小説(転載) 兄との初体験
近親相姦小説
タイトル:兄との初体験
小さな頃から兄と私は、まるで恋人同士のような兄妹でした。少し世の中のことがわかる
年頃になってからは、人前では普通の兄妹のように振る舞っていましたが、二人きりに
なると兄と私は両思いの男の子と女の子そのものでした。
だから、あの夕暮れ時に起こったことも、私たち兄妹にとってはごく自然な成り行きでした。
***
私が中学2年になってしばらくたったあの日、私は学校からの帰りに、何となく遠回り
したくなって、いつもの帰り道とは違う、川沿いの遊歩道を通って帰ることにしました。
夕暮れ時でした。
すると偶然にも、遊歩道沿いのベンチに兄が座っていて、夕暮れ時の光景を眺めていました。
私は何も言わずに兄の傍らに腰掛けました。私に気付いた兄も無言のままでした。あたりに
他の人がいないことに気付いていた私は、そっと兄にもたれかかりました。兄のほうも
そっと私の肩を抱き寄せました。
「お兄ちゃん……私のこと、好き?」
私は兄に尋ねました。
「ああ、史恵(私)は俺の一番大事な人だ」
「お兄ちゃん……私と……恋人として付き合ってくれる?」
「俺も前から……史恵に俺の恋人になってほしいと思ってた……最高に幸せだよ……」
そして、私たちは初めてのキスをしました。もっとも、幼い頃に幾度となく交わした
「ちゅう」を別にしての「初めて」だったのですが。
夕暮れが夜に変わりつつあるまさにその時、幼い頃から大好きだった兄と交わした
長い長いキス。「世界は私たち2人のためにある」という陳腐な台詞があの時には実感として
感じられました。
***
お互いのことが好きで好きでたまらない男の子と女の子が一つ屋根の下で暮らしていて、
しかもいわゆるキャリアウーマンの母は仕事が多忙で不在がちでしたから、兄と私が
肉体関係を持つようになるのは時間の問題でした。
ある週末の午後。母が出張から帰ってくるのはその日の夜になってからの予定でした。
言い忘れていましたが、私たち兄妹の父は、私たちがまだ幼い頃に母と離婚しているので、
私の家庭は母と兄と私の3人家族なのです。
昼食を済ませた私と兄は、テレビでも見ようかとソファに並んで座りましたが、テレビを
つけるのもどことなくおっくうになり、ただ何となく座っていました。
そのうちに私が兄に身体をあずけ、兄は私の髪やおでこにキスし始めました。私は兄の
唇にキスを返し、兄が私の口の中に舌を差し入れてDキスになり、やがて、兄は私の
パジャマのボタンを外し、私のおっぱいを愛撫し始めました。
兄と2人でいるとき、私はパジャマの下にブラをつけないことにしていました。そうすると、
乳首がパジャマの布に触れて、微妙な快感がありますし、兄のそばにノーブラでいると
ドキドキするからです。
だから、兄の手は、じかに私のおっぱいに触れたわけなのです。
私がノーブラであることを知らなかった兄は、少し驚いたようでした。
キスと胸への愛撫で、私のおまんこはもうびしょびしょに濡れていました。股間が
ぬるぬるして少し変な気持ちになったので、私はパジャマのズボンとパンティを脱ぎ捨てて
しまいました。すると兄はソファを下りて私の前にヒザをつき、私の脚を大きく広げて
私の恥ずかしい部分を観察し始めました。
「お兄ちゃん……恥ずかしい……そんなとこジロジロ見ないでよ」
「史恵のおまんこ、本当にキレイな色してるな。こんなにあふれさせるなんて、史恵は
