小説(転載) 相姦の夜-3-真美子の場合
近親相姦小説
相姦の夜-3-真美子の場合
1***
真美子は息子の拓也と一緒に葉山の別荘に来ていた。
大手、電機メーカーに勤めている夫も仕事が忙しい中をやりくりして母子と行動を共にする筈だったが、急なクレーム対応のため出張が入り、実現できなかった。
真美子は34歳の女盛りだ。夫も同じ年齢で、大学のときからの付き合いだった。19の時に拓也を妊娠してそのまま、結婚して幸せな人生を送ってきたつもりだ。最近は夫が仕事に没頭し、真美子は拓也の成長を見守るのが唯一の彼女の楽しみになっていた。
「お母さん、海が凄く綺麗だよ」
「拓也、そんなに急がなくても海は逃げないわよ」
拓也が別荘のテラス側の扉を大きく開けて入ってくると彼女の腕を取って外へ連れ出そうとする。顔には満面の笑みを浮かべて、真美子の顔を真っ直ぐに見つめてくる。真美子もにっこり、と微笑んで応える。
息子の拓也は真美子の自慢だった。学校の成績もいいし、母親のことを大事に思っていてくれる。彼女もまた息子への愛情を一心に考えていた。
正直、夫と一緒でなくて良かったとさえ思っていた。拓也と水入らずで休日を過ごすことが出来るのだ。家にいても殆ど真美子と拓也だけで家を維持しているようなものだったが、ここには家にはない開放感があった。
-***-
「お母さん、僕、お母さんにプレゼントがあるんだ」
「あら、嬉しいわ。でも、どうしたの。何かあったの?」
「ううん。なにもないけどさ、こんな素敵なところに連れて来てくれて嬉しいんだ。だから」
真美子は息子の心底嬉しそうな笑顔に幸福感に包まれる。そういえば、親子でどこかに出掛けた、という記憶は最近無かった。息子が綺麗にリボンが付けられた包みを彼女に手渡す。
「そう、ありがとう。これなの?…なぁに」
「水着だよ。綺麗なお母さんに着けて欲しかったんだ」
「まあ。拓也ったら…。でも、嬉しいわ」
「ねえ、着てみてよ。それで着替えたら海に行こうよ」
拓也に手渡された包みを抱き締めて礼を言う真美子に照れくさそうに笑う息子が、彼女には愛しくて堪らない。水着をプレゼントされるなんて少し恥ずかしいのは確かだが、それ以上に最愛の息子からの思ってもいなかった贈り物を貰った喜びの方が上だった。
「ええ、いいわ。私、着替えてくるから。拓也も海に行く用意をしていてね」
「うん。母さんの水着姿、期待してるからね。待ってるよ」
「恥ずかしいわ。そんな言いかたしちゃダメ…よ」
そう言って、包みをかかえて真美子は拓也を残して寝室へと入った。寝室の扉に後ろ手に鍵を下ろすと、幸せに包まれて嬉しそうな微笑を端正な美貌に浮かべて、彼からのプレゼントを紐解いていった。そして、その中から包装紙に包まれた布地を取り出すと、真美子はカアッ、と頬を赤らめた。
「これ…、拓也ってば、あの子…。もう…」
息子から「綺麗なお母さんに」とプレゼントされて、嬉しくないわけがない。
しかし、彼からのプレゼントの水着は肌を極端に露出する、非常に面積の小さなものだった。ブラは乳首を隠すほかに機能など殆ど無いに等しく、膨らみの大半は丸見えで背中と首の後ろで結ぶ紐は限りなく細く頼りない。走ったりしたら、簡単に解けてしまいそうだった。パンティに至っては秘部を覆うだけの小さな布切れの部分以外はすべて紐でしかない。後ろも同様に紐状でヒップは丸出しになる。
こんな破廉恥な布切れを水着とは呼びたくない。これを着けてビーチに出たら、露出狂と呼ばれることは必至だろう。娼婦に間違えられてもおかしくない。
しかし、寝室の外では息子が自分の水着姿を期待して待っている。彼はこのことを知っているに違いない。この水着を着けないで彼の前に出るわけには行かない。自分を信頼している息子を裏切るわけにはいかない。
「ああっ、どうしたらいいの…」
だが、真美子はしばらく羞恥心と戦っていたものの、覚悟を決めると着衣を外し始めた。
着けていた薄手のワンピースの裾を捲り上げて脱ぎ捨てると、ブラジャーの胸元のホックを外す。素晴らしい双乳の膨らみが布地の拘束から解放されて、重たげにユサユサ、と揺れ動いた。そして、パンティの縁に指を掛けると長い脚を下ろしていく。すっかり全裸になると長い髪を掻き上げる。均整の取れたボディラインが見事だった。
フウッ、と諦めの溜め息を漏らすと、息子からプレゼントされた破廉恥な水着を取り上げて、剥き出しの肌に当てていく。
ブラはやはり、殆どその機能を達していない。少し動いただけで乳首から布地がずれて乳房が丸見えになってしまいそうだ。白い木綿地のブラは恥ずかしく飛び出した乳首をツン、と内側から押し上げている。パンティに至っては、真美子の秘唇と少なめの繊毛の翳りをかろうじて隠すばかりで、卑猥な眺めを醸し出している。きっと、水に濡れたら透けて見えてしまうのだろう。
「こんな…。いやらしい格好だわ…、あぁんっ、恥ずかしい…」
真美子は水着を着けても殆ど露わになっている裸身を抱き締めて、喘ぎ声を漏らしていた。息子の前で淫らな水着を披露しなければならない恥辱に熱く火照った頬を隠すように手を翳してうろたえていた。だが、いつまでも、こうしてはいられない。
