小説(転載) 羨望
官能小説
羨望
(・・・あぁ・・・・又、始まったわ・・・)
沙紀は、ベッドの上で隣の部屋から微かに聞こえる女の喘ぎ声に、悶々とした欲求を抑えながら眠れぬ夜を過ごしていた。
(賢治さんったら、主人が居ないときに必ず彼女を連れ込んで・・・私への当てつけかしら・・・)
丁度真上にある賢治の部屋が、沙紀の寝る夫婦の寝室の天井を大きく軋ませ、静まり返った家の中に男と女の絡み合う淫猥な音が静かに鳴り響いていた。
沙紀は賢治の継母である。
夫である斉藤正樹は、以前沙紀の勤めていた会社の上司だった。
沙紀は最年少で役員へと昇進した正樹の秘書として働いていたが、5年ほど前に妻に病気で先立たれた正樹からプロポーズに応え、先月結婚したばかりだった。
正樹には、沙紀とあまり年が違わない賢治という大学生の長男がいた。
父親の前では快活な好青年を演じる賢治だったが、出張の多い正樹が留守の時に見せる賢治の目に、沙紀はただならぬ妖しい光を感じていた。
今日も正樹は出張で家を留守にしていたが、賢治は彼女らしい女性を部屋に連れ込み、わざと部屋のドアを開け、沙紀の耳に二人の淫猥な性行の一部始終を聞かせるように大きな声を上げながら交わっていた。
沙紀は2階の賢治の部屋から聞こえる淫猥な声に、耳を塞ぎながら布団に包まり、熟しきった身体から沸き起こる疼きを抑えるように身悶えていた。
(・・・あぁ~ぁ・・・け・・・けんじ~~・・・いぃ~・・・)
(・・・いいだろ・・・由美・・・俺のチ○ポ大きくて・・・いいんだろ・・・)
(・・・あぁ・・・お・・大きいぃーーっ・・・はぁぅっ・・・こ・・壊れるぅ~~・・・)
(・・・これで・・・どうだ・・いいか・・・いいか・・・)
(・・・あぁ~~ぁ・・・い・・いぃーーっ・・・いく・・・またいくーーーーっ・・・)
沙紀の耳に、由美という女性の絶叫にも似た昇天の喘ぎが届いた。
(・・・あぁ・・・これで何度目なの・・・深夜だっていうのにあんな大きな声出しちゃって・・・・これじゃお隣にも聞こえちゃうじゃない・・・ちょっと注意しようかしら・・・)
沙紀は、賢治を注意する事が目的だと自分に言い聞かせるようにベッドから起き上がると、足音を忍ばせながら階段を昇り始めた。
(・・・あ・・・あぁ・・・も・・・もう・・・ちょっと・・・休ませて・・・あぁっ・・・)
(・・・俺はまだイってないんだよ・・・由美・・・)
ゆっくりと、階段を一段一段上がる沙紀の耳に、二人の会話がより大きく聞こえてくる。
(・・・・今度は後ろからだ・・・早くケツ上げて・・・ほら・・・いくぞ・・・)
(・・・あっ・・・あ・・・・・あぁっ・・・・うぅっ・・・キツイゎ・・・・あぐぅっ・・・)
沙紀は賢治に気付かれないように、部屋の戸が開け放たれ煌々と灯りの点いた賢治の部屋を覗き込むように、階段を這いながら上っていく。
(・・・あぁっ・・・す・・・すごい・・・・)
階段に伏せるように隠れ、賢治の部屋を覗き込んだ沙紀の目に、全裸の女性と賢治が飛び込んできた。
ほぼ真横から全裸の二人を覗いている沙紀に、四つん這いになった女性の腰を掴み、大きなストロークで腰を動かす賢治の肉棒が見え隠れしている。
沙紀は大きく腰を引いても雁首が見えず、横から見ただけで夫のものよりもかなり太い賢治の肉棒に目が釘付けになっていた。
(・・・あ・・・あんなの挿入されたら・・・・どんなになっちゃうの・・・・)
賢治が腰を突き出す度に女性の膣から空気の漏れる淫猥な音が鳴り響き、その都度淫猥な音を掻き消すように四つん這いの女性が大きな悲鳴にも似た喘ぎ声を上げている様子を見ているうちに、沙紀は無意識にパジャマの中に手を忍ばせていった。
「・・・あ・・・あぁ・・・し・・・子宮が・・・・破れちゃう・・・あぁっ・・・いいっ・・・」
(・・・子宮の中をかき回されるって・・・どんな感じなの・・・)
沙紀は二人の淫行を覗きながら、自らの股間に忍ばせた手が下着の中に潜り込み、直接濡れそぼった淫裂を捉えてると、賢治の肉棒が自分の淫裂を突き刺す妄想にとり憑かれていった。
「・・・あぁ・・・い・・・いいっ・・・も・・もうだめ・・・・またいく・・・」
「・・・何だ由美・・・又イちゃうのか・・・」
「・・・だ・・・だって・・・あぁっ・・・ダメっ・・・・い・・・いくーーっ・・・」
由美は賢治に激しく貫かれたまま昇天したが、賢治は由美の腰を離すどころかさらに激しく腰を動かし始めた。
「・・・あぁ・・・だ・・・ダメ~~・・・こ・・・壊れる・・・・」
由美は自分の指を大きく喘ぐ口に突っ込み、脳天にまで突き抜けるような激しい快感に必至に耐えていた。
(・・・・あぁ・・・・そ・・・そんなに・・・いいの・・・あぁ・・・わ・・・私も・・・あの肉棒で・・・・)
沙紀は、絶頂に達した由美を追う様に、自らの淫裂を弄る指の動きを早め、愛液の溢れる蜜壷を2本の指でかき回していく。
(・・・あ・・・あぁ・・・い・・・いやぁ・・・こんなのじゃ・・・いやぁ・・・)
沙紀は込み上げる嗚咽を抑え、自らの指で昇天する事へのもどかしさを感じながらも、目の前で繰り広げられている激しい淫行に淫裂をかき回さずに居られなかった。
「・・・あ・・・ああぁ・・・だ・・・・だめぇ~・・・また・・・またイッちゃうぅ・・・」
由美は賢治に腰を抱えられ、望みもしない快楽の頂点に導く肉棒に激しく淫裂を貫かれ、だらしなく口を開け涎を垂らしながら賢治に訴えるように力なく喘いでいる。
(・・・あぁ・・・私も・・・あんなに大きいので・・・犯られたい・・・)
沙紀は、賢治の肉棒に取り憑かれたように自らの淫裂に指を激しく突きたて、階段に伏せた格好のまま絶頂へと駆け上ろうとしていた。
「・・・さ・・・さぁ・・・由美・・・俺も・・・いくぞ・・・・中に・・・全部出すぞ・・・」
