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小説(転載)  雪の中で

官能小説
01 /01 2019
短い冬休みに入った12月の中頃。
同級生の弘樹と隆は割と知られた温泉地に出かけた。
出かけたと言ってももちろん二人で行ったわけではなく、双方の母に弟と一緒の家族旅行である。
弘樹の母宮内優子と隆の母岩井佳代子は幼なじみで、結婚してからもずっと親密なつきあいをしてきた。
そのせいもあって、弘樹と隆、それに弟同士も小さな頃からの親友だった。
幼稚園から高校まで。
同じような成績、同じような体格、同じような性格。
弘樹は口にこそ出さないが、いつの日からか隆に対して対抗意識を持つようになっていた。
それが隆よりも前に出たいのか、それとも隆に置いて行かれたくないのか。
わからないが、とにかく隆とは違う能力、もしくは経験がほしかった。
「弘樹、ほら、あそこだよ、きっと。」
隆がバスの窓から見える旅館を指さすと、少し先に純和風の造りの建物が現れた。
今は降っていないが屋根やまわりの木々に積もっている真っ白な雪。
その風景は風情など感じたこともない弘樹にも美しさを感じさせるものだった。
「わぁ・・・きれい。」
「ほんとぉ・・・。」
二人の母親が感嘆の声を上げる。
弘樹は普段から、この母親たちもよく似ていると思っていた。
たしかに顔の作りなどは違うが、同い年で同じような体格に同じような性格。
そう、よく見れば弟たちも雰囲気が似ている。
一家そろって似たもの同士なのだ。


「わぁすごい。」
予約していた部屋に通されると母の優子がまた感嘆の声を上げた。
十畳ほどの部屋。
取り立てて広くはないが、建物自体が新しいせいか、なにかゴージャスな雰囲気を感じさせる。
「窓開けてみましょ・・・。」
母が窓を開けると飛び込んでくる銀世界。
「かっこいいな・・・。」
都会育ちであまり雪など見たこともない弘樹は、心からそう思った。
「ママ、ちょっと行って来る!」
「え?あ、ちょっと待って。暖かくしていかないと風邪引くわよ。」
そう言って、持ってきていた黒のハーフコートをかけてやる。
そのそぶりがまるっきり子供に対してのものなので、弘樹は恥ずかしくなりコートを奪い取った。
「もうご飯だからすぐ帰ってくるのよ。」
「わかった。」
弘樹は隣の部屋のドアを叩いた。
「たかしー。」
しばらく待つが返事はない。
「ん?」
弘樹は何も考えずにドアを開けてみた。
「・・・わっ!!ごっごめんなさいっ。」
そこにいたのは下着姿の佳代子だった。
「ん?あら弘樹くん、どうしたの?」
佳代子は別に気にするようでもなく、着替えを続ける。
友達の母ではあるが、その雪と同じような肌の色と大人の下着に弘樹の胸は一気に高鳴った。
「い、いや、隆は・・・。」
「隆ならさっき下の売店に行ったわよ。」
佳代子は浴衣に着替え終わると弘樹の方を向いた。
「なにか用があるんだったら、ドアの横にインターホンがあったのに。」
「えっ?そ、そうだったの?」
「ふふっ、そうよ。」
佳代子が優しい笑顔を向けると、弘樹は顔を真っ赤にさせた。
今までそう思ったことなどなかったが、さっきの下着姿は思春期の少年に女を意識させるのに十分だった。
「・・・どうしたの?うつむいて・・・。」
「い・・・いや、じゃ、オレも売店に行ってくるっ。」
弘樹は顔を見られないようにうつむいたまま外に出た。
そして火照った頭をさますように、ダッシュで階段を下りていく。
(なんか興奮しちゃったよ・・・。)
突っ張った下半身のせいで走りにくい。
(そうだよな。おばさん、結構美人だもんな・・・。こんな事考えたらいけないけど。)
さっきまでは女性と意識したこともなかったのに、もう頭の中では佳代子の下着の下を想像していた。


