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小説(転載) カンケイ 2/3(未完)

官能小説
06 /14 2015
カンケイ 2

 久子は勃起したペニスの硬さを確かめるように2、3度握り直した。
「あなたがそーんな趣味してたなんて全然気付かなかったわ」
「そりゃまあ隠してたからな。 バレたら即離婚になり兼ねないだろ? で、本当に……良いのか?」
「良いわよぉ、だって私もこのおちんちんに興味あるもの。 でなきゃキスなんてしないわよ。 安心してね、離婚なんて考えてないから」
 そんな久子の明るい声に剛司は訊いていた。
「もしかしてお前もそうなのか?」
「そうって?」
「いやそのぉ、子供としてみたいなーんてな、ははっ」
 剛司は苦笑いしていた。
「それってまさかエッチってこと?」
「ま、まあな」
 剛司の苦笑いが更に苦くなっていた。
「まさかそこまではねぇ。 とりあえず今はこれね、こんな可愛いおちんちんなんて初めてだもの」
 そう言ってから握り締めたものに顔を近づけた。
「いくわよぉ。 変態さん、よーく見てなさいよ、うふふ」
 久子は妖しい微笑を浮かべた後、唇からピンクの舌を覗かせて少し露出した亀頭に触れさせた。 そして、そのまま視線を直ぐ横で見ている夫に向けた。 剛司は息を殺して見つめていた。 しかし、鼻息だけは荒かった。 久子はその鼻息を感じながら舌を口の中に戻し、代わりに唇を突き出して亀頭に当てた。
(真剣に見ちゃってもう。 でも……んふっ、素敵な叔母さんも実はこんなエッチな女なのでした、なーんてね)
 心の中でペロッと舌を出し、意味ありげにもう一度剛司を見る。 それからパクッといきなり亀頭全部を口の中に包み込んだ。
「んお!?」
 喉にくぐもった剛司の声が響いた。 久子はそれが良く見えるように体の位置をずらし、そのまま剛司を見上げるように見つめた。 剛司もまた四つん這いでにじり寄っていた。
(ほら、どう? 良~く見えるでしょ? あなたの女房は子供のおちんちんを咥えてご満悦なの。 んー、私ってこんな女だったかなあ……。 ふふっ、でもほんと可愛いおちんちん、もうちょっと味わっちゃおーっと)
 久子は口腔内の亀頭に舌を這わせた。 這わすとはいっても軽く掃く感じだ。 それでも丹念に舌を這わせながら、その初々しいペニスを味わっていた。 しかし、間もなく和樹の様子にドキリとしていた。 「う~ん」 と、何度もうめくようにしているのだ。 余り長びかすと目を覚ましそうな感じが見て取れていたのだ。
(あっと…起きちゃうかなあ……。 もし、見られたらどうなるんだろ。 ふふっ、ばっかねぇ、旦那と同じこと考えてるじゃない……それもちょっと良いかも。 姉さんにさえ黙っててくれたら……いけないいけない、変なこと考えちゃってるわ。 残念だけどもうこのへんで終わりにしないとね)
 久子は複雑な思いのままに何度も舌で亀頭の感触を味わうと名残惜しそうにペニスを開放した。
「こんなもんでどう? 私に感謝した?」
 そして、涎も垂れていないのに手の甲で口を拭い、どうだと言わんばかりの得意げな顔をした。
「感謝なんてもんじゃないぞ! くーっ、今その口でこいつのちんぽ咥えてたかと思うともう……ああ、最高に良い! 人生最良の日だ!」
「ばかっ、声が大きいわよ、起きちゃうじゃない。 それに、“最良の日” は私と初めてエッチした時も聞いたんだけどなあ」
 久子は腕組みをしながら目を細めながら剛司を睨んだ。
「すまんすまん、興奮してつい。 もちろんお前との事が一番さ。 言い直す、今のは人生2番目の良い日だった」
「ばーか、言い直してもダメよ。 どっかの政治家じゃないんだから」
 プイッと膨れっ面をした久子だ。 剛司はそれに笑い気味に言った。
「なあ、機嫌直してくれよぉ、同じ変態同士じゃないか」
「ちょっとぉ、私のどこが変態なわけ?」
「おいおい、冗談よしてくれよ、今オレが見たのは何だったんだ? 子供のちんぽ咥えたのは誰なんだ?」
「そりゃあそうだけど……ちょっとエッチなだけじゃない」
「ほー、“素敵な叔母さん” から “ちょっとエッチな叔母さん” に変身したわけだ。 このままこっちの世界へ来るか?」
 剛司はにやけていた。
「こっちってどっちの世界よ」
「だから変態のさ。 どうだ?」
「なに言ってんのよ、調子に乗ってそれ以上言うと今度こそ離婚を考えるわよ」
「ば、ばか、冗談に決まってるじゃないか」
 剛司は久子の低いトーンの声に慌てて言っていた。 しかし、その後に笑顔と共に意外な答えが返ってきた。
「ね、ちなみにその世界ではこの後どうなってるわけ?」
「どうって、やっぱり興味あるのか?」
「違うわよぉ、ちょっと訊いてみるだけ。 変態さんがどんなことを考えてるのかなあってね」
「ま、大したことじゃないんだけどな。 じゃ、参考までにだな、ここで、そのぉ……」
 と、剛司は自分の願望を久子に話した。




