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小説(転載) カンケイ 1/3(未完)

官能小説
06 /14 2015
続きを読みたくてgoogleで検索してみたが見つからなかった。残念。直したい箇所もあるが原文のままとする。


カンケイ

 爽やかな土曜日の朝を脆くも崩す慌しい音が加納久子の耳に響いて来た。 娘の麻美がドタドタと大きな音を立てて二階から駆け下りて来たのだ。
「麻美、朝から騒々しいわよ。 女の子なんだからもっとお淑やかにしなさい」
「だって和樹が~」
「和くん?」
「もー、やらしいんだもん」
 麻美は顔を赤くしながら目で何かを訴えていた。
「やらしいって、いったいどうしたのよ」
「どうしたって、そのぉ……おちんちんが……」
「おちんちん?」
 久子はその単語を言ってから何かに思い至ったようにプッと吹き出した。
「見ちゃったの? そのおちんちん」
「う、うん」
 麻美は恥ずかしそうに俯いて答えた。 耳まで真っ赤にしている。
「そんなに慌てなくてもおちんちんなんてパパのを見慣れてるんじゃない?」
「見慣れてないー! それにパパはあんなになってなかったし、全然違うもん」
「違わないわよ、おちんちんなんて」
 久子がさらっと言ったところで野太い声が響いて来た。
「なんだなんだ、朝から素晴らしい会話で我が家が賑やいでるじゃないか。 ちんちんがどうしたって?」
 一家の主である加納剛司が、新聞片手にテーブルに座りながら笑って言った。
「麻美がね、和くんのおちんちん見て騒いじゃってるの」
 久子は何でもないように夫の剛司に伝えた。
「パパー、聞いてよー。 ママったら酷いんだから」
「あーら、私は本当の事を言っただけよ。 ねぇ、あなた?」
「何だか分からんがどうしたんだ? 和くんのちんちんを見たからどうしたって?」
 そう言いながらも剛司の顔は楽しそうだった。
「やらしいんだもん」
 と、口を尖らせて言う麻美。
「なにが」
 と、答える剛司。
「だーかーらー、和樹よ~」
 麻美は必死に訴えた。
「もしかしてあれか? 朝起ちってやつか?」
「もー、パパまで止めてよー、やらしいんだから」
「やらしいやらしいって、麻美はいつも風呂でオレのを見てるじゃないか」
「いつもじゃない! もうっ!」
 麻美は膨れっ面をしながら剛司を睨み、それに怖気づくように剛司は言っていた。
「そ、そうだな。 いつもじゃない、たまに、だな。 で、それのどこがいけないんだ?」
「パパー、聞いてなかったのー! 和樹がおちんちん大っきくしてんの! やらしいじゃない!」
「まあまあ落ち着きなさい。 で、その和樹はどうしたんだ?」
 その問いには久子が答えた。
「和くんならまだ上で寝てるんじゃないかしら。 あなたと昨日遅くまでテレビゲームしてたじゃない。 あ、そうだったわ、麻美に起こして来てって頼んでたんだ」
「ママがそんなこと言うから変なモノ見ちゃったんじゃない」
 不機嫌そうな麻美だ。
「変なモノって言い方しちゃダメじゃない。 麻美もいずれはお世話になるんだからね」
「お世話って……あんなものにお世話させないもん。 もー、変なこと言わないでよ」
「はいはい。 じゃ、もう一回行って来てくれる?」
「やだ! あたし出掛けてくる」
 そう言い残すと、あっという間に外へ飛び出して行った麻美だった。
「ちょっとからかい過ぎたかなあ」
 と、後悔の表情を浮かべる夫、剛司だった。 しかし、妻である久子はあっけらかんとしていた。
「かもね。 でも、男の子の生理現象を知るいいきっかけだわ。 学校の性教育より刺激的じゃない?」
「まあ、実物見りゃあなあ。 で、麻美はどこいったんだ?」
「さあ、どこかしら。 ま、お腹が減ったら帰ってくるわよ。 本当に中学生にもなってしょうがないんだから」
「それは信頼してるって意味だよな。 じゃ、オレが和樹を起こして来るか」
「待って、私も行くから」
「なにも二人で行くことはないんじゃないか」
「ちょっと……子供の勃起ってどんなもんかなあと思って」
「なんだ? 見てみたいのか?」
「ふふふ」
 久子は悪戯っぽい目を輝かせていた。




