小説(転載) 『由香の初体験』 2/2
官能小説
■第五章■
次の日の夕方・・。
セーラー服姿の由香が、約束の小屋の前まで来ると中に人のいる気配があった。
「由香さん・・・ですね」
中から声がした。
落ち着いた、深みのある声だ。
由香はどきどきしながら、「あ、はい。由香です」と答える。
「もちろん、ひとりですよね」
男は訊く。
「・・ひとりです。誰にも話していません」
「そうですよね、オナニーしているところを見られて、写真にまで撮られたな
んて、言えないですからね」
「あの・・ネガをください」
由香は懇願するように言った。
「はい。しかし・・」
男は気の毒そうに言う。
「それは、私のお願いをきいてくださったあとです。さあ。お入りなさい」
中から板戸を開けた男を見て、由香は「ひっ」と悲鳴をあげた。
まるでミイラ男のように、顔面ぜんたいに包帯を巻いているのだ。口と鼻と、
目のところだけが開いている。
「若い頃ヤケドをしましてね・・。由香さんのような可愛いお嬢さんに見せら
れる顔じゃないんです」
由香は恐怖のあまり、逃げようと思ったが、ネガのことがあるので、なんとか
踏みとどまった。
「さあ、どうか、お入りください」
入って、もうひとり、30代くらいの短髪の男がいるのに由香はびっくりした。
「ひ・・ひとりじゃなかったんですか?」
「すみません・・」
包帯男は謝った。
「実は、彼は私の弟なんです。生まれつきの聴覚障害者で、今まで女に縁がな
かった。だから、せめて、この機会に目の保養をさせてやりたくって・・」
そして包帯男は、手話と思われるやり方で、弟になにか言った。弟は、激しく
手を動かして、それに答えた。
由香は、ストリッパーのような扱われかたに、少々、腹がたったが、(福祉活
動と思うことにすれば・・)と、懸命に自分をなだめた。
小屋の中央には、包帯男が持ち込んだものか、簡易的なマットが敷かれていた。
その前にふたりの男が坐って、由香は、マットの上にあがった。
「では・・はじめてください」
包帯男がマットの上に正座している由香に言った。
「あの・・」
由香は決然とした様子で、
「私、そんな女の子じゃないんです。いつも、勉強や水泳や生徒会に頑張って
るの。友だちのなかには援交やってるコもいるけど、そういうのと一緒にして
欲しくないの」
一気に言った。
「わかってますとも」
包帯男は優しく言った。
「由香さんは、とても清純な女の子です。だからこそ、私は萌えるんです。荒
れて崩れたケバイ女の子だったら、とても、そんな気は起きなかったでしょう」
その言葉で、由香は覚悟を決め、スカートを脱ごうとした。
「あ、ちょっと待って」
包帯男が言った。
「パンツだけ、脱いでくれますか?」
包帯男に言われるがままに、由香はマットの上に仰臥して、男たちにおまんこ
が見えるように足を開いた。
そして、手をそこに持っていくと、いつものように、陰核の周辺と下のスリッ
トを、人差し指と中指でくじり始めた。
恥ずかしさで頬が燃えるようだったが、見られている、という事態が、別の興
奮を呼び覚まし、いつもに倍する快感の波が、由香を襲っていた。
ものの2分も経たないうちに、いきなり絶頂が来た。
由香は腰を高くあげて、声をあげながら果てた。
尿もそのとき迸り出て、男たちにかかった。
■第六章■
他人の、しかも男の前で放尿しながら気を遣ってしまった恥ずかしさに、由香
の露わになっている下半身は、桜色に染まっている。
「由香さん、早いですね。もうイッてしまったんですか?」
包帯男の、その声の方を見て、由香は息を呑んだ。
ふたりとも、いきり立った陰茎を、自らしごいている。
見慣れない由香にとっては、どちらも魁偉な形をしているが、とくに弟のそれ
は隆々としていて、太く、たくましい。
