小説(転載) 月下の雫
官能小説
題名 月下の雫
登場人物
大沢 守 (18歳)
草野 喜子 (34歳)
あらすじ
上期の成績が悪い守は補習をせっかくの夏休みに受けなければならなくなってしまった。
担当教師が生徒から恐れられている。ハイミスこと 草野 喜子であった。
そんな守のストレス解消法が・・・・・・。
後10メートル・・・・・・・あと5メートル・・・・・・・・・
「ゼイッ、ハァッハァ!!」
スタート台に寄り掛かり、守は大きく喘いだ。体に弾けた無数の雫の多さが、彼の若さの証明ともいえた。
(さすがに200メートルも泳ぐと、普段動いていないだけにきついな)
夏休みの常盤学園のプールに彼は呼吸を荒くしながら、たたずんでいた。夏の風景のひとつともいえる光景だが、
これが大きく輝く太陽の下であればの話である。今は太陽どころか、三日月が雲の合間から青白く輝いているだけだった。
プールにある更衣室の壁にかかった時計も22時半を廻ろうとしていた。守はいつもストレスが溜まると、夜中に学校へ来
ては誰もいないプールで悠々自適に泳いだ。
「ふーっ、今日はもうあがろうか・・・・」
守は水を掻き分け、取っ手を握り締めプールサイドにゆっくり上がると月夜の青白い光に日焼けしていないお尻が真っ白に反射した。
月下の中、黒と白にきれいなコントラストを描いた守の体はその雫と相俟って輝いていた。守が夜な夜な学校に来て一人で泳ぐ理由は
裸で泳ぐ事の為であった。初めて泳いだのは、去年の初秋頃、母親が急死し、無気力に包まれていた。守はどこか遠くに行きたかった。夢中で自転車を漕ぎつづけ、いつの間にか自分の通う高校に着いていた。普段であれば自転車でも30分あれば着く距離が自分でも思えだせない程の距離を走り、7時間以上を費やした。まだ残暑が残る陽射しを長時間浴びた守は、誰もいない校舎を歩きシャワー室に向かったが、あいにくと鍵がかかっていた。すぐ脇を見るとプールが夏の喧騒とは裏腹に静かに佇んでいた。若干汚れているが入れそうた!!このけだるい汗を、いやこの焦燥感を拭い去りたい!守は考える間もなく、プールに裸で飛び込んだ。そのときの開放感、大きな空間にさらけ出した無防備の姿は普段の自分を忘れる事ができた。その姿はまるで母の羊水の浸る稚児の思いだった。その時の爽快感が忘れられずストレスなどに包まれた時は夜中に忍び込んではプールに裸で飛び込んだ。彼は火照った体を丁寧にタオルで拭くと、フーッと溜息をつくと矢継ぎ早に着替え、自転車に乗って暗闇の中家路を急いだ。
「中田君!!ちゃんと人の話を聞きなさい!!だから赤点なんか取ってここに来てるのよ!!」
茹だるような暑さの中、ヒステリックな声が教室内を響かせた。この声が守を夜な夜なプールに通わせる最大のストレス要因だった。(あ~あっ、また始まったよ!ヒスのお説教が・・・)
守は額に浮かんだ無数の汗を拭いながら、中田に対する説教が終わるのを待った。受ける側の中田もけったるい表情を浮かばせながら
壊れたラジオから聞こえる曲のように聞き流していた。その曲を金きり声でシャウトしているボーカルは、常盤学園の生徒指導及び
補習担当の草野喜子教諭であった。彼女は安物のブラウスとスカートに身をまとい化粧といえばせいぜいリップをする程度で女性らしさが見受けられなかった。
「あなた達には本当にあきれるわ、大事な夏休みをつぶしてまで来てるのにやる気を見せなさいよ!!」
眼光するどい目が牛乳瓶底の厚さ以上ある眼鏡の奥から生徒を威圧した。彼女は生徒の指導はおろか先生の曲がったネクタイをも許さない、鉄壁な指導委員であった。その性格が婚期を逃している理由だと常盤学園全員の考えであった。その草野が今回、他の教師も嫌がる夏休み補習も自ら名乗りあげた事を聞き、守をはじめとする上期テストの赤点を取った連中は、勉強をしなかった事を後悔させた。畜生~!あのハイミスが指導係りとは最悪だよ~!!最後の夏にこの仕打ちはないよなぁ~~~。
バシーンッ!!
突然机を叩いた音が響くと補習を受けていた生徒14名が一斉に草野の方をみた。
「わかったわ、別にやる気がないなら結構、そんなあなた達には刺激をあたえてあげるわ。2日後にテストをします。」
教室内がざわついた。
「いちいち騒がない!!もし合格点をとれば補習は終了。取れなければ補習時間をいまの2時間から倍の4時間に延長します。わかりましたね!!質問がないようなので今日はこれで終わります」
守たちは悪態をつきながら、廊下を歩いていた。
「むかつくんだよ、あのくそババァ!!なんであんな些細な事からテストになるんだよ!!」
中田は廊下を蹴りながら言った。
「本当だよな~。あいつはさぁ~遊ぶ相手がいないから4時間だろうがいいけどさぁ~、こっちは最後の夏だからエンジョイして
憧れの彼女とエッチして・・・・」
林はうっとりとした表情でつぶやいた。
「どこにそんな相手がいるんだよ!・・・・」
守はすかさず突っ込んだ。
「かえって相手のいないハイミスにとって、いい時間つぶしになって好都合だよな~。あの性格と風貌じゃ誰も相手にしないよ」
はき捨てるように中田は言った。
「他の先生も普段注意されているだけに相手にしていないらしいよ。」
だれもが知っている常盤学園の噂を林は持ち出した。守は溜息をつきながら
「まぁ、いずれにしても2日後のテストさえクリアしたら・・・・」
「そういうことだよなぁ~~」
3人は納得した様なしない様な表情を浮かべ、学校を後にした。
守はゲームセンターを終えて家に帰ろうとした時、教科書類を教室に全部置いてきてしまった事に気がついた。
しまった~!堆いつもの癖で全部置いてきちゃたよ~。2日後に備えて勉強しないと、ハイミスと毎日4時間過ごし、最後の夏休みを無駄に過ごす事になるからなぁ~。けったるいけど、しょうがない取りにいくか・・・
守が学校に着いた時はもうグランドが赤く染まり野球部員がトンボでグランドを慣らしている頃だった。
守は駆け足で、階段を登り自分の教室のある3階に着くとどこからともなく、すすりなく声が耳に入ってきた。
誰だろう、こんな時間に・・・・・。守は不信に思い、声が微かに聞こえてくる方に全神経を集中させた。
視聴覚室の方からだ!!守はゆっくり近づくと思わず声をあげそうになった。わずかな隙間から見える室内からは
初めて見る男女の肉宴がくりひろげていたからだ。すすり泣く声に聞こえたのはテニス部2年の宮田恵美の喘ぎ声だった。
「あああっん、もうだめ!これ以上やったら聞こえちゃうよ、ああああっ」
「も、もうがまん出来ないよ、恵美ちゃん!!もうこんなになっているよ」
野球のユニフォームのチャックを下げ、スラパンとトランクスを同時に降ろし腹に突きそうなペニスを恵美の前に突き出した。
「もう~昨日もあれだけしたのに・・・今日はこれでがまんしてよ・・・ジュルッ・・」
「あああ~っ、え、えみちゃん!!」
全童貞憧れのフェラチオをされ快楽の中にいるのは野球部の木幡であった。
(畜生・・・木幡の奴いつの間にか彼女なんかいたんだ!?挙句に・・・あんなかわいい彼女にフェラまでさせやがって・・・・・)
自分の同級生のフェラチオシーンで興奮している自分に気づいてすごくみじめな気分になってきた。
(情けないけど、でも、途中でやめられないよ~な・・・)
守は自分の大きくなったペニスを上から軽くこすり、目を凝らした。宮田の執拗な舌の動きが木幡を狂わせた。
「ああ、いい~え、え、えみちゃ・・ん・・ああああ」
遠くにいる守の耳までジュルジュルッと宮田恵美の舌使いの音が聞こえきた。
宮田の首が段々激しく動き始めたその時、階段からコッ、コッと上がってくる音が守には聞こえた。
ヤ、ヤバイ、まさか知らん振りしても・・木幡に覗いていたことがバレるし、上って来た奴に木幡はバレて俺まで巻き添えをくうし、
どうする、どうする・・・。段々音が近づいて咄嗟に守は近くのドアノブを握り回していた。ドアをゆっくり閉め、入った部屋を見て驚いた。
「こ、ここは・・・・」
守の入った小さな部屋はロッカーが立ち並ぶ女子職員専用の更衣室だった。まぁいいか、いなくなったら直ぐに出ればいいし誰もこの部屋に来る奴はいないし・・・と安堵の気持ちなった。コツコツと先程のものと思われる靴音の持ち主が近づき視聴覚室らしき前で音が消えた。
う~んと守がいぶし加減にうなるとしばらくしてから、見覚えのある甲高い声が聞こえた。
「あんた達!!教室でなにしてるの~!!!」
そう、鬼のハイミス事草野喜子であった。守は飛び上がるように驚いたが、それ以上に驚いたのは木幡達であった。
脱ぎかけのユニフォームが膝で絡まりこけてしまうが、人生でこれ以上ないダッシュを見せ、階段を駆け下りていった。
終始音だけを聞いていた守は、内心ほくそえんだ。
(バカだなぁ~ユニフォームで逃げてもすぐにばれちゃうよ。まぁもっとも、あんな可愛い彼女と教室なんかでいい思いした罰だなぁ)
しかし、次に起こりえる事態に気づき守は慌てた。
(ま、まずい!!ハイミスがここに来たのは着替えに来たんじゃねぇいのか!?こんなところ見つかったら・・・・
木幡どころの騒ぎじゃねぇぞ!!ど、どうする!!)
靴音が更衣室の前で止まりドアノブの廻る金属音が響いた
ガチャッ
「ふーっ、まったく最近の生徒は色気ばっかりついて、どうしょうもないわ!!」
守の目には草野喜子が小さく見えた。守は咄嗟の勢いでついロッカーに隠れてしまった。
(どうすんだよ?こんなところに隠れて、状況はどんどん悪化してるじゃねぇかよ!!)
身動きがとれず、呼吸すらままならない状態の中、小さい隙間から見える光景に息を呑んだ。
目の前で草野喜子がジャージのチャックを降ろし着替え始めたからだ。
ゲッゲゲゲ!あいつの着替えなんかみたくないぞ・・・・
スチールの箱の中にいる生徒の守の思いとは裏腹に彼女はジャージを脱ぎ、自分のロッカーを開けた。彼女のロッカーの横にいる
守は彼女にばれる緊張とは違う意味の唾は飲み込んだ。
ハ、ハイミスってこんな綺麗な体してたんだ!胸なんかも結構手頃な大きさで・・・・ああ~、い、いやでもハイミスだぞ!!
あの性格悪女だそ!!ハイミスに欲情してどうすんだよ。
よもや生徒が自分のランジェリー姿に葛藤しているとは露しらず、彼女は前屈みでつま先のストッキングを直した。
谷間の出来たベージュのブラの隙間から可愛い真ピンクの乳首が、たまらずこぼれ落ちた。
(うわっ~、も。もう我慢出来ない!!先生、綺麗だ・・・・ああっ)
思わずその乳首を舐める様に舌を突き出した。
(ああ、舐めたい!!)
