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小説(転載) 木曽谷の因習2/3

官能小説
10 /05 2014
 塩尻ICを降り信号の少ない国道19号、通称木曽高速と言われている。
 それを大型貨物自動車に挟まれながら一気に進み、日本海と太平洋の分水嶺になってい
る長いトンネルを抜けるともうそこは綾乃の故郷、木曽・・だ。
「おじ様、今日は私の家に泊まってください」
「えっ、今日は綾ちゃんにどろん沢の入り口を教えてもらい、夕方試し釣りをして、明日
の朝早くから本格的な釣りの予定、今夜は林道わきで車の中で寝るつもりだったんだよ」
「母には、おじ様のことを話してあるの」
「参ったなー、うれしいけれどお土産を持っていないし、早く言ってくれれば東京の土産
を用意してきたのに・・手ぶらでは品がない、ちょっと先の木曽福島で何か買っていこう」
 木曽福島で和菓子を買いUターン。
 車は国道19号から左折してしばらく走る。
「この先の右側が私の家よ」
「ここなの?ここはこの先の川に行くときや上高地に抜ける時にたまに通るんだよ。ここ
が綾ちゃんの家だったのかぁ・・それにしても大きなお屋敷だね」
 綾乃の家は旧家らしく門構えが大きく、聞いていた以上に広大な家であった。
「こんにちは、初めまして、中山と申します。急に押しかけましてすみません」
「中山様のことは綾乃から聞いております。東京では兄と綾乃がお世話になっているそう
で、ありがとうございます」
「いいえ、お世話になっているのは私の方です。神田のお兄さんとはかれこれ10年ほど
のお付き合いです」
 綾乃の母親は私と同じ40代で今年43歳と聞いていたが30代前半と言っても通りそ
うなほど若々しく、田舎にこのままおいておくのはもったいないような、黒木瞳風のすら
りとした美人であった。
 綾乃のスタイルの良さや可愛さはこの美人の母親に似たのであろう。
「さあ、どうぞ、お上がりください」
 綾乃の母美加子は亭主を病気で2年前に亡くし、今は自分一人で先祖伝来の広大な檜の
山林を守り、200年も続く漆食器の会社を営んでいる。
 綾乃の3つ年上になる跡継ぎの兄は長野市の大学の寮にいる。
 普段、美加子はこの広い屋敷で一人暮らしとのことであった。
 娘と私が東京から来たので、
「今日は久しぶりににぎやかでうれしい」
 とにこやかに話す。
「綾ちゃん、早速だが、どろん沢の入り口を教えてくれないかな?」
「今から釣りをするの?」
「まだ時間もあるからちょっとだけ毛針で試してみたいんだよ。明日の朝は本格的に釣っ
てみる。明日の朝は早いから今のうちに道を教えてもらっておかないと」
「ちょっと着替えてきます」
 しばらくして綾乃はへそだしローライズのジーパン姿で現れた。
 車で10分ほど林道を走りダムの上流に。
「もう少し先・・・・・・・・・・・・ここ、ここよ」
「ここ?」
 ドロン沢の入り口は藪で覆われ、先週、綾乃から聞いた獣道を探しながら分からずに通
り過ぎたところであった。
「ここか・・ここじゃあ分からないはずだよ。この先に道があるとはとても思えない」
「一旦少し登ってから谷に下るからよその人には分からなかも」
 私は次回来るときに入り口が分かるように周辺の写真を撮った。
「綾ちゃん、ちょっとここで待っててくれないかなぁ・・とりあえず、谷に下る道だけ確
かめてくる。釣りは明日にするよ」
「おじ様、まだ日暮れまでには時間はあるよ。私が案内するから沢まで行こうよ。10分
ぐらいでいけるよ」
「じゃあ、ちょっとだけ竿を出してみようかな」
 綾乃は馴れた足取りで藪の中を進む。