股間に、じゅっ・・と音をたてて溢れてくるものがある。
由香はふたたび、あそこに手を持っていった。
そして、しごかれつづける、ふたりの男の陰茎から目を離さず、指を激しく動
かし始めた。
そうやって、あえぎ声をあげ続けているうちに、包帯男が近づいてきた。
そして、自らのイチモツを由香の目と鼻の先に持ってきた。
「どうですか、由香さん。これが、あなたが毎日、毎日、欲しくて、欲しくて、
夢にまで見たちんぽですよ」
由香は少し恐怖を感じ、いやいやをしながら、後ずさりした。
しかし、目を離せない。
「触ってみたいんでしょう?触っていいのですよ」
「ゆ・・指一本触れないって言ったじゃない」
「もちろん、私どもの方からあなたには触れません。けれども、由香さんの方
から触れてくるのであれば、話は違ってきます」
背後の壁にぶつかって、それ以上、下がれなくなった。
由香は、包帯男の顔と陰茎を交互に見て、息を喘がせながら、沈黙している。
「さあ、どらでもいいのですよ。お嫌だったら、お嫌でも・・」
言った途端、由香の細く白い手が、包帯男の陰茎を掴んでいた。
「うっ」男はうめく。
由香は掴んだ陰茎をやわらかくしごいてみた。
(ああ・・ちんぽ。これが・・・おちんぽなのね・・)
思ったより、やわらかい。
体温が、限りなく、快い。
亀頭の裏の、えりの部分を、ぺろん、と舐めてみた。
「あう」男が再びうめいた。
■第七章■
いったん、壁を越えると、あとの行動は堰を切ったようにエスカレートするも
のだ。
初めてとはとても信じられない大胆さで、由香は男のちんぽを咥え、舐め、し
ごいていた。
両手で持って、亀頭の先端、尿道口のあたりを舌でべろべろ舐めていると、頬
をつんつん突くものがある。
気がつくとそれは、もうひとつの陰茎だった。
由香はためらうこともなく、その陰茎を掴んだ。
そして、ふたりの男のソレを交互に口に運び、舐める。
「ありがとう、由香さん。弟にとっては、初めての体験だ。こいつは、こんな
立派なペニスを持っていながら、こういうことに縁がなかったのですから・・」
そう言われると、「喜んでもらっている」という、不思議な歓びが身の内から
湧きあがってくる。
やがて、ふたつのちんぽをくっつけるようにして、由香は同時に舐めてやった。
ふたりの男は、ほぼ同時に、濃い液を由香の顔に放出した。
「ありがとう。とても気持ち良かったです。弟も喜んでいます」
ふたりの男は、放出のあと始末を終えたあと、身支度をはじめた。
由香は「もう帰るの?」と、思わず言ってしまっていた。
フェラチオをしている間、由香のあそこからは洪水のような愛液が溢れ、太も
もを滴らせていた。
このまま、帰られるのは、辛い。
「ほほう?」包帯男は口をゆがめた。「指一本触れないという約束でしたので、
これで終わりにしようと思っていたのですが・・。」
「も・・もう、ここまで来たら、いいの。お願い、私をめちゃめちゃにして」
包帯男は、弟に手話でなにかを伝えた。弟は、嬉しそうにうなずいた。
由香は、背後から弟に抱きすくめられていた。
そして、足を大きく開かされて、前にいる包帯男に秘部を嬲られている。
「お願い・・深く指を入れないでね」
「わかっていますとも。あなたの処女は、弟のペニスで貫かせましょう」
包帯男は十本の指をすべて使って、ぐちゃぐちゃ音をたてながらこすっている。
愛液があたりに飛び散り、尿が迸り出て、マットレスは由香の出したモノで濡
れきっていた。
「ああ。ああ。いい。いい。」由香はうわごとのような甘い声でよがっている。
男の指がクリトリスをきゅ・・っとつまむと、男の目にはっきりと認識できる
ほど、愛液がびゅっと飛び出してくる。
「ああ、なんて、いやらしい子なんだ。この淫乱さは、生まれついてのもので
しょうね」
包帯男は感心して言った。
