小説(転載) 相姦の夜-1-美雪の場合
近親相姦小説
母親と二人だけの生活、なにも起きないわけがない。
相姦の夜-1-美雪の場合
-1-***
沢井俊樹は今年中学3年になった。来年は就職か進学か、というところだが、家の経済状況から見て就職だろう、と考えている。彼の母親の美雪は街で小料理屋を開いている。父親は彼が幼い頃に死んだ。駆け落ちだったと言う話で親しい親類もいない。
そういう環境でいつも俊樹は母の背中を見て育った。しかし、母は女をやめた、という風でもなく息子の目から見ても艶っぽい雰囲気を残している。その辺りが独りで水商売を切り盛りしていく秘訣なのかもしれなかった。
彼は母が今までに再婚するとか、誰かの妾になるとか、そういう話を聞いたことがない。別に俊樹は母のそういう話を嫌いとかそういう訳ではないが内心、母との二人暮らしがずっと続けばいいのにとは思っている。
そんな夏のある日、俊樹は寝苦しくて夜中に目を覚ました。
躯を起こして隣りを何気なく見ると、寝床を並べている母の夜具の足元が捲れて、白い襦袢の裾の乱れた脚が剥き出しになっていた。
夜は暑いし、エアコンなんてものは部屋にはない。日頃から几帳面で乱れたところを嫌う、母らしくない。が、そのらしくないところが妙に色っぽい。
むっちり、と張り詰めた白い太腿が少年の目の前に投げ出されている。俊樹の目は彼女の太腿の隙間から奥へと食い込むように注がれる。しかし、それ以上は無理だ。何も見えない。
彼は、股間がビクン、と跳ねて勃起しているのに今更ながら気づいた。
薄い掛け布団を跳ね上げると、俊樹は母の下半身へと身を乗り出していった。
美雪の際どい襦袢の乱れた裾から飛び出した白い太腿へと、脚の両脇に腕を付いて顔を近付けていく。もう、あと何ミリかで触れそうなほど近付いたところで、俊樹は母の肌から薫る女の匂いに鼻腔を刺激されて思わず溜め息を洩らした。彼の息が掛かると美雪はビクッ、と身震いさせる。
気付かれた?と慄いて躯をその姿勢で硬直させるが、数秒後、露出した太腿が彼の目の前でまた、少し、脚と脚の間の隙間を広げていた。
「ん…。俊樹…」
母の寝言が小さな唇から洩れ、自分の名が呼ばれると、俊樹は急に罪悪感が大きくなってその場から離れようとした。だが、今度は母の唇に興味が移った。キスしてみたい。そう思うと、母の躯の上に腕立て伏せをするように彼女の頭の横に手をつくと、顔を沈めていった。
"母さん…"
俊樹は息を触れ合わすほどに近付いて、唇をそっと重ねていく。ただ、触れ合わせるだけなのに、メチャクチャ、興奮していた。母にバレたら…、と思うと怖くなったが、今は憧れの母の唇を奪っている、という興奮が勝っていた。
美雪は彼が唇を重ねても起きる気配は無かった。
しかしさすがに怖くなって、俊樹は存分に母との接吻を堪能すると唇を離して自分の寝床に入り、母の静かな吐息に耳をそばだてながら、怒張を握り締めて扱きあげながら、いつのまにか寝入ってしまった。
-***-
翌日の午後、俊樹が帰宅すると、美雪は仕事に出かけるための着替えをしていた。母は街で小料理屋をやって、家計を支えている。いつも、家では洋装だが仕事に出るときは着物に着替える。
白い襦袢の裾からムッチリ、と脂の乗った太腿が覗き、見事な脚線の美しさを露わにしている。細い組紐を口にくわえて、髪を結い上げると、二の腕まで剥き出しになり、熟した女の色香を醸し出していた。
俊樹が帰ってきて、衣擦れの音を頼りにいつも二人が寝室に使っている部屋の襖から顔を覗かせ、美雪の着替えを凝視しているのに今更ながらに気付いたらしく、彼女はニッコリ、と微笑んだ。
「あら、お帰りなさい。」
息子が自分の姿に欲情しているのも知らず、美雪は鏡台の前に進み、屈みこむと引出しから口紅を取り出し、鏡を覗きこみながら唇に紅を差していく。
「ねえ、その下って下着つけてないの」
「馬鹿ねぇ、そんな筈が無いでしょう。…気になるの?」
「い、いや、そうじゃないけど」
鏡に映った、真っ赤な顔をして言い訳をする俊樹を微笑んで振り返り、見つめ返す。
「見たいの?見たいなら見せてあげるけど。どうする?」
「…見せて」
「ウフフ、そういうことに興味を持つ年齢になったのねぇ。いいわ、見て」
息子の成長を嬉しそうに微笑む母親らしくそう言うと、少し寂しげな顔をして、たった今締めたばかりの襦袢の留め紐を解くと、肩から滑らせていった。その仕草には微塵も躊躇いが感じられない。
息子の目の前で、美雪のセミヌードが露わになる。剥き出しの乳房が誇らしげに上を向いて揺れていた。滑らかな肌が胸からウェスト、そして…下腹部にはハイレグの黒のパンティが。
俊樹の目は母の悩ましい裸身に釘付けになる。股間もギンギン、といきり立ってジーンズの上からも形がはっきりと分かるほど浮き出ていた。
母の躯には一遍の贅肉すら付いていなかった。頭身のある均整のとれたグラマーな裸体はまるで、外国のモデルのように美しかった。そして、色っぽい。
美雪は、息子の食い入るような視線を裸身に受け止めて、少し困ったような顔をしていた。彼が飽きるまで見せてやるつもりだった。だが、息子の鼻息が荒くなっていくのを見ていると、彼女自身、躯の内側から何かが溶けていくような危うさが湧き上がってきて、堪らなくなって、根を上げる。
「もう、いい?…俊樹」
「ああ、…ゴメン、母さん。でも凄く綺麗だ。勿体無いよ…、隠しとくの」
「ウフッ、そうね。俊樹になら見せてあげるわ」
「本当?」
「ええ」
期待に目を輝かせる息子を見ていると、何でも許してしまいそうになってくる。美雪は迷いを吹っ切るように、彼へと頷いて見せた。
薄っすらと美貌を上気させた美雪が微笑むと俊樹はその艶っぽい色気に圧倒されてゴクッ、と唾を飲んで母のたわわな乳房の膨らみと、その頂きで震える乳首を見つめていた。
「も、もう、いいでしょ…、母さん出掛けるから…」
「ああ…、いってらっしゃい」