本当にスケベだな」
「イヤッ」
お兄ちゃんは私のおまんこに舌を這わせ始めました。わざとピチャピチャといやらしい
音をたてて、私の蜜をなめたり、舌でおまんこ全体に塗り広げたりしています。それなのに、
わざとクリトリスには舌があまり触れないようにして、私をじらしています。
「史恵のラブジュース、いくらでも出てくるんだな。本当においしいよ」
「お兄ちゃんのばか! 意地悪! 可愛い妹を早くいかせて!」
私はがまんできなくなって、自分でクリトリスのあるあたりを兄に押し付けました。
兄の舌がクリトリスに触れると、私は何度も何度も連続で達してしまいました。
私がエクスタシーから醒めて我に還ったとき、兄はパジャマのズボンとパンツを
ひざ下までずり下げた格好でソファに座っていました。今度は私のほうが、兄の前
でヒザをつき、兄の股間を直視する態勢になりました。
想像していたものよりずっと大きなおちんちんが目の前にそそり立っていました。
先端からは、何か透明なものが出てきています。
私がおちんちんの根元の指で支えて、先っぽに軽くキスをすると、兄はこらえきれずに
腰を動かして、私の口の中におちんちんを押し込んできました。私は先のほうをしゃぶって
あげました。おちんちんはすぐに口の中でふくらんだかと思うと多量の精液を出してきました。
お兄ちゃんがものすごく気持ち良くなった様子で激しく腰を動かしてきたので、結構
苦しかったんだけど、私はお兄ちゃんの精液を全部飲んであげました。
私は口をすすぎ(このあとも何回もキスしたかったので)、ソファで兄とともに
身体を寄せあって、甘いひとときを過ごしました。兄と私はいつしか浅い、幸せに満ちた
眠りの世界に入っていました。
***
なにか中身は思い出せないんだけど素敵な夢を見ていたという感じとともに、私は
目覚めました。兄はまだ眠っていました。兄の寝顔を見ていると、なんだか(かわいいな)
という気持ちが起きました。
私は兄の寝顔にそっとキスをしました。私は気付かなかったのですが、何度かキスを
しているうちに兄は目を覚ましていて、それでいて眠ったままのふりをしていたようです。
突然、兄は私をソファに押し倒し、強く抱き締めてきました。
「お兄ちゃん、やめてよ!」
私が拒むと、兄の表情が曇りました。どうやら私の態度を誤解したようです。
「ここじゃいや……お兄ちゃんのベッドでしたいの」
兄はほっとした様子でした。
兄の部屋にはいると、私たちは服を脱ぎ捨て、立ったまま裸で抱き合い、お互いの肌の
温もりを感じながら、何度もキスを交わしました。「小鳥のキス」というのでしょうか、
お互いの唇に触れるか触れないかというキスを繰り返しているうちに、気持ちの高まりを
抑えられなくなった私と兄はもつれ合うようにしてベッドに倒れ込みました。
兄は私の上におおいかぶさり、私の顔にキスの雨を降らせました。兄は私の首筋や
肩にもキスをし、そしてたっぷりと時間をかけて両方のおっぱいを可愛がってくれました。
乳首を舌の先っぽでなめたり、唇でチューチューと音をたてて吸ったり、おっぱいに
キスマークをつけたり。
キスやおっぱいへの刺激で何度も小さな頂きに達してしまったわたしは、兄と結ばれたい
という欲求を抑えきれなくなりました。
「お兄ちゃん、もうがまんできない! 入れて……史恵のおまんこにおにいちゃんの
おちんちんを入れて!」