「ええ! ここでぇ!?」
 話しを聞き終えた久子は顎に拳を当て、考えるような仕草をしながらチラッと眠っている和樹の顔を見た。
(もう、何てこと考えてんのかしら、呆れちゃうわねぇ。 でも……ふーん、ちょっと遊んじゃおっかなあ)
 告白し終えた剛司は黙ったままの久子を見つめていた。 そして、その背中には嫌な汗が滲んでいた。
「それってさ、ちょっと面白そうかもね」
「へっ!? てことは……?」
 剛司は驚きの後で期待をかけて訊いていた。 しかし、久子は、
「なーんてね、冗談に決まってるでしょ? 世の中そんなに甘くはないわよ!」
 と、呆れたように言っていた。
「いや、確かにご尤もなご意見です、はい。 でもなあ……はあ」
 最後の溜息は名残惜しいものだった。
「聞き分けの無いことを言うんじゃないの、あなたのために目いっぱいサービスしてあげたじゃない。 私に感謝したんでしょう? そんな顔されるとは思ってもみなかったわ」
「そ、そんなつもりじゃないんだ。 あまりにも希望がすんなり叶ったもんでちょっと調子に乗ってたんだ。 謝る、すまなかった、この通りだ」
 と、剛司は久子の目の前で土下座していた。
(ちょっとからかい過ぎちゃったみたいね。 でも、そんなに何でもはいはいって頷いてたらシャクじゃない。 私だって本当は……ああんもう、すごーくエッチな気分なのに~。 あなたがあんな事させるからぁ……。 あらっ? ふふふ、そりゃそうよね~)
 久子は剛司に顔を上げるように言ってから言葉を続けた。
「辛いんでしょう?」
 久子は妙に明るいトーンだ。
「ははっ、まあ……な。 ま、この先はなくとも長年の夢が少しなりとも叶ったんだ、お前には感謝してる。 お前は良い女房だよ、オレには出来過ぎた女さ」
「何しみじみ言ってるのよ? 辛いんでしょ? ここが」
「へっ? うぉっ!?」
「ふふふっ、あなたまでこんなにしちゃってもぉ」
「おわっ、ちょ、ちょっと待て……おぉー!」
 剛司は久子の突然の攻撃にたじろいだ。 なぜなら、あぐらをかいていた股間をいきなりパジャマ越しに握られたのだ。
「うりうり、あなたも負けてないじゃない。 ふふ、いつもより元気みたいね」
 そう言って剛司のペニスに強弱をつけて巧みに握り始めた。 そして、上下に擦り始る。 剛司にしても驚きは最初だけだった。 
「おお……うう……く…はう……」
 苦悶の表情をしながらも間違いなく快楽を味わっている顔だった。
「どう? 気持ち良いでしょう? こんなにカチカチになってたんだもん、良いはずよねぇ」
「おぅ…い、いい…おぉぉ……んん」
 段々と久子の手によるピストンが速くなる。 
「こんなになってるのは私が和くんのおちんちんにキスしたからよねぇ、あれを見たからでしょ?」
「そ、そう…だ…はあはあはぁ……うう…」
「あなたって変態さんよぉ。 でもね、今私は “ちょっとエッチな叔母さん” なの。 あの子のおちんちんにキスした時からね、そう言ったはずなんだけどなあ」
「そう…だった……うう…んん……ああ…」
「でも、ちょっとじゃなくなったかもね」
 久子はそう言うと、パジャマを通り越して直接その手の中に剛司のペニスを掴んだ。
「んん! はうっ!」
「んふふ、我慢しなくても良いのよぉ~」
 久子は子供を諭すような声で耳元に囁いた。
「うう……む…う…むぅ……」
 剛司は必死に抵抗していた。 薄目を開けると妖しい顔をした久子が楽しそうに自分を見ている。 そして、その後ろに寝そべった和樹の顔が見えた。