吹っ切るように頭を振ると、パーカーを羽織った。胸元を掻き合わせて少しでも肌を晒さないようにしなければ。脚は張り詰めた太腿の付け根まで剥き出しにはなるが仕方ない。意を決して、寝室の扉を開いて、息子の待つリビングへと入っていった。
拓也は別荘のリビングにしつらえられたソファに腰を下ろして、開け放たれた窓から吹き込む風に当たって寛いでいた。入ってきた真美子の姿を見つけると、立ちあがり傍に駆け寄ってくる。
「遅かったね。どうしたの?顔が赤いよ」
「な、なんでもないわ。それより、海に行く準備できたの?拓也」
平静を装って、彼に微笑む真美子に拓也は追い討ちをかけてくる。
「うん、バッチリ。ねえ、水着見せてよ」
「ああっ、拓也、許して…」
真美子は思わず胸を隠すように両腕を交差させて、あとずさっていた。息子の顔をまともに見ることが出来ない。せっかく、プレゼントされた水着を着けているところを披露したいのは山々だが、恥ずかしくて出来なかった。
パーカーの裾から覗く長い脚がうっとりするような美しいラインを描いているのを眺めながら、拓也は目の前で躯をくねらせている美母の全身から発する悩ましい色気に興奮して、ムクムクと股間が疼き出すのを感じた。真美子の肩に手を伸ばすと、ハッ、と背けていた艶っぽい美貌を息子へと向けて彼の目に宿る強い意志を悟って動けなくなる。
「どうせ、向こうに行けばこれも脱がなくちゃいけないんだよ。捲るよ、いいね、見せてね」
「はぁぁ…、拓也…」
拓也は真っ赤になって美貌を喘がせている美母が真っ直ぐに彼を懇願するように見つめてくるのに、股間が痛いほどに漲るのを感じて、興奮していた。彼に肩を掴まれると、真美子は胸の膨らみを隠すように交差させていた腕を下ろす。
2***
彼は美母のパーカーの胸元の合わせ目を摘むと、ゆっくりと左右に開いていく。真美子の熟れ切ったボディを申し訳程度に覆った猥褻な水着姿が少年の目の前に晒されていく。真美子はパーカーが剥き出しの肩から滑り落ちていくと、絶望的にな諦めてアアッ、と喘ぎ声を上げて瞳を閉じた。
「見ないで…、お願い…」
「綺麗だよ、お母さん。とっても、素敵だ。よく、似合ってるよ」
ポウッ、と頬が一瞬で真っ赤に染まる。息子の視線が肢体のそこかしこに突き刺さって切なさが込み上げてくる。胸の膨らみは硬くしこって、乳首はピン、と張り詰めて飛び出して水着の布がこすれて堪らなくなる。どんなに太腿を閉じても恥ずかしい姿を隠すことは出来ない。それどころか躯の芯が熱くなってきて真美子は狼狽する。
見ないで、と言いながら躯は彼に見て貰いたくて堪らないかのようにフェロモンを発散させていた。彼女は自分はそんなに淫らな女ではない、そう思いたくても全身が熱くてしかたがなかった。いっそ、このまま拓也に犯されたら…、その想像は真美子をいたく刺激した。
拓也は殆ど裸同然の姿で立ち尽くして羞恥に喘いでいる母の姿にビンビン、と感じていた。半ズボンの下に穿いた水着の内側ではキリキリ、と漲った欲望の器官が先端から先走った液体を噴き出し始めている。しかし、彼にはまだ母親に襲いかかるほどの度胸はなかった。
一方では美しい母を慕い、一方ではオナニーのオカズとして想像の中で貶めた真美子が今、羞恥に喘いでいる。もう、殆ど彼の手に落ちているのも同然のはずだ。ここで、襲い掛かっても思いを遂げることは可能だろう。だが、母親を悲しませたくない、という想いも依然として胸を支配していた。彼女が拓也を受け入れてくれるのはまず間違いがない。でなければ、こんな卑猥な水着をつけるはずはない。
二人の想いが交錯してねっとり、と濃密な、それでいて喉がカラカラになるように緊迫した雰囲気がここにはあった。ふとした拍子にそのバランスが崩れて親子関係が崩れ去ってしまうのではないか、という想いが二人を縛っていた。その均衡を破ったのは拓也の方だった。
「か、母さん、ゴメン、ね…、恥ずかしかったでしょ。海に行こうか」
「ああ…、拓也。いいの、ごめんなさい。行きましょう」
真美子の躯から視線を外すと、足元に落ちたパーカーを拾い上げて、母の肩に掛けてやる。彼女も潤んだ瞳を指先で拭うと、いつもの彼女らしく、愛する息子に優しく微笑みかけ、荷物を取り上げた拓也の腕に自分の腕を絡めて横に並んだ。
「母さん…?」
「ウフフッ、行きましょう、拓也」
母が何もなかったかのように微笑み掛けてくると、彼もいつもの調子を取り戻す。が、真美子が恥ずかしい水着を着けているのは確かで、彼は横目で歩くたびに弾む真美子の双乳の悩ましい谷間を盗み見たが、彼女は息子の視線に気付いているはずなのに、まったく、表情を変えなかった。
別荘に鍵を下ろして二人で海へと続く道を歩いた。腕を組んだ二人は恋人同士のようだった。実際、二人は親子でありながら恋人といってもいいほどに心を繋げていた。
波打際が砂浜の間から覗く辺りまで来ると拓也は周りを見回した。砂浜には人影はそれほど多くなかった。彼は内心ほっとしていた。美しい母を自分だけのものにしたい。他の奴に本当なら見せたくもないのだ。あまり人が多くて彼女が注目を集めるのは困るからだ。彼が安堵に溜め息を漏らすのを聞いて、息子の気遣いを知って真美子は嬉しそうに微笑んだ。
