小説(転載) 女の岐路
近親相姦小説
恵美子は深いため息をついた。
息子・久樹の将来を考えているうちに、ついつい漏らしてしまうのであった。
その昔、若気の至りとはいえ20才で単身アメリカに渡って、あちこちふらついて
いるうちに若いフランス系の男性と知り合って意気投合し、同棲を始めた。
男は小さいながらもスナックを1軒経営していた。
恵美子は、その店を手伝うようになった。
生来の明るさと巧みな話術で、やってくるお客達を楽しませるのが上手かった。
恵美子の美貌も人々の歓心を買った・・当然店は大いに繁盛した。
男は次第に客の興味を大きく惹くような要求を出し始めるようになった。
口を強調するように真っ赤なルージュを引けとか、胸元を強調するように、前が
パックリと開いた服を着ろとか、色気のある足を出す為に目の粗い網タイを履け
とか、その要求は次第にエスカレートして行く様になった。
恵美子は男の為だと思い、意に沿うように頑張ってきたが、次第に2人の思惑が
必ずしも同じ方向に向かっているとは思えなくなっていった。
男が金周りが良くなるに連れて店への投資よりも、ギャンブルと女にせっせと投資
するようになっていった。
美恵子は薄々分かっていたのだけれど、口にするのもみっともないし、金庫の鍵は、
自分がしっかり握っていれば、問題はないだろうと考えていた。
実際上手くヘソクリしていったので、恵美子自身結構お金が貯まっていたのである。
経営の実権は恵美子がしっかりと握るようになっていた。
女の問題に対しても、いずれも場末の飲み屋で男の袖を引いて、男のカネ目当てに
あっさりとパンティーを脱ぐような尻の軽い女ばかりと付き合っていたので、遊び
の一環として仕方の無い所業だわ、と目を瞑っていた。
なぜ、自分から離れてギャンブルや他の女に走ったのかを深く考えなかったのだろうか?
恵美子自身のしっかりした部分が男を次第に息苦しくしていった事や、スパっと竹を割っ
た様な、さっぱりとした気性が、男の遊びを割り切ったものだと捉えてしまい、追求しな
かったのが、男には冷たく醒めた仕打ちに思えたのは言うまでも無かった。
恵美子への要求も、段々と答え難いものへとなっていった。
店に置いている女の子らに、エロを強調するような仕草の演出や、恵美子にもストリップ
まがいの事をするように要求したりした。
当然恵美子は拒絶した・・・しかし男は、そうならばと、店の女の子らに売春を進めるよう
になった・・・もちろん恵美子には内緒で・・
そうなるともはや店の雰囲気も大きく変わっていった。
恵美子が目指した明るく健康的で家庭的な雰囲気の店作りは頓挫してしまった。
客層も様変わりしてしまい、それ目的で来る男たちばかりで、殺伐とした寒々とした店
の雰囲気となってしまった。
恵美子の我慢も限界だった。
しかし、その時恵美子のお腹の中には新しい生命が宿っていたのである。
この子の為にも頑張らねばとの一念で、崖っぷちで耐えていた。
しかし、その頑張りが如何に無意味で、何の男の支えにもなっていなかったという事が
恵美子自身思い知らされた事件が起こった。
子供の妊娠を告げる前に、男は恵美子に新たな要求を出してきた。
街を牛耳っていたマフィアのボスのお世話をしろ、と。
そしてギャンブルで焦げ付いた借金が店の売上の3年分だと告げられた。
お金で自分自身を売ったのだ・・
もはやこれまでと悟った恵美子は迅速に行動した。
密かに溜め込んだお金を持って、次の日には空の上の人となっていた。
お腹の子は私1人で育ててみせる・・・・恵美子は日本へと帰っていった。
その時恵美子は24になっていた。
帰国後直ぐに、溜め込んだお金で小さな店を買ってスナックを始めた。
そして長年に渡って鍛えた英語力を武器に、翻訳の仕事にもありつけた。
子供の為には豊かな経済力が必要だった・・・もう男にはコリゴリだ。
帰国して半年後、男の子を出産した。
名前は久樹と命名した。
それからの日々は、実家に子供を預けながら、恵美子は身を粉にして働いた。
恵美子はアメリカで得た経営のノウハウを日本でも実践し、1年後には軌道に乗せた。
翻訳の仕事も、ギャンブル、エロ、時事・・・何でもこなした。
巧みな表現や、面白いネタを相互に織り交ぜて、着実に信用と実績を積んでいった。
そして直ぐに久樹を迎えに行って親子2人の生活を始めた。
それから12年経った・・・恵美子は37に、久樹は13になっていた。
久樹は父親の血を存分に引き継いだようだった。
眼は青く鼻スジは通って、その高さはまるでスイス山脈のモンテローザの様に高く美しい
顔の輪郭は小さく丸々していて、一見したら女の子そのものの様相だった。
髪は恵美子に似て黒かったが、これが父親同様金色にでていたら、それこそ宗教画から
抜け出てきた天使の姿そのままであっただろう。
それゆえに久樹は何処に行っても注目の的だった。
幼稚園、小学校では、親御さん(特に母親連中)達らの好奇の眼に晒された。
もちろん同級生、在校生らからは圧倒的にモテた。
久樹自身穏やかでのんびりとした性格だったのも幸いした。
誰に対してもやさしく親身な対応をしていたので、彼を取り合うような愚行は皆無だった。
恵美子にとって自慢の息子だった。
そしてこの子の母親という立場は、彼女自身にも幸いした。
美しい子供の母親は、決して老けてはいけない、若さを保たねばならなかった。
久樹に見合う女性で在らねばならなかった・・そのプレッシャーに対峙し続けた。
果てしない努力の結果、恵美子の美貌は、ますます際立つようになっていった。
プロポーションは20才の頃から何1つ変化は無かった。
肌のたるみは無く、シワも無かった・・・20代にある瑞々しい美しさがそこに在った。
子育ての辛い時期はもう過ぎた・・久樹は立派に成りつつある。
恵美子はこれから来るであろう幸せを予感した。
しかし、子育ての難しさは実はこれからだったのである。
今までは単なる肉体的成長だけの時期に過ぎず、精神的成長を促す子育てはこれからだった
のである。
恵美子は我が子とのスキンシップを第一にと考え、性教育の一環も踏まえた上で、13になった
樹と今でも、一緒にお風呂に入っている。
仕事柄、久樹が小さい頃からあまり一緒に居る事が少なかった為だったからだ。
少ない時間でも、裸での付き合いからくる開放感からか、2人は何でも話し合った。
男と女の身体の違いや、声変わりの問題、女の子との付き合い方・・そして久樹の身体の
変化についても・・・・
「ママ、僕のオチンチンの周りに毛が生えてきちゃった。」
「あらあら、ホント。久樹も大人になってきたようね。」
「この前、剛くんのオチンチン見たんだけど、あの子イッパイ生えていたんだ、ビックリ
しちゃった。」
「あの子は人一倍成長が早いのよ、久樹も直ぐにああなるわよ・・」
「何か、嫌だなぁ・・・薄気味悪いよ。」
「何言ってるの、人は大人になれば、誰もかもああなっちゃうのよ。」
「ママはキレイじゃないか。」
「ママはちゃんとお手入れしているからなの、嫌なら久樹も手入れして切れば良いでしょ」
久樹はぶぅーとほっぺたを膨らました。
恵美子は、この話の延長線で、ふと聞いてみたい事柄が生じた。
「ねえ久樹?・・貴方最近さぁ、何か身体が変になった事ってない?」
「いいや別に何も無いよ・・・なぜ?」