美雪は襦袢を掻き上げて、彼に背中を向けて再び、店に出る仕度を始めた。いつものように帰りが遅くなることを彼に詫びて、家を出ていった。
-2-***
その夜、遅くに美雪は勤めを済ませて帰宅すると、寝室を覗きこみ、息子の俊樹の寝姿を暗闇の中に求めた。二つの布団が並べられた部屋に彼が一人で寝ているのを見るといつも、息子に対して済まない気分になる。
いつも、彼が二人分の布団を敷いてくれる。先に寝ている筈の息子の飛び出した足に布団を掛けてやったりして、寝床に入るまで母としての顔を取り戻す慎ましやかな時間だった。
だが、昼間、あんな事があったせいで、美雪は彼の寝ているのと隣りに敷かれた布団と枕に淫らな想像をしてしまう。そのモヤモヤとした思いを消すようにかぶりを振って、足音を立てないように静かに、彼の枕元を通り、鏡台の前に佇んだ。
暗闇の中で、美雪は帯を解くと、微かな衣擦れの音を立てながら、着物を脱いでいく。結い上げ、細い組紐で纏めていた髪を解くと、肩まで届く長さに垂れ流れる。白い襦袢姿になると、足袋を脱ぎ捨て、裸足になった。冷えた畳の冷たさが心地いい。
ふと、息子の寝顔が見たくなって、俊樹の枕元を覗き込もうと腰を屈めると彼の布団の動く気配がした。
「俊樹?、起きてるの?」
「うん。母さん、お帰り」
彼は屈みこんできた美雪の端正な美貌を見上げて、その肢体から漂う夜の女の匂いに激しく勃起していた。昼間の清楚な彼女も、今、こうして甘い芳香を放ち艶っぽい色気を発散している美雪も同時に大好きな母の本当の姿なのだ。
「どうしたの…。明日も学校でしょう。早く寝ないと躯に毒よ」
「ごめん、僕、母さんと寝たい…」
美雪はドキッ、と胸が弾むのを感じた。息子の昂ぶりを悟って彼女も喉が乾いていくのを感じていた。息子が肉欲に目覚めたのを知って自分の中の女が目覚めていくのを感じていた。
「俊樹…。寝るだけで済むの?触りたいんじゃないの?母さんの躯に…」
「うん。ダメ…?」
無邪気に見上げてくる二つの瞳を見ていると何を求められても許してしまいそうになる。彼のためと理由をつけて、本当のところは自分の欲望のために…。
「いいわ…、触っても。でも、セックスはダメ…。いいわね」
「うん、約束する。無理矢理やったりしないよ」
美雪は自分の寝床に滑り込み横になると、息子に美貌を向けて優しい声音で言った。
「…いらっしゃい」
俊樹はのろのろと躯を起こすと、慎重に美雪の上に圧し掛かってきてに、間近から母の顔を見下ろした。オレンジ色の薄暗いランプの中に浮かび上がった、母の瞳は濡れて輝いているようだった。
美雪の寝顔に俊樹は興奮した。こんな美しい女と肌を合わせて息を触れ合わせるほどの距離で顔を近付けていることに興奮していた。
両脚を開いて、母の脚を跨ぐように、馬乗りになると股間をテントのように露骨に膨らませた腰を密着させていく。
硬い角が母の肉の柔らかい感触を布越しに伝えてくる。布越しに勃起をこすりつけて、高まる興奮にハァハァ、と鼻息を荒くさせながら、瞳は美雪の顔を見つめていた。美しい母の顔を楽しみながら腰を送り込むのは堪らない行為だった。
母は彼が勃起を摺り寄せながら腰を送り込んで来ると、眼差しを細めて、息を荒げていく。俊樹の行為は徐々にエスカレートして、母と重ねた胸を浮かせると、美雪の羽織っている襦袢の胸元へ顔を寄せて、少しずつ下へと引っ張っていく。母は熱っぽい喘ぎを漏らしながら、イヤ、イヤ、と首を振る。が、俊樹は強引に襦袢の襟元を掴むとグイッ、と肩を剥き、たわわに弾む双乳を露わにさせてしまう。
「ハァァ、ハァァ…、だめっ、俊樹…、だめぇ…」
「触るだけ、触るだけだよ…、いいだろっ」
俊樹は目の前でブルン、ブルン、と揺れ動く母の乳房の膨らみに両手で掴みかかっていった。柔らかな柔肉の双乳が手の中で縦横に揺れ動き、たわわに弾みを返してくる。堪らない揉み心地だ。彼は夢中になって美雪の乳房を、憧れの乳房を揉みしだき、ハァハァ、と息を荒げ、眼を血走らせてグイグイ、と牡の肉角を押し付けた。
「ああッ!だめぇ…、ハァン…、い、イヤッ…!!」
思わず鼻先から歓喜の声をあげそうになり、美雪は焦った。強引に乳房を嬲られると子宮が甘く疼いてしまう。夫に死に別れて美雪は長らく、こんな官能を味わったことは無かった。それだけに、息子の手で快感を与えられているとはいえ、思わず夢中になってしまいそうだった。
"ダメ…、幾らなんでも息子に嬲られて感じるなんて…。でも…、イイッ、感じちゃうぅ"
俊樹は夢中になって乳房を揉みしだき、先端の頂きを口に含んで舐め捲くってくる。
カリッ、と息子の歯が敏感な突起を掠めると、思わず美雪は大きな声で快感の声を上げていた。
「ハァンっ!ああっ、あああ…!!」
喉を突き出して、シーツを掻き乱し、全身で快感を訴えていた。たわわに実った豊かな乳房の双球を波打たせて、美雪はもう母としての尊厳も忘れて両足を突っ張ってブルブル、と肢体を痙攣させて、女の悦びに目覚めていた。
「うっ、ううっ…」
だが、その刹那、美雪の躯に掴まって腰を送り込んでいた俊樹は思わぬ母の反応にペニスは耐えられず、下着の中でドクドク、と精液を放っていた。
-3-***
美雪がいつも夜遅くに帰宅すると、まずすることは風呂に入って躯を清めることだ。
酔客のたばこの煙や、料理の生臭さが混ざったような水商売独特の臭いを落とさないと、一日が終わったような気がしないのだ。それは彼女にとっての、女から母親に戻るための儀式だった。
しかし、店が休みのときには普通なら店をやっているような時間に風呂を使うときもある。そういう時、自分と息子が一緒に生活できていることに幸せを感じるのだ。
そんなささやかな幸せに浸りながら一人がようやく腰を屈めてはいれるだけの浴槽に身を沈めていたときだった。浴室の摺りガラスに影が映った。
「母さん、入ってもいい?」
「俊樹?いいわ、…いらっしゃい」
ガラガラ、と立て付けの悪い引き戸を開けて、裸の少年が入ってくる。浴槽の傍に立っている彼の股間には漲った若いペニスがビクンビクン、と勃起して震えている。美雪は来るべきときが来てしまったことを実感した。