「・・・あぁ・・・い・・・いやぁ~・・・中は・・・あぁ・・・い・・やぁ~・・・」
「・・・じゃぁ・・・・全部・・・飲むんだ・・・いいね・・・由美・・・いくぞ・・・いくぞっ!・・・」
賢治は由美の淫裂から肉棒を引き抜き、由美を抱き起こすようにベッドの上に座らせると、由美の愛液で濡れ光るその怒張を由美の口に押し込んでいった・・・まるで、沙紀に見せ付けるかのように・・・・。
(・・・・あ・・・あぁ・・・あんなに太くて・・・大きいの・・・あぅっ・・・)
賢治が由美の口に肉棒を押し込んだ瞬間、沙紀は賢治の肉棒を見ながら小さく呻き、自らの指で昇天した。
「・・・お・・おぉ・・・どうだ由美・・・美味しいだろ・・・・」
小さな口に押し込まれた鈴口を頬張りながら由美は小さく頷き、由美は自らの愛液が滴る賢治の怒張を自分の愛液を拭き取るように丁寧に舌を絡め始めた。
(・・・あ・・・あぁ・・・私も・・・飲みたい・・・)
沙紀もまた、自らの淫裂を愛撫していた指に舌を這わせ、自らの愛液を拭き取るように舐め上げながら、二人に気付かれないように静かに階段を下りていった。
(・・・ふふふっ・・・とうとう来たね・・・沙紀さん・・・近いうちに可愛がってあげるよ・・・)
賢治はベッドの上に仁王立ちになり、自らの肉棒を由美の口に押し込んだまま、静かに階段を下りていく沙紀の後姿を見つめていた。
「・・・ねぇ~・・・・あなたぁ~・・・・」
「・・・ごめん・・・疲れてるんだ・・・明日から又出張だし・・・今日は早く寝たいんだ・・・」
沙紀は、出張から帰った夫の正樹のベッドに潜り込みセックスを強請るように甘えて見せたが、夫の正樹は沙紀に背を向け早々に寝入ってしまった。
(・・・あん・・・もう・・・昨日あんなの見たせいかしら・・・欲求不満になりそう・・・)
沙紀は恨めしそうに正樹の背を見つめながら自分のベッドに戻り、悶々と疼く身体を抑え眠りについた。
(・・・・明日から一週間も賢治さんと二人の生活になるのね・・・・又、あの女性連れてくるのかしら・・・・)
「沙紀さん・・・何かあるかな・・・俺腹へっちゃって・・・」
夫の正樹を出張に送り出したその日の夕方、珍しく賢治が夕食のダイニングに降りて来た。
(・・・あらっ・・・今日はあの女性と一緒じゃないのね・・・)
賢治は沙紀の事を嫌っている様子は無かったが、年が近いせいもあって『沙紀さん』と名前で呼んでいる。
だが、まだ同居を始めて一ヶ月あまりしか経っていない二人の関係はギクシャクしたものがあった。
「ねぇ、沙紀さん・・・俺達まだお互いの事よくわかってないよね・・・」
賢治が夕食を摂りながら、キッチンに立つ沙紀に声をかけてきた。
「・・・そ・・・そうよね・・・まだ、じっくり話もした事ないし・・・」
「・・・今日親父出張で居ないんでしょ・・・どぉかな・・・後で、俺の部屋で一緒に酒でも飲みながら話しでもしない・・・」
「・・・そ・・・そうね・・・」
「・・・気がすすまないなら無理しなくてもいいけど・・・ご馳走様・・・俺、先に風呂入らせてもらうね・・・」
賢治は食事を済ませると、直ぐに風呂場へ向い、沙紀がキッチンの片付けを済ませ終えないうちに2階の自室に戻っていった。
(・・・賢治君の言う通りね・・・私も賢治君の継母として、もっと賢治君とコミュニケーションを取らないといけないわ・・・)
沙紀はキッチンの片付けを済ませ、風呂から上がると、缶ビールと簡単なつまみをもって賢治の部屋のドアをノックした。
「・・・賢治君起きてる・・・ビール持ってきたんだけど・・・入ってもいいかしら・・・」
(・・・あぁ・・・沙紀さん・・・開いてるよ・・・どうぞ・・・)
賢治はTシャツをパンツという格好で笑顔で沙紀を部屋に迎い入れた。
二人は良く冷えたビールを飲みながら、会話を交わしていくと、年が近い事と酒の勢いも手伝って直ぐに意気投合していった。
「・・・沙紀さんって面白い人だね・・・あれ・・・もうビールないね・・・そうだ、俺のウィスキーにしようよ・・・」
「・・そうね・・・じゃぁ・・・私、グラスと氷持ってくるわね・・・」
沙紀は、一旦一階に降り、グラスと氷を持って部屋に戻った。
「・・・氷、持って・・・き・・・たわ・・・」
氷とグラスを持って戻った沙紀は、賢治の部屋を開けた瞬間上半身裸の賢治に言葉を詰まらせ目を伏せながらテーブルについた。
「・・・あ・・・ご・・・ごめん沙紀さん・・・ビールのせいかな・・・急に暑くなっちゃって・・・」
「・・・え・・えぇ・・・かまわないわ・・・」
沙紀の脳裏に、由美という女性を背後から責めていた賢治の記憶が蘇り、早まる鼓動を抑える事ができず、顔を真っ赤に染めていく。
「・・・沙紀さんも顔真っ赤だよ・・・暑いでしょ・・・上着脱げば・・・俺達親子なんだから・・・」
賢治は口元に妖しい笑みが浮かぶのを抑えるように沙紀を見つめながら水割りを作り始めた。
「・・・だ・・・大丈夫・・・だから・・・」
「・・・そう・・・じゃぁ・・・かんぱ~~い・・・」
沙紀は賢治と目を合わせないように水割りのグラスをかざし、心臓の鼓動を抑えるように一気に飲み干した。
「・・・す・・・凄いね、沙紀さん・・・結構飲めるんだ・・・」
沙紀は、脳裏から離れない賢治の肉棒を振り払うように、賢治が作る水割りを次々に飲み干し、30分と経たないうちに完全に出来上がってしまった。
「・・・あぁ・・・酔っ払っちゃった・・・あぁ~・・・・暑い・・・」
「脱げ脱げ・・・暑かったら脱げ~~」
「そうよね・・・私も脱いじゃおっと・・・」
沙紀は、賢治の妄想を振り払うどころか、酒に酔った勢いで完全に理性を無くし、自らTシャツを脱ぎ捨てブラジャー姿を賢治に曝してしまった。
