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小説(転載) 保健室の放課後

近親相姦小説
05 /17 2018
HDDを整理してして発見、保存(ダウンロード)したままになっていた。読みやすい短編の作品だ。 

 (う~ん、しかし最近の子はほんとに発育いいなあ……)
 きゃぴきゃぴとさえずっている下着姿の女の子たちを目の前に、俺、名川孝志は目のやり場に困ってしまった。

 (ったく、先輩もよりによってこんなバイトを紹介してくれるんだから……医局に戻ったら、絶対文句言ってやるっ!)
 ここ小学校の保健室では、健康診断の真っ最中。ところが、大学病院の先輩医師が校医をやっていたんだけど、今日たまたま用事があるというので、俺がバイト代わりのピンチヒッターを引き受けたわけ。

 (まあ、医者といっても研修医の身じゃ、貧乏学生とあんまり変わらないし。最近もの入りだったからちょうどよかったんだけど)
 それでも場所がこの小学校だと知ってたら、絶対引き受けなかったのに……
 と舌打ち一つ。その拍子に、聴診器を持つ手に思わず力がこもってしまう。

 「あっ……あんぅ……い、いたいよ」
 「あ、ああ、ごめんごめん」
 成長期特有の感じやすいバストを強く刺激されて、たまらず目の前の少女が非難の声をあげた。
 「んもう……先生ったら、意外とHなんだから~」
 「……違う、違う、そんなんじゃ無いって」

 ぷるぷると首を振り慌てて否定する俺の姿に、どっと笑い声があがる……ったく、年下の女の子たちに完璧におもちゃにされてる俺っていったい……
 しかし、やっぱり小学生相手というのは、ほんとやりにくいなあ。ったく、子供子供した体型なのに、目にするとどうしてもドキドキしてしまう。これなら逆に、成人の女性だったりした方が、診察とかで見慣れてるぶん楽なんだけど。
 どっちにしても問題はそれだけじゃない。もっと大きな難問があるんだよ。それは……

 「はい、では次は六年二組になります」
 補助についてもらっている保健の先生の合図で、次の順番のクラスがぞろぞろと保健室の中に入ってきた。
 「ねえねえ、さっきの小テストどうだった~?」
 「もう全然だめっ……ったく、抜き打ちテストなんてほんと陰険よね……」
 「ほら、そこっ! おしゃべりしないできちんと並ぶ!」
 担任の女の先生の一声で、女の子たちのさえずりがぴたりと静まる。名前順にきちんと整列した少女の列……ところがその真ん中から突然大きな声があがった。

 「……た、孝志お兄ちゃん! なんでここに!」
 呆然とした顔でこちらを見つめる女の子。白い花柄のブラウスが、肩までかかった長い黒髪のつややかさを一層強調している。ぱっちりとした大きめの瞳が魅力的な、もう十年もすればとびきり美人になるだろう少女、それがちょうど一回り歳の離れた妹の綾乃だった。
 (あちゃあ……やっぱりなあ……)
 怖れていた現実に心の中で舌打ちする俺。

 「え、え~、先生って、綾乃ちゃんのお兄さんなの?」
 「へ~、お医者さんなんだ~、すごいすごい……」
 さっそく回りの女の子たちが騒ぎ出す。まあ、同級生の兄がこんな形で目の前に現れれば、こうなることは想像できたけど。
 「と、とにかく……早速、診察を始めるから。さあ、一番の人……」
 「はい、わたしっ! でも、孝志さんって、結構格好いいんだあ……」
 きゃぴきゃぴした少女の話し声に囲まれながら、なんとか平静のふりで健康診断をこなしていく。しかし……

 じとぉ……そんな綾乃の冷たい視線が突き刺さってきた。ふと顔を上げた瞬間、正面から目があってしまう。
 た、たっっ!
 「お、おい、綾乃っ!」
 「名川さんっ、待ちなさい!」
 突然、綾乃が後ろを振り返ったかと思うと、保健室の外へと駆け出していったのだ。慌てて担任の先生が追いかけてゆく。

