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小説(転載) 『由香の初体験』 1/2

官能小説
07 /14 2018
■第一章■


もう、20年近く前の話・・。
中学3年の夏休みのことだった。
浜田由香は、母方の実家に遊びに来ていた。
そこは海辺が近く、水泳部の由香は、練習がてら、朝から夕方まで海に入って
遊んでいた。
磯浜だったから、地元の子供たちと大きな岩場から飛び込んだりした。
磯のかたわらに、漁具などを収納している板葺きの粗末な小屋がある。
由香はここを、着替えの場所にしていた。

ある日曜日のこと、夢中になって泳いでいるうちに、すっかり日が傾いてしま
っていることに気づいた。
他の子供たちは、いつの間にか、帰ってしまっている。
由香は慌てて、海からあがり、着替えるために、小走りに小屋に向かった。
板戸を引こうとすると、「あん」という、女の声が聞こえて、思わず手を引っ
込めた。
「なんだろう??」
そっと、小屋の裏手にまわってみた。
そこには、板と板の隙間があって、覗くと、中の様子がわかる。
由香は、ためらった。
しかし、再び、「ああ~ん」と、女の声がする。
思わず、隙間に顔を近づけた。
そして・・。
中の様子を目の当たりにして、愕然としてしまった。

素っ裸の女が、立っている男の大きな陰茎を舐めていた。
陰茎を両手で掴み、亀頭の隅々まで、ねっとりと舌を這わせている。
ときおり、睾丸を下から撫でると、男は「ううっ」とうめく。
由香は息を呑んだ。
もちろんのこと、こんな光景を見るのは初めてだ。
しかも、勃起した男のソレを見るのは・・。
父親や兄のものは見たことがあるが、いつも、だらんと頭(こうべ)を垂れて
いた。
勃起した陰茎というものが、これほどイカツイものであったとは知る由もない。

女は、今度は、亀頭をぱっくりとくわえ、激しく、頭を振りはじめた。
そうしながら、ときどき口を離して、「ああ~ん」と気持ち良さそうな声をあ
げる。
「??」と、由香が目をこらすと、女の背後で動くものがある。
暗がりでよくわからなかったが、なんと、後ろから男がもうひとり、女を抱き
すくめているではないか。
片手で女の乳房を揉み、女の股間までもう一方の手が伸びて、いやらしく動い
ている。
由香は、息を呑んだ。
顔が、かあっと熱くなった。
女が誰か、わかった。
それは、隣町の海運会社に勤める、酒屋のひとり娘だった。
美人ではないが、その豊満な肉体には男の性欲を刺激するような色気があった。
とかく、この狭い港町で男女関係の噂が絶えず、酒屋の親父の悩みの種だった。
母親が眉をひそめて、女の噂話をしているのを盗み聞きしたことがある。
近隣の若い男たちのペットみたいになって、関係していない男はいないのでは
ないかという話だった。


■第二章■


「どうしよう・・」
由香は、着替えが小屋の中にあるので、頭を抱えてしまった。
とにかく、中の痴態が一段落するのを、待たねばならない。
女は、今度は四つん這いにさせられていた。
前の男の陰茎は、口から離していない。
後ろの男が指を伸ばしてきて、女の股間を撫でた。
ぐちゅぐちゅと、いやらしい音がした。
「あああ」女はよがり声をあげる。

由香は見ているうちに、次第に股間が湿ってくるのを感じていた。
最近、自分は変態ではないかと思うほど、ひとりでいる時は、オナニーに明け
暮れている。
性欲がちょっと、私は強すぎるのかな・・。
そう思って、親友の晶子に相談してみると、
「みんな、同じよ。私もそうよ」
晶子はそう断言し、
「へえ~、カタブツだと思っていた由香もそうなのか~」
意外そうに、そう言った。
昨夜もそっと、ふとんの中で、アソコに指を持っていった。
小さなオルガスムはあったものの、満たされないものが残っていた。

そして、夢を見た。
それは、由香の妄想めいた願望を、如実にあらわしたものだった。
ラグビー部か、サッカー部か、男の汗臭さが充満した部室だった。
素っ裸になった由香は、下半身を露わにした、10数人の部員たちに囲まれて
いた。
それぞれのペニスは、すべて怒張して、天を向いている。
由香はひとりひとり順番に、それらを咥え、舐め、手でしごいた。
若い彼らの放出は、早い。
精子を浴びながら、由香は、一心不乱になってペニスを咥えつづける。
最後の男の濃い精子を口中でたっぷりと受け、ごくりと飲み込んだ。
そこで目が醒めた。
下着は取り替えなければならないほどになっていた。
シーツも汚していたので、慌てて剥がして、洗濯機に放り込んだ。

そんな状態だったので、目の前の光景は、目に毒だと言わねばならないだろう。
夢が現実化したような女の痴態に、いつの間にか、由香は自分を重ねていた。
スクール水着の股間の部分は、ぬるぬるしたものが沁み込んでいる。
「あああああああ」
男のひとりが女のあそこに陰茎をあてがって、一気に押し込んだ。
そして、すごい速さで腰を前後させる。
それを見ながら、ついにあそこに指を当てた由香は、男の腰の動きに合わせる
ように、溝を摺りはじめた。


