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小説(転載) 過ち…それから 2/3(未完)

官能小説
05 /21 2015
【2】

「うっ、う~ん・・・」

妻の瑞希が目を擦りながら身体を起こした。

「瑞希、私そろそろ帰るわ」

麻耶はまだ半分眠りの中の瑞希に言った。

「え~・・泊まって行きなさいよ! もう遅いし」

時刻は深夜1時を少し回っていた。

「そんな、悪いわ」
「いいのよ! 明日は休みでしょ? 明日一緒に買い物に行こうよ」
「でも・・・・」
「そうですよ麻耶さん、遠慮しないで泊まっていってください」

僕は麻耶を帰したくなかった。麻耶は僕の顔をチラリと見ると、

「じゃあそうさせて貰おうかしら・・・いいの? 瑞希」
「いいに決まってるでしょ。さあ寝ましょう」

そう言うと妻は、麻耶の手を引いた。

「麻耶は私と一緒に寝室で寝ましょっ! アナタは適当に寝てね」

酔ってロレツの回らない口で瑞希は言った。

「それじゃあ悪いわ! 私がソファーででも寝るから」
「いいのいいの! 女二人で昔話の続きでもしましょっ」
「いいですよ麻耶さん、瑞希に付合ってやってください」

麻耶が返事をする間も無く、瑞希は手を引いたまま階段を上がっていった。

「ふう~・・・!」

僕はタバコに火を付け、グラスに残ったワインを飲んだ。
さっきまでの麻耶との少し危ないやり取りが頭から離れなかった・・。

30分程一人で飲んだ僕は、尿意をもよおしトイレへ入った。
右手でナニを支えながら、勢い良く出る尿で便器を汚さないように気を付けた。
チョロリチョロリと残尿が出切ってしまうと、暫くその状態で麻耶の事を考え
ていた。

「麻耶さんか・・・さっきはビックリしたな・・・。でも、あんな綺麗な女性
に想われてたなんて、ちょっと感激だな!」

僕の頭の中には、麻耶の綺麗な首筋や、服越しの胸の膨らみが思い浮かんだ。
右手で支えたナニが堅さをおびて、僕は焦った。
半分まで膨れてしまったナニを強引に中へしまい、僕はトイレから出た。

「あっ!・・」

トイレのドアの先に、麻耶が立っていた。

「ま、麻耶さん・・、どうしたんですか?!」
「瑞希が寝ちゃって、私はなんだか寝つけなくて・・・」
「瑞希、寝たんですか・・・」
「はい・・・」

僕は無意識に半歩麻耶に近付いていた。

「完全に寝てますか・・・?」
「たぶん・・・・」

麻耶の脚が少し僕の方へ進んだ・・。

「起きそうにないですかね?・・・」

僕は今度は意識して、麻耶に少し近付いた。

「あの様子なら、起きないと思います・・・」

麻耶が更に脚を進めた為、僕と麻耶の距離は50センチほどになった。

「そうですか・・起きませんか」

僕の息が麻耶に掛かる程の距離・・・。
身長175の僕のアゴの辺りに、麻耶のオデコが有る。

「起きない・・・・」

そう麻耶が呟いたとき、二人の唇が合わさった。

僕は麻耶を強く抱き締めながら、舌を口の中へ進ませた。
麻耶の舌が僕の舌にからみ、二人の唾液が混ざった。

立ったままお互い身体に腕を絡ませ、口付けが一層強まる。
ぎこちなく歩き出した二人は、舌を激しく絡ませながら、リビングの中へ入っ
た。
僕は左手でドアを閉めた。

身体を弄るお互いの手の動きが速くなり、僕はきつく合わさった身体の間に右
手を差し入れ、麻耶の胸を柔らかく揉んだ。

「ああ・・・」

麻耶が小さく声を挙げたとき、僕は麻耶をカーペットの上に横たえた。

二人に言葉は必要なかった。
上着を捲くった下から現れた麻耶の胸に、僕は顔を埋めた。
刺繍を施したブラのザラザラとした感触を頬に感じ、額では麻耶の素の胸の柔
らかさを感じた。

背中に回した腕でブラのホックを外し、露わになった綺麗で形良い胸に舌を這
わせた。
25歳の独身の麻耶の乳首は薄いピンク色をし、すでに堅くなって僕の舌を弾
いた。

小さく声を挙げ続ける麻耶は、腕を下へと伸ばし、ズボンのベルトを緩める。
僕も負けじと麻耶の膝丈のスカートの中に手を差し込み、下着の上から秘部に
指をあてた。

「麻耶さん、ガーターなんだね・・」

ストッキングの感触を感じない指先に、僕は感動した。

返事をする変わりに麻耶は、僕のズボンを少し降ろすと、トランクスを大きく
持ち上げる股間を強く摩った。

「ああっ・・、堅い・・」

麻耶の5本の指が、僕の股間を下から上へ何度も往復する。時折強く握り、そ
して先端を優しくさっすった・・・。
僕は足先からズボンを脱ぎ捨て、上着を頭から抜いてトランクス一枚になった。
そして麻耶の上半身を優しく起こすと、麻耶の上着を脱がせ、綺麗な胸を直視
した。

「恥ずかしい・・・」

息を少し荒げ呟く麻耶の唇を塞いだ。
そして両手で左右の胸を揉み、親指で乳首を転がした。

「あぁっ あっ!・・」

2本の指で乳首を摘むと、麻耶は途切れた甘い声で応えた。
トランクスの上で動いていた麻耶の指は、僕のトランクスのウエストから中へ
進入し、直の掌で強く握り締めていた。

麻耶をそっと床に寝かせ、僕は全裸になった。
そっと両手をスカートの裾から潜らせ、麻耶の下着を細い足首から抜き取り、
ゆっくりとスカートの裾を両手で太腿を摩りながら巻き上げていく。
綺麗に生え揃った麻耶の黒毛に指を絡ませ、左の人差し指をそっと割れ目に這
わせた・・・。


(3)へつづく・・・

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。