小説(転載) 初めてのバイブ
官能小説
初めてのバイブ
「・・・なぁ有希ぃ~・・・・頼むよぉ~・・・折角買って来たんだからさぁ~・・・」
「絶対いやっ!・・・・そんな物買ってくるなんて信じられない!」
有希は夫の伸治に物凄い形相で軽蔑の眼差しを向け、伸治の買って来たバイブレータをゴミ箱に放り投げた。
「解ったよ!もういい!・・・・折角お前の為に買って来たのに・・・」
「何が私の為よ・・・この変態!」
二人は同じベッドの中で布団を被りながら互いに背を向け、不貞腐れながら寝入っていく。
有希は、結婚する前からセックスに対してはかなり晩熟で、二人が付き合っている時は勿論結婚後も二人で風呂に入った事も無く、オーラルセックスを要求されても応じる事はなかった。
「・・・じゃぁ・・・行ってくるよ・・・・」
「・・・・・・・・・」
翌朝、伸治が出勤する時も有希は声を掛ける事もせず送り出した。
(・・・まったく・・・・あの人のおかげで腹が立って、昨日は全然眠れなかったわ・・・・)
有希は、朝食の片付けをしながら未だに昨夜の伸治に腹を立てていた。
目を合わせようともしない有希に腹を立てた伸治はドアを叩き付けるように閉た。
有希はそんな伸治に態度に更に腹を立てていく。
(まったく・・・何考えてんのよ!)
有希は伸治が出て行った後、ドアに鍵を掛けるのも忘れ掃除をする為に寝室に向った。
有希は身体を動かす事で怒りを抑えようと寝室に掃除機をかけ始めると、ゴミ箱の陰に昨夜放り投げたバイブレータが目に止まった。
(・・・もう・・・どおするのよこれ・・・・ゴミに出してもしご近所の人に見つかったら・・・・)
有希はそんな事を考えながらそのバイブレータを手に取り、ゴミ箱に捨てようと1階に降りて行った。
有希は汚らわしいものでも触るかのようにスイッチ部の先を摘みながら階段を下りていったが、最初の階段を下りた僅かな衝撃で見た目以上に重いバイブが、摘んだ指からすり抜け一階まで落ちていってしまった。
(何なのよ・・・まったく・・・なんで私があんなもの片付けなきゃいけないのよ!)
一階まで転げ落ちた拍子にバイブのスイッチが入り、階下で静かな振動音を響かせながら蠢き始めたのを確認すると有希はさらに激しい怒りが込み上げてきた。
有希は静かな振動音を立て大きく円を描くように畝っているバイブを見つめながらゆっくりと階段をおり、その蠢くバイブを手にとった。
有希が拾い上げたバイブは、大きくうねるだけでなく、激しい振動を有希の手に伝えていた。
「ひゃっ!」
有希は真っ黒なバイブの振動が手に伝わった瞬間、驚きとともに手を離してしまった。
(・・・な・・・何これ・・・・動くのは知ってたけど・・・凄い振動・・・)
有希は有香に落ちて大きくうねるバイブを再び手に取ると、そのスイッチを切ろうと数個あるスイッチを適当にスライドさせてみた。
(・・・・きゃっ・・・な・・・何?・・・・)
有希の手の中でバイブは振動と止めるどころか、その胴体部分のゴツゴツとした部分までがうねり出しはじめた。
(・・・・こ・・・・こんなに・・・凄いの・・・・こんなのが中に入ったたら痛いだけじゃないの・・・・)
つい先ほどまで触る事にも抵抗があったバイブのあまりに激しい動きに、有希は次第に興味を覚え始めて行く。
有希は、各スイッチをスライドさせながらバイブレータの機能とその動きを頭に叩き込むように覚えると、キッチンの洗剤で綺麗に洗い始めた。
(・・・ち・・・違うの・・・た・・・ただ・・・ただの社会勉強よ・・・そ・・そうよ・・・けして、興味がある訳じゃないんだから・・・)
有希は丹念に洗ったバイブレータを片手にソファに座り、振動させるスイッチを1段階スライドさせた。
(・・・そうよ・・・・痛かったら、直ぐに止めるんだから・・・・)
有希は恐る恐るそのバイブを服の上から乳房に這わせ始めた。
「・・・ううっ・・・は・・・はぁぅっ・・・・」