毎夜のごとく、肌を弄られて女の性感帯を自分だけで開発していった息子の興味はセックスにしか残されていない。美雪はできるだけ平素を装いながらも、息子の剛直から目を背けて尋ねた。
「どうしたの。躯を洗わないの?」
「僕、母さんのオ×ンコ、見たいんだ。ダメ…?」
「分かったわ…、待って」
美雪は浴槽から躯を起こすと湯の滴を剥き出しの乳房や下腹に散らしながら浴槽の縁を跨いで彼の前に一糸纏わぬ裸身を晒した。成長した息子と裸体を晒しあうのは彼が小学校に上がるときが最後だから久しぶりだ。
「見たいのね。母さんのアソコ」
「うん、見せて。オ×ンコ触ってもいいでしょ」
「いいわ。でも約束して…」
「うん、無理矢理チンポ入れたりしないよ。」
浴槽の縁を両手で掴むと、そこに腰を下ろして息子の前で脚を広げていく。美雪は、アアッ、と羞恥に喘ぐとよく張り詰めた白い太腿を開いていく。息子の視線が乳房に、顔に、そして秘部に刺し貫くようにぶつけられるのが分かる。ハァン、と喘ぎ声を漏らして身悶える美雪。
俊樹は、少し屈むと浴槽の縁に腰を下ろした美母の乳房を底から量感を楽しみながら掴み取り、遠慮なくタプタプ、と揉みしだく。乳首を指先で摘むと、母の唇からハァッ、ハァッ、と何かに耐えるような短い悲鳴が漏れてくる。彼女は息子に裸身と表情を観賞されながら肌を嬲られて身悶える。
「はぁぁン…、ダメ…、強くしないでェ…」
「気持ちいいよ、母さんのオッパイ、大きくて柔らかいね」
「ダメ…、そんなこと、言わないで…」
ひとしきり、美雪の羞恥を煽ると彼の興味は、美母の下腹へと移った。
美雪の色っぽい声も性感にビンビン、来るほど昂ぶるのも今までの経験から熟知していた。母の唇から漏れる悩ましい吐息も、上気して薄く朱に染まる頬も、肌を嬲られて興奮に柔らかい女の腹を撫で下ろして、そのまま下腹の陰毛の繁みを掻き分けていく。
「ク×トリスってどこ?」
「入り口の上…そう、そこ…よ」
「あっ、ああん…」
「膨らんでるよ、気持ちいいの?」
「え、ええ…皮を剥いて、あひっ!…そうよ、こすると女は堪らないの」
俊樹は、女の躯の構造に堪能したかのように目を血走らせると、今度こそ、美雪の秘唇に触れて、指先で媚肉を押し広げていく。余り使い込まれていない、美雪の膣襞の入り口をこじ開ける。ピンク色をして分泌した蜜に濡れている中心に人差し指を突き入れていく。
たまらず、美雪は喉を突き出して身悶える。
「んっ、んん…。ハァァン」
「凄い、指が…オ×ンコの中で締まるよ、ギュウって」
彼の指を肉茎と間違えた膣はギュッ、ギュッ、と締め上げる。その狭い肉洞を強引に突き入れた指でジュブッ、ジュブッ、と掻き回していく。
「そうよ、女は感じるとそうやって締めるの。アアッ、あああ…」
「なに?オシッコ?」
「ああ…ちが…うわ、感じ過ぎて…出るの…」
美雪は息子の手と指と視線と声で絶頂を迎えさせられて潮を吹いていた。こんなに、感じたのは久しぶりだった。実の息子に嬲り物にされているという背徳感がそうさせるのか、美雪の全身が熱く火照って、快楽を訴えていた。
上気した頬を艶っぽい色に染め上げて、ハァ、ハァ、と喘いでいる美雪は息子から顔を背けてブルブル、と裸身を痙攣させている。
しかし、俊樹は母の絶頂を訴える色っぽい喘ぎ声に我慢できなくなったのか抱きついきて、勃起を下腹に押し付けてくる。美雪は、狼狽し、彼の肩を押さえて抵抗する。息子が唇を奪おうとするのを必死に顔を背けて逃げながら喘ぐ。
「だ、だめ…、約束よ…、入れないで…」
「お願いっ、母さん、僕、オチ×チン痛いぐらいなんだよ、入れていいでしょ」
「だめ…。替りにお母さんが手でしてあげるから」
美雪はペニスを握り締めて強引に入れようとする息子を抑えて彼の足元に跪くと、勃起して今にも暴発しそうなほど、膨らんでいるペニスを掴むと、両手で扱いていく。
「あっ、アアッ!!、か、母さんッ…」
もう、いても立ってもいられなくなって俊樹は母の手の中で若い精を暴発させる。ドクッドクッ、と濃厚な白濁液が突き出した剛直の先端から解き放たれて、美雪の顔面といわず乳房にも直撃して、降り掛かる。
"ああっ、堪らないわ…、俊樹が、こんな…、こんなに…"
美雪は羞恥に染めた美貌に熱い性欲の洗礼を受けて、蜜壷から溢れる愛液の滴と子宮の甘い疼きに裸身を熱く火照らせるのだった。
-4-***
その晩も息子と寝床を共にした美雪は彼に柔肌を弄ばれて、俊樹の吐き出した濃い体液の臭いの中に包まれていた。結局、翌朝まで悶々としたまま一睡も出来なかった。
彼の若い精の匂い、濃い牡のホルモン臭の中でいつまでも興奮して眠れなかった。そして、朝、目覚めたとき、隣りで寝ている息子の乱れた下腹部を元気よく押し上げる朝の勃起を見たとき、美雪の理性は弾け飛んでいた。
「ああッ、俊樹…、あなたが悪いのよ。母さんをこんなに…させて」
細く華奢な彼の下着の中から勃起を取り出すとその逞しさにウットリ、と頬を染めて蕩けきった表情で舌を這わせていく。唇を一杯に広げて肉棒を呑み込み、先走る精を啜り上げる。
下半身の異常に気付いた俊樹は目覚めると驚いた。
セックスを許さず、自分からは決して求めてこなかった母が唇で自分の性器を舐め啜っていたからだ。息子の目覚めに気づいた美雪は妖艶な流し目を彼に向けて尋ねた。
「母さんとセックスしたい?」
「う、うん、したいよ。入れてもいいの?」
「いいわ…、母さんのパンテイ脱がせて。あなたのオチ×チンを入れて…」
「うん」
美雪は彼の横に躯を横たえると、襦袢の裾を開いて見事な脚線をすっかり晒し出すと、膝を立てて見せた。俊樹はその横から寄り添うと、母の脚の付け根に張り付いている下着に手を伸ばした。
母の濡れたように光る瞳を見つめ返しながら、指先を下着の中心部に添えて内側の性器の様子を確かめるように蠢かせると、美雪は視線をはずして、アッ、アッ、と喘ぎ声を漏らす。