自分の口から出た自分自身の名前やエッチな単語が、一層私を興奮させました。
お兄ちゃんのおちんおちんが私のおまんこに触れてきました。私はすっかりかたく
なっていたそれを指でつまみ、膣の入り口に導きました。
兄はおちんちんを私のなかに押し入れ、私も腰を動かしてそれを身体の奥に受け入れようと
しました。私のおまんこは既にびしょびしょに濡れていたので、途中までは難なく入って
いきました。
だけど私は初めてだったので、それ以上奥にはなかなか入りませんでした。完全に
結ばれることを望んでいた兄と私は、何度も腰を動かしてみました。
何度目だったか、私が思いきって腰を押し付けてみたら、兄のおちんちんが一気に私の
一番奥まで入ってきました。私は脚を兄の身体に絡ませ、出来る限り深く結び付こうと
しました。
正直言うととても痛かったです。でも、兄と完全に結ばれた歓びに比べれば、そんなことは
何でもありませんでした。
私が痛がっていることに気付いていたのか、兄は私と結ばれた状態のままじっとしていました。
でもがまんできなくなったのか、兄は腰を動かし始めました。だけどそのときには
私の痛みもかなりやわらいでいました。兄と結ばれてじっとしていた間に更に蜜が出て
きたのか、兄のおちんちんはスムーズに私のおまんこの中で前後に動いています。
私は本能的におまんこの上のほうを兄のおちんちんの根元に押し付けました。
段々と私は、エクスタシーへと向かい始めていました。クリトリスのあたりから快感が
広がっていき、私の全身を包み込んでいきました。痛みさえもが、快感と一体化していました。
うまく言葉に出来ないのですが、身体全体がものすごく明るい光になって、どんどん
ふくらみながらはるか上のほうへ昇っていく感じといえるかも知れません。
「もうがまん出来ないよ、史恵、俺、いっちゃうよ」
兄の声が、まるでどこか遠くからのもののような感じで聞こえてきました。
「お兄ちゃん、もう少しだけがまんして、史恵をいかせて!」
私は頂きを目指して、激しく腰を動かしました。兄のほうも同じように動きを激しく
しているようです。
「お兄ちゃん、すごい、史恵、いっちゃう! すごい、いっちゃう、いくぅー!」
光のかたまりになった私がふくらみきってバクハツして、粉々になって飛び散って
しまったような……そんな激しいオーガズムに私は達してしまいました。そのときに私が
体感したことを、言葉ではとても表現し切れないのですが。
兄も果ててしまい、荒い息をしながら、私の上でぐったりしていました。
やがて、兄は私の上から離れ、2人は寄り添ってセックスの余韻に浸っていました。
私は、春の優しい風にそっと包まれているような幸せな気分でした。私たちはそのまま、
浅い、幸せな眠りに入っていました。
***
「信(まこと:兄)、史恵」
母が私たちを呼ぶ声が耳に入り、私たちは甘いひとときから
引き戻されました。
(やばい! なんでなの!?)
私たちはパニックに陥りそうになりました。今はまだ夕方で、窓の外は暗くなってはいません。
母は夜遅くまで帰ってこないはずでしたので、私たちは部屋のドアを閉めずに
愛し合っていたのです。
ですから、母は兄と私がベッドを共にしているのを目にしているはずです。それどころか、
帰宅した時間によったら私たちのセックスの現場を目撃したかも知れないのです。
(どうしよう!……どうしたらいいの!?)