洋服とブラジャーを着けているにもかかわらず有希の乳首に重く響くような振動が伝わり、夫の伸治の愛撫では感じた事のない全身が痺れるような感覚に、有希は我を忘れて振動のさせるスイッチを最大になるまでスライドさせていった。
「・・・はっ・・・あぁっ・・す・・・すごい・・・はぁぅっ・・・あぁっ・・・」
(・・・あぁ・・・凄い・・・こ・・・こんなのが・・・直接触れたら・・・・)
有希は無意識のうちにバイブを持っていない方の手で洋服のボタンを外し、ブラのフロントのホックを外すと、既に硬くしこっている乳首にそっとバイブを当てはじめた。
「・・・あぁぁぁぁぁ・・・・はぁぅ・・・あ・・・あぁぁぁぁぁ・・・・」
(・・・・す・・・すごい・・全身が蕩けそう・・・・こ・・・これが・・・本当の・・・快感・・・・)
有希は、ソファに腰掛けている事もままならず、大きな喘ぎ声を上げながらソファに横になり、脚を拡げるように右足をソファの背もたれにかけた。
(・・・乳首でこんなに感じるんなら・・・あそこは・・どうなっちゃうんだろ・・・・)
有希はソファに横になり、右足を開いたせいで大きく捲れ上がったスカートを更に腰までたくし上げ、すでにクロッチの部分に小さなシミが広がりつつあるその部分に激しく振動するバイブを静かにあてていく。
「・・・はぁっ・・・あ・・・あ・・・・・あぁぁぁぁ・・・い・・・いいっ・・・・」
有希は淫裂から襲ってきた激しい快感に悲鳴のような喘ぎ声をあげ、身体を仰け反らせた。
(・・・あ・・・あぁ・・・・す・・・すごい・・・いままで・・・こんなに感じた事なんて・・・・無かった・・・)
有希はパンティの上から激しく振動するバイブを上下に移動させながら淫裂に強く押し付け、今まで達した事のない領域に自らを追い込もうとしていた。
(・・・あ・・・あぁ・・・・な・・・なに・・・これが・・・イクってっていう・・・事なの・・・)
「・・あ・・あぁ・・・・い・・・いい・・いいぃぃぃぃ・・・あぁぁぁぁぁぁ・・・・」
(・・・あ・・・・あぁ・・・・イッた・・・・あぁ・・・私・・・イッたんだ・・・・・)
目の前が真っ白になり、宙に浮くような高揚感に漂いながら、有希は絶頂の余韻に浸っていた。
(・・・セックスが、こんなに気持ちいいものだったなんて・・・)
有希はソファに横になったまま愛液に濡れたパンティを脱ぐと、未だに熱く火照った愛液の溢れる膣口にスイッチを切ったバイブの先をあてがった。
(・・・あぁ・・・・私・・・・我慢出来ない・・・・)
それほど大きくは無いバイブが有希の愛液が潤滑油となってすんなりと挿入されていった。
(・・・あぁ・・・お・・・大きさは・・・伸治のものより・・・大分小さい・・・・)
有希は右手に持ったバイブを少しずつゆっくりと抜き差しを繰り返していくが、振動していないバイブからは期待したほどの快感を得る事は出来なかった。
有希は、バイブを挿入したまま振動するスイッチをスライドさせた。
「あぅっ・・・・は・・はぁっ・・・あ・・・あぁ・・・・い・・・いいっ・・・・」
有希の全身に再び蕩けるような快感が駆け抜け、有希は大きく喘ぎながらそのバイブから伝わる快感を貪るように激しく抜き差しを繰り返していく。
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・いいっ・・・また・・・イッちゃう・・・いく・・・いく・・・・いくーーーっ・・・」
有希は、膣の中で激しく振動したバイブの快感に直ぐに絶頂に達し、そのバイブを反射的に抜くとそのまま気を失ってしまった。
「・・・有希さん・・・おらんのか・・・あれ・・・鍵は・・・開いてる・・・おかしいの・・・・」
伸治の父である保幸が、田舎から送ってきた干物を届けに伸治の家に寄ったのは昼前の事だった。
「・・・有希さん・・・おらんのか・・・上がらせてもらうぞ・・・まったく無用心じゃな・・・」
