小説(転載) 『マンション管理人の奥さん』 1/4
官能小説
『マンション管理人の奥さん』 (1)
都心から電車で1時間位の大手不動産が開発した大規模住宅地が横浜の奥に広
がっている。
緑が濃く、晴れた日には東京湾が一望できる空気の綺麗なところである。その
一角に低層マンションがぽつんぽつんと建っている。一戸建て住宅を基本的に
開発しているせいか、こうしたマンションは高さ制限があり、高くとも3階建
までのマンションが多い。
研一はそのマンションに最近引っ越して来たばかりであった。間取りはリビン
グが広い3LDKで一人暮らしには十分だった。ちょっと通勤時間が長いが南
向きの部屋で、大きな開口から見える木々が彼に大きな安らぎをもたらしてく
れる。証券会社のディーリングルームで働く研一は、同僚のディーラーたちの
ほとんどは都心のマンションに住み会社まで30分か40分ほどのところに住
んでいる。研一がここを選んだのは何よりも安らぎを与えてくれる環境にあっ
た。休日には海岸を埋め立てて造ったショッピングモールなんかもあって、結
構楽しむことができた。研一は32才。業績はトップクラスで、彼の市場を読
む感性は研ぎ澄まされていた。彼が相場を張る債券市場はその取引が100億
円単位であることから、ちょっとしたニュースにも敏感に反応する。市場が開
いている時間は一時もモニターの画面から目を離せない。トイレに行くにも必
然的に小走りになる。膀胱炎になった仲間もいる。研一はこうしたストレスの
多い仕事を日頃しているせいか、自分の住む所は気持ちの上でも開放してくれ
そうな所を選びたかった。そして、この横浜郊外を選んだ。
このマンションの住人は販売価格のせいか若い世代というより、30代後半か
ら40代が多く、経済的にも余裕のある人たちが多い。若い独身の研一がこう
したマンションに住めるのは今の仕事をなんとかこなしているからだった。両
隣のご夫婦も40代で、子供が小学生、中学生といった感じの落ち着いた人た
ちであった。かなり広めの大理石張りのエントランスの奥まったところに管理
人室があり、朝が早く出て行って夜遅く帰宅する研一は滅多に管理人室に人の
気配を感じたことはない。それでも、休日に外出しようとする研一が管理人室
の前を通りかかるとさり気なく挨拶をしてくれた。管理人の正夫は47歳でが
っちりした体格をしていて、住人たちからの要求にきめ細かく対応してくれ、
評判が良かった。管理人の奥さんも気立てがよく、子持ちで可愛い感じの丸顔
で目鼻立ちがはっきりした顔立ちであった。奥さんは舞と言い、背丈が162、
胸が大きく、歩くとユサユサと揺れた。腰のくびれが横に広がったむっちりし
た尻と対象的だった。肉付きの良い尻で、歩く後ろ姿はそそられるものがあっ
た。年齢は34歳だった。研一はあの胸はFカップはあるだろうと想像してい
た。
初夏のある金曜日、その日はニューヨーク市場も休みだったので、自分の部屋
でゆっくりしようと一日休暇をとった。外出をしようと管理人室の前を通りか
かると白のノースリーブにフレアスカートという姿の管理人の奥さんがエント
ランスの掃除をしていた。朝10時30分頃で、ほとんどの住人は勤めに出て
いてエントランスに人気はない。研一は外側のガラスを拭いている奥さんの姿
を、エントランスにある大きめの革張りのソファーに腰をかけ、タバコを吸い
ながら内側からそれとなく見ていた。ノーブラなのか乳首の大きさがはっきり
出ていた。かなり大きい乳首だった。その豊満な胸をもっと間近で見ようと思
い、奥さんに気づかれないように斜めの方角からガラスに近寄った。厚手のガ
ラスの下側を拭いている奥さんを上から見下ろすかたちになった。舞は研一が
自分の身体を見ようと思って近づいて来たことを、最初から気づいていた。
