生が余りにもチャーミングな装いだったもので…イヤらしい目付きでしたか」
「ええ、ちょっと。ウフッ」
向坂はコホン、とわざとらしく咳をして見せ、すぐに裕子の魅力的な姿態から視線を反らせて彼も頬を赤らめた。裕子にとっては向坂のそんな誠実なところが好感をいだくポイントだった。頭を下げる彼に裕子は熱い溜息を吐いた艶っぽい表情のまま微笑みかけていた。
-***-
同僚教師との朝の挨拶を交わすと、裕子は脚をピッタリと閉じたまま授業の準備を始める。今日は担任のクラスのホームルームの後にすぐ裕子の授業だ。
クラスの生徒たちの顔を思い描くとき、彼の顔も脳裏を掠める。彼女を朝から淫らな奉仕を強要し、下着を奪った教え子の顔を思い出しては裕子は躯の心の疼くのを感じて狼狽する。
自分は決して彼の脅迫に屈したのではない、と言い聞かせても昨晩の破廉恥な姿をして暗がりをさまよった忌まわしい記憶が蘇ってどうしようもなく打ちのめされる思いがした。あんなことをしなければ彼に失禁を目撃されることも無く、今こうしてノーパンで過ごす恥辱を味わうことも無かったのだ。
意を決して立ち上がると風通しのいいミニのタイトスカートは脚の付け根が裸であることを嫌が上にも意識させ、女教師の美貌を妖しく染め上げた。
”ああン…、無事に乗り切れるかしら…”
ノーパンで男子生徒たちの前に立ち明からさまな視姦に遭うことを思うとその行為は無謀といって良かった。しかし、他に選択肢は無かった。裕子は廊下の真ん中で立ち尽くし諦めに似た表情を浮かべて出席簿を抱えて身悶えた。女教師が悩ましく腰をくねらせる姿を廊下の端の曲がり角から教頭が見ていた。
-***-
教室に近付くと廊下からも生徒たちのざわめきが聞こえてくる。裕子は教壇の側の扉を開けて生徒たちが待つ教室へと脚を踏み入れた。
「きりーつ、れい」
日直の始業の礼の声で生徒たちが立ちあがるなか、教壇に脚をピッタリと閉じ合わせた不自然な歩き方でヒップをくゆらせながら上がると、裕子は剥き出しの太腿に生徒たちの視線がビンビン、と注がれるのを感じて、頬をヒクッ、と引き釣らせる。
取り敢えず黒板の前に立っている間は、教卓が彼女の下半身を隠してくれる。裕子はフゥッ、と溜息を吐くと気持ちを改めて生徒たちに視線を向けた。チラッ、と窓際の一番後ろの席に座る佳宏に視線を向けたものの、教科書に目を落としていて特に変わった動きは無かった。
まさか、彼も授業中は手を出してくることは無いだろう。そう思い込んだ女教師は幾分、気が楽になった。裕子は元気を振り絞っていつものように生徒たちの間によく通る落ちついた声で授業の開始を告げた。
「おはようございます、今日は32ページの…」
-***-
授業は滞りなく進んだ。
彼女は自信を取り戻し、自分が下着を着けていないことを意識しないでも大丈夫なほどに気分が楽になってきていた。余裕を感じた裕子は、一人の生徒を立たせて教科書の一節を読ませると教壇から降りて生徒たちの間を歩き始めた。
「はい、次の人、読んで」
カタン、と連続した椅子の出し入れされる音が静かな息遣いだけが支配する授業中の緊張のなか響いて、読み手が交替する。女教師は生徒たちの机の間を縫うようにして、時折り、読み手が漢字の読みを間違えたり、途切らせたりするたびに、注釈を加えたりした。
教室の後ろまで歩き終えると、列を変えてまた歩いていこうとした。向かおうとする列の最後尾には佳宏が座っていた。それが起こったのは、授業の進め具合から深めた自信でその前を通り過ぎようとしたときだった。
「はぁッ…!」
佳宏の前を通過して背中を向けたとき、パンティラインの無い薄い布地が内側の肉の張り具合を如実に映し出しているスカートのヒップを撫で上げられたのだ。裕子は脚を止めて、思わず上げそうになった悲鳴を押し殺した。背中の陵辱者は、女教師が脚を止めたことに調子付いてかゆっくりと獲物を味わい始めた。