保幸は、玄関で小言を吐きながら勝手の知っている息子の家のリビングに向った。
「・・・こんにちは・・・ゆ・・・・き・・・・」
保幸はリビングの扉を開けた瞬間、目に飛び込んで来た光景に絶句し、ソファーに横たわっている有希を見つめた。
有希は上半身の衣服の前がはだけ、下半身は脚を大きく開いたまま淫裂を曝し、その淫裂の下には有希のものであろう愛液に塗れ光ったバイブレータが小さな振動音をたてながら濡れたソファの上で蠢いていた。
(・・・な・・・何があったんじゃ・・・)
保幸は強姦ではないかと咄嗟に耳を澄ませ気配を伺ったが、人の気配は感じられなかった。
保幸は潜んでいるかもしれない強姦に備え、脚を忍ばせながら有希の許へ近づいていった。
「・・・あ・・・・あぁ・・・・い・・・いいぃ・・・・」
(・・・な・・なんと・・・言ったんじゃ・・・有希さん・・・強姦にやられたんじゃないのか・・・じ・・・自分で・・・)
小さな声でうわ言のように呟いた有希の一言に、保幸は見てはいけない嫁の淫裂を凝視した。
保幸は有希の下半身にしゃがみ込み、未だに暖かな愛液を滴らせる淫裂を見ているうちに自らの股間が力強く漲っていく事を抑える事が出来なくなっていった。
保幸は有希の淫裂から滴り落ちた英気に塗れた、スイッチの入ったままのバイブを手に取り、まだ有希の温もりが感じられるそのバイブを有希の淫裂にあてがい一気に押し込んだ。
「・・・んんっ・・・は・・・はぁっ・・・・んんっ・・・」
有希は意識が戻っていないにもかかわらず、大きく喘ぎながら身体を仰け反らせた。
(・・・・有希さん・・・そんなにいいのか・・・そんなに気持ちいいのか・・・・)
保幸は、有希の淫裂にバイブを差し込んだままバイブの別のスイッチもスライドさせた。
「・・・んーーーーーっ・・・・あ・・あぁ・・・・」
有希は淫裂から襲ってきた物凄い振動に身を捩りながら悶え、次第に意識を取り戻していった。
(・・あ・・・あぁ・・・・また・・・お・・襲ってきた・・・あぁ・・・あ・・・・あれ・・・私じゃない・・・)
有希は官能に悶える自分の手があの振動を伝えるバイブではなくソファを掴んでいる事に気付き、慌てて目を開けた。
「・・・お・・お義父さん・・・う・・・うぅっ・・・・あぁ・・・」
「・・・おぉ・・・気付いたんだね有希さん・・・もう大丈夫・・・お義父さんが来たんだから・・・」
「・・・ま・・・待って・・下さい・・・あ・・あぁ・・や・・止めて・・・うぅっ・・・」
「・・・大丈夫・・・強姦に襲われたんだろ有希さん・・・もし強姦が中に出してたら大変だから・・・有希さんの愛液で全部流しちゃおうね・・・・」
「・・え・・・えぇ・・・あ・・あぁ・・・で・・・でも・・・あぁ・・・イヤッ・・・」
「・・・そ・・・そうだ・・・お義父さんが直接見てあげよう・・・強姦の精液が残っていないか・・・」
有希は絶頂に達した後の脱力感と、新たに保幸が挿入したバイブからの刺激で身体が思うように動かず、保幸の手から逃れる事が出来ない。
保幸は、大きく開かれた有希の脚の間に身体を割り込ませ、バイブを引き抜くと同時に有希の淫裂にしゃぶりついた。
「・・・あっ・・・あ・・・あぁ・・・・お・・お義父さん・・・やめて・・・止めてください・・・」
「・・・・大丈夫・・・強姦に襲われた事は誰にも言わんから・・・儂と有希さんの二人だけの秘密にしよう・・・」
保幸はそう言いながら、淫裂の頂上で包皮から大きく飛び出した淫核に吸い付いていく。
「あぁぁぁぁぁ・・・な・・・何・・・・い・・いぃぃぃぃぃぃ・・・・」
(・・・な・・・舐められるって・・・こんなに感じるの・・・・)
有希は保幸のザラザラとした舌の感触が勃起した淫核から伝わると、バイブの振動から伝わる快感とともに早くも絶頂に達しようとしていた。
「・・あ・・・あぁ・・・・お・・お義父さん・・・い・・イっちゃう・・・・有希・・・イッちゃう・・・」