その後弘樹は隆とともに近辺を散歩した。
ふと気づいたことだが、こんなに豪華な旅館にも関わらず、他の客の姿があまり見えない。
さびれてきているのだろうか。
「すいません、これもらえますか。」
寒さに耐えかねて戻った旅館で隆がお菓子を買おうとした。
「あっじゃぁ、オレもこれを・・・。」
一緒に出すが店員のオバサンは隆の方に集中して気づかない。
「・・・・・・。」
たったそれだけの事なのだが、なぜか弘樹はジェラシーを感じる。
雰囲気は二人ともそっくりだが、顔つきは優しい隆と比べ弘樹は少しきつい。
(そのせいで隆の方がひいきされる事が多いんだ・・・。)
「これもください。弘樹、おごってやるよ。」
そんな弘樹の内心も知らず、隆が笑ってお菓子を取る。
「お、ありがと。」
弘樹も明るく笑ってお礼を言うと、ふたりは人もまばらなホールのソファに座り、しばらく時間をつぶした。


「ふぅ・・・。なんか、いいな。」
辺りが暗くなると弘樹は隆と一緒に露天風呂に入った。
室内にも温泉はあるが、やはり露天風呂というものに入ってみたかったのだ。
「あぁ・・・。確かにまわりは綺麗だし・・・これでおねえさんでもいればなぁ!」
隆が笑って言う。
ふたりは混浴という張り紙にもひかれたのだ。
「なんか客もあまりいないみたいだし、しょうがないか・・・。」
しかし弘樹はこのお風呂を気に入っていた。
少し熱めに感じるお湯が身体を火照らし、冷たい外気が頭の熱を奪い取ってくれる。
おまけに辺りを見渡すと広い屋根から外は見事な雪景色。
そんな中でタオル一枚しか持っていない素っ裸なのだ。
そのアンバランスさがとても気持ちよかった。
「・・・なんか猿になったみたいだ・・・。」
「ハハ、ホントだよ。まわりは静かだし、別世界にいるみたいだ。」
二人はずっと温泉につかっていたかったが、お腹が減ってきたので上がることにした。
爽快感からか、ふたりとも股間を隠さずに脱衣所までの道を歩く。
ぶるんぶるんと振り回したりしながら。
(・・・・・・。)
つい隆のそれに目がいってしまう。
自分とほとんど変わらないサイズに弘樹はホッとした。
(ここだけ違ってたらシャレにならないよ・・・。)
それから二人は元気よく振り回していたが、脱衣所で若い女性の集団に出会い腰を抜かしそうになった。
「キャッ。」
「やぁだ、かわいいっ!」
「元気いいね。」
ふたりはそそくさと着替えて出ていったが、内心では「もうちょっと粘っておけば・・・。」と後悔しきりだった。


「わぁ、すっごーい。」
弘樹たち宮内家の部屋に食事が持ってこられると、母親二人は感嘆の声を上げた。
「ママたちそればっかじゃん・・・。」
「ふふ、いいじゃない。」
出されたのは豪華な日本料理で多くの器に様々な素材が乗っている。
弘樹はあまりこういう料理が好きではなかった。
(どう食べていいか分からないんだよなぁ。)
とりあえず魚に手をつけるが、骨が邪魔しておいしい身を味わえない。
「弘樹くん、こうすればいいのよ。」
横から隆の母佳代子が手を伸ばし、魚の骨を取ってくれる。
「はい、いいわよ。」
それから食べやすそうなおかずを選んでくれた。
隣では優子が隆や弟たちに同じようにしてあげている。
小さい頃からの付き合いなので良くあることなのだが、さすがに少し恥ずかしかった。
「あ、ありがとおばさん。もう大丈夫。」
「うん、・・・おいしい、このお豆腐。」
優しい佳代子の笑顔にさっきの下着姿が浮かんだ。
(やっぱり・・・おばさん、綺麗だ。)
いけないと思いつつ佳代子を女と意識してしまう。
(と、いうことはママも結構綺麗ってことか・・・。)
優子は隆と弟たちに料理の説明をしている。
確かにふたりとも童顔で若く見えるし、すごくやさしいし・・・。
(・・・でも今おばさんが相手しているのはオレだけ、あっちは三人が相手だ。)
弘樹はこんな時にも隆に対する優越感がわいてきていた。