「・・へぇ~・・・沙紀さんって着痩せするタイプなんだ・・・結構胸大きいんだね・・・」
「・・・どこ見てんのよ・・酔っ払い!スケベ!」
「沙紀さんも結構スケベだよね・・・」
「・・・何言ってんのよ・・・私は賢治君とは違います!」
「・・・・でも、・・・一昨日・・・俺の部屋、覗いてたの知ってるんだよ・・・」
「・・・えっ・・・・・・・・」
「・・・沙紀さん・・・俺達のセックス見て・・・階段でオナニーしてたじゃない・・・・」
「・・・ぐっ・・・・うぅっ・・・・」
沙紀は、賢治の部屋を覗いていた事を暴露され、何も言い返す事が出来ず言葉を詰まらせてしまった。
賢治はベッドに座るなりトランクを脱ぎ、萎えていながらも巨大な肉棒を右手で振り回しながら妖しい笑みを浮かべ沙紀を挑発し始めた。
(・・・あぁ・・・で・・・でかい・・・・・・・うぅっ・・・ほ・・・欲しい・・・・)
沙紀は、今にも賢治に飛び掛り、夢にまで見たその巨大な肉棒を頬張りたい衝動を必至に抑えるのに必至だった。
「何なら・・・味見してみる・・・これ・・・・」
「・・・そ・・・・そんな事・・・出来ません・・・」
「・・・じゅぁ・・・今日は由美さんのオナニーでも思い出しながら、自分で処理しようかな・・・」
「えっ!」
沙紀は、あまりの恥ずかしさに、つまみを取る為に用意してあったフォークを賢治目掛けて投げつけた。
「痛っ!」
沙紀の投げたフォークが偶然にも賢治の肉棒に突き刺さるように当たってしまった。
「・・・あぁ・・・ご・・・ごめん賢治君・・・私、そんなつもりじゃ・・・」
沙紀は股間を押え、苦痛に顔を歪める賢治に慌てて駆け寄った。
「・・・ひ・・・酷いな沙紀さん・・・・・・・あぁ~あ・・・血が出ちゃてるよ・・・」
賢治が押えていた股間から手を退けると、賢治の亀頭部分からうっすらと血が滲み始めていた。
「・・・し・・・消毒しないと・・・ま・・・待ってて・・・今救急箱持ってくるから・・・」
「・・・いいよ・・・こんなの、唾でもつけとけば直るから・・・」
「・・でも・・・わ・・・私・・・・」
「・・・気にしなくていいよ・・・でも、ちょっとは悪いと思ってるんなら・・・・沙紀さんの唾で消毒してくれない・・・・」
賢治はそう言いながら沙紀を見つめ、賢治の脚の間に跪いている沙紀の頭を押え、自らの股間に導くように引き寄せていった。
(・・・・あぁ・・・目の前に・・・・賢治君の・・・・ほ・・・欲しい・・・我慢出来ない・・・)
沙紀は、賢治が頭を押えた瞬間それが引き金となり、自ら引き寄せられる賢治の肉棒に口を寄せていった。
沙紀は右手で賢治の肉棒を掴み、鈴口を上に向けるように握ると、血の滲む亀頭に突き出した自らの舌を這わせ始めた。
「・・・賢治君・・・消毒よ・・・あぁ・・・・・消毒するだけだから・・・」
「・・・・解ってるって・・・・ちゃんと消毒してね・・・お継母さん・・・・」
「・・・あ・・・あぁ~ん・・・・・」
沙紀がチロチロと賢治の亀頭に舌を這わせると、次第に賢治の肉棒に力が漲り始め、肉棒を握り締めていた沙紀の右手にもその固さが伝わっていく。
「どんどん充血してきたよ・・・もっと舐めてくれないと・・・血が止まらないかも・・・」
賢治が小さな声で呟くと、沙紀は自ら口を大きく開き賢治の鈴口を飲み込むように口に含んだ。
「・・・・お・・・おぉ・・・いい感じだよ・・・沙紀さん・・・」
賢治はそう言いながら、自分の股間でゆっくりと頭を動かし始めた沙紀の背に手を回し、ブラのホックを外した。
沙紀は賢治の高度を咎める事も無く、ホックの外れたブラの肩ヒモから腕を抜いた。
賢治は、ブラから開放された沙紀の乳房に手を回し、その豊満な乳房を持ち上げる揉み始める。
「・・・・あ・・・あぁ・・・・もう・・・・もう・・・・」
沙紀は賢治の手が乳房を弄び始めると、全身に走る快感に身を捩じらせ我慢出来ないと言わんばかりに賢治の怒張を口から吐き出し、嗚咽を漏らした。
「・・・我慢出来ないんだね沙紀さん・・・じゃぁ・・・ここに立って・・・・」
賢治は自分の脚の間に座り込んでいた沙紀をゆっくりと立たせ、沙紀のパジャマのズボンに手をかけると、ゆっくり降ろし始めた。
「・・・あ・・・あぁ・・・は・・・恥ずかしい・・・・」
賢治が膝まで降ろすと、沙紀の足元に自然にパジャマが落ち、陰毛の透けて見えるショーツが賢治の目の前に曝された。
賢治は、躊躇う事無く沙紀のショーツに手をかけ、ゆっくりと下ろしていく。
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・・いやぁ~・・・・」
沙紀は言葉とは裏腹に、賢治のショーツを下ろす手を助けるように腰をくねらせ、賢治の頭にしがみ付いてきた。
賢治は全裸に剥いた沙紀の乳房に吸い付き、豊満な乳房を押し潰すように揉みながら乳首を舌で転がし始めた。
「・・・あ・・・あぁ・・・うっ・・・うぅっ・・・・はぁっ・・・・」
沙紀は、乳房にしゃぶりつく賢治の髪の毛を掻き毟りながら、乳房から伝わる快感に身体をくねらせている。
賢治は沙紀を立たせたまま右手だけを沙紀の股間に忍ばせ、熱く火照った淫裂を弄り始めた。
「・・・あっ・・・あ・・・あぁ~ん・・・だ・・・だめ・・・い・・・いやぁっ・・・・」
「・・・沙紀さん・・・もうこんなに濡らして・・・よっぽど我慢してたんだね・・・」
「・・・あぁ~ん・・・い・・・いやぁ~・・・恥ずかしいぃ~・・・」
「・・・じゃぁ・・・今度は僕が消毒してあげるね・・・」
賢治は沙紀をベッドに仰向けに寝かせ、沙紀の脚の間に身体を割り込ませると足首を掴んで大きく開き、沙紀の火照った淫裂に視線を向けた。
「・・・い・・いやぁ~・・・み・・・見ないでぇ~・・・・」