少し歩き回って、他の客たちからは離れた位置に、シートを敷きバッグを置いた。荷物を置くと、拓也も上着と半ズボンを脱ぎ捨てて、水泳パンツ一枚になる。息子の姿に真美子はポッ、と頬を赤らめる。彼はしばらく見ないうちに立派に成長していた。前に彼の裸身を見たのは小学生に上がる前だから、もうしばらく前のことだ。
「母さん、行こう」
「ええ…」
手を差し伸べて微笑みかけてくる息子に心底、嬉しそうな顔を見せて、真美子は羽織っていたパーカーを脱ぎ捨てた。彼の手を取って、一緒に砂浜へと駆け出していた。
「いいの?」
「うん、もう大丈夫だから。あなたも気にしないで、ね」
拓也は脚を進めるたびにユサッ、ユサッ、と跳ねる母のたわわな双乳に目を奪われながら尋ねる。そんな破廉恥な水着をプレゼントしたのは自分なのに、いざ、彼女が大胆に振舞うと戸惑ってしまう。勿論、彼が聞いたのはもう恥ずかしくないのか、という意味だ。
真美子はその端正な美貌をうっすらと赤く染めながらも、息子の気遣いに感謝した。彼が握る手に自分も強く力を込めて頷いて返す。彼女の返答に拓也も少々赤い顔をして頷いて返すと、真美子の手を引っ張るように波間へと駆け込んで行く。
-***-
「きゃああ!ああん、もぉ…、拓也ったらぁ」
「ははは、母さん、母さんってば…」
波と戯れながら息子の顔に笑みが浮かんだのを見て真美子も嬉しかった。彼には楽しんで欲しかったから。自分との時間を。触れ合いを。
バシャバシャと水面を叩いて水を掛け合う真美子と拓也。ハァハァ、と荒い息を吐きながら、追い駆け合う。真美子が波間を掻き分けるたびに、ユサッ、ユサッ、と頼りない紐に吊られた乳房の膨らみが悩ましく揺れ動く。何かの拍子に拓也が派手に転び、波打際に腰を下ろすと真美子が心配して駆け寄ってくる。
「大丈夫?拓也、どこもケガしてない?」
「う、うん…!!だ、大丈夫だよ」
しりもちを着いた拓也の上に、中腰になって屈み込んでくる真美子が心配そうに彼の様子を覗き込んでくる。
拓也は思いもかけず、正面から美母の脚の付け根に張りついた布地が水を吸って透けて、その内側の様子を見せているのを見てしまう。余りに卑猥な母の姿、そして、視線を逸らそうと上に向けると深い谷間を作るバストの頂上をピン、と突き上げる乳首が同様に水を吸った布地に張りついてその全貌を露わにしていた。
彼がゴクッ、と唾を飲み込んで凝視する様子に真美子も息子が何を見ているのか、自分の姿がどうなっているのかを察して顔を赤らめるが、その場から離れようとも、透けた水着を隠そうともしなかった。彼の視線を受けても動じることなく、拓也のケガの方を心配していた。
拓也は水着の中で射精してしまいそうなほど興奮していた。勃起もひっきりなしに先端から涎を噴き出していた。自分がそうさせたとはいえ、真美子は凄絶な色気を放っていた。これが女なんだ、と思うと眩暈がしそうだった。
「大丈夫?拓也。上がりましょう。疲れたでしょ?まだ、明日もあるわ。」
「う、うん…」
彼もその場に立つと思わず、前屈みになってしまう。
真美子はそんな彼の姿にボッ、と火が吐いたように余計に赤くなる。自分が彼を欲情させているのだと思うと顔から火が出るほど恥ずかしかった。それなのに、心のどこかで、もっと見て、と囁く声がするのだ。その声に抵抗するように拓也の腕を取ると肩を貸した。
「だ、大丈夫だよ」
「ダメよ、ね、お願い」
真美子も顔を赤らめながら息子の腕を首に回すと、彼に肩を貸しながら荷物のところまで戻った。拓也も顔を真っ赤にしていたが、真美子に懇願されて仕方なく腕を預けて、肌を密着させた。荷物の置いてあるところまで二人には酷く遠い道のりのように思えた。それでいて、離れがたい気持ちもあるのだ。しかし、彼の世話の方が先だった。
拓也をシートの上に座らせると、真美子も彼のそばに座り、バッグの中からあらかじめ用意していたレモンティーを詰めたポットを取り出して、カップに注ぐと彼に手渡した。
「飲める?どこもぶつけてない?」
「うん、平気。母さん、心配しすぎだよ」
「そう?…よかった。あっ…」
自分の分のカップを傍らに置いて心配そうに彼の顔を覗き込んでくる真美子と顔が急接近する。吐息が触れ合うほどの距離で二人とも顔を赤らめて硬直してしまう。
拓也はもう迷うことなく、美母の手を握ると、唇を寄せていった。
「んふっ…、ああ、拓也…んっ、んん…」
真美子は息子に手を握り締められながら唇が迫ってくると瞳を伏せて、受け入れていた。手をギュウ、と強く握られながら、頬を熱くさせて息子とのキスに酔い痴れた。今度はきっと、躯を求めてくる。その時、真美子はどうしたらいいのか、彼女自身の答えは出ていた。
3***
唇が離れると、互いにウットリ、とした視線を交わして、顔を赤らめる。二人ともここにいたくなかった。早く別荘に戻って二人だけの時を過ごしたい。
「ああ、拓也…」
「母さん、ありがとう。僕、ずっと母さんに憧れてたから…」
「ありがとう、拓也。嬉しいわ」
そう言うと、今度は真美子の方から息子の唇を奪っていた。卑猥な水着に包み込んだ躯を息子に摺り寄せていくと拓也はそれを受け止めて抱き締めてくれた。二人の心臓の音が重なって、気持ち良かった。唇を離すと、真美子は拓也の胸に縋りついた。彼の手が剥き出しの背中を優しく撫でている。