守は溜まらず制服から怒張した肉茎を静かに取り出し、手が動く範囲で弄りながら草野を目姦した。
乳首がこぼれたブラを直す草野のなんでもない仕草が、中にいる守を喜ばせた。
(あああっ、先生、もう、たまんないよ、あああ、せ、せ、せん、せい・・)
ビシッ!
あまりの興奮に守の手は堆激しく動かしてしまい、ロッカーを軽く叩いてしまった。
し、しまった!!!うわあああああっ~、ウッ、あ~っ
守は慌てて手を止めたが、イク寸前だったほてった肉茎はご主人の意思とは裏腹に白濁液を狭いロッカー内に撒き散らした。
喜子は妙な音に一瞬動きを止めたが、気にも止めず安手のブラウスに着替え、いつものハイミスに戻り更衣室を後にした。
守はドアの閉まる音が聞こえた後も用心深く、青臭い匂いが充満したロッカー内にいた。
ふ~ッ取りあえず助かった!!で、でもハイミスがあんなきれいな体をしていたとは・・・でもハイミスでイッたっていったら
中田とかに変態扱いされて大笑いされるだろうな?
で、でも・・・・・・・・・
守は狭いロッカーの中でみた情景を鮮明に蘇らそうと目を瞑り焼き付け様と必死になった。
腕時計のデジタルは5時30分を過ぎ様としており、わずか20分しかたっていなかったが童貞の彼には2時間以上に感じていた。
まだ9時を5分過ぎたばかりというのに、気温はもう25度を超えようとしていた。
今朝の天気予報では35度まで日中はいくという茹だるような暑さの中、守はボーとしていた。
昨日の出来事が夏の白昼夢のように思えてきたからだ。しずかな教室の中、黒板を白いチョークがすべる音だけが聞こえ、
時々、口泡を飛ばしながらいつものようにハイミスが生徒に怒っている見慣れた光景だった。
但し、いつもと違うのは守がハイミスを見る目が、どこにでもいる欲求不満が溜まったお局教師というお面の下には
どんなモデルよりも輝いて見える女性が隠れていることを知っている事だった。
ただ昨日みた女性と同一人物とは思えない変身ぶりが彼を戸惑わせた。時より見せるタイトスカートに包まれた
お尻のラインが昨日見せた名残に感じた。
「さわ・・おい!!おおさわってば!!」
不意に隣の中田の指が守を突っついた。
「うっん!?」
寝ぼけたような返事をした途端、熱い視線に包まれているのを感じ取った。
「大沢君!?先生を見るんじゃなくて黒板を見なさい!!わたしには今度のテスト内容まで書かれていません!!」
むっとしたような困ったような顔した草野喜子が言ったと同時に教室がどっと笑いに包まれた。
守は内心を見透かせらたように、顔を真っ赤にして頭を掻いた。
その行動を見て更に教室がどっと沸いた。
「もう~!!大沢君はよっぽど先生と勉強したいみたいね!?」
補習終了後、いつものメンバーが守を囲んだ。
「どうしたんだよ~大沢!?ハイミスの見惚れるなんて・・・」
「違うよ!!そんなんじゃねぇよ~」
「本当は密かに憧れの先生で・・・・・」
「なに言ってんだよ!」
「草野先生!僕おチンチンがこんなに・・・とかいってエロ小説みたいな事を思い描いてイッてたりして・・・ハハハハハッ」
「この野郎~本当に殺すぞ!!」
「でもそれはいくら悪趣味な大沢でもそれはねえよ!!」
「そうだなぁ~ハイミスとやるくらいなら羊の方がおしとやかな分だけましだよな~」
「そうそう、あれと付き合うとなったらよっぽど我慢強いか、相当女に縁がなくて溜まったやつしかいないよ」
「うんうん、ジュゴンを人魚に間違えるくらい溜まってないと無理だなぁ」
「うん、そうだよ!だから俺は寝不足だったから寝ないように一番緊張するものを見ていたんだよ!」
(こりゃ~こいつらには口が裂けても昨日の事はいえねえな~。でもこいつらの言う事がもっともだよなぁ~
俺、相当に溜っていたのかなぁ~木幡のフェラシーンを目撃した上に母親以外の下着姿を初めて見たからだなぁ、そうなんだ、そうに違いない)
守は自分に言い聞かせるように何回も思った。
時間が19時を廻ったというのに暑さはさほど昼間と変わらなかった。守の全身にとりまく水も暖かく覆った。
まだ時間がいつもに比べ早かったが、昨日のこともあり泳がずには要られなかった。
畜生!!ハイミスでいくとは・・・・毎日やってるのになぁ・・・・
と自分に腹をたててはぶつけるように泳ぎ、休んでは
でもあの時のハイミスは・・・正直綺麗だったよなぁ・・もう一度この目で・・・・・
と思い出し、股間を熱くさせてはしぼみ心の葛藤を何回繰り返しただろう、このまま泳ぎ続けても
心のもやもやは取れないどころか、体力が限界に近づきそろそろ上がろうと考えたその時
ギギギギ~ッと錆びた扉の開く音がしてプールに一人の影が近づいてきた。
ま、まずい!!こんな裸で泳いでいるのがバレたら、停学はもちろんの事下手したら警察のお世話もんだよ!!
そうだよ、今までバレなかったのが不思議なくらいだもんな~調子に乗りすぎた!
と後悔したが今はそれどころじゃなく、プールサイドに置いてあるタオルで腰を巻く事が先決と気づき、
水の中がこれ程抵抗があるのかと思うほどじりじりしたスピードでしか歩けずそれでもようやくプールサイドについたより早く
一人の影が声を発した。
「だ、だれ!そこにいるのはだれなの!?」
沈みきらない夕日と月明かりが混じりあった中、守は恐る恐る見上げた。
「なに、大沢くんじゃないの!?ダメじゃないの勝手にプールに入って・・」
「く、草野せ・・んせい・・・」
守は、月明かりの下、妖しく輝く黒の競泳水着を着た彼女を見上げた。
「大体ねぇ、生徒がこんな遅くまで学校に残るなんて・・・・」
彼女の説教が始まっても、守はそのビーナスのような体に見入っていた。体のラインを強調したその競泳水着は熟れた体を
存分に披露した。日頃はブラウスに隠れた胸はツンと前に張り出し相当な形の良さがうかがえ、その頂には薄らとポッチが浮かび
上がり、乳首の位置を知らせた。それ以上に守を喜ばせたのは、ベールをはぎ取られたたわわに実った太腿だった。前回のロッカー越し
の時には、パンスト越しでしか見えなかったからだ。技術の進歩で相当薄くなったパンストだが、その数ミクロン単位があるのとないのでは
雲泥の差だった。その生足は競泳水着の鋭い角度も手伝って長くまたその透けるような白い内腿は思わず唾を飲み込んでしまうほどであった。
守は股間を隠すように覆った手からはみ出るほど大きくなった肉茎の熱でまた水温が上がるなと冗談交じりに思うほど歓喜した。
「あなたねぇ、授業の時もそうだけど私の顔に何かついていますか?」
「め、眼鏡が・・」
守は乾ききった口でかろうじて答えた。
「めがね?プールに入るんだから当然はずしますよ。おかげで何も見えないけど・・・」
普段はセンスのないデザインをしたフレームと支えきれないほどの厚いレンズはなく、真の彼女が映し出されていた。
(綺麗じゃないけど、かわいいなぁ)守はその束ねられた髪の下に見えるうなじを見ながら思った。
「大沢君!?もう~さっきから人がこんなに熱く話してるのに・・・暖簾に何とやらだわ~~」
「先生、でも先生だってこんな時間に泳ぐのはよくないんじゃないのかなぁ?」
「うっ、そ、そうだけど先生だって好きで泳いでるんじゃないんです!!さすがにこの年になると恥ずかしくて人前で水着姿は晒せないの!!」
「そうかなぁ~、まだまだイケルと思うけどなぁ!!俺先生がこんなにかわいいとは思わなかったもん」
「先生をかわいいだなんて・・・立場をわきまえなさい!!だいたいそれでなくてもあなた達が補習を受けなくてもいいくらいの点数であれば・・私だって・・・」
彼女は薄暗い中、判ってしまうほど顔を赤くしこれ以上生徒に照れているのを悟られるのを恐れていきなり飛び込んだ。
守は飛び込んだ隙に急いで水から上がり腰にタオルを巻きつけた。25メートルをの壁にタッチして彼女が水の中から顔を出した。
「大沢くん、あなた明日のテスト大丈夫なの・・」
「ええ、バッチリですよ・・・・・・そんなことより今度デートしませんか?」
「ふ~っ・・先生もう頭が痛くなってきたわ・・・あなたねぇ~~~」
「わかってますよ・・立場を・・・・でしょう・・・」
「もういいから、帰って明日に備えなさい!判った!」
「は~い、でも先生は・・?」
「わたしも直ぐに上がります。私だって家まで1時間30分掛かるんですから」
「そ、そんなに・・・よく毎日夏休みも通うねぇ」
「だってしょうがないでしょう、あなた達みたいのがいるし・・・他の先生みたいに適当ってわけいかないのよ・・。
一番大事なこの時期だからこそ・・・・」
「ふ~ん確かだよねぇ、他の先生俺から見てもサラリーマンみたいのばっかりだよね、TVに出てくるような先生なんかいないよ・・」
「でも別にそれが悪いってわけじゃないのよ・・先生だってサラリーマンみたいなものだから・・・。
ただ・・私も女子校時代にある先生がいてその女教師におそわったの・・・・生徒はいつでも見ているって」
「せ、先生・・・」
「あらやだ・・・わたしったら生徒と私情話して・・・何やってのかしら・・・・」
「さぁもう帰りなさい、8時になるわよ・・早く帰って明日に備えなさい」
「ヘーイ!!」
「コラッ!大沢君ヘイじゃなくてハイでしょう!!もう~っ」
次の日の朝、教室内は妙な重々しさに包まれていた。今日のテストいかんでは残りの夏休みがなくなるかの瀬戸際だからだ。あるものは教科書を読み直し、落ち着かなかったり、かと思えば中田は一生懸命公式を机に薄く書いたりして必死だった。
ところが8時50分のチャイムがなってもハイミスの来る様子がなかった。
教室内がややざわつき始めたところで、扉が開いて背広を着た男性教諭が入ってきた。
「え~皆さん、草野先生は渋滞に巻き込まれてだいぶ遅れるそうです」
生徒から歓声が上がった。
「しかし予定していたテストは実施してくださいとのことでした。じゃ~今から用紙を配りますので」
「え~~~っ」