「で? それがどうしたってわけ?」
 何でもないような顔でそう言ったのは麻美の友達である木下彩だった。 家を飛び出た麻美はあてもなく歩いていたところで犬の散歩中だった彩に出会ったのだ。
「どうしたって……彩~、ちゃんと聞いてくれたんじゃないの~? あたし見ちゃったのよ、大きくなったヤツ」
「そんなの別に驚くことじゃないわよ。 あたしなんてしょっちゅう兄貴の見てるもん」
「……やらしぃ~」
 麻美は蔑みの目をしていた。
「なに言ってんのよ、男の朝起ちは常識よ。 そんなのでいちいち驚いてちゃお子ちゃまってこと」
「お子ちゃまなんて酷い! お子ちゃまは和樹の方よ!」
 その言葉に彩の顔が一瞬固まっていた。
「ん? 麻美、ちょっと待ってよ。 和樹ってさっき言ってた人でしょ? 歳いくつ?」
「10」
「…………あんたねえ。 はあ~、あたし達っていくつだっけ」
「彩~、大丈夫? ボケちゃったの?」
「いいから。 あたし達はいくつなのよ」
「13に決まってるじゃない」
「何年生だっけ」
「中1だけど……ねえ、本当に大丈夫~」
「頭がおかしいのは麻美じゃない。 どうしてそんなお子ちゃまのちんちん見て騒いでんのよ」
 彩は呆れ返っていた。 
「だ、だって……あんなの初めて見たんだもん」
「毛も生えてないんでしょ?」
「そんなの見てないもん。 布団をはぐったらパンツのおちんちんの所が……もう! なに言わせんのよ!」
「じゃあなに? テント張ってるのを見ただけでそんなに大騒ぎしてるわけ?」
「テント?」
 彩は、その単語に不思議そうな顔をしている麻美に溜息ひとつ吐いて、
「もーやめやめ、ぜーんぜん話しになんない。 でもさあ、そういうこと知らないってほうが驚きよー。 そのうちお世話になるんだから男の子の生理現象をちゃんと勉強しとかないとダメじゃない。 おっと、じゃね~」
 そう言って、彩は犬に引かれるように去って行った。 麻美はその後姿を見ながら今の言葉を反芻していた。
(そのうちお世話になる? 彩もママと同じこと言ってる。 んー、どういうことなんだろ?)