 (なっ……い、いきなり逃げるかぁ……」
 騒然とした空気につつまれた保健室で、俺は一人頭をかかえていた。

* * *


 「綾乃のやつ、とうとう戻ってこなかったか……」
 あのまま飛び出したっきり。結局、健康診断が終わるまで妹は姿を見せなかった。もちろん担任の先生とかも探していたんだけど、どうやら見つからなかったらしい。
 保健の先生が用事で先に帰るということで保健室の戸締まりも頼まれていた俺は、書類をまとめたりと後かたづけをこなしながら、さっきの出来事を思いだしていた。

 「う~ん、こりゃ家に帰ってからも、機嫌が直るまでは大変……それにしても、エスケープしたままとは、よっぱど診断を受けるのが嫌だったんだなあ」
 それもしょうがないかも……
 昔は俺によくなついていた綾乃。その頃はまだまだ胸ぺったんで寸胴の幼児体型だったけど、小学校に入学してからは背もすくすく伸びて手足もほっそり。
 だんだんと成長していくのに反比例して、よそよそしくなっていく綾乃の態度……

 俺自身も大学に入学した頃から急に忙しくなったせいもあって、最近ではゆっくり話をすることも無くなってしまった。
 「それが、いきなり兄が健康診断だから診察しますっていう話になれば、怒るのも当たり前か……しかもクラスメートの前で」
 だから、このバイトは断りたかったんだ……といっても、場所がこの小学校というのが、ほんと直前にしかわからなかったってのが運の尽き。


 とにかく後で謝るしかないかな……そう観念した俺は大きくため息をついた。ちょうどその時、
 がらがらがら
 「えっ……あ、綾乃!」
 「おにいちゃん……」
 扉の開く音でふと顔を上げた俺の目に、ほつんと立った綾乃の姿が飛び込んできた。

 「いったいどこに隠れてたんだ? 先生たちも心配してたんだからな」
 それに俺だって心配してたんだぞ……そんな内心の思いを押し隠した言葉は、姿を見せたことの安心感もあって、ついぶっきらぼうな調子になってしまう。

 ぽつり……
 伏し目がちの綾乃の瞳が見る見るうちに潤んでいったかと思うと、透明な涙が次々と床にこぼれ落ちていった。
 (お、おい、何も泣くことは……)
 てっきり綾乃がかんかんに怒ってると思っていた俺は、予想もしなかった態度に内心慌てふためきながら、あわてて慰めはじめた。

 「あ、ご、ごめん……まあ、確かに前もって言っておかなかったのは悪かった……いきなり友達の目の前で兄から健康診断を受けるっていうのは、嫌で当然だもんな……」
 「ちがう……ちがうの!」
 そんな俺の言葉に、はっと顔を上げた綾乃がぶるぶると激しく首を横に振った。真っ赤にはらした瞳でこっちを見つめてるのが、とても痛々しい。

 「……だ、だって……孝志お兄ちゃんたら、友達の子の裸見てでれでれしちゃって……最近、わたしとは全然話とかもしてくれないのにっ!」
 今まで溜まっていたものをはきだすような言葉。そしてそんな想いとともに、駆け出してきた綾乃が体ごとぶつかってきた。
 「おおっ……いきなり、なに……お、おいっ……」
 勢いにおされて、よろけた俺は後ろの椅子に尻餅をつくようにして座り込んだ。それでも何とか綾乃の体を胸で受け止める。

 ぽかぽかぽか……
 そんな俺の胸板を、ぎゅっと握りしめられた手が何度も叩く。決して強くない綾乃の力……それでも一生懸命な態度が、よけいに痛みを感じさせた。
 「昔はよく一緒に遊んでくれたりしたのに……でも、近頃は全然……だから、お兄ちゃん、わたしのこと嫌いになっちゃったんだと思って……」
 「そんな……嫌いになるなんてことないよ。綾乃の方こそ態度がよそよそしくなって……」
 「だって、それは……」

 俺の言葉に何か言いかけた妹が、はっとしたように慌てて口をつぐむ。
 「なんだよ……急に話を止めたりして?」
 「……だって、おにいちゃん、大学に入ってすぐに女の人とつきあうようになったでしょ? 街で何回か一緒のところを見かけたことあったもん……それを見たらなんだかお兄ちゃんが綾乃から遠く離れてちゃった気がして、お兄ちゃんになんて言ったらいいのかわかんなくて……それで……」