みんなは口々にハイミスの悪口を言い始めた。普通の教師であればここで他の先生の悪口を言う生徒をしかるが、この男性教師も日頃より彼女の槍玉にあがっていたので聞こえない振りを続けた。
やがてテストが始まると静かな教室内にシャーペンが薄い紙を叩く音だけが聞こえ始めた。
しかし10分もしないうちに男性教諭は立ち上げり部屋を出て行ってしまった。
しばらくはみんな、先ほどと変わらない状況で続けていたが5分過ぎ、10分過ぎても教室に戻ってくる気配がないのでみんなそれぞれテストの見せ合いを始めた。
こうなるとテストではなく答え合わせになってしまった。
強者になると教科書を片手に答えを書き始めるものまででた。チャイムがなる10分前ぐらいになると廊下から男性教諭の咳払いが聞こえ、生徒は一斉にテスト開始時の状況まで戻した。
しばらくすると扉が開き男性教諭が何事もなかった様に椅子に座り肘を机に乗せながら、時折欠伸まじりに暇そうにチャイムが鳴るの待った。
結局終了のチャイムが鳴り終わるまでに草野教諭は顔を出すことなくテストは終わった。しかし生徒は予想外の展開とこれで補習は終了間違いないことに浮かれ教室内は沸いていた。一番前にいた守はテストの回収と職員室の草野先生に渡す事を言いつけられた。守は階段を降り1階にある職員室に入ると、ヤニ臭さが鼻を突き生徒のいる部屋とは明らかに違うムードが漂っていた。
只夏休みの為か静寂しており、先程の試験管の沢村と横内が喋っている声だけが響いているだけだった。
「これ答案用紙です。」
「おおっ、そこの草野先生の机の上に置いといてくれ。」と横内が椅子によりかかった姿勢で言った。
「しかし、おまえらは俺らに感謝しなくちゃいけないぞ。」
「はぁ!?」
「はぁじゃないよ!!俺たちじゃなければ補習で夏休みが潰れところだったろ!!」
「そうそう、草野先生はいいけど生徒はもちろんの事、俺たちもたまらないよな?」
「安い給料でサぁ、働かせられて・・おまけに和を乱す奴がいるから教頭なんかああいうのを基準にするから俺たちが白い目で見られちゃんだよなァ~」
「でも今回は生徒に感謝されるし、俺たちの夏も開放されるなぁ!」
守はなんだか居た堪れなくなって、職員室を出ると片方のドアの前で草野先生が立ち尽くしていた。
「せ、せんせ・・・い」
「!!!!」
守が問い掛けると、彼女は慌てて階段を駆け出した。
「あっ、ちょっと!!」
守も同時に彼女を追いかけるため、走り出した。
教室のある3階も通り越し、守の心臓が苦しくなった頃には屋上に駆け上がっていた。
「ハァハァ・・・・・・ハァハァッ」
彼女は屋上のフェンスに寄り掛かりながら息を整えていた。守はまだ心臓や肺の苦しいのを堪えながら彼女に近づいた。
「ハァハァ、草野・・せ・ハァ~せんせい?」
彼女はまだ苦しいのか、ハァハァ言いながら俯いたままだった。
「・・・・・せんせい・・・・」
守は彼女の目から光る物が落ちるのを見て動揺した。
(ハイミスが泣いている・・・・)
彼女は手の甲で目尻を拭い去ると遠くを見つめた。
「私が泣くなんて可笑しいでしょう?・・・」
「い、いやそんなこと・・・」
「いいのよ、はっきりいって・・結局女が張り切るとこうなるのよねぇ・・・」
「でもあなた達生徒は補習もこれで終了だし良かったでしょう!?」
「わたしって昔からこうなのよねぇ、周りの空気が読めないのよ・・で結局浮いちゃてさぁ・・」
「先生からは厄介払いだし、生徒からも煙たがられて・・・良かれと思った事が全部空回りしちゃうの・・・」
彼女はそういうと溜息を吐き手すりに顎を乗せた。
「でも先生!!俺なんていっていいかわからないけど・・先生はそれでいいんじゃないのかなぁ!?」
「エッ!!」
「だって、先生は生徒の事を思っての行動だし、別に生徒に誉められたい、ありがたがられたいと思ってやってるわけじゃないんでしょう」
「自分自身がどれだけ納得できたかだけでしょう?結果じゃなくてアプローチでしょう、その結果は後の事じゃないですか」
「でも大沢君だって相当嫌ってたのにどうして急に・・・・?」
「先生ぐらいなんだよ、俺たちみたいな奴にも真剣に叱ってくれたり、せっかく夏休みなのに毎日1時間30分もかけて補習してくたりして、
一番俺らの事を考えてくれてるんだって思ったらサァ・・・」
「おおさ・わくん・・・・」
「ましてやいちいち、あんな事気にしてたらハイミスのあだなが廃りますよ・・・」
「誰もハイミスなんてよばれたくありません!!」
彼女は笑いながら拳を振り上げた。
「大沢君、ありがとう!!大沢君と話してなんだかすっきりしたわ。でも先生に説教なんて10年早いんじゃないかしら!?」
彼女は目尻を腫らしながら、微笑んだ。
「じゃ、先生お礼に何か褒美をくださいよ」
「追加補習とか?」
「ゲゲッ、そんなじゃなくてさぁ・・せっかく夏休みだしさぁ・・・デートしましょうよ・・」
「大沢君それ本気で言ってるの?私は教師なのよ!!」
「本気も本気ですよ、真剣です。先生だろうがなんだろうが、草野喜子という一人の人間に惚れたんですから」
守は照れも隠さず、彼女の顔見ながら堂々告白した。彼女は顔を真っ赤にして急にもじもじし始めた。
「で、でも私とあなたは先生と生徒、第一16も離れているのよ・・無理よ・・・」
「関係ないですよ。僕は遊びや今の勢いでいっているんじゃないんですよ・・・」
彼女は親指を歯で噛みながら悩んでいた。
「やっぱり、無理よ。なんだかんだいったって先生と生徒なんだから・・でも大沢君の気持ちは嬉しかったわよ。ありがとう」
彼女は小走りで屋上を後にした。
「フ~ッ・・・あ~あ・・・・」
守は夜のプールで何回溜息をついただろう。夕方自宅の電話でテストは全員合格との連絡が入り補習は今日を持って終了とのことだった。
ほっとした気持ちと残念だなぁと思う気持ちが複雑に交錯していたからだ。補習をこれで受けなくていい嬉しさはあるが、反面草野先生
に遭えなくなる残念な気持ちの方が時間過ぎていく度に大きくなっていくのが自分でもわかった。最初の頃にあった友達に笑われるという高校生らしい気持ちは完全に拭い去り、先生を好きになっていく思いが心を支配した。こうなると経験の浅い男の悲しさで、彼女だって34歳で恋愛だって相当経験しているだろうし、実は彼だって当然のようにいるだろう。噂では男がいたら奇跡とも言われているがそれは
本当の彼女を知らない連中の浅はかさで、自分の様に彼女の魅力に気づいている男もいて当たり前だ。よしんば付き合っている男がいなくても、自分が遭えない夏休み中に出会いが生まれるんじゃないかとどうしようもない心配事ばかり浮かんで、イライラしていた。
守は泳ぐことすら忘れてそんな事ばかりを夢中で考えていた。
「・・・・さわくん・・・・・!?・・・おおさわくんったら・・・」
「うわっ!!!」
守は心臓が飛び出るかと思うほど驚き、肩が大きく震え水面が激しくゆれた。
「な、なによ~・・こっちがびっくりしたじゃない・・もう・・」
守は声の主を聞いて、驚くのを通り越して、放心状態になった。今まで遭いたくて遭いたくて恋焦がれていた草野先生に他ならなかったからだ。
「せ・・・せんせい・・・」
「どうしたの!?・・大沢君・・鳩が豆鉄砲食らったような顔をして・・クスッ・・」
彼女はあまりの守の驚き様に可笑しくなった。
「先生!!ど、どうしたのはこっちのセリフですよ・・・」
「・・・ご、ごめんね・別に驚かすつもりはなかったんだけど・・もしかしたら・・大沢君がいるかなぁと思ってね・・・」
「せ・・ん・・せい・・・」
彼女は守が満面うれしくなるのを見て慌てて言った。
「そ、そう言う事じゃなくて、昼間のお礼が出来ればと思って・・・」
彼女は頬を赤く暗闇の中で輝かせた。守は何がそう言う事かわからず
「お礼・・・!?」
「そう・・屋上で励ましてくれた事。先生あの時君がいなかったらと思うと・・だから・・・改めて・・・ありがとう・・」
「そんな・・俺別に・・・」
守は思いっきり照れて濡れた髪を掻きまくった。
バシャッ!!
守の顔を水が叩いた。手で拭い去ると守は満面の笑顔を浮かべて
「あ~、先生のくせに生徒をいじめていいのかよ?・・・」
「テストでみんなと答えを見た罰よ!!」
「か~っ、俺だけかよ・・そりゃないよなぁ~」
守は手で水を掬うと草野先生にかけた。かけられた彼女も嬉しそうにな顔をして
「こら~鼻に入っちゃたじゃない!!教師に向かって何て事をするの・・」
怒った振りをし、潜水で守を追いかけた。守も慌てて逃げたが彼女の泳ぎが速く直ぐに追いついてしまった。
「ハァハァ、先生、昔から水泳していたの?えらくはやいんだね・・」
「昔っていわないでよ。これでも若いつもりなんだから。でも泳ぎ始めたのはダイエット時だから・・2・3年かな」
「じゃぁ、先生・・俺と25メートルで競争しない?」
「いいわよ、おばさんだと思って舐めてたら甘いわよ!!」
「そう、そんなに自信があるなら賭けようか?」
「あなたねぇ、先生と賭けしようなんて・・・・まぁ今日だけ特別にいいでしょう。・・・じゃ何を賭けるのかしら」
守は賭けに乗った彼女をみてニタリと笑い
「じゃあ~俺が勝ったら先生とデートさせてよ!!1回でいいからさぁ・・」
彼女は溜息をつき囁く声で
「これもデートじゃ・・・・・」
「エッ!?・・なんか言った?」
「・・いいえ、判りました。いいわよ、その代わり私が勝ったら・・夏季特別講習よ・・いい?」
「ゲゲゲッ!!でも勝てば待望のデートだ、やる価値はある!!」
守は先生の夏期講習と言った意味も理解せず活きこんだ。二人はスタート台に向かったが、守は飛び込み台に上らずプールの中にいた。
「どうしたの大沢君?・・飛び込みしないの・・」
彼女は訝しげに聞いた。
「ええっ、俺こっちの方が早いです。だから・・・」
「そう、それならいいけど・・・変わってるわね」
(いくら先生の目が悪いたって、スタート台に立ったらいくら何でもパンツを履いてないのがばれちゃうからなぁ~。
しかし先生よもや俺が実は昔からカッパの守ちゃんと言われたのは知らないだろうな?)