「母さん…」
「ええ、なぁに?」
「僕、母さんが欲しい」
「私もあなたに抱かれたい…」
正直な告白、真美子も彼と同じ気持ちであることを告白する。もう、ここにいる理由はなかった。二人は互いに縺れるように抱き合いながら立ち上がると荷物を片付ける。真美子もパーカーを羽織ると拓也が荷物を抱え上げて別荘へと戻る道を腕を組んで歩き始めた。
-***-
別荘のドアを開ける真美子の背中から拓也は抱きつくと、うなじに唇を這わせてくる。真美子はア、アン、て喘ぎ声を上げて彼の愛撫に応える。
「だ、ダメ…、拓也、まだダメよ、我慢して…」
「もう、我慢なんかしない。母さんを抱くんだ」
「ああッ、拓也…」
息子の直接的な言葉に真美子はゾクゾクッ、と背筋を電流が流れるのを感じた。震える手で鍵を開け、荷物を入ったところに捨て置くと、美しい人妻と少年はもつれるように互いを求め合いながら、リビングへと辿りつくと、ソファの上に重なり合って倒れた。
モデルのように手足が長く、しなやかで均整の取れたボディに、紐のような水着が貼り付いているのを拓也の手が強引に掴み、引き千切るように毟り取る。真美子も息子の水着に手を掛けると彼が脱ぐのを手伝った。
すべて露わになった美母の裸身に拓也は飛びついていった。憧れだった、真美子のたわわに実った双乳の膨らみを両手に掴み取り、根こそぎ捏ね回しながら、組み敷いた女体の柔肌に舌を這わせていく。
二人の間に言葉は必要なかった。彼の荒々しい愛撫にも真美子は狂ったように反応し、拓也が膨れ上がった肉棒を持て余すように、美母の膝を割って、腰を進めてくると真美子は彼の進入を助けるように腰をくねらせながら息子の首に細い腕を絡めていく。
そして、拓也は憧れだった真美子の秘部へと彼の分身を突き立てることに成功する。真美子は白い喉を突き出して、美麗なヒップをプリプリ、と振り立てて、犯してくる息子の勢いと熱さと逞しさに酔い痴れる。
「ああっ!!、拓也…、ああ、あああ…凄いわ、いいっ、いいの…来てェ」
「母さんっ、母さん…、僕もいいよ、母さんの中、ああッ、締まる…ぅ」
揉みくちゃにした乳房に爪を立てていったその瞬間、真美子の蜜壷は息子の肉茎を受け入れてギュ、ギュウゥ、と肉棒を締め上げた。若く、まだ、経験もなかった拓也はたまらず暴発させてしまう。
真美子は、ハン、ハン、と切なげな喘ぎ声を漏らして、絶頂の高みへと押し上げられる前に彼が射精を開始したのを知って、焦るもののしかたがない。だが、彼女は息子が自分を犯すほどに成長し、自分の中で果てたことが嬉しかった。まだ時間はたっぷりとある。若い息子のことだ、ここにいる間ずっと、真美子を求めてくるだろう。彼女は愛する息子に犯されて充実した幸福感を味わっていた。
真美子の中で拓也のペニスはその力を弱める気配を見せなかった。むしろ、一度放出しただけに余裕が出てきたのか、膨らみを増してきた。拓也は真美子の乳房を揉みしだきながら、首筋に顔を埋めて母の体臭を楽しんでいた。
「拓也…、素敵、よ…」
「母さん」
拓也が顔を上げて母の艶っぽく乱れた美貌を観賞すると、真美子はポウッ、と赤くなって、乳房を握り締めている息子に囁いた。
「母さんは僕のだよ。もう放さないからね」
「拓也…」
「いいだろ?母さん」
「いいわ…、母さんは拓也のものよ…」
一度抱いただけでもう、自分のものにしたつもりなのか、柔らかな膨らみを好きなだけ揉みしだきながら真美子のうなじに接吻しながら、真美子の胎内に埋め込んだままのペニスを突き上げる。真美子もまた、自分を独占しようとする息子にすべてを捧げることに躊躇いはなかった。
拓也は真美子の粘膜を何度か抉りたてると、同じように真美子を生殺しのまま、射精した。しかし、真美子は不満はなかった。彼が自分を楽しんでいることは、彼女の最大の悦びなのだから。
彼が二度目の射精から復活すると、母の胎内から肉棒を引きぬく。それはさすがに萎えかかっていたが、まだまだ何度か出来そうなほどに元気だった。真美子は息子の肉棒を眩しいものでも見るように、目を細めて見つめる。肌をぶつけ合うようにして合わせた躯にお互いに満足していた。拓也は母の乳房から手を放すと、躯を起こした。
ソファに横たわっている美母の裸身からは、得も言われぬ媚香が漂っていた。
「母さんのオマンコ見たい」
「いいわ…見て」
息子の突然の求めに嫌がりもせず真美子も躯を起こすと長い脚をパックリ、と開いて自分で膝の後ろに手を差し入れて彼に、自分の道具を良く見えるようにした。拓也は美母の秘部に顔を近付けて、自分が犯した女の持ち物を確認する。
「触ってもいい?」
「拓也の好きにしていいの」
ポウッ、と顔を赤く染めた美母は喘ぐように悩ましい声を漏らした。
綺麗なサーモンピンクをしたそれは彼の注ぎ込んだ白濁液と蜜にまみれている。拓也が入り口を左右に開くと、真美子はブルッ、ブルブル、と身悶え、喉を突き出して喘いだ。
彼の好奇心は止まらない。サラサラ、と陰毛の繁みを掻き分けると、その下で息づいていた敏感な突起を探り出す。真美子は、ハァッ、ハァッ、と息を荒げて息子の陵辱に身を委ねていた。
「これが、クリトリス、だね」