「・・・・あぁ・・・いっぱいイキなさい・・・そしていっぱい愛液を流しなさい・・・」
「・・あ・・あぁっ・・・・い・・・いく・・・いく・・・いくーーーっ・・・」
有希は激しい痙攣とともに絶頂に達し、保幸の舌とバイブから逃れるようにソファから転げ落ち、うつ伏せになったまま絶頂の余韻に浸っていた。
「・・・有希さん・・・まだまだ足りんぞ・・・・強姦の精液が未だ残っちょるようじゃ・・・儂が残らず掻き出してやるから・・・」
保幸はそう言いながらぐったりと倒れ込み、肩で息をしている有希を見下ろしながら、ズボンとパンツを膝まで降ろしていた。
(・・・・あ・・・あぁ・・・・も・・・もう・・・ダメ・・・力が・・・入らない・・・・)
保幸は有希の腰を掴み尻を突き出させるように四つん這いにさせると、自らの怒張を愛液の溢れる有希の蜜壷へ突きたてて行った。
「・・・あぁぅっ・・・・は・・・はぁぅっ・・・・・あ・・あぁ・・・い・・いいいぃっ・・・・」
「・・・お・・・おぉ・・・有希さん・・・・す・・・凄く・・・熱い・・・中が・・・」
「・・・あぁ・・・お義父さん・・・私も・・・・熱い・・・お義父さんの・・・あ・・・あぁ・・熱い・・・・」
「・・・どうじゃ・・・奥まで届いてるか・・・・奥を引っ掻くように擦っちょつか・・・・」
「・・・あ・・あぁ・・・・い・・いいぃっ・・・奥まで・・・奥まで届いて・・・いいっ・・・」
保幸は有希の突き出した尻の肉に爪を立てながら、自分でも信じられないほどに起立した肉棒を突き立て快楽の世界に陶酔していった。
(・・・やっぱり、俺が悪かったよな・・・いきなりあんなもの出しちゃ、有希が腹を立てるのもしかたないよな・・・)
伸治は営業の途中に、有希の好きなケーキを買って自宅に寄る途中だった。
伸治が自宅の玄関を開けると見慣れた父の靴と、絶対にあり得ない男と女の喘ぎが耳に届いていた。
終り・・・。
「・・・なぁ有希ぃ~・・・・頼むよぉ~・・・折角買って来たんだからさぁ~・・・」
「絶対いやっ!・・・・そんな物買ってくるなんて信じられない!」
有希は夫の伸治に物凄い形相で軽蔑の眼差しを向け、伸治の買って来たバイブレータをゴミ箱に放り投げた。
「解ったよ!もういい!・・・・折角お前の為に買って来たのに・・・」
「何が私の為よ・・・この変態!」
二人は同じベッドの中で布団を被りながら互いに背を向け、不貞腐れながら寝入っていく。
有希は、結婚する前からセックスに対してはかなり晩熟で、二人が付き合っている時は勿論結婚後も二人で風呂に入った事も無く、オーラルセックスを要求されても応じる事はなかった。
「・・・じゃぁ・・・行ってくるよ・・・・」
「・・・・・・・・・」
翌朝、伸治が出勤する時も有希は声を掛ける事もせず送り出した。
(・・・まったく・・・・あの人のおかげで腹が立って、昨日は全然眠れなかったわ・・・・)
有希は、朝食の片付けをしながら未だに昨夜の伸治に腹を立てていた。
目を合わせようともしない有希に腹を立てた伸治はドアを叩き付けるように閉た。
有希はそんな伸治に態度に更に腹を立てていく。
(まったく・・・何考えてんのよ!)
有希は伸治が出て行った後、ドアに鍵を掛けるのも忘れ掃除をする為に寝室に向った。
有希は身体を動かす事で怒りを抑えようと寝室に掃除機をかけ始めると、ゴミ箱の陰に昨夜放り投げたバイブレータが目に止まった。
(・・・もう・・・どおするのよこれ・・・・ゴミに出してもしご近所の人に見つかったら・・・・)
有希はそんな事を考えながらそのバイブレータを手に取り、ゴミ箱に捨てようと1階に降りて行った。
有希は汚らわしいものでも触るかのようにスイッチ部の先を摘みながら階段を下りていったが、最初の階段を下りた僅かな衝撃で見た目以上に重いバイブが、摘んだ指からすり抜け一階まで落ちていってしまった。
(何なのよ・・・まったく・・・なんで私があんなもの片付けなきゃいけないのよ!)