恵美子はそのまま口をつぐんだ。
(ふぅーん・・まだ精通も無いみたいね、まだ問題にする必要もないか・・)
「最近好きな子ってできたの?久樹」
キョトンとした顔で久樹が恵美子を見た。
「最近さぁ、同じクラスの京子ちゃんと美夏ちゃんが、やたら僕に話し掛けてくるんだ
好きな食べ物は何?とか好きなアーティストは誰?とか・・色々とね。」
恵美子は毎度の出来事だったので、笑ってしまった。
「貴方は本当にモテるわね・・・ママ感心するわ。」
我が息子は、まだまだ奥手だと今さながらに思うのであった。
中学校に上がっても、久樹には何1つ変化が無いと恵美子は思っていた。
いくら女の子にモテても、彼自身の心境に何1つ変化が無かったからだ。
だけど、中学を2,3ヶ月過ぎた頃から、微妙な変化が彼を襲った。
食事の時でも、お風呂の時でも、何か一瞬うわの空になる時があった。
何か見えないモノをひたすら追っているかのような目の動きをするときがあった。
恵美子はとうとう彼にも思春期が訪れた事を実感した。
「どうしたの久樹・・最近何を聞いてもうわの空だけど、何かあったの?」
一緒にお風呂に入った時に、辛抱しきれず恵美子が尋ねた。
「う・・ん実はねママ、僕さぁ最近何か変なんだよね実は・・・」
久樹はゆっくり喋り始めた。
「美術の本間先生の着替えを見ちゃったんだ僕・・・それで変になっちゃった。」
「本間先生って、あの若い女の先生?」
「そうだよ、今年24になるんだって・・凄くキレイな先生なんだ。」
久樹がほんのチョット赤くなった。
「初恋は年上の女の人かぁ・・・久樹は年上好きかぁ・・・あはは」
久樹は恵美子の笑い声に、なぜか不安顔を見せた。
「ママ、でもね変なのは胸がドキドキしてさぁ、先生の顔を見るのが恥ずかしいんだ。
それになぜか一緒にオチンチンが、おっきくなっちゃってさ、ズボンの中で痛くなってきちゃうんだよ。」
「あはは・・・それが正常なんだよ久樹。男の子はそうだよ。」
恵美子は笑いながら言った。
「へぇーそうなの。これって普通なの。」
感心した顔を恵美子に見せた。
「大人の階段を一歩踏み出したとこかな。」・・恵美子は感傷に浸った。
苦労したかいがあった・・苦しかった時代も今では良い思い出となった。
もうすぐ大人だ・・そろそろ一緒になって風呂に入るのもお終いかもね・・
そろそろ子離れが近づいたようだと恵美子は思った。
「でもねママ、変なのはもう1つあるの、先生の顔を思い浮かべるとさ嬉しくなるんだ
けど、ストッキングを履いているのを思い浮かべたら、ズッキーンとしてね、ズボンの
中が痛くなるの、でね、そのまま息を止めていると、股間が熱くなってきて震えてくる
んだよね、そしたら気持ちの良い振動がオチンチンに来るんだ・・・そして」
久樹はここで一旦息を入れた。
「そうしたら、どうしたの?」・・・恵美子はドキドキした。
「そしたら、オチンチンが気持ちイイと感じた時にオシッコしちゃったんだ僕。
それも、何かネバネバした感触があって白いんだ、それにオシッコと違った臭い
においがしたんだ・・・何か変だよママぁ・・」
「なぜ、今までママに言わなかったの?」
恵美子はドギマギした心を久樹には悟られたくはなかった為、必死に取り繕った。
その為に酷く厳しい口調となったのが久樹を更に不安にさせた。
「今はどうなの?久樹。今も同じにそれが続いているの?」
恵美子は矢継ぎ早に久樹に問い詰めた。
「うん・・・今もこうして先生の事を思い出してくると胸が熱くなって、先生のお尻を
思い出すと、オチンチンが揺れておっきくなっちゃうんだ。」
いきなり久樹は風呂から立ち上がった。
恵美子は息を呑んだ・・・初めて見た息子の勃起。初めて感じた男の息吹。
まだ皮を被ったままだが、何という隆起だろう。
恵美子の緊張は最高潮に達しようとしていた。
久樹は目を閉じてひたすら念じていた・・・隆起した山は左右に揺れていた。
久樹の顔が真っ赤になってきた・・・山は前後に揺れ始めた。
「ああ・・気持ちイイ」
久樹が突然絶叫したと思ったら、白い放物線が勢い良く飛んだ。
(久樹にも精通が来たんだ・・・)
恵美子は久樹の息吹を肌で感じた。
「久樹、おめでとう・・もう大人ね。その白い液は精子といって大人になった男の子が
体内で造るものなのよ・・・これで子供を作るのよ。」
「これが精子かぁ・・・でも僕何回もでちゃったんだけど大丈夫かな?」
久樹の不安に恵美子はゆっくりとした口調で諭した。
「大丈夫、大体精子というのは、このオチンチンの下についている袋の中で作っているの
、出しても8時間単位で元の量に戻すよう生成しているのよ。」
恵美子の講義は続いていった・・・が肝心の事は教えなかった。
>本間先生の事を考えるたびに一生懸命念じて快楽を呼び起こしている一大作業に知恵を
つけるべきかどうか・・で悩んでしまったからだ。
(この場合久樹にオナニーを教えるべきなんだろうか?一々念じて興奮していたら、時間の
無駄だし、第一疲れてしまう・・それに何よりも本間先生に対しての思い込みが偏っちゃう
し・・・だけどオナニーを教えちゃうとあまりの興奮を何度も得る事を知ってしまうと、
1人で没頭してしまって、他の事を放りっぱなしにしてしまうかもしれない。)
恵美子の不安はそれだけでなかった。
1人で没頭し続けて、女性に目覚めて、やがては母親と疎遠になりはしないかという事が
心配だった。
結局、子離れなんて単なるお題目に過ぎなかった。
恵美子は1人になるのが怖かったのだ・・・
ここに来て、父親が不在の母子家庭の弱点が露呈した。
(どうしよう・・・・)
恵美子は2度目のため息をついた。
(オチンチンを擦って快感を得るのを教えるべきか、そのままにしておくか?・・・)
放っておいても、ひょっとしたら、友達からやり方を聞いて実践するかもしれないし、
まずこれが自然ね・・・でもこっそりしちゃうってことになると、何か嫌だわね。)
3度目のため息が出た。
(まずありえないことだけど、あの子が本間先生に告白して、やり方を教わるかも、いやいや・・・
れよりもSEXに発展しちゃうのが当然の成り行きかも)
何ともバカバカしい妄想だけど、久樹の美貌からするとあながち有りうるかもしれない。
なにしろ、あの風貌で迫られたら女の子は誰だってホイホイやっちゃうかもしれない。
恵美子の不安は他のお母様連中には理解できないであろうと思う。
久樹には女の子をトリコにする匂いを持っているのだ。
恵美子の不安はそのまま彼女の独占欲を大いに認識させる結果となった。
次の日の朝、久樹が半ベソをかいた顔で恵美子に寄ってきた。
「どうしたの久樹、何泣いてるの?」
恵美子は久樹に糾した。
「オネショしちゃった・・・精子でオネショしちゃった。」
そう言って持っていたトランクスを恵美子に差し出した。
「夢で本間先生を見ちゃったの?」
「違うよ、誰かは知らないけど、お尻と太ももを突き出されて舐めさされたんだ。
そして手が僕のオチンチンを触ったんだ・・・そしたら」
「気持ち良くなって出しちゃった・・・よね?」
恵美子の合いの手に久樹は頷いた。
恵美子は1つの答えをその時出したのだった。
「分かったわ久樹、この件に関しては今日の夜話し合いましょう。だから早くシャワー
を浴びてさっぱりとしてきなさい・・・そして早く朝食を済まして学校へ行きなさい。」