「…んっ、そ、そう…、んあぁ!、そうよ。あんっ、そんなにしたら…!!ああっ、あああ…」
拓也は勃起した突起が包皮の間から顔を覗かせているのを指先で揉み潰す。途端に真美子は背筋を痙攣させて悶え啼き、膝の後ろを押さえていた両手を放して、顔を近付けている息子の頭をピンク色に上気した太腿で挟み込んだ。
4***
「ヒッ、ヒィィ!!…だめっ、だめぇ…。おかしくなっちゃうぅ!!」
「敏感なんだね」
挟み込んでくる太腿の敏感な内側を舐め上げられると、目を瞑ってハァァ、ハァァ、と長い吐息を漏らす。真美子は責められているだけでなく、彼のものも確かめてみたくなる。自分を犯した硬い塊をしゃぶってみたい。
「母さんの躯、どこも綺麗だよ。」
「ハァァ…、拓也…、アアン、…ねえ、あなたのも見せて…」
「いいよ、母さん見て、僕の。」
敏感過ぎる突起を責め立てられてソファに力の抜けた裸身を横たえた真美子の膝の間から立ち上がると、美母の顔の傍らに腰を下ろすと剛直の根元を握り締めて、真美子の頬に逞しい怒張を押し当てる。真美子は突き付けられた若い肉棒をウットリ、と見つめていた。
「拓也、ああ…、凄いわ。これで私、犯されたのね…逞しいわ」
真美子はごく自然に細い舌を伸ばして息子の肉茎を舐め上げていく。肉棹に絡み付いている精液の残滓と自分の中で付着したであろう愛液を舐め啜り、男根を綺麗に舐め清めていく。
「美味しいの?」
「ええ、とっても…。あなたの濃い精液、とっても美味しいの」
ポウッ、と頬を赤らめて、息子の問いかけに正直に応える。舌先に絡め取った白濁液を啜り上げて、コクン、と飲み干す時には心底、幸福そうな表情を浮かべる。
「母さん」
拓也は微笑を浮かべて、肉棒を舐め上げている美母の淫靡な雰囲気にゴクッ、と唾を呑み込む。そして、肉棒の根元を握り締めて、その先端を真美子の唇に押し付ける。美母は息子のリクエストに応じて、唇を開くと剛直を口腔に呑み込んでいく。
「すげー、いやらしい顔してるよ」
「んっ、んふぅ…イヤ、言わないで…んぅ、んー!!」
抗議しようとしても硬い肉の塊がグイグイ、と押し付けられてきて、頬張らざるを得ない。口腔に濃厚な牡のホルモンの味と匂いがムワッ、と強烈に広がり思わず咽てしまう。長大な息子の性器を吐き出すと、拓也が赤い顔をして喘いでいる彼女の美貌に容赦なく押し付けてくる。真美子は思わず顔を背けてハァハァ、と喘ぎ声を上げて苦しそうに裸身を身悶えさせた。
「けふっ、…あっ、ああっ、拓也…、許して」
「ゴメンね、母さん綺麗だから苛めたくなっちゃった」
「ああッ、そんな…」
嗜虐欲に燃えた拓也の言葉に真美子は慄然とする。彼は彼女の困った表情に欲情したのか、肉棒がビクン、ビクン、と震えていた。真美子は今更ながら少年の若さに溢れた性欲の猛々しさに圧倒され、熱い溜め息を漏らした。
「ねえ、今度は母さんが上になってよ」
「分かったわ」
拓也は真美子に手を差し伸べ、美母が彼の手を取って裸身を起こすと、入れ替わりにソファへと腰を下ろした。
そうやって、ソファに座りながら全裸の美女の素晴らしいヌードを目の前にしていると、すっかり、女を支配し、隷従させたかのような、心地いい気分に浸った。
真美子も息子の前に立ち尽くして、彼の視線に剥き出しの躯の隅々まで観賞される恥辱に、自分で躯を抱き締めて身悶えている。拓也の楽しそうな表情とは裏腹に真美子はこれからしなければならないことを思うとカーッ、と頬が火照ってくるのだった。
「どうしたのさ、おいでよ」
「ああ、拓也…」
拓也はソファにゆったりともたれながら、股間で隆々とそびえている剛直を根元から握り締めてスコスコ、と扱いて見せ、真美子のよく実った乳房やウェストからヒップへと続く見事な曲線や、下腹の繁み、張り詰めた太腿などに視線を這わせていた。
真美子はキッ、と顔を上げると意を決して息子の膝元へと歩み寄り、彼の脚に触れて息子の方に身を乗り出す。
目の前でたわわな乳房の膨らみがユサユサ、と艶めかしく揺れ動き、拓也の顔に触れそうになる。彼は母の見事な乳房を掴み取り、捏ね回す。真美子は胸の膨らみを弄ばれるに任せて、脚を開いていく。
「ああッ…、はしたない、お母さんを許して、拓也」
「フフッ、とっても色っぽいよ」
「い、入れるわ…」
息子の肉茎を掴むと、その先端を開いた脚の付け根で息づく秘唇の狭間へと導く。硬い勃起の尖兵が媚肉の入り口に触れ、ズニュッ、と呑み込み始めると、真美子はブルッ、ブルブルッ、と背筋を痙攣させて、白い喉を突き出して、深い溜め息を吐き出し、腰を落としていく。
「くぅん…、いいわ…、拓也、ああッ、硬い、硬いわ…」
「母さん、また繋がったんだね、僕たち。母さんの中、熱いよ…」
「ああッ、拓也…、あなた、好きよ、好きなの…抱いて、抱き締めて…」
真美子は息子の腰の上に跨り、脚をいっぱいに広げて下から逞しいシャフトに貫かれて、切なげに柳眉を歪めては彼と再び一つになれた悦びに拓也の頭を胸に掻き抱いて抱き締める。
彼のほうも自分の上になって、喘いでいる美母の素晴らしい躯を自分のものにして犯している気分を楽しんでいた。豊満な胸の膨らみに鼻先を埋めて、両手を真美子の背中に廻して、そのしっとりとした肉付きの柔肌を味わう。
「母さん…、僕…」
