小説(転載) まゆみちゃんの受難 11/15(未完)
官能小説
まゆみちゃんの受難(11)
土曜日の午後(11)
あどけない少女が二人、半裸にされて男に腕を持ち上げられ、すすり泣きながら、
可愛らしい胸の膨らみをさらしている光景は、
良心を持つ人間なら目を覆いたくなるような情景だろう。
けれど年端もいかない少女への嗜虐趣味に毒された連中には、少女の涙も、
おびえや絶望の表情も、己を刺激する興奮剤にしかならない。身につけるのを許されているのは
パンティ一枚だけであり、半裸というよりは全裸に近い姿だ。哀れな姿に向かってまた
フラッシュが光ると、少女達は必死になって身をよじり、恥ずかしい部分も見られまいとする。
が、腕をつかまれているので胸を隠すこともできない。
「フィルムがなくなっちまったぜ。入れないと。」
「もうポラは撮らなくてもいいだろう。」
フィルムがなくなったということは、もう何十枚もの写真を撮られてしまっているということだ。
しかもその中には下着姿だけではなく、今の惨めなかっこうも何枚か入っている。
真由美もまゆみもようやく、この凶悪な男たちが、最初から写真を返すつもりなどなかったのだ、
ということを理解し始めていた。
(写真さえ返してもらえれば・・・。)
という希望に今まですがりついてきたが、それはまったく無駄なことだったのだ。
でも、こんなにたくさんの写真を撮られてしまったら、いったいこれからどうなってしまうのだろう。
(また胸を触られるの・・・?)
とまゆみは思った。さっきブラジャーの上からさんざん弄ばれた男の手の感触が残っている。
むろん嫌で嫌でたまらないことには違いなかったが、こんなことまでされた以上、
それは避けがたいことのように思えた。けれど、男たちが考えているのは、もっと無慈悲で
残酷なことだった。
「さあーて、本日のクライマックスといくか。」
「さすがに、あれだよな。来るもんがあるよな。」
「ああ、俺は清く正しい小中学生だったからな。拝んだことはないよ。」
「俺もねえな。どんな感じのもんなんだろう。毛が生えてないってのは。」
「ま、見てのお楽しみだ。」
男たちはわざとぼかして話しているが、話の端々を聞きながら、真由美はなんとなく察することができる。
でも、そんなことは少女達の想像外のことだった。そんなの絶対に嫌だ。
恥ずかしくて死んじゃう!まゆみは心の中で神様に祈っていた。お願いします。
どうかそんなことを言われませんように。男たちはそんなまゆみの祈りを簡単に打ち砕く。
「パンティを下ろしてもらおう。裸になるんだ。」
まゆみは目をつぶってしまった。結局、まゆみ達の希望やはかない抵抗は何の役にも立たなかった。
体から力が抜け、肩ががっくりと落ちてしまう。これに比べて、真由美の反応は違っていた。
「絶対いやです!絶対いや!これ以上変なことしようとしたら先生に言います!」
まだ抵抗する元気が残っているが、男達はせせら笑う。
「いいけど・・・写真は?」
「取り返してもらいます。」
「校舎とかに張り出しちゃうよ。」
「そしたら警察に言ってもらいます。どうせ、返してくれないつもりなんでしょ!」
真由美の言うことは、割合筋が通っており、実際のところ警察にまで通報が行ってしまったら、
彼らには割の合わないことになる。男達は一瞬ためらった。それに力を得て、真由美は言いつのる。
「だからもう写真も返して下さい。誰にも言いませんから。」
真由美の言葉を聞いていた坂崎の眼がすっと細くなった。冷たい、何のためらいもなく
人を殺せそうな眼だった。真由美はそれを見てひやりとした気持ちになる。坂崎がゆっくり言った。
