小説(転載) dream
官能小説
♀×♀
夢でも見ていたのか。感覚、感触共に現なのか 夢なのか。
心地よさはそこにあった。それは確か。
「せんせ…ぃ…じゃなかった…ユリエさん…」
「何かしら?」
「つ…辛いの…変に…なっちゃう…」
ユリエと呼ばれた、長身の緑黒に見える髪の毛を腰まで伸ばした20
代後半の女性は、クスっと妖艶な笑みを浮かべながら、自分に話し
かけてきた少女の小さな乳房に触れていた。
優しく、包み込むように、そのしなやかな指先で弄る。時折、その
薄紅色の突起に爪を引っ掛けるようにすると、少女が小さく悲鳴の
ような声を上げた。
「きゃ…ぅ…。」
「敏感ね?可愛らしい…。ねぇ?もっと声を出したらどう?奈緒」
大きな瞳を潤ませた奈緒は、唇をキュっと噛み締めた。
しかし、その唇も、快感が迫ってくると呼吸を求めるかのように開
いてしまう。
少女も、その女性も既にその素肌には何もつけていなかった。
まだ発育途中の少女に触れる、熟女というにはまだ若いユリエの艶
のある姿態は、どことなく淫靡ささえ伺えた。
ツッと爪先を腹部へと滑らせると、まだ淡く色づいたばかりの恥丘
にその指先を軽く立てた。
「可愛らしい…。まだしたことないのよね?」
「あ…ぁ…は…はい…」
「自分でしたことは…?」
「…っ…!」
自慰行為をしたことがあるかと尋ねられて、少女は顔を真っ赤にし
てしまった。
「じゃあ…ここを触ったことも無いのかしら…?」
ユリエは言葉を発しながら、その指先を恥丘の内側へと滑らせてゆ
く。
既にそこは雫が溢れてきていた。その内腿に伝う露を、少女の内部
に戻すかのように、指先につけてまだ薄紅色の花弁に触れる。
クチュリッと水音を立てるそこからは、瑞々しい液が次々と溢れて
くる。
「敏感すぎないかしら?奈緒。」
「だ…だって…だって…。」
「本当に初めてなのかしらね?私しか経験が無いのかしら?」
「ほ…本当で…すぅ…ああっ…やぁ…そ…そんなとこ…触ったらぁ
…ぁっ」
奈緒の愛液で濡れた自分の指を、その紅い唇から覗かせた舌先で舐
め上げてゆく。自らの唾液を更につけて、指先を厭らしく濡らすと、
ツプリと、奈緒の内部へと指を沈めた。
「ひゃっ…!やぁっ!ああっ!」
「あら…痛がらないのね…?自分でしたことが無いのに…?」
「やぁっ…!う・・・嘘です…!自分で…したこと…あります…ぅ!」
とうとう白状した奈緒に、その妖艶な笑みを絶やすことなく向ける
ユリエは、フッと笑い声を漏らした。すると、指を奥まで入れて、
爪で軽く天井をひっかくようにする。
「きゃぁっ…!や…ぁ!そ…そこは…!」
「あら…Gスポット…あてちゃったかしら?お仕置きしないとね?