「いいかしら?腕時計のアラームをセットするから音がしたらスタートよ」
守はアラームが鳴るのを静かに待った。20時を廻った校内は虫の鳴く声だけが響き、何ともいえない光景だった。
しかしその静寂を壊す電子音が響くとバシャーンと体で水を叩く音が唸った。守の言う通り飛び込まないハンデをもろともせず
15メートルを過ぎる時点で先行していた草野を捉え、抜き去った。
(ハァ、ハァ、も、もう少しで念願のデートだ・・・・うぐっ・・・いてててててて)
守は泳ぐのをやめたかと思うと足を抱えこんだ。(無理をして、足がつった!!肝心な時に・・・トホホホ)
前を泳いでいた守が急に立ち止まっている異変に気づいた彼女は、慌てて守の方に向かった。
「大沢君、大丈夫!?どうしたの・・」
「すみません、だ、大丈夫です。うわっ!?」
「えっ!?・・・」
守が彼女の肩に手を回そうとした時、下のぬめりに足がすべり両腕で彼女の首を抱きしめる形なってしまった。
二人は同時に時が止まり、先生と生徒という壁が少しずつ壊れていくのを感じた。
「せ、せんせい・・・」
二人は唇が互いに導かれるように重ね合い喜子は守の頬に両手を抱えるように引き寄せた。
「う~ん、あ、うんんん・・チュッ・・」
惜しむように離れた唇に二人の気持ちを表すかのように粘液の橋が伸び、やがて静かにプールに落ちていった。
「大沢君、本当に後悔しない・・・・!?」
「はい、もう俺先生の事が好きで好きでどうしようもないんです。今までこんなに人を思ったことはありません。」
「ありがとう。先生も・・・」
言いかけると、思いを抑えられず、何回もキスを続けた。そして守は喜子の水着の肩口の紐に指を挿し入れると、ゆっくりと腕からはずし暗闇でも判るほどに白く輝く乳房を露出させた。その白山は重力に逆らうかのようにツンと上を向き型崩れの微塵もない完璧な形であった。
「あ~あわたし、教師の身なのにこんな所で生徒と・・・うっ・・」
守は教師の心を塞ぐように再び彼女の唇に合わせた。二人は弄りあうように、互いの舌を吸いあい絡ませた。
守は乳房を下から丁寧に持ち上げゆっくり動かした。
「・・アッ・・・・・あああ・・ん~ん」
守は唇から離すとその白い雪山の頂にある真ピンクのさくらんぼのような乳首に舌を這わせた。水に漬かり引き締まって硬くなっている乳首を自分の唾液でほぐすかのように念入りに、舌で転がした。
「あああ、ハァハァ・・あああ・うううっ・・う~ん」
彼女はまだ教師の仮面をぬぐいされずに必死に前歯で下唇を噛み声が出るのを堪えた。
「せ、せんせい・・先生のオッパイ・・ジュル・・お、おいしいです。」
「おお・・さわ・・・くん・・そんな事言わないで・ああっ・ああああっはずかしい・・で・・・でも、あああああああっ」
守が軽く歯で噛むたび彼女の体に痙攣が起き、夜のプールに波紋が広がり、水面の月が揺れ動いた。
乳首から口を離す事が惜しく、そのままの体制で彼女の体をプールサイドまで押し付けた。そして自分はプールから上がり、足だけをプールに入れプールサイドに腰掛けた。彼女は思わず
「あああっ!?」
声にならない声をあげてしまった。守は彼女の目の前に夜空の月に吸い寄せられ天高くそびえたペニスを見せつけた。
「す、すごい・・・」
あっけにとれている彼女の手を掴むと、自分の熱くなった肉棒に手を合わせた。
「ああ、先生に触って貰ってるなんて・・夢みたいだぁ・・・」
プールで冷やされた手は瞬く間のうちに暖かくなったが、彼女の手は固まって動かなかった。
「あああ、せんせい・・は、はやく・・お願いします。」
「・・わ、わかってるわ・・あせらないで・・」
彼女はそう言うと無造作に力を入れて動かした
「いててててぇ~先生、い、いたいよ~」
「ご、ごめんなさい・・・今度は大丈夫よ・・・」
彼女はもう一度試みるが妙にぎこちなく、いくら童貞の守でも段々しぼんでいってしまった。
「先生ちょっと聞いていいかなぁ!?」
「・・・な、なにかしら・・・」
「先生もしかして・・初めて!?」
「エッ!!!!・・・・・・・・・・・・・・」
一瞬、静寂になり虫の声だけが響いた。
「そ・・そうよ・・」
彼女は真っ赤にして重い口を開いた。
「ごめんなさいね、34にもなって処女なんて恥ずかしいでしょ。誰にも相手にされなかった女を自分が相手にするなんて・・・」
「先生、俺うれしいですよ!!先生がまだ誰にも汚されていないなんて。俺の知らない先生を知っている男がいたかと思うと
寝れないぐらい嫉妬しそうなのに・・童貞と処女なんて最高ですよ」
「大沢君!!」
二人は更に嬉しくなり唇を遇わせた。
「じゃぁ先生、俺の言う通りにして下さい。まず軽く握って・・・」
「こうかしら!?」
彼女は教えられた通りに軽く遭わせ上下に、動かした。
「あああ、そ、そうです。う~っ先生の手・・気持ちいいですよ・・ああああ」
彼女の手は更にリズミカルに動き、肉茎はより硬く熱く膨れ上がった。
「大沢君・・何か先著からヌルヌルしたのがでてきてわよ・・これが精液!?」
守は普段の博学の彼女からは想像もつかないトンチンカンな質問に、可笑しくなり又可愛くもあった。
「ハァハァ、ち、違います。それは精液を出す前の潤滑液です。先生今度は・・口で・・」
「!!!・・口で・これを・・・・・・・わかったわ、先生頑張ってみるわ!!」
彼女は守のペニスを右手で添えると恐る恐る目を瞑りながら舌だけを出し近づいた。
すると舌先に軟体動物のようなヌメッとした食感を感じると思わず離れてしまった。
「あ~あ、先生の口、柔らかくて気持ちいいです。先生もっと・・・・・」
喜子は彼の喜んでくれている言葉を聞くと勇気を振り絞り今度は目を閉じないで雁の部分をゆっくりと舐めあげた。
「ああ~、先生!そ、そうです。アイスキャンディーを舌だけで舐めるみたいにして・・あああ、気持ちいい~!」
「ペチャ・・・チャッ・チュッ・チャッ」
彼の喘ぐ声を聞くと、喜子はみようみまねで、その柔らかい唇で熱い灼棒を覆い尽くした。
「あ~あ最高ですよ、先生の口の中は・・・いつもは・・あっ・・俺たちを注意して・ハァハァ・冷たく感じるけど・・うっ
本当は・・・こ、こんなにも暖かくて、きもちいいですね!!ううううぅ・・・あうっ!!」
「そ、そうやって吸い込みながら・・ハァハァ・・唇で挟むように上下に・・そうです。・先生、ああ、上手です・・く~ぅ」
「クチュ・チャッ・・パッ・チュッ・・・チュパッ・・」
喜子は守のいい付け通り、唇をすぼめペニスの型どおり沿って這わせた。(あ~あ、汚らしいと思っていた男の人のこれが・・こんなにもいとおしく感じるなんて不思議だわ・・大沢君も一生懸命で可愛いのね)
拳を握り耐えていた守はぎこちないながらも、愛情のこもったフェラチオに忍耐の限界が訪れた。
「ハァ、ハァ・・せ、せ・んせ・い・・も、もうイキます!!イッちゃいます。先生!!先生!!ああああ~」
彼女はそれでも構わず、肉棒を手で動かしながら唇で先端を吸い上げ、快楽を送り続けた。
「うあああああ~っ、あ~、あぅ、先生、先生、先生~ッ!!・」
守は堪らず腰を喜子の口に突き出し、喉奥に白濁液を注ぎ込んだ。
「ゴホッ、ゴホッホホッ・・・・ゴクッ」
喜子はイクと言う意味がわかなかった為、スペルマの不意打ちにあい咳き込んでしまった。
「はぁ、はぁ、せ、先生、俺の飲んでくれたんですね・・・」
「最初びっくりしちゃったけど、大沢君・・・あなたのだと思ったらつい・・・・」
彼女はそう言うと顔を紅潮させた。守は彼女のこの一言でもう離れられなくなったと言っていいだろう。
「じゃぁ、先生今度はお返しに・・・・」
と言うや否やプールに入り、彼女の腰を抱えプールサイドに座らせた。
「キャッ、大沢君!!な、何をするの!?」
守は両足を開かせ、その根元に覆われた水着に指を掛け持ち上げると、脇に寄せた。するとピンクの秘裂が少し開き、蜜液が留まる事
を知らずに溢れ、月光にキラキラと反射していた。守は蜜壺に舌を近づけ、秘裂に沿い舐め上げると甘酸っぱい味が口に広がった。
「あああ、、やだ・・ちょっと・・きたないわよ・・大沢くん・・や・やめ・・あああああっ~」
「先生のここ、甘くておいしいよ・・ジュルッ、ジユルッ~」
守は蜜を吸い上げ、秘裂の頂上にある大きく膨らんだ柔肉を丁寧に突っついた。
「そ、そこは・・・あっああ~、いいの大沢君、もう駄目、先生おかしくなっちゃう・・あああああ~」
舌は秘裂の中に入り込み、蠢きよじった。
「ううっ、あああ~中で動いてる、あああ~気持ちいい、気持ちいいわよ、大沢君」
守はプールから上げると彼女の手をプールを囲むフェンスにつけ、彼女を後から覆った。
「ハァハァ、先生、いくよ・・・」
「もう、先生どうなってもいいっ!早く、あなたとひとつになりたいの・・・お願い」
守は右手でペニスを支えると柔肉に差し込むとヌルッとしたかと思うとずれてしまい、思うように入らなかった。
「大沢君貸して、ここよ・・・そう・・お願い・・ゆっくりと・・・あああ・入ってくる!!」
パリパリとなにかを引き裂く感触ともに初めての侵入者をがっしりと迎えいれた。
「あああ~、先生、先生の中に・・・うううっ」
「大沢くん、お願いだから・・ま、まだそのままでいて・・・」
守はあまりの良さに動けそうになかったが、柔肉が初めての異物に馴れると自然に肉茎を奥深く導いていった。
「うわっ~どんどん吸い込まれていく、先生、おれ・・ハァハァ」
守はなれない腰つきで、ゆっくりと動かすと同時にクチャクチャと蜜液がはじく音が聞こえた。
「先生、ハァハァ見えますか、僕たちひとつになったんですよ。ハァ、もう最高です。・・」
「ああああ、判るわ、あなたのが私の中でビクビク動くの・・・いい・・ああああ・もうはしたないと思われてもいい・・あなたなら・・」
「あああ、先生・・もっと乱れて下さい。はあああ・・ぼ、ぼくの前で・・・・」
乳首を指で挟み、揉みしごきながらスライドを早めた。
「あああ、あたるの・・大沢君のが・・・いいの、気持ちいい~、お願いもっと、オマンコにあなたのを感じさせて・・・」
腰を打つ度にフェンスの揺れる音と陰嚢が柔肉を叩く音が入り混じった。
「ううううっ、先生、おれ、もう、いっちゃいます・・もう駄目・・・いい・・ああああああああ」
「あああ、いいわ、いって!!あなたのをいっぱい出して・・お願い・・奥まで・・ああああ・」
「も、もうイク・・イクイクイクイク・・あああああああ・あっ~~~・・あっ・うう」
守は2・3回痙攣したかと思うと・おびただしい量の白濁液をぶち撒いた。
「ああああ、届いている・・大沢君のが中で・・・あああ・・いっぱいに・・・」
まだ肉茎が突き刺さった秘裂からピンクのスペルマが溢れ出しその激しさを伺わせた。
1ヵ月後
僕らは夏休みの間、夏季補習の名目のもと校内でのデートを繰返した。本当は海とか映画に行きたかったが
バレたら、お互いに困ると言う彼女の方針にしたがった。俺としては別にばれても構わなかったが・・・・