必死で考えましたが、いい知恵は思い浮かびませんでした。
「信、史恵」
母がまた私たちを呼びました。もう成り行きに任せるしかないようでした。
「すぐ行くから、ちょっと待ってて」
私は母に答え、そして私と兄は大急ぎでパジャマを身につけ、母の待つリビングへと
向かいました。
「母さん、随分早かったんだね」
兄が母に声をかけました。
「思っていたより仕事が早く済んだの。帰りに駅前でケーキ買ってきたから、食べるでしょ」
母の態度に、いつもと特に変わったところはありませんでした。
***
私たちはケーキを食べ終ってくつろいでいました。そうしているうちに、何の前ぶれもなく、
母が私たちに切り出しました。
「あなたたち、ちゃんと避妊してるの?」
「えっ?」。私は聞き返しました。「それ、一体、何のこと!? 私、まだ、そんな……」
「別にごまかさなくていいのよ。ママね、あなたたちのこと怒っているわけではないの。
信と史恵が愛し合っているのは、とっても素晴らしいことよ」
母の言葉は、とても想像できなかったものでした。どう反応したらいいのか解らずに、
私と兄はお互いの顔を見合わせました。
「実はね、ママも信一さんと愛し合っているの……」
「信一さんって、信一伯父さんのこと?」私は母に尋ねました。信一伯父さんは母の兄で、
もう40代後半になっていましたが、14歳の私からみてもとても素敵な男性なのです。
「そうよ。だからママね、あなたたちの気持ちは痛いほどよく分かるの。だけど信と史恵も
世間的には兄妹なんだし、しかもまだ中学生なんだから、赤ちゃんができてしまわないように
特別気を付けなきゃいけないということは分かっているでしょ。だから訊くんだけど、
ちゃんと避妊してるの?」
「私、今日は安全日のはずなんだけど……」
「あのね、史恵くらいの歳の女の子はまだ生理が不安定だから、安全日といってもあまり
あてにはならないの。信、これから史恵とセックスするときはちゃんとコンドーム使わないと
だめよ。もちろん、コンドームはママが用意してあげるから。だから、ママがコンドームを
買ってくるまでは、セックスは我慢してね。わかった?」
「わかった……」いくぶん赤面して声を小さくしながらも、私と兄ははっきりと答えました。
翌日の午前中に、母は買い物に出かけ、帰ってくると私と兄にコンドームを手渡しました。
私と兄はすぐに兄の部屋に入って愛し合いました。その日は結局、昼から深夜にかけて、
3回もしてしまいました。
私を心から愛してくれている兄と、私たちの良き理解者である母に囲まれ、今、私は
本当に幸せです。ただ、普通の恋人同士のように地元でデートしたり、友達に彼氏自慢したり
することが出来ないのが少し悲しいです。
大人になったら、兄とともにどこか遠いところ、私たち兄妹を知る人が誰もいないところに
移り住み、一生兄と愛し合いながら生きていくつもりです。出来ることなら、書類上は
兄と赤の他人になって、兄と結婚し、兄の子供を産み育てたいと願っています。
(完)
[2005/06/14]
小さな頃から兄と私は、まるで恋人同士のような兄妹でした。少し世の中のことがわかる
年頃になってからは、人前では普通の兄妹のように振る舞っていましたが、二人きりに
なると兄と私は両思いの男の子と女の子そのものでした。
だから、あの夕暮れ時に起こったことも、私たち兄妹にとってはごく自然な成り行きでした。
***
私が中学2年になってしばらくたったあの日、私は学校からの帰りに、何となく遠回り
したくなって、いつもの帰り道とは違う、川沿いの遊歩道を通って帰ることにしました。
夕暮れ時でした。
すると偶然にも、遊歩道沿いのベンチに兄が座っていて、夕暮れ時の光景を眺めていました。
私は何も言わずに兄の傍らに腰掛けました。私に気付いた兄も無言のままでした。あたりに
他の人がいないことに気付いていた私は、そっと兄にもたれかかりました。兄のほうも
そっと私の肩を抱き寄せました。
「お兄ちゃん……私のこと、好き?」
私は兄に尋ねました。
「ああ、史恵(私)は俺の一番大事な人だ」
「お兄ちゃん……私と……恋人として付き合ってくれる?」
「俺も前から……史恵に俺の恋人になってほしいと思ってた……最高に幸せだよ……」
