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小説(転載) 田舎暮らし1/2

近親相姦小説
10 /06 2014
遭難

 父母が離婚したのは私たちが小学生の頃で、私たちは父方の祖父母に育てら
れた。私たちが育ったところは秋田県の横手市で、東京から転入した私たちは
仲間はずれにされることが多く随分辛い思いをしたが、何かにつけて兄がかば
ってくれた。
 二つ違いの兄は勉強はそれほど得意ではなかったがスポーツは万能で力も強
く、喧嘩をしてもめったに負けたことはなかった。
 半年もすると兄は学校一番のガキ大将になってしまったから、私も学校でい
じめられることもなくなり、逆にクラスの人気者になった。
(自分で言うのもおかしいけど、小さい頃はけっこう可愛かったのだ)
 そんな訳だから私は兄のことが好きで、遊びに行くのもいつも兄と一緒で、
男の子に混じって野球もやったし木登りもやった。スカートを腿まで捲くって
小川に入り山女取りの寄せ網を仕掛けたり、竹籠を背負って山菜採りやキノコ
採りにも行った。
 私が小学5年のとき、村の大人たちから“行ってはいけない”と言われてい
た山に入ってしまったことがあった。行こうと思って行ったわけではなく、道
を踏み迷って入ってしまったのだ。
 村の子どもたちと一緒に柴栗やナメコを拾いながら歩いているうちに見覚え
の無い山に入ってしまったのだ。道はあるのだが行けども行けども帰り着けず、
とうとう日暮れてしまった。
 辺りは暗くなるしお腹はすくしで、私は谷の岩陰にうずくまって泣き出して
しまったが、兄は私を強く抱きしめ、
「朝になればなんとかなるから心配はいらないよ」
と慰めてくれた。すごく頼もしかった。
 その頃村では二人が“入らずの山”に入ってしまったのではないかと大騒ぎ
で、大人たちが捜索に繰り出すことになった。
 その夜の捜索は真夜中まで続けられたが、私たちは相当奥まで入ってしまっ
たらしく簡単には見つからず、明日の夜明けとともに捜索を再開することにし
てその晩の捜索は打ち切られた。
 私たちは岩陰で抱き合って休んだが寒くてしかたがないので焚き火をしよう
ということになった。兄がリュックサックの中を探って古いマッチを取り出し、
枯れ枝を集めて火を着けようとしたがなかなかうまく着かない。最後のマッチ
でようやく火が起こった。
 赤い暖かい火が私たちの気持ちを少し落ち着かせてくれた。私たちは付近の
枯れ枝をたくさん集めて焚き火を大きくし、途中で採った山芋や栗を焼いて食
べた。
 焚き火にあたりながら山芋を食べたら身体が暖かくなり、気分も昂揚してき
た。兄も普段は無口なのに、このときは人が変わったみたいに饒舌になり、私
にいろいろと話し掛けてくれた。
 兄に横抱きに抱かれ、身体のあちこちを撫でられてうっとりとした気持ちに
なった私に、兄は手を取って自分の股座にいざなった。
 私は握らされたものがペニスだとわかった。心臓の鼓動のようにドキンドキ
ンと脈を打つそれは熱く火照り、握っているうちにどんどん硬くなってきて、
先の方からぬるぬるする液が出てきて私の手を濡らした。
 オナニーするときに私の股間から出る液みたいで、兄は気持ちよさそうに腰
を動かし、息遣いも荒くなってきた。
 私は大好きな兄に悦んで欲しかったので言われるまま握り続けたが、私の股
間も濡れてきたのがわかった。
 兄は私のズボンを脱がせ、股間に手を入れてきた。
「恭子、気持ちいいか?」
 兄は性器に這わせた手指を微妙に動かしながらかすれた声で訊いた。
「うん、気持ちいい」
 私も兄のペニスを握り締めながら応えた。