「それでは、真由美ちゃんは、もうここから出ていきたいんだね。」
言い返す真由美。まだ気持ちはくじけていない。
「じゃ、出てくんだな。おらあ!」
言うなり真由美の腕をつかんでドアの方へ引きずっていった。一瞬後に真由美は、何が起きたのか
よくわからないままに、ドアの前にいた。坂崎はそのままドアを開ける。
「ほら、出てけよ。」
もちろん真由美はパンティ1枚の状態だ。学校にはまだ生徒がたくさんいる。先生もいる。
こんなかっこうで歩けるわけがない。
「ちょっと・・・」
待って、と言おうとする前に、真由美は乱暴に外に突き出された。坂崎はあっさりドアを閉めようとする。
真由美は慌ててドアにしがみついた。
「ちょっと待って下さい!」
「出てきたいんだろ。早く行けば。」
坂崎が言い放つ。けれど、ドアを閉められるわけにはいかない。必死になってドアに体をいれようとした。
「服を返して下さい。」
「ああ、後から返しといてあげるよ。手を離しなって。」
「今・・・。」
「嫌だね。出てきたいんだから、早く早く。」
真由美は自分が敗北しつつあるのがわかった。このまま出ていった ら、多分男達は逃げるしかないだろう。
けれど、そのためには、自分の全裸に近い姿を人前にさらさなければならない。
男性教師も多いし、運動部のコーチもいる。しかも、運動着がある新校舎に行くためには、外を歩かなければならない。
耐えられそうもなかった。みすみす罠に陥るとわかっていながら真由美は言わざるを得なかった。
「・・・中に入れて下さい。」
「え?いいよ。今更。」
「部屋に入れて下さい!」
「態度がでかいね。そんな偉そうに言われてもなあ。もっとお願いするとかしないとね。」
今や完全に男達が優位に立っている。逡巡の後、真由美は屈服する。
「部屋に入れて下さい。お願いします。」
「もっと。ていねいに、土下座くらいしてもらうか。」
「そんな・・。」
「早くしないと誰か来ちゃうよ。」
数人の生徒が旧校舎にいるようだった。真由美に選択の余地はなかった。そのまま地面に膝を下ろす。
パンティ一枚での土下座。悔しさに身が切られそうだった。
土曜日の午後(11)
あどけない少女が二人、半裸にされて男に腕を持ち上げられ、すすり泣きながら、
可愛らしい胸の膨らみをさらしている光景は、
良心を持つ人間なら目を覆いたくなるような情景だろう。
けれど年端もいかない少女への嗜虐趣味に毒された連中には、少女の涙も、
おびえや絶望の表情も、己を刺激する興奮剤にしかならない。身につけるのを許されているのは
パンティ一枚だけであり、半裸というよりは全裸に近い姿だ。哀れな姿に向かってまた
フラッシュが光ると、少女達は必死になって身をよじり、恥ずかしい部分も見られまいとする。
が、腕をつかまれているので胸を隠すこともできない。
「フィルムがなくなっちまったぜ。入れないと。」
「もうポラは撮らなくてもいいだろう。」
フィルムがなくなったということは、もう何十枚もの写真を撮られてしまっているということだ。
しかもその中には下着姿だけではなく、今の惨めなかっこうも何枚か入っている。
真由美もまゆみもようやく、この凶悪な男たちが、最初から写真を返すつもりなどなかったのだ、
ということを理解し始めていた。
(写真さえ返してもらえれば・・・。)
という希望に今まですがりついてきたが、それはまったく無駄なことだったのだ。
でも、こんなにたくさんの写真を撮られてしまったら、いったいこれからどうなってしまうのだろう。
(また胸を触られるの・・・?)