背後の男は遠慮なく、由香の発達途上にある、固い乳房を揉みしだいている。
「淫乱なのだけど、普段、それがわからないように、真面目さを装っている。
いや、淫乱も勤勉さも、きっとそれは由香さんの本質なんだ。由香さんは男に
とって、理想の女なのかもしれない」
由香はもう、そんなことはどうでも良かった。
絶頂が近づいてきていた。
自分以外の手によっていかされるのは、もちろん、はじめてだ。
「ああ。ああ。ああ。ああ。ああああ」
由香の声は高まっていく。いく・・いってしまう・・。
「ああああ、いく、いく、あああああああああ」
由香は絶叫していた。
■第八章■
ぐったりとして、弟の体に身をもたせかけている由香をの手を、包帯男は、と
って立ち上がらせた。
そして、着ている服を全部、脱がせた。
まだ成熟していない、固さの残った肢体があらわれた。
そして、そのまま、四つんばいにさせた。
「お尻を高く、持ち上げてください」
由香は素直に従った。
この頃になると、由香は、完全に男たちの言いなりになっていた。
丸見えになった由香の、肛門とおまんこを見て、弟が「ああ、あ」とうめいた。
「そうだ、これがおまんこだ。よく、見ておくんだ」
包帯男は、弟のために、両手で由香の幼い小陰唇を、左右に押し開いた。
中から濡れて光っている赤い果肉が顔を見せると、弟の息遣いが激しくなって
きた。
「好きにしなさい」
包帯男が手話でそう言うと、弟は由香の尻にむしゃぶりついた。
そして、肛門といわず、おまんこと言わず、激しく舐めはじめた。
「あ!」由香は叫んだ。「あああああ!」
びちゃびちゃと、いやらしい音がする。
弟の顔は、自分の唾液と、由香の愛液でびしょ濡れになっていた。
すると、由香の鼻先に、包帯男のちんぽが迫ってきていた。
(さっき出したばかりなのに、もう、こんなになって・・。)
由香は手にとって、はちきれそうに固くなっている亀頭を愛しそうに口に含ん
だ。
そうしているうちに、弟が由香のおまんこに巨根をあてがって、つんつん突い
てきた。
挿入しようとしているらしいが、なかなか、うまくいかない。
(いよいよ、なのね・・)
こんな男に、こんな形で処女を奪われるとは、思ってもみなかった。
そのせつなさと、恐怖と、哀しみと、嬉しさと、期待の入り交じった複雑な想
いが、由香の脳裏で明滅している。
やがて、侵入すべき入り口を探し当てた弟のちんぽが、一気に由香の中に突入
した。
「ひっ!」
圧倒的な力を持った別の生き物が、するどい痛みをともなって体内に殺到して
きた。
「ひいいいい」
由香の悲鳴にもかかわらず、弟は狂ったように、由香のおまんこを突きまくる。
「お願い・・優しくして」
たまらず言った由香のその言葉を、包帯男が手話で弟に伝えた。
しかし、弟の動きはやまないので、包帯男は平手で弟の額を叩いた。
そのとき、我に返ったのか、弟はちんぽを抜き、外に思いっきり、放出した。
あぶないところであった。
やはり、破瓜の痛みは耐えがたく、快感どころではなかった。
包帯男はそれを察して、やさしく由香に服を着せてやった。
「ありがとう、これがネガです」と封筒を由香に渡して、弟を連れてさっさと
帰っていこうとした。
「待って」
由香は呼び止めた。
「次からは大丈夫だから、今度はあなたとしたい」
「ありがとうございます。また、なんらかの形で連絡しますので」
そう言って、男たちは去っていった。
由香の初体験はこのような異常なものだったが、由香の心が傷ついたというこ
とはなかった。
それどころか、なにやら満たされた思いがして晴れ晴れとした気持ちになれた。
包帯男が、本質はやさしい男だったからかもしれない。
今度、逢えたときは、自分のすべてを与えて、好きにさせてやろうと、そう思
うのだった。
- 完 -
次の日の夕方・・。