でもその間、バイトで貯めたお金で彼女に服をプレゼントし、眼鏡からコンタクトに変えると始業式には
みんなを唖然とさせた。殺したい女から・・いきなり結婚したい女になった。でも俺としてはうれしい反面
自分だけの秘密にしたかったが多分ヤキモチなので我慢することにしよう。そう、もう半年もすれば卒業と同時
彼女と結婚することにしたからだ。当分彼女の世話になるけど・・頑張って彼女と同じ職業につくまでは・・・・・
登場人物
大沢 守 (18歳)
草野 喜子 (34歳)
あらすじ
上期の成績が悪い守は補習をせっかくの夏休みに受けなければならなくなってしまった。
担当教師が生徒から恐れられている。ハイミスこと 草野 喜子であった。
そんな守のストレス解消法が・・・・・・。
後10メートル・・・・・・・あと5メートル・・・・・・・・・
「ゼイッ、ハァッハァ!!」
スタート台に寄り掛かり、守は大きく喘いだ。体に弾けた無数の雫の多さが、彼の若さの証明ともいえた。
(さすがに200メートルも泳ぐと、普段動いていないだけにきついな)
夏休みの常盤学園のプールに彼は呼吸を荒くしながら、たたずんでいた。夏の風景のひとつともいえる光景だが、
これが大きく輝く太陽の下であればの話である。今は太陽どころか、三日月が雲の合間から青白く輝いているだけだった。
プールにある更衣室の壁にかかった時計も22時半を廻ろうとしていた。守はいつもストレスが溜まると、夜中に学校へ来
ては誰もいないプールで悠々自適に泳いだ。
「ふーっ、今日はもうあがろうか・・・・」
守は水を掻き分け、取っ手を握り締めプールサイドにゆっくり上がると月夜の青白い光に日焼けしていないお尻が真っ白に反射した。
月下の中、黒と白にきれいなコントラストを描いた守の体はその雫と相俟って輝いていた。守が夜な夜な学校に来て一人で泳ぐ理由は
裸で泳ぐ事の為であった。初めて泳いだのは、去年の初秋頃、母親が急死し、無気力に包まれていた。守はどこか遠くに行きたかった。夢中で自転車を漕ぎつづけ、いつの間にか自分の通う高校に着いていた。普段であれば自転車でも30分あれば着く距離が自分でも思えだせない程の距離を走り、7時間以上を費やした。まだ残暑が残る陽射しを長時間浴びた守は、誰もいない校舎を歩きシャワー室に向かったが、あいにくと鍵がかかっていた。すぐ脇を見るとプールが夏の喧騒とは裏腹に静かに佇んでいた。若干汚れているが入れそうた!!このけだるい汗を、いやこの焦燥感を拭い去りたい!守は考える間もなく、プールに裸で飛び込んだ。そのときの開放感、大きな空間にさらけ出した無防備の姿は普段の自分を忘れる事ができた。その姿はまるで母の羊水の浸る稚児の思いだった。その時の爽快感が忘れられずストレスなどに包まれた時は夜中に忍び込んではプールに裸で飛び込んだ。彼は火照った体を丁寧にタオルで拭くと、フーッと溜息をつくと矢継ぎ早に着替え、自転車に乗って暗闇の中家路を急いだ。
「中田君!!ちゃんと人の話を聞きなさい!!だから赤点なんか取ってここに来てるのよ!!」
茹だるような暑さの中、ヒステリックな声が教室内を響かせた。この声が守を夜な夜なプールに通わせる最大のストレス要因だった。(あ~あっ、また始まったよ!ヒスのお説教が・・・)
守は額に浮かんだ無数の汗を拭いながら、中田に対する説教が終わるのを待った。受ける側の中田もけったるい表情を浮かばせながら
壊れたラジオから聞こえる曲のように聞き流していた。その曲を金きり声でシャウトしているボーカルは、常盤学園の生徒指導及び
補習担当の草野喜子教諭であった。彼女は安物のブラウスとスカートに身をまとい化粧といえばせいぜいリップをする程度で女性らしさが見受けられなかった。
「あなた達には本当にあきれるわ、大事な夏休みをつぶしてまで来てるのにやる気を見せなさいよ!!」
眼光するどい目が牛乳瓶底の厚さ以上ある眼鏡の奥から生徒を威圧した。彼女は生徒の指導はおろか先生の曲がったネクタイをも許さない、鉄壁な指導委員であった。その性格が婚期を逃している理由だと常盤学園全員の考えであった。その草野が今回、他の教師も嫌がる夏休み補習も自ら名乗りあげた事を聞き、守をはじめとする上期テストの赤点を取った連中は、勉強をしなかった事を後悔させた。畜生~!あのハイミスが指導係りとは最悪だよ~!!最後の夏にこの仕打ちはないよなぁ~~~。
バシーンッ!!
突然机を叩いた音が響くと補習を受けていた生徒14名が一斉に草野の方をみた。
「わかったわ、別にやる気がないなら結構、そんなあなた達には刺激をあたえてあげるわ。2日後にテストをします。」
教室内がざわついた。
「いちいち騒がない!!もし合格点をとれば補習は終了。取れなければ補習時間をいまの2時間から倍の4時間に延長します。わかりましたね!!質問がないようなので今日はこれで終わります」
守たちは悪態をつきながら、廊下を歩いていた。
「むかつくんだよ、あのくそババァ!!なんであんな些細な事からテストになるんだよ!!」
中田は廊下を蹴りながら言った。
「本当だよな~。あいつはさぁ~遊ぶ相手がいないから4時間だろうがいいけどさぁ~、こっちは最後の夏だからエンジョイして
憧れの彼女とエッチして・・・・」
林はうっとりとした表情でつぶやいた。
「どこにそんな相手がいるんだよ!・・・・」
守はすかさず突っ込んだ。
「かえって相手のいないハイミスにとって、いい時間つぶしになって好都合だよな~。あの性格と風貌じゃ誰も相手にしないよ」
はき捨てるように中田は言った。
「他の先生も普段注意されているだけに相手にしていないらしいよ。」
だれもが知っている常盤学園の噂を林は持ち出した。守は溜息をつきながら
「まぁ、いずれにしても2日後のテストさえクリアしたら・・・・」
「そういうことだよなぁ~~」
3人は納得した様なしない様な表情を浮かべ、学校を後にした。
守はゲームセンターを終えて家に帰ろうとした時、教科書類を教室に全部置いてきてしまった事に気がついた。
しまった~!堆いつもの癖で全部置いてきちゃたよ~。2日後に備えて勉強しないと、ハイミスと毎日4時間過ごし、最後の夏休みを無駄に過ごす事になるからなぁ~。けったるいけど、しょうがない取りにいくか・・・
守が学校に着いた時はもうグランドが赤く染まり野球部員がトンボでグランドを慣らしている頃だった。
守は駆け足で、階段を登り自分の教室のある3階に着くとどこからともなく、すすりなく声が耳に入ってきた。
誰だろう、こんな時間に・・・・・。守は不信に思い、声が微かに聞こえてくる方に全神経を集中させた。
視聴覚室の方からだ!!守はゆっくり近づくと思わず声をあげそうになった。わずかな隙間から見える室内からは
初めて見る男女の肉宴がくりひろげていたからだ。すすり泣く声に聞こえたのはテニス部2年の宮田恵美の喘ぎ声だった。
「あああっん、もうだめ!これ以上やったら聞こえちゃうよ、ああああっ」
「も、もうがまん出来ないよ、恵美ちゃん!!もうこんなになっているよ」
野球のユニフォームのチャックを下げ、スラパンとトランクスを同時に降ろし腹に突きそうなペニスを恵美の前に突き出した。
「もう~昨日もあれだけしたのに・・・今日はこれでがまんしてよ・・・ジュルッ・・」
「あああ~っ、え、えみちゃん!!」
全童貞憧れのフェラチオをされ快楽の中にいるのは野球部の木幡であった。
(畜生・・・木幡の奴いつの間にか彼女なんかいたんだ!?挙句に・・・あんなかわいい彼女にフェラまでさせやがって・・・・・)
自分の同級生のフェラチオシーンで興奮している自分に気づいてすごくみじめな気分になってきた。
(情けないけど、でも、途中でやめられないよ~な・・・)
守は自分の大きくなったペニスを上から軽くこすり、目を凝らした。宮田の執拗な舌の動きが木幡を狂わせた。
「ああ、いい~え、え、えみちゃ・・ん・・ああああ」
遠くにいる守の耳までジュルジュルッと宮田恵美の舌使いの音が聞こえきた。
宮田の首が段々激しく動き始めたその時、階段からコッ、コッと上がってくる音が守には聞こえた。
ヤ、ヤバイ、まさか知らん振りしても・・木幡に覗いていたことがバレるし、上って来た奴に木幡はバレて俺まで巻き添えをくうし、
どうする、どうする・・・。段々音が近づいて咄嗟に守は近くのドアノブを握り回していた。ドアをゆっくり閉め、入った部屋を見て驚いた。
「こ、ここは・・・・」
守の入った小さな部屋はロッカーが立ち並ぶ女子職員専用の更衣室だった。まぁいいか、いなくなったら直ぐに出ればいいし誰もこの部屋に来る奴はいないし・・・と安堵の気持ちなった。コツコツと先程のものと思われる靴音の持ち主が近づき視聴覚室らしき前で音が消えた。
う~んと守がいぶし加減にうなるとしばらくしてから、見覚えのある甲高い声が聞こえた。
「あんた達!!教室でなにしてるの~!!!」
そう、鬼のハイミス事草野喜子であった。守は飛び上がるように驚いたが、それ以上に驚いたのは木幡達であった。
脱ぎかけのユニフォームが膝で絡まりこけてしまうが、人生でこれ以上ないダッシュを見せ、階段を駆け下りていった。
終始音だけを聞いていた守は、内心ほくそえんだ。
(バカだなぁ~ユニフォームで逃げてもすぐにばれちゃうよ。まぁもっとも、あんな可愛い彼女と教室なんかでいい思いした罰だなぁ)
しかし、次に起こりえる事態に気づき守は慌てた。
(ま、まずい!!ハイミスがここに来たのは着替えに来たんじゃねぇいのか!?こんなところ見つかったら・・・・
木幡どころの騒ぎじゃねぇぞ!!ど、どうする!!)
靴音が更衣室の前で止まりドアノブの廻る金属音が響いた
ガチャッ
「ふーっ、まったく最近の生徒は色気ばっかりついて、どうしょうもないわ!!」
守の目には草野喜子が小さく見えた。守は咄嗟の勢いでついロッカーに隠れてしまった。
(どうすんだよ?こんなところに隠れて、状況はどんどん悪化してるじゃねぇかよ!!)
身動きがとれず、呼吸すらままならない状態の中、小さい隙間から見える光景に息を呑んだ。
目の前で草野喜子がジャージのチャックを降ろし着替え始めたからだ。
ゲッゲゲゲ!あいつの着替えなんかみたくないぞ・・・・
スチールの箱の中にいる生徒の守の思いとは裏腹に彼女はジャージを脱ぎ、自分のロッカーを開けた。彼女のロッカーの横にいる
守は彼女にばれる緊張とは違う意味の唾は飲み込んだ。
ハ、ハイミスってこんな綺麗な体してたんだ!胸なんかも結構手頃な大きさで・・・・ああ~、い、いやでもハイミスだぞ!!
あの性格悪女だそ!!ハイミスに欲情してどうすんだよ。
よもや生徒が自分のランジェリー姿に葛藤しているとは露しらず、彼女は前屈みでつま先のストッキングを直した。
谷間の出来たベージュのブラの隙間から可愛い真ピンクの乳首が、たまらずこぼれ落ちた。
(うわっ~、も。もう我慢出来ない!!先生、綺麗だ・・・・ああっ)
思わずその乳首を舐める様に舌を突き出した。
(ああ、舐めたい!!)