恵美子に力強い決意をもたらした事を示すように彼女の瞳が爛々と輝いた。
久樹がシャワーを浴びている最中に恵美子は、彼から渡されたトランクスの中を覗いた。
そこには大きなシミがあった・・まだ水気がたっぷりとあった。
(濃いわ・・・ネバネバ感が凄くあるわね。)
恵美子はなぜかウットリとした快感に囚われた・・そしてゆっくり顔を近づけた。
ツーンとした青臭い匂いが鼻にこびりついた。
(とっても臭いわぁ・・・でも懐かしい臭さね、あん・・思い出しちゃう。)
恵美子はパンティーが濡れていくのを感じた。
(このままでも、あの子がオチンチンを弄り始めるのも時間の問題ね・・それなら・・)
恵美子にとって男はコリゴリでも息子は別だった。
そして父親と同じ人生を歩ませたくは無いという気持ちがはっきりと固まった。
もう二度1人になるのはごめんだ・・・久樹は生涯私が見守るのだ。
恵美子はトランクスにある彼の息吹を静かに舐めた。
その夜、恵美子と久樹は一緒にお風呂に入った。
「久樹・・貴方のオネショの件だけど、あれはまったく問題ないわ。オチンチンに溜まっていた
子の量が限界に達したから、身体の外に放出しただけ、まあその点だけならオネショと変わりないけどね。」
「確かに、どっちも出した時の気持ち良さは一緒だけど、精子を出したときの気持ち良さは格別だね」
久樹は朝の時とは一転して、何か余裕があるようだった。
「朝のベソをかいていた時とは別人の様ね。さては誰かに聞いたな?」
「うん、剛ちゃんに聞いたんだ。アイツ結構物知りなんだ。僕感心しちゃった。」
「他に何か剛くんに聞いていない?」
恵美子は焦りを覚えた。
「何か、興奮した時にはオチンチンを触ればイイって言ってたけど、よく分かんなかった」
恵美子は、もう時間の余裕は無いと覚悟した。
「ママが教えてあげる・・・久樹ちょっと立ってみて」
久樹は言われるままに風呂から立ち上がった。
もうすでに半分勃った状態だった。
「右手を棒のところを持って、そのままの状態でゆっくり上げ下げしてごらん。」
久樹は握ったまま上へ下へと手を動かし始めた。
「ママ、あの感覚と一緒が出てきたよ・・・ああ気持ちイイ」
「そのまま動きを早めてごらん・・・ほら皮が剥けてきたわ・・見てごらん。」
恵美子は逸る気持ちを抑えて、ゆっくりとやさしく語り、そして接していた。
「うそ、痛くない・・・でも皮が剥けて大丈夫かな?何か白いものがイッパイ付いているよ」
「それは恥垢といって・・・まあアカね。これちゃんと洗っておかないと病気の元になったり、臭いが
ツイから、将来女の子に嫌われちゃうから注意して洗っておくのよ。」
「でもママ・・・ママは平気なの?・・ここまで臭ってきたよ。臭いなぁ・・・」
恵美子は笑いながら言った。
「私は平気よ、だって久樹のオチンチンだもん・・」
久樹は恐々とした手つきで恥垢を取ろうとした・・・今日初めて外気に晒されたオチンチン
の表面はざらついていて敏感になっていた。
「イタッ・・・」
久樹は思わず手を引いた。
「今はいいから、そのまましごきなさい・・・・どうやら先っぽから何か出てきたわね。」
「ああ気持ちイイ・・・」
恵美子は久樹にもう1つの言葉を教えた。
「これはガマン汁といってオチンチンが気持ち良くなってくると自然と出てくる液体よ。
もう直ぐ出そうなのね久樹?」
久樹の腰が円を描くようにくねってきた。
「う・・ん出そうだよう・・ママ」
その時恵美子は意を決して、そのまま久樹の隆起物を口に含んだ。
ビックリした久樹は思わず叫んでしまった。
「ママ、汚いよ、ゴミが付いているんだし、とっても臭いんだよ、ああ止めて止めて・・」
恵美子は聞く耳持たずの感で、久樹のペニスを上下にスロートした。
「ほら・・恥垢が取れたでしょ。キレイなオチンチンになったでしょ。」
恵美子はそう言って、笑いながら舌を出して久樹の垢を見せた。
「もっと気持ち良くしてあげる・・・」
恵美子の舌が、再び久樹の茎に絡みついた。
ああん・・・久樹の嗚咽が出た・・強烈な快感が襲ってきた。
恵美子はテクニックを駆使して、オナニーの数倍のエクスタシーを久樹に与えようとした。
こうすれば、1人でオナニーするよりも私にして貰う方が良いに違いないと考えるはずだと
確信したからだ。
ズリュズリュ・・・淫音が恵美子の口の周りから出始めた。
もう止まれない・・・恵美子は手を使わずに頭を前後に動かし始めた。
>久樹はあまりの快感に恵美子の頭を掴んで腰を激しく動かした。
「ああ・・気持ちイイ・・ああ出る出る出ちゃぁう・・」
恵美子の喉に熱いものが当たるのを感じた。
(ああ・・とうとうやっちゃった・・・)
恵美子は久樹のほとばしりを全て飲んだ・・・悔いは無かった。
「ママ、サイコーだったよ、凄いよママ。」
久樹は感動の余り早口で捲くし立てた。
「久樹のジューズ美味しかったわ・・・これからもたくさん飲ませてね。」
そこで恵美子は久樹に約束事を提示し、その履行を求めた。
自分でするオナニーは1日1回までとし、その事を報告する事として、もし回数を
ごまかしたりしたら、もう2度とフェラチオはしない事を約束させた。
恵美子には自信があった・・久樹の頭の中には、もはや本間先生の事などなく、ただただ
自分の舌テクの事で頭がいっぱいであろうと思った。
その時の彼女が示した岐路は母親としての独占を目指すものであった。
彼女の思惑はドンピシャに当たった。
次の日から久樹は今まで以上に恵美子に甘えるようになった。
何処でオナニーをやったかを逐一詳しく恵美子に伝えるようになった。
どんな風に、どんな感じ方か、どんな顔でイッタかを・・・
恵美子は満足だった。
久樹から本間先生の話は一切出なくなったし、友達の話も出なくなった。
ひたすらママの舌を一層大きく感じたい為に、どんなにガマンしているかを熱心に語った。
「ねえママ、早くしゃぶって・・・」
この言葉から、いつものように2人だけの世界は始まった。
初めの頃は、ただ単にペニスを恵美子の前に突き出していただけだったが、次第に工夫を
凝らすようになっていた。
久樹はして如何に恵美子を喜ばすかを考えていた様だった。
1日1回だけのオナニーを恵美子の前でしてみたり、恵美子の足に出してみたりもした。
玄関で帰ってくる恵美子を素っ裸で待ってみたりとかもしてみた。
翻訳の仕事中に、いきなり勃起したペニスを顔の前に出してみたりもした。
恵美子はその行為全てを受け入れた・・・・嬉しかった。
3、4ヶ月はあっと言う間に過ぎて行った。
しかしその頃になると、なぜか久樹の行為は次第に行われなくなっていった。
フェラの回数も毎日飽きずにやっていたのに、2日ごとから1週間ごと、遂には1ヶ月
以上も何も要求しないようになっていった。
飽きたのかしら・・・・
恵美子は久樹の心変わりが気になった。
彼に何があったのだろうか?
彼の興味が自分から他の何かに移ったのかを考え始めた。
そして2人で一緒に風呂に入るのを拒否し始めたのもこの頃からだった。
恵美子は事を深刻に受け止めた。
(私の方針が間違っていたのかもしれない)
彼女は久樹の心変わりを淋しく、そして悲しい気持ちで受け止めていた。
(好きな人ができたのだろうか?・・・本間先生?京子ちゃん、美夏ちゃん?誰だろう?)
