2ntブログ

小説(転載) 義母1/2

官能小説
10 /07 2014
去年の春のことです。


もう一年も経ってしまったなんて嘘のようですが、その頃ぼくはリストラされ、
無職という体たらくで失業保険でなんとか糊口を凌いでいるという有様でした。
妻は、身重だったのですが、パートで頑張ってくれていて妻には頭が上がらな
い毎日でした。
というのも、無職ということもありましたが、それ以上にぼくは賭け事に狂っ
ていて、失業保険もそのほとんどを馬券に注ぎ込んでいたのです。


そんなある日のこと。
妻のおかあさん、つまり義母が不意に訪ねてきたのです。
妻は、もう30を超えていますが、若い頃の子で義母はまだまだ若く、真面目
な女性でお色気こそそれほど感じさせませんが、とても綺麗な人でずっと以前
に離婚したままの寡婦でした。


ぼくは、義母であるということ以上に彼女に好意を持っていましたが、妻の実
の母親である義母は、妻に似ている、というか、妻が義母に似ているわけです
が、その義母のことをぼくが悪からず思うことは、自然といえば自然なことだ
と思うのですが、常識に照らすとちょっとおかしいのかも知れませんね。


ま、有体にいうとぼくは義母のことが好きなのでした。
それほど、意識はしていなかったのですが、義母が一人暮らししているマンシ
ョンに遊びに行った折にたまたま義母の下着を見てしまった時から、何か歯車
が狂いはじめてしまったのです。
人生の歯車はとうに狂っていましたけれど、箪笥に綺麗に折りたたまれ仕舞わ
れていた義母の驚くほど派手なショーツやブラジャーを見て、興奮している自
分がいて、我ながら驚いてしまったのですが、それから彼女のことを義母とし
てではなく、ひとりの女性として見てしまうようになったのです。


妻と義母は、夕飯の買出しに近所のスーパーに、といっても田舎なもので車で
出掛けていったのですが、その留守の間に箪笥を何故またぼくが開けてみたの
かということ自体、おかしいことに違いないのですが、魔がさしたということ
なのでしょう。


義母は、なぜだか知らないけれどもスポーツ新聞を取っていて、それの天皇賞
の記事を眺めていたのですが、ふと、箪笥が気になってしまい…というのも、
義母が出がけに前屈みになった拍子にブラウスから胸の谷間が覗いて見えて、
その映像が目蓋の裏に焼きついていたからかもしれませんが…そうなると開け
て見ないことには気がすまなくなってしまって、ついつい引き出しを引っ張り
出してみたら、ちょうどそこが義母の下着の入っている引き出しだったのです。


ぼくは、後ろめたさに誰も居る筈のない部屋内をきょろきょろ見回しながら、
義母の穿いているであろう色とりどりの下着類を手にとって…ブラジャーが左
側に、ショーツは右側にと几帳面な義母らしく、整然と仕舞われていましたが
…匂いを嗅ぎまくってしまいました。


義母は、胸の谷間が見えるような格好をすることこそありませんが、巨乳とい
えるほどの素晴らしい胸をしていて、会話している時など、どうしてもそこに
視線がいってしまうぼくは、よく赤面してしまうのでしたが、その義母の大き
なお乳を包んでいるブラジャーを眼前にして、ぼくは下半身が重だるくなって
くるのを禁じえませんでした。


乳首のあたるカップのトップ部分は、なんだか甘ったるいようないい匂いがし
て義母の突き出すように大きく勃起した乳首を想像してしまい、匂いを嗅ぎな
がら既に固く元気になったチンチンをジーパンの上から少し擦ってしまいまし
た。


そして、いよいよショーツです。広げて内側のクロッチ部分の匂いを嗅いだ後、
口づけしました。本当は、舐めまくりたい衝動をやっと抑えたのですが、一枚
くらいならいいだろうと思って、赤い扇情的なやつを選び出して、クロッチ部
分をべとべとに舐め回してしまいました。


その時、ふたりの帰ってきた気配に慌てたぼくは、急いで引き出しを閉め、何
食わぬ顔してスポーツ新聞を読んでいるふりをしながら、「おかえり」とか、
言ったのですが、べとべとになった赤いショーツは、しっかりとポケットの中
に納めていました。


それから、毎日というくらい義母のそのショーツでオナニーをしました。ショ
ーツを頭から被ったり、ペニスをショーツでくるんだりしながら、義母のこと
を想ってオナニーを繰り返ししていたのです。