守は溜まらず制服から怒張した肉茎を静かに取り出し、手が動く範囲で弄りながら草野を目姦した。
乳首がこぼれたブラを直す草野のなんでもない仕草が、中にいる守を喜ばせた。
(あああっ、先生、もう、たまんないよ、あああ、せ、せ、せん、せい・・)
ビシッ!
あまりの興奮に守の手は堆激しく動かしてしまい、ロッカーを軽く叩いてしまった。
し、しまった!!!うわあああああっ~、ウッ、あ~っ
守は慌てて手を止めたが、イク寸前だったほてった肉茎はご主人の意思とは裏腹に白濁液を狭いロッカー内に撒き散らした。
喜子は妙な音に一瞬動きを止めたが、気にも止めず安手のブラウスに着替え、いつものハイミスに戻り更衣室を後にした。
守はドアの閉まる音が聞こえた後も用心深く、青臭い匂いが充満したロッカー内にいた。
ふ~ッ取りあえず助かった!!で、でもハイミスがあんなきれいな体をしていたとは・・・でもハイミスでイッたっていったら
中田とかに変態扱いされて大笑いされるだろうな?
で、でも・・・・・・・・・
守は狭いロッカーの中でみた情景を鮮明に蘇らそうと目を瞑り焼き付け様と必死になった。
腕時計のデジタルは5時30分を過ぎ様としており、わずか20分しかたっていなかったが童貞の彼には2時間以上に感じていた。
まだ9時を5分過ぎたばかりというのに、気温はもう25度を超えようとしていた。
今朝の天気予報では35度まで日中はいくという茹だるような暑さの中、守はボーとしていた。
昨日の出来事が夏の白昼夢のように思えてきたからだ。しずかな教室の中、黒板を白いチョークがすべる音だけが聞こえ、
時々、口泡を飛ばしながらいつものようにハイミスが生徒に怒っている見慣れた光景だった。
但し、いつもと違うのは守がハイミスを見る目が、どこにでもいる欲求不満が溜まったお局教師というお面の下には
どんなモデルよりも輝いて見える女性が隠れていることを知っている事だった。
ただ昨日みた女性と同一人物とは思えない変身ぶりが彼を戸惑わせた。時より見せるタイトスカートに包まれた
お尻のラインが昨日見せた名残に感じた。
「さわ・・おい!!おおさわってば!!」
不意に隣の中田の指が守を突っついた。
「うっん!?」
寝ぼけたような返事をした途端、熱い視線に包まれているのを感じ取った。
「大沢君!?先生を見るんじゃなくて黒板を見なさい!!わたしには今度のテスト内容まで書かれていません!!」
むっとしたような困ったような顔した草野喜子が言ったと同時に教室がどっと笑いに包まれた。
守は内心を見透かせらたように、顔を真っ赤にして頭を掻いた。
その行動を見て更に教室がどっと沸いた。
「もう~!!大沢君はよっぽど先生と勉強したいみたいね!?」
補習終了後、いつものメンバーが守を囲んだ。
「どうしたんだよ~大沢!?ハイミスの見惚れるなんて・・・」
「違うよ!!そんなんじゃねぇよ~」
「本当は密かに憧れの先生で・・・・・」
「なに言ってんだよ!」
「草野先生!僕おチンチンがこんなに・・・とかいってエロ小説みたいな事を思い描いてイッてたりして・・・ハハハハハッ」
「この野郎~本当に殺すぞ!!」
「でもそれはいくら悪趣味な大沢でもそれはねえよ!!」
「そうだなぁ~ハイミスとやるくらいなら羊の方がおしとやかな分だけましだよな~」
「そうそう、あれと付き合うとなったらよっぽど我慢強いか、相当女に縁がなくて溜まったやつしかいないよ」
「うんうん、ジュゴンを人魚に間違えるくらい溜まってないと無理だなぁ」
「うん、そうだよ!だから俺は寝不足だったから寝ないように一番緊張するものを見ていたんだよ!」
(こりゃ~こいつらには口が裂けても昨日の事はいえねえな~。でもこいつらの言う事がもっともだよなぁ~
俺、相当に溜っていたのかなぁ~木幡のフェラシーンを目撃した上に母親以外の下着姿を初めて見たからだなぁ、そうなんだ、そうに違いない)
守は自分に言い聞かせるように何回も思った。
時間が19時を廻ったというのに暑さはさほど昼間と変わらなかった。守の全身にとりまく水も暖かく覆った。
まだ時間がいつもに比べ早かったが、昨日のこともあり泳がずには要られなかった。
畜生!!ハイミスでいくとは・・・・毎日やってるのになぁ・・・・
と自分に腹をたててはぶつけるように泳ぎ、休んでは
でもあの時のハイミスは・・・正直綺麗だったよなぁ・・もう一度この目で・・・・・
と思い出し、股間を熱くさせてはしぼみ心の葛藤を何回繰り返しただろう、このまま泳ぎ続けても
心のもやもやは取れないどころか、体力が限界に近づきそろそろ上がろうと考えたその時
ギギギギ~ッと錆びた扉の開く音がしてプールに一人の影が近づいてきた。
ま、まずい!!こんな裸で泳いでいるのがバレたら、停学はもちろんの事下手したら警察のお世話もんだよ!!
そうだよ、今までバレなかったのが不思議なくらいだもんな~調子に乗りすぎた!
と後悔したが今はそれどころじゃなく、プールサイドに置いてあるタオルで腰を巻く事が先決と気づき、
水の中がこれ程抵抗があるのかと思うほどじりじりしたスピードでしか歩けずそれでもようやくプールサイドについたより早く
一人の影が声を発した。
「だ、だれ!そこにいるのはだれなの!?」
沈みきらない夕日と月明かりが混じりあった中、守は恐る恐る見上げた。
「なに、大沢くんじゃないの!?ダメじゃないの勝手にプールに入って・・」
「く、草野せ・・んせい・・・」
守は、月明かりの下、妖しく輝く黒の競泳水着を着た彼女を見上げた。
「大体ねぇ、生徒がこんな遅くまで学校に残るなんて・・・・」
彼女の説教が始まっても、守はそのビーナスのような体に見入っていた。体のラインを強調したその競泳水着は熟れた体を
存分に披露した。日頃はブラウスに隠れた胸はツンと前に張り出し相当な形の良さがうかがえ、その頂には薄らとポッチが浮かび
上がり、乳首の位置を知らせた。それ以上に守を喜ばせたのは、ベールをはぎ取られたたわわに実った太腿だった。前回のロッカー越し
の時には、パンスト越しでしか見えなかったからだ。技術の進歩で相当薄くなったパンストだが、その数ミクロン単位があるのとないのでは
雲泥の差だった。その生足は競泳水着の鋭い角度も手伝って長くまたその透けるような白い内腿は思わず唾を飲み込んでしまうほどであった。
守は股間を隠すように覆った手からはみ出るほど大きくなった肉茎の熱でまた水温が上がるなと冗談交じりに思うほど歓喜した。
「あなたねぇ、授業の時もそうだけど私の顔に何かついていますか?」
「め、眼鏡が・・」
守は乾ききった口でかろうじて答えた。
「めがね?プールに入るんだから当然はずしますよ。おかげで何も見えないけど・・・」
普段はセンスのないデザインをしたフレームと支えきれないほどの厚いレンズはなく、真の彼女が映し出されていた。
(綺麗じゃないけど、かわいいなぁ)守はその束ねられた髪の下に見えるうなじを見ながら思った。
「大沢君!?もう~さっきから人がこんなに熱く話してるのに・・・暖簾に何とやらだわ~~」
「先生、でも先生だってこんな時間に泳ぐのはよくないんじゃないのかなぁ?」
「うっ、そ、そうだけど先生だって好きで泳いでるんじゃないんです!!さすがにこの年になると恥ずかしくて人前で水着姿は晒せないの!!」
「そうかなぁ~、まだまだイケルと思うけどなぁ!!俺先生がこんなにかわいいとは思わなかったもん」
「先生をかわいいだなんて・・・立場をわきまえなさい!!だいたいそれでなくてもあなた達が補習を受けなくてもいいくらいの点数であれば・・私だって・・・」
彼女は薄暗い中、判ってしまうほど顔を赤くしこれ以上生徒に照れているのを悟られるのを恐れていきなり飛び込んだ。
守は飛び込んだ隙に急いで水から上がり腰にタオルを巻きつけた。25メートルをの壁にタッチして彼女が水の中から顔を出した。
「大沢くん、あなた明日のテスト大丈夫なの・・」
「ええ、バッチリですよ・・・・・・そんなことより今度デートしませんか?」
「ふ~っ・・先生もう頭が痛くなってきたわ・・・あなたねぇ~~~」
「わかってますよ・・立場を・・・・でしょう・・・」
「もういいから、帰って明日に備えなさい!判った!」
「は~い、でも先生は・・?」
「わたしも直ぐに上がります。私だって家まで1時間30分掛かるんですから」
「そ、そんなに・・・よく毎日夏休みも通うねぇ」
「だってしょうがないでしょう、あなた達みたいのがいるし・・・他の先生みたいに適当ってわけいかないのよ・・。
一番大事なこの時期だからこそ・・・・」
「ふ~ん確かだよねぇ、他の先生俺から見てもサラリーマンみたいのばっかりだよね、TVに出てくるような先生なんかいないよ・・」
「でも別にそれが悪いってわけじゃないのよ・・先生だってサラリーマンみたいなものだから・・・。
ただ・・私も女子校時代にある先生がいてその女教師におそわったの・・・・生徒はいつでも見ているって」
「せ、先生・・・」
「あらやだ・・・わたしったら生徒と私情話して・・・何やってのかしら・・・・」
「さぁもう帰りなさい、8時になるわよ・・早く帰って明日に備えなさい」
「ヘーイ!!」
「コラッ!大沢君ヘイじゃなくてハイでしょう!!もう~っ」
次の日の朝、教室内は妙な重々しさに包まれていた。今日のテストいかんでは残りの夏休みがなくなるかの瀬戸際だからだ。あるものは教科書を読み直し、落ち着かなかったり、かと思えば中田は一生懸命公式を机に薄く書いたりして必死だった。
ところが8時50分のチャイムがなってもハイミスの来る様子がなかった。
教室内がややざわつき始めたところで、扉が開いて背広を着た男性教諭が入ってきた。
「え~皆さん、草野先生は渋滞に巻き込まれてだいぶ遅れるそうです」
生徒から歓声が上がった。
「しかし予定していたテストは実施してくださいとのことでした。じゃ~今から用紙を配りますので」
「え~~~っ」