■第三章■


「ああ、ああ、ああ、ああん、あああん・・」
女のよがり声が次第にたかまってくるにつれ、由香の指の動きも速くなる。
放尿するときのようにしゃがんで、スクール水着の股の部分をずらし、おまん
こを露出させて、指を動かす。
愛液が溢れ、指を伝って下に垂れ、地面に沁みこんでゆく。
小屋の中では、バックスタイルで後ろから突かれていた女が、今度は男の上に
またがって腰を激しく動かしていた。
そうしながら、相変わらず、もうひとりの男のちんぽを咥えている。
あのおちんぽに触りたい。
しゃぶってみたい、そして・・・・。
・・・ちょっと恐いけど、あの女の人のように思いっきり貫かれたい。
はしたない妄想がさらに快感を高め、快感がまた、妄想を拡大して、その相乗
作用でついに・・。
「・・・・くっ!」
由香は一声うめき、放尿しながら果ててしまった。

その声に気づいたのか、小屋の中の三人の男女が動きを止めた。
「誰だ!?」
ちんぽをしゃぶられていた男の方が叫んだ。
「や・・・やばい!!」
由香は慌てて、駆け出して、その場から離れ、家に戻った。
着替えていない言い訳をあれこれと考えながら・・・。

その夜から由香は、チャンスがあれば、事あるごとにオナニーをした。
果てるたびに、気だるい気分のなかで、本当に自分は、病気ではないだろうか
と思う。
成績はいたって優秀で、水泳部の活動は熱心で、生徒会活動にも参加している。
ぐれて、遊び歩く同級生もいたが、自分は決してそんなタイプではなく、真面
目でおとなしい生徒だと思っている。
しかし、この、淫乱さはどうだろう。
あの日に見た、男の大きなちんぽが常に頭から離れない。
おまんこはいつも、熱を放って、由香にやりきれなさを訴える。
ああ、おちんぽが欲しい。誰のでもかまわない。
ほお擦りして、舐めて、しごきたい。
おまんこにぶち込まれたい・・。
私はやっぱり異常だ・・・。

それから、さらに数日が経った。
海で遊ぶ時期は過ぎ、夏休みも終わりに近づいていた。
由香が実家の郵便ポストを覗いてみると、一通の、由香宛の封書が入っていた。
裏を見ても、差出人の名はない。
「なんだろう?」
封を切ると、中に一葉の写真がはいっている。
「・・・・!!」
由香は、写真を見て絶句した。
なんとそこに映っていたのは、あの日、小屋の裏手で他人の性行為を覗きなが
ら、オナニーにふけっている由香の姿だったのだ。


■第四章■


その写真は、由香を打ちのめした。
誰かがあの近くに隠れていて、あの恥ずかしい格好を一部始終、見ていたのだ。
顔がかあっと火照ってくる。
そして・・封筒のなかに入っていた、一枚の便箋を開いて見ると・・。
ワープロソフトで作成された、次の文面が目に飛び込んできた。

「浜田由香様。
 先日は目の保養をさせていただき、誠にありがとうございました。
 中学生の女の子のオナニーが、あれほど、激しいものだとは思っていません
でした。
 私が先に来て覗いていた、小屋の中の痴態よりも、由香さんのオナニーの方
が数倍もいやらしく、私を興奮させました。
 あれから毎日、由香さんのあられもない姿を思い起こしながら、何度も、何
度も、私もオナニーをしています。
 このままでは、頭がおかしくなりそうなので、ぶしつけながら、この手紙を
出させていただきました。
 一度だけ・・一度だけでいいです。
 私と付き合ってください。
 いえいえ、セックスをしようと言うのではありません。
 もう一度、目と鼻の先で、あなたのオナニーが見たいのです。
 そして、一緒に私もオナニーをしたいのです。
 由香さんに指一本触れないということは、約束します。
 是非、是非、この孤独な中年男の願いを聞き届けてください。
 お願いいたします。
 20日のの夕方6時、例の小屋でお待ちしております。
 なお、セーラー服で来ていただければ、幸いです。

 追伸

 その写真のネガは私のもとにあります。
 そのことの意味を、どうか、お考えください。
 卑怯なやり方で、すみません。
 こうでもしないと私のような者は誰も相手をしてくれませんので。 お願い
をお聞き入れいただければ、ネガはお返しいたします。
 勝手は重々、承知の上です。
 本当に、申し訳ありません。」

由香は呆然とした。
表現は丁寧でも、暗に、言うことをきかなければ、写真をバラまくと脅迫して
いるのだ。
「どうしよう・・」
由香は頭を抱えた。
親に言って、警察・・とも考えたが、そんなこと、口が裂けても言えるものじ
ゃない。
本当に卑怯だ、女の子の羞恥心につけ入って・・。
行くしかないのか・・。
男は指一本触れないと言っている。
オナニーを見られるのも恥ずかしいけれど、親や兄に知られるよりはましかも
しれない。
由香は覚悟を決めた。
恐怖や不安はあるが、写真をバラまかれるのだけはゴメンだ。
行って、男の言うことをきいて、ネガを返してもらおう。


(2)へつづく・・・

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。