恵美子自身、心にぽっかりと穴が開いたような感覚を覚えた。
久樹は、すっかり無口になってしまった。
通り一遍の会話をする事があっても、少しでも追求する言葉が出た途端に口は重く閉ざされ
てしまった。
恵美子は過ぎ去りし日々を思い浮かべていた。
思い詰めた顔で私にすがったあの久樹の顔が懐かしく愛しく思えた。
ある土曜日の昼に恵美子は思い立って久樹の部屋に入った。
彼の心の変化の原因を調べる為だった。
部屋に入ると、その整然とした雰囲気に感心した。
男1人住まいにウジが湧くという言葉が、まったくの無縁なものだと思った。
(ホントにきれいに掃除しているわねぇ・・さすが我が子ね。)
これなら探し易いと思った。
そして必死に色々な所を物色したが、何1つ出てはこなかった。
ムダだったかも・・・恵美子は諦め気味になって最後の場所(ベット)に手を掛けた。
きっちりと折畳んだ布団を剥がすと、下から1枚のパンティーが置いてあるのが目に入った
(これは、私のだわ・・・)
恵美子は素早くそれを手に取り広げた。
思わず息を呑込んだ・・・恵美子は恐る恐る一部を手にとって口に運んだ。
久樹のザーメンだった。
これは一体どういう事なんだろうか?
久樹は私との行為に飽きたはずではなかったのか?
では、この私の下着に吐き出した彼の息吹の意味が解せない。
なぜ私の下着に?他の人が好きだったのなら、その人の持ち物の一部を盗んでまでも手元に
置いて、そういう行為に走るはずだ。
嗚呼分からない・・・恵美子の頭はショート寸前になった。
ひょっとしたら、久樹は私との事が忘れないからかもしれない。
でも・・・それなら一言いえば、いつだって気持ち良くしてあげるのに・・・なぜ?
恵美子は当惑した・・そして自分の下着から発散される久樹の臭気に当てられてしまった。
(ああ・・美味しい匂いだわ・・久樹の濃い男の匂いだわ・・臭くてイイ匂い。)
下着についたザーメンが恵美子の顔にベッタリと引っ付いた。
恵美子はそれを顔全体に付くように手で広げていった。
ベットの横でヒザ立ちしながら顔をベットに押し付けて久樹の匂いを嗅いだ。
右手は自分の下着に入れて、湿り始めた花びらを弄り始めた。
クッチュ、クッチュ・・指が湿り気を帯びた花びらの中に入るたびにイヤラシイ音が鳴った
左手でザーメン下着を持って顔に押し付けていた。
久樹の隆起したペニスを思い浮かべてひたすら指が花びらを荒らしていた。
「あっあっ・・」
軽い嗚咽が漏れた。
(嗚呼・・久樹が欲しい・・)
恵美子の頭の中でこの想いが渦巻いた。
指が激しさを増していた、連れて腰が妖しくグランドした。
「ああ・・イキそう・・イッちゃいそうよ・・ひ・・久樹」
快感の波がもう直ぐそこまで来ていた・・・・その時だった。
いきなりグランドしていた腰が何かの手によって止められたのが分かった。
「ひ・・久樹おまえ・・」
久樹が両手で後ろから恵美子の腰をがっちりと押さえつけていたのだった。
(しまったわ・・今日は土曜日・・・昼までだったのを忘れていた・・)
不覚にも、恵美子は剥き出したお尻を息子に向かって突き出すという格好で
対面してしまった。
久樹の学生服姿だった・・・下は何も履いてなかった。
ペニスがいきり立っていた・・・皮は鮮やかに剥けていた。
「ママもうガマンできない・・・入れるよ。」
真っ赤な顔をして早口で捲くし立てたと思ったら、後ろから勢い突っ込んできた。
ズブッ・・・濡れていた花びらから音が漏れ、久樹が入ってきた。
「ああ・・ママ暖かいよ・・・」
泣き出したような、か細い声が漏れた・・天使は泣いていた。
「ああ・・なんてことを・・・いけない・・いけないのよ久樹分かってるの?」
恵美子が絶叫した・・しかし逃げ出す仕草は一つも無かった。
パンパンパン・・・久樹はこれとばかりに激しく恵美子の腰に打ち据えた。
リズムなんてあったものではなく、ただ単に無茶苦茶に打ち込んでいた。
「ママ気持ちいいよ、ママも気持ちイイの?」
恵美子はかすかに残る理性が働いた。
「早くどきなさ・・い。早く、はやくぅ・・」
久樹はもう止まらなかった・・恵美子の言葉など、もう耳に入らないようだ。
「ママも気持ち良くしてあげる。」
久樹はそう言うと、恵美子から離れた・・そして彼女を抱えてベットの上に仰向けにして
置いた。
久樹の唇が恵美子の花びらを荒らした。
ジュルジュル・・・ピチャピチャ・・・淫音が花びらを潤した。
「美味しい、美味しいよママのオマンコ・・ああ」
いつの間に、そんな淫語を覚えたのだろう?・・遠くなる意識の中で恵美子は思った。
久樹は唇でクリトリスの皮を剥け、舌で突っついた。
激しい快感が恵美子の全身を襲った・・仰け反るような刺激。
どこでこんなテクニックを得たのだろうか・・・恵美子には衝撃の連続だった。
だがもう余裕は無かった・・・
「ああもうどうでもいい・・久樹来て・・早く・・私のオマンコをぐちゃぐちゃにして」
「ああママ・・入れるよ。」
久樹は正面から入ってきた。
今までに無い、激しいキスでお互いの舌を貪りあった。
下からは機関銃が音を立てて打ち続けていた。
「もっと・・もっと激しく突いて・・久樹のチンポで突いてぇ・・・」
激しい振動は頂点に達した。
「ママイクよ・・・」
彼は素早く抜いて、それを恵美子の顔の上で激しくしごいた。
彼のうめき声がした途端・・・恵美子の顔が白く汚れた。
「誰に教えてもらったの?久樹・・やっぱり先生でしょ。」
コトを終えた後に訪れた静寂の中で、冷静さを取り戻した恵美子の声が、それを破った。
彼の一連の振る舞いを見てたら大人の女の人が教えたものだと直ぐに分かった。
「うん・・そう・・本間先生。」
彼の話だと、友人の剛くんと一緒に私との事について話している所を本間先生に聞かれたらしいというのだ・・
で先生に呼び出された久樹は、近親相姦は実にいけない事だ・・と、こんこんと説教する先生に対し、
うしても母親の事が諦められないと、話が平行線を辿っていた時に、では私が変わりに大人の女性とは
んなものかを教えてやろうと言い出し、彼を無理やり裸にして、頂いてしまったそうだ。
そしてその時の快感が久樹を虜にしてしまったのだった。
後は先生が久樹に男のテクニックを徐々に教え込んでいったらしい。
恵美子がやられた一連の動きは、そのまま本間先生にしていたのと同じだったという事だ。
彼が無口に、そして恵美子を避けるようになったのもこれで判明したのだった。
「ごめんねママ、僕恥ずかしかったし、ママとは別の女の人に気持ち良くされたことに申し訳なさを感じたんだ。
マには僕しか居ないのに僕は他の人としちゃって、勝手に気持ち良くなっちゃって・・・どうしても言えなかったんだ。
ごめんねママ。」
恵美子は涙がこぼれそうになった。
「久樹ありがとう・・久樹は優しいね・・ママ嬉しいわ。」
「ママこれからは僕がママを守るよ、ママをもっともっと気持ち良くさせるよ。」
恵美子はにっこり笑った。
「本間先生には私から言っておくわ・・2度と久樹には手を出さないようにって・・
それから、こう言ってやるわ・・・貴方のテクは、とってもヘタだって。」
久樹は驚いたような顔で恵美子の顔を見渡した。
「ママ、僕ももう本間先生とはきっぱり止めるけど、だけどママ、あれ以上の快感を得るテクニックってあるの?」
恵美子は艶然として自分の股を大きく開いて花びらを指で広げた。
「ええそうよ、アメリカ仕込みのテクニックを教えてあげるわ・・・さあ来て久樹。」
「うん・・ママ」
久樹はこれから来るだろう未知の快感に胸を躍らせながら、喜び勇んで恵美子の胸に飛び込んだ。
恵美子は本当の意味で久樹を独占したのを実感した。
これからは女として久樹と暮らしていこう・・・彼女の岐路はもう変わらなかった。
(完)
息子・久樹の将来を考えているうちに、ついつい漏らしてしまうのであった。
その昔、若気の至りとはいえ20才で単身アメリカに渡って、あちこちふらついて
いるうちに若いフランス系の男性と知り合って意気投合し、同棲を始めた。
男は小さいながらもスナックを1軒経営していた。
恵美子は、その店を手伝うようになった。
生来の明るさと巧みな話術で、やってくるお客達を楽しませるのが上手かった。
恵美子の美貌も人々の歓心を買った・・当然店は大いに繁盛した。
男は次第に客の興味を大きく惹くような要求を出し始めるようになった。
口を強調するように真っ赤なルージュを引けとか、胸元を強調するように、前が
パックリと開いた服を着ろとか、色気のある足を出す為に目の粗い網タイを履け
とか、その要求は次第にエスカレートして行く様になった。
恵美子は男の為だと思い、意に沿うように頑張ってきたが、次第に2人の思惑が
必ずしも同じ方向に向かっているとは思えなくなっていった。
男が金周りが良くなるに連れて店への投資よりも、ギャンブルと女にせっせと投資
するようになっていった。
美恵子は薄々分かっていたのだけれど、口にするのもみっともないし、金庫の鍵は、
自分がしっかり握っていれば、問題はないだろうと考えていた。
実際上手くヘソクリしていったので、恵美子自身結構お金が貯まっていたのである。
経営の実権は恵美子がしっかりと握るようになっていた。
女の問題に対しても、いずれも場末の飲み屋で男の袖を引いて、男のカネ目当てに
あっさりとパンティーを脱ぐような尻の軽い女ばかりと付き合っていたので、遊び
の一環として仕方の無い所業だわ、と目を瞑っていた。
なぜ、自分から離れてギャンブルや他の女に走ったのかを深く考えなかったのだろうか?