その夜。
早くに眠りについた優子と弟たちを置いて弘樹は部屋を出た。
もう一度露天風呂に入ってみたくなったのだ。
(なんかすごく落ち着くんだよな・・・。)
もちろん、また若い女性たちが入ってこないかなという儚い希望も持っていた。
「・・・だれもいない。」
脱衣所のドアを開けるとひんやりと刺すような空気が身体を覆う。
温泉までの数十メートルを弘樹はダッシュした。
「はぁぁぁ・・・。」
ついお湯につかると空気が抜けるような声が出てしまう。
「気持ちいい・・・。」
夜も遅いせいかお湯が流れる音以外、音はまったく聞こえない。
灯りに照らされた綺麗な雪と相まって、まるで現実ではないような感覚さえ起こさせる。
「もしかして・・・母親の身体の中もこんな感じなのかな・・・。」
いままでは優子や佳代子を女と想像すること自体に抵抗があったが、いまではすっかりなくなっていた。
「おばさん綺麗だし、ママだって結構・・・。あ~あ、おばさんの裸みたいなぁ・・・。」
・・・。
そうか、それいいな。
おばさんに初体験させてもらう。
隆に差をつけるにはこれ以上ない事じゃないか・・・?
「でも無理だよな。」
もう赤ちゃんの頃から知っている(?)大人の女性。
そんな人とセックスするなんて、全く知らない他人同士より無理なように思える。
「・・・ふぅ気持ちいい。・・・よし、暖まった。出よ。」
また脱衣所までの道を走り、ドアノブを掴む。
(また今度も誰かいたりして・・・。)
少し緊張しながらドアを開けると本当に人影が見えた。
女性。浴衣姿の女性が一人。
(まただっ!もうちょっと粘っておけば良かった!)
弘樹は浴衣からのぞく色っぽいうなじを見ながら、着替えの場所に向かった。
「あら?弘樹くん。お風呂入ってたの。」
振り向くとその女性は佳代子だった。
「お、おばさん・・・。」
「フフ私もね、露天風呂に入ってみたくて来たのよ。」
手にしているのがタオル一枚なので、くるりと背を向け、濡れた身体のまま大急ぎで浴衣を着た。
「おばさん、弘樹くんと一緒にお風呂入りたかったわぁ。」
多分他意のない言葉なのだろうが、弘樹にとってはドキッとする一言だった。
「じ、じゃぁ、オレは・・・。」
「うん、暖かくして寝ないとダメよ?」
(くそぉ、もうちょっと、もうちょっと待っていれば、おばさんとふたりっきりだったのに・・・。)
それも二人とも裸で。
(・・・もうこんなチャンスないだろうなぁ。くそぅ・・・。)
何よりもみたい女の裸。今日はみられるチャンスを二度も逃したのだ。


やりきれない気持ちのまま部屋に帰ると、優子が起きていた。
「寝てたんじゃないの。」
「なんだかお腹減っちゃって・・・。食べる?」
スナック菓子を弘樹に差し出す。
「ううん、いい。」
弘樹は枕元に座り、荷物から雑誌を取り出して眺めた。
本当はもやもやとした気分を払いたくオナニーしたかったのだが、家族一緒の部屋ではできるはずもない。
髪が乾いて寝るまでの間、時間をつぶすしかなかった。
「あーお腹いっぱい。・・・寝よ。」
優子が布団に潜りすぐ目をつむる。
(確かに・・・結構美人かも。)
何考えてんだと思いつつ、優子の整った顔立ちを見てペ○スは勃起する一方だった。


次の日、弘樹たちはみんなで近辺を散歩することにした。
優子と佳代子は寄り添ってうるさく喋っているし、弟たちも少し離れてついてきているので当然隆が話し相手になる。
「うわっ、すごいなぁ。これ30cmくらい積もってるだろ。」
隆は都会では味わえない景色を一つ一つ驚いていたが、弘樹の方は景観よりも前を歩く女性の方が気になっていた。
佳代子の姿は白のジャケットにベージュのパンツ、それに白色の帽子をかぶっている。
そのさわやかな色合いと輝くストレートの髪が相まって、後ろから見るととても二人の子供を持つ母親には見えない。
(やっぱりおばさん、綺麗だな・・・。)
佳代子を女と意識しだしてから、一つ一つの姿、仕草がそう感じさせた。
佳代子の隣を歩いている母も負けていないと思うが、やはり”性の対象となりうる”佳代子の方が随分魅力的に見える。
(オレ、おばさん好きになっちゃったのかなぁ。)
「なぁ弘樹、なにボーッとしてんだ?」
いきなり隆に話しかけられ弘樹は驚いた。
「え、あ、いや・・・。」
「もしかして、風邪でも引いたんじゃないの?」
「ん、違う、大丈夫。」
弘樹は急に罪悪感を覚えた。
(やっぱり隆のママをそんな風に思うのって、まずいよな。)
隆の方はオレのママに興味なんてあるはずがない。
それなのにオレはおばさんのエッチな事ばかり想像して・・・。
人格で隆よりも劣っている。
そう思い落胆するが、佳代子の魅惑的に揺れるヒップから目が離せないのだ。