セーラー服姿の由香が、約束の小屋の前まで来ると中に人のいる気配があった。
「由香さん・・・ですね」
中から声がした。
落ち着いた、深みのある声だ。
由香はどきどきしながら、「あ、はい。由香です」と答える。
「もちろん、ひとりですよね」
男は訊く。
「・・ひとりです。誰にも話していません」
「そうですよね、オナニーしているところを見られて、写真にまで撮られたな
んて、言えないですからね」
「あの・・ネガをください」
由香は懇願するように言った。
「はい。しかし・・」
男は気の毒そうに言う。
「それは、私のお願いをきいてくださったあとです。さあ。お入りなさい」
中から板戸を開けた男を見て、由香は「ひっ」と悲鳴をあげた。
まるでミイラ男のように、顔面ぜんたいに包帯を巻いているのだ。口と鼻と、
目のところだけが開いている。
「若い頃ヤケドをしましてね・・。由香さんのような可愛いお嬢さんに見せら
れる顔じゃないんです」
由香は恐怖のあまり、逃げようと思ったが、ネガのことがあるので、なんとか
踏みとどまった。
「さあ、どうか、お入りください」
入って、もうひとり、30代くらいの短髪の男がいるのに由香はびっくりした。
「ひ・・ひとりじゃなかったんですか?」
「すみません・・」
包帯男は謝った。
「実は、彼は私の弟なんです。生まれつきの聴覚障害者で、今まで女に縁がな
かった。だから、せめて、この機会に目の保養をさせてやりたくって・・」
そして包帯男は、手話と思われるやり方で、弟になにか言った。弟は、激しく
手を動かして、それに答えた。
由香は、ストリッパーのような扱われかたに、少々、腹がたったが、(福祉活
動と思うことにすれば・・)と、懸命に自分をなだめた。
小屋の中央には、包帯男が持ち込んだものか、簡易的なマットが敷かれていた。
その前にふたりの男が坐って、由香は、マットの上にあがった。
「では・・はじめてください」
包帯男がマットの上に正座している由香に言った。
「あの・・」
由香は決然とした様子で、
「私、そんな女の子じゃないんです。いつも、勉強や水泳や生徒会に頑張って
るの。友だちのなかには援交やってるコもいるけど、そういうのと一緒にして
欲しくないの」
一気に言った。
「わかってますとも」
包帯男は優しく言った。
「由香さんは、とても清純な女の子です。だからこそ、私は萌えるんです。荒
れて崩れたケバイ女の子だったら、とても、そんな気は起きなかったでしょう」
その言葉で、由香は覚悟を決め、スカートを脱ごうとした。
「あ、ちょっと待って」
包帯男が言った。
「パンツだけ、脱いでくれますか?」
包帯男に言われるがままに、由香はマットの上に仰臥して、男たちにおまんこ
が見えるように足を開いた。
そして、手をそこに持っていくと、いつものように、陰核の周辺と下のスリッ
トを、人差し指と中指でくじり始めた。
恥ずかしさで頬が燃えるようだったが、見られている、という事態が、別の興
奮を呼び覚まし、いつもに倍する快感の波が、由香を襲っていた。
ものの2分も経たないうちに、いきなり絶頂が来た。
由香は腰を高くあげて、声をあげながら果てた。
尿もそのとき迸り出て、男たちにかかった。
■第六章■
他人の、しかも男の前で放尿しながら気を遣ってしまった恥ずかしさに、由香
の露わになっている下半身は、桜色に染まっている。
「由香さん、早いですね。もうイッてしまったんですか?」
包帯男の、その声の方を見て、由香は息を呑んだ。
ふたりとも、いきり立った陰茎を、自らしごいている。
見慣れない由香にとっては、どちらも魁偉な形をしているが、とくに弟のそれ
は隆々としていて、太く、たくましい。
股間に、じゅっ・・と音をたてて溢れてくるものがある。
由香はふたたび、あそこに手を持っていった。