恵美子自身のしっかりした部分が男を次第に息苦しくしていった事や、スパっと竹を割っ
た様な、さっぱりとした気性が、男の遊びを割り切ったものだと捉えてしまい、追求しな
かったのが、男には冷たく醒めた仕打ちに思えたのは言うまでも無かった。
恵美子への要求も、段々と答え難いものへとなっていった。
店に置いている女の子らに、エロを強調するような仕草の演出や、恵美子にもストリップ
まがいの事をするように要求したりした。
当然恵美子は拒絶した・・・しかし男は、そうならばと、店の女の子らに売春を進めるよう
になった・・・もちろん恵美子には内緒で・・
そうなるともはや店の雰囲気も大きく変わっていった。
恵美子が目指した明るく健康的で家庭的な雰囲気の店作りは頓挫してしまった。
客層も様変わりしてしまい、それ目的で来る男たちばかりで、殺伐とした寒々とした店
の雰囲気となってしまった。
恵美子の我慢も限界だった。
しかし、その時恵美子のお腹の中には新しい生命が宿っていたのである。
この子の為にも頑張らねばとの一念で、崖っぷちで耐えていた。
しかし、その頑張りが如何に無意味で、何の男の支えにもなっていなかったという事が
恵美子自身思い知らされた事件が起こった。
子供の妊娠を告げる前に、男は恵美子に新たな要求を出してきた。
街を牛耳っていたマフィアのボスのお世話をしろ、と。
そしてギャンブルで焦げ付いた借金が店の売上の3年分だと告げられた。
お金で自分自身を売ったのだ・・
もはやこれまでと悟った恵美子は迅速に行動した。
密かに溜め込んだお金を持って、次の日には空の上の人となっていた。
お腹の子は私1人で育ててみせる・・・・恵美子は日本へと帰っていった。
その時恵美子は24になっていた。
帰国後直ぐに、溜め込んだお金で小さな店を買ってスナックを始めた。
そして長年に渡って鍛えた英語力を武器に、翻訳の仕事にもありつけた。
子供の為には豊かな経済力が必要だった・・・もう男にはコリゴリだ。
帰国して半年後、男の子を出産した。
名前は久樹と命名した。
それからの日々は、実家に子供を預けながら、恵美子は身を粉にして働いた。
恵美子はアメリカで得た経営のノウハウを日本でも実践し、1年後には軌道に乗せた。
翻訳の仕事も、ギャンブル、エロ、時事・・・何でもこなした。
巧みな表現や、面白いネタを相互に織り交ぜて、着実に信用と実績を積んでいった。
そして直ぐに久樹を迎えに行って親子2人の生活を始めた。
それから12年経った・・・恵美子は37に、久樹は13になっていた。
久樹は父親の血を存分に引き継いだようだった。
眼は青く鼻スジは通って、その高さはまるでスイス山脈のモンテローザの様に高く美しい
顔の輪郭は小さく丸々していて、一見したら女の子そのものの様相だった。
髪は恵美子に似て黒かったが、これが父親同様金色にでていたら、それこそ宗教画から
抜け出てきた天使の姿そのままであっただろう。
それゆえに久樹は何処に行っても注目の的だった。
幼稚園、小学校では、親御さん(特に母親連中)達らの好奇の眼に晒された。
もちろん同級生、在校生らからは圧倒的にモテた。
久樹自身穏やかでのんびりとした性格だったのも幸いした。
誰に対してもやさしく親身な対応をしていたので、彼を取り合うような愚行は皆無だった。
恵美子にとって自慢の息子だった。
そしてこの子の母親という立場は、彼女自身にも幸いした。
美しい子供の母親は、決して老けてはいけない、若さを保たねばならなかった。
久樹に見合う女性で在らねばならなかった・・そのプレッシャーに対峙し続けた。
果てしない努力の結果、恵美子の美貌は、ますます際立つようになっていった。
プロポーションは20才の頃から何1つ変化は無かった。
肌のたるみは無く、シワも無かった・・・20代にある瑞々しい美しさがそこに在った。
子育ての辛い時期はもう過ぎた・・久樹は立派に成りつつある。
恵美子はこれから来るであろう幸せを予感した。
しかし、子育ての難しさは実はこれからだったのである。
今までは単なる肉体的成長だけの時期に過ぎず、精神的成長を促す子育てはこれからだった
のである。
恵美子は我が子とのスキンシップを第一にと考え、性教育の一環も踏まえた上で、13になった
樹と今でも、一緒にお風呂に入っている。
仕事柄、久樹が小さい頃からあまり一緒に居る事が少なかった為だったからだ。
少ない時間でも、裸での付き合いからくる開放感からか、2人は何でも話し合った。
男と女の身体の違いや、声変わりの問題、女の子との付き合い方・・そして久樹の身体の
変化についても・・・・
「ママ、僕のオチンチンの周りに毛が生えてきちゃった。」
「あらあら、ホント。久樹も大人になってきたようね。」
「この前、剛くんのオチンチン見たんだけど、あの子イッパイ生えていたんだ、ビックリ
しちゃった。」
「あの子は人一倍成長が早いのよ、久樹も直ぐにああなるわよ・・」
「何か、嫌だなぁ・・・薄気味悪いよ。」
「何言ってるの、人は大人になれば、誰もかもああなっちゃうのよ。」
「ママはキレイじゃないか。」
「ママはちゃんとお手入れしているからなの、嫌なら久樹も手入れして切れば良いでしょ」
久樹はぶぅーとほっぺたを膨らました。
恵美子は、この話の延長線で、ふと聞いてみたい事柄が生じた。
「ねえ久樹?・・貴方最近さぁ、何か身体が変になった事ってない?」
「いいや別に何も無いよ・・・なぜ?」
恵美子はそのまま口をつぐんだ。
(ふぅーん・・まだ精通も無いみたいね、まだ問題にする必要もないか・・)
「最近好きな子ってできたの?久樹」
キョトンとした顔で久樹が恵美子を見た。
「最近さぁ、同じクラスの京子ちゃんと美夏ちゃんが、やたら僕に話し掛けてくるんだ
好きな食べ物は何?とか好きなアーティストは誰?とか・・色々とね。」
恵美子は毎度の出来事だったので、笑ってしまった。
「貴方は本当にモテるわね・・・ママ感心するわ。」
我が息子は、まだまだ奥手だと今さながらに思うのであった。
中学校に上がっても、久樹には何1つ変化が無いと恵美子は思っていた。
いくら女の子にモテても、彼自身の心境に何1つ変化が無かったからだ。
だけど、中学を2,3ヶ月過ぎた頃から、微妙な変化が彼を襲った。
食事の時でも、お風呂の時でも、何か一瞬うわの空になる時があった。
何か見えないモノをひたすら追っているかのような目の動きをするときがあった。
恵美子はとうとう彼にも思春期が訪れた事を実感した。
「どうしたの久樹・・最近何を聞いてもうわの空だけど、何かあったの?」
一緒にお風呂に入った時に、辛抱しきれず恵美子が尋ねた。
「う・・ん実はねママ、僕さぁ最近何か変なんだよね実は・・・」