その後旅館に帰りしばらくゲームなどをした後、また隆と露天風呂に入った。
おじいさんが先に入っていたので少々緊張したが、やはりそのお湯はすばらしいものだった。
(また後で入りにこよう・・・。)
夕飯を食べると、弘樹はホールのソファでしばらく時間をつぶした。
そしてふと立ち上がり、用意していたタオルなどを持って露天風呂へ向かう。
(昨日の今ぐらいにちょうど・・・。)
やめておけという声が心の隅から聞こえる。
(でも混浴なんだ。別に会ったっておかしくないじゃないか・・・。)
ほんのちょっとの勇気であこがれの女性の裸が見えるのだ。合法的に。
(まぁ、今日はいないと思うけど・・・。)
弘樹は緊張しながら脱衣所のドアを開けた。
そこには・・・。
「ほら。やっぱりいないや。」
ほっとしたような、腹立たしいような・・・。
弘樹はしょうがないと篭に衣服を脱ぎ始めた。
「そんなもんなんだよ・・・ん?」
その時、端の方に置かれている篭が見えた。
中には浴衣などが入っている。
(誰かいるのか・・・。)
弘樹の心にほのかな期待が芽生えてきた。
「もしかしておばさん・・・。いや、若い女の人とか・・・。」
そんなはずはない・・・と思いつつ緊張しながらドアを開けた。
お風呂までの直線。
どう登場していいのか迷いながらゆっくりと歩いていった。
(男の人だったら別に構わないんだけど。)
しかし近づく湯船に見える人影は、髪の感じから女性のようだった。
(やった!・・・いや、まずいのか!?)
高鳴る鼓動。
いきなりがくがく震えだした足を力ずくで動かし、ゆっくり近づいていった。
「・・・あらぁ。また入りに来たの。」
気配を感じ振り向いた女性、それは・・・。
「お、おばさん!!」
弘樹の緊張は一気にピークに達した。


