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小説(転載) カンケイ 3/3(未完)

官能小説
06 /14 2015
カンケイ 3

 麻美は友達の彩と別れた後で近所の公園へ来ていた。 そして、ブランコに座ってあの朝の場面を思い出していた。
(そりゃあ私だって少しくらいは知ってるけどあんなになっちゃうなんて……。 あーもうやだやだ! やらしいっ!)
 そして、頭の中の光景を吹き飛ばすかのように勢い良くブランコを漕ぎ始めた。 しかし、その勢いとは正反対にその映像が鮮明に蘇って来ていた。 布団をはぐった瞬間の股間の映像だ。
(ああんもう!)
 パンツ越しにその大きくなった物がくっきりと形どってた。 直に見たわけでもないのに、だからこそその盛り上がった形に厭らしさを余計に感じてしまったのかもしれなかった。
「ヤだったらヤなのーーーー!」
 頭の中からそれを吹き飛ばそうとするかのように大声を上げてさらにブランコを漕いだ。 しかし、久子と彩の言葉が呪文のように頭で木霊していた。
『そのうちお世話になるんだからね』
(そんな、そんなことはないもん。 お世話になんかなんないもん!)
 しかし、何度めかの悪魔の如き呪文に麻美は漕ぐのを止めていた。 惰性のままに揺られながらボーっと遠い彼方を見ていた。
(ほんとかなあ、私もお世話になっちゃうのかなあ)
 麻美はごく自然にミニスカートに隠れた両足の付け根を見ていた。
(本当にこんな所におちんちんが入っちゃうのぉ?)
 SEXがどういうのものかは知っているつもりだった。 女のソコにアレが入るのだ。 そして、女はあられもなく厭らしい声を出してしまう。 自分の顔を鏡に映しているつもりで想像してみた。
(や、やだぁ、私はそんなエッチな顔なんてしないもん。 そんなエッチな顔は……しない…はずだもん。 そんな顔……しちゃうのかなあ)
 鏡に映る自分の顔に自信が無くなりつつあった。
(ど、どうしてこんな顔をするのよぉ。 私はそんなエッチな子じゃないのにぃ……)
 麻美は知らず知らずのうちにスカートの上から股間を押さえていた。
(どうしてそんな厭らしい顔するのよぉ。 私はそんな子じゃないのにぃ……)
 頭の中では淫らな顔の自分がいたが、13歳という年齢はまだまだ子供のあどけなさを十分に持っていた。 しかし、その分だけよりいっそう厭らしかった。
(や、やあよぉ、そんな顔しないでよぉ……まだ…まだそんな事はしちゃいけないんだから…。 麻美はまだそんなエッチな顔しちゃいけないんだからぁ……あ あ あああ…)
 気が付いた時にはブランコの片方の鎖に片腕でしがみ付いていた。 慌てて周りを見回した。 誰も居なかった。
(私……)
 麻美は誰も居ない公園でひとり顔を紅くしていた。 パンティが冷たく湿っているのが分かったからだ。 そしてそれは、彼女にとって初めての行為だった。
(初めての一人エッチをこんな所で……)
 麻美は自己嫌悪に陥りながらもパンティ越しにその湿った部分に恐る恐る手を伸ばした。
(……きゃ! ホントに濡れちゃってるぅ。 もうやだぁ、あたし何してんだろ。 誰も見てなかった…よね)
 もう一度周りを確かめていた。 そして、誰もいない事にホッと安堵した時だった。
「キャッッ!!」
 腰を抜かすくらいの驚きが声に表れていた。 誰かが麻美の背中を叩いたのだった。