みんなは口々にハイミスの悪口を言い始めた。普通の教師であればここで他の先生の悪口を言う生徒をしかるが、この男性教師も日頃より彼女の槍玉にあがっていたので聞こえない振りを続けた。
やがてテストが始まると静かな教室内にシャーペンが薄い紙を叩く音だけが聞こえ始めた。
しかし10分もしないうちに男性教諭は立ち上げり部屋を出て行ってしまった。
しばらくはみんな、先ほどと変わらない状況で続けていたが5分過ぎ、10分過ぎても教室に戻ってくる気配がないのでみんなそれぞれテストの見せ合いを始めた。
こうなるとテストではなく答え合わせになってしまった。
強者になると教科書を片手に答えを書き始めるものまででた。チャイムがなる10分前ぐらいになると廊下から男性教諭の咳払いが聞こえ、生徒は一斉にテスト開始時の状況まで戻した。
しばらくすると扉が開き男性教諭が何事もなかった様に椅子に座り肘を机に乗せながら、時折欠伸まじりに暇そうにチャイムが鳴るの待った。
結局終了のチャイムが鳴り終わるまでに草野教諭は顔を出すことなくテストは終わった。しかし生徒は予想外の展開とこれで補習は終了間違いないことに浮かれ教室内は沸いていた。一番前にいた守はテストの回収と職員室の草野先生に渡す事を言いつけられた。守は階段を降り1階にある職員室に入ると、ヤニ臭さが鼻を突き生徒のいる部屋とは明らかに違うムードが漂っていた。
只夏休みの為か静寂しており、先程の試験管の沢村と横内が喋っている声だけが響いているだけだった。
「これ答案用紙です。」
「おおっ、そこの草野先生の机の上に置いといてくれ。」と横内が椅子によりかかった姿勢で言った。
「しかし、おまえらは俺らに感謝しなくちゃいけないぞ。」
「はぁ!?」
「はぁじゃないよ!!俺たちじゃなければ補習で夏休みが潰れところだったろ!!」
「そうそう、草野先生はいいけど生徒はもちろんの事、俺たちもたまらないよな?」
「安い給料でサぁ、働かせられて・・おまけに和を乱す奴がいるから教頭なんかああいうのを基準にするから俺たちが白い目で見られちゃんだよなァ~」
「でも今回は生徒に感謝されるし、俺たちの夏も開放されるなぁ!」
守はなんだか居た堪れなくなって、職員室を出ると片方のドアの前で草野先生が立ち尽くしていた。
「せ、せんせ・・・い」
「!!!!」
守が問い掛けると、彼女は慌てて階段を駆け出した。
「あっ、ちょっと!!」
守も同時に彼女を追いかけるため、走り出した。
教室のある3階も通り越し、守の心臓が苦しくなった頃には屋上に駆け上がっていた。
「ハァハァ・・・・・・ハァハァッ」
彼女は屋上のフェンスに寄り掛かりながら息を整えていた。守はまだ心臓や肺の苦しいのを堪えながら彼女に近づいた。
「ハァハァ、草野・・せ・ハァ~せんせい?」
彼女はまだ苦しいのか、ハァハァ言いながら俯いたままだった。
「・・・・・せんせい・・・・」
守は彼女の目から光る物が落ちるのを見て動揺した。
(ハイミスが泣いている・・・・)
彼女は手の甲で目尻を拭い去ると遠くを見つめた。
「私が泣くなんて可笑しいでしょう?・・・」
「い、いやそんなこと・・・」
「いいのよ、はっきりいって・・結局女が張り切るとこうなるのよねぇ・・・」
「でもあなた達生徒は補習もこれで終了だし良かったでしょう!?」
「わたしって昔からこうなのよねぇ、周りの空気が読めないのよ・・で結局浮いちゃてさぁ・・」
「先生からは厄介払いだし、生徒からも煙たがられて・・・良かれと思った事が全部空回りしちゃうの・・・」
彼女はそういうと溜息を吐き手すりに顎を乗せた。
「でも先生!!俺なんていっていいかわからないけど・・先生はそれでいいんじゃないのかなぁ!?」
「エッ!!」
「だって、先生は生徒の事を思っての行動だし、別に生徒に誉められたい、ありがたがられたいと思ってやってるわけじゃないんでしょう」
「自分自身がどれだけ納得できたかだけでしょう?結果じゃなくてアプローチでしょう、その結果は後の事じゃないですか」
「でも大沢君だって相当嫌ってたのにどうして急に・・・・?」
「先生ぐらいなんだよ、俺たちみたいな奴にも真剣に叱ってくれたり、せっかく夏休みなのに毎日1時間30分もかけて補習してくたりして、
一番俺らの事を考えてくれてるんだって思ったらサァ・・・」
「おおさ・わくん・・・・」
「ましてやいちいち、あんな事気にしてたらハイミスのあだなが廃りますよ・・・」
「誰もハイミスなんてよばれたくありません!!」
彼女は笑いながら拳を振り上げた。
「大沢君、ありがとう!!大沢君と話してなんだかすっきりしたわ。でも先生に説教なんて10年早いんじゃないかしら!?」
彼女は目尻を腫らしながら、微笑んだ。
「じゃ、先生お礼に何か褒美をくださいよ」
「追加補習とか?」
「ゲゲッ、そんなじゃなくてさぁ・・せっかく夏休みだしさぁ・・・デートしましょうよ・・」
「大沢君それ本気で言ってるの?私は教師なのよ!!」
「本気も本気ですよ、真剣です。先生だろうがなんだろうが、草野喜子という一人の人間に惚れたんですから」
守は照れも隠さず、彼女の顔見ながら堂々告白した。彼女は顔を真っ赤にして急にもじもじし始めた。
「で、でも私とあなたは先生と生徒、第一16も離れているのよ・・無理よ・・・」
「関係ないですよ。僕は遊びや今の勢いでいっているんじゃないんですよ・・・」
彼女は親指を歯で噛みながら悩んでいた。
「やっぱり、無理よ。なんだかんだいったって先生と生徒なんだから・・でも大沢君の気持ちは嬉しかったわよ。ありがとう」
彼女は小走りで屋上を後にした。
「フ~ッ・・・あ~あ・・・・」
守は夜のプールで何回溜息をついただろう。夕方自宅の電話でテストは全員合格との連絡が入り補習は今日を持って終了とのことだった。
ほっとした気持ちと残念だなぁと思う気持ちが複雑に交錯していたからだ。補習をこれで受けなくていい嬉しさはあるが、反面草野先生
に遭えなくなる残念な気持ちの方が時間過ぎていく度に大きくなっていくのが自分でもわかった。最初の頃にあった友達に笑われるという高校生らしい気持ちは完全に拭い去り、先生を好きになっていく思いが心を支配した。こうなると経験の浅い男の悲しさで、彼女だって34歳で恋愛だって相当経験しているだろうし、実は彼だって当然のようにいるだろう。噂では男がいたら奇跡とも言われているがそれは
本当の彼女を知らない連中の浅はかさで、自分の様に彼女の魅力に気づいている男もいて当たり前だ。よしんば付き合っている男がいなくても、自分が遭えない夏休み中に出会いが生まれるんじゃないかとどうしようもない心配事ばかり浮かんで、イライラしていた。
守は泳ぐことすら忘れてそんな事ばかりを夢中で考えていた。
「・・・・さわくん・・・・・!?・・・おおさわくんったら・・・」
「うわっ!!!」
守は心臓が飛び出るかと思うほど驚き、肩が大きく震え水面が激しくゆれた。
「な、なによ~・・こっちがびっくりしたじゃない・・もう・・」
守は声の主を聞いて、驚くのを通り越して、放心状態になった。今まで遭いたくて遭いたくて恋焦がれていた草野先生に他ならなかったからだ。
「せ・・・せんせい・・・」
「どうしたの!?・・大沢君・・鳩が豆鉄砲食らったような顔をして・・クスッ・・」
彼女はあまりの守の驚き様に可笑しくなった。
「先生!!ど、どうしたのはこっちのセリフですよ・・・」
「・・・ご、ごめんね・別に驚かすつもりはなかったんだけど・・もしかしたら・・大沢君がいるかなぁと思ってね・・・」
「せ・・ん・・せい・・・」
彼女は守が満面うれしくなるのを見て慌てて言った。
「そ、そう言う事じゃなくて、昼間のお礼が出来ればと思って・・・」
彼女は頬を赤く暗闇の中で輝かせた。守は何がそう言う事かわからず
「お礼・・・!?」
「そう・・屋上で励ましてくれた事。先生あの時君がいなかったらと思うと・・だから・・・改めて・・・ありがとう・・」
「そんな・・俺別に・・・」
守は思いっきり照れて濡れた髪を掻きまくった。
バシャッ!!
守の顔を水が叩いた。手で拭い去ると守は満面の笑顔を浮かべて
「あ~、先生のくせに生徒をいじめていいのかよ?・・・」
「テストでみんなと答えを見た罰よ!!」
「か~っ、俺だけかよ・・そりゃないよなぁ~」
守は手で水を掬うと草野先生にかけた。かけられた彼女も嬉しそうにな顔をして
「こら~鼻に入っちゃたじゃない!!教師に向かって何て事をするの・・」
怒った振りをし、潜水で守を追いかけた。守も慌てて逃げたが彼女の泳ぎが速く直ぐに追いついてしまった。
「ハァハァ、先生、昔から水泳していたの?えらくはやいんだね・・」
「昔っていわないでよ。これでも若いつもりなんだから。でも泳ぎ始めたのはダイエット時だから・・2・3年かな」
「じゃぁ、先生・・俺と25メートルで競争しない?」
「いいわよ、おばさんだと思って舐めてたら甘いわよ!!」
「そう、そんなに自信があるなら賭けようか?」
「あなたねぇ、先生と賭けしようなんて・・・・まぁ今日だけ特別にいいでしょう。・・・じゃ何を賭けるのかしら」
守は賭けに乗った彼女をみてニタリと笑い
「じゃあ~俺が勝ったら先生とデートさせてよ!!1回でいいからさぁ・・」
彼女は溜息をつき囁く声で
「これもデートじゃ・・・・・」
「エッ!?・・なんか言った?」
「・・いいえ、判りました。いいわよ、その代わり私が勝ったら・・夏季特別講習よ・・いい?」
「ゲゲゲッ!!でも勝てば待望のデートだ、やる価値はある!!」
守は先生の夏期講習と言った意味も理解せず活きこんだ。二人はスタート台に向かったが、守は飛び込み台に上らずプールの中にいた。
「どうしたの大沢君?・・飛び込みしないの・・」
彼女は訝しげに聞いた。
「ええっ、俺こっちの方が早いです。だから・・・」
「そう、それならいいけど・・・変わってるわね」
(いくら先生の目が悪いたって、スタート台に立ったらいくら何でもパンツを履いてないのがばれちゃうからなぁ~。
しかし先生よもや俺が実は昔からカッパの守ちゃんと言われたのは知らないだろうな?)