「いいわよねぇこのお風呂。静かで、綺麗で・・・。」
目の前に佳代子がいる。
波打つお湯に遮られ朧気にしか見えないが、明らかに素っ裸だ。
お風呂だから当たり前なのだが・・・。
「ねぇ弘樹くん。もうちょっとこっちにいらっしゃいよ。」
「い、いや・・・。」
(そうしたいのはやまやまだけど・・・。)
緊張して体が動かないのだ。
「フフ、そんなに恥ずかしがることないじゃない。」
逆に佳代子に寄ってこられ、弘樹は真っ赤になってうつむいた。
あまりの緊張に、タオルで必死に隠す股間もおとなしく萎んだままだった。
「あぁ・・・気持ちいい・・・。」
佳代子が目をつむり息を抜いた声で言う。
弘樹はそっと佳代子を見た。
アップにした髪とそこからのぞくうなじ。
そして真っ白な肩とお湯の中へと続くやわらかそうな膨らみ・・・。
(ヤバ、立ってきた・・・。)
友人の母を思い、タオルを突き破らんばかりに盛り上がるペ○ス。
(これで先に出られなくなっちゃったよ・・・。でも、それならおばさんの裸を見ることが出来る・・・。)
佳代子もタオル一枚しか持っていない。
このまま立ち上がったら、胸かお尻は見ることが出来るだろう。
(アソコはさすがに隠すだろうから・・・。)
それでも裸が見られるなら構わない。
しかし佳代子はなかなか立ち上がらなかった。
(・・・やっぱりオレよりさきには出ないつもりかな・・・。)
しかし弘樹の方にも出られない理由がある。
(困った・・・。)
その時ふいに佳代子が立ち上がった。
「ふぅ、気持ちよかった。・・・そろそろ出ましょう?」
弘樹の目に雪に負けないくらいに白い肌が飛び込んできた。
タオルでどこも隠していない・・・。
ふくよかな膨らみが、そして股間の黒い茂みがすぐ目の前にあった。
特に陰毛は座っている弘樹から目と鼻の先にある。
そんな場所を目の前にさらすなんて失礼な事だと思うのだが・・・。
(す、すごい・・・!)
女性の一番核心の部分がすぐ目の前にあるのだ。
ここに、ここにマ○コが・・・!
今、二人は素っ裸。何の苦労もせず佳代子と交尾できる状態なのだ。
その時、弘樹の中でたがが外れた。
「わぁ、やっぱりちょっとお湯から出ると寒いわね。」
そう言って温泉から上がる佳代子に、後ろから抱きつく。
そして猛りきったペ○スを柔らかな尻に押しつけた。
「え、なに・・・?」
弘樹は何も考えずにペ○スを尻の間に突き入れた。
ようやく事情が分かった佳代子は弘樹をふりほどくと、脱衣所への通路に逃げ込んだ。
「ど、どうしたの!?落ち着いて、弘樹くん。」
「お願い、おばさん。やらしてっ!」
またすぐに佳代子を捕まえ、今度は前からペ○スを押しつけようとする。
「ダメッ、やめてっ!」
必死に腰を押さえ抵抗するが、弘樹のペ○スは佳代子の下腹部めがけてゆっくり近づいてくる。
「ひ、弘樹くんっ、ダメッ!」
その時とうとうペ○スが陰毛に触れた。
そのある意味性器を象徴する部分との接触は、さらに弘樹を高ぶらせた。
「おばさんっ、お願いっ!!」
「も、もぅ・・・。」
一気に力を出し弘樹から離れたが、またすぐに後ろから掴まれた。
それも今度は前方に大きな柱がある。
「やめて・・・弘樹くん、やめて・・・。」
佳代子は必死に嘆願するが、弘樹は尻の間にペ○スを突き出した。
人が来たら大変なことになる。そんな簡単なことも今の弘樹には考えつかなかった。
「い、痛い!」
もうとにかく入れたい!
そんな想いが通じたのかペ○スが佳代子にゆっくりと進入していく。
「ダメっ、ちが・・・抜いてっ・・・!」
しかしここで止めるわけには行かない。
弘樹はさらに佳代子の奥へと進入した。
(き、きつい・・・!)
食いちぎられんばかりにペ○スが締め付けられる。
経験の全くない弘樹はすぐ絶頂を迎えそうになった。
(だ、ダメだ。もう少しおばさんを味わうんだ!)
尻をがっしりと掴み、少しの間静止する。
佳代子ももうあきらめたのか、柱を持ち上体を下げ繋がりやすい格好をした。
「えっ!?」
その時、繋がっているところを確認した弘樹は大声を上げた。
「もぅ・・・バカ。」
そこは性器ではなかった。
必死に拡がって自分を包んでいるのは後ろの穴だったのだ。
「そ、そん・・・!」
弘樹は佳代子を見た。
佳代子は明らかに責める目つきで弘樹を振り返っている。
(ど、ど、どうすればいいんだっ!)
無理矢理やっておいて間違えただなんて・・・。
「お、おばさん、オレ・・・。」
佳代子はもう知らないといったようにプイと前を向く。
弘樹はこれからどうしていいのか分からなかった。
(こ、このまま続けていいのか・・・?)
しかし躊躇している間にも佳代子の肛門は強烈にペ○スを締め上げてくる。
(・・・いいや、気持ちいいんだから!)
弘樹は投げやりになると、締め付けに逆らってペ○スを出し入れした。
「ん・・・あ・・・痛・・・もぅ・・・。」
佳代子が裏声で色っぽい声を出す。
アナルセックスとはいえ、大人の女を責め立てる行為に弘樹は感動した。
「おね、がい、弘樹くん・・・もっとゆっくり、突いて・・・?」
佳代子のお願いにも弘樹は力一杯のファックで答えてやる。
「も、もぅ・・・!」
それからしばらく佳代子の感触を味わった弘樹だが、肛門の締め付けに屈するときが来てしまった。
「あ、イクイクイク!!」
大声で叫ぶと、きつい締め付けからくる安心感の中大量に射精した。