「・・・・綺麗だよ・・・沙紀さんのお○んこ・・・・」
賢治はそう言うと沙紀の淫裂にしゃぶりつき、愛液を滴らせる蜜壷に硬く尖らせた舌を突き入れながら、溢れる愛液を音をたてて啜り始めた。
「はぁぅっ・・・・うぅっ・・・・んっ・・・あぁっ・・・い・・・いいっ・・・」
沙紀は、待ち望んでいた淫裂からの強い快感に、身体をくねらせながら喘ぎ、その快感を貪るように淫裂を賢治の顔に押し付けていった。
賢治は沙紀の淫裂を舌で愛撫しながら、目の前で包皮を飛びだした淫核を鼻で弄るように刺激し始める。
「・・・・あぁっ・・・い・・・いいーーっ・・・ぐぅぁっ・・・いいっ・・・」
「沙紀さん・・・感じ易いんだね・・・愛液が溢れてるよ・・・・こんなに・・・全部飲んであげるからね・・・・」
「・・・・あ・・・・あぁ・・・わ・・私も・・・飲みたい・・・賢治君の・・・・飲みたいの~・・・」
「・・・沙紀さん・・・俺のザーメン飲んでくれるの・・・・嬉しいな・・・じゃぁ・・・俺も沙紀さんが喜んでくれるように頑張らないとね・・・」
賢治は沙紀の淫裂から口を離すと、巨大な肉棒の鈴口を沙紀の膣口にあてがい、小さな沙紀の淫裂をこじ開けるように腰を突き出し始めた。
「・・・はぁぅっ・・・がっ・・・き・・・キツイッ・・・ぐぅはぅっ・・・」
「・・・大丈夫・・・キツイのは最初だけだから・・・ゆっくりと入れていくからね・・・」
沙紀は賢治を押し返すように膝に手をあてていたが、賢治は強引に肉棒を押し込んでいく。
「・・・はぁっ・・・い・・・痛いっ・・・ま・・・まって・・・・き・・・きつすぎる・・・・」
「大丈夫だよ・・・・もう先っぽは入ったから・・・・」
賢治は苦痛に顔を歪める沙紀の顔を見下ろしながら、硬く怒張した肉棒を小刻みに出し入れを繰り返しながら亀頭部分を挿入させていた。
「・・・・どお・・・だんだん慣れてきた?・・・・」
10分ほど膣の入り口で賢治が抜き差しを繰り返していると沙紀の表情が和らぎ、次第に賢治の肉棒も半分ほどが沙紀の膣の中に埋まっていた。
「・・・えっ・・・あぁ・・・・もう・・・全部入ってるんじゃないの?・・・あぁっ・・・」
「・・・まだ、半分だよ・・・じゃぁ・・・いくよ・・・」
「ぎゃーーーっ・・・・・ひっ・・・いーーーっ・・・・」
賢治が腰を一気に突き出し怒張の全てを沙紀の中に挿入した瞬間、沙紀は白目を剥きながら絶叫した。
「・・・こ・・・壊れる・・・・あ・・・あぁ・・・・」
沙紀は、空気を貪るように口をぱくぱくと開き力なく喘ぎながら、賢治の肉棒を全てを膣内に迎い入れた。
「・・・沙紀さん・・・気持ちよくなるのはこれからだよ・・・・」
賢治は、気を失う寸前の沙紀にかまう事無く腰を使い始めた。
「・・・・あ・・・あぁっ・・・い・・・いいっ・・・」
「・・・良くなって来たかい・・・沙紀さん・・・もっと激しく・・・してあげるからね・・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・いく・・いく・・・いくーーーっ・・・・」
沙紀は賢治が腰を使いはじめた途端、これまで経験した事のない高みへと昇り詰めた。
「・・・なんだ・・・・もうイちゃったの、沙紀さん・・・・でも、未だ足らないでしょ・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・・・いいっ・・・・」
(・・・こ・・これが本当のオーガズムなのね・・・)
「沙紀さん・・俺のザーメン飲みたいんでしょ・・・」
「・・・あぁ・・・あぅっ・・・の・・・飲みたいゎ・・・あぅ・・・沢山・・頂戴っ・・・」
沙紀は脳天に電気が突き抜けるような激しい快感に包まれながら、夜が明けるまで賢治に貫かれ、そして賢治の放出した精液を全て飲み干していった。
(沙紀のヤツ・・・びっくりするかな・・・)
仕事が思ったよりも早く終わった正樹は、一週間の予定だった出張を二日ほど早く切り上げ家路についていた。
「・・・沙紀・・・・ただいま・・・・」
「・・・あ・・・お・・・お帰りなさい・・・・」
正樹は沙紀を驚かそうと、こっそりと家に忍び込み、キッチンにいる沙紀に声をかけた。
「・・びっくりしたじゃありませんか・・・貴方・・・お仕事は・・・」
「あぁ・・・予定よりも早くカタがついたんだ・・・おっ・・賢治じゃないか・・・そこで何やてるんだ?」
「・・あぁ・・お帰り親父・・・今、沙紀さんの手伝いをしてるところ・・・」
「・・・なんだ・・・俺が留守の間に随分仲良くなったんだな・・・」
正樹は上着を脱ぎソファに腰掛けながら二人に笑顔を向けた。
「・・・そう言えば・・加藤君覚えてるか沙紀・・・今回一緒に出張に行ったんだが・・・」
「・・えぇ・・・確か同期入社でしたから・・・」
「・・・加藤君・・・お前に惚れてたらしいな・・・『羨ましい、羨ましい』って、随分口うるさく言われたよ・・・」
「・・・そ・・・そうなんですか・・・」
沙紀は正樹の顔を見ようともせずに、顔を伏せたまま気の無い返事を返した。
「・・・あぁ腹へったな・・・夕飯の用意は未だか・・・」
「・・・もう直ぐできるから・・・親父着替えてきなよ・・・」
「そうだな・・・・」
正樹が着替えの為に2階へ上がっていくと、賢治が沙紀の耳元で囁いた。
(俺も親父が羨ましかった・・・沙紀さんのような美人と再婚して・・・)
(・・・私も・・・・)
沙紀もキッチンのシンクに両手を付きながら小さな声で呟いた。
(・・・・私も・・・賢治君に犯されるあの彼女が羨ましかった・・・)
(・・・嬉しいよ沙紀・・・)
そう呟いた賢治の右手は沙紀のスカートの中に忍び込み、愛液を溢れさせる淫裂をかき回し続けていた。
終わり。
(・・・あぁ・・・・又、始まったわ・・・)