 (それで、つい話とかしなくなったっていうのかぁ)
 こっちを見つめる思い詰めた瞳が、とってもいじらしい。そんな綾乃を慰めるように頭を軽く撫でてあげた。
 「俺が誰とつきあおうと、お前の兄であることに変わりはないじゃないか」
 「……でも、だって……」
 「それに、もうその娘とは別れたよ……だから今はフリーってわけ」
 そんな俺の言葉に、今まで難しい顔をしていた妹の表情がぱっと晴れわたる。
 「ったく、そんな嬉しそうな顔をすることじゃないだろっ」
 おでこをぴんっとはじくと、てへへっと照れ笑いを浮かべる綾乃だった。

* * *


 まあなんとか綾乃とも仲直りし、ちょっとほっとしながら俺は残ってる仕事を終えていった。
 もう外は日が沈んで暗くなりかけている。校庭から聞こえていた生徒たちの遊び声もだんだん小さくなってきた。

 「よし、これで全部終わりっと。さあ……」
 ぽんと机を叩いて立ち上がった瞬間、今までじっとこっちを見つめていた綾乃が口を開いた。
 「そうだ、お兄ちゃん……わたしのことも、診察してよっ!」
 「えっ?……まあ、今日のことは心配しなくてもいいって。他にも学校休んでる子がいたし、また後日にまとめてやるんじゃないかな」

  そんな俺の言葉に、じれったそうな顔をした綾乃は、
 「そうじゃなくって……お兄ちゃんに診てもらいたいのっ。それとも、綾乃のこと診るの嫌い?」
 と、ちょっと不安げな表情に変わっていく。
 「う~ん……わかったよ。だけど、やるからにはきちんと診るからな……まず、上から脱いで」
 ったく、綾乃の気まぐれもしょうがないなあ……俺はわざと無機質な声で命じた。どうせ、すぐにあきるだろう、そう考えながら。

 「……はい、これでいいでしょっ?」
 しかし、キャミソールだけの上半身下着姿になった綾乃を見た瞬間、そんな思いも吹き飛んでしまった。
 お風呂に一緒に入っていたのは、もう遠い昔のこと。久しぶりに目にした妹の肌に、思わず釘付けになってしまう。ほっそりとした肩から流れるライン、発育途上の瑞々しさにあふれた胸、幼女から少女への変化を示すようにくびれはじめた腰……

 「どうしたの、お兄ちゃん?」
 そんな俺のドキドキを知ってか知らずか、綾乃はちょっと首をかしげて問いかけてきた。
 「う、うん……ま、まあ、それじゃあ始めるか」
 咳払い一つ。内心の動揺を押さえ込みながら診察をはじめた。いつもどおりに……そう自分に言い聞かせて。

 「目は……少し充血してるけど異常はなし。喉は……ちょっと大きく口を開けてみて」
 口内鏡を右手に持ちながら、閉じないように左の指で妹の口を抑えてあげた。
 ぷりっ
 ぷよぷよと弾力で押し返してくる唇。その瑞々しさにドキリとしてしまう。そして、はじめてまじまじと目にする綾乃の口の中、艶めかしいほどピンク色に蠢く舌先……う~ん、なんだか無茶苦茶いろっぽいぞ。

 「ひぃゃ……お、おにひぃしゃん……まぁだ、おわぁんにゃいのっ……」
 そんなことを考えていたせいか、ついつい診ている時間が長くなっていたらしい。
 「あっ、ごめんごめん。別に炎症や虫歯とかも無いし、きれいなもんだな」
 「だって、毎日歯磨きをかかしてないんだもん」
 「そっか、じゃあ次は……」

 そんな俺の視線が綾乃の胸へと引き寄せられる。もちろん、聴診器で診察するためなんだけど……薄い綿の下着を透して見えるすべすべの肌は、あまりにも魅力的だった。
 「どうしたの、お兄ちゃん?」
 動きの止まったのをいぶかしがった妹の問いかけに、あわてて俺は聴診器をキャミソールの下に潜り込ませた。
 「きゃっ……もう、くすぐったいよぅ」
 「んなこといっても、こうしなきゃ診察できないだろ……ほら、そんなに動くなって」