俊樹がパンティの底を前後に責めたてると、母は閉じた脚を微かに擦り合せるようにしてせつなげな切れ切れの悲鳴を上げていく。そして、彼の指先にはしっとり、と母の下着が蜜に濡れていくのを感じ取っていた。
「ね、ねえっ…、早く脱がせて…。苛めないで…」
美雪の喘ぎ声に充分昂ぶっていた俊樹は母の訴えに頷くと、そのまま指をパンティの縁まで這わせると、引っ掛けて下ろしていく。彼は起き上がると、母の足元に跪いて彼女の下着の両脇に手を伸ばして、するすると下着を剥き下ろしていく。妖艶な繊毛の翳りが姿を顕わすと美雪は喉を反らせてわなないた。
下ろした下着が太腿の半ばを過ぎて膝を抜けると、一気に母の長い脚から抜き取った。そして、俊樹は美雪の膝をしっかりと握ると、力を込めて左右に開いていく。しかし、美雪は抵抗しなかった。力なく、脚を開かれていくに任せていた。
「いくよ、母さん…」
「ええ、来て…、俊樹」
息子が開かれた脚の間に腰を進めて、寝間着の間から若く漲った逞しいペニスを取り出すと、美雪は自分から望んだとはいえ、相姦の禁忌に身震いしていた。
俊樹は母の顔に走った怯えにもますます昂ぶって、ギンギンに膨れ上がった肉茎の先端を美雪の秘唇へと向けて、腰を沈めていく。ズニュッ、とぬかるんだ母の秘唇にペニスの先端が触れると、自分とは違う体温にドキドキしながら、その肉の合わせ目に向かって腰を突き入れていく。
「はぁぁ、ああ…、あなた」
「母さんッ…、俺、入ってる…、母さんの中に…」
「そ、そうよ…、いいのよ、そのまま母さんを犯して…」
ズブズブッ、と美しい母の蜜壷に太い肉棒の根元までが沈み込むと、俊樹は美雪の上に抱きついてくる。母と子は顔を近づけて互いの熱を感じ取って悶えていた。
美雪は媚肉に咥えこんだ息子の肉茎の逞しさに圧倒されて自然に腰を淫らに振り立てていた。そうやって、快感を求めてヒップを打ち揺すりながら、息子のペニスをギュッ、ギュウッ、と締め上げ、ともすれば締め上げる勢いで抜けそうなほどの逞しい肉塊を奥へ奥へと、引き擦り込んでいく。
「はぁぁッ、…凄いわ、俊樹、あなた…、こんなに…、嬉しい…」
「俺、堪んないよ。動いていい?」
「ええ、あなたのしたいようにして…」
俊樹は貫いた母の秘唇がやわやわ、と締め付けてくる肉棒からピリピリ、と腰に走り抜けていく快感に導かれるまま、牡の本能にか剛直を美雪の体内から引き抜き、また根元まで沈めるという繰り返しに夢中になる。
肉棒を締め付け、吸い付くようにして母の膣がへばり付く感触が堪らない。それに母の美しい顔が歪み、悩ましい唇から甲高い喘ぎが漏れ出すと、それは彼の性感を急激に追い込み、すぐにでも射精したくなる。だが、初めて手に入れたこの快感をそう簡単には手放したくなかった。
出そうになると、肛門に力を込めて厳しいその一瞬をやり過ごし、また、出し入れさせる。そうやって、母の秘部を貫いていると、次第に秘唇と肉棒の合わせ目からはジュブッ、ジュブッ、という卑猥な音が響いて、また、トロトロ、とした蜜が溢れて、母の白い太腿へと垂れ流れ出す。
確かに自分だけ感じているのではない、美しい母も感じているんだ、その確信が感動に変わり、また快感を加速させていった。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ…、あなた、いいわ…、母さん、感じてるの…、イイッ…」
「俺もッ…、堪らないっ…、母さん、締まるゥ…」
「だって、あァン…、いいんですもの…、イクッ、いっちゃうぅ、もう、ダメっっ!!」
「か、母さんっ!!出るっ…」
俊樹が尻を痙攣させながらトドメとばかりに、腰を打ち付け美雪の一番奥深くまで貫いたところで、突然、暴発させる。
ドクッドクッ、ドクドクドクッ!!
「あああッ!!あああ、あああ…、俊樹…」
「母さん…」
美雪は全身を硬直させて、身悶える。息子が覆い被さりながら唇を求めてくると彼女も積極的に唇を重ねて、すぐに舌を絡め合うほどのディープキスになる。二人とも互いを求め合いながら抱き締めあって、いつまでも肌を溶け合わせるほどに躯を繋げていた。
深々と息子に貫かれながら、美雪は自分の運命がこうなるしかなかったのだと思った。貫いたまま射精して弛緩している息子の頭を強く抱き締め、深い快感に酔い痴れるのだった。
-5-***
翌日から、母と子の儀式が始まる。
「母さん、して」
「ええ…」
食卓で朝食の用意をする美雪の傍で手を突く勢いを見せている勃起をジーンズから取り出して見せて、奉仕のおねだりをする。美雪は彼の足元に跪くと肉棒を咥えて情熱的に口唇奉仕に耽る。
最初の一発は美雪の口に発射して、母に呑ませる。だが、成長期の少年の性欲はそれで収まる筈はない。後始末に舌を這わせている美母の顔に硬い剛直を押し付けて次の行為を求めてくる。
「ねえ、まだだめだよ。後ろからしていいでしょ」
「んっ…いいわ、して…」
美雪は自らスカートの裾を捲り上げてパンティを捲り下ろす。その顔は淫靡に輝いていた。息子が美雪のヒップを掴んでズブッ、と貫いてくると、歓喜の声を上げて悶えなく。
「はあッ!!…イイッ、いいわ…、俊樹のオチ×チンが刺さってくる…」
後ろから犯してくる肉棒を受け止めながら、美雪は愛し愛される夢想に酔うのだった。息子が性欲だけで求めていることは知っている。それでも、この行為が意味することを自分で都合の好い様にすりかえて甘いムードに浸る。
"いまだけでいいの、いまだけ…"
「凄いよ、深いよ…こ、こんなに、ああっ、お母さん」
「俊樹もよ、…ああッ!…私、感じてる…とっても」
母のよく張り詰めたヒップの丸みを撫で回し、手を伸ばして胸の膨らみを掴み取り、揉みしだく。腰をガンッ、ガンッ、と突き上げながら母の躯を堪能する。
「ね、ねぇッ…お母さんの中にあなたのミルク…いっぱい頂戴」
「ああっ…あーッ、出るよッ、出…る、う…」
ドクッ、ドクッ、ドクッ…。ドピュッ、ドピュウ、ドピュッ!!