沙紀は、ベッドの上で隣の部屋から微かに聞こえる女の喘ぎ声に、悶々とした欲求を抑えながら眠れぬ夜を過ごしていた。
(賢治さんったら、主人が居ないときに必ず彼女を連れ込んで・・・私への当てつけかしら・・・)
丁度真上にある賢治の部屋が、沙紀の寝る夫婦の寝室の天井を大きく軋ませ、静まり返った家の中に男と女の絡み合う淫猥な音が静かに鳴り響いていた。
沙紀は賢治の継母である。
夫である斉藤正樹は、以前沙紀の勤めていた会社の上司だった。
沙紀は最年少で役員へと昇進した正樹の秘書として働いていたが、5年ほど前に妻に病気で先立たれた正樹からプロポーズに応え、先月結婚したばかりだった。
正樹には、沙紀とあまり年が違わない賢治という大学生の長男がいた。
父親の前では快活な好青年を演じる賢治だったが、出張の多い正樹が留守の時に見せる賢治の目に、沙紀はただならぬ妖しい光を感じていた。
今日も正樹は出張で家を留守にしていたが、賢治は彼女らしい女性を部屋に連れ込み、わざと部屋のドアを開け、沙紀の耳に二人の淫猥な性行の一部始終を聞かせるように大きな声を上げながら交わっていた。
沙紀は2階の賢治の部屋から聞こえる淫猥な声に、耳を塞ぎながら布団に包まり、熟しきった身体から沸き起こる疼きを抑えるように身悶えていた。
(・・・あぁ~ぁ・・・け・・・けんじ~~・・・いぃ~・・・)
(・・・いいだろ・・・由美・・・俺のチ○ポ大きくて・・・いいんだろ・・・)
(・・・あぁ・・・お・・大きいぃーーっ・・・はぁぅっ・・・こ・・壊れるぅ~~・・・)
(・・・これで・・・どうだ・・いいか・・・いいか・・・)
(・・・あぁ~~ぁ・・・い・・いぃーーっ・・・いく・・・またいくーーーーっ・・・)
沙紀の耳に、由美という女性の絶叫にも似た昇天の喘ぎが届いた。
(・・・あぁ・・・これで何度目なの・・・深夜だっていうのにあんな大きな声出しちゃって・・・・これじゃお隣にも聞こえちゃうじゃない・・・ちょっと注意しようかしら・・・)
沙紀は、賢治を注意する事が目的だと自分に言い聞かせるようにベッドから起き上がると、足音を忍ばせながら階段を昇り始めた。
(・・・あ・・・あぁ・・・も・・・もう・・・ちょっと・・・休ませて・・・あぁっ・・・)
(・・・俺はまだイってないんだよ・・・由美・・・)
ゆっくりと、階段を一段一段上がる沙紀の耳に、二人の会話がより大きく聞こえてくる。
(・・・・今度は後ろからだ・・・早くケツ上げて・・・ほら・・・いくぞ・・・)
(・・・あっ・・・あ・・・・・あぁっ・・・・うぅっ・・・キツイゎ・・・・あぐぅっ・・・)
沙紀は賢治に気付かれないように、部屋の戸が開け放たれ煌々と灯りの点いた賢治の部屋を覗き込むように、階段を這いながら上っていく。
(・・・あぁっ・・・す・・・すごい・・・・)
階段に伏せるように隠れ、賢治の部屋を覗き込んだ沙紀の目に、全裸の女性と賢治が飛び込んできた。
ほぼ真横から全裸の二人を覗いている沙紀に、四つん這いになった女性の腰を掴み、大きなストロークで腰を動かす賢治の肉棒が見え隠れしている。
沙紀は大きく腰を引いても雁首が見えず、横から見ただけで夫のものよりもかなり太い賢治の肉棒に目が釘付けになっていた。
(・・・あ・・・あんなの挿入されたら・・・・どんなになっちゃうの・・・・)
賢治が腰を突き出す度に女性の膣から空気の漏れる淫猥な音が鳴り響き、その都度淫猥な音を掻き消すように四つん這いの女性が大きな悲鳴にも似た喘ぎ声を上げている様子を見ているうちに、沙紀は無意識にパジャマの中に手を忍ばせていった。
「・・・あ・・・あぁ・・・し・・・子宮が・・・・破れちゃう・・・あぁっ・・・いいっ・・・」
(・・・子宮の中をかき回されるって・・・どんな感じなの・・・)
沙紀は二人の淫行を覗きながら、自らの股間に忍ばせた手が下着の中に潜り込み、直接濡れそぼった淫裂を捉えてると、賢治の肉棒が自分の淫裂を突き刺す妄想にとり憑かれていった。
「・・・あぁ・・・い・・・いいっ・・・も・・もうだめ・・・・またいく・・・」
「・・・何だ由美・・・又イちゃうのか・・・」
「・・・だ・・・だって・・・あぁっ・・・ダメっ・・・・い・・・いくーーっ・・・」
由美は賢治に激しく貫かれたまま昇天したが、賢治は由美の腰を離すどころかさらに激しく腰を動かし始めた。
「・・・あぁ・・・だ・・・ダメ~~・・・こ・・・壊れる・・・・」
由美は自分の指を大きく喘ぐ口に突っ込み、脳天にまで突き抜けるような激しい快感に必至に耐えていた。
(・・・・あぁ・・・・そ・・・そんなに・・・いいの・・・あぁ・・・わ・・・私も・・・あの肉棒で・・・・)
沙紀は、絶頂に達した由美を追う様に、自らの淫裂を弄る指の動きを早め、愛液の溢れる蜜壷を2本の指でかき回していく。
(・・・あ・・・あぁ・・・い・・・いやぁ・・・こんなのじゃ・・・いやぁ・・・)
沙紀は込み上げる嗚咽を抑え、自らの指で昇天する事へのもどかしさを感じながらも、目の前で繰り広げられている激しい淫行に淫裂をかき回さずに居られなかった。
「・・・あ・・・ああぁ・・・だ・・・・だめぇ~・・・また・・・またイッちゃうぅ・・・」
由美は賢治に腰を抱えられ、望みもしない快楽の頂点に導く肉棒に激しく淫裂を貫かれ、だらしなく口を開け涎を垂らしながら賢治に訴えるように力なく喘いでいる。
(・・・あぁ・・・私も・・・あんなに大きいので・・・犯られたい・・・)
沙紀は、賢治の肉棒に取り憑かれたように自らの淫裂に指を激しく突きたて、階段に伏せた格好のまま絶頂へと駆け上ろうとしていた。
「・・・さ・・・さぁ・・・由美・・・俺も・・・いくぞ・・・・中に・・・全部出すぞ・・・」