私に嘘をついたお仕置き。解っているわよね?」
「せ…先生・・・!悠梨愛先生・・・!ダメ・・・!許して…!」
懇願する少女の願いも空しく、彼女は中指と人差し指を少女の内部
へと沈めてゆく。入れられると、少女は声をあげつつも、ピクンピ
クンと感じていた。
悠梨愛は少女の伸びやかな脚を横に開かせて、軽く抑えると、唇を
恥丘へと触れさせ、そのまま舌先を陰核に触れさせた。
最初は様子を見るように、優しく、緩く舐めてゆく。
「ゆ…悠梨愛…さん…やぁ…ダメ…キツイです…ぅ…」
「ねぇ?奈緒?貴女だけ気持ちよくなってたらダメよねぇ?私もな
りたいの。
気持ちよく。さぁ…楽しませてくれるかしら?」
悠梨愛は何気なく、双つ頭の器具を取り出すと、その先端を舐め上
げた。
奈緒はそれを見ると、カッと顔を真っ赤にさせた。心臓はトクリト
クリと鳴り始め、悠梨愛にそれが聞こえるのではないかと思うくら
いに鼓動は速くなった。
「そ…そんなのを…入れちゃうん・・・ですか…?」
「そうよ?奈緒のココ…もう凄い濡れてるから…きっとすぐ入るわ」
奈緒の内部に入れていた指を、広げながら抜いてゆくと、その指と
指の間に、淫液が糸を引いていた。
その、淫液の出る元となっている孔に、悠梨愛は細身の双頭の片側
を沈めていった。
「ひゃっ!やっ・・・!!あぁっ!いやぁっ・・・!い・・・痛い
よぉ・・・!」
「処女膜…破ってしまおうかしら?」
やや冷酷に、その澄んだ低めの女性っぽい声を響かせる悠梨愛。
膜に当たると、そこに力を少しこめる。
「やっ…!あぁ…で…でも…悠梨愛…さんに…だったら…」
「そうね…可愛い私の隷属ですものね?」
「はい…」
肯定の返事を受けると、悠梨愛は自分の内部にもその双頭の反対側
を入れる。
ヌルッと入ってゆくと、彼女はそのまま、少女の内部と自分の内部
に器具を埋めてゆく。
プッと破けるような感覚。少女は膜が破けたと同時に目を見開いて
しまう。
しかし、不思議と痛みは感じなかった。しかし、その下の布は淫液
と紅い液体によって染められていた。
ゆっくりと動くと、相互に挿入と抽出を繰り返していた。
「んっ…ふぅ…奈緒…どうかしら…?気持ちいい…?」
「やっ…あぁっ!せんせ…ぃ・・・!ダメ…!」
「あら…ここがいいのかしら…?」
そう言うと、少女の中へと侵入させたソレで天井に当たる部分を刺
激させる。
時折、指先で陰核も弄りながら抜き差しを繰り返した。
少女は限界近いのか、ピクン・ピクンと身体を震わせていた。
「もう…ダメみたいね?イってしまいなさいな。」
「あ…んっ…は…ハイ…わ…私…イっちゃう…っ…あああっ!!」
絶頂の声。その高音な声が部屋に響き渡ると、彼女は身体を脱力さ
せる。
しかし、悠梨愛はまだ達していなく、その器具を奈緒に入れたまま
で、動かし続けた。
「ハッ…はぁっ!…ゆ…悠梨愛さん…!やぁっ…!辛い…です…!」
「ダメよ…私ももう少しなんだから…我慢してなさい…?」
「んっ…ああ!こ…壊れちゃ…うぅ…!」
既に達している奈緒は、絶頂をし続けたままの感覚に陥る。
いや、実際絶頂をし続けている状態で、刺激されているのだから、
錯覚ではない。
しかし、悠梨愛も絶頂を迎える寸前であった。
「奈緒…?もう一回イキそうね?一緒にイクかしら?」
「あっ…ひゃぁっ…ん…。は…はぃ…!」
奈緒の同意を得ると、悠梨愛は勢いよく奈緒の内部を刺激し続けた。
