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小説(転載)  真摯なる告白 1/6(未完)

官能小説
01 /06 2019
(その男性が突然家に訪れたのは、私が中学生の時でした・・・)


なんでもない、とある平凡な休日。
私は母と一緒にリビングで紅茶を飲んでいました。
特に用事や予定も無く、平穏な家庭の時間がそこに存在していました。

多忙な父は度重なる出張により、ずっと家を離れています。
主人不在の家を預かる母・・・機敏に家事をこなし、私の面倒を見る正に良妻賢母といえます。

息子の私が言うのも何ですが、当時の母はとても美しい顔立ちで、艶やかな肌を持ち合わせていました。
切れ長な目は、世の男性全てを魅了するがまでの輝きを放ち、またすっと筋の通った鼻はとても形が良く
ギリシャ神話の女神を連想させる造形美を感じさせています。

その下に位置する程良い柔らかさを容易に想像させる唇・・・
薄桃色と紅に染められ、丁度良いバランスの上下合わさりは、熟れた女性ならではのしっとりとした雰囲気を
醸し出しています。
更に、開かれた時に垣間見えるその奥側には、唾液による滑りが光り輝き、鳥肌が立つまでの衝撃さえ感じられます。

名を「なぎさ」と申します。
海をこよなく愛し、海で生計を立てた祖父が名付けたものであります。
22歳で私を産み、当時は36歳という年齢でありました。
当然その美しい容姿から、実際の年齢よりも若く見られることが度々でした。
しかし、子供っぽいという印象は欠片も無く、落ち着きに満ちた大人の女性であるといえました。

私はそんな母に対し、尋常ならぬ感情を抱いていました。
無理も有りません・・・
好奇心旺盛な思春期の少年なのですから。
例え血を分けた母親であれ、そこに存在しているのは私にとっては「異性」なのです。
しかも、全ての面で完璧とまでいえる容姿を備え、性格も寛容でしとやかな女性なのですから。
正に「完璧なる女性像」といった言葉が当てはまる存在でありました。


私は紅茶を注ぎ込む母の口元をそっと・・・しかし、しっかりと見つめていました。
白く薄い陶器の端に粘着するように、変形する柔らかな唇・・・
例え外出することはなくとも、普段から貞淑を重んじる母は家の中に居ても決して化粧を絶やしませんでした。
そう、それが女で在ることの義務で有るが如き・・・

勿論、母は必要以上に女であることのアピールなどいたしません。
あくまでも父の妻であり、私の母親であることに対し、なんら不満を抱くことなく対処していました。
健気な態度であるといえます。

私の友人などに、母に興味を抱いている輩もいました。
「なあ、お前の母さん綺麗だな一緒に暮らしてるの羨ましいよ」
といった言葉を投げかけられ、困惑するのも一度やニ度ではありませんでした。
その時の友人の目は、いやらしさに満ち溢れ、ともすれば勃起していることすら充分に伝わって来ます。

大好きな母親が同級生である友人の好奇の的になっている・・・
それに対し当然、嫌悪感は私の中で有りました。
しかしながら、それを上回る何かも私の中に存在していました。

(母さんが、父さんとは別の男・・・それも自分と同じ年代の”少年”に犯される・・・)

そんな想いに対し、私は異常なまでの興奮を覚えました。
友人が母親を性の対象と感じていることに、自らの股間を膨らませずにいられないのでした。


中学生である私は、当然の如く自慰行為を日常的に行っていました。
父が購入する週刊誌などをこっそりと覗き見、グラビアに登場する若い女性もその対象では有りました。
しかしながら、私はそんな煌びやかな若い肉体に、今一つ強い興奮を覚えられませんでした・・・
(何か物足りない・・・)
視覚的に訴えかける光輝く現実の肉体よりも、私は現実では有り得ない妄想を好みました・・・

恥ずかしながら私の最も興奮する自慰の対象は、母親でした。

残念ながら、その局部は謎のベールに包まれ、はっきりと思い浮かべることは出来ませんでした。
いたしかたないことです。興味が有るとはいえ、まだまだそんな所に接するのは不可能な子供なのですから。
それでも私は悪友等から聞くセックスの知識を頼りに、股間に位置する女性器を最大限に想像しました。

脚の付け根に存在する小さな穴・・・
とりあえずと言えば、あまりに投げやりかもしれませんが、肉の裂け目だけはなんとか偶像化することが出来ました。

自分が母と絡む妄想も有りました・・・しかし、より興奮を覚えるのは”友人”が母を犯している妄想でした。
母に欲情を抱く積極的で、ませた輩を登場させることはまず無く、大人しく控え目な同級生を好んで登場させました。