一階まで転げ落ちた拍子にバイブのスイッチが入り、階下で静かな振動音を響かせながら蠢き始めたのを確認すると有希はさらに激しい怒りが込み上げてきた。
有希は静かな振動音を立て大きく円を描くように畝っているバイブを見つめながらゆっくりと階段をおり、その蠢くバイブを手にとった。
有希が拾い上げたバイブは、大きくうねるだけでなく、激しい振動を有希の手に伝えていた。
「ひゃっ!」
有希は真っ黒なバイブの振動が手に伝わった瞬間、驚きとともに手を離してしまった。
(・・・な・・・何これ・・・・動くのは知ってたけど・・・凄い振動・・・)
有希は有香に落ちて大きくうねるバイブを再び手に取ると、そのスイッチを切ろうと数個あるスイッチを適当にスライドさせてみた。
(・・・・きゃっ・・・な・・・何?・・・・)
有希の手の中でバイブは振動と止めるどころか、その胴体部分のゴツゴツとした部分までがうねり出しはじめた。
(・・・・こ・・・・こんなに・・・凄いの・・・・こんなのが中に入ったたら痛いだけじゃないの・・・・)
つい先ほどまで触る事にも抵抗があったバイブのあまりに激しい動きに、有希は次第に興味を覚え始めて行く。
有希は、各スイッチをスライドさせながらバイブレータの機能とその動きを頭に叩き込むように覚えると、キッチンの洗剤で綺麗に洗い始めた。
(・・・ち・・・違うの・・・た・・・ただ・・・ただの社会勉強よ・・・そ・・そうよ・・・けして、興味がある訳じゃないんだから・・・)
有希は丹念に洗ったバイブレータを片手にソファに座り、振動させるスイッチを1段階スライドさせた。
(・・・そうよ・・・・痛かったら、直ぐに止めるんだから・・・・)
有希は恐る恐るそのバイブを服の上から乳房に這わせ始めた。
「・・・ううっ・・・は・・・はぁぅっ・・・・」
洋服とブラジャーを着けているにもかかわらず有希の乳首に重く響くような振動が伝わり、夫の伸治の愛撫では感じた事のない全身が痺れるような感覚に、有希は我を忘れて振動のさせるスイッチを最大になるまでスライドさせていった。
「・・・はっ・・・あぁっ・・す・・・すごい・・・はぁぅっ・・・あぁっ・・・」
(・・・あぁ・・・凄い・・・こ・・・こんなのが・・・直接触れたら・・・・)
有希は無意識のうちにバイブを持っていない方の手で洋服のボタンを外し、ブラのフロントのホックを外すと、既に硬くしこっている乳首にそっとバイブを当てはじめた。
「・・・あぁぁぁぁぁ・・・・はぁぅ・・・あ・・・あぁぁぁぁぁ・・・・」
(・・・・す・・・すごい・・全身が蕩けそう・・・・こ・・・これが・・・本当の・・・快感・・・・)
有希は、ソファに腰掛けている事もままならず、大きな喘ぎ声を上げながらソファに横になり、脚を拡げるように右足をソファの背もたれにかけた。
(・・・乳首でこんなに感じるんなら・・・あそこは・・どうなっちゃうんだろ・・・・)
有希はソファに横になり、右足を開いたせいで大きく捲れ上がったスカートを更に腰までたくし上げ、すでにクロッチの部分に小さなシミが広がりつつあるその部分に激しく振動するバイブを静かにあてていく。
「・・・はぁっ・・・あ・・・あ・・・・・あぁぁぁぁ・・・い・・・いいっ・・・・」
有希は淫裂から襲ってきた激しい快感に悲鳴のような喘ぎ声をあげ、身体を仰け反らせた。
(・・・あ・・・あぁ・・・・す・・・すごい・・・いままで・・・こんなに感じた事なんて・・・・無かった・・・)
有希はパンティの上から激しく振動するバイブを上下に移動させながら淫裂に強く押し付け、今まで達した事のない領域に自らを追い込もうとしていた。
(・・・あ・・・あぁ・・・・な・・・なに・・・これが・・・イクってっていう・・・事なの・・・)
「・・あ・・あぁ・・・・い・・・いい・・いいぃぃぃぃ・・・あぁぁぁぁぁぁ・・・・」
(・・・あ・・・・あぁ・・・・イッた・・・・あぁ・・・私・・・イッたんだ・・・・・)