「ええ…、いいのよ、好きなように動いて…」
息子が締め付ける媚肉の感触をもっと積極的に味合おうとするのに、頷いて見せる。真美子は拓也の勃起が中にあるだけで満足だったが、彼が望むのなら乱れてもいい。
拓也は母のヒップを両手で抱えると自分のほうに引き寄せる形にして前後に腰を揺り動かす。真美子もまた、彼の肩に手をついて協力する。粘膜がこすれあって、肉棒が食い込んだ膣襞を抉りぬいていく。
「ハンッ、ハンッ、ハンッ…、ああ、拓也…、イイッ、いいわ…」
「ああ、母さん…、僕、気持ちいいよ」
拓也が目を上げると真美子の双乳がプルン、プルン、と威勢よく弾んでいる。美母のハァ、ハァ、という喘ぎ声が耳に心地いい。抱えたヒップの丸みを掴んでクイッ、クイッ、と調子よく美母の蜜壷を突き上げていく。彼女の体内に肉棒が食い込んでいくと、母の媚肉が肉棹に絡み付いて扱き上げる。
「いい、いいの…、あぁん…、拓也、気持ちいい…!!」
真美子の全身を快楽の炎があぶっていく。最初に繋がった時よりも確実に深い鮮烈な快感がビリビリ、と電流のように背筋を駆け上がって行く。ねっとりとした汗の滴を肌に浮かべながら、背中を反らせて、真美子も息子の律動に合わせて腰を淫らに振りたてる。
"ああ、気持ちいい…、こんな、こんなの、久し振り…"
ゾク、ゾクゾクッ、と気持ち良さが真美子の躯を開花させていく。より淫らに、今、美母の牝の本能が目覚めようとしていた。息子の手が食い込むヒップ、媚肉を貫かれる快感、真美子は女として求められる悦びに心の底から打ち震えていた。
「あ、ああっ、母さん、僕も気持ちいいよォ…」
拓也は母が喉の奥から切れ切れの悲鳴をを搾り出すたびに、媚肉がギュウ、ギュウ、とペニスを締めつけると、ハァッ、ハァッ、と小刻みに何度も押し寄せる快感に翻弄され、射精の予兆に震えた。甘い美母の肌の匂いと柔らかな弾力のある肉付きが拓也を包み込んで、そのまま快楽の頂点へと導いていった。
ズンッ、ズンッ、と真美子の躯の中心を突き上げながら、拓也も牡の本能で気持ちいいやり方を覚えて憧れの美母を絶頂へと追い込んでいく。
「ああっ、ああっ…、ああ、拓也…!いくっ、いくぅ…いっちゃう!!」
「母さんッ!僕も、あっ、うあっ…」
ドクッ!ドピュッ、ドピュ、ドピュウッ!!
真美子はヒップの丸みにギュウッ、と拓也が爪を立てて掴んで彼のほうに引き寄せられると剛直の先端が子宮口へと食い込み、そのまま彼が硬直した瞬間、胎内に熱い精液の奔流を注ぎ込まれてかつてないほどの悦楽の極致へ昇り詰めていった。
5***
次々と自分の肉体の一部から何かが飛び出していく喪失感と引き換えに首筋の辺りから脳天へと突きぬけていく凄絶な快感が拓也を貫いていた。
互いにきつく抱き締め合い、拓也は真美子のたわわな乳房の谷間に顔を埋めて、香しい甘い美母の肌を舌先で舐め上げていた。真美子も噴火の続く息子のペニスを貪欲に締め上げ、ヒップを小刻みに振っては若い怒張の勢いに酔い痴れていた。
離れがたい、という思いが躯を繋げた二人に共通した想いだった。経験不足で母の濃厚な媚態に圧倒され、さすがに疲れたのか拓也は力なく、ソファに背中を預けている。その息子の腰の上でクイ、クイ、とヒップを振りたてる美母は拓也が愛しくて堪らなかった。自分を楽しませてくれた彼にお礼がしたい気分だった。
「ねえ、シャワーを浴びましょう、拓也。あなたも疲れたでしょ?」
「うん、でも、母さんの躯に触ってるの、気持ちいいんだ。」
「ウフフ、いいわ…、あなたの好きなだけ触って」
真美子のヒップから手を離すと、張り詰めた太腿の内側の敏感な部分を撫で上げながら、片方の乳房を揉みしだく。もう一方の膨らみの頂きを口に含んでミルクを呑むように乳首を吸い上げる。真美子は息子に全身を弄くり回されて、アッ、アッ、と切なげな溜め息を漏らしていた。
「ハァァ…、んっ、ああ…、ハンッ、…そこ、あん、感じるわ…」
拓也は母の悩ましい吐息を耳に聞いていると、ふたたび真美子の胎内に突き刺さっている怒張がギン、ギン、と勢いを取り戻して、彼女の敏感な粘膜を抉り立ててくる。
「アァン、拓也、あなた、また大きくなって…、ハンッ、刺さるわ…当たるの、奥に…」
「母さんの躯が気持ちいいからさ」
真美子のヒップを抱え上げて精と蜜で潤った蜜壷を抉りぬく。ジュプッ、ジュプッ、と淫液をはじいて剛直が秘唇へと呑み込まれていく。拓也は抱えた母のヒップを、より、引き寄せようと尻の割れ目を指でなぞっていく。息子の指先がアヌスを探り当てると、真美子は狼狽する。
「あひっ…、た、拓也…、そこはダメッ、ダメよ…」
しかし、ヌプッ、と彼の好奇心そのままに少年の指先は真美子のアヌスを突き破り、肛門へと侵入を果たし、ズブッ、と鉤爪のように食い込ませてくる。その刹那、真美子の蜜壷が息子のペニスをギュウゥ、ときつく締め上げた。
美母の媚肉の突然の締め付けに拓也はいきなり追い詰められる。真美子は拓也の腰の上でブルッ、ブルブルッ、と背筋を痙攣させて絶頂を極める。彼にしがみついていないと全身が崩れ落ちてしまいそうだった。
「あっ、ああっ、ああああ…!!」
「母さんっ…、締まるぅ…」
ドクッ、ドクッ、ドクッ!、ドピュ、ドピュ、ドピュウ!!