「・・・あぁ・・・い・・・いやぁ~・・・中は・・・あぁ・・・い・・やぁ~・・・」
「・・・じゃぁ・・・・全部・・・飲むんだ・・・いいね・・・由美・・・いくぞ・・・いくぞっ!・・・」
賢治は由美の淫裂から肉棒を引き抜き、由美を抱き起こすようにベッドの上に座らせると、由美の愛液で濡れ光るその怒張を由美の口に押し込んでいった・・・まるで、沙紀に見せ付けるかのように・・・・。
(・・・・あ・・・あぁ・・・あんなに太くて・・・大きいの・・・あぅっ・・・)
賢治が由美の口に肉棒を押し込んだ瞬間、沙紀は賢治の肉棒を見ながら小さく呻き、自らの指で昇天した。
「・・・お・・おぉ・・・どうだ由美・・・美味しいだろ・・・・」
小さな口に押し込まれた鈴口を頬張りながら由美は小さく頷き、由美は自らの愛液が滴る賢治の怒張を自分の愛液を拭き取るように丁寧に舌を絡め始めた。
(・・・あ・・・あぁ・・・私も・・・飲みたい・・・)
沙紀もまた、自らの淫裂を愛撫していた指に舌を這わせ、自らの愛液を拭き取るように舐め上げながら、二人に気付かれないように静かに階段を下りていった。
(・・・ふふふっ・・・とうとう来たね・・・沙紀さん・・・近いうちに可愛がってあげるよ・・・)
賢治はベッドの上に仁王立ちになり、自らの肉棒を由美の口に押し込んだまま、静かに階段を下りていく沙紀の後姿を見つめていた。
「・・・ねぇ~・・・・あなたぁ~・・・・」
「・・・ごめん・・・疲れてるんだ・・・明日から又出張だし・・・今日は早く寝たいんだ・・・」
沙紀は、出張から帰った夫の正樹のベッドに潜り込みセックスを強請るように甘えて見せたが、夫の正樹は沙紀に背を向け早々に寝入ってしまった。
(・・・あん・・・もう・・・昨日あんなの見たせいかしら・・・欲求不満になりそう・・・)
沙紀は恨めしそうに正樹の背を見つめながら自分のベッドに戻り、悶々と疼く身体を抑え眠りについた。
(・・・・明日から一週間も賢治さんと二人の生活になるのね・・・・又、あの女性連れてくるのかしら・・・・)
「沙紀さん・・・何かあるかな・・・俺腹へっちゃって・・・」
夫の正樹を出張に送り出したその日の夕方、珍しく賢治が夕食のダイニングに降りて来た。
(・・・あらっ・・・今日はあの女性と一緒じゃないのね・・・)
賢治は沙紀の事を嫌っている様子は無かったが、年が近いせいもあって『沙紀さん』と名前で呼んでいる。
だが、まだ同居を始めて一ヶ月あまりしか経っていない二人の関係はギクシャクしたものがあった。
「ねぇ、沙紀さん・・・俺達まだお互いの事よくわかってないよね・・・」
賢治が夕食を摂りながら、キッチンに立つ沙紀に声をかけてきた。
「・・・そ・・・そうよね・・・まだ、じっくり話もした事ないし・・・」
「・・・今日親父出張で居ないんでしょ・・・どぉかな・・・後で、俺の部屋で一緒に酒でも飲みながら話しでもしない・・・」
「・・・そ・・・そうね・・・」
「・・・気がすすまないなら無理しなくてもいいけど・・・ご馳走様・・・俺、先に風呂入らせてもらうね・・・」
賢治は食事を済ませると、直ぐに風呂場へ向い、沙紀がキッチンの片付けを済ませ終えないうちに2階の自室に戻っていった。
(・・・賢治君の言う通りね・・・私も賢治君の継母として、もっと賢治君とコミュニケーションを取らないといけないわ・・・)
沙紀はキッチンの片付けを済ませ、風呂から上がると、缶ビールと簡単なつまみをもって賢治の部屋のドアをノックした。
「・・・賢治君起きてる・・・ビール持ってきたんだけど・・・入ってもいいかしら・・・」
(・・・あぁ・・・沙紀さん・・・開いてるよ・・・どうぞ・・・)
賢治はTシャツをパンツという格好で笑顔で沙紀を部屋に迎い入れた。
二人は良く冷えたビールを飲みながら、会話を交わしていくと、年が近い事と酒の勢いも手伝って直ぐに意気投合していった。
「・・・沙紀さんって面白い人だね・・・あれ・・・もうビールないね・・・そうだ、俺のウィスキーにしようよ・・・」
「・・そうね・・・じゃぁ・・・私、グラスと氷持ってくるわね・・・」
沙紀は、一旦一階に降り、グラスと氷を持って部屋に戻った。
「・・・氷、持って・・・き・・・たわ・・・」
氷とグラスを持って戻った沙紀は、賢治の部屋を開けた瞬間上半身裸の賢治に言葉を詰まらせ目を伏せながらテーブルについた。
「・・・あ・・・ご・・・ごめん沙紀さん・・・ビールのせいかな・・・急に暑くなっちゃって・・・」
「・・・え・・えぇ・・・かまわないわ・・・」
沙紀の脳裏に、由美という女性を背後から責めていた賢治の記憶が蘇り、早まる鼓動を抑える事ができず、顔を真っ赤に染めていく。
「・・・沙紀さんも顔真っ赤だよ・・・暑いでしょ・・・上着脱げば・・・俺達親子なんだから・・・」
賢治は口元に妖しい笑みが浮かぶのを抑えるように沙紀を見つめながら水割りを作り始めた。
「・・・だ・・・大丈夫・・・だから・・・」
「・・・そう・・・じゃぁ・・・かんぱ~~い・・・」
沙紀は賢治と目を合わせないように水割りのグラスをかざし、心臓の鼓動を抑えるように一気に飲み干した。
「・・・す・・・凄いね、沙紀さん・・・結構飲めるんだ・・・」
沙紀は、脳裏から離れない賢治の肉棒を振り払うように、賢治が作る水割りを次々に飲み干し、30分と経たないうちに完全に出来上がってしまった。
「・・・あぁ・・・酔っ払っちゃった・・・あぁ~・・・・暑い・・・」
「脱げ脱げ・・・暑かったら脱げ~~」
「そうよね・・・私も脱いじゃおっと・・・」
沙紀は、賢治の妄想を振り払うどころか、酒に酔った勢いで完全に理性を無くし、自らTシャツを脱ぎ捨てブラジャー姿を賢治に曝してしまった。
「・・へぇ~・・・沙紀さんって着痩せするタイプなんだ・・・結構胸大きいんだね・・・」