そして、私たちは初めてのキスをしました。もっとも、幼い頃に幾度となく交わした
「ちゅう」を別にしての「初めて」だったのですが。
夕暮れが夜に変わりつつあるまさにその時、幼い頃から大好きだった兄と交わした
長い長いキス。「世界は私たち2人のためにある」という陳腐な台詞があの時には実感として
感じられました。
***
お互いのことが好きで好きでたまらない男の子と女の子が一つ屋根の下で暮らしていて、
しかもいわゆるキャリアウーマンの母は仕事が多忙で不在がちでしたから、兄と私が
肉体関係を持つようになるのは時間の問題でした。
ある週末の午後。母が出張から帰ってくるのはその日の夜になってからの予定でした。
言い忘れていましたが、私たち兄妹の父は、私たちがまだ幼い頃に母と離婚しているので、
私の家庭は母と兄と私の3人家族なのです。
昼食を済ませた私と兄は、テレビでも見ようかとソファに並んで座りましたが、テレビを
つけるのもどことなくおっくうになり、ただ何となく座っていました。
そのうちに私が兄に身体をあずけ、兄は私の髪やおでこにキスし始めました。私は兄の
唇にキスを返し、兄が私の口の中に舌を差し入れてDキスになり、やがて、兄は私の
パジャマのボタンを外し、私のおっぱいを愛撫し始めました。
兄と2人でいるとき、私はパジャマの下にブラをつけないことにしていました。そうすると、
乳首がパジャマの布に触れて、微妙な快感がありますし、兄のそばにノーブラでいると
ドキドキするからです。
だから、兄の手は、じかに私のおっぱいに触れたわけなのです。
私がノーブラであることを知らなかった兄は、少し驚いたようでした。
キスと胸への愛撫で、私のおまんこはもうびしょびしょに濡れていました。股間が
ぬるぬるして少し変な気持ちになったので、私はパジャマのズボンとパンティを脱ぎ捨てて
しまいました。すると兄はソファを下りて私の前にヒザをつき、私の脚を大きく広げて
私の恥ずかしい部分を観察し始めました。
「お兄ちゃん……恥ずかしい……そんなとこジロジロ見ないでよ」
「史恵のおまんこ、本当にキレイな色してるな。こんなにあふれさせるなんて、史恵は
本当にスケベだな」
「イヤッ」
お兄ちゃんは私のおまんこに舌を這わせ始めました。わざとピチャピチャといやらしい
音をたてて、私の蜜をなめたり、舌でおまんこ全体に塗り広げたりしています。それなのに、
わざとクリトリスには舌があまり触れないようにして、私をじらしています。
「史恵のラブジュース、いくらでも出てくるんだな。本当においしいよ」
「お兄ちゃんのばか! 意地悪! 可愛い妹を早くいかせて!」
私はがまんできなくなって、自分でクリトリスのあるあたりを兄に押し付けました。
兄の舌がクリトリスに触れると、私は何度も何度も連続で達してしまいました。
私がエクスタシーから醒めて我に還ったとき、兄はパジャマのズボンとパンツを
ひざ下までずり下げた格好でソファに座っていました。今度は私のほうが、兄の前
でヒザをつき、兄の股間を直視する態勢になりました。
想像していたものよりずっと大きなおちんちんが目の前にそそり立っていました。
先端からは、何か透明なものが出てきています。
私がおちんちんの根元の指で支えて、先っぽに軽くキスをすると、兄はこらえきれずに
腰を動かして、私の口の中におちんちんを押し込んできました。私は先のほうをしゃぶって
あげました。おちんちんはすぐに口の中でふくらんだかと思うと多量の精液を出してきました。
お兄ちゃんがものすごく気持ち良くなった様子で激しく腰を動かしてきたので、結構
苦しかったんだけど、私はお兄ちゃんの精液を全部飲んであげました。
私は口をすすぎ(このあとも何回もキスしたかったので)、ソファで兄とともに
身体を寄せあって、甘いひとときを過ごしました。兄と私はいつしか浅い、幸せに満ちた
眠りの世界に入っていました。
***
なにか中身は思い出せないんだけど素敵な夢を見ていたという感じとともに、私は
目覚めました。兄はまだ眠っていました。兄の寝顔を見ていると、なんだか(かわいいな)
という気持ちが起きました。
私は兄の寝顔にそっとキスをしました。私は気付かなかったのですが、何度かキスを