白いノースリーブのボタンが下方まで外されていて、色白の大きな乳房にうっ
すら血管が走っているのを研一は見た。舞はそれに気づいたのか、両腕を狭め
るようにして、胸の谷間を研一に強調するようにした。乳首までは見えなかっ
たが、乳輪が大きく色も濃いことが分かった。そして、乳房にうっすら汗をか
いているらしかった。
研一は自分の股間に血液が集まって来るのを感じた。舞はガラスの上方を拭く
ために立ち上がって、右手を上げた、ついで左手も上げ万歳をするような格好
になった、ガラスを通して、舞の乳房の大きさが強調された。ノーブラのせい
でその輪郭がよく分かった。舞は下方を拭くため両腕を下ろし、中腰のスタイ
ルで右手を下方へ持って行きガラスを拭いた。
つぎに舞は中腰から、しゃがみこみ下方のガラスを拭く姿勢をとった。研一の
方から、舞のフレアースカートの奥の肉付きの良い太ももが見えた。そして、
その奥に小さな白いパンティーが見え隠れした。かなり小さなパンティーだろ
うと言うことは想像できた。舞は研一が自分を見ていることを意識していた。
研一は柔らかめのコットンのスラックスを履いていて、前の方が勢い良く迫り
出していた。研一は自分の肉棒からねっとりした液がブリーフに出ていること
も感じていた。そして、それはブリーフに擦れて痛いほどだった。舞は両膝を
ゆっくり交互に上下し、時折大きく左右に開き、研一に中を見えるようにした。
研一は自分の股間のせり上がりを悟られまいとして左うでで隠したが、舞はそ
れを目敏く見ていた。舞も肉襞の奥からジワーっと湧いてくる体汁がわかった、
パンティーがうっすら濡れていることも分かっていた。研一はその染みが見え
る距離ではなかったが、思わず舞のいる方に近づいた時、その染みがかなり大
きく、量が多いことを確認できた。それだけ2人の距離は近かった。舞のボー
イッシュは髪型と目鼻だちが整った丸顔は幾分歪んでいた。
研一はもう限界に近かった。舞もそうだった。ちょっと触れられればすぐにで
も炸裂しそうだった。舞はエントランスの内部に入って来た。研一はぼーっと
しながら、舞を見ていた。舞は小声に恥ずかしそうに
「おはようございます」
と研一に言った。研一はドギマギした。
「あのぅ、ごめんなさい、、、、、、」
「あら、なんのことかしら?」
「いえ、そのぅ、、、」
研一の顔は紅潮していた。舞は
「ふふっ、、、」
とにっこり笑った。欲情的な笑いだった。
研一は舞の女性らしさに大きく包まれるように感じた。これが母性なのかと感
じる暇などなかった。研一は
「すいません、失礼します」
と言って足早に自分の部屋のある2階へ向かった。エントランスが2階なので、
通路を小走りに走った。そして、部屋へ入るとすぐにスラックスを脱ぎ、いき
り立った男根を右手でしごいた。男根の先端は彼の臍辺りまでそり上がってい
て、ビクンビクンと脈打っていた。右手の人差し指と薬指を先端の割れ目のと
ころへ、親指は上側でその動きを支えた。3回か4回しごいたとき、
「う、う、うっ、うっ、、、、」
研一は全身をビクンビクンと3度ほど痙攣させ、男根の先端から、ビュービュ
ーッとかなり遠くまで白濁の液が飛び散った。研一はしばらく動かなかった。
男根はまだ、ドクドク脈打っていた。そして、
「はぁ、はぁ、はあぁぁ」
呼吸が荒かった。ティッシュで先端をやさしく拭いた、敏感になっている男根
はその勢いがまだ収まらなかった。研一は跪いたまま、ティッシュ2枚を男根
に被せて手でしごいた。今度は右手の動きが早かった。5回ほど3本指が前後
した。
「うっ、うっ、うーーっ」
全身が痙攣し、頭部がガクンと大きく揺らいだ。粘液の量が多かったせいか、
濡れたティッシュに重みを感じた。
研一は32才になるまで、いろんなオンナと寝た。バーのホステス、出会い系