そして、しごかれつづける、ふたりの男の陰茎から目を離さず、指を激しく動
かし始めた。
そうやって、あえぎ声をあげ続けているうちに、包帯男が近づいてきた。
そして、自らのイチモツを由香の目と鼻の先に持ってきた。
「どうですか、由香さん。これが、あなたが毎日、毎日、欲しくて、欲しくて、
夢にまで見たちんぽですよ」
由香は少し恐怖を感じ、いやいやをしながら、後ずさりした。
しかし、目を離せない。
「触ってみたいんでしょう?触っていいのですよ」
「ゆ・・指一本触れないって言ったじゃない」
「もちろん、私どもの方からあなたには触れません。けれども、由香さんの方
から触れてくるのであれば、話は違ってきます」
背後の壁にぶつかって、それ以上、下がれなくなった。
由香は、包帯男の顔と陰茎を交互に見て、息を喘がせながら、沈黙している。
「さあ、どらでもいいのですよ。お嫌だったら、お嫌でも・・」
言った途端、由香の細く白い手が、包帯男の陰茎を掴んでいた。
「うっ」男はうめく。
由香は掴んだ陰茎をやわらかくしごいてみた。
(ああ・・ちんぽ。これが・・・おちんぽなのね・・)
思ったより、やわらかい。
体温が、限りなく、快い。
亀頭の裏の、えりの部分を、ぺろん、と舐めてみた。
「あう」男が再びうめいた。
■第七章■
いったん、壁を越えると、あとの行動は堰を切ったようにエスカレートするも
のだ。
初めてとはとても信じられない大胆さで、由香は男のちんぽを咥え、舐め、し
ごいていた。
両手で持って、亀頭の先端、尿道口のあたりを舌でべろべろ舐めていると、頬
をつんつん突くものがある。
気がつくとそれは、もうひとつの陰茎だった。
由香はためらうこともなく、その陰茎を掴んだ。
そして、ふたりの男のソレを交互に口に運び、舐める。
「ありがとう、由香さん。弟にとっては、初めての体験だ。こいつは、こんな
立派なペニスを持っていながら、こういうことに縁がなかったのですから・・」
そう言われると、「喜んでもらっている」という、不思議な歓びが身の内から
湧きあがってくる。
やがて、ふたつのちんぽをくっつけるようにして、由香は同時に舐めてやった。
ふたりの男は、ほぼ同時に、濃い液を由香の顔に放出した。
「ありがとう。とても気持ち良かったです。弟も喜んでいます」
ふたりの男は、放出のあと始末を終えたあと、身支度をはじめた。
由香は「もう帰るの?」と、思わず言ってしまっていた。
フェラチオをしている間、由香のあそこからは洪水のような愛液が溢れ、太も
もを滴らせていた。
このまま、帰られるのは、辛い。
「ほほう?」包帯男は口をゆがめた。「指一本触れないという約束でしたので、
これで終わりにしようと思っていたのですが・・。」
「も・・もう、ここまで来たら、いいの。お願い、私をめちゃめちゃにして」
包帯男は、弟に手話でなにかを伝えた。弟は、嬉しそうにうなずいた。
由香は、背後から弟に抱きすくめられていた。
そして、足を大きく開かされて、前にいる包帯男に秘部を嬲られている。
「お願い・・深く指を入れないでね」
「わかっていますとも。あなたの処女は、弟のペニスで貫かせましょう」
包帯男は十本の指をすべて使って、ぐちゃぐちゃ音をたてながらこすっている。
愛液があたりに飛び散り、尿が迸り出て、マットレスは由香の出したモノで濡
れきっていた。
「ああ。ああ。いい。いい。」由香はうわごとのような甘い声でよがっている。
男の指がクリトリスをきゅ・・っとつまむと、男の目にはっきりと認識できる
ほど、愛液がびゅっと飛び出してくる。
「ああ、なんて、いやらしい子なんだ。この淫乱さは、生まれついてのもので
しょうね」
包帯男は感心して言った。
背後の男は遠慮なく、由香の発達途上にある、固い乳房を揉みしだいている。