「んふふ、ほらほら、我慢は体に良くないわよ~」
 と、完全に剛司の股の間に体を入れた久子は、空いた手で器用にパジャマのズボンとトランクスをズリ下げると、露わになった睾丸をその手でやんわりと揉み始めた。
「はうっ…うう…んんっ、う…はあ…ああ」
「気持ち良いでしょう? 良いよね~、良いはずよね、辛かったんだよね~」
 剛司の耳元で囁やかれる声はとても優しかった。 しかし、その声とは裏腹にペニスへの攻撃は容赦無かった。 ピストン運動は激しさを増し、先走った透明な液が鈴口から止めど無く溢れ出していた。
「ダメじゃない、いけない子ね。 このくらいでエッチなお汁を出してちゃぁ。 でも、気持ち良すぎるんだからしょうがないか。ね、おちんちんからクチュクチュって聞こえるでしょう? 私の手、あなたの出したものですっごくぬるぬるしちゃってるのよぉ。 ほらほらぁ、もっと感じてるところを見せてちょうだいよ~」
 久子の言葉通り、剛司の赤黒いペニスは厭らしい音と共にテカっていた。 激しさを増す久子の手の運動にいつしか指の間からは泡だった液がこぼれ始めていた。 そして、いつの間にか剛司はその場に背中を着けていた。 そうなると久子にとっても非常にやり易い形でもあった。
「う、ううう、はあ……ああっ…んんん…だ、ダメだ……」
「良いから我慢しないでイッちゃいなさいって」
「だ、ダメだ。 これでイッタんじゃ……ああぁ…はぅ……」
「ふふ、頑張るじゃない、何を我慢してるの? 一気に出しちゃった方が気持ち良いんじゃないのぉ?」
「な、た、頼むからちょっと待ってくれ。 おおぅ……く…」
「ダ~メ、私をこんな気持ちにさせたんだからね。 うりうり、ほ~らイッチャいなさいな」
 久子は一気にラストスパートを駆けた。
「んおぉぉぉぉ……だ、ダメだ…あ、ん…んああぁぁぁぁぁぁ…………」
 ビュビュビュッと大量の白濁した液体が剛司の腹にぶちまけられた。
「ああぁぁぁぁぁぁ……うぅ……う…うう…」
 そして、2発3発と続けざまに発射していた。
「んふふ、や~っとイチャったわぁ。 ねぇ、いっぱい出しちゃったじゃない。 あ、まだ出てる」
 久子の手の中では力を使い果たして急激に萎んでいくペニスから残りの精液がこぼれ出し、その手に滴っていた。
「ほら、こーんなに」
 と、いやらしく汚れた手を広げて剛司に見せていた。
(なんてこった。 ま、ちょっと予定は狂ったが、終わり良ければ全て良し、てとこか。 後は……我慢、我慢だぞ)
 剛司は目を閉じている和樹を見た。 その股間は大きくなったままだ。 そして、呼吸が落ち着いてきた所で言葉を出した。
「ふーーっ、最高に良かったぞ! もしかして、お前の手だけでイッタのは初めてじゃないか?」
「んー……そうかもね。 だいいち今までこんなことしたこと無かったんじゃない? いつも私が責められっぱなしだったから」
「そうだなあ、言われてみれば……」
 と、過去を振り返るようにしていた。
「なんかさ、男を責めるって良い感じなのよ。 私って女王様の資質があるのかもよぉ」
 と、にやりとした顔はとてつもなく厭らしかった。
「これでお仕舞いって言いたいとこなんだけど……。 ねぇん、私も気持ち良くな~り~た~い~。 あなただけだなんてズルイわ~。 いじめるつもりがそうなってない~」
 急に甘えた声を声を久子は吐いた。
「どうして欲しいんだ?」
「そんな意地悪しないでよぉ、分ってるくせに~。 今度は私を…ね。 あなたの希望をもう少しだけ叶えてあげちゃう」
 そして、久子は剛司に覆い被さった。