サイトで知り合った人妻、行き着けのレストランのウェイトレス、ホテトルの
女性など、いろんな女とセックスを楽しんだ。研一は自分が細身で筋肉質のせ
いか、ふっくらした女性が好みだった。特に尻が横にはった肉感的な女性が好
みだ。町を歩いている時にも、タイトスカートの尻の形を気にした。きゅっと
しまった形より、むっちりした量感のある尻を好んだ。若い女性の小さめの尻
より30過ぎの女性の腰つきに色気を感じている。
ある日、勤務が終わって、24時間営業のスーパーに食料を買いに言ったとき、
レジで待っていた女性が非常に魅力的である事に気づいた。30半ば位で16
2、3程の背丈で、ボリューム感があったが、ちょっとお腹の周りの肉が気に
なった。しかし、十分研一の股間を隆起させるだけの肢体をしていた。研一は
その女の後を追って歩き、尻の動きを楽しんだ。白のスラックスだったためT
バックのラインをはっきり確認できた。
「あのぅ、お相手して頂けませんか?」
と声をかけたかった。それが研一の本心だった。その女性は
「私、オンナよ」
とでも言いたそうな感じで歩いていた。胸は両手から零れ落ちる程の量感があ
ったし、腰つき、尻の動きがたまらなくそそる。女性は一人で買い物に来てい
るらしかったが、研一の視線に気がついたのか、それまでのきびきびした動き
がスローになった。研一は自分の心臓がかなりの速さで脈打っているのを感じ
ていた。唇は乾ききっていた。それでも、その女性に声を掛けた。
「あのぅ、、、、Tsutayaはどこですか?」
だった。それしか言えなかった。女性は
(本当は「お相手して頂けませんか?」という研一の本心を見抜いていたと思
う)
「あぁ、Tsutayaは先の階段を上がって、右側ですよ」
と応えた。
「分かっているわ、でも言えないよね」
って目で言っていた。
(2)へつづく・・・
都心から電車で1時間位の大手不動産が開発した大規模住宅地が横浜の奥に広
がっている。
緑が濃く、晴れた日には東京湾が一望できる空気の綺麗なところである。その
一角に低層マンションがぽつんぽつんと建っている。一戸建て住宅を基本的に
開発しているせいか、こうしたマンションは高さ制限があり、高くとも3階建
までのマンションが多い。
研一はそのマンションに最近引っ越して来たばかりであった。間取りはリビン
グが広い3LDKで一人暮らしには十分だった。ちょっと通勤時間が長いが南
向きの部屋で、大きな開口から見える木々が彼に大きな安らぎをもたらしてく
れる。証券会社のディーリングルームで働く研一は、同僚のディーラーたちの
ほとんどは都心のマンションに住み会社まで30分か40分ほどのところに住
んでいる。研一がここを選んだのは何よりも安らぎを与えてくれる環境にあっ
た。休日には海岸を埋め立てて造ったショッピングモールなんかもあって、結
構楽しむことができた。研一は32才。業績はトップクラスで、彼の市場を読
む感性は研ぎ澄まされていた。彼が相場を張る債券市場はその取引が100億
円単位であることから、ちょっとしたニュースにも敏感に反応する。市場が開
いている時間は一時もモニターの画面から目を離せない。トイレに行くにも必
然的に小走りになる。膀胱炎になった仲間もいる。研一はこうしたストレスの
多い仕事を日頃しているせいか、自分の住む所は気持ちの上でも開放してくれ
そうな所を選びたかった。そして、この横浜郊外を選んだ。
このマンションの住人は販売価格のせいか若い世代というより、30代後半か
ら40代が多く、経済的にも余裕のある人たちが多い。若い独身の研一がこう
したマンションに住めるのは今の仕事をなんとかこなしているからだった。両
隣のご夫婦も40代で、子供が小学生、中学生といった感じの落ち着いた人た