「おじ様、もうすぐそこよ。足跡がないから最近人の来た様子はないよ。夏休みになれば
子供達が来るけど。まだ時期が早いから誰も来てはいないみたい」
 しばらく獣道を歩くと目の前に幅5m、深さ50cmほどの流れのどろん沢が現れた。
「思ったほど道も川も険しくないな。釣りにはちょうど良い感じの渓相、落ち込みと淵が
連続している。石の配置も実にすばらしいよ」
 偏光グラスで水中を覗くと大きな岩魚の黒い影が・・悠々と泳いでいる。
 私はカメラを綾乃に渡し竿を手に取ると
「私が釣っているところ撮ってくれないかな?いつも一人なので釣り姿の自分の写真はな
いんだ」
 岩魚は毛針の一投目から顔を出した。
 でかい、30cmはゆうにある。普通の渓流ではこんな大型は年に1匹か2匹ぐらいし
かお目にかかれない。
 綾乃はやや離れて岩魚をつり上げる私をデジカメに納めている。
 5分とかからずに今夜のおかず3匹を立て続けに釣った。
「綾乃ちゃん、すごいところだね。こんなでかいのは久しぶりだよ」
「おじ様、こんなのはまだまだ小さいよ。もう少し上流に行けばもっと大っきいのがいる。
行ってみる?」
「いやー、楽しみは明日に残しておくよ。どれどれ、写真の写り具合はどうかな?」
「はい・・見て」
「おう、綾ちゃん、なかなかやるじゃない。アングルが良くて手ぶれもない、綺麗に撮れ
てる・・綾ちゃんは写真の才能がある。日をあらためて二人で写真を撮りに行こうよ・・
そうだ、綾ちゃん、ここでおじさんのモデルさんをしてくれないかな。題して渓流に戯れ
る少女・・少女ではなくて美女にしようか」
「いやだあ、おじ様・・」
 と言いつつも綾乃はいやがるそぶりも見せず、素直にポーズを取り始めた。
「そこの岩に手をついて・・そう・・いいね。」
「川の水を手ですくって飲むような仕草・・はい、いいよ。」
「岩魚のつかみ取りをやっていたと言ってたよね。まねごと出来るかな?」
「岩魚は深い石の下に潜るから服を脱がなきゃ捕れない・・おじ様ってやっぱりHね。最
初から私のヌードを撮るつもりだったんでしょう?」
「お願い。綾ちゃんの綺麗なヌードを撮りたいんだよ」
「もーおじ様ったら・・さっきカメラも頂いたことだし・・お礼のつもりで・・ちょっと
だけ、上を脱ぐだけよ」
 綾乃はそう言いながら着ているものを脱ぎ始めた。
 私はその脱いでいく過程を素早くデジカメに納めた。
 さすがに若い綾乃の裸体は美しい。
 スレンダーな肢体につんと上を向く乳房、小さな乳首、くびれた腰に長い脚、Tバック
の白い尻。
 さわりたい、抱きたいのを我慢し、ポーズに注文をつけながらシャッターを夢中で切り
続けた。
「綾ちゃん、ショーツだけの姿は不自然だよ・・思い切って脱いじゃおうか・・」
 意外にも綾乃はショーツに手をかけると素直に脱いだ。
 薄めの陰毛に包まれた割れ目がうっすらと見える。
 前にも増して夢中でシャッターを切り続けた。
 割れ目がばっちりのポーズもにこやかに応ずる綾乃。
 最後に接近して局部UPをと・・ファインダーを覗く、小さく可愛らしいつぼみ、よく
見ると濡れたように光っている。
(綾ちゃん、撮られることで感じてしまったようだな・・ちょっと悪戯してみようかな)
 私は割れ目をUPで数回シャッターを切るとカメラを石の上に置き、そっと綾乃の肩に
手を掛けた。
 綾乃は目を閉じた。
(むむ・・私を受け入れるような・・待っているような感じがする)
 軽く引き寄せるとしがみついて来た。
 そのまま、桜のつぼみのような唇を吸う・・吸い返してきた。
(待てよ・・本当にこんな若い子が私のような親父に身を任せるのかな?)