ふたりはまた温泉に戻り湯につかった。
あれから佳代子は一言も口をきいてくれない。
(当たり前だ・・・。レイプして、それも肛門に出しちゃったんだから・・・。)
佳代子はお湯の中で股間を洗っているようだった。
(これからどうなるんだろう・・・。当然、ママに言われちゃうだろうな・・・。)
その時佳代子が弘樹に接近してきた。
弘樹は殴られるのではないかと下を向き、ぎゅっと目をつむった。
「・・・弘樹くん、痛くなかった?」
顔を上げると、佳代子が優しい顔で見つめてくる。
「な、なにが・・・?」
「ちんちん。」
弘樹は驚いた。あんな事をしたにもかかわらず、佳代子は自分を心配してくれているのか・・・?
「・・・ごめんなさい!おばさん。・・・オレ、オレ・・・。」
佳代子は弘樹から目を離すと、そっとペ○スを掴んだ。
「綺麗にしないと・・・。汚れちゃったわ。」
そしてゆっくりとさすってやる。
敏感なペ○スを刺激しないように優しく、ソフトに。
「・・・内緒よ?」
「え?」
聞き取れないような声で佳代子が言った。
「・・・さっきのことは・・・内緒だからね。」
(内緒・・・と言うことは・・・!)
「許して・・・くれるの?」
佳代子は答えずにペ○スをさすり続けた。
弘樹の心に小さいが明るい日射しが差し込んでくる。
「絶対に、絶対に内緒だからね?」
「も、もちろんっ!」
弘樹がそう答えると、佳代子はこれ以上ないくらいの優しい顔で微笑んでくれた。
(おばさんと二人だけの秘密・・・。もうこれで隆と同じじゃないんだ!)
弘樹はもう小躍りしてしまいそうな気分だった。
「でも弘樹くん、初めてじゃなかったの?」
「そう、初めて・・・。」
「せっかくの初体験なのに間違えちゃうなんて・・・。もぅ・・・。」
確かにそれは残念なことだった。
これは初体験といえるのだろうか・・・?
「おばさん・・・あの・・・。」
「だーめ。せっかくのチャンスを逃した弘樹くんが悪いのよ。ね。」


次の日弘樹は、これ以上ないくらいの爽快な気分だった。
おばさんとエッチなことが出来た。
裸も見たし、チ○ポも突っ込んだし・・・。
アナルだったが、そっちは処女だったらしい。
「責任取ってね。」と笑って言われた時には少しうろたえたが・・・。
「弘樹。今日は元気だね。」
朝食の時、隆にふいに聞かれた。
そう。
隆、オレはオマエの知らないことを経験して、オマエの知らない秘密を持っているんだ。
おまけにその相手はオマエのママなんだぜ・・・。
「なんだよ、ニヤニヤして。気持ち悪いな。」
横で聞いていた佳代子が白々しく話を逸らす。
(いままで腐っていたのがウソみたいだ・・・。)
これからは自信を持って生きていける。もうオレは隆と一緒じゃないんだ・・・。
弘樹は目の前にあった魚を骨も取らずに口に放り込んだ。


その日の夜。
また弘樹は一人で露天風呂に向かった。
佳代子がいると思ったわけではない。
ただこの爽快な気分の中、ゆっくりとお湯につかっていたかったのだ。
「誰もいないな。・・・う~ん、気持ちいいっ!」
真っ白な世界、温かいお湯、それに何も聞こえない静けさ・・・。
「ん?」
その静けさの中、なにかが聞こえた。
女の人の声のような・・・?
脱衣所の方ではない。なんかこっちの方で・・・。
弘樹は単なる好奇心で脱衣所とは反対にある大きな岩から向こうを覗いてみた。
「こっちの方から・・・あっ!!」
真っ白な雪の世界。そこに蠢く二人の人間。
「セックスしてる・・・!」
女性が四つん這いになり後ろから男に貫かれている。
後ろ姿なのでよく分からないが、責め立てる男はかなり若そうだった。
「・・・?・・・も、もしかして、あれって・・・。」
弘樹はあわてて温泉に戻った。
そしてお湯に飛び込むと、顎の方まで身体を沈める。
「・・・・・・・・・・・・。」
・・・・・・。
そうなんだよ。
オレと隆は小さい頃からずっと一緒だったんだ。
似たもの同士って言っても、そんじょそこらの奴らとは違うんだよ・・・。

・・・雪の中合体していたのは優子と隆だった。
見た感じエキサイトしているのは隆の方で、優子はいやいや受け止めているようだった。
結局・・・考えてることも一緒だったと。
「ふぅ・・・。」
弘樹は大きく息を吐く。
「やっぱり運命からは逃げられないのかなぁ。」
さっきまであれほどあった自信が崩れ落ちていく。
その時、ひときわ大きい男の声がした。
隆が優子の中で絶頂を迎えたのだ。
「やばい、早くでないと・・・。」
弘樹は脱衣所までダッシュで戻り、考えた。
・・・隆はどっちの穴に入れたんだろう。
多分マ○コじゃないか。
ママは痛がってなかった・・・。
「オレはおばさんの肛門で、隆はママのオマ○コで・・・。」
あれ、・・・待てよ?
確かに同じような経験だが、相手も穴も違うじゃないか・・・。
「やっぱりオレはオレ、隆は隆、って事かな?」
母親と親友のセックスシーンを見たというのに、弘樹は自信を持ち直していた。


END

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。