「淫乱なのだけど、普段、それがわからないように、真面目さを装っている。
いや、淫乱も勤勉さも、きっとそれは由香さんの本質なんだ。由香さんは男に
とって、理想の女なのかもしれない」
由香はもう、そんなことはどうでも良かった。
絶頂が近づいてきていた。
自分以外の手によっていかされるのは、もちろん、はじめてだ。
「ああ。ああ。ああ。ああ。ああああ」
由香の声は高まっていく。いく・・いってしまう・・。
「ああああ、いく、いく、あああああああああ」
由香は絶叫していた。
■第八章■
ぐったりとして、弟の体に身をもたせかけている由香をの手を、包帯男は、と
って立ち上がらせた。
そして、着ている服を全部、脱がせた。
まだ成熟していない、固さの残った肢体があらわれた。
そして、そのまま、四つんばいにさせた。
「お尻を高く、持ち上げてください」
由香は素直に従った。
この頃になると、由香は、完全に男たちの言いなりになっていた。
丸見えになった由香の、肛門とおまんこを見て、弟が「ああ、あ」とうめいた。
「そうだ、これがおまんこだ。よく、見ておくんだ」
包帯男は、弟のために、両手で由香の幼い小陰唇を、左右に押し開いた。
中から濡れて光っている赤い果肉が顔を見せると、弟の息遣いが激しくなって
きた。
「好きにしなさい」
包帯男が手話でそう言うと、弟は由香の尻にむしゃぶりついた。
そして、肛門といわず、おまんこと言わず、激しく舐めはじめた。
「あ!」由香は叫んだ。「あああああ!」
びちゃびちゃと、いやらしい音がする。
弟の顔は、自分の唾液と、由香の愛液でびしょ濡れになっていた。
すると、由香の鼻先に、包帯男のちんぽが迫ってきていた。
(さっき出したばかりなのに、もう、こんなになって・・。)
由香は手にとって、はちきれそうに固くなっている亀頭を愛しそうに口に含ん
だ。
そうしているうちに、弟が由香のおまんこに巨根をあてがって、つんつん突い
てきた。
挿入しようとしているらしいが、なかなか、うまくいかない。
(いよいよ、なのね・・)
こんな男に、こんな形で処女を奪われるとは、思ってもみなかった。
そのせつなさと、恐怖と、哀しみと、嬉しさと、期待の入り交じった複雑な想
いが、由香の脳裏で明滅している。
やがて、侵入すべき入り口を探し当てた弟のちんぽが、一気に由香の中に突入
した。
「ひっ!」
圧倒的な力を持った別の生き物が、するどい痛みをともなって体内に殺到して
きた。
「ひいいいい」
由香の悲鳴にもかかわらず、弟は狂ったように、由香のおまんこを突きまくる。
「お願い・・優しくして」
たまらず言った由香のその言葉を、包帯男が手話で弟に伝えた。
しかし、弟の動きはやまないので、包帯男は平手で弟の額を叩いた。
そのとき、我に返ったのか、弟はちんぽを抜き、外に思いっきり、放出した。
あぶないところであった。
やはり、破瓜の痛みは耐えがたく、快感どころではなかった。
包帯男はそれを察して、やさしく由香に服を着せてやった。
「ありがとう、これがネガです」と封筒を由香に渡して、弟を連れてさっさと
帰っていこうとした。
「待って」
由香は呼び止めた。
「次からは大丈夫だから、今度はあなたとしたい」
「ありがとうございます。また、なんらかの形で連絡しますので」
そう言って、男たちは去っていった。
由香の初体験はこのような異常なものだったが、由香の心が傷ついたというこ
とはなかった。
それどころか、なにやら満たされた思いがして晴れ晴れとした気持ちになれた。
包帯男が、本質はやさしい男だったからかもしれない。
今度、逢えたときは、自分のすべてを与えて、好きにさせてやろうと、そう思
うのだった。
- 完 -
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