つづく

小説(転載) カンケイ 1/3(未完)

官能小説
06 /14 2015
続きを読みたくてgoogleで検索してみたが見つからなかった。残念。直したい箇所もあるが原文のままとする。


カンケイ

 爽やかな土曜日の朝を脆くも崩す慌しい音が加納久子の耳に響いて来た。 娘の麻美がドタドタと大きな音を立てて二階から駆け下りて来たのだ。
「麻美、朝から騒々しいわよ。 女の子なんだからもっとお淑やかにしなさい」
「だって和樹が~」
「和くん?」
「もー、やらしいんだもん」
 麻美は顔を赤くしながら目で何かを訴えていた。
「やらしいって、いったいどうしたのよ」
「どうしたって、そのぉ……おちんちんが……」
「おちんちん?」
 久子はその単語を言ってから何かに思い至ったようにプッと吹き出した。
「見ちゃったの? そのおちんちん」
「う、うん」
 麻美は恥ずかしそうに俯いて答えた。 耳まで真っ赤にしている。
「そんなに慌てなくてもおちんちんなんてパパのを見慣れてるんじゃない?」
「見慣れてないー! それにパパはあんなになってなかったし、全然違うもん」
「違わないわよ、おちんちんなんて」
 久子がさらっと言ったところで野太い声が響いて来た。
「なんだなんだ、朝から素晴らしい会話で我が家が賑やいでるじゃないか。 ちんちんがどうしたって?」
 一家の主である加納剛司が、新聞片手にテーブルに座りながら笑って言った。
「麻美がね、和くんのおちんちん見て騒いじゃってるの」
 久子は何でもないように夫の剛司に伝えた。
「パパー、聞いてよー。 ママったら酷いんだから」
「あーら、私は本当の事を言っただけよ。 ねぇ、あなた?」
「何だか分からんがどうしたんだ? 和くんのちんちんを見たからどうしたって?」
 そう言いながらも剛司の顔は楽しそうだった。
「やらしいんだもん」
 と、口を尖らせて言う麻美。
「なにが」
 と、答える剛司。
「だーかーらー、和樹よ~」
 麻美は必死に訴えた。
「もしかしてあれか? 朝起ちってやつか?」
「もー、パパまで止めてよー、やらしいんだから」
「やらしいやらしいって、麻美はいつも風呂でオレのを見てるじゃないか」
「いつもじゃない! もうっ!」
 麻美は膨れっ面をしながら剛司を睨み、それに怖気づくように剛司は言っていた。
「そ、そうだな。 いつもじゃない、たまに、だな。 で、それのどこがいけないんだ?」
「パパー、聞いてなかったのー! 和樹がおちんちん大っきくしてんの! やらしいじゃない!」
「まあまあ落ち着きなさい。 で、その和樹はどうしたんだ?」
 その問いには久子が答えた。
「和くんならまだ上で寝てるんじゃないかしら。 あなたと昨日遅くまでテレビゲームしてたじゃない。 あ、そうだったわ、麻美に起こして来てって頼んでたんだ」
「ママがそんなこと言うから変なモノ見ちゃったんじゃない」
 不機嫌そうな麻美だ。
「変なモノって言い方しちゃダメじゃない。 麻美もいずれはお世話になるんだからね」
「お世話って……あんなものにお世話させないもん。 もー、変なこと言わないでよ」
「はいはい。 じゃ、もう一回行って来てくれる?」
「やだ! あたし出掛けてくる」
 そう言い残すと、あっという間に外へ飛び出して行った麻美だった。
「ちょっとからかい過ぎたかなあ」
 と、後悔の表情を浮かべる夫、剛司だった。 しかし、妻である久子はあっけらかんとしていた。
「かもね。 でも、男の子の生理現象を知るいいきっかけだわ。 学校の性教育より刺激的じゃない?」
「まあ、実物見りゃあなあ。 で、麻美はどこいったんだ?」
「さあ、どこかしら。 ま、お腹が減ったら帰ってくるわよ。 本当に中学生にもなってしょうがないんだから」
「それは信頼してるって意味だよな。 じゃ、オレが和樹を起こして来るか」
「待って、私も行くから」
「なにも二人で行くことはないんじゃないか」
「ちょっと……子供の勃起ってどんなもんかなあと思って」
「なんだ? 見てみたいのか?」
「ふふふ」
 久子は悪戯っぽい目を輝かせていた。