目の前が真っ白になり、宙に浮くような高揚感に漂いながら、有希は絶頂の余韻に浸っていた。
(・・・セックスが、こんなに気持ちいいものだったなんて・・・)
有希はソファに横になったまま愛液に濡れたパンティを脱ぐと、未だに熱く火照った愛液の溢れる膣口にスイッチを切ったバイブの先をあてがった。
(・・・あぁ・・・・私・・・・我慢出来ない・・・・)
それほど大きくは無いバイブが有希の愛液が潤滑油となってすんなりと挿入されていった。
(・・・あぁ・・・お・・・大きさは・・・伸治のものより・・・大分小さい・・・・)
有希は右手に持ったバイブを少しずつゆっくりと抜き差しを繰り返していくが、振動していないバイブからは期待したほどの快感を得る事は出来なかった。
有希は、バイブを挿入したまま振動するスイッチをスライドさせた。
「あぅっ・・・・は・・はぁっ・・・あ・・・あぁ・・・・い・・・いいっ・・・・」
有希の全身に再び蕩けるような快感が駆け抜け、有希は大きく喘ぎながらそのバイブから伝わる快感を貪るように激しく抜き差しを繰り返していく。
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・いいっ・・・また・・・イッちゃう・・・いく・・・いく・・・・いくーーーっ・・・」
有希は、膣の中で激しく振動したバイブの快感に直ぐに絶頂に達し、そのバイブを反射的に抜くとそのまま気を失ってしまった。
「・・・有希さん・・・おらんのか・・・あれ・・・鍵は・・・開いてる・・・おかしいの・・・・」
伸治の父である保幸が、田舎から送ってきた干物を届けに伸治の家に寄ったのは昼前の事だった。
「・・・有希さん・・・おらんのか・・・上がらせてもらうぞ・・・まったく無用心じゃな・・・」
保幸は、玄関で小言を吐きながら勝手の知っている息子の家のリビングに向った。
「・・・こんにちは・・・ゆ・・・・き・・・・」
保幸はリビングの扉を開けた瞬間、目に飛び込んで来た光景に絶句し、ソファーに横たわっている有希を見つめた。
有希は上半身の衣服の前がはだけ、下半身は脚を大きく開いたまま淫裂を曝し、その淫裂の下には有希のものであろう愛液に塗れ光ったバイブレータが小さな振動音をたてながら濡れたソファの上で蠢いていた。
(・・・な・・・何があったんじゃ・・・)
保幸は強姦ではないかと咄嗟に耳を澄ませ気配を伺ったが、人の気配は感じられなかった。
保幸は潜んでいるかもしれない強姦に備え、脚を忍ばせながら有希の許へ近づいていった。
「・・・あ・・・・あぁ・・・・い・・・いいぃ・・・・」
(・・・な・・なんと・・・言ったんじゃ・・・有希さん・・・強姦にやられたんじゃないのか・・・じ・・・自分で・・・)
小さな声でうわ言のように呟いた有希の一言に、保幸は見てはいけない嫁の淫裂を凝視した。
保幸は有希の下半身にしゃがみ込み、未だに暖かな愛液を滴らせる淫裂を見ているうちに自らの股間が力強く漲っていく事を抑える事が出来なくなっていった。
保幸は有希の淫裂から滴り落ちた英気に塗れた、スイッチの入ったままのバイブを手に取り、まだ有希の温もりが感じられるそのバイブを有希の淫裂にあてがい一気に押し込んだ。
「・・・んんっ・・・は・・・はぁっ・・・・んんっ・・・」
有希は意識が戻っていないにもかかわらず、大きく喘ぎながら身体を仰け反らせた。
(・・・・有希さん・・・そんなにいいのか・・・そんなに気持ちいいのか・・・・)
保幸は、有希の淫裂にバイブを差し込んだままバイブの別のスイッチもスライドさせた。
「・・・んーーーーーっ・・・・あ・・あぁ・・・・」
有希は淫裂から襲ってきた物凄い振動に身を捩りながら悶え、次第に意識を取り戻していった。
(・・あ・・・あぁ・・・・また・・・お・・襲ってきた・・・あぁ・・・あ・・・・あれ・・・私じゃない・・・)