キュウ、キュウ、と締まる蜜壷に堪らず拓也はあっさりと真美子の体内に樹液を噴き上げていた。二人とも滝のように汗を流しながら、肌を融け合わせるように摺り寄せていた。彼は汗の滴を纏った美母の肌を愛撫しつづけていた。張り詰めた太腿、しなやかな背中からくびれたウェストへのライン、プリプリと弾む美麗なヒップを存分に撫でまわして真美子の躯を堪能する。
「ああ…、拓也…。恥ずかしい…、私…、ああッ」
「どうしたの、母さん?お尻を弄られてイっちゃったのがそんなに恥ずかしい?」
「イヤッ!言わないで…」
悦楽の炎に炙られて妖艶に蕩けさせている美貌を真っ赤にして、喘ぐように悲鳴を上げる。息子に卑猥な弱点を握られた恥辱に、カァッ、と頬が火照ってくる。まだ、彼の肉棒は真美子の子宮を突き上げてくるほどに勢いに溢れていて、このまま躯を繋げていることに初めて恐れを抱いていた。彼の思うままに女体が開かされて好い様にもてあそばれている気がする。
「僕は嬉しいよ、母さんの悦ぶ声が聞けてさ」
「い、言わないでェ、恥ずかしい…、苛めちゃイヤ…」
ポウッ、と美貌を染めて喘ぐ真美子の表情には、ただの色気だけではない何か別の表情が浮かんでいる。それが、ゾクッ、と拓也を興奮させる。もっともっとこの美しい母を辱めて犯してみたくなる。しっとりと汗に濡れた真美子の背中をさすりながら、美麗なヒップを撫で上げると、アアッ、と美母の悲鳴があがった。
「ね、ねえっ…、シャワー浴びてお昼にしましょう」
「そうだね」
拓也は真美子の躯に廻した腕を緩めると両手を美母の細いウェストに添えて、ヒップの丸みへと這わせていく。彼女は息子の肩に手を置いて密着していた胸を剥がすと、腰を浮かせ気味にして体内に楔のように埋め込まれた拓也のペニスを引き抜きに掛かる。
「あ…、あぁン…拓也、手を放して…」
「そうやってると、僕たちが繋がっているところがよく見えるよ」
「ああッ、見ちゃダメぇ…」
真美子は中腰になって彼から躯を引き離そうとするものの、拓也の両手はウェストのくびれを押さえて、そうはさせない。二人の繋がった脚の付け根の間がちょうどいい具合に広がって、真美子の媚肉が拓也の剛直を咥え込んでいるところが、すっかり露わになっている。それは卑猥な眺めだった。
「母さんのオマンコに僕のチンチン、本当に入れてるんだね」
「あっ、あんッ!しないで…、そんなこと、はっ、ハァン…!アッ、アン…」
逃げようとする真美子と引き寄せようとする拓也。二人のせめぎ合いで肉棒が陰唇をズブッ、ズブッ、と抉りたてて、真美子は不安定な姿勢で両足に力を入れて倒れないように踏ん張るために結果的に蜜壷を締め上げ、それが快感となって、彼女を疼かせていた。
羞恥責めに普通以上に感じている真美子を見て、確信する。美母が苛められて悦ぶ変態性癖の持ち主であることを。実際、彼女は恥ずかしい言葉で責められて、せわしない吐息をついては裸身を身悶えてかなり昂奮しているのがよく分かる。
胸の膨らみの下を両腕で抱き締めて裸身を身悶えさせると、たわわな双乳がタプン、タプン、と上下に艶めかしく揺れ動き、真美子の唇からはハン、ハン、と色っぽい喘ぎが漏れていた。
「気持ちよさそうだね?可愛い声出しちゃってさ」
「はぁぁ、ンッ、許して…、お願い、こんなに…ああッ、感じちゃうゥ」
ブルルッ、ブルルッ、と背筋を痙攣させて真美子は喜悦によがっていた。許して、と言いながら彼女自身、腰を卑猥に振り立てて、肉棒を締め上げる動作を繰り返していた。もう、理性のたがが外れたかのように、アアン、アアン、と息子の腰の上で快楽を貪っていた。
6***
「ねえ、オッパイ揉んでよ。いいだろ」
「ああん、い、いいわ…」
言われるままに自分で自分の乳房を底から掬い上げて揉みしだいて見せる。その美貌はトロン、と蕩け切って普段の理知的な真美子の表情ではなかった。淫猥な娼婦のように潤み切った切れ長の瞳に凄絶な色気を秘めて、拓也を誘惑するかのような流し目を送る。
拓也は母の変身に驚くとともに、喜んでもいた。真美子の中に隠されていたおそらく彼女自身も知らなかった変態性癖を開花させたのは間違いなく自分なのだから。これでもう、確実に真美子は自分のものになった確信を拓也は実感していた。
「フフッ、クリトリスも弄るんだよ、母さん、さあっ!」
「ううっ…し、しますわ…、あん、いいっ、いいの…」
自分でも恥ずかしい女を演じて見せる真美子はもう、拓也の言いなりだった。ヒップを叩かれて催促されると息子の命じるままに乳房を揉みたてながら一方の手で女芯をクリクリ、と指先でいじって自分で快感を増幅させていく。
いつしか、拓也は手を真美子のウェストから離していた。今や、真美子ただ一人が二人の快楽の為に腰を振り、乳房を揉み立て、秘核を嬲って胎内に食い込む肉棒を蜜壷で締め上げては、卑猥に喘いでいた。
「いやらしい女だね、母さんは。息子のチンチン咥え込んで腰を振ってさ」
「いいっ、いいの…、感じちゃうぅ、そうよ…、私はいやらしい女なの…、いやらしい真美子をもっと見て…」