 心音を聴いて異常がないかどうか確かめる、そのために下着と綾乃の肌に差し込まれた手なんだけど、どうやらそれが妙にくすぐったいらしい。手の動きから逃れようと体を左右に揺らせるおかげで、こっちは診察しにくくてしょうがない。
 「もうっ……そんな狭いところでごそごそやるからくすぐったいんだよぅ。これ脱いじゃうからちょっと待ってて」

 耐えられなくなったのか、綾乃はそう言ってごそごそと下着を脱ぎ始めた。
 お、おい、ちょっと待てよ……喉まででかかった制止の言葉。だけどそんなもの吹き飛ばしてしまうくらい、綾乃の肌は瑞々しく輝いていた。
 寒さのせいかはたまた緊張のせいか、微かに震える細い肩。そこに流れるストレートの黒髪が肌の白さを一層引き立てていた。そして、ようやく膨らみ始めた幼いバスト……その頂点にはちょこんという感じにピンク色の乳首がのっかっている。
 (ったく……たかが小学生、それも実の妹じゃないか……落ち着け落ち着け)
 必死に自分に言い聞かせる。そうさ、女の裸なんて診察で見慣れてるんだし……なるだけ無表情を装いながら、綾乃の薄い胸にぴたりと聴診器をあてた。

 ぷにゅっ
 スポンジとゴムの中間のような微妙な堅さ……少女特有の張りのあるそれでいて無茶苦茶な柔らかさで、綾乃の乳房が聴診器を押し返してきた。直に触れていない、そのことがよけいにバストの柔らかさを想像させてしまう。
 (だめだだめだ、ちゃんと診察に集中しなきゃ)
 トクトクトクトク……
 目を閉じて集中した俺の耳の中に、細い管を通して妹の心音が広がっていく。心地よくなるほど規則正しいリズムで……

 トクンッ!
 突然、そんなリズムをかき乱すように鼓動が跳ね上がった。そして軽い悲鳴。
 「きゃんっ……もう、お兄ちゃんたらっ!」
 綾乃の声に、慌てて顔をあげた。何が原因かは一目瞭然、綾乃の胸に押し当てた聴診器が、ちっちゃな乳首を刺激していたのだ。
 「あっ、わるいっ……でも、なんだか綾乃の乳首、尖ってきてるみたいだぞ?」
 と、半分照れ隠しでそんな意地悪な言葉を投げかける。

 「そ、そんなことないよっ! だいたい、お兄ちゃんが変なとこ触るせいだよぅ」
 「そうかなぁ……普通ちょっと触ったぐらいじゃ、こんなにはならないけど……綾乃って意外とHなんじゃないか?」
 「もうぅ、お兄ちゃんの意地悪……だったら確かめてみたら? 私、全然そんなことないもんっ!」
 ぷぃっと横を向いてふくれっ面をする姿に、思わず吹き出したくなるのを必死にこらえた。ったく、意地っ張りだなあ……

 「じゃあ、こんなことしたらどうなるのかなぁ?」
 そんな妹の態度に、よけいにわざといたずらしたくなってしまう。ぴんっと突き出た胸の突起をちょんちょんと聴診器で刺激してやった。ころころと平たい面で転がしたり、くきっと押しつぶしたり。

 「……くんっ……んっ……」
 硬軟折り混ぜた指使いに、干しぶどうほどの大きさのニプルがますますかたく尖りきっていく。薄い胸から全身に伝わる未体験の感覚に翻弄されながら、綾乃は必死に漏れようとする声をこらえてる。
 噛みしめた唇は、うっすらと血がにじんでいるほど。ぎゅっと瞳を閉じた切なげな表情を見た瞬間、俺は思わずそのピンク色の唇に自分の唇を押し当てていた。
 びっくりした顔でこちらを見つめる綾乃……でも、その瞳はまた静かに閉じられた。十秒ほどの軽いキス。そしてゆっくりと唇を離していく。