息子の射精を躯の中心で受け止めながら、美雪はいつまでも喘ぎ声を上げて身悶えるのだった。
***
相姦の夜-1-美雪の場合
-1-***
沢井俊樹は今年中学3年になった。来年は就職か進学か、というところだが、家の経済状況から見て就職だろう、と考えている。彼の母親の美雪は街で小料理屋を開いている。父親は彼が幼い頃に死んだ。駆け落ちだったと言う話で親しい親類もいない。
そういう環境でいつも俊樹は母の背中を見て育った。しかし、母は女をやめた、という風でもなく息子の目から見ても艶っぽい雰囲気を残している。その辺りが独りで水商売を切り盛りしていく秘訣なのかもしれなかった。
彼は母が今までに再婚するとか、誰かの妾になるとか、そういう話を聞いたことがない。別に俊樹は母のそういう話を嫌いとかそういう訳ではないが内心、母との二人暮らしがずっと続けばいいのにとは思っている。
そんな夏のある日、俊樹は寝苦しくて夜中に目を覚ました。
躯を起こして隣りを何気なく見ると、寝床を並べている母の夜具の足元が捲れて、白い襦袢の裾の乱れた脚が剥き出しになっていた。
夜は暑いし、エアコンなんてものは部屋にはない。日頃から几帳面で乱れたところを嫌う、母らしくない。が、そのらしくないところが妙に色っぽい。
むっちり、と張り詰めた白い太腿が少年の目の前に投げ出されている。俊樹の目は彼女の太腿の隙間から奥へと食い込むように注がれる。しかし、それ以上は無理だ。何も見えない。
彼は、股間がビクン、と跳ねて勃起しているのに今更ながら気づいた。
薄い掛け布団を跳ね上げると、俊樹は母の下半身へと身を乗り出していった。
美雪の際どい襦袢の乱れた裾から飛び出した白い太腿へと、脚の両脇に腕を付いて顔を近付けていく。もう、あと何ミリかで触れそうなほど近付いたところで、俊樹は母の肌から薫る女の匂いに鼻腔を刺激されて思わず溜め息を洩らした。彼の息が掛かると美雪はビクッ、と身震いさせる。
気付かれた?と慄いて躯をその姿勢で硬直させるが、数秒後、露出した太腿が彼の目の前でまた、少し、脚と脚の間の隙間を広げていた。
「ん…。俊樹…」
母の寝言が小さな唇から洩れ、自分の名が呼ばれると、俊樹は急に罪悪感が大きくなってその場から離れようとした。だが、今度は母の唇に興味が移った。キスしてみたい。そう思うと、母の躯の上に腕立て伏せをするように彼女の頭の横に手をつくと、顔を沈めていった。
"母さん…"
俊樹は息を触れ合わすほどに近付いて、唇をそっと重ねていく。ただ、触れ合わせるだけなのに、メチャクチャ、興奮していた。母にバレたら…、と思うと怖くなったが、今は憧れの母の唇を奪っている、という興奮が勝っていた。
美雪は彼が唇を重ねても起きる気配は無かった。
しかしさすがに怖くなって、俊樹は存分に母との接吻を堪能すると唇を離して自分の寝床に入り、母の静かな吐息に耳をそばだてながら、怒張を握り締めて扱きあげながら、いつのまにか寝入ってしまった。
-***-
翌日の午後、俊樹が帰宅すると、美雪は仕事に出かけるための着替えをしていた。母は街で小料理屋をやって、家計を支えている。いつも、家では洋装だが仕事に出るときは着物に着替える。
白い襦袢の裾からムッチリ、と脂の乗った太腿が覗き、見事な脚線の美しさを露わにしている。細い組紐を口にくわえて、髪を結い上げると、二の腕まで剥き出しになり、熟した女の色香を醸し出していた。
俊樹が帰ってきて、衣擦れの音を頼りにいつも二人が寝室に使っている部屋の襖から顔を覗かせ、美雪の着替えを凝視しているのに今更ながらに気付いたらしく、彼女はニッコリ、と微笑んだ。
「あら、お帰りなさい。」
息子が自分の姿に欲情しているのも知らず、美雪は鏡台の前に進み、屈みこむと引出しから口紅を取り出し、鏡を覗きこみながら唇に紅を差していく。
「ねえ、その下って下着つけてないの」
「馬鹿ねぇ、そんな筈が無いでしょう。…気になるの?」
「い、いや、そうじゃないけど」
鏡に映った、真っ赤な顔をして言い訳をする俊樹を微笑んで振り返り、見つめ返す。
「見たいの?見たいなら見せてあげるけど。どうする?」
「…見せて」
「ウフフ、そういうことに興味を持つ年齢になったのねぇ。いいわ、見て」
息子の成長を嬉しそうに微笑む母親らしくそう言うと、少し寂しげな顔をして、たった今締めたばかりの襦袢の留め紐を解くと、肩から滑らせていった。その仕草には微塵も躊躇いが感じられない。
息子の目の前で、美雪のセミヌードが露わになる。剥き出しの乳房が誇らしげに上を向いて揺れていた。滑らかな肌が胸からウェスト、そして…下腹部にはハイレグの黒のパンティが。
俊樹の目は母の悩ましい裸身に釘付けになる。股間もギンギン、といきり立ってジーンズの上からも形がはっきりと分かるほど浮き出ていた。
母の躯には一遍の贅肉すら付いていなかった。頭身のある均整のとれたグラマーな裸体はまるで、外国のモデルのように美しかった。そして、色っぽい。
美雪は、息子の食い入るような視線を裸身に受け止めて、少し困ったような顔をしていた。彼が飽きるまで見せてやるつもりだった。だが、息子の鼻息が荒くなっていくのを見ていると、彼女自身、躯の内側から何かが溶けていくような危うさが湧き上がってきて、堪らなくなって、根を上げる。
「もう、いい?…俊樹」
「ああ、…ゴメン、母さん。でも凄く綺麗だ。勿体無いよ…、隠しとくの」
「ウフッ、そうね。俊樹になら見せてあげるわ」
「本当?」
「ええ」
期待に目を輝かせる息子を見ていると、何でも許してしまいそうになってくる。美雪は迷いを吹っ切るように、彼へと頷いて見せた。
薄っすらと美貌を上気させた美雪が微笑むと俊樹はその艶っぽい色気に圧倒されてゴクッ、と唾を飲んで母のたわわな乳房の膨らみと、その頂きで震える乳首を見つめていた。
「も、もう、いいでしょ…、母さん出掛けるから…」
「ああ…、いってらっしゃい」
美雪は襦袢を掻き上げて、彼に背中を向けて再び、店に出る仕度を始めた。いつものように帰りが遅くなることを彼に詫びて、家を出ていった。