有希は官能に悶える自分の手があの振動を伝えるバイブではなくソファを掴んでいる事に気付き、慌てて目を開けた。
「・・・お・・お義父さん・・・う・・・うぅっ・・・・あぁ・・・」
「・・・おぉ・・・気付いたんだね有希さん・・・もう大丈夫・・・お義父さんが来たんだから・・・」
「・・・ま・・・待って・・下さい・・・あ・・あぁ・・や・・止めて・・・うぅっ・・・」
「・・・大丈夫・・・強姦に襲われたんだろ有希さん・・・もし強姦が中に出してたら大変だから・・・有希さんの愛液で全部流しちゃおうね・・・・」
「・・え・・・えぇ・・・あ・・あぁ・・・で・・・でも・・・あぁ・・・イヤッ・・・」
「・・・そ・・・そうだ・・・お義父さんが直接見てあげよう・・・強姦の精液が残っていないか・・・」
有希は絶頂に達した後の脱力感と、新たに保幸が挿入したバイブからの刺激で身体が思うように動かず、保幸の手から逃れる事が出来ない。
保幸は、大きく開かれた有希の脚の間に身体を割り込ませ、バイブを引き抜くと同時に有希の淫裂にしゃぶりついた。
「・・・あっ・・・あ・・・あぁ・・・・お・・お義父さん・・・やめて・・・止めてください・・・」
「・・・・大丈夫・・・強姦に襲われた事は誰にも言わんから・・・儂と有希さんの二人だけの秘密にしよう・・・」
保幸はそう言いながら、淫裂の頂上で包皮から大きく飛び出した淫核に吸い付いていく。
「あぁぁぁぁぁ・・・な・・・何・・・・い・・いぃぃぃぃぃぃ・・・・」
(・・・な・・・舐められるって・・・こんなに感じるの・・・・)
有希は保幸のザラザラとした舌の感触が勃起した淫核から伝わると、バイブの振動から伝わる快感とともに早くも絶頂に達しようとしていた。
「・・あ・・・あぁ・・・・お・・お義父さん・・・い・・イっちゃう・・・・有希・・・イッちゃう・・・」
「・・・・あぁ・・・いっぱいイキなさい・・・そしていっぱい愛液を流しなさい・・・」
「・・あ・・あぁっ・・・・い・・・いく・・・いく・・・いくーーーっ・・・」
有希は激しい痙攣とともに絶頂に達し、保幸の舌とバイブから逃れるようにソファから転げ落ち、うつ伏せになったまま絶頂の余韻に浸っていた。
「・・・有希さん・・・まだまだ足りんぞ・・・・強姦の精液が未だ残っちょるようじゃ・・・儂が残らず掻き出してやるから・・・」
保幸はそう言いながらぐったりと倒れ込み、肩で息をしている有希を見下ろしながら、ズボンとパンツを膝まで降ろしていた。
(・・・・あ・・・あぁ・・・・も・・・もう・・・ダメ・・・力が・・・入らない・・・・)
保幸は有希の腰を掴み尻を突き出させるように四つん這いにさせると、自らの怒張を愛液の溢れる有希の蜜壷へ突きたてて行った。
「・・・あぁぅっ・・・・は・・・はぁぅっ・・・・・あ・・あぁ・・・い・・いいいぃっ・・・・」
「・・・お・・・おぉ・・・有希さん・・・・す・・・凄く・・・熱い・・・中が・・・」
「・・・あぁ・・・お義父さん・・・私も・・・・熱い・・・お義父さんの・・・あ・・・あぁ・・熱い・・・・」
「・・・どうじゃ・・・奥まで届いてるか・・・・奥を引っ掻くように擦っちょつか・・・・」
「・・・あ・・あぁ・・・・い・・いいぃっ・・・奥まで・・・奥まで届いて・・・いいっ・・・」
保幸は有希の突き出した尻の肉に爪を立てながら、自分でも信じられないほどに起立した肉棒を突き立て快楽の世界に陶酔していった。
(・・・やっぱり、俺が悪かったよな・・・いきなりあんなもの出しちゃ、有希が腹を立てるのもしかたないよな・・・)
伸治は営業の途中に、有希の好きなケーキを買って自宅に寄る途中だった。
伸治が自宅の玄関を開けると見慣れた父の靴と、絶対にあり得ない男と女の喘ぎが耳に届いていた。
終り・・・。
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