 「……はあぁ……もう、いきなりなんだもんっ。Hなのは、お兄ちゃんの方じゃない」
 解放された安堵感からか、綾乃の口からはそんな憎まれ口が飛び出した。さっきからの刺激でピンク色に染まった乳房、首筋、そして頬まで……口先とは裏腹にもっと快感を求めているように見える少女の表情に引き寄せられるように、俺は再び桜色の唇にむしゃぶりついていた。

 「んんぅ……んんっ」
 二度目のキス……今度は余裕もでてきたのか、少し苦しい息を漏らしながらも綾乃の体からしだいに力が抜けていくのがわかる。ふっと歯と歯の間が緩んだ隙に、俺はするりと舌を滑りこませた。
 あっとびっくりしたように体を震わせた綾乃。でもすぐに、おそるおそるといった感じに舌を絡ませてきた。

 ついさっき目に焼き付けたばかりのピンク色の舌をくちゅくちゅと絡ませ、唾液を流し込む……二人の間からあがる恥ずかしい音のせいか、目の前の妹の顔がみるみる真っ赤に染まってしまう。
 もっと、もっと綾乃の恥ずかしがる表情を見ていたい、そんな風に嗜虐心を刺激された俺の手が、徐々に妹の胸元に伸びていった。聴診器で触れていた時の想像どおりの柔らかさの感じられる胸、まだ成長途中の少女らしくつつましげな乳房を覆うように、ゆっくりと手の平で揉み始めた。

 「あ……あっああんぅ……」
 ほとんど力を込めない緩やかな愛撫……それでも、もちろん他人に触られるのは初めての妹にとって充分すぎる刺激だったらしい。ようやく離れた唇からは苦しげな、それでいて熱っぽい吐息が漏れだした。ピンク色に上気した頬、そしてぎゅっと閉じられた両のまぶたがぴくぴくと小刻みに震えてる。

 「気持ちいいんだろ、綾乃? それなら、我慢しなくてもいいんだぞ?」
 体の芯からわき上がってくる何かに必死に耐えている少女……そっぽを向いたその横顔に、俺はわざと恥ずかしさを煽るような言葉を投げかけた。小学校のころとか好きな子についいじわるしてしまうのと同じだな、そんなことを考えながら。
 「……だって、お兄ちゃんの手が変なとこ触るんだもん……あんっ!」
 そんな俺の言葉に強気な台詞を返す綾乃……でも抱き寄せた背中の震えが少女の本心を物語っている。敏感すぎる綾乃の反応に満足しながら、俺は胸をまさぐっていた右手で、乳房の頂点を軽く摘みあげた。

 「あっ……や、やだ、おにいちゃんっ……そ、そんなとこ触っちゃぁ……」
 さきほどからの愛撫でもうコリコリに堅くなっている少女の乳首を、親指と人差し指で軽く引っ張ったりはじいたり。そんな生まれてはじめて与えられる快感に、たまらず綾乃の口から溜め息がもれた。初めて直に愛撫を受けた乳房から全身に広がっていく快感に耐えるようにぎゅっと手を握りしめている綾乃……こめられた力で指が白くなりかけてるほど。
 そんな綾乃の握りこぶしを俺はゆっくりとほどいていった。まるで綾乃の全身の緊張をほぐしていくかのように。
 「……お、おにいちゃん……す、好きっ……」
 切なげにこちらを見つめる綾乃の瞳。指を絡めたままで額に軽くキス、そしてこう耳元にささやいていた。
 「俺も大好きだよ、綾乃……」

* * *


 「……綾乃って、意外と重いんだな。少しはダイエットした方がいいんじゃないか?」
 両腕で細い綾乃の体を抱え込んだ俺の言葉に、ぷうぅっとふくれっ面の表情。まったく予想どおりの反応に、思わず吹き出してしまった。
 「冗談、冗談だよ。ほんとは、もっと体重増えたほうがいいぐらいだよ」
 これは本当。もう小学校の高学年にもなれば太股やお尻とかふっくらしてくる子も多いのに、手に触れてる綾乃の体はほっそりとしたままだった。まだ少女から女への変化のきざしも見えない少女の体をゆっくりと保健室のベットに横たえながら、俺はこれからの行為への罪悪感を感じはじめていた。