-2-***
その夜、遅くに美雪は勤めを済ませて帰宅すると、寝室を覗きこみ、息子の俊樹の寝姿を暗闇の中に求めた。二つの布団が並べられた部屋に彼が一人で寝ているのを見るといつも、息子に対して済まない気分になる。
いつも、彼が二人分の布団を敷いてくれる。先に寝ている筈の息子の飛び出した足に布団を掛けてやったりして、寝床に入るまで母としての顔を取り戻す慎ましやかな時間だった。
だが、昼間、あんな事があったせいで、美雪は彼の寝ているのと隣りに敷かれた布団と枕に淫らな想像をしてしまう。そのモヤモヤとした思いを消すようにかぶりを振って、足音を立てないように静かに、彼の枕元を通り、鏡台の前に佇んだ。
暗闇の中で、美雪は帯を解くと、微かな衣擦れの音を立てながら、着物を脱いでいく。結い上げ、細い組紐で纏めていた髪を解くと、肩まで届く長さに垂れ流れる。白い襦袢姿になると、足袋を脱ぎ捨て、裸足になった。冷えた畳の冷たさが心地いい。
ふと、息子の寝顔が見たくなって、俊樹の枕元を覗き込もうと腰を屈めると彼の布団の動く気配がした。
「俊樹?、起きてるの?」
「うん。母さん、お帰り」
彼は屈みこんできた美雪の端正な美貌を見上げて、その肢体から漂う夜の女の匂いに激しく勃起していた。昼間の清楚な彼女も、今、こうして甘い芳香を放ち艶っぽい色気を発散している美雪も同時に大好きな母の本当の姿なのだ。
「どうしたの…。明日も学校でしょう。早く寝ないと躯に毒よ」
「ごめん、僕、母さんと寝たい…」
美雪はドキッ、と胸が弾むのを感じた。息子の昂ぶりを悟って彼女も喉が乾いていくのを感じていた。息子が肉欲に目覚めたのを知って自分の中の女が目覚めていくのを感じていた。
「俊樹…。寝るだけで済むの?触りたいんじゃないの?母さんの躯に…」
「うん。ダメ…?」
無邪気に見上げてくる二つの瞳を見ていると何を求められても許してしまいそうになる。彼のためと理由をつけて、本当のところは自分の欲望のために…。
「いいわ…、触っても。でも、セックスはダメ…。いいわね」
「うん、約束する。無理矢理やったりしないよ」
美雪は自分の寝床に滑り込み横になると、息子に美貌を向けて優しい声音で言った。
「…いらっしゃい」
俊樹はのろのろと躯を起こすと、慎重に美雪の上に圧し掛かってきてに、間近から母の顔を見下ろした。オレンジ色の薄暗いランプの中に浮かび上がった、母の瞳は濡れて輝いているようだった。
美雪の寝顔に俊樹は興奮した。こんな美しい女と肌を合わせて息を触れ合わせるほどの距離で顔を近付けていることに興奮していた。
両脚を開いて、母の脚を跨ぐように、馬乗りになると股間をテントのように露骨に膨らませた腰を密着させていく。
硬い角が母の肉の柔らかい感触を布越しに伝えてくる。布越しに勃起をこすりつけて、高まる興奮にハァハァ、と鼻息を荒くさせながら、瞳は美雪の顔を見つめていた。美しい母の顔を楽しみながら腰を送り込むのは堪らない行為だった。
母は彼が勃起を摺り寄せながら腰を送り込んで来ると、眼差しを細めて、息を荒げていく。俊樹の行為は徐々にエスカレートして、母と重ねた胸を浮かせると、美雪の羽織っている襦袢の胸元へ顔を寄せて、少しずつ下へと引っ張っていく。母は熱っぽい喘ぎを漏らしながら、イヤ、イヤ、と首を振る。が、俊樹は強引に襦袢の襟元を掴むとグイッ、と肩を剥き、たわわに弾む双乳を露わにさせてしまう。
「ハァァ、ハァァ…、だめっ、俊樹…、だめぇ…」
「触るだけ、触るだけだよ…、いいだろっ」
俊樹は目の前でブルン、ブルン、と揺れ動く母の乳房の膨らみに両手で掴みかかっていった。柔らかな柔肉の双乳が手の中で縦横に揺れ動き、たわわに弾みを返してくる。堪らない揉み心地だ。彼は夢中になって美雪の乳房を、憧れの乳房を揉みしだき、ハァハァ、と息を荒げ、眼を血走らせてグイグイ、と牡の肉角を押し付けた。
「ああッ!だめぇ…、ハァン…、い、イヤッ…!!」
思わず鼻先から歓喜の声をあげそうになり、美雪は焦った。強引に乳房を嬲られると子宮が甘く疼いてしまう。夫に死に別れて美雪は長らく、こんな官能を味わったことは無かった。それだけに、息子の手で快感を与えられているとはいえ、思わず夢中になってしまいそうだった。
"ダメ…、幾らなんでも息子に嬲られて感じるなんて…。でも…、イイッ、感じちゃうぅ"
俊樹は夢中になって乳房を揉みしだき、先端の頂きを口に含んで舐め捲くってくる。
カリッ、と息子の歯が敏感な突起を掠めると、思わず美雪は大きな声で快感の声を上げていた。
「ハァンっ!ああっ、あああ…!!」
喉を突き出して、シーツを掻き乱し、全身で快感を訴えていた。たわわに実った豊かな乳房の双球を波打たせて、美雪はもう母としての尊厳も忘れて両足を突っ張ってブルブル、と肢体を痙攣させて、女の悦びに目覚めていた。
「うっ、ううっ…」
だが、その刹那、美雪の躯に掴まって腰を送り込んでいた俊樹は思わぬ母の反応にペニスは耐えられず、下着の中でドクドク、と精液を放っていた。
-3-***
美雪がいつも夜遅くに帰宅すると、まずすることは風呂に入って躯を清めることだ。
酔客のたばこの煙や、料理の生臭さが混ざったような水商売独特の臭いを落とさないと、一日が終わったような気がしないのだ。それは彼女にとっての、女から母親に戻るための儀式だった。
しかし、店が休みのときには普通なら店をやっているような時間に風呂を使うときもある。そういう時、自分と息子が一緒に生活できていることに幸せを感じるのだ。
そんなささやかな幸せに浸りながら一人がようやく腰を屈めてはいれるだけの浴槽に身を沈めていたときだった。浴室の摺りガラスに影が映った。
「母さん、入ってもいい?」
「俊樹?いいわ、…いらっしゃい」
ガラガラ、と立て付けの悪い引き戸を開けて、裸の少年が入ってくる。浴槽の傍に立っている彼の股間には漲った若いペニスがビクンビクン、と勃起して震えている。美雪は来るべきときが来てしまったことを実感した。