”イ、イヤぁ…、教室でみんなが見てる前で、こんなこと…”
まだ先ほどの読み手が少々、長過ぎる量に不安を覚えて女教師を振りかえると、裕子は目許を赤く染めて美貌を喘がせていた。
「あ、あの、もういいですか」
「えっ、ああ…。ごめんなさい…。ありがとう、そこまででいいわ。それじゃ次、お願い」
肩を震わせながら、声を絞りだすようにしてそれだけ言うと、スカートを捲られた生尻の割れ目へと侵入してくる指先がアヌスを弄り、秘唇のほうへとその触手を伸ばしてくるのに耐えていた。なんとか、他の生徒たちの注目を浴びないようにやり過ごさなければならなかった。
佳宏は女教師のヒップを我がもののようにその柔らかな弾力と引き締まった太腿の裏側の張り詰めた堪らない触り心地を楽しみつつ、裕子が何も出来ずねっとりと脂汗を流し、身悶える様を周到に窺っていた。この場の主導権を握っているのは彼のほうだった。もし、佳宏の責めに声を立てれば他の生徒たちの注目を浴びて恥を晒してしまうだろう。もし、そうなっても彼にはなんの呵責も無かった。
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第08話 昇天
裕子はハァハァ、と漏れそうになる甘い吐息を押し殺しては眉間に皺を寄せて悩ましい表情で、女の敏感な部分を責められ湧き起こる官能に耐えるのに必死だった。
”あっ、ああ…、ダメ…、だめェ”
佳宏の攻撃はそんな女教師の懊悩に無縁とばかりに、指先をとうとう秘唇へと辿りつく。そこには触れられたくなかった。朝の奉仕で蜜壷は潤っていたから。それを知れば彼も裕子の本性を知ることになるだろう。無理やりに奉仕を強制されながらも、濡らしてしまう淫蕩な裕子の姿を。
「い、いや…、ああ…お願い」
小さな彼だけに聞こえる声で、裕子は懇願する。美貌を傾けて、佳宏の顔色を窺うが、彼はそんな女教師の狼狽を笑い飛ばす。絶望にカーッ、とうなじから耳まで真っ赤に染めて裕子は媚肉を突き破ってくる教え子の指先が与える衝撃に備えた。
「ひっ、ヒィ…!」
ズブリ、とばかりに少年の指先が女教師の粘膜を突き破ると、裕子はもう艶っぽい声を抑えることが出来なかった。その声が聞こえたのだろう、女教師の方を振りかえる視線は皆、何事かと好奇に満ち、彼女のグラマーなボディへと注がれていた。
”ああっ、ダメ…、見ないで…ああン”
裕子は露出した太腿やニットの胸を押し上げる双乳の膨らみに突き刺さる生徒たちの視線に煽られるように官能の色に美貌を染め上げていった。男子生徒たちは女教師の妖艶な姿態を視線で犯し、女子生徒たちは蔑むように同性だけに容赦無い軽蔑の視線を投げかけてくる。
美教師は彼らの視姦に晒されながら、媚肉を嬲られる恥辱に混乱を深めていた。
「あ、あン…、はァン…、あくっ…くぅン」
隠すことを忘れた荒い吐息で肩を揺らしながら後ろから蜜壷をズブズブ、と抉り立てられて、アン、アフン、と色っぽい喘ぎ声を漏らしてグラマラスな肢体をくねらせ、全身から妖艶なフェロモンをムンムン、と撒き散らす。
裕子を見つめる男子生徒も女子生徒も皆一様に濃厚な女教師の色気に呑まれていた。教室全体がただ一人の美貌の女教師の魅惑的なボディから噴き出す妖しい雰囲気に催眠術にかかったように時を忘れていた。
その間も、佳宏の指先は嬉しそうに愛蜜という涎をこぼす女教師の膣襞を掻き回すと、アヌスにも親指を沈めていった。
”ああっ、ダメ…、私、生徒たちの前で狂っちゃう…”
陶然と眼差しを染めて、裕子は白い喉を突きだすようにして悶え啼いていた。逃げ場の無い羞恥に美教師の躯は加速するように官能を求めて、教え子の指を締め上げていた。その締めつけがひときわ激しく、きつくなったとき彼女はクラス中の生徒の視線を浴びながら絶頂の高みへと昇り詰めていった。
