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小説(転載) 『ソープ嬢・倉田杏子』 4/4

官能小説
07 /18 2018
杏子は佐藤も耳元で
「下着のままじゃ、Hな事出来ないよ」と、甘えた声でささやき、ブラを取る
ように佐藤に薦めると、佐藤は杏子のブラのホックと外し、杏子の乳房へと下
を這わせていくのであった。杏子は佐藤のバスタオルを取り、佐藤の股間に顔
を埋めようとした。既に佐藤の一物の鈴口からは、透明なガマン汁が湧き出し
ている。それを口に含みフェラチオをする杏子。佐藤は杏子の胸を揉みながら、
時折
「アァァ」「うぉぉ」と、気持ちよさそうに声を上げている。そして
「そんなにされたら、出ちゃうよ」と、言う佐藤に
「このまま出しちゃう? ベッドへ行く?」と、問いかける。佐藤はベッドに
行く事を選んだ。
佐藤の横に杏子は、寝た。そして一物が萎えないように扱きながら、
「上がいい?下がいい?」と、聞いた。佐藤は下になることを選んだ。
杏子は、佐藤に跨ると、一物に手を沿え、そのまま腰を沈め挿入しようとした。
驚いたのは佐藤の方で
「えっゴムはいいの?」
「あっ付けます? うちは、お客様のお好みでいいんですよ。付けても付けな
くても」
佐藤は、一瞬頭に病気という文字が浮かんだが、欲に負け、そのまま挿入を求
めた。杏子は佐藤の一物をゆっくり自分の女性器に導くと、またゆっくり腰を
沈め膣内へ挿入した。それからゆっくりと腰を前後に動かし始めた。そして膣
を締めると、眉間にしわを寄せ、「アンアン」と叫びながら、腰の動きを一段
とスピードアップさせた。杏子の腰使いに簡易のベッドはキシキシと軋み声を
上げたが、それ以上に堪らなかったのは佐藤のほうである。
「出そう出そう」と、間もなく射精を迎えようとした。
「そのまま、中に」杏子が、言うが早いか遅いかのタイミングで、一気に杏子
の膣内にぶちまけてしまった。そのまま上から杏子は佐藤を見つめた。佐藤は
「ごめんね。早くて」
「ううんお疲れ様」と、声を掛け、佐藤の一物を抜くと、自分の女性器をテ
ッシュで押さえ、佐藤の一物を口に含んだ。佐藤は、
「すげぇ高級店は違うなぁ。これが即即って言うんでしょ」と、興奮気味に
言った。佐藤の言うとおりこれが、ソープで言う即尺即ベッド、いわゆる即即
という、高級店でしか味わえないプレイである。
ベッドに佐藤を残し、杏子は浴室でのプレイの準備を始めた。佐藤を湯船につ
からせそして、イスに座らした。佐藤が遠慮気味に脚を閉じているので杏子は、
佐藤の脚を取り少し開かせた。佐藤の一物は即即の興奮が納まりきっていない
ようである。それに杏子は、ボディソープを付け手で揉み始めた。下降線をた
どっていた佐藤の一物は一転上昇線をたどり始めた。
「佐藤さんのお道具、立派ですよね」
「いやぁそんな事ないですよ」
「だってほら、私の手からこんなにはみ出してるもん。大きいわ」を、杏子は
佐藤の一物を手に握り佐藤に見せた。杏子の言うとおり、佐藤の一物はお世辞
ではなく他の男のそれよりも、大きい方であった。
「他のお店とかでも、言われるでしょ」
「ええまぁ」佐藤は、満更でもないようだ。
「それに太いしよく入ったなぁ私のアソコに」
佐藤は照れくさそうに笑った。杏子は佐藤の身体を洗いかけたが、佐藤に、
「佐藤さんご結婚は?」と尋ねた。
「してますよ」
「じゃぁ、石鹸の匂い不味いかしら? 止めます?洗うの」
「じゃぁそうしときます」佐藤は、洗うってもらうのを断った。
「じゃぁその替わり」と、杏子は、佐藤の股間の泡を流し、タオルで拭くと、
佐藤の座っているイスの下に上向きで頭を入れた。そして舌先を尖らせると、
佐藤の袋からアナルにかけて舌を這わせた。これを身体全体を出し入れするよ
うに4度5度と前後させた。
「凄いくぐりイスって言うんでしょ。これ」
「そうよあんまし上手くないけど」
「いえ最高ですよ。初めてです。こんなのされたの」佐藤はまた興奮気味に
言った。確かにくぐりイスの出来るソープ嬢は少なくなっている。
杏子は佐藤を湯船に薦め、自分もその後から入った。杏子は対面に座り佐藤の
尻を持ち上げ、潜望鏡へ。佐藤の一物を口に含んだ杏子はもうそれが、爆発し
そうなのを感じた。佐藤も
「また出そう」
杏子は佐藤の一物から口を離すことなく含み続けると、佐藤はそのまま杏子の
口の中へ放出してしまった。
「ごめん口の中まで」
杏子は佐藤のザーメンを口に含んだまま、首を横に振り
「ううんお疲れ様」と、呟いた。
杏子は湯船から出、佐藤のものを排水口に捨てると、口を濯ぎ、マットの準備
をした。時計は佐藤が入ってからまだ40分しか過ぎていなかった。
杏子は佐藤をマットにうつ伏せに寝かせると、ローションの付いた身体で佐藤
の上に重なり、マットを始めた。佐藤は、背中に感じる杏子の乳首の感触を心
地いいと思っていた。佐藤は
「気持ちいい。最高だ。凄い」その言葉を繰り返した。
脚から指、そして身体を入れ替え、一物とアナル。途切れることのない杏子の
サービスに佐藤の一物は、三度息吹を取り戻しつつあった。杏子は、(早いけ
ど、回復力も凄いわね)と、心の中で呟いた。杏子は佐藤を仰向けにした。手
は一物へ、下は胸から順番に下へと這わせ、
「失礼しま~す」と、佐藤の顔に自分の女性器を持って行き、69に。
「舐めてもいい」と、佐藤
「いいわよ」杏子は答えた。
佐藤は杏子の女性器を、杏子は佐藤の一物を舐めあった。佐藤が女性器に指を
持ってきたので、杏子は
「指は、ダメ。ごめんなさい」と、やんわり制止した。杏子はただひとりの客
を除いて、指を入れられることを拒む。理由はただひとつ。傷つけられること
が怖かった。佐藤は、
「あっごめん」と、そのまま杏子の女性器を舐め続けた。
杏子は、佐藤の上になり2度目の挿入をした。花時計で1周すると佐藤にはま
た、放出感がこみ上げてきた。
「あっまた」
「逝きそう?」杏子はちらっと時計を見た。丁度1時間。マットで出させるつ
もりのなかった杏子だが、時間もあるしと思い、ここでもう一度、佐藤を射精
に導いた。