 手の平に吸い付くような背中の肌、くびれた細い胴の感触が両手に伝わってきた。
 乳房を下から手のひらに包み込み軽く揉む・・弾力のある乳房、乳首を探ると少しくぼ
んでいた乳首が起きあがりこりこりとした感触に変わった。
「ああ・・」
 両乳房を両手で軽く鷲つかみにして交互に乳首を赤子のように吸う・・・・・
「あああ・・おじ様・・」
 私は左手を背中に廻し、左乳首を吸いながら右手で割れ目をまさぐった。
 狭い一筋の割れ目は既に潤い、中指は粘ついたぬめりに濡れる。
 私は座り、立たせたままの綾乃の両足を大きく開かせ、鼻先をくすぐる陰毛を手のひら
で押さえ、舌先で割れ目を下から上に舐め、なぞった。
 やや薄いアンモニア臭と若い雌の放つフェロモン臭が混ざった隠微な臭い。
「ああ・・いい・・」
 割れ目を下から見上げるような窮屈なポーズでなめ続け、首が疲れてきた私は河原に仰
向けに寝ると大胆にも綾乃は私の顔をまたいだ。
 割れ目は広がり、私の舌先は自由に動く・・若いエキスがあふれ出して私の口内にしず
くを落とす。
「今度は私、おじ様立って」
 綾乃は私を立たせるとズボンのベルトに手をかけ、パンツと共に引き下ろした。
(おっ・・手慣れている・・えっ・・後で知ったが、高校生のとき、好きだった体育教師
に仕込まれたらしい)
 既に痛いほどに勃起し続けていた欲棒が木曽谷の清涼な外気にさらされ自由に天を仰ぐ。
「おじ様のって大きくて堅そう」
 綾乃はそう言ってひざまずき、太さと堅さを確かめるように握るとしごくように亀頭を
剥き出して先端をぺろりと舐めた。
(朝、シャワーを浴びたが、あれから3回トイレに行ったから多分臭っているはずだ)
 それはまったく無用の心配であった。
 綾乃は臭いを気にするそぶりも見せず、手で欲棒をローリングしながら舌先でぺろぺろ
と亀頭や周囲をなめ回すと大きく口を開けてぱくりとくわえ、ピンクのマニキュアの細い
指で軽くしごきながら頭を前後振り、強く軽く吸いだした。
 じゅる・じゅるる・ちゅぱ
 私は綾乃の頭を抱え綾乃の舌と頭の動きに合わせ腰を使って欲棒を口内に送り込む。
 眼下に綾乃の可愛い唇を出入りする欲棒、亀頭が見え隠れする。
 じゅるるる・・じゅぱ・・
 やがて私に絶頂感が・・口内から抜こうとするが綾乃は私の腰に手を回して離さない。
 じゅるる・・「ああ・・うっ・・」
 私は身震いしながら綾乃の口内奥深く射精してしまった。
 綾乃はくわえたままで放たれた白い液体をゆっくりと飲み込んでいる。
 出された精液を最後まで吸い取るような綾乃の舌先、絡みつき、その刺激で萎えかかっ
た欲棒は口内で再び堅くなる。
 私は立ったままで挿入しようと綾乃の背中に手を回し内股に手を入れ片足を持ち上げた。
(冷たい・・綾ちゃんの身体が冷えきっている)
 7月とは言え、ここは木曽谷である。陽は山に隠れ、あたりには冷たい空気が漂い始め
ていたのだ。
(このままでは綾ちゃん、風邪を引いてしまうかも、ここまでくればもう男と女の関係は
始まっている。東京に帰ってからホテルにでも誘ってゆっくりと楽しもう。今ここであせ
ることはない。残念だが今日はここまでにしておこう)
 持ち上げた足を降ろし強く抱きしめて唇を吸った。
 綾乃の口元から私の解き放った精液の臭いがした・・愛しいような不思議な臭い。
「綾乃ちゃん、寒いだろう・・もう陽も暮れかかっている・・お母さんが心配するから帰
ろう・・続きはあとで」
「あとで?」
 綾乃は物足りない顔で私を見ている。
 この(あとで?)が、私の未体験の話の続きとなる。


(3)へつづく・・・

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。