「いいかしら?腕時計のアラームをセットするから音がしたらスタートよ」
守はアラームが鳴るのを静かに待った。20時を廻った校内は虫の鳴く声だけが響き、何ともいえない光景だった。
しかしその静寂を壊す電子音が響くとバシャーンと体で水を叩く音が唸った。守の言う通り飛び込まないハンデをもろともせず
15メートルを過ぎる時点で先行していた草野を捉え、抜き去った。
(ハァ、ハァ、も、もう少しで念願のデートだ・・・・うぐっ・・・いてててててて)
守は泳ぐのをやめたかと思うと足を抱えこんだ。(無理をして、足がつった!!肝心な時に・・・トホホホ)
前を泳いでいた守が急に立ち止まっている異変に気づいた彼女は、慌てて守の方に向かった。
「大沢君、大丈夫!?どうしたの・・」
「すみません、だ、大丈夫です。うわっ!?」
「えっ!?・・・」
守が彼女の肩に手を回そうとした時、下のぬめりに足がすべり両腕で彼女の首を抱きしめる形なってしまった。
二人は同時に時が止まり、先生と生徒という壁が少しずつ壊れていくのを感じた。
「せ、せんせい・・・」
二人は唇が互いに導かれるように重ね合い喜子は守の頬に両手を抱えるように引き寄せた。
「う~ん、あ、うんんん・・チュッ・・」
惜しむように離れた唇に二人の気持ちを表すかのように粘液の橋が伸び、やがて静かにプールに落ちていった。
「大沢君、本当に後悔しない・・・・!?」
「はい、もう俺先生の事が好きで好きでどうしようもないんです。今までこんなに人を思ったことはありません。」
「ありがとう。先生も・・・」
言いかけると、思いを抑えられず、何回もキスを続けた。そして守は喜子の水着の肩口の紐に指を挿し入れると、ゆっくりと腕からはずし暗闇でも判るほどに白く輝く乳房を露出させた。その白山は重力に逆らうかのようにツンと上を向き型崩れの微塵もない完璧な形であった。
「あ~あわたし、教師の身なのにこんな所で生徒と・・・うっ・・」
守は教師の心を塞ぐように再び彼女の唇に合わせた。二人は弄りあうように、互いの舌を吸いあい絡ませた。
守は乳房を下から丁寧に持ち上げゆっくり動かした。
「・・アッ・・・・・あああ・・ん~ん」
守は唇から離すとその白い雪山の頂にある真ピンクのさくらんぼのような乳首に舌を這わせた。水に漬かり引き締まって硬くなっている乳首を自分の唾液でほぐすかのように念入りに、舌で転がした。
「あああ、ハァハァ・・あああ・うううっ・・う~ん」
彼女はまだ教師の仮面をぬぐいされずに必死に前歯で下唇を噛み声が出るのを堪えた。
「せ、せんせい・・先生のオッパイ・・ジュル・・お、おいしいです。」
「おお・・さわ・・・くん・・そんな事言わないで・ああっ・ああああっはずかしい・・で・・・でも、あああああああっ」
守が軽く歯で噛むたび彼女の体に痙攣が起き、夜のプールに波紋が広がり、水面の月が揺れ動いた。
乳首から口を離す事が惜しく、そのままの体制で彼女の体をプールサイドまで押し付けた。そして自分はプールから上がり、足だけをプールに入れプールサイドに腰掛けた。彼女は思わず
「あああっ!?」
声にならない声をあげてしまった。守は彼女の目の前に夜空の月に吸い寄せられ天高くそびえたペニスを見せつけた。
「す、すごい・・・」
あっけにとれている彼女の手を掴むと、自分の熱くなった肉棒に手を合わせた。
「ああ、先生に触って貰ってるなんて・・夢みたいだぁ・・・」
プールで冷やされた手は瞬く間のうちに暖かくなったが、彼女の手は固まって動かなかった。
「あああ、せんせい・・は、はやく・・お願いします。」
「・・わ、わかってるわ・・あせらないで・・」
彼女はそう言うと無造作に力を入れて動かした
「いててててぇ~先生、い、いたいよ~」
「ご、ごめんなさい・・・今度は大丈夫よ・・・」
彼女はもう一度試みるが妙にぎこちなく、いくら童貞の守でも段々しぼんでいってしまった。
「先生ちょっと聞いていいかなぁ!?」
「・・・な、なにかしら・・・」
「先生もしかして・・初めて!?」
「エッ!!!!・・・・・・・・・・・・・・」
一瞬、静寂になり虫の声だけが響いた。
「そ・・そうよ・・」
彼女は真っ赤にして重い口を開いた。
「ごめんなさいね、34にもなって処女なんて恥ずかしいでしょ。誰にも相手にされなかった女を自分が相手にするなんて・・・」
「先生、俺うれしいですよ!!先生がまだ誰にも汚されていないなんて。俺の知らない先生を知っている男がいたかと思うと
寝れないぐらい嫉妬しそうなのに・・童貞と処女なんて最高ですよ」
「大沢君!!」
二人は更に嬉しくなり唇を遇わせた。
「じゃぁ先生、俺の言う通りにして下さい。まず軽く握って・・・」
「こうかしら!?」
彼女は教えられた通りに軽く遭わせ上下に、動かした。
「あああ、そ、そうです。う~っ先生の手・・気持ちいいですよ・・ああああ」
彼女の手は更にリズミカルに動き、肉茎はより硬く熱く膨れ上がった。
「大沢君・・何か先著からヌルヌルしたのがでてきてわよ・・これが精液!?」
守は普段の博学の彼女からは想像もつかないトンチンカンな質問に、可笑しくなり又可愛くもあった。
「ハァハァ、ち、違います。それは精液を出す前の潤滑液です。先生今度は・・口で・・」
「!!!・・口で・これを・・・・・・・わかったわ、先生頑張ってみるわ!!」
彼女は守のペニスを右手で添えると恐る恐る目を瞑りながら舌だけを出し近づいた。
すると舌先に軟体動物のようなヌメッとした食感を感じると思わず離れてしまった。
「あ~あ、先生の口、柔らかくて気持ちいいです。先生もっと・・・・・」
喜子は彼の喜んでくれている言葉を聞くと勇気を振り絞り今度は目を閉じないで雁の部分をゆっくりと舐めあげた。
「ああ~、先生!そ、そうです。アイスキャンディーを舌だけで舐めるみたいにして・・あああ、気持ちいい~!」
「ペチャ・・・チャッ・チュッ・チャッ」
彼の喘ぐ声を聞くと、喜子はみようみまねで、その柔らかい唇で熱い灼棒を覆い尽くした。
「あ~あ最高ですよ、先生の口の中は・・・いつもは・・あっ・・俺たちを注意して・ハァハァ・冷たく感じるけど・・うっ
本当は・・・こ、こんなにも暖かくて、きもちいいですね!!ううううぅ・・・あうっ!!」
「そ、そうやって吸い込みながら・・ハァハァ・・唇で挟むように上下に・・そうです。・先生、ああ、上手です・・く~ぅ」
「クチュ・チャッ・・パッ・チュッ・・・チュパッ・・」
喜子は守のいい付け通り、唇をすぼめペニスの型どおり沿って這わせた。(あ~あ、汚らしいと思っていた男の人のこれが・・こんなにもいとおしく感じるなんて不思議だわ・・大沢君も一生懸命で可愛いのね)
拳を握り耐えていた守はぎこちないながらも、愛情のこもったフェラチオに忍耐の限界が訪れた。
「ハァ、ハァ・・せ、せ・んせ・い・・も、もうイキます!!イッちゃいます。先生!!先生!!ああああ~」
彼女はそれでも構わず、肉棒を手で動かしながら唇で先端を吸い上げ、快楽を送り続けた。
「うあああああ~っ、あ~、あぅ、先生、先生、先生~ッ!!・」
守は堪らず腰を喜子の口に突き出し、喉奥に白濁液を注ぎ込んだ。
「ゴホッ、ゴホッホホッ・・・・ゴクッ」
喜子はイクと言う意味がわかなかった為、スペルマの不意打ちにあい咳き込んでしまった。
「はぁ、はぁ、せ、先生、俺の飲んでくれたんですね・・・」
「最初びっくりしちゃったけど、大沢君・・・あなたのだと思ったらつい・・・・」
彼女はそう言うと顔を紅潮させた。守は彼女のこの一言でもう離れられなくなったと言っていいだろう。
「じゃぁ、先生今度はお返しに・・・・」
と言うや否やプールに入り、彼女の腰を抱えプールサイドに座らせた。
「キャッ、大沢君!!な、何をするの!?」
守は両足を開かせ、その根元に覆われた水着に指を掛け持ち上げると、脇に寄せた。するとピンクの秘裂が少し開き、蜜液が留まる事
を知らずに溢れ、月光にキラキラと反射していた。守は蜜壺に舌を近づけ、秘裂に沿い舐め上げると甘酸っぱい味が口に広がった。
「あああ、、やだ・・ちょっと・・きたないわよ・・大沢くん・・や・やめ・・あああああっ~」
「先生のここ、甘くておいしいよ・・ジュルッ、ジユルッ~」
守は蜜を吸い上げ、秘裂の頂上にある大きく膨らんだ柔肉を丁寧に突っついた。
「そ、そこは・・・あっああ~、いいの大沢君、もう駄目、先生おかしくなっちゃう・・あああああ~」
舌は秘裂の中に入り込み、蠢きよじった。
「ううっ、あああ~中で動いてる、あああ~気持ちいい、気持ちいいわよ、大沢君」
守はプールから上げると彼女の手をプールを囲むフェンスにつけ、彼女を後から覆った。
「ハァハァ、先生、いくよ・・・」
「もう、先生どうなってもいいっ!早く、あなたとひとつになりたいの・・・お願い」
守は右手でペニスを支えると柔肉に差し込むとヌルッとしたかと思うとずれてしまい、思うように入らなかった。
「大沢君貸して、ここよ・・・そう・・お願い・・ゆっくりと・・・あああ・入ってくる!!」
パリパリとなにかを引き裂く感触ともに初めての侵入者をがっしりと迎えいれた。
「あああ~、先生、先生の中に・・・うううっ」
「大沢くん、お願いだから・・ま、まだそのままでいて・・・」
守はあまりの良さに動けそうになかったが、柔肉が初めての異物に馴れると自然に肉茎を奥深く導いていった。
「うわっ~どんどん吸い込まれていく、先生、おれ・・ハァハァ」
守はなれない腰つきで、ゆっくりと動かすと同時にクチャクチャと蜜液がはじく音が聞こえた。
「先生、ハァハァ見えますか、僕たちひとつになったんですよ。ハァ、もう最高です。・・」
「ああああ、判るわ、あなたのが私の中でビクビク動くの・・・いい・・ああああ・もうはしたないと思われてもいい・・あなたなら・・」
「あああ、先生・・もっと乱れて下さい。はあああ・・ぼ、ぼくの前で・・・・」
乳首を指で挟み、揉みしごきながらスライドを早めた。
「あああ、あたるの・・大沢君のが・・・いいの、気持ちいい~、お願いもっと、オマンコにあなたのを感じさせて・・・」
腰を打つ度にフェンスの揺れる音と陰嚢が柔肉を叩く音が入り混じった。
「ううううっ、先生、おれ、もう、いっちゃいます・・もう駄目・・・いい・・ああああああああ」
「あああ、いいわ、いって!!あなたのをいっぱい出して・・お願い・・奥まで・・ああああ・」
「も、もうイク・・イクイクイクイク・・あああああああ・あっ~~~・・あっ・うう」
守は2・3回痙攣したかと思うと・おびただしい量の白濁液をぶち撒いた。
「ああああ、届いている・・大沢君のが中で・・・あああ・・いっぱいに・・・」
まだ肉茎が突き刺さった秘裂からピンクのスペルマが溢れ出しその激しさを伺わせた。
1ヵ月後
僕らは夏休みの間、夏季補習の名目のもと校内でのデートを繰返した。本当は海とか映画に行きたかったが
バレたら、お互いに困ると言う彼女の方針にしたがった。俺としては別にばれても構わなかったが・・・・
でもその間、バイトで貯めたお金で彼女に服をプレゼントし、眼鏡からコンタクトに変えると始業式には
みんなを唖然とさせた。殺したい女から・・いきなり結婚したい女になった。でも俺としてはうれしい反面
自分だけの秘密にしたかったが多分ヤキモチなので我慢することにしよう。そう、もう半年もすれば卒業と同時
彼女と結婚することにしたからだ。当分彼女の世話になるけど・・頑張って彼女と同じ職業につくまでは・・・・・
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