「で? それがどうしたってわけ?」
 何でもないような顔でそう言ったのは麻美の友達である木下彩だった。 家を飛び出た麻美はあてもなく歩いていたところで犬の散歩中だった彩に出会ったのだ。
「どうしたって……彩~、ちゃんと聞いてくれたんじゃないの~? あたし見ちゃったのよ、大きくなったヤツ」
「そんなの別に驚くことじゃないわよ。 あたしなんてしょっちゅう兄貴の見てるもん」
「……やらしぃ~」
 麻美は蔑みの目をしていた。
「なに言ってんのよ、男の朝起ちは常識よ。 そんなのでいちいち驚いてちゃお子ちゃまってこと」
「お子ちゃまなんて酷い! お子ちゃまは和樹の方よ!」
 その言葉に彩の顔が一瞬固まっていた。
「ん? 麻美、ちょっと待ってよ。 和樹ってさっき言ってた人でしょ? 歳いくつ?」
「10」
「…………あんたねえ。 はあ~、あたし達っていくつだっけ」
「彩~、大丈夫? ボケちゃったの?」
「いいから。 あたし達はいくつなのよ」
「13に決まってるじゃない」
「何年生だっけ」
「中1だけど……ねえ、本当に大丈夫~」
「頭がおかしいのは麻美じゃない。 どうしてそんなお子ちゃまのちんちん見て騒いでんのよ」
 彩は呆れ返っていた。 
「だ、だって……あんなの初めて見たんだもん」
「毛も生えてないんでしょ?」
「そんなの見てないもん。 布団をはぐったらパンツのおちんちんの所が……もう! なに言わせんのよ!」
「じゃあなに? テント張ってるのを見ただけでそんなに大騒ぎしてるわけ?」
「テント?」
 彩は、その単語に不思議そうな顔をしている麻美に溜息ひとつ吐いて、
「もーやめやめ、ぜーんぜん話しになんない。 でもさあ、そういうこと知らないってほうが驚きよー。 そのうちお世話になるんだから男の子の生理現象をちゃんと勉強しとかないとダメじゃない。 おっと、じゃね~」
 そう言って、彩は犬に引かれるように去って行った。 麻美はその後姿を見ながら今の言葉を反芻していた。
(そのうちお世話になる? 彩もママと同じこと言ってる。 んー、どういうことなんだろ?)