毎夜のごとく、肌を弄られて女の性感帯を自分だけで開発していった息子の興味はセックスにしか残されていない。美雪はできるだけ平素を装いながらも、息子の剛直から目を背けて尋ねた。
「どうしたの。躯を洗わないの?」
「僕、母さんのオ×ンコ、見たいんだ。ダメ…?」
「分かったわ…、待って」
美雪は浴槽から躯を起こすと湯の滴を剥き出しの乳房や下腹に散らしながら浴槽の縁を跨いで彼の前に一糸纏わぬ裸身を晒した。成長した息子と裸体を晒しあうのは彼が小学校に上がるときが最後だから久しぶりだ。
「見たいのね。母さんのアソコ」
「うん、見せて。オ×ンコ触ってもいいでしょ」
「いいわ。でも約束して…」
「うん、無理矢理チンポ入れたりしないよ。」
浴槽の縁を両手で掴むと、そこに腰を下ろして息子の前で脚を広げていく。美雪は、アアッ、と羞恥に喘ぐとよく張り詰めた白い太腿を開いていく。息子の視線が乳房に、顔に、そして秘部に刺し貫くようにぶつけられるのが分かる。ハァン、と喘ぎ声を漏らして身悶える美雪。
俊樹は、少し屈むと浴槽の縁に腰を下ろした美母の乳房を底から量感を楽しみながら掴み取り、遠慮なくタプタプ、と揉みしだく。乳首を指先で摘むと、母の唇からハァッ、ハァッ、と何かに耐えるような短い悲鳴が漏れてくる。彼女は息子に裸身と表情を観賞されながら肌を嬲られて身悶える。
「はぁぁン…、ダメ…、強くしないでェ…」
「気持ちいいよ、母さんのオッパイ、大きくて柔らかいね」
「ダメ…、そんなこと、言わないで…」
ひとしきり、美雪の羞恥を煽ると彼の興味は、美母の下腹へと移った。
美雪の色っぽい声も性感にビンビン、来るほど昂ぶるのも今までの経験から熟知していた。母の唇から漏れる悩ましい吐息も、上気して薄く朱に染まる頬も、肌を嬲られて興奮に柔らかい女の腹を撫で下ろして、そのまま下腹の陰毛の繁みを掻き分けていく。
「ク×トリスってどこ?」
「入り口の上…そう、そこ…よ」
「あっ、ああん…」
「膨らんでるよ、気持ちいいの?」
「え、ええ…皮を剥いて、あひっ!…そうよ、こすると女は堪らないの」
俊樹は、女の躯の構造に堪能したかのように目を血走らせると、今度こそ、美雪の秘唇に触れて、指先で媚肉を押し広げていく。余り使い込まれていない、美雪の膣襞の入り口をこじ開ける。ピンク色をして分泌した蜜に濡れている中心に人差し指を突き入れていく。
たまらず、美雪は喉を突き出して身悶える。
「んっ、んん…。ハァァン」
「凄い、指が…オ×ンコの中で締まるよ、ギュウって」
彼の指を肉茎と間違えた膣はギュッ、ギュッ、と締め上げる。その狭い肉洞を強引に突き入れた指でジュブッ、ジュブッ、と掻き回していく。
「そうよ、女は感じるとそうやって締めるの。アアッ、あああ…」
「なに?オシッコ?」
「ああ…ちが…うわ、感じ過ぎて…出るの…」
美雪は息子の手と指と視線と声で絶頂を迎えさせられて潮を吹いていた。こんなに、感じたのは久しぶりだった。実の息子に嬲り物にされているという背徳感がそうさせるのか、美雪の全身が熱く火照って、快楽を訴えていた。
上気した頬を艶っぽい色に染め上げて、ハァ、ハァ、と喘いでいる美雪は息子から顔を背けてブルブル、と裸身を痙攣させている。
しかし、俊樹は母の絶頂を訴える色っぽい喘ぎ声に我慢できなくなったのか抱きついきて、勃起を下腹に押し付けてくる。美雪は、狼狽し、彼の肩を押さえて抵抗する。息子が唇を奪おうとするのを必死に顔を背けて逃げながら喘ぐ。
「だ、だめ…、約束よ…、入れないで…」
「お願いっ、母さん、僕、オチ×チン痛いぐらいなんだよ、入れていいでしょ」
「だめ…。替りにお母さんが手でしてあげるから」
美雪はペニスを握り締めて強引に入れようとする息子を抑えて彼の足元に跪くと、勃起して今にも暴発しそうなほど、膨らんでいるペニスを掴むと、両手で扱いていく。
「あっ、アアッ!!、か、母さんッ…」
もう、いても立ってもいられなくなって俊樹は母の手の中で若い精を暴発させる。ドクッドクッ、と濃厚な白濁液が突き出した剛直の先端から解き放たれて、美雪の顔面といわず乳房にも直撃して、降り掛かる。
"ああっ、堪らないわ…、俊樹が、こんな…、こんなに…"
美雪は羞恥に染めた美貌に熱い性欲の洗礼を受けて、蜜壷から溢れる愛液の滴と子宮の甘い疼きに裸身を熱く火照らせるのだった。
-4-***
その晩も息子と寝床を共にした美雪は彼に柔肌を弄ばれて、俊樹の吐き出した濃い体液の臭いの中に包まれていた。結局、翌朝まで悶々としたまま一睡も出来なかった。
彼の若い精の匂い、濃い牡のホルモン臭の中でいつまでも興奮して眠れなかった。そして、朝、目覚めたとき、隣りで寝ている息子の乱れた下腹部を元気よく押し上げる朝の勃起を見たとき、美雪の理性は弾け飛んでいた。
「ああッ、俊樹…、あなたが悪いのよ。母さんをこんなに…させて」
細く華奢な彼の下着の中から勃起を取り出すとその逞しさにウットリ、と頬を染めて蕩けきった表情で舌を這わせていく。唇を一杯に広げて肉棒を呑み込み、先走る精を啜り上げる。
下半身の異常に気付いた俊樹は目覚めると驚いた。
セックスを許さず、自分からは決して求めてこなかった母が唇で自分の性器を舐め啜っていたからだ。息子の目覚めに気づいた美雪は妖艶な流し目を彼に向けて尋ねた。
「母さんとセックスしたい?」
「う、うん、したいよ。入れてもいいの?」
「いいわ…、母さんのパンテイ脱がせて。あなたのオチ×チンを入れて…」
「うん」
美雪は彼の横に躯を横たえると、襦袢の裾を開いて見事な脚線をすっかり晒し出すと、膝を立てて見せた。俊樹はその横から寄り添うと、母の脚の付け根に張り付いている下着に手を伸ばした。
母の濡れたように光る瞳を見つめ返しながら、指先を下着の中心部に添えて内側の性器の様子を確かめるように蠢かせると、美雪は視線をはずして、アッ、アッ、と喘ぎ声を漏らす。
俊樹がパンティの底を前後に責めたてると、母は閉じた脚を微かに擦り合せるようにしてせつなげな切れ切れの悲鳴を上げていく。そして、彼の指先にはしっとり、と母の下着が蜜に濡れていくのを感じ取っていた。