「・・・どこ見てんのよ・・酔っ払い!スケベ!」
「沙紀さんも結構スケベだよね・・・」
「・・・何言ってんのよ・・・私は賢治君とは違います!」
「・・・・でも、・・・一昨日・・・俺の部屋、覗いてたの知ってるんだよ・・・」
「・・・えっ・・・・・・・・」
「・・・沙紀さん・・・俺達のセックス見て・・・階段でオナニーしてたじゃない・・・・」
「・・・ぐっ・・・・うぅっ・・・・」
沙紀は、賢治の部屋を覗いていた事を暴露され、何も言い返す事が出来ず言葉を詰まらせてしまった。
賢治はベッドに座るなりトランクを脱ぎ、萎えていながらも巨大な肉棒を右手で振り回しながら妖しい笑みを浮かべ沙紀を挑発し始めた。
(・・・あぁ・・・で・・・でかい・・・・・・・うぅっ・・・ほ・・・欲しい・・・・)
沙紀は、今にも賢治に飛び掛り、夢にまで見たその巨大な肉棒を頬張りたい衝動を必至に抑えるのに必至だった。
「何なら・・・味見してみる・・・これ・・・・」
「・・・そ・・・・そんな事・・・出来ません・・・」
「・・・じゅぁ・・・今日は由美さんのオナニーでも思い出しながら、自分で処理しようかな・・・」
「えっ!」
沙紀は、あまりの恥ずかしさに、つまみを取る為に用意してあったフォークを賢治目掛けて投げつけた。
「痛っ!」
沙紀の投げたフォークが偶然にも賢治の肉棒に突き刺さるように当たってしまった。
「・・・あぁ・・・ご・・・ごめん賢治君・・・私、そんなつもりじゃ・・・」
沙紀は股間を押え、苦痛に顔を歪める賢治に慌てて駆け寄った。
「・・・ひ・・・酷いな沙紀さん・・・・・・・あぁ~あ・・・血が出ちゃてるよ・・・」
賢治が押えていた股間から手を退けると、賢治の亀頭部分からうっすらと血が滲み始めていた。
「・・・し・・・消毒しないと・・・ま・・・待ってて・・・今救急箱持ってくるから・・・」
「・・・いいよ・・・こんなの、唾でもつけとけば直るから・・・」
「・・でも・・・わ・・・私・・・・」
「・・・気にしなくていいよ・・・でも、ちょっとは悪いと思ってるんなら・・・・沙紀さんの唾で消毒してくれない・・・・」
賢治はそう言いながら沙紀を見つめ、賢治の脚の間に跪いている沙紀の頭を押え、自らの股間に導くように引き寄せていった。
(・・・・あぁ・・・目の前に・・・・賢治君の・・・・ほ・・・欲しい・・・我慢出来ない・・・)
沙紀は、賢治が頭を押えた瞬間それが引き金となり、自ら引き寄せられる賢治の肉棒に口を寄せていった。
沙紀は右手で賢治の肉棒を掴み、鈴口を上に向けるように握ると、血の滲む亀頭に突き出した自らの舌を這わせ始めた。
「・・・賢治君・・・消毒よ・・・あぁ・・・・・消毒するだけだから・・・」
「・・・・解ってるって・・・・ちゃんと消毒してね・・・お継母さん・・・・」
「・・・あ・・・あぁ~ん・・・・・」
沙紀がチロチロと賢治の亀頭に舌を這わせると、次第に賢治の肉棒に力が漲り始め、肉棒を握り締めていた沙紀の右手にもその固さが伝わっていく。
「どんどん充血してきたよ・・・もっと舐めてくれないと・・・血が止まらないかも・・・」
賢治が小さな声で呟くと、沙紀は自ら口を大きく開き賢治の鈴口を飲み込むように口に含んだ。
「・・・・お・・・おぉ・・・いい感じだよ・・・沙紀さん・・・」
賢治はそう言いながら、自分の股間でゆっくりと頭を動かし始めた沙紀の背に手を回し、ブラのホックを外した。
沙紀は賢治の高度を咎める事も無く、ホックの外れたブラの肩ヒモから腕を抜いた。
賢治は、ブラから開放された沙紀の乳房に手を回し、その豊満な乳房を持ち上げる揉み始める。
「・・・・あ・・・あぁ・・・・もう・・・・もう・・・・」
沙紀は賢治の手が乳房を弄び始めると、全身に走る快感に身を捩じらせ我慢出来ないと言わんばかりに賢治の怒張を口から吐き出し、嗚咽を漏らした。
「・・・我慢出来ないんだね沙紀さん・・・じゃぁ・・・ここに立って・・・・」
賢治は自分の脚の間に座り込んでいた沙紀をゆっくりと立たせ、沙紀のパジャマのズボンに手をかけると、ゆっくり降ろし始めた。
「・・・あ・・・あぁ・・・は・・・恥ずかしい・・・・」
賢治が膝まで降ろすと、沙紀の足元に自然にパジャマが落ち、陰毛の透けて見えるショーツが賢治の目の前に曝された。
賢治は、躊躇う事無く沙紀のショーツに手をかけ、ゆっくりと下ろしていく。
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・・いやぁ~・・・・」
沙紀は言葉とは裏腹に、賢治のショーツを下ろす手を助けるように腰をくねらせ、賢治の頭にしがみ付いてきた。
賢治は全裸に剥いた沙紀の乳房に吸い付き、豊満な乳房を押し潰すように揉みながら乳首を舌で転がし始めた。
「・・・あ・・・あぁ・・・うっ・・・うぅっ・・・・はぁっ・・・・」
沙紀は、乳房にしゃぶりつく賢治の髪の毛を掻き毟りながら、乳房から伝わる快感に身体をくねらせている。
賢治は沙紀を立たせたまま右手だけを沙紀の股間に忍ばせ、熱く火照った淫裂を弄り始めた。
「・・・あっ・・・あ・・・あぁ~ん・・・だ・・・だめ・・・い・・・いやぁっ・・・・」
「・・・沙紀さん・・・もうこんなに濡らして・・・よっぽど我慢してたんだね・・・」
「・・・あぁ~ん・・・い・・・いやぁ~・・・恥ずかしいぃ~・・・」
「・・・じゃぁ・・・今度は僕が消毒してあげるね・・・」
賢治は沙紀をベッドに仰向けに寝かせ、沙紀の脚の間に身体を割り込ませると足首を掴んで大きく開き、沙紀の火照った淫裂に視線を向けた。
「・・・い・・いやぁ~・・・み・・・見ないでぇ~・・・・」
「・・・・綺麗だよ・・・沙紀さんのお○んこ・・・・」