「キャ~、可愛いくて立派なおちんちんねー。 ほらほら~」
 久子は嬉しそうに右手の人差し指でつんつんと突ついていた。 そこは麻美の部屋だった。 和樹はその部屋で昨日から寝ていたのだ。 ベッドは彩が使っている為にその下に敷いた布団に彼は眠っていた。
「ねえ、見て見て~」
「まあオレよりは劣るがな」
「ばーか、なに威張ってるのよ。 10歳の子供があなたと同じ大きさだったら化け物じゃない」
「そりゃそうだ。 しかしまあ立派に起ってるもんだなあ」
「ほーんと、カチンコチンよ。 ふ~ん、子供でもこんなに固いんだ」
 久子はニコニコしていた。 言葉も弾んでいる。
「でも、やっぱり剥けてないわね」
「そりゃあまあなあ、剥けるのはまだまだちょっと先だろうな。 でもほら、先っちょが少しだけ覗いてるぞ。 ちょっと俺にも触らせろ」
 そう言ってから剛司も指先を伸ばし、久子のように突ついた。
「ほー、結構しっかりしてるなあ。 ちょっと握ってみたいんじゃないか?」
「あれっ、バレてた? 純真無垢なおちんちんってどんなものなかなーってね」
 久子は舌をぺろっと出して苦笑いした。 そして、恐る恐るといった感じで少年のモノを手の平で包んだ。
「うわっ、すっごーい! あっ」
 和樹が僅かに動いたのだ。 瞬時に手を離す。
「和くん、起きた?」
 久子はドキドキしながら声を掛けて確かめてた。 しかし、和樹は幸せそうに眠り続けている。
「ふー、驚いちゃったわ。 あなた、なにニヤニヤしてんのよ」
「いやー、いま起きてたらどうなってたかなあってな。 うん、それはそれで興味深いし」
「だめよ~、和くんには優しくて物分りの良い素敵な叔母さんとして見ててほしいもんね。 それに、こんなこと姉さんに報告されたらどうすのよ、変質者扱いだわ」
「ま、そりゃそうだ。 明日迎えに来るんだったんだよな、節子さん」
「あーあ、土日って早いなあ。 久しぶりに一人で遊びに来たのに……」
 言って、久子は眠っている和樹の顔に目を向けた。
「で、素敵な叔母さんはこれからどうする予定で?」
 そんな剛司の言葉に、
「そりゃあ、もう少しだけ突つかせてもらうわよ。 貴重な体験だもの」
 と、久子はニコニコこしながら言った。 そして、再び和樹のモノに手を伸ばし、慎重にそれを手で握り締めた。
「熱いわねぇ、こんなに可愛いおちんちんなのに……ふふっ」
 久子は手の中にすっぽり納まったモノに半ば感動すら覚えていた。 そして、少しだけ手に力を入れていた。
「かたーい。 ね、あなたのより硬いんじゃない?」
「バカやろ、おれはそんな子供に負けるわけ……そんなに硬いか?」
 と、興味津々の剛司に、
「ええ、とっても。 嬉しくなっちゃうわ」
 言って、久子はペニスに顔を近づけた。
「うーん、新鮮な匂いだわ。 このまま皮が剥けたらずいぶん立派になりそうね」
 と、匂いを嗅いだ後で口近付けた。
「おいおい、お前まさか……」
「うふっ、ちょっとだけよ」
「そんなことしたら目を覚ますんじゃないか?」
「その前にさっきみたいに手を離すから大丈夫だって。 和くん、起きちゃだめだからねー」
 久子は優しい笑顔で言うと、ペニスを握っている手に力を入れ少しだけ亀頭の皮を引いた。
「ねえねえ、見て見てー、なんか生々しい色してるわー。 すごーく可愛い」
 そう言いながらさらに皮を引く。 すると、少しだけ苦悶の表情をした和樹が「んん~」と鼻から声を出した。 しかし、目を覚ますことはなかった。
「おい、その辺で止めとかないと起きちまうぞ」