「は あ はうん。 ねぇん、見てるぅ。 おちんちんがあたしの中に入っていってるのぉ……あ あ」
「よーく見えてるぞ」
「あ あ あ あ あ あ 入ってる あ あ ああ」
「こんな格好でするのも久しぶりだな」
「あ あ あ、あなた……あ あ あ」
 久子は剛司の腰の上に跨って自らが腰を落としていた。 硬くなったペニスのほとんどが久子の中に潜っていた。 それは、そのちょっと前まで軽くペニスをしゃぶった後の光景だった。 先に手で果てたせいか直ぐには元気にならなかったのである。 そして、その間に二人は裸になっていた。
「み、見てる、ねえ見てるぅ。 もうちょっとでいっぱいなのぉ」
 剛司の胸板に両腕を伸ばして体を支えながら久子は訴えた。
「ああ、厭らしい久子のお○んこがオレのちんぽを美味そうに……おお はあ はぅ」
「ああん、エッチなの。 あたし今すごーくエッチなのぉ。 あっ、動かないで……あ ああ あ あ あ」
「動くなって、そんな無茶言うなよ。 動きたくなるのは男の本能だ」
「あん 動かないでぇ。 エッチなあたしを見てて欲しいのぉ」
「そうは言っても……じゃあ見せてもらいましょうか。 “素敵な叔母さん”」
「違うぅ、今は “エッチな叔母さん” なのぉ」
 そう言うと大きく息を吐きながら剛司の物全てをその中に納めた。
「うぅぅ、凄い締め付けだ……」
「ど、どう? あ あ……動かないでよぉ」
「そうは言っても……おぉ うぅ……」
「あ ああ 私、エッチでしょう? 見てるぅ?」
「み、見てるさ。 それにしても……は あ ああ……」
 久子は剛司の反応に満足げな笑みを浮かべて腰を前後に動かし始めた。
「あ あ ああ あ あ いい いい……あなたは動いちゃだめよぉ」
「は はあ……お前…はぅ、お、お前忘れてないか?」
「あ あ な、なぁにぃ」
「お前の後ろには和樹が居るんだぞ」
「だ、大丈夫よぉ、寝てるんだからぁ」
「起きて来たらどうするんだ? こんなの何の言い訳できんぞ?」
「声を……あ ああ いい」
「声を押さえるのか? ふふふ、じゃあ」
「あひっ! ちょっと だ、だめぇ、動いちゃ……あ ああ ああん あ あ お願いだから動かない…あひっぃ!」
「んふふ、さすがにエッチな叔母さんだなあ。 良い声出してるぞ」
「もうばかぁ、起きちゃったらどうすのよぉ」
「初めから起きてたらどうする?」
「え!?」
 久子の顔が驚きを越して引き攣った。 そして後ろに顔を向けた。
「ばーか、ジョークだよ」
「止めてよぉ」
「どっちにしろもう止められないよな。 ほらほら」
「あ あ あ あ あ ああ~、そんなに突いたら、あ ああ ああ 動かないでったらぁ、あ あ あ ああ」
 剛司は久子の言葉に逆らい、その腰に両手で掴んで腰を突き上げていた。 その度にその結合部からヌメッた音が響いた。 久子も押し寄せる波に伸ばしていた腕では体を支えきれなくなり、今では顔を胸板に付け、体も密着させて喘いでいた。
「あ だめ そんなに あ あ あ あ」
「なあ、本当は見られたいんじゃないのか?」
「そ、そんな事ないぃぃ」
「そうかあ? 普通ならこんな所じゃしないぞ? 見られたいんだろ?」
「あ ああ 見られたくない……あ ああ あ」
「ほらほら、本当の事言えよ」
「ああん 本当よぉ。 だめ、そんなに動いちゃ…あ あ あ」
「正直になれよ。 エッチなんだろ?」
「ああん、エッチなの、エッチなのぉ。 あ あ あ いい いいのぉ。 もっと、もっとぉ……み、見てないよね、起きてないよね」
「さあ、どうだかね。 しっかり見てるかもしれんぞぉ」
「だめ、だめよぉ。 エッチな私は見られちゃいけないのぉ。 あ あ あ……」
「見て欲しいんだろ? さっき和樹のちんぽしゃぶったのはその姿を見て欲しかったんじゃないのか?」
「違う、違うのぉ。 見ないで、和くん見ないでぇ」
 久子はつい先程自分でした行為を思い出し、さらに体を潤わせていた。 その時は確かに 『見られも良いかな』、『見られるのも良いかもしれないな』 、などと思っていたが、今はそれがとんでもない考えだった事に気が付いた。 こんな自分は見せてはいけないのだ。 あられもなくよがっている姿は見せられた物ではない。 しかし、そう思うと、逆に変な疼きのようなものが体の中から湧き上がって来ていた。
(見ないで、見ちゃいけないの。 こんなエッチな叔母さんは嫌いでしょ? ああ、それとも見てるの? 叔母さんは見られてるの? 見たいの? あ あ ああ、お願いだから……あ ああ あ あ い いい いいのぉ)
 容赦なく突き上げられるともう何も考えられなくなる。 こんなSEXは結婚以来始めてだった。
「やっぱり体は正直だなあ。 ほらほら、こんなにエッチな汁が溢れてるぞ」
「あひっ!」
 剛司はその結合部に手を這わしすと、敏感な小さな突起を弄り始めた。
「そ、そこは……ああん ああ あん ああ あひ! そんなにそこは弄らないでよぉ……ああ ああ あひっ、あ あ あ」
 腰を激しく突かれながらクリトリスを弄ばれ始めた久子の顔は、苦しさと快感の交じり合ったよがり顔であられもない声が止まらなくなっていた。
「そんなに大きな声出すと和樹が目を覚ますぞ? 良いのかぁ?」
「ダメッ! 絶対にだ…あ ああ そんなに……あ あ あ……だ、だめよぉ……」
「ふふん」
 剛司はニヤリとした。
「見せたいんだよな? これがその証拠さ、ほら」
 そして、ヌラついた液を指にたっぷり付けてから久子の目の前にかざした。
「いや! そんなの……」
「子供のちんぽをしゃぶるエッチな叔母さんはその姿を見られたいんだよな」
「ああん、お願いだから苛めないでぇ」
「苛めちゃいないさ、見て欲しいんだよな?」
「あ あ あ いいのぉ もう……あ あ あ」
 剛司の上で小刻みにバウンドする久子はその言葉の遊びに酔いしれ始めていた。