久樹はゆっくり喋り始めた。
「美術の本間先生の着替えを見ちゃったんだ僕・・・それで変になっちゃった。」
「本間先生って、あの若い女の先生?」
「そうだよ、今年24になるんだって・・凄くキレイな先生なんだ。」
久樹がほんのチョット赤くなった。
「初恋は年上の女の人かぁ・・・久樹は年上好きかぁ・・・あはは」
久樹は恵美子の笑い声に、なぜか不安顔を見せた。
「ママ、でもね変なのは胸がドキドキしてさぁ、先生の顔を見るのが恥ずかしいんだ。
それになぜか一緒にオチンチンが、おっきくなっちゃってさ、ズボンの中で痛くなってきちゃうんだよ。」
「あはは・・・それが正常なんだよ久樹。男の子はそうだよ。」
恵美子は笑いながら言った。
「へぇーそうなの。これって普通なの。」
感心した顔を恵美子に見せた。
「大人の階段を一歩踏み出したとこかな。」・・恵美子は感傷に浸った。
苦労したかいがあった・・苦しかった時代も今では良い思い出となった。
もうすぐ大人だ・・そろそろ一緒になって風呂に入るのもお終いかもね・・
そろそろ子離れが近づいたようだと恵美子は思った。
「でもねママ、変なのはもう1つあるの、先生の顔を思い浮かべるとさ嬉しくなるんだ
けど、ストッキングを履いているのを思い浮かべたら、ズッキーンとしてね、ズボンの
中が痛くなるの、でね、そのまま息を止めていると、股間が熱くなってきて震えてくる
んだよね、そしたら気持ちの良い振動がオチンチンに来るんだ・・・そして」
久樹はここで一旦息を入れた。
「そうしたら、どうしたの?」・・・恵美子はドキドキした。
「そしたら、オチンチンが気持ちイイと感じた時にオシッコしちゃったんだ僕。
それも、何かネバネバした感触があって白いんだ、それにオシッコと違った臭い
においがしたんだ・・・何か変だよママぁ・・」
「なぜ、今までママに言わなかったの?」
恵美子はドギマギした心を久樹には悟られたくはなかった為、必死に取り繕った。
その為に酷く厳しい口調となったのが久樹を更に不安にさせた。
「今はどうなの?久樹。今も同じにそれが続いているの?」
恵美子は矢継ぎ早に久樹に問い詰めた。
「うん・・・今もこうして先生の事を思い出してくると胸が熱くなって、先生のお尻を
思い出すと、オチンチンが揺れておっきくなっちゃうんだ。」
いきなり久樹は風呂から立ち上がった。
恵美子は息を呑んだ・・・初めて見た息子の勃起。初めて感じた男の息吹。
まだ皮を被ったままだが、何という隆起だろう。
恵美子の緊張は最高潮に達しようとしていた。
久樹は目を閉じてひたすら念じていた・・・隆起した山は左右に揺れていた。
久樹の顔が真っ赤になってきた・・・山は前後に揺れ始めた。
「ああ・・気持ちイイ」
久樹が突然絶叫したと思ったら、白い放物線が勢い良く飛んだ。
(久樹にも精通が来たんだ・・・)
恵美子は久樹の息吹を肌で感じた。
「久樹、おめでとう・・もう大人ね。その白い液は精子といって大人になった男の子が
体内で造るものなのよ・・・これで子供を作るのよ。」
「これが精子かぁ・・・でも僕何回もでちゃったんだけど大丈夫かな?」
久樹の不安に恵美子はゆっくりとした口調で諭した。
「大丈夫、大体精子というのは、このオチンチンの下についている袋の中で作っているの
、出しても8時間単位で元の量に戻すよう生成しているのよ。」
恵美子の講義は続いていった・・・が肝心の事は教えなかった。
>本間先生の事を考えるたびに一生懸命念じて快楽を呼び起こしている一大作業に知恵を
つけるべきかどうか・・で悩んでしまったからだ。
(この場合久樹にオナニーを教えるべきなんだろうか?一々念じて興奮していたら、時間の
無駄だし、第一疲れてしまう・・それに何よりも本間先生に対しての思い込みが偏っちゃう
し・・・だけどオナニーを教えちゃうとあまりの興奮を何度も得る事を知ってしまうと、
1人で没頭してしまって、他の事を放りっぱなしにしてしまうかもしれない。)
恵美子の不安はそれだけでなかった。
1人で没頭し続けて、女性に目覚めて、やがては母親と疎遠になりはしないかという事が
心配だった。
結局、子離れなんて単なるお題目に過ぎなかった。
恵美子は1人になるのが怖かったのだ・・・
ここに来て、父親が不在の母子家庭の弱点が露呈した。
(どうしよう・・・・)
恵美子は2度目のため息をついた。
(オチンチンを擦って快感を得るのを教えるべきか、そのままにしておくか?・・・)
放っておいても、ひょっとしたら、友達からやり方を聞いて実践するかもしれないし、
まずこれが自然ね・・・でもこっそりしちゃうってことになると、何か嫌だわね。)
3度目のため息が出た。
(まずありえないことだけど、あの子が本間先生に告白して、やり方を教わるかも、いやいや・・・
れよりもSEXに発展しちゃうのが当然の成り行きかも)
何ともバカバカしい妄想だけど、久樹の美貌からするとあながち有りうるかもしれない。
なにしろ、あの風貌で迫られたら女の子は誰だってホイホイやっちゃうかもしれない。
恵美子の不安は他のお母様連中には理解できないであろうと思う。
久樹には女の子をトリコにする匂いを持っているのだ。
恵美子の不安はそのまま彼女の独占欲を大いに認識させる結果となった。
次の日の朝、久樹が半ベソをかいた顔で恵美子に寄ってきた。
「どうしたの久樹、何泣いてるの?」
恵美子は久樹に糾した。
「オネショしちゃった・・・精子でオネショしちゃった。」
そう言って持っていたトランクスを恵美子に差し出した。
「夢で本間先生を見ちゃったの?」
「違うよ、誰かは知らないけど、お尻と太ももを突き出されて舐めさされたんだ。
そして手が僕のオチンチンを触ったんだ・・・そしたら」
「気持ち良くなって出しちゃった・・・よね?」
恵美子の合いの手に久樹は頷いた。
恵美子は1つの答えをその時出したのだった。
「分かったわ久樹、この件に関しては今日の夜話し合いましょう。だから早くシャワー
を浴びてさっぱりとしてきなさい・・・そして早く朝食を済まして学校へ行きなさい。」
恵美子に力強い決意をもたらした事を示すように彼女の瞳が爛々と輝いた。
久樹がシャワーを浴びている最中に恵美子は、彼から渡されたトランクスの中を覗いた。
そこには大きなシミがあった・・まだ水気がたっぷりとあった。
(濃いわ・・・ネバネバ感が凄くあるわね。)
恵美子はなぜかウットリとした快感に囚われた・・そしてゆっくり顔を近づけた。
ツーンとした青臭い匂いが鼻にこびりついた。
(とっても臭いわぁ・・・でも懐かしい臭さね、あん・・思い出しちゃう。)
恵美子はパンティーが濡れていくのを感じた。
