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小説(転載) よくある話

官能小説
08 /11 2018
よくある話


少し前の話をします、まだバブル絶頂期だった頃の話です。
私はまだ若く、猿のようにしまくっていた彼女とは別れたばかりで。失恋した
寂しさもあって、下半身の安全装置は外れっぱなしでした。
そんな時には今まで気にしなかった女の子にもムラムラくるもんで。
同僚の今川という子に妙な関心を抱くようになっていました。
彼女は入社した時はまだ子供っぽくて、まるでドラミちゃんみたいなパンパン
の丸顔に、男の子みたいなショートカットで何の色気もなかったのに女っての
は変るもんですね、ある日気が付くと、彼女は年相応の化粧も覚えて、髪も衿
が隠れるぐらいまで伸ばして、髪の色も栗毛に染めてたっけ? あまり目立つ
方じゃなかったけど、けっこう美人でした。
性格は何考えてるのかよく分からない所があったので、付き合いたいとは思わ
なかったけど、毎日制服の上から想像する体つきは中々そそる物がありました。
制服が夏服の頃、廊下を歩く彼女の後ろ姿をいつもマジマジと見てました。
ベストと同じ、青っぽいチェック柄のタイトミニが、ムッチリした豊満なお尻
で張っていて、太ももからふくらはぎまでの程よい肉付きと、締まった足首に、
毎日「SEXしてーなー」と、何度も欲情してました。
はっきり言って狙ってました。
そしてある日、会社の飲み会から彼女を連れ出したんです。
普段あまり喋る方じゃない彼女なのに、何故かその日の居酒屋ではベロンベロ
ンに酔っ払っていて、ゲラゲラ笑いながら上機嫌に散々騒いだ後、泥酔してし
まいました。周りが盛り上がってきたのを見計らい、座敷の隅で横になってい
た彼女を便所で介抱して、そのまま外に連れ出しました。
初めはまだ意識のあった彼女も、車に乗せ走り始めるとすぐに眠ってしまった
ようで、そのままホテルに入りました。
あんな状態の女の子は、扱ったことなかったので、戸惑いながらも、彼女をベ
ットにのせ、部屋の明かりを付たままで、えんじ色の薄いセーターと黒のミニ
スカートと黒っぽいタイツ(あれはたぶんストッキングと言うよりタイツ)を
脱がし、何の色気もない肌色の下着(パンティ、へそまであった)を脱がしま
した。
SEX自体は初めてじゃなかったけど、あんなに明るい部屋で、しかもああいう
犯罪一歩手前のやり方は初めてだったので(と言うか立派な犯罪か)結構ドキ
ドキしました。
今川は小柄で、デブじゃないけど、ポチャッとした体つきで、体毛もまぁ普通
かなって感じで、思ってたよりずっと奇麗な餅肌でした。私は無防備なその裸
体を指と舌で弄りました。
色々したけど、今川は泥のように眠りこけ、無反応で飽きてきたので、彼女の
腰の下にクッションを入れて、見えやすいように持ち上げ、おもいっきり足を
開かして、局部だけを集中的に責め続けました。結果的にそれが効いたみたい
で、それまで何の反応も示さなかった彼女の体は、いつの間にか微かに震えだ
し、もどかしそうな息づかいに変って行きました。
初めて明るい所で、マジマジと見た生の女性のそれは何とも言えずグロテスク
で、動物的な独特の臭いを嗅ぎながら、舌で唾液を塗り付け、丁寧に指と舌で
彼女の体の反応を探りながら愛撫していくと、身をよじり始め、微かに声が漏
れてきました。白い彼女の肌が、いつの間にか汗ばんで、体の奥の方もしっと
りと濡れ出し、今川のアソコが、ヌメヌメと怪しく光り始めたと思ったら、あ
っと言う間に熱く、ヌルヌルのグチュグチュになっていきました。
薄い汗みたいな味がしました。
指に付いたのを改めて見ると、指と指の間に糸を引き、ネットリと滴り落ち、
妙に感心してしまった、女って皆こうなのか? って。まじまじと見たのはそ
の日が最初で最後でした、何か凄かったです。
興奮しながら私は彼女への愛撫を続けました。
ポヨポヨした彼女の下腹部に掌を当てて、柔らかい肌をグッグッと持ち上げな
がら、軽く差し込んだ指を上に持ち上げて擦り付ると、プクッと固くなった小
さな突起が芽を出しました。
あぁ、やっぱりこうなってるんだな、なんて思いながら、そこに今川自身の体
からあふれ出ている体液を指ですくって塗り付け、丁寧にまだ少し被っている
皮を剥いて、根元に溜ってた白いカスのような物を舌で取り除きました。
今川の体が大きく痙攣し、首を何度か横に振り、普段会社で聞いたことのない
刹那そうな声をあげました、ビックリしました。
彼女の敏感な部分を舌で触れたり、指で軽く摘まんだり、唇に挟むたびに、彼
女の声はかん高くなって、やがて泣き声のように変ったかと思うと、一瞬体を
いっそう強く痙攣させ、大きな声をあげました。