しているうちに兄は目を覚ましていて、それでいて眠ったままのふりをしていたようです。
突然、兄は私をソファに押し倒し、強く抱き締めてきました。
「お兄ちゃん、やめてよ!」
私が拒むと、兄の表情が曇りました。どうやら私の態度を誤解したようです。
「ここじゃいや……お兄ちゃんのベッドでしたいの」
兄はほっとした様子でした。
兄の部屋にはいると、私たちは服を脱ぎ捨て、立ったまま裸で抱き合い、お互いの肌の
温もりを感じながら、何度もキスを交わしました。「小鳥のキス」というのでしょうか、
お互いの唇に触れるか触れないかというキスを繰り返しているうちに、気持ちの高まりを
抑えられなくなった私と兄はもつれ合うようにしてベッドに倒れ込みました。
兄は私の上におおいかぶさり、私の顔にキスの雨を降らせました。兄は私の首筋や
肩にもキスをし、そしてたっぷりと時間をかけて両方のおっぱいを可愛がってくれました。
乳首を舌の先っぽでなめたり、唇でチューチューと音をたてて吸ったり、おっぱいに
キスマークをつけたり。
キスやおっぱいへの刺激で何度も小さな頂きに達してしまったわたしは、兄と結ばれたい
という欲求を抑えきれなくなりました。
「お兄ちゃん、もうがまんできない! 入れて……史恵のおまんこにおにいちゃんの
おちんちんを入れて!」
自分の口から出た自分自身の名前やエッチな単語が、一層私を興奮させました。
お兄ちゃんのおちんおちんが私のおまんこに触れてきました。私はすっかりかたく
なっていたそれを指でつまみ、膣の入り口に導きました。
兄はおちんちんを私のなかに押し入れ、私も腰を動かしてそれを身体の奥に受け入れようと
しました。私のおまんこは既にびしょびしょに濡れていたので、途中までは難なく入って
いきました。
だけど私は初めてだったので、それ以上奥にはなかなか入りませんでした。完全に
結ばれることを望んでいた兄と私は、何度も腰を動かしてみました。
何度目だったか、私が思いきって腰を押し付けてみたら、兄のおちんちんが一気に私の
一番奥まで入ってきました。私は脚を兄の身体に絡ませ、出来る限り深く結び付こうと
しました。
正直言うととても痛かったです。でも、兄と完全に結ばれた歓びに比べれば、そんなことは
何でもありませんでした。
私が痛がっていることに気付いていたのか、兄は私と結ばれた状態のままじっとしていました。
でもがまんできなくなったのか、兄は腰を動かし始めました。だけどそのときには
私の痛みもかなりやわらいでいました。兄と結ばれてじっとしていた間に更に蜜が出て
きたのか、兄のおちんちんはスムーズに私のおまんこの中で前後に動いています。
私は本能的におまんこの上のほうを兄のおちんちんの根元に押し付けました。
段々と私は、エクスタシーへと向かい始めていました。クリトリスのあたりから快感が
広がっていき、私の全身を包み込んでいきました。痛みさえもが、快感と一体化していました。
うまく言葉に出来ないのですが、身体全体がものすごく明るい光になって、どんどん
ふくらみながらはるか上のほうへ昇っていく感じといえるかも知れません。
「もうがまん出来ないよ、史恵、俺、いっちゃうよ」
兄の声が、まるでどこか遠くからのもののような感じで聞こえてきました。
「お兄ちゃん、もう少しだけがまんして、史恵をいかせて!」
私は頂きを目指して、激しく腰を動かしました。兄のほうも同じように動きを激しく
しているようです。
「お兄ちゃん、すごい、史恵、いっちゃう! すごい、いっちゃう、いくぅー!」
光のかたまりになった私がふくらみきってバクハツして、粉々になって飛び散って
しまったような……そんな激しいオーガズムに私は達してしまいました。そのときに私が
体感したことを、言葉ではとても表現し切れないのですが。
兄も果ててしまい、荒い息をしながら、私の上でぐったりしていました。
やがて、兄は私の上から離れ、2人は寄り添ってセックスの余韻に浸っていました。
私は、春の優しい風にそっと包まれているような幸せな気分でした。私たちはそのまま、
浅い、幸せな眠りに入っていました。
***
「信(まこと:兄)、史恵」
母が私たちを呼ぶ声が耳に入り、私たちは甘いひとときから
引き戻されました。
(やばい! なんでなの!?)