(このままでも、あの子がオチンチンを弄り始めるのも時間の問題ね・・それなら・・)
恵美子にとって男はコリゴリでも息子は別だった。
そして父親と同じ人生を歩ませたくは無いという気持ちがはっきりと固まった。
もう二度1人になるのはごめんだ・・・久樹は生涯私が見守るのだ。
恵美子はトランクスにある彼の息吹を静かに舐めた。
その夜、恵美子と久樹は一緒にお風呂に入った。
「久樹・・貴方のオネショの件だけど、あれはまったく問題ないわ。オチンチンに溜まっていた
子の量が限界に達したから、身体の外に放出しただけ、まあその点だけならオネショと変わりないけどね。」
「確かに、どっちも出した時の気持ち良さは一緒だけど、精子を出したときの気持ち良さは格別だね」
久樹は朝の時とは一転して、何か余裕があるようだった。
「朝のベソをかいていた時とは別人の様ね。さては誰かに聞いたな?」
「うん、剛ちゃんに聞いたんだ。アイツ結構物知りなんだ。僕感心しちゃった。」
「他に何か剛くんに聞いていない?」
恵美子は焦りを覚えた。
「何か、興奮した時にはオチンチンを触ればイイって言ってたけど、よく分かんなかった」
恵美子は、もう時間の余裕は無いと覚悟した。
「ママが教えてあげる・・・久樹ちょっと立ってみて」
久樹は言われるままに風呂から立ち上がった。
もうすでに半分勃った状態だった。
「右手を棒のところを持って、そのままの状態でゆっくり上げ下げしてごらん。」
久樹は握ったまま上へ下へと手を動かし始めた。
「ママ、あの感覚と一緒が出てきたよ・・・ああ気持ちイイ」
「そのまま動きを早めてごらん・・・ほら皮が剥けてきたわ・・見てごらん。」
恵美子は逸る気持ちを抑えて、ゆっくりとやさしく語り、そして接していた。
「うそ、痛くない・・・でも皮が剥けて大丈夫かな?何か白いものがイッパイ付いているよ」
「それは恥垢といって・・・まあアカね。これちゃんと洗っておかないと病気の元になったり、臭いが
ツイから、将来女の子に嫌われちゃうから注意して洗っておくのよ。」
「でもママ・・・ママは平気なの?・・ここまで臭ってきたよ。臭いなぁ・・・」
恵美子は笑いながら言った。
「私は平気よ、だって久樹のオチンチンだもん・・」
久樹は恐々とした手つきで恥垢を取ろうとした・・・今日初めて外気に晒されたオチンチン
の表面はざらついていて敏感になっていた。
「イタッ・・・」
久樹は思わず手を引いた。
「今はいいから、そのまましごきなさい・・・・どうやら先っぽから何か出てきたわね。」
「ああ気持ちイイ・・・」
恵美子は久樹にもう1つの言葉を教えた。
「これはガマン汁といってオチンチンが気持ち良くなってくると自然と出てくる液体よ。
もう直ぐ出そうなのね久樹?」
久樹の腰が円を描くようにくねってきた。
「う・・ん出そうだよう・・ママ」
その時恵美子は意を決して、そのまま久樹の隆起物を口に含んだ。
ビックリした久樹は思わず叫んでしまった。
「ママ、汚いよ、ゴミが付いているんだし、とっても臭いんだよ、ああ止めて止めて・・」
恵美子は聞く耳持たずの感で、久樹のペニスを上下にスロートした。
「ほら・・恥垢が取れたでしょ。キレイなオチンチンになったでしょ。」
恵美子はそう言って、笑いながら舌を出して久樹の垢を見せた。
「もっと気持ち良くしてあげる・・・」
恵美子の舌が、再び久樹の茎に絡みついた。
ああん・・・久樹の嗚咽が出た・・強烈な快感が襲ってきた。
恵美子はテクニックを駆使して、オナニーの数倍のエクスタシーを久樹に与えようとした。
こうすれば、1人でオナニーするよりも私にして貰う方が良いに違いないと考えるはずだと
確信したからだ。
ズリュズリュ・・・淫音が恵美子の口の周りから出始めた。
もう止まれない・・・恵美子は手を使わずに頭を前後に動かし始めた。
>久樹はあまりの快感に恵美子の頭を掴んで腰を激しく動かした。
「ああ・・気持ちイイ・・ああ出る出る出ちゃぁう・・」
恵美子の喉に熱いものが当たるのを感じた。
(ああ・・とうとうやっちゃった・・・)
恵美子は久樹のほとばしりを全て飲んだ・・・悔いは無かった。
「ママ、サイコーだったよ、凄いよママ。」
久樹は感動の余り早口で捲くし立てた。
「久樹のジューズ美味しかったわ・・・これからもたくさん飲ませてね。」
そこで恵美子は久樹に約束事を提示し、その履行を求めた。
自分でするオナニーは1日1回までとし、その事を報告する事として、もし回数を
ごまかしたりしたら、もう2度とフェラチオはしない事を約束させた。
恵美子には自信があった・・久樹の頭の中には、もはや本間先生の事などなく、ただただ
自分の舌テクの事で頭がいっぱいであろうと思った。
その時の彼女が示した岐路は母親としての独占を目指すものであった。
彼女の思惑はドンピシャに当たった。
次の日から久樹は今まで以上に恵美子に甘えるようになった。
何処でオナニーをやったかを逐一詳しく恵美子に伝えるようになった。
どんな風に、どんな感じ方か、どんな顔でイッタかを・・・
恵美子は満足だった。
久樹から本間先生の話は一切出なくなったし、友達の話も出なくなった。
ひたすらママの舌を一層大きく感じたい為に、どんなにガマンしているかを熱心に語った。
「ねえママ、早くしゃぶって・・・」
この言葉から、いつものように2人だけの世界は始まった。
初めの頃は、ただ単にペニスを恵美子の前に突き出していただけだったが、次第に工夫を
凝らすようになっていた。
久樹はして如何に恵美子を喜ばすかを考えていた様だった。
1日1回だけのオナニーを恵美子の前でしてみたり、恵美子の足に出してみたりもした。
玄関で帰ってくる恵美子を素っ裸で待ってみたりとかもしてみた。
翻訳の仕事中に、いきなり勃起したペニスを顔の前に出してみたりもした。
恵美子はその行為全てを受け入れた・・・・嬉しかった。
3、4ヶ月はあっと言う間に過ぎて行った。
しかしその頃になると、なぜか久樹の行為は次第に行われなくなっていった。
フェラの回数も毎日飽きずにやっていたのに、2日ごとから1週間ごと、遂には1ヶ月
以上も何も要求しないようになっていった。
飽きたのかしら・・・・
恵美子は久樹の心変わりが気になった。
彼に何があったのだろうか?
彼の興味が自分から他の何かに移ったのかを考え始めた。
そして2人で一緒に風呂に入るのを拒否し始めたのもこの頃からだった。
恵美子は事を深刻に受け止めた。
(私の方針が間違っていたのかもしれない)
彼女は久樹の心変わりを淋しく、そして悲しい気持ちで受け止めていた。
(好きな人ができたのだろうか?・・・本間先生?京子ちゃん、美夏ちゃん?誰だろう?)