「あああッ!」
佳宏が女教師の秘唇から漏れる蜜液をローション代わりにアヌスへと指先を突き刺しながら、媚肉をも抉り立てた瞬間、裕子は悲鳴を上げてそのまま失神してしまった。
女教師の甲高い悲鳴に打たれて、生徒たちは呪縛から解けたように皆、ハッ、と自分を取り戻した。そして目の前で倒れている美教師を呆然とまるで目の前で起こったことが夢であるかのように見ていた。その女教師の傍に佳宏は歩み寄ると、裕子の肩を抱いて引き起こした。
「美崎っ、手伝ってくれ。保健室に連れてくから」
「えっ、ええ…、ああ、そうね」
名前を言われた少女は突然のことに皆と同じようにビックリして見せたが、佳宏が抱き起こした女教師の目が醒めないのを見て取ると、事態を理解した。
席から立ちあがると、女教師を抱き上げた佳宏を手伝って教室のドアを開けた。そして、力なく意識を失った女教師を抱える佳宏が廊下に出てしまうと、教室へととって返して、この後の時間を自習にすると宣言すると、ざわめきだす生徒たちを上手くまとめて見せた。
-***-
美崎まどかは佳宏のクラスの学級委員だった。席は窓際の一番前で、始業の挨拶の掛け声も彼女が毎回やっていた。彼女にとって、裕子は憧れの女性だった。いつもセクシーな装いを颯爽と着こなし、授業をする姿に感動し、いつか彼女のようになりたい、と思って注意深く観察するようになっていた。
彼女が佳宏の不自然な動きに気付いたのは、そのためかもしれない。裕子が喘ぐような声を上げたとき、彼の右手が女教師のヒップに伸びているのを目撃したのだ。しかし、授業中にまさかそんな破廉恥な行いがおこなわれるとはまさか思えないし、それに裕子がそれを受け入れるはずは無いと確信していた。
それなのに、彼の手の動きに合わせて、憧れの女教師は身を竦ませて美貌を歪めて理不尽な行為に身を委ねていたのだ。女教師が彼のほうに顔を傾けて、何か小声で懇願するのが分かったとき、何か裕子が彼に弱みを握られて脅迫されているに違いない、と直感した。
そんな彼の腕に抱かれて、額に汗をびっしょりと掻いて苦悶に美貌を歪めている憧れの女教師を心配しながら、その腕の主の顔を不審げに睨むように見つめていた。
「ね、ねえ、先生、どうしたのかな。突然、変な声出して倒れちゃったりして」
「…ストレスじゃないのか。先生って凄く疲れるらしいしな」
佳宏は女教師の躯からたち上る甘い香水の匂いを満喫しながら、そら惚呆けて見せた。
隣を歩く少女を横目でチラチラと眺めながら、セーラー服の襟元から覗くうなじの白さに劣情をたくましくしていた。佳宏は授業中、彼女が自分のほうを見ていたのを知っていた。まどかがこの女教師を崇拝するように慕っていることも。
保健室に到着するとその部屋のあるじは留守だった。佳宏が裕子をカーテンの掛かったベッドに横たえると彼がまどかに言った。
「美崎、保健の先生、探して来いよ。俺、ここで裕子先生見てるから」
まどかが言うはずだった言葉を先に言われてしまい、言葉を詰まらせる。
目の前の男が女教師を失神させるような真似をしたというのに、その男に裕子先生を任せて、その場を離れるなんて獣にむざむざ獲物を差し出すような行為だ。だが、明からさまに不審を表に出しては彼を警戒させるばかりだ。裕子先生を救うには何か決定的な証拠が欲しかった。まどかはいつしか裕子を佳宏の魔の手から救出する算段を練っていた。
「わ、分かったわ、先生をちゃんと見守っているのよ」
「ああ。何もしやしないよ」
彼が不敵に笑うのを見て、佳宏が悪いヤツだと確信する。裕子先生を彼の手から救い出すために油断させて決定的な証拠を掴んでやる。まどかはそう決意すると、後ろ髪を引かれる思いで彼に裕子を任せて保健室を出ていった。