ちであった。かなり広めの大理石張りのエントランスの奥まったところに管理
人室があり、朝が早く出て行って夜遅く帰宅する研一は滅多に管理人室に人の
気配を感じたことはない。それでも、休日に外出しようとする研一が管理人室
の前を通りかかるとさり気なく挨拶をしてくれた。管理人の正夫は47歳でが
っちりした体格をしていて、住人たちからの要求にきめ細かく対応してくれ、
評判が良かった。管理人の奥さんも気立てがよく、子持ちで可愛い感じの丸顔
で目鼻立ちがはっきりした顔立ちであった。奥さんは舞と言い、背丈が162、
胸が大きく、歩くとユサユサと揺れた。腰のくびれが横に広がったむっちりし
た尻と対象的だった。肉付きの良い尻で、歩く後ろ姿はそそられるものがあっ
た。年齢は34歳だった。研一はあの胸はFカップはあるだろうと想像してい
た。
初夏のある金曜日、その日はニューヨーク市場も休みだったので、自分の部屋
でゆっくりしようと一日休暇をとった。外出をしようと管理人室の前を通りか
かると白のノースリーブにフレアスカートという姿の管理人の奥さんがエント
ランスの掃除をしていた。朝10時30分頃で、ほとんどの住人は勤めに出て
いてエントランスに人気はない。研一は外側のガラスを拭いている奥さんの姿
を、エントランスにある大きめの革張りのソファーに腰をかけ、タバコを吸い
ながら内側からそれとなく見ていた。ノーブラなのか乳首の大きさがはっきり
出ていた。かなり大きい乳首だった。その豊満な胸をもっと間近で見ようと思
い、奥さんに気づかれないように斜めの方角からガラスに近寄った。厚手のガ
ラスの下側を拭いている奥さんを上から見下ろすかたちになった。舞は研一が
自分の身体を見ようと思って近づいて来たことを、最初から気づいていた。
白いノースリーブのボタンが下方まで外されていて、色白の大きな乳房にうっ
すら血管が走っているのを研一は見た。舞はそれに気づいたのか、両腕を狭め
るようにして、胸の谷間を研一に強調するようにした。乳首までは見えなかっ
たが、乳輪が大きく色も濃いことが分かった。そして、乳房にうっすら汗をか
いているらしかった。
研一は自分の股間に血液が集まって来るのを感じた。舞はガラスの上方を拭く
ために立ち上がって、右手を上げた、ついで左手も上げ万歳をするような格好
になった、ガラスを通して、舞の乳房の大きさが強調された。ノーブラのせい
でその輪郭がよく分かった。舞は下方を拭くため両腕を下ろし、中腰のスタイ
ルで右手を下方へ持って行きガラスを拭いた。
つぎに舞は中腰から、しゃがみこみ下方のガラスを拭く姿勢をとった。研一の
方から、舞のフレアースカートの奥の肉付きの良い太ももが見えた。そして、
その奥に小さな白いパンティーが見え隠れした。かなり小さなパンティーだろ
うと言うことは想像できた。舞は研一が自分を見ていることを意識していた。
研一は柔らかめのコットンのスラックスを履いていて、前の方が勢い良く迫り
出していた。研一は自分の肉棒からねっとりした液がブリーフに出ていること
も感じていた。そして、それはブリーフに擦れて痛いほどだった。舞は両膝を
ゆっくり交互に上下し、時折大きく左右に開き、研一に中を見えるようにした。
研一は自分の股間のせり上がりを悟られまいとして左うでで隠したが、舞はそ
れを目敏く見ていた。舞も肉襞の奥からジワーっと湧いてくる体汁がわかった、
パンティーがうっすら濡れていることも分かっていた。研一はその染みが見え
る距離ではなかったが、思わず舞のいる方に近づいた時、その染みがかなり大
きく、量が多いことを確認できた。それだけ2人の距離は近かった。舞のボー
イッシュは髪型と目鼻だちが整った丸顔は幾分歪んでいた。
研一はもう限界に近かった。舞もそうだった。ちょっと触れられればすぐにで