恵美子自身、心にぽっかりと穴が開いたような感覚を覚えた。
久樹は、すっかり無口になってしまった。
通り一遍の会話をする事があっても、少しでも追求する言葉が出た途端に口は重く閉ざされ
てしまった。
恵美子は過ぎ去りし日々を思い浮かべていた。
思い詰めた顔で私にすがったあの久樹の顔が懐かしく愛しく思えた。
ある土曜日の昼に恵美子は思い立って久樹の部屋に入った。
彼の心の変化の原因を調べる為だった。
部屋に入ると、その整然とした雰囲気に感心した。
男1人住まいにウジが湧くという言葉が、まったくの無縁なものだと思った。
(ホントにきれいに掃除しているわねぇ・・さすが我が子ね。)
これなら探し易いと思った。
そして必死に色々な所を物色したが、何1つ出てはこなかった。
ムダだったかも・・・恵美子は諦め気味になって最後の場所(ベット)に手を掛けた。
きっちりと折畳んだ布団を剥がすと、下から1枚のパンティーが置いてあるのが目に入った
(これは、私のだわ・・・)
恵美子は素早くそれを手に取り広げた。
思わず息を呑込んだ・・・恵美子は恐る恐る一部を手にとって口に運んだ。
久樹のザーメンだった。
これは一体どういう事なんだろうか?
久樹は私との行為に飽きたはずではなかったのか?
では、この私の下着に吐き出した彼の息吹の意味が解せない。
なぜ私の下着に?他の人が好きだったのなら、その人の持ち物の一部を盗んでまでも手元に
置いて、そういう行為に走るはずだ。
嗚呼分からない・・・恵美子の頭はショート寸前になった。
ひょっとしたら、久樹は私との事が忘れないからかもしれない。
でも・・・それなら一言いえば、いつだって気持ち良くしてあげるのに・・・なぜ?
恵美子は当惑した・・そして自分の下着から発散される久樹の臭気に当てられてしまった。
(ああ・・美味しい匂いだわ・・久樹の濃い男の匂いだわ・・臭くてイイ匂い。)
下着についたザーメンが恵美子の顔にベッタリと引っ付いた。
恵美子はそれを顔全体に付くように手で広げていった。
ベットの横でヒザ立ちしながら顔をベットに押し付けて久樹の匂いを嗅いだ。
右手は自分の下着に入れて、湿り始めた花びらを弄り始めた。
クッチュ、クッチュ・・指が湿り気を帯びた花びらの中に入るたびにイヤラシイ音が鳴った
左手でザーメン下着を持って顔に押し付けていた。
久樹の隆起したペニスを思い浮かべてひたすら指が花びらを荒らしていた。
「あっあっ・・」
軽い嗚咽が漏れた。
(嗚呼・・久樹が欲しい・・)
恵美子の頭の中でこの想いが渦巻いた。
指が激しさを増していた、連れて腰が妖しくグランドした。
「ああ・・イキそう・・イッちゃいそうよ・・ひ・・久樹」
快感の波がもう直ぐそこまで来ていた・・・・その時だった。
いきなりグランドしていた腰が何かの手によって止められたのが分かった。
「ひ・・久樹おまえ・・」
久樹が両手で後ろから恵美子の腰をがっちりと押さえつけていたのだった。
(しまったわ・・今日は土曜日・・・昼までだったのを忘れていた・・)
不覚にも、恵美子は剥き出したお尻を息子に向かって突き出すという格好で
対面してしまった。
久樹の学生服姿だった・・・下は何も履いてなかった。
ペニスがいきり立っていた・・・皮は鮮やかに剥けていた。
「ママもうガマンできない・・・入れるよ。」
真っ赤な顔をして早口で捲くし立てたと思ったら、後ろから勢い突っ込んできた。
ズブッ・・・濡れていた花びらから音が漏れ、久樹が入ってきた。
「ああ・・ママ暖かいよ・・・」
泣き出したような、か細い声が漏れた・・天使は泣いていた。
「ああ・・なんてことを・・・いけない・・いけないのよ久樹分かってるの?」
恵美子が絶叫した・・しかし逃げ出す仕草は一つも無かった。
パンパンパン・・・久樹はこれとばかりに激しく恵美子の腰に打ち据えた。
リズムなんてあったものではなく、ただ単に無茶苦茶に打ち込んでいた。
「ママ気持ちいいよ、ママも気持ちイイの?」
恵美子はかすかに残る理性が働いた。
「早くどきなさ・・い。早く、はやくぅ・・」
久樹はもう止まらなかった・・恵美子の言葉など、もう耳に入らないようだ。
「ママも気持ち良くしてあげる。」
久樹はそう言うと、恵美子から離れた・・そして彼女を抱えてベットの上に仰向けにして
置いた。
久樹の唇が恵美子の花びらを荒らした。
ジュルジュル・・・ピチャピチャ・・・淫音が花びらを潤した。
「美味しい、美味しいよママのオマンコ・・ああ」
いつの間に、そんな淫語を覚えたのだろう?・・遠くなる意識の中で恵美子は思った。
久樹は唇でクリトリスの皮を剥け、舌で突っついた。
激しい快感が恵美子の全身を襲った・・仰け反るような刺激。
どこでこんなテクニックを得たのだろうか・・・恵美子には衝撃の連続だった。
だがもう余裕は無かった・・・
「ああもうどうでもいい・・久樹来て・・早く・・私のオマンコをぐちゃぐちゃにして」
「ああママ・・入れるよ。」
久樹は正面から入ってきた。
今までに無い、激しいキスでお互いの舌を貪りあった。
下からは機関銃が音を立てて打ち続けていた。
「もっと・・もっと激しく突いて・・久樹のチンポで突いてぇ・・・」
激しい振動は頂点に達した。
「ママイクよ・・・」
彼は素早く抜いて、それを恵美子の顔の上で激しくしごいた。
彼のうめき声がした途端・・・恵美子の顔が白く汚れた。
「誰に教えてもらったの?久樹・・やっぱり先生でしょ。」
コトを終えた後に訪れた静寂の中で、冷静さを取り戻した恵美子の声が、それを破った。
彼の一連の振る舞いを見てたら大人の女の人が教えたものだと直ぐに分かった。
「うん・・そう・・本間先生。」
彼の話だと、友人の剛くんと一緒に私との事について話している所を本間先生に聞かれたらしいというのだ・・
で先生に呼び出された久樹は、近親相姦は実にいけない事だ・・と、こんこんと説教する先生に対し、
うしても母親の事が諦められないと、話が平行線を辿っていた時に、では私が変わりに大人の女性とは
んなものかを教えてやろうと言い出し、彼を無理やり裸にして、頂いてしまったそうだ。
そしてその時の快感が久樹を虜にしてしまったのだった。
後は先生が久樹に男のテクニックを徐々に教え込んでいったらしい。
恵美子がやられた一連の動きは、そのまま本間先生にしていたのと同じだったという事だ。
彼が無口に、そして恵美子を避けるようになったのもこれで判明したのだった。
「ごめんねママ、僕恥ずかしかったし、ママとは別の女の人に気持ち良くされたことに申し訳なさを感じたんだ。
マには僕しか居ないのに僕は他の人としちゃって、勝手に気持ち良くなっちゃって・・・どうしても言えなかったんだ。
ごめんねママ。」
恵美子は涙がこぼれそうになった。
「久樹ありがとう・・久樹は優しいね・・ママ嬉しいわ。」
「ママこれからは僕がママを守るよ、ママをもっともっと気持ち良くさせるよ。」
恵美子はにっこり笑った。
「本間先生には私から言っておくわ・・2度と久樹には手を出さないようにって・・
それから、こう言ってやるわ・・・貴方のテクは、とってもヘタだって。」
久樹は驚いたような顔で恵美子の顔を見渡した。
「ママ、僕ももう本間先生とはきっぱり止めるけど、だけどママ、あれ以上の快感を得るテクニックってあるの?」
恵美子は艶然として自分の股を大きく開いて花びらを指で広げた。
「ええそうよ、アメリカ仕込みのテクニックを教えてあげるわ・・・さあ来て久樹。」
「うん・・ママ」
久樹はこれから来るだろう未知の快感に胸を躍らせながら、喜び勇んで恵美子の胸に飛び込んだ。
恵美子は本当の意味で久樹を独占したのを実感した。
これからは女として久樹と暮らしていこう・・・彼女の岐路はもう変わらなかった。
(完)
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