「やっぱりヤバい? 残念だけどこれくらいしとくか。 でも、その前に……ふふっ」
 と、妖しい笑みを浮かべた後、「チュッ」と、ペニスの先にキスをしたのだった。
「久子……お前」
 と、目を大きく見張る剛司に、
「あ~ん、ごめんね~。 可愛すぎるからちょっとキスしたくなちゃって……子供のなんだから怒んないでねぇ~」
 と、甘えた声で答えた。 実際、悪ノリしすぎたかな、という気持ちが久子にあったからだ。 子供とはいえ夫から見れば他人のモノなのに違いないのだ。
「いや、そうじゃなくて……良い、良いぞ!」
「!?」
 久子は夫の言葉に驚いた。 剛司を見ると、目を爛々と輝かせながら鼻息を荒くさせているのだ。
「んー良いねぇ。 何も知らない男の子がエッチな叔母さんに悪戯されてるって構図が堪らんなあ」
「なに言ってんのよ、女房がいけないことしてるんだから少しは怒りなさいよ」
 久子は嗜めるように言ったが言葉自体は強くはない。
「そんなこといわれてもなあ。 目の前でそんな事されるとオレの心が疼くんだよ」
 剛司は苦笑いしていた。
「疼く前に嫉妬とか怒るとかして欲しいもんだわ。 ん? 心が疼くって何よ?」
「実は……秘密にしてたんだけどな、昔から熟した女と子供ってのに興味あってな」
 と、剛司は恥ずかしそうに言った。
「熟した女と子供?」
「う、うん、まあ何ていうかそのぉ……」
 迂闊にも今まで隠してきた事をついつい流れに任せて言ってしまったのだ。 しどろもどろになり、その後が続かない。 剛司はまともに久子を見れなくなっていた。 久子はというと目を細めてそんな夫を見ていた。
「へー、あなたにそんな趣味がねぇ……本当に怒ってないの?」
「え? ああ」
 剛司には意外な妻の質問だった。 もっとボロカスのような罵声を浴びると思っていたからだ。
「子供だから?」
「ああ、大人相手にやられると殴り倒してるとこだけど子供ならノープロブレムってとこだな」
「本当に本当にそうなわけ?」
「そんな光景を今まで夢見てたんだからな、今はお前に感謝したいくらいだ」
 剛司はここまでしゃべって後悔していた。 こんなことを言っては火に油を注いでいるようなものだ。 まんまと誘導尋問にはまった恰好だ。
「ふーん」
 と、久子は意味ありげに剛司を見た。 そして、剛司はその視線に、
「やっぱり俺って変……だよ…な。 ははっ、も、もう変な事は言わんから、そのぉ、離婚とかは無しで……」
 と、段々と消え入りそうな声を出していた。 そして、数秒の沈黙の後で久子が言った。
「もっと見てみたいんじゃない?」
「え!? 今なんて……」
 予想だにしなかった妻の言葉に剛司は驚いた。
「ふふふ、もっと感謝させてあげようか?」
 久子は再びやんわりと和樹のペニスを片手で握り直した。

つづく

イケない仔猫

裏本
06 /11 2015
2000年05月
モデルの子猫ちゃんはセーラー服とメイド服を着ている。どちらかというとメイド服のほうがエロいぞ。
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心のほてり

裏本
06 /11 2015
1998年09月
セーラー服が似合わない。というよりもルーズソックスが似合わない。普通のハイソックスのほうがかえってエロい気がする。
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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。