も炸裂しそうだった。舞はエントランスの内部に入って来た。研一はぼーっと
しながら、舞を見ていた。舞は小声に恥ずかしそうに
「おはようございます」
と研一に言った。研一はドギマギした。
「あのぅ、ごめんなさい、、、、、、」
「あら、なんのことかしら?」
「いえ、そのぅ、、、」
研一の顔は紅潮していた。舞は
「ふふっ、、、」
とにっこり笑った。欲情的な笑いだった。
研一は舞の女性らしさに大きく包まれるように感じた。これが母性なのかと感
じる暇などなかった。研一は
「すいません、失礼します」
と言って足早に自分の部屋のある2階へ向かった。エントランスが2階なので、
通路を小走りに走った。そして、部屋へ入るとすぐにスラックスを脱ぎ、いき
り立った男根を右手でしごいた。男根の先端は彼の臍辺りまでそり上がってい
て、ビクンビクンと脈打っていた。右手の人差し指と薬指を先端の割れ目のと
ころへ、親指は上側でその動きを支えた。3回か4回しごいたとき、
「う、う、うっ、うっ、、、、」
研一は全身をビクンビクンと3度ほど痙攣させ、男根の先端から、ビュービュ
ーッとかなり遠くまで白濁の液が飛び散った。研一はしばらく動かなかった。
男根はまだ、ドクドク脈打っていた。そして、
「はぁ、はぁ、はあぁぁ」
呼吸が荒かった。ティッシュで先端をやさしく拭いた、敏感になっている男根
はその勢いがまだ収まらなかった。研一は跪いたまま、ティッシュ2枚を男根
に被せて手でしごいた。今度は右手の動きが早かった。5回ほど3本指が前後
した。
「うっ、うっ、うーーっ」
全身が痙攣し、頭部がガクンと大きく揺らいだ。粘液の量が多かったせいか、
濡れたティッシュに重みを感じた。
研一は32才になるまで、いろんなオンナと寝た。バーのホステス、出会い系
サイトで知り合った人妻、行き着けのレストランのウェイトレス、ホテトルの
女性など、いろんな女とセックスを楽しんだ。研一は自分が細身で筋肉質のせ
いか、ふっくらした女性が好みだった。特に尻が横にはった肉感的な女性が好
みだ。町を歩いている時にも、タイトスカートの尻の形を気にした。きゅっと
しまった形より、むっちりした量感のある尻を好んだ。若い女性の小さめの尻
より30過ぎの女性の腰つきに色気を感じている。
ある日、勤務が終わって、24時間営業のスーパーに食料を買いに言ったとき、
レジで待っていた女性が非常に魅力的である事に気づいた。30半ば位で16
2、3程の背丈で、ボリューム感があったが、ちょっとお腹の周りの肉が気に
なった。しかし、十分研一の股間を隆起させるだけの肢体をしていた。研一は
その女の後を追って歩き、尻の動きを楽しんだ。白のスラックスだったためT
バックのラインをはっきり確認できた。
「あのぅ、お相手して頂けませんか?」
と声をかけたかった。それが研一の本心だった。その女性は
「私、オンナよ」
とでも言いたそうな感じで歩いていた。胸は両手から零れ落ちる程の量感があ
ったし、腰つき、尻の動きがたまらなくそそる。女性は一人で買い物に来てい
るらしかったが、研一の視線に気がついたのか、それまでのきびきびした動き
がスローになった。研一は自分の心臓がかなりの速さで脈打っているのを感じ
ていた。唇は乾ききっていた。それでも、その女性に声を掛けた。
「あのぅ、、、、Tsutayaはどこですか?」
だった。それしか言えなかった。女性は
(本当は「お相手して頂けませんか?」という研一の本心を見抜いていたと思
う)
「あぁ、Tsutayaは先の階段を上がって、右側ですよ」
と応えた。
「分かっているわ、でも言えないよね」
って目で言っていた。
(2)へつづく・・・
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