賢治はそう言うと沙紀の淫裂にしゃぶりつき、愛液を滴らせる蜜壷に硬く尖らせた舌を突き入れながら、溢れる愛液を音をたてて啜り始めた。
「はぁぅっ・・・・うぅっ・・・・んっ・・・あぁっ・・・い・・・いいっ・・・」
沙紀は、待ち望んでいた淫裂からの強い快感に、身体をくねらせながら喘ぎ、その快感を貪るように淫裂を賢治の顔に押し付けていった。
賢治は沙紀の淫裂を舌で愛撫しながら、目の前で包皮を飛びだした淫核を鼻で弄るように刺激し始める。
「・・・・あぁっ・・・い・・・いいーーっ・・・ぐぅぁっ・・・いいっ・・・」
「沙紀さん・・・感じ易いんだね・・・愛液が溢れてるよ・・・・こんなに・・・全部飲んであげるからね・・・・」
「・・・・あ・・・・あぁ・・・わ・・私も・・・飲みたい・・・賢治君の・・・・飲みたいの~・・・」
「・・・沙紀さん・・・俺のザーメン飲んでくれるの・・・・嬉しいな・・・じゃぁ・・・俺も沙紀さんが喜んでくれるように頑張らないとね・・・」
賢治は沙紀の淫裂から口を離すと、巨大な肉棒の鈴口を沙紀の膣口にあてがい、小さな沙紀の淫裂をこじ開けるように腰を突き出し始めた。
「・・・はぁぅっ・・・がっ・・・き・・・キツイッ・・・ぐぅはぅっ・・・」
「・・・大丈夫・・・キツイのは最初だけだから・・・ゆっくりと入れていくからね・・・」
沙紀は賢治を押し返すように膝に手をあてていたが、賢治は強引に肉棒を押し込んでいく。
「・・・はぁっ・・・い・・・痛いっ・・・ま・・・まって・・・・き・・・きつすぎる・・・・」
「大丈夫だよ・・・・もう先っぽは入ったから・・・・」
賢治は苦痛に顔を歪める沙紀の顔を見下ろしながら、硬く怒張した肉棒を小刻みに出し入れを繰り返しながら亀頭部分を挿入させていた。
「・・・・どお・・・だんだん慣れてきた?・・・・」
10分ほど膣の入り口で賢治が抜き差しを繰り返していると沙紀の表情が和らぎ、次第に賢治の肉棒も半分ほどが沙紀の膣の中に埋まっていた。
「・・・えっ・・・あぁ・・・・もう・・・全部入ってるんじゃないの?・・・あぁっ・・・」
「・・・まだ、半分だよ・・・じゃぁ・・・いくよ・・・」
「ぎゃーーーっ・・・・・ひっ・・・いーーーっ・・・・」
賢治が腰を一気に突き出し怒張の全てを沙紀の中に挿入した瞬間、沙紀は白目を剥きながら絶叫した。
「・・・こ・・・壊れる・・・・あ・・・あぁ・・・・」
沙紀は、空気を貪るように口をぱくぱくと開き力なく喘ぎながら、賢治の肉棒を全てを膣内に迎い入れた。
「・・・沙紀さん・・・気持ちよくなるのはこれからだよ・・・・」
賢治は、気を失う寸前の沙紀にかまう事無く腰を使い始めた。
「・・・・あ・・・あぁっ・・・い・・・いいっ・・・」
「・・・良くなって来たかい・・・沙紀さん・・・もっと激しく・・・してあげるからね・・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・いく・・いく・・・いくーーーっ・・・・」
沙紀は賢治が腰を使いはじめた途端、これまで経験した事のない高みへと昇り詰めた。
「・・・なんだ・・・・もうイちゃったの、沙紀さん・・・・でも、未だ足らないでしょ・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・・・いいっ・・・・」
(・・・こ・・これが本当のオーガズムなのね・・・)
「沙紀さん・・俺のザーメン飲みたいんでしょ・・・」
「・・・あぁ・・・あぅっ・・・の・・・飲みたいゎ・・・あぅ・・・沢山・・頂戴っ・・・」
沙紀は脳天に電気が突き抜けるような激しい快感に包まれながら、夜が明けるまで賢治に貫かれ、そして賢治の放出した精液を全て飲み干していった。
(沙紀のヤツ・・・びっくりするかな・・・)
仕事が思ったよりも早く終わった正樹は、一週間の予定だった出張を二日ほど早く切り上げ家路についていた。
「・・・沙紀・・・・ただいま・・・・」
「・・・あ・・・お・・・お帰りなさい・・・・」
正樹は沙紀を驚かそうと、こっそりと家に忍び込み、キッチンにいる沙紀に声をかけた。
「・・びっくりしたじゃありませんか・・・貴方・・・お仕事は・・・」
「あぁ・・・予定よりも早くカタがついたんだ・・・おっ・・賢治じゃないか・・・そこで何やてるんだ?」
「・・あぁ・・お帰り親父・・・今、沙紀さんの手伝いをしてるところ・・・」
「・・・なんだ・・・俺が留守の間に随分仲良くなったんだな・・・」
正樹は上着を脱ぎソファに腰掛けながら二人に笑顔を向けた。
「・・・そう言えば・・加藤君覚えてるか沙紀・・・今回一緒に出張に行ったんだが・・・」
「・・えぇ・・・確か同期入社でしたから・・・」
「・・・加藤君・・・お前に惚れてたらしいな・・・『羨ましい、羨ましい』って、随分口うるさく言われたよ・・・」
「・・・そ・・・そうなんですか・・・」
沙紀は正樹の顔を見ようともせずに、顔を伏せたまま気の無い返事を返した。
「・・・あぁ腹へったな・・・夕飯の用意は未だか・・・」
「・・・もう直ぐできるから・・・親父着替えてきなよ・・・」
「そうだな・・・・」
正樹が着替えの為に2階へ上がっていくと、賢治が沙紀の耳元で囁いた。
(俺も親父が羨ましかった・・・沙紀さんのような美人と再婚して・・・)
(・・・私も・・・・)
沙紀もキッチンのシンクに両手を付きながら小さな声で呟いた。
(・・・・私も・・・賢治君に犯されるあの彼女が羨ましかった・・・)
(・・・嬉しいよ沙紀・・・)
そう呟いた賢治の右手は沙紀のスカートの中に忍び込み、愛液を溢れさせる淫裂をかき回し続けていた。
終わり。
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