邪魔者がいなくなったことで佳宏はここに寝かせるときに引かれていたカーテンを元に戻して廊下のほうからの視線を妨げる。そしてベッドに横たわる女教師に掛けた毛布を剥ぎ、上から覆い被さるように身を乗り出すと裕子の腕の傍に手を突き、彼の獲物を上から下まで舐めるように鑑賞した。額の汗に貼り付いた髪が生来の美貌に艶っぽい演出を加えていた。
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第09話 因業
彼は女教師の顎を押さえると、唇を奪った。口を塞がれた裕子が鼻息を荒くして軽く身じろぐものの目を覚ますことは無かった。佳宏はそのままニットの胸を内側から押し上げている見事な膨らみをまさぐった。張り詰めた乳房が布越しにもその重みを伝えてくる。ゆっくりと味わうように揉みしだくと、形のいい鼻梁からフン、ハフン、と感じているらしい喘ぎを漏らした。
「フフッ、裕子先生、ノーパンで授業して感じちゃったんだね。可愛いな」
目を閉じて失神したまま目を覚まさない裕子にそう囁きかけると彼の興味は下半身へと移った。丈の短いスカートから大胆にはみ出した太腿は涎の出そうなほど美味そうな張りと肌のツヤを覗かせている。意識を失っているせいで開き気味に弛んだスカートの裾が実に堪らない眺めをしていた。
彼は一思いに捲り上げてしまうのが惜しくなって太腿に手を這わせて、その柔らかなしっとりとした手に吸いついてくる最高の感触を味わいながら撫で廻した。絶頂を迎えた後だけあって女教師の柔肌は何処を触っても火照り滑るような弾力を伝えてくる。この素晴らしい女教師の躯を一人占めできる特権に佳宏は酔い痴れた。
とうとうベッドの上に乗りあがると、裕子の肩からジャケットを脱がして、ノースリーブのニットだけにしてしまう。そうしておいて、ニットの裾を捲り上げると、そのままブラジャーまで上に托し上げる。布地の拘束を逃れた二つの乳房はプルン、プルン、と、そのたわわな果実を少年の前に晒し、重たげに揺れ動いて彼の目を楽しませた。
佳宏は力なく投げ出された脚を抱え上げると、膝を抱えて長い見事な脚線美を誇る裕子の脚を左右に開いていった。股を開くためにそのままスカートの布地は捲れ上がって、彼女の裸の下腹部が少年の目の前に暴かれていった。
「さぁて、先生のオマンコ拝見させてもらおうかな」
適度に脂の乗った白い腹から脚の付け根まで、彼の視線を妨げるものは何一つ無かった。女教師の下腹部に綺麗に生え揃う逆三角形の茂みは細くしなやかな繊毛に彩られて妖しく彼女の大事な部分を装っていた。佳宏は脚をいっぱいに開いたせいで、少し開き気味にされた女教師の秘唇に顔を近付けると指を伸ばして彼女の持ち物を確かめる。最上部にプックリ、と膨れたクリトリスを据えて、合わせ目が綻びかけていた。そこに指先を沈めて、人差し指と中指を使って、陰唇の扉を開け放った。
”綺麗だ…”
裕子のオマンコは優美な内臓を少年の目の前に晒して、それ自体が別の生き物のように蠢き、透明な滴を吐き出していた。粘膜の内側は目の醒めるようなサーモンピンクをして蜜に濡れて輝いていた。
彼は顔を上げて、意識を失った女教師がベッドの上に肌も露わに横たわっている眺めを今一度、よく鑑賞した。砲弾のように突きだした双乳は重力の拘束にも負けず、豊かな膨らみを呼吸に合わせて、プルン、プルン、と扇情的に揺らしていた。
うなじを見せて美貌を背けた女教師の表情を確かめたくて、裕子の太腿を抱き寄せたまま、脚の間に腰を割り込ませて、彼女の胸の上に身を乗り出した。そして、生の乳房を鷲掴みにして、グイグイ、と揉みしだくと、女教師は肩を震わせて瞳を伏せた悩ましい美貌を歪めて、ハァン、と短く吐息を漏らした。それでも、少しずつ意識を取り戻しつつあるらしく、ピクピクと眉根を蠢かせていた。