「ね、ねえっ…、早く脱がせて…。苛めないで…」
美雪の喘ぎ声に充分昂ぶっていた俊樹は母の訴えに頷くと、そのまま指をパンティの縁まで這わせると、引っ掛けて下ろしていく。彼は起き上がると、母の足元に跪いて彼女の下着の両脇に手を伸ばして、するすると下着を剥き下ろしていく。妖艶な繊毛の翳りが姿を顕わすと美雪は喉を反らせてわなないた。
下ろした下着が太腿の半ばを過ぎて膝を抜けると、一気に母の長い脚から抜き取った。そして、俊樹は美雪の膝をしっかりと握ると、力を込めて左右に開いていく。しかし、美雪は抵抗しなかった。力なく、脚を開かれていくに任せていた。
「いくよ、母さん…」
「ええ、来て…、俊樹」
息子が開かれた脚の間に腰を進めて、寝間着の間から若く漲った逞しいペニスを取り出すと、美雪は自分から望んだとはいえ、相姦の禁忌に身震いしていた。
俊樹は母の顔に走った怯えにもますます昂ぶって、ギンギンに膨れ上がった肉茎の先端を美雪の秘唇へと向けて、腰を沈めていく。ズニュッ、とぬかるんだ母の秘唇にペニスの先端が触れると、自分とは違う体温にドキドキしながら、その肉の合わせ目に向かって腰を突き入れていく。
「はぁぁ、ああ…、あなた」
「母さんッ…、俺、入ってる…、母さんの中に…」
「そ、そうよ…、いいのよ、そのまま母さんを犯して…」
ズブズブッ、と美しい母の蜜壷に太い肉棒の根元までが沈み込むと、俊樹は美雪の上に抱きついてくる。母と子は顔を近づけて互いの熱を感じ取って悶えていた。
美雪は媚肉に咥えこんだ息子の肉茎の逞しさに圧倒されて自然に腰を淫らに振り立てていた。そうやって、快感を求めてヒップを打ち揺すりながら、息子のペニスをギュッ、ギュウッ、と締め上げ、ともすれば締め上げる勢いで抜けそうなほどの逞しい肉塊を奥へ奥へと、引き擦り込んでいく。
「はぁぁッ、…凄いわ、俊樹、あなた…、こんなに…、嬉しい…」
「俺、堪んないよ。動いていい?」
「ええ、あなたのしたいようにして…」
俊樹は貫いた母の秘唇がやわやわ、と締め付けてくる肉棒からピリピリ、と腰に走り抜けていく快感に導かれるまま、牡の本能にか剛直を美雪の体内から引き抜き、また根元まで沈めるという繰り返しに夢中になる。
肉棒を締め付け、吸い付くようにして母の膣がへばり付く感触が堪らない。それに母の美しい顔が歪み、悩ましい唇から甲高い喘ぎが漏れ出すと、それは彼の性感を急激に追い込み、すぐにでも射精したくなる。だが、初めて手に入れたこの快感をそう簡単には手放したくなかった。
出そうになると、肛門に力を込めて厳しいその一瞬をやり過ごし、また、出し入れさせる。そうやって、母の秘部を貫いていると、次第に秘唇と肉棒の合わせ目からはジュブッ、ジュブッ、という卑猥な音が響いて、また、トロトロ、とした蜜が溢れて、母の白い太腿へと垂れ流れ出す。
確かに自分だけ感じているのではない、美しい母も感じているんだ、その確信が感動に変わり、また快感を加速させていった。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ…、あなた、いいわ…、母さん、感じてるの…、イイッ…」
「俺もッ…、堪らないっ…、母さん、締まるゥ…」
「だって、あァン…、いいんですもの…、イクッ、いっちゃうぅ、もう、ダメっっ!!」
「か、母さんっ!!出るっ…」
俊樹が尻を痙攣させながらトドメとばかりに、腰を打ち付け美雪の一番奥深くまで貫いたところで、突然、暴発させる。
ドクッドクッ、ドクドクドクッ!!
「あああッ!!あああ、あああ…、俊樹…」
「母さん…」
美雪は全身を硬直させて、身悶える。息子が覆い被さりながら唇を求めてくると彼女も積極的に唇を重ねて、すぐに舌を絡め合うほどのディープキスになる。二人とも互いを求め合いながら抱き締めあって、いつまでも肌を溶け合わせるほどに躯を繋げていた。
深々と息子に貫かれながら、美雪は自分の運命がこうなるしかなかったのだと思った。貫いたまま射精して弛緩している息子の頭を強く抱き締め、深い快感に酔い痴れるのだった。
-5-***
翌日から、母と子の儀式が始まる。
「母さん、して」
「ええ…」
食卓で朝食の用意をする美雪の傍で手を突く勢いを見せている勃起をジーンズから取り出して見せて、奉仕のおねだりをする。美雪は彼の足元に跪くと肉棒を咥えて情熱的に口唇奉仕に耽る。
最初の一発は美雪の口に発射して、母に呑ませる。だが、成長期の少年の性欲はそれで収まる筈はない。後始末に舌を這わせている美母の顔に硬い剛直を押し付けて次の行為を求めてくる。
「ねえ、まだだめだよ。後ろからしていいでしょ」
「んっ…いいわ、して…」
美雪は自らスカートの裾を捲り上げてパンティを捲り下ろす。その顔は淫靡に輝いていた。息子が美雪のヒップを掴んでズブッ、と貫いてくると、歓喜の声を上げて悶えなく。
「はあッ!!…イイッ、いいわ…、俊樹のオチ×チンが刺さってくる…」
後ろから犯してくる肉棒を受け止めながら、美雪は愛し愛される夢想に酔うのだった。息子が性欲だけで求めていることは知っている。それでも、この行為が意味することを自分で都合の好い様にすりかえて甘いムードに浸る。
"いまだけでいいの、いまだけ…"
「凄いよ、深いよ…こ、こんなに、ああっ、お母さん」
「俊樹もよ、…ああッ!…私、感じてる…とっても」
母のよく張り詰めたヒップの丸みを撫で回し、手を伸ばして胸の膨らみを掴み取り、揉みしだく。腰をガンッ、ガンッ、と突き上げながら母の躯を堪能する。
「ね、ねぇッ…お母さんの中にあなたのミルク…いっぱい頂戴」
「ああっ…あーッ、出るよッ、出…る、う…」
ドクッ、ドクッ、ドクッ…。ドピュッ、ドピュウ、ドピュッ!!
息子の射精を躯の中心で受け止めながら、美雪はいつまでも喘ぎ声を上げて身悶えるのだった。
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