セックスという概念すら全く感知していない、無垢で幼い同級生・・・
そんな真っ白な少年が、熟して全てを知り尽くした母と体を重ねる姿・・・

それは正にアンバランスの極みであり、私の右手の摩擦力を高めるにこの上ない情景でした。
普段、包皮を被っている私のペニスは数分の後に白濁液を放ち、痙攣を繰り返す日常となっていました。

時には複数の同級生を登場させたりもしました。
ぎこちなく母の胸を愛撫する一人、またその未知なる股間への期待を膨らませながら、ショーツに顔を埋めるもう一人・・・
そして、悦楽の表情を浮かべる母の美しい顔・・・


究極の背徳であるといえます。


そう、熟した女性が少年と性交を営む・・・
これは正に常識を逸脱した行為であります。
しかしながらそれ故に人間の好奇心を最大限に高める代物ともいえるのです。
また、それを想像するのが肉親である実の息子・・・
そこには綺麗事など存在し得ない、剥き出しの欲望のみが存在していたのです・・・


「ねえ、どうしたの?黙っちゃて」
母は、ソーサーにカップを置くと、不安そうに私に問い掛けました。
何気にチューニングが合わされているFMラジオからは、流行歌のカウントダウンのアナウンスが流れていました。
しばらくの後、聞きなれたイントロが耳に響き始めます・・・
その曲は、とてもドラマチックなものでした。否応なく、心を高揚させる奏でで有ります。

「えっ、いや何でもないよ・・・」
そう言いながら、私は俯き加減に母の目を見つめました。

その瞳は汚れを知らぬがまでの美しい光を放っていて、視線が刺すように私に注がれています。
私はその時、胸にキュンという痛みを覚えました。
こんな素敵な女性は他にいない・・・例え母親であれ、愛している・・・
そんな事実を無理に否定することなど出来ません。
そう、これは紛れも無い真実の愛なのです。


歪んだ愛であるとも言えるでしょう。

当然です。その愛を確かめるためには、”近親相姦”という、おぞましい概念が付随するからです。
しかしながら、私は「母」を愛しているのです・・・
ただ、そこには純愛という言葉は相応しくない何かも存在しています。
何故なら私は、母が他人の少年と交わることに興奮を覚え、自らの欲求を満たす手段としていたからです。

愛するが故に独占したい気持ちも有る。
しかし、その愛する対象、しかも肉親である母が、自分とは別の他人ながら自分と同じ年代の未成熟の少年に肉体を
委ね興奮を露にする・・・
そんなことを想像し、自慰行為にふけっていることも事実なのですから。

当然、後ろめたさは有りました。

それでも今はとにかく母を自らの術中に収めたい・・・
もう、我慢など出来ない・・・こんなに自分を愛してくれている母は、私の欲求を快く受け入れてくれる筈だ・・・
自分勝手な思いでは有りますが、そんな気持ちが私を大胆にさせました。

「ねえ、母さん・・・」
「えっ、何?」

先程から流れている楽曲がサビの部分を迎え、私と母の二人だけの空間の雰囲気をこの上なく演出しています。

「母さん・・・僕のこと好きかな?」
顔面全体を紅潮させながら、私は思い切って母にそう問い掛けました。
「どうしたの急に・・・好きに決まってるじゃない」
母の回答には、男女間での愛に応える感情は存在していませんでした。
単に母親が自らの身を痛め、育て上げた者に対する、肉親への愛情にしかすぎませんでした・・・

そんな母の態度に、私は強いもどかしさを感じました。
それと同時に(もう、どうなってしまってもいい・・・)という気持ちが私の中でふつふつと沸き起こりました。

私はすっと立ちあがると、母に近づいて行きました。
恐らく、その時の私の目は欲望に満ち、男の性欲を露とした物で有ったでしょう。
「な、何?・・・どうしたの急に・・・」
母の表情には戸惑いが明らかでした。

それでも容赦無く私は母に身を寄せ、こう言いました・・・

「僕、母さんと・・・」

その後の言葉は、容易に想像出来る内容でしょう。そう、”セックスがしたい”なのです。

しかし幸か不幸か、そのタイミングで呼び鈴の音が部屋の中に響き渡りました。
意を決した私の張り詰めた思いを劈く、周波数の高いとても耳障りな音でした・・・

期を逸し、残念な表情を浮かべる私・・・極度の緊張から逃れられ、安堵の表情を浮かべる母・・・

二人の表情は極端に対称的な物で有りました。

「あっ、お客さんだね・・・」

そう言うなり、母はゆっくりと立ち上がると、優しい笑顔を浮かべながら玄関へと向かいました。

私は先程から勃起している自らの「モノ」を右手で押さえながら、母の後ろ姿を追うより他は有りませんでした。

FMラジオから流れる流行歌が終焉の余韻を響かせている中・・・


<続く>

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。