とまゆみは思った。さっきブラジャーの上からさんざん弄ばれた男の手の感触が残っている。
むろん嫌で嫌でたまらないことには違いなかったが、こんなことまでされた以上、
それは避けがたいことのように思えた。けれど、男たちが考えているのは、もっと無慈悲で
残酷なことだった。
「さあーて、本日のクライマックスといくか。」
「さすがに、あれだよな。来るもんがあるよな。」
「ああ、俺は清く正しい小中学生だったからな。拝んだことはないよ。」
「俺もねえな。どんな感じのもんなんだろう。毛が生えてないってのは。」
「ま、見てのお楽しみだ。」
男たちはわざとぼかして話しているが、話の端々を聞きながら、真由美はなんとなく察することができる。
でも、そんなことは少女達の想像外のことだった。そんなの絶対に嫌だ。
恥ずかしくて死んじゃう!まゆみは心の中で神様に祈っていた。お願いします。
どうかそんなことを言われませんように。男たちはそんなまゆみの祈りを簡単に打ち砕く。
「パンティを下ろしてもらおう。裸になるんだ。」
まゆみは目をつぶってしまった。結局、まゆみ達の希望やはかない抵抗は何の役にも立たなかった。
体から力が抜け、肩ががっくりと落ちてしまう。これに比べて、真由美の反応は違っていた。
「絶対いやです!絶対いや!これ以上変なことしようとしたら先生に言います!」
まだ抵抗する元気が残っているが、男達はせせら笑う。
「いいけど・・・写真は?」
「取り返してもらいます。」
「校舎とかに張り出しちゃうよ。」
「そしたら警察に言ってもらいます。どうせ、返してくれないつもりなんでしょ!」
真由美の言うことは、割合筋が通っており、実際のところ警察にまで通報が行ってしまったら、
彼らには割の合わないことになる。男達は一瞬ためらった。それに力を得て、真由美は言いつのる。
「だからもう写真も返して下さい。誰にも言いませんから。」
真由美の言葉を聞いていた坂崎の眼がすっと細くなった。冷たい、何のためらいもなく
人を殺せそうな眼だった。真由美はそれを見てひやりとした気持ちになる。坂崎がゆっくり言った。
「それでは、真由美ちゃんは、もうここから出ていきたいんだね。」
言い返す真由美。まだ気持ちはくじけていない。
「じゃ、出てくんだな。おらあ!」
言うなり真由美の腕をつかんでドアの方へ引きずっていった。一瞬後に真由美は、何が起きたのか
よくわからないままに、ドアの前にいた。坂崎はそのままドアを開ける。
「ほら、出てけよ。」
もちろん真由美はパンティ1枚の状態だ。学校にはまだ生徒がたくさんいる。先生もいる。
こんなかっこうで歩けるわけがない。
「ちょっと・・・」
待って、と言おうとする前に、真由美は乱暴に外に突き出された。坂崎はあっさりドアを閉めようとする。
真由美は慌ててドアにしがみついた。
「ちょっと待って下さい!」
「出てきたいんだろ。早く行けば。」
坂崎が言い放つ。けれど、ドアを閉められるわけにはいかない。必死になってドアに体をいれようとした。
「服を返して下さい。」
「ああ、後から返しといてあげるよ。手を離しなって。」
「今・・・。」
「嫌だね。出てきたいんだから、早く早く。」
真由美は自分が敗北しつつあるのがわかった。このまま出ていった ら、多分男達は逃げるしかないだろう。
けれど、そのためには、自分の全裸に近い姿を人前にさらさなければならない。
男性教師も多いし、運動部のコーチもいる。しかも、運動着がある新校舎に行くためには、外を歩かなければならない。
耐えられそうもなかった。みすみす罠に陥るとわかっていながら真由美は言わざるを得なかった。
「・・・中に入れて下さい。」
「え?いいよ。今更。」
「部屋に入れて下さい!」
「態度がでかいね。そんな偉そうに言われてもなあ。もっとお願いするとかしないとね。」
今や完全に男達が優位に立っている。逡巡の後、真由美は屈服する。
「部屋に入れて下さい。お願いします。」
「もっと。ていねいに、土下座くらいしてもらうか。」
「そんな・・。」
「早くしないと誰か来ちゃうよ。」
数人の生徒が旧校舎にいるようだった。真由美に選択の余地はなかった。そのまま地面に膝を下ろす。
パンティ一枚での土下座。悔しさに身が切られそうだった。
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