佳宏は最後の仕上げの準備に取り掛かった。カチャカチャ、とズボンのベルトを外して、チャックを下げるとトランクスの内側から剛直を引っ張り出した。それは凶々しいまでに脈打ち、先端の鈴口からは女を味わえる予感にか透明な滴をひっきりなしに吐き出しては隆々とそびえていた。彼は肉棒の根元を握り締めると、裕子の無防備に広げられた脚の付け根へと導き、指先でこじ開けた鮮紅色の粘膜の狭間へと押し付けると、そのまま腰を押し進めていった。
「んぅッ!!…はぅ」
教室での玩弄のおかげか、ズニュウ、と美教師の秘唇は易々と教え子の少年の怒張を呑みこんでしまった。保健室のベッドの上で串刺しにされ白い喉を突きだしてブルブル、と躯を痙攣させながら裕子は、そこまで来て目を覚ました。
「ぃ…、あ、な…に…、ああッ、あなた、イヤぁ!!」
「へへっ、先生のオマンコいいなあ。学校でするセックス、最高だよ」
「イヤよ、どいて…、あン、ダメぇ、…くぅン」
躯の中心を貫かれて、ズンズン、と怒張を送り込まれると一度、絶頂に導かれたために火が着くのも早かった。
堅くしこってすっかり感じやすくなった乳房をタプタプと揉みしだかれるとゾクッゾクッ、と快美感が電流のように背筋を走りぬけ、脳髄で閃光が瞬く。そのたびに、肢体をビクンビクン、と跳ねさせて身悶え、悩ましい喘ぎ声を漏らしていた。
この状態ではもはや裕子に逃げ場は無かった。彼女が狼狽する間にも美教師の熟れた肉体は男を締め付け、奥へと導くように引きずり込みながら腰をジーン、と痺れさせる深い快感を産み出し、思わず、その切ないまでの充足感に、ハァン、アアンと悩ましいよがり声を上げていた。
「フフッ、いい声で啼くんだね、可愛いよ先生。気持ちいいの?」
「き、気持ちいい…、ああッ、イヤ…、そんな…」
激しい注送に裕子は思わず正直に快感を認めてしまう。
「いやらしい先生だな、ああん?まっ昼間から生徒を咥え込んでよがってるなんてよォ」
「い、言わないで…、ああン、だめっ、ダメェ…」
長い脚を跳ね上げられて剛直がダイレクトに子宮を狙う卑猥なポーズでガンガン、と抉り立てられると女教師はブルブル、と裸身を痙攣させて、美貌を左右に振りたてて長い髪を振り乱してよがり狂う。もう羞恥の極限でまともな理性の働きを失っていた。教え子の少年の首筋に腕を絡ませて背筋を反りかえらせてアン、アアン、と悶え啼く。
「ああ…、もう、ダメ…欲しい、欲しいの…頂戴!」
「フフッ、正直だね先生、いいよ、いっぱいあげるよ、食らいなッ」
彼は女教師の蜜壷をローリングさせてガシッガシッ、と怒張で敏感すぎる膣襞を掘り起こすように叩きつけていく。裕子は深い充足の溜息をこぼしながら、卑猥にヒップを振りたてて、彼の動きとタイミングを合わせていく。
ジュプッ、ジュプッ、と女教師と教え子が躯を繋げ合う場所から蜜と精の入り混じった液体を盛大に垂れ流しながら、二人はフィニッシュに向けて粘膜をこすり合った。それは、ただの牡と牝の交尾という表現がピッタリくるほど動物的で激しいものだった。
「どうだい、裕子先生。オマンコ締め付けやがってよォ」
「ああン、イイッ、いいの…、オマンコ、イイッ…」
裕子は、教え子の肉棒をまったくの牝の本能で膣襞でキュウ、キュウ、と締めあげながら快楽を貪っていた。指での陵辱では得られない、たっぷりとした満足感に包まれながら、快楽を貪るようにして昇り詰めていく。
”ああッ、私…学校で犯されて…でも、いいっ…もう、ダメ…”
ハン、ハァン、とよがり声をあげながら、裕子はキュッ、と柳眉を寄せて、背筋を痙攣させる。突如始まった女教師の激しい締め付けに佳宏も追い詰められる。
「き、来て…、イクッ、いくぅ…」
「お、俺も出すよ、おおっ!」