すると、その柔らかな乳房が奈緒に触れるかのように抱き締めると、
「もう…イクから……ぁあっ…!」
「あ…悠梨愛さん…!わ・・・私も…あぁっ!」
二人してほぼ同時くらいに絶頂に達すると、悠梨愛は、ゆっくりと
双頭を抜いた。
ネットリと糸を引くそれを、近くにあった柔紙で拭いて、ベッドの
端へと座った。
少女の髪の毛をそっと撫でながら、
「ねえ…?生徒でありながら性奴…というのは…面白いわね?奈緒」
「悠梨愛さんって…ほんと…サディスト…。」
「サディストというのはね?程よい気遣いと絶対命令権。
従う可愛い奴隷がいてこそ…違うかしら?奈緒。」
「…その通りですね…御主人…さま…」
恐らく、この日が始まり。きっかけは此処から。
淫靡な生活。快楽の日々。それらの始まり。
始まりにして終わりの地点。
- 完 -
夢でも見ていたのか。感覚、感触共に現なのか 夢なのか。
心地よさはそこにあった。それは確か。
「せんせ…ぃ…じゃなかった…ユリエさん…」
「何かしら?」
「つ…辛いの…変に…なっちゃう…」
ユリエと呼ばれた、長身の緑黒に見える髪の毛を腰まで伸ばした20
代後半の女性は、クスっと妖艶な笑みを浮かべながら、自分に話し
かけてきた少女の小さな乳房に触れていた。
優しく、包み込むように、そのしなやかな指先で弄る。時折、その
薄紅色の突起に爪を引っ掛けるようにすると、少女が小さく悲鳴の
ような声を上げた。
「きゃ…ぅ…。」
「敏感ね?可愛らしい…。ねぇ?もっと声を出したらどう?奈緒」
大きな瞳を潤ませた奈緒は、唇をキュっと噛み締めた。
しかし、その唇も、快感が迫ってくると呼吸を求めるかのように開
いてしまう。
少女も、その女性も既にその素肌には何もつけていなかった。
まだ発育途中の少女に触れる、熟女というにはまだ若いユリエの艶
のある姿態は、どことなく淫靡ささえ伺えた。
ツッと爪先を腹部へと滑らせると、まだ淡く色づいたばかりの恥丘
にその指先を軽く立てた。
「可愛らしい…。まだしたことないのよね?」
「あ…ぁ…は…はい…」
「自分でしたことは…?」
「…っ…!」
自慰行為をしたことがあるかと尋ねられて、少女は顔を真っ赤にし
てしまった。
「じゃあ…ここを触ったことも無いのかしら…?」
ユリエは言葉を発しながら、その指先を恥丘の内側へと滑らせてゆ
く。
既にそこは雫が溢れてきていた。その内腿に伝う露を、少女の内部
に戻すかのように、指先につけてまだ薄紅色の花弁に触れる。
クチュリッと水音を立てるそこからは、瑞々しい液が次々と溢れて
くる。
「敏感すぎないかしら?奈緒。」
「だ…だって…だって…。」
「本当に初めてなのかしらね?私しか経験が無いのかしら?」
「ほ…本当で…すぅ…ああっ…やぁ…そ…そんなとこ…触ったらぁ
…ぁっ」
奈緒の愛液で濡れた自分の指を、その紅い唇から覗かせた舌先で舐
め上げてゆく。自らの唾液を更につけて、指先を厭らしく濡らすと、
ツプリと、奈緒の内部へと指を沈めた。
「ひゃっ…!やぁっ!ああっ!」
「あら…痛がらないのね…?自分でしたことが無いのに…?」
「やぁっ…!う・・・嘘です…!自分で…したこと…あります…ぅ!」
とうとう白状した奈緒に、その妖艶な笑みを絶やすことなく向ける
ユリエは、フッと笑い声を漏らした。すると、指を奥まで入れて、
爪で軽く天井をひっかくようにする。
「きゃぁっ…!や…ぁ!そ…そこは…!」
「あら…Gスポット…あてちゃったかしら?お仕置きしないとね?