話が、逸れてしまいましたが、そんなこんなで不意に義母が訪ねて来たときに
は、妻もパートに出掛けていて、千載一遇のチャンス到来などと心の中ではほ
くそえんでいたのですが、妻がいなくとも我が家でまさか義母を抱けるはずも
なく、なんとか連れ出してラブホに連れ込んでしまおうなんてことばかり考え
ていました。


義母は、病院に勤めているのですが、急に休みを交換してくれと持ちかけられ
て、本当は今日遅晩なのだけれど、今日と明日の二日間休みになったらしく、
急なことでいつも一緒に遊びに出掛ける友人ともスケジュールが合わず、ふら
ふらと東京に出てきてしまったというのです。


それで、義母はどうやらぼくに観劇にでも連れて行ってほしいようなことを臭
わせるのでした。ぼくも以前から一度は歌舞伎を観たいと常々思っていたので、
ふたりで銀座に赴いたのです。むろん、ぼくが無職なことを知っている義母は、
昼食代も観劇代も出してくれました。



多少、後ろめたさを覚えつつも甘えてしまいましたが、その義母の子供のよう
に眸を輝かせて一生懸命に演目に見入る様子を横で見ていると、ぼくの気持ち
は昂ぶり、どうしても義母を自分のものにしたいという抗いがたい想いに押し
つぶされそうになって、いつの間にかぼくは涙しているのでした。


演目が終了し、義母も感銘を受けたらしく、ほんのり顔を赤らめて涙ぐんでい
ましたが、そんな彼女をみて、ぼくは一層義母がほしくしてほしくてたまらな
くなるのでした。


そうして、いよいよぼくは、どうやって義母を口説き落とそうかと、そのこと
ばかりをそれこそ必死に考えました。何か、いいきっかけがあればいいのだけ
れど…。


とにかく時間稼ぎに、銀座で夕飯を食べることにして、妻にはおかあさんが東
京に出てきたので、夕飯を食べてから、ゆっくり帰るからと連絡を入れたので
した。


それで、常套手段ではあるけれども、ちょっとだけお酒を飲みませんかと誘い、
渋谷に移動して小洒落たバーで一杯ひっかけて、自分自身を鼓舞し思い切って
告白したのです。いきなり押し倒すというのも手でしょうが、真面目で大人し
い義母が怒り出してしまったら、それで全ては終わりになってしまうと思った
からです。


むろん、はじめは笑ってまったく取り合ってくれませんでした。晴天の霹靂と
いった表情で、火星人でも見ているような眼でぼくを見る義母は、それでもじ
ょじょにぼくの真摯な訴えに耳を貸してくれるようになっていきました。


それほど酒に強くないぼくでしたが、その日はいくら飲んでもまるで水を飲ん
でいるようで、ぜんぜん酔わないのでした。


しまいには、義母は恐ろしくなったのか、懇願するような目をして言うのです。


「ね、嘘でしょ? こんなおばあちゃんをからかって、いったいどうしようっ
ていうの? それにあたしは、洋子の母なのよ」

「わかってます。でも、ぼくはおかあさんが好きで好きでたまらないんですよ。
この気持ちは、どうしようもないんです。ぼくは、もうこれ以上、自分の気持
ちを偽っていられないんですよ。お願いだから、わかってください」

「あたしをこんなにいじめて何が楽しいの? いったい何が目的なの?」


そういいながら、涙ぐんでしまった義母を見て、頑なにぼくの気持ちを否定す
る彼女の心が、徐々にではあるけれども氷解しはじめているのが、わかりまし
た。 


後一押しで、落ちるかもしれないとは思いましたが、本当に女心は微妙である
し、単に年の差のある恋というのではなく、実の娘の夫であるぼくの愛の告白
に、彼女はただただ戸惑うばかりでしたが、一歩間違えば、全ては水泡に帰し、
心を完全に閉じてしまうであろうことは明白だったので、もうこれ以上説得す
るのは、よしたほうがいいと直感しました。


あとはもう、実力行使のみです。とにかくぼくは真摯に想いを伝えたのですか
ら、多少なりとも理解はしてくれた筈で、後は実の娘の夫という垣根を取り払
ってやればいいのですが、それはやはり理性では絶対に許せない境界であって、
義母の母としてではなく、女としての自分を呼び覚ます以外にないと思いまし
た。


(2)へつづく・・・

コメント

非公開コメント

eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。