美教師の細いウェストを両手で抱え込みながら、女の体内に剛直を送り込んでいく。腰に来た電流のように激しい快感が脳髄まで一気に駆け抜けたとき、彼も裕子のエクスタシーの瞬間、大量のこってりと濃い牡の体液を美女の膣に注ぎこんでいた。
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第10話 恋愛
彼の腰に長い脚を絡みつかせて、精液の最後の一滴まで絞りとるかのようにヒップをプリプリ、と振り立てていた裕子の淫蕩さに佳宏は舌を巻く思いがした。だが、美しい容貌に似合わない快感を貪る貪欲なセックスに彼女の知られざる一面を見たような気がした。
佳宏が絶頂の余韻に浸って、ハァッハァッハァッ、と荒い息を吐いている美教師の上に重なりながら、唇を求めると彼女も積極的に応じてくれた。
「んっ、ああ…、高橋クン…私、ああッ恥ずかしい…」
「裕子先生、俺の、どうだった?」
「とっても良かったの…、すごく気持ちよかったわ…イ、イヤ…。恥ずかしい…」
「フフッ、俺たち相性、抜群だね先生」
裕子は彼のその卑猥な言い方にカーッ、と美貌を真っ赤にして喘いだ。
佳宏は女教師の上から退くと萎えかかったペニスをまだ、乳房も下腹部も晒してまま横たわっている裕子の唇に押し付ける。彼女はそれが隷従の証であるかのように、細い舌をいっぱいに差し出しながら肉茎を舐め上げ、陶然と蕩けた眼差しで絡みついている精を熱っぽい奉仕で啜りあげていた。
まだ、赤い顔をしながら裕子は躯を起こした。授業中の理不尽な陵辱を思えば彼を冷たく突き放してもいいはずだった。だが犯され、絶頂に導かれた今は、いや今では彼を憎むことなど出来なかった。快楽を貪ってしまったのは自分も同じなのだから。
それに彼女は教師なのだ。どんなに辱めを受けようと教え子を見捨てることなど出来なかった。
「そういえば私、どうしてここに?」
「あのさ、先生が倒れた後、美崎と一緒に運んだんだけど、保健の先生いなかったんで探してもらって…アレ?」
「保健の竜崎先生、研修でいないわよ。月曜日の朝礼で言ってたでしょう?」
「まあ、いいや。それより、先生、俺の言うことに口裏合わせといてよ。美崎のヤツ、疑ってるみたいだから」
「美崎さんが…、そう。分かったわ…」
裕子は彼に強く出ることが出来ず、彼の言うままに従うことに抵抗を感じなくなっている自分に戸惑っていた。
彼には夜の公園で肌も露わな格好でいるところを目撃され、その上、暴漢と間違えて失禁した恥ずかしい姿も見られていた。そして、その夜は彼に身を委ねてしまった。その後も何度も恥ずかしい目に合わされたというのに、である。
そのとき、保健室のドアがノックされて、美崎まどかが入ってきた。佳宏はカーテンの合わせ目から顔を覗かせると、まるで今までのことが嘘のようにさりげなく言った。
「よォ、保健の先生、みつかったか」
「う、ううん、いなかったわ。それより先生の様子どうなの?」
彼女がカーテンの間から内側に顔を割り込ませると、ベッドに上身を起こしてやわらかい微笑を浮かべている女教師を見つけた。まどかは裕子が彼女を見上げて微笑みを向けてくるのに一瞬、絶句して何事かを躊躇い 、言葉を紡ぎ出した。
「…先生、もう大丈夫、なんですか」
「ええ、ごめんなさい。迷惑を掛けてしまったみたいね」
「いいえ…、私は別にいいんですけど」
隣で椅子に腰かける佳宏にチラッ、と一瞬、視線を向けたが、すぐに女教師に戻した。裕子はやや、やつれたような表情を見せていたが本当に大丈夫そうだ。まどかは教室でのことを問い質したかったが、言葉を飲み込んだ。
「もう、大丈夫。彼に聞いたわ、授業を自習にしてくれたんですってね。ありがとう、美崎さん」
「は、はい」
裕子にそう面と向かって言われると、彼女はもう何も言えなかった。まどかには女教師の美貌に広がる妖艶な大人の色気にドキッ、と当てられた気がした。