ソファーに戻ると杏子は、佐藤に新しい飲み物を出した。緑茶を希望したので、
グラスに注ぎ、その残りを自分のグラスに。
「佐藤さんって、お強いのね」
「えっ?」
「だって、もう3回も」
「ああぁ、杏子さんが上手いから、いつもより早いよぉ」
「そんなことぉ、佐藤さんもお上手よ」
「早いと、楽でしょ」杏子は、図星だったが、首を横に振った。
佐藤はまた
「杏子さんは、長いの?ここ」
「1年くらいね」
「ソープは、始めて?」
「そうですよ。ここが始めて」
「どうして、ソープ始めたの?」お決まりの質問が来た。
「まぁ、いろいろあって・・・」言葉を、濁した。
頃合を見計らい、杏子は佐藤をベッドに誘った。ベッドでは佐藤が杏子の上に
なり、愛撫を始めた。その愛撫を杏子は目を閉じ耐えた。杏子は佐藤に、上か
下かを聞くと、佐藤はバックになりたいと言った。杏子はベッドで四つん這い
になり、佐藤が挿入しやすいように、脚を開きヒップを高く上げた。佐藤はそ
のまま挿入すると、ピストン運動を始めた。杏子は
「アンアンイイイイもっともっと」
「佐藤さんのお○ンチン凄い」卑猥な言葉で佐藤を炊き上げた。程なく佐藤は、
また杏子の膣内にザーメンを噴出した。
浴室で流した後、部屋で身支度を済ませ、杏子は佐藤の前に正座し
「今日は、ありがとうございました」と頭を下げ、頭を上げると
「ご満足いただけましたか?」と、問いかけた。
「ええ勿論ですよ。大満足です」
「私も嬉しいですわ。では」と、サービス料を要求した。残り10分。少々早
いがフロントに電話し、佐藤を送って1階に降りた。1階で佐藤はボーイに連
れられ上がりの控え室へと姿を消した。
上がりの許可が出た杏子は、部屋の戻ると、シャワーで身体を流し、その後出
勤時を同じ様に浴室の掃除、部屋の掃除を済ませ、帰り支度が出来るとフロン
トに電話を入れた。間もなくボーイが部屋にやって来て、室内、浴室の清掃状
況を確認し、OKを出した。そして、朝預かった伝票を渡すと、員数を確認し
た。冷蔵庫の中身、ビール5本、ウーロン1本、緑茶3本、コーラ2本、タバ
コ2箱。杏子の申告を間違いない。
「いいよ。13点、フリー指名分20点、全部で33点¥16,500と、部
屋の使用料¥8,000。締めて¥24,500ね」そう言うと、伝票にサイ
ンし杏子に返した。杏子は持ち物と、指名伝票、売上げ伝票を手にフロントに
降りた。フロントで伝票を渡すと、今日のサービス料¥105,000の中か
ら¥24,500を支払った。今日、杏子がこの店で稼いだのは、12時間で
¥80,500であった。
時間は1時を少し回っていた。電車も無く、杏子はタクシーを拾い自宅マンシ
ョンに帰った。帰るなり杏子は、服を脱ぎ捨て、全開にしたシャワーを頭から
浴びた。それは今日1日のことを流しさる、杏子の最後の儀式。杏子はシャワ
ーを浴びながら、1日を思い出しそれも流すように忘れ去ろうとしている。近
藤のこと(近藤が執拗に触ったヒップを洗う)、西田のこと(無口なくせに執
拗に舐められた胸を洗う)、佐藤(口内発射された口を開け濯ぐ)そしてシャ
ワーを手に取り、3人が欲望発散の為道具としてだけ舐め、挿入した杏子の女
性器にシャワーを当て、入念に洗った。そして、ふと
(そういえば、最初の頃って、シャワーを浴びながらよく泣いたっけ)
そんなことを思い出した。
シャワーを終え、髪を乾かし解くと、メールを確認した。携帯には冴子から。
冴子は最後の客をデートに誘ったが、断られたらしい。PCには2通。1通は
金融会社からの返済日の通知。もう1通は、杏子が恋する客、道芝からだった。
内容は在り来りのものだった。杏子は“逢いたい”と返信したかった。しかし、
その感情を押さえ、近況のみ報告した。もう3時になる。杏子は裸のまま、ベ
ッドに潜り込み、道芝のことを想った。自然と杏子の手は自分のクリトリスへ
伸び、優しく触り始めた。指を咥え、そしてクリトリスから女性器へ。それと
共に、睡魔が襲いそのまま眠りに付いた。


- 完 -

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。