その声に私は驚き、気が付いたんじゃないかと思い今川の顔を覗き込みました。
ここまできたらもう起きてくれてたほうが楽しいなーって思ったけど瞳は堅く
閉じられてました。
指を放すと、体の奥に引っ込んでしまいそうな、彼女の敏感な突起を摘まんだ
まま、私は今川の汗で顔にへばり付いた髪を、優しく丁寧に掻き上げました、
色白の筈の頬も、耳も、首筋もほんのり赤くて、汗ばんだ顔がなんだか風呂上
がりみたいでした。
眉間にしわを寄せ、小さな唇は何か言いたそうに震えていて、一見苦しそうな
表情が妙にそそって。
やっぱりこの子奇麗だなーって思いました。
目を覚ましてくれないかなーって思いながら、指先で堅くなってる弾力を確か
めるように力を込めたり抜いたりしながら、彼女の表情を眺めました、彼女の
体が私の指先に力を込めるたびヒクヒク痙攣して、苦しそうに開いた唇から泣
き出しそうな声が漏れます。眠っていてもやっぱり辛かったのか、今川は腰を
何度か捻ろうとしたようですが、その度にかえって強い刺激に襲われるようで、
うわずった声をあげながら、堅く瞳を閉じた顔を何度も何度も横に振り、細い
両腕をどうして良いのか分からないみたいに、無意味にシーツの上を滑らした
り掴んだり激しく身もだえました。
下腹部の筋肉が見た目に波打って、面白いほど震えてました。
私は指先で彼女の物を摘まんだまま、もう一方の腕を彼女の首の下に通して上
向かせ、そのまま唇を噛み合わせ、一気に舌を絡ませた。かみ合った唇の向こ
うからは強いアルコールの臭いと、うめき声が漂って来ました。
何度も唇の噛み合わせを変えながら、私の膝を彼女の足の間に入れ閉じられな
いようにしてから指を放して、私は体を起こし、彼女の片足に座る形でコンド
ームを準備して(さすがに中出しは怖すぎる)、今川と一つになろうとゴムに
包まった私の物を彼女の入口に押し付け、ゆっくり上下に擦り付けながら、熱
い彼女の中に挿し込みます。
入口は少し窮屈な感じがしたけど、一番太い頭の部分が過ぎると腰をクッショ
ンで持ち上げていたからか、案外良い具合いの抵抗で、彼女をかき分けながら、
体を重ねて行きました。
挿し込んで行くとき、彼女は私の腕の中で戸惑ったように震え、小さな声を漏
らしました、私は奥に当るまで潜り込み、しばらくの間、震える今川の様子を
うかがい、静かに下腹を擦り付ける要領で彼女の体をかき回しました。私の大
好きな手です。ゆっくりと具合を確かめながら、長い時間ネチネチと続けます。
徐々に力を込めて行くと彼女はあごを上げ、声を荒げていきました、
「起きてるんだろ?」
って聞いても返事がなかったけど、声の感じといい、体の反応といい何となく
数分前までと感じが違うので、気が付いてると確信しました。それならって意
地になって段々激しく小突き上げていきながら、何度も聞き返しました、やっ
ぱりお互い起きてる方がいいんで。
でも、返事はありませんでした。
彼女は大きな声を上げながらも、閉じた目尻に微かに涙を浮かべていました。
やっぱり卑怯なやり方に脅えてたのでしょうか?
微かに罪悪感を感じましたが、でもその時は今川の体が気持ちよくって続ける
ことしか頭になかったです。私はそのままさらに激しく彼女の体を揺り動かし、
ベットの上まで滑って行く彼女の体を何度も引き戻し、彼女の膝を抱え、柔軟
な体を好き勝手に折り曲げ、水を得た魚のような猿のように溜っていた欲望を
擦り付けました。
今川はいつの間にか泣き出していて、泣き声の合間に何度も弱々しく「イヤ」
と言葉を発していましたが、もう止りません。
今から思えば若くて体力も性欲も、ありあまってた私は、今川が泣こうと叫ぼ
うとお構いなく彼女の体を貪りました。今川は何度か体を痙攣さして静かにな
りましたが、私はまだまだ満足出来ずに、彼女との噛み合わせを変えながら、
延々と続け、今川は思い出したころに声を上げ、しばらく続けていると、また
痙攣して静かになります、何回もそんなことを力つきるまで繰り返しました。
終わっても彼女は朝まで眠りこけてました。色々喋りたかったのに……。
朝、目覚めても、お互い何か気まずそうにしてるだけで、喋ることも見つから
ず、妙に淡々と彼女を家まで送って行きました、その日はそれで終わり。
次の日、彼女は理由をつけて私の所に仕事の話をしに来ましたが、向こうから
は何も言ってきません。
何かいいたげに私の前をうろちょろする日が続きましたが、はっきり言ってウ
ザかったです、私は何の未練もなかったので。
そんな日が何日か続いて、ある日気づいたら彼女は会社をやめてました。悪い
ことをしたかなとは思いますが、良くあることと自分では思っています。

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。