 「ねえ、どうしたの、おにいちゃん?」
 俺の逡巡した瞳を感じ取ったのか、綾乃が不安げに問いかけてきた。露わになった胸の前で、両手をぎゅっと握りしめて。
 「綾乃は……綾乃は、いいよ……おにいちゃんのこと好きだから……」
 決意をたたえた大きな瞳……俺は吸い寄せられるようにキスした。女の子に、妹にここまで言わせて放っておくことなんてできない、そう自分に言い聞かせながら。
 「……あんっ……あ、あふっ……」
 額、まぶた、ほっぺ、首筋……キスの雨をいたるところに降らせながら、手を下腹部の方へと滑らせていく。めくれ上がったスカートの下にもぐり込ませた手の平で、細い太股をゆっくり撫であげると、途端に綾乃の口から熱い吐息が漏れだした。

 そして目の前で揺れている少女の可愛らしい乳首……かすかに膨らみはじめた乳房のてっぺんで、これ以上ないほど赤く色づいたニプルに舌を這わせる。唇で挟み込んだ乳首を舌の先でコロコロと転がしながら、時折軽く歯を立てて刺激した。
 「……あっ……ふうぅ……あっ……」
 胸から強い刺激が伝わる度に、喉をのけぞらせて喘ぎ声をあげる綾乃。そのリズミカルな動きに、俺は思わず夢中になりながら少女の胸にむしゃぶりついていた。

 とはいうものの、太股に這わせた手の動きも忘れていない。ゆっくりと綾乃の中心へと滑らせた指が、大事なところを覆った薄いパンティに触れた。
 しっとり……布越しにも指先を濡らすほどに湿りきった綾乃のアソコ……それを俺に知られた恥ずかしさのせいか、少女の顔がみるみる真っ赤に染まっていく。

 「……お、おにいちゃん……そんなとこ、さわっちゃ、やだぁ……」
 「ふふふ、可愛いよ、綾乃」
 薄い下着の上から割れ目を上下に擦りあげ、クリトリスのあたりをつんつんと突っついてやる。生まれてはじめてそんなところを刺激される綾乃は、布越しの優しいようなじれったいような愛撫に、首を激しく左右にふって悶えまくった。
 少女の秘めやかな花芯からわき出てくる愛液は、もうスカートまでじっとりと濡らしてしまうほど。
 (うっ、ベットに跡が残っちゃうのは、さすがにまずいかな)
 そんな思いが一瞬頭をよぎるが、かといって途中で止められるはずもない。

 「それじゃあ、下も脱がせちゃうよ」
 と耳元にささやきかけると、綾乃の返事も待たずにスカートのホックに手をかけた。
 ぷちっ、そんな軽い音とともにホックをはずし、するりと両脚から引き抜く。じっとりと湿ったパンティを見られるのが恥ずかしいのか、両の手の平で必死に隠している綾乃……俺は妹の細い手首をつかみ、下着から引き剥がした。
 「や、やだぁ……はずかしいよぅ……」
 顔を背ける綾乃……羞恥のせいで真っ赤に染まった耳たぶに軽くキスをしながら、パンティにかけた手をぐいっと下に引き下ろす。

 (……こ、これが綾乃のアソコ……こんな小さなところから、びしょびしょになるほどの蜜があふれ出してるなんて……)
 生まれてはじめてじっくりと目にする妹のスリット……邪魔な毛一つないつるつるの股間、そして先ほどまでの愛撫で少しほころびかけた割れ目からは、つやつやしたピンク色の柔肉がわずかに顔をのぞかせていた。
 引き寄せられるように顔を近づけた俺は、ねだるように小さく震えている秘唇を舐めあげるように愛撫する。ディープキスのように割れ目の肉を吸いたて、堅く尖りはじめてるクリトリスを舌先で弾くように刺激した。

 「あっ、あふぅ……そ、そこっ……そこが、へんなのっ・…あやの、どうにかなっちゃうぅ……」
 その瞬間、乙女の急所から背筋を走り抜ける電流のような快感に、少女の細い腰が海老反るように持ち上がった。体中を駆けめぐるどうしようもない感触に、体を激しく振って悶えまくる綾乃の太股をしっかり抱え込んで、俺はさらに愛撫を加え続ける。
 真珠色の粒を包む包皮を舌先で剥き出しにし、唇で音を立てて吸い上げた。ときおり変化をつけるように強くバイブレーションを加えるたびに綾乃の腰が跳ね上がり、すっかり色づいた小隠唇の奥の膣口からはトロトロと透明な愛蜜があふれ出してくる。