私に嘘をついたお仕置き。解っているわよね?」
「せ…先生・・・!悠梨愛先生・・・!ダメ・・・!許して…!」
懇願する少女の願いも空しく、彼女は中指と人差し指を少女の内部
へと沈めてゆく。入れられると、少女は声をあげつつも、ピクンピ
クンと感じていた。
悠梨愛は少女の伸びやかな脚を横に開かせて、軽く抑えると、唇を
恥丘へと触れさせ、そのまま舌先を陰核に触れさせた。
最初は様子を見るように、優しく、緩く舐めてゆく。
「ゆ…悠梨愛…さん…やぁ…ダメ…キツイです…ぅ…」
「ねぇ?奈緒?貴女だけ気持ちよくなってたらダメよねぇ?私もな
りたいの。
気持ちよく。さぁ…楽しませてくれるかしら?」
悠梨愛は何気なく、双つ頭の器具を取り出すと、その先端を舐め上
げた。
奈緒はそれを見ると、カッと顔を真っ赤にさせた。心臓はトクリト
クリと鳴り始め、悠梨愛にそれが聞こえるのではないかと思うくら
いに鼓動は速くなった。
「そ…そんなのを…入れちゃうん・・・ですか…?」
「そうよ?奈緒のココ…もう凄い濡れてるから…きっとすぐ入るわ」
奈緒の内部に入れていた指を、広げながら抜いてゆくと、その指と
指の間に、淫液が糸を引いていた。
その、淫液の出る元となっている孔に、悠梨愛は細身の双頭の片側
を沈めていった。
「ひゃっ!やっ・・・!!あぁっ!いやぁっ・・・!い・・・痛い
よぉ・・・!」
「処女膜…破ってしまおうかしら?」
やや冷酷に、その澄んだ低めの女性っぽい声を響かせる悠梨愛。
膜に当たると、そこに力を少しこめる。
「やっ…!あぁ…で…でも…悠梨愛…さんに…だったら…」
「そうね…可愛い私の隷属ですものね?」
「はい…」
肯定の返事を受けると、悠梨愛は自分の内部にもその双頭の反対側
を入れる。
ヌルッと入ってゆくと、彼女はそのまま、少女の内部と自分の内部
に器具を埋めてゆく。
プッと破けるような感覚。少女は膜が破けたと同時に目を見開いて
しまう。
しかし、不思議と痛みは感じなかった。しかし、その下の布は淫液
と紅い液体によって染められていた。
ゆっくりと動くと、相互に挿入と抽出を繰り返していた。
「んっ…ふぅ…奈緒…どうかしら…?気持ちいい…?」
「やっ…あぁっ!せんせ…ぃ・・・!ダメ…!」
「あら…ここがいいのかしら…?」
そう言うと、少女の中へと侵入させたソレで天井に当たる部分を刺
激させる。
時折、指先で陰核も弄りながら抜き差しを繰り返した。
少女は限界近いのか、ピクン・ピクンと身体を震わせていた。
「もう…ダメみたいね?イってしまいなさいな。」
「あ…んっ…は…ハイ…わ…私…イっちゃう…っ…あああっ!!」
絶頂の声。その高音な声が部屋に響き渡ると、彼女は身体を脱力さ
せる。
しかし、悠梨愛はまだ達していなく、その器具を奈緒に入れたまま
で、動かし続けた。
「ハッ…はぁっ!…ゆ…悠梨愛さん…!やぁっ…!辛い…です…!」
「ダメよ…私ももう少しなんだから…我慢してなさい…?」
「んっ…ああ!こ…壊れちゃ…うぅ…!」
既に達している奈緒は、絶頂をし続けたままの感覚に陥る。
いや、実際絶頂をし続けている状態で、刺激されているのだから、
錯覚ではない。
しかし、悠梨愛も絶頂を迎える寸前であった。
「奈緒…?もう一回イキそうね?一緒にイクかしら?」
「あっ…ひゃぁっ…ん…。は…はぃ…!」
奈緒の同意を得ると、悠梨愛は勢いよく奈緒の内部を刺激し続けた。
すると、その柔らかな乳房が奈緒に触れるかのように抱き締めると、
「もう…イクから……ぁあっ…!」
「あ…悠梨愛さん…!わ・・・私も…あぁっ!」
二人してほぼ同時くらいに絶頂に達すると、悠梨愛は、ゆっくりと
双頭を抜いた。
ネットリと糸を引くそれを、近くにあった柔紙で拭いて、ベッドの
端へと座った。
少女の髪の毛をそっと撫でながら、
「ねえ…?生徒でありながら性奴…というのは…面白いわね?奈緒」
「悠梨愛さんって…ほんと…サディスト…。」
「サディストというのはね?程よい気遣いと絶対命令権。
従う可愛い奴隷がいてこそ…違うかしら?奈緒。」
「…その通りですね…御主人…さま…」
恐らく、この日が始まり。きっかけは此処から。
淫靡な生活。快楽の日々。それらの始まり。
始まりにして終わりの地点。
- 完 -
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