私たちはパニックに陥りそうになりました。今はまだ夕方で、窓の外は暗くなってはいません。
母は夜遅くまで帰ってこないはずでしたので、私たちは部屋のドアを閉めずに
愛し合っていたのです。
ですから、母は兄と私がベッドを共にしているのを目にしているはずです。それどころか、
帰宅した時間によったら私たちのセックスの現場を目撃したかも知れないのです。
(どうしよう!……どうしたらいいの!?)
必死で考えましたが、いい知恵は思い浮かびませんでした。
「信、史恵」
母がまた私たちを呼びました。もう成り行きに任せるしかないようでした。
「すぐ行くから、ちょっと待ってて」
私は母に答え、そして私と兄は大急ぎでパジャマを身につけ、母の待つリビングへと
向かいました。
「母さん、随分早かったんだね」
兄が母に声をかけました。
「思っていたより仕事が早く済んだの。帰りに駅前でケーキ買ってきたから、食べるでしょ」
母の態度に、いつもと特に変わったところはありませんでした。
***
私たちはケーキを食べ終ってくつろいでいました。そうしているうちに、何の前ぶれもなく、
母が私たちに切り出しました。
「あなたたち、ちゃんと避妊してるの?」
「えっ?」。私は聞き返しました。「それ、一体、何のこと!? 私、まだ、そんな……」
「別にごまかさなくていいのよ。ママね、あなたたちのこと怒っているわけではないの。
信と史恵が愛し合っているのは、とっても素晴らしいことよ」
母の言葉は、とても想像できなかったものでした。どう反応したらいいのか解らずに、
私と兄はお互いの顔を見合わせました。
「実はね、ママも信一さんと愛し合っているの……」
「信一さんって、信一伯父さんのこと?」私は母に尋ねました。信一伯父さんは母の兄で、
もう40代後半になっていましたが、14歳の私からみてもとても素敵な男性なのです。
「そうよ。だからママね、あなたたちの気持ちは痛いほどよく分かるの。だけど信と史恵も
世間的には兄妹なんだし、しかもまだ中学生なんだから、赤ちゃんができてしまわないように
特別気を付けなきゃいけないということは分かっているでしょ。だから訊くんだけど、
ちゃんと避妊してるの?」
「私、今日は安全日のはずなんだけど……」
「あのね、史恵くらいの歳の女の子はまだ生理が不安定だから、安全日といってもあまり
あてにはならないの。信、これから史恵とセックスするときはちゃんとコンドーム使わないと
だめよ。もちろん、コンドームはママが用意してあげるから。だから、ママがコンドームを
買ってくるまでは、セックスは我慢してね。わかった?」
「わかった……」いくぶん赤面して声を小さくしながらも、私と兄ははっきりと答えました。
翌日の午前中に、母は買い物に出かけ、帰ってくると私と兄にコンドームを手渡しました。
私と兄はすぐに兄の部屋に入って愛し合いました。その日は結局、昼から深夜にかけて、
3回もしてしまいました。
私を心から愛してくれている兄と、私たちの良き理解者である母に囲まれ、今、私は
本当に幸せです。ただ、普通の恋人同士のように地元でデートしたり、友達に彼氏自慢したり
することが出来ないのが少し悲しいです。
大人になったら、兄とともにどこか遠いところ、私たち兄妹を知る人が誰もいないところに
移り住み、一生兄と愛し合いながら生きていくつもりです。出来ることなら、書類上は
兄と赤の他人になって、兄と結婚し、兄の子供を産み育てたいと願っています。
(完)
[2005/06/14]
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