 兄は私を枯れ草の上に寝かせ、股間を広げて匂いを嗅ぎ、
「いい匂いだ」
 と言いながら舐め始めた。どんどん気持ちがよくなってくる。
 兄は私の性器を音を立てて吸い、舌を尖らせて膣をえぐるように舐めまわし
すので私は気持ちがよくてしかたがなかった。
「お兄ちゃん、気持ちいいよ。いいよ」
 私があまりの気持ちよさに何がなんだかわからなくなってしまった頃、兄は
身体を起こして硬く怒張したペニスの先端をヌルヌルに濡れた膣にあてがい、
上下にこすりつけるようにしながらゆっくりと押し付けてきた。
それまでの快感が吹っ飛んでしまったくらいに痛かったが、私は兄の言うとお
りに腰を持ち上げ気味にして股間を大きく広げて耐えた。
 兄は私の太腿を両手で広げながら、
「恭子、辛抱しろよ。すぐによくなるからな」
 と言い、ゆっくりと挿入してきた。
 その痛さといったらお腹が裂けるのではないかと思えるほどだったが、どう
にか挿入できたみたいだった。
 股にやけ火箸を挿し込まれたような痛さもしばらくすると薄れ、兄が腰をゆ
っくりと動かすごとにだんだん痛みも和らいで再び快感がよみがえってきた。
 兄は私の腰を持ち上げるようにしながら腰の動きを早め、
「恭子、すごくいい気持ちだ。ああ、恭子、出るよ」
 と言って身体を硬直させた。
 その直後、兄は激しく射精した。
 兄のペニスから送り出される精液の脈動が膣から身体全体に共鳴し、身体の
中に熱い塊がドクドクと注がれたのがわかった。とてもいい気持ちだった。
 兄は口を開いて大きく息をしながら腰を密着させ、しばらく動きを止めてい
たが、
「恭子、気持ちよかったか?」
 と私の顔を覗き込みながら訊いた。
「うん、始めは痛かったけど、だんだん気持ちがよくなって、最後はとてもい
い気持ちだったよ」
 と私は応えた。
 兄は私から身体を離すと膣に口を付けて流れ出る精液を吸い取り、私に口移
しで飲ませてくれた。
 それはどろどろしていて、椎の木の花か栗の花のような生臭い匂いがしたが、
私は思い切って飲み下した。
 そうして私たちは夜が明けるまで何度も何度も性交した。
 兄は私の膣に口を付けて舐め清めてくれた。私も兄のペニスを口に含み、兄
の放った精液を呑んだ。喉が焼けるような感じだったが嫌ではなかった。むし
ろもっと精液を飲みたいとさえ思った。
 兄は私のおしっこを飲んでくれた。2回もだ。しかし私は兄のおしっこを飲
む気にはなれなかった。兄も強要はしなかった。
 翌日の昼頃まで私たちは眠っていたようだ。捜索隊の人たちの声で眼がさめ、
身づくろいをして声のする方に向かった。私たちも捜索隊の呼び声に応えて声
を上げたのですぐに見つけてもらえ、無事に家に帰り着くことができた。
 そのときにはわからなかったが、“入らずの山”で私たちがあんなことにな
ってしまったのには訳があったのだ。
 私たちが食べた山芋は普通の山芋ではなく、“走りどころ”という山芋だっ
たのだ。
 特殊なアルカロイドが含まれる山芋によく似た植物で、私たちはその中毒に
なってしまったのだ。気分が昂揚し、何も怖いものが無いような気になってし
まうのだという。普段思っていることや願っていることを、理性に関係なくや
ってしまうのだそうで、兄は普段から私と性交したいと考えており、私と性交
することを思いながらオナニーしていたという。私も兄のことが好きだったか
ら、兄に何をされても嫌だとは思わず、むしろ兄に犯されたいとさえ思った。
 だから私たちは気まずい思いや恥ずかしさなどなく、兄妹で禁断の性愛がで
きたのだと思う。


(2)へつづく・・・

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。