-***-
保健室を後にした裕子とまどかが並んで歩くのを後ろから佳宏が二人の後ろ姿を眺めていた。まどかは裕子と女同士の内緒の話で盛りあがっていた。女教師のヒップが長い脚を運ぶたびにクイッ、クイッ、と左右に揺れて女の成熟した魅力をふんだんに振り撒いていた。
そのヒップを短めの丈のスリットが入ったスカートが覆っている。後ろから見てもピッタリと張りついた布地の上からはパンティラインは見えなかった。裕子から奪った下着はまだ、佳宏のポケットに入っていた。
裕子がまどかを先に教室へと送り出し、職員室へと戻ろうとしたとき、佳宏は美教師を棟の端にある物置へと引っ張り込んだ。
「な、なに?高橋クン」
怯える裕子に意外にも佳宏は優しい仕草で彼女から奪った下着を差し出した。それが何か分かると美教師はカァッ、と耳たぶまで真っ赤に染めた。
「先生、これ返すよ」
「えっ…、あ、ありがとう」
「下着ないと帰り、嫌だろ」
裕子は手渡された下着にその場でスカートを捲りあげて脚を通した。
まるでそれが当然のことのように自然なしぐさだった。少年の視線が脚に絡みつくようで、羞恥に染まる頬に注がれると、裕子は子宮がキュン、と疼くのを感じた。
彼にたっぷりと注ぎ込まれた牡の体液が、気を弛めると逆流してきて太腿に流れ出して来る。ノーパンで教壇に立っていると、生徒や他の教師たちに教え子と学び舎で交わったことを責められているような気がして彼女を悩ませた。
流れ出した精液を拭き取ろうとトイレで脚の付け根のスリットに指先を沈めたときには、美貌を火照らせ熱い溜息を吐いた。パンティを穿いても逆流した精液で濡らしてしまい、下腹に貼り付く感覚が不快だったが、何も穿いていないよりは、遥かにマシだった。
まさか彼が下着を返してくれるとは思わなかったので嬉しかった。その物言いに含まれる彼女へのいたわりを感じて裕子は戸惑ってもいた。
「裕子先生っ」
「あ、あん…、ダメぇ」
何故か目の前で羞恥に身悶えている女教師の表情がとても可愛く見えて、愛しさに駆られて佳宏は裕子を引き寄せ抱き締めていた。教え子の胸に抱かれて、ポウッ、と美貌を赤く染めて裕子は抱かれるままにして、何故か安心感に包まれていた。
「裕子先生、なんだか可愛いや」
「…いやン」
彼女が独りで自暴自棄になっていたころ、裕子を救ってくれたのが彼だったからかもしれない。朝からの恥辱と陵辱にも関わらず彼を憎むことが出来ず、逆に抱かれながら安堵を覚えてしまう。危険なゲームに身を委ねている予感をどうすることも出来なかった。
「ねえ、俺の恋人になってよ、いいだろ」
「そんなこと…、う、あふっ…分かったわ。あなたの恋人になるわ」
「へへ、可愛いよ、俺の裕子ちゃん」
佳宏に抱かれながらヒップを撫であげられ、彼の下半身の勃起を下腹部に押し当てられると、美教師はくらくら、と視界がうつろになり、ゾクゾク、とうなじを電流が疾り抜けていくのを感じた。
その耳元に、”恋人になって”という囁きが子宮を直撃する。裕子は熱い涙のしずくを切れ長の美しい瞳の端ににじませ、ギュッ、と佳宏の胸にしがみついていた。
彼の恋人になる、それがもたらす新たな陵辱の舞台に気付かず、裕子はその場だけでもいい、そうして誰かの体温に包まれる悦びに身を投じていた。
”もう寂しいのはイヤ…。誰でもいいわ、私を抱きしめて…”
裕子はウットリ、と頬を染め上げながら教え子の少年に抱かれ、唇を差し出し、積極的に舌を絡めていく。
佳宏は女教師の見せる初々しい少女のような色気を心地よく感じながらいつまでも、裕子のヒップを掴んで彼女の下腹部を自分の股間に押しつけ舌を絡めて甘い美女の唾液を啜りあげていた。
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