「キャ~、可愛いくて立派なおちんちんねー。 ほらほら~」
 久子は嬉しそうに右手の人差し指でつんつんと突ついていた。 そこは麻美の部屋だった。 和樹はその部屋で昨日から寝ていたのだ。 ベッドは彩が使っている為にその下に敷いた布団に彼は眠っていた。
「ねえ、見て見て~」
「まあオレよりは劣るがな」
「ばーか、なに威張ってるのよ。 10歳の子供があなたと同じ大きさだったら化け物じゃない」
「そりゃそうだ。 しかしまあ立派に起ってるもんだなあ」
「ほーんと、カチンコチンよ。 ふ~ん、子供でもこんなに固いんだ」
 久子はニコニコしていた。 言葉も弾んでいる。
「でも、やっぱり剥けてないわね」
「そりゃあまあなあ、剥けるのはまだまだちょっと先だろうな。 でもほら、先っちょが少しだけ覗いてるぞ。 ちょっと俺にも触らせろ」
 そう言ってから剛司も指先を伸ばし、久子のように突ついた。
「ほー、結構しっかりしてるなあ。 ちょっと握ってみたいんじゃないか?」
「あれっ、バレてた? 純真無垢なおちんちんってどんなものなかなーってね」
 久子は舌をぺろっと出して苦笑いした。 そして、恐る恐るといった感じで少年のモノを手の平で包んだ。
「うわっ、すっごーい! あっ」
 和樹が僅かに動いたのだ。 瞬時に手を離す。
「和くん、起きた?」
 久子はドキドキしながら声を掛けて確かめてた。 しかし、和樹は幸せそうに眠り続けている。
「ふー、驚いちゃったわ。 あなた、なにニヤニヤしてんのよ」
「いやー、いま起きてたらどうなってたかなあってな。 うん、それはそれで興味深いし」
「だめよ~、和くんには優しくて物分りの良い素敵な叔母さんとして見ててほしいもんね。 それに、こんなこと姉さんに報告されたらどうすのよ、変質者扱いだわ」
「ま、そりゃそうだ。 明日迎えに来るんだったんだよな、節子さん」
「あーあ、土日って早いなあ。 久しぶりに一人で遊びに来たのに……」
 言って、久子は眠っている和樹の顔に目を向けた。
「で、素敵な叔母さんはこれからどうする予定で?」
 そんな剛司の言葉に、
「そりゃあ、もう少しだけ突つかせてもらうわよ。 貴重な体験だもの」
 と、久子はニコニコこしながら言った。 そして、再び和樹のモノに手を伸ばし、慎重にそれを手で握り締めた。
「熱いわねぇ、こんなに可愛いおちんちんなのに……ふふっ」
 久子は手の中にすっぽり納まったモノに半ば感動すら覚えていた。 そして、少しだけ手に力を入れていた。
「かたーい。 ね、あなたのより硬いんじゃない?」
「バカやろ、おれはそんな子供に負けるわけ……そんなに硬いか?」
 と、興味津々の剛司に、
「ええ、とっても。 嬉しくなっちゃうわ」
 言って、久子はペニスに顔を近づけた。
「うーん、新鮮な匂いだわ。 このまま皮が剥けたらずいぶん立派になりそうね」
 と、匂いを嗅いだ後で口近付けた。
「おいおい、お前まさか……」
「うふっ、ちょっとだけよ」
「そんなことしたら目を覚ますんじゃないか?」
「その前にさっきみたいに手を離すから大丈夫だって。 和くん、起きちゃだめだからねー」
 久子は優しい笑顔で言うと、ペニスを握っている手に力を入れ少しだけ亀頭の皮を引いた。
「ねえねえ、見て見てー、なんか生々しい色してるわー。 すごーく可愛い」
 そう言いながらさらに皮を引く。 すると、少しだけ苦悶の表情をした和樹が「んん~」と鼻から声を出した。 しかし、目を覚ますことはなかった。
「おい、その辺で止めとかないと起きちまうぞ」
「やっぱりヤバい? 残念だけどこれくらいしとくか。 でも、その前に……ふふっ」
 と、妖しい笑みを浮かべた後、「チュッ」と、ペニスの先にキスをしたのだった。
「久子……お前」
 と、目を大きく見張る剛司に、
「あ~ん、ごめんね~。 可愛すぎるからちょっとキスしたくなちゃって……子供のなんだから怒んないでねぇ~」
 と、甘えた声で答えた。 実際、悪ノリしすぎたかな、という気持ちが久子にあったからだ。 子供とはいえ夫から見れば他人のモノなのに違いないのだ。
「いや、そうじゃなくて……良い、良いぞ!」
「!?」
 久子は夫の言葉に驚いた。 剛司を見ると、目を爛々と輝かせながら鼻息を荒くさせているのだ。
「んー良いねぇ。 何も知らない男の子がエッチな叔母さんに悪戯されてるって構図が堪らんなあ」
「なに言ってんのよ、女房がいけないことしてるんだから少しは怒りなさいよ」
 久子は嗜めるように言ったが言葉自体は強くはない。
「そんなこといわれてもなあ。 目の前でそんな事されるとオレの心が疼くんだよ」
 剛司は苦笑いしていた。
「疼く前に嫉妬とか怒るとかして欲しいもんだわ。 ん? 心が疼くって何よ?」
「実は……秘密にしてたんだけどな、昔から熟した女と子供ってのに興味あってな」
 と、剛司は恥ずかしそうに言った。
「熟した女と子供?」
「う、うん、まあ何ていうかそのぉ……」
 迂闊にも今まで隠してきた事をついつい流れに任せて言ってしまったのだ。 しどろもどろになり、その後が続かない。 剛司はまともに久子を見れなくなっていた。 久子はというと目を細めてそんな夫を見ていた。
「へー、あなたにそんな趣味がねぇ……本当に怒ってないの?」
「え? ああ」
 剛司には意外な妻の質問だった。 もっとボロカスのような罵声を浴びると思っていたからだ。
「子供だから?」
「ああ、大人相手にやられると殴り倒してるとこだけど子供ならノープロブレムってとこだな」
「本当に本当にそうなわけ?」
「そんな光景を今まで夢見てたんだからな、今はお前に感謝したいくらいだ」
 剛司はここまでしゃべって後悔していた。 こんなことを言っては火に油を注いでいるようなものだ。 まんまと誘導尋問にはまった恰好だ。
「ふーん」
 と、久子は意味ありげに剛司を見た。 そして、剛司はその視線に、
「やっぱり俺って変……だよ…な。 ははっ、も、もう変な事は言わんから、そのぉ、離婚とかは無しで……」
 と、段々と消え入りそうな声を出していた。 そして、数秒の沈黙の後で久子が言った。
「もっと見てみたいんじゃない?」
「え!? 今なんて……」
 予想だにしなかった妻の言葉に剛司は驚いた。
「ふふふ、もっと感謝させてあげようか?」
 久子は再びやんわりと和樹のペニスを片手で握り直した。

つづく

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。