 「……こんなにびしょびしょに濡らして。綾乃ってやっぱりHな子だなぁ……」
 アソコに溜まった愛液を指先ですくい少女の目の前にかざしながら、わざといじわるな言葉を投げかけた。指と指の間で糸を引いた粘っこい蜜が、つつっと一筋垂れて綾乃の上気した頬を濡らす。
 だけど、そんなことも気づかないほどの快感に支配された綾乃の口からもれるのは、何かに耐えるような喘ぎ声だけ。そしてせがむような潤んだ瞳でこっちを見つめてる。

 「それじゃあ、いくよ。いいね……」
 いまさらながらの確認の言葉。目をぎゅっとつぶってコクリと頷いた妹の頬を優しく撫でてあげながら、俺はあてがった自分の分身をゆっくり沈めていった。
 くちゅくちゅっ……そんななんとも言えない音をたてながら、亀頭が綾乃の花びらに飲み込まれていく。
 「あっ……あうぅ……んんんっ……」
 今まで堅く閉ざされていた未発達の蕾……俺の大人サイズの肉棒を受け入れるにはあまりにも小さすぎるそれは、くわえ込んだ亀頭のせいで限界まで引き延ばされていた。体を真っ二つに引き裂かれるような痛みに、綾乃の口からは声にならない悲鳴があがった。

 「あ、綾乃……大丈夫か?」
 つぶった瞳からうっすらと涙を流して全身に走る激痛に耐えている妹は、それでも俺の言葉に健気に微笑みかえしてくれる。
 そんな綾乃のいじらしさが思わず心にぐっとこみあげた俺は、ぎゅっと細い体を抱きしめた。少女の秘処に埋め込んだ怒張を、なるべく痛みがないようにゆっくりと上下させる。
 妹の成長途上の割れ目では、俺のモノは半分も受け入れることができない。でも、きついながらもしっとりと締め上げてくる綾乃の膣内は、たまらないほどの快感を与えてくれた。

 「……あっ……あんんっ……くふぅ……」
 俺の緩やかな動きにあわせるように、だんだんと綾乃の口から今までとは違う嬌声がもれはじめた。膣の奥から次々に溢れでてくる愛蜜のせいで、ようやく傷口をなぶられるような激痛がやわらいできたみたい。
 そんな妹の様子に、俺は腰の動きのピッチをあげた。必要以上に負担を与えないように注意しながら、肉棒をスライドさせ秘めやかな花びらをかき回す。

 「お、おにいちゃん……あやの、も、もう、だめぇ~……」
 「おれも、おれも、いっしょに……」
 ぐちょぐちょと湿った音を立てて出し入れする怒張をひときわ奥まで突っ込んだ瞬間、綾乃は歓喜の悲鳴とともに絶頂まで登りつめていく。痙攣するヴァギナにぎゅっと締め上げられ、俺も綾乃の体内に全てを吐き出していた。

* * *


 「……ごめん、痛かっただろぅ?」
 「うん……でも、おにいちゃんとできて、綾乃うれしかったよ」
 血のつながった妹を犯してしまった……自分のしたことの重大さに落ち込みそうになる。綾乃の屈託のない笑顔だけが唯一の救いだな、そんなことを考えていた俺は、ふとあることを思い出した。。

 「そうだ……もうすぐ、綾乃の誕生日だろ。ちょっと早いけど、ほらプレゼント」
 「えっ、開けてもいい?……ああ、これ、綾乃が前から欲しがってた電子手帳でしょ……おにいちゃん、知ってだぁ……でも、高かったんじゃないの?」
 「うん、まあたいしたことないよ……」
 (そのためのバイトがこういうことになったんだけど)
 とはいえ無邪気に喜ぶ妹の姿に、こいつだけは俺が全力で守ってやる……そう心に誓うのだった。


 終わり

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。