「兄貴ぃ、母さん達はぁ?」
 犬の散歩から帰って来た彩は居間でテレビを見ていた高2の兄、明に声を掛けた。
「さっき夫婦仲良く出てったぞ」
 明は正面のテレビから目を離さずに二人掛けのソファーの上から面倒くさそうに答えた。
「ふーん、あたし達の弟でも作りに行っちゃったのなあ」
 そんな彩の言葉には無反応な明だ。
「よいしょっと」
 彩は普段誰にも聞かせた事のない可愛らしい声を出しながら明の左横に体を落とした。 その肩に明の左腕が掛かる。 ごく自然の動作だった。 彩も明の肩に顔を寄せて左腕で明を抱くように回していた。 これもまた自然だった。 何も知らない第三者が見れば恋人同士の光景に見える。 しかし、彼らは間違いなく同じ血の通った兄妹に違いなかった。
「今朝ね、綾部さんって人から電話あったよ?」
「ふーん」
 明は興味なさそうに答えた。 目はテレビに向けたままだ。
「兄貴の彼女?」
 彩は下から覗き込むようにして訊いていた。
「どうなんだろ?」
「エッチした?」
「してない」
「キスは?」
「した」
「おっぱいは?」
「触った」
「……微妙だなあ」
「だろ?」
 と言って、明は初めて彩に顔を向けた。 その顔は、ドラマに出れば必ずと言っていいほどの高視聴率を取る、とある芸能人に顔に似ていた。 その彼の目にはやや長めのボーイッシュな髪型をした妹が映っていた。 ピンクのトレーナーにひだの折り重なったチェックのミニスカート。 そして足には白いハイソックス。 トレーナーからはその中の膨らみはほとんど分からない。 そしてミニスカートからは、ほんのりピンクに染まった太ももが見えていた。 その太もももまだまだ幼さを残していたが、最近になって段々と子供から大人への変化を見せ始めていた。
「だろって……ねぇ、どっちなの?」
「そうだなあ、今のところは……」
「ところは?」
 見上げる彩の目に優しく微笑んむ明が居た。
「お兄ちゃん……?」
「彩は可愛いな」
「エヘヘッ、そう言ってくれるのはお兄ちゃんだけだよ」
 麻美がそのセリフを聞いたら驚いたに違いない。 そこに居るのは兄の明だけが見る事の出来る彩だった。
「こんなに可愛いのにか?」
「だって…あたしって普段が男っぽいから……」
「その良さが分かんないだけだよ」
「ヘヘッ、そっかな」
「そうさ」
「エヘッ」
 兄の優しい笑顔に顔を赤らめて恥ずかしそうに笑う彩だった。 そして、その赤らんだ彩の顔に明の顔が近付いた。
「ん…んん…」
 明が彩の顎の先に指を掛けてその唇を唇で塞いでいた。 そして、それは直ぐに離れた。
「彩は特別さ」
「……大好きだよ、お兄~ちゃん!」
 彩は嬉しそうに明の体にしがみ付いていた。

つづく

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。