顔から火が出るほどの恥辱、言葉で嬲り物にされて、自ら淫らさを吐露する屈辱、しかしそれが真美子をもっともっと解放させていく。息子との背徳のセックスで本当の自分に目覚めた悦びが真美子をより淫らに振舞わせていた。
"わ、わたし…、いやらしい女だわ…、でもいいの…、あなただけ…、拓也さん…"
真美子は息子に以前よりも激しいほどの愛しさを覚えていた。自らの性癖を知ってなお、喜んでくれる拓也にならすべてを委ねてもいい。
それは悲しい過去の記憶だった。夫との蜜月の時、新婚旅行先のホテルで何度も愛し合った末にやはり同様の状態になったのだ。だが、夫は真美子を淫乱扱いし、非難した。それ以来、真美子は一度も夫との交わりで本当に自分を曝け出したことがなく封印したつもりだった。
しかし、拓也は淫らな彼女の姿に萎えることなく、それ以上に肉棒を漲らせて媚肉を突き上げている。彼にならどんな辱めを受けてもいい。
「好きだよ、真美子、ほらもっと腰を振って。先にイッたらお仕置きだからね」
「ああッ、あああ!!…、ダメぇ、ダメなの…、真美子、もうダメっ、…いくぅ、いっちゃう…」
ブルッ、ブルルッ、と真美子は裸身を痙攣させて絶頂に達してしまう。まだ、拓也はそこまで達していなかったため、一人取り残される形だ。しかし、拓也はアクメに達して全身をピクピク、と引き攣らせている美母の中に勃起を突きたてながら楽しそうに狡猾な笑みを浮かべて真美子の美貌を眺めていた。
やがて、美母はガックリ、と全身の力を抜くとそのまま後ろに倒れていく。拓也はそれを引き止めもしなかった。ドロッ、と蜜液と精液を溢れさせながら、怒張が真美子の秘唇から抜けて、女体がドサッ、と重たげな響きをたててフローリングの床の上に横たわった。
ハァハァハァ、というせわしない美母の喘ぎ声がいつまでも聞こえるなか、拓也は達しきらずに放置されたペニスの根元を握り締めると、立ち上がり、床に崩れ落ちて仰向けになって荒々しい吐息をついている真美子の裸身を見下ろした。
全身がピンク色に上気した美女の裸身は凄絶なまでの色気を放っている。拓也は床の上で時折り、ピクッ、ピクッ、と震えながら喘いでいる真美子の傍らに屈みこむと、ふくよかな剥き出しの乳房に手を伸ばして、乱暴に鷲掴みにして揉みたてる。堪らず、真美子はアア、アアッ、と喘ぎ声を漏らして身悶える。まだ全身に気だるい性感の息吹がくすぶっている。
「真美子、真美子は僕の女だから、これからは呼び捨てにするよ、いいね?」
「あふっ…、はいっ、真美子は拓也さまの女ですわ…、どうぞ真美子を可愛がって…、あぁん…」
真美子は真っ赤になって隷従の言葉を吐くと乳房の膨らみに食い入る爪の痛みにも快感を感じてよがり声を上げてしまう。嬲られれば嬲られるだけ、快楽を感じてしまう真美子は拓也に支配される悦びを全身で感じていた。これからは彼の慰み物となって彼の望むまま淫らな痴態を晒すのだ。
「よし、真美子、胸で僕のを扱くんだ。パイズリだよ」
「嬉しい…、拓也さまのお役に立てるなんて…。ご奉仕させていただきますわ」
拓也が美母の腹の上に跨ると、彼女も自ら双乳の底から膨らみを捧げ持って差し出された怒張をその深い谷間へと挟み込む。彼が酷薄な笑みを浮かべているのに濡れた眼差しで見上げると、肉棒を挟んだたわわな肉の膨らみでグニュ、グニュ、と揉みたてる。
プリプリ、とした肉の触感が堪らない。柔らかく弾力のある肉球が両側から勃起を包み込み、肉棹全体を扱き上げていく。そして、言われもしないのに肉球の間から突き出したペニスの先端に顔を起こした真美子の舌がチロチロ、と舐めまわし、鈴口の割れ目をもくすぐり、たまらず、拓也はハアハア、と喘ぎ声を漏らしていた。
「ど、どう?真美子のオッパイ、気持ちいい?拓也さま」
「おう、ううっ、いいよ、真美子のオッパイ、凄いいやらしいぜ」
「ね、ねえっ、どうぞいつでもいいの…、真美子にかけて、あなたのミルク。来て…」
真美子の妖艶な誘惑と、舌先で勃起の先端を舐め上げる淫靡なテクニック、そしてたわわな肉球が締め付けに拓也も我慢できずにガクガク、と腰を揺らせて、女のような声を上げて快感を訴える。
「く、くうっ、真美子…!出るッ、出るよ…」
ドクッ、ドクッ、ドクッ!ドピュッ、ドピュウッ!!…ドピュッ、ドピュウッ。
美母のたわわな双乳の谷間から跳ね上げた肉棒の先端から、濃い精液が宙を飛んで吐き出されていく。濃厚な栗の花の匂いを撒き散らして、白濁液がドプッ、と真美子の唇といわず、頬から額、髪の毛へと飛び散る。それを真美子は嫌がりもせず嬉々として受け止め、太腿を擦り合わせてハァン、ハァン、とよがり声を上げていた。
"ああ、堪らないわ…私、きっと、拓也さんのものになる運命だったんだわ…"
拓也への隷従こそが自分の務めとばかりに、真美子は未だ精液を吐き出している肉茎に懸命に細い舌を差し出して舐め上げ、濃い白濁液を啜り上げるのだった。
-***-
拓也はシャワーを浴びて、美母に作らせた食事を取ると再び居間に戻ってきた。全裸にしたまま一緒に連れてきた真美子を足元に跪かせると口唇奉仕させていた。彼は服を着けているので本当に自分が彼の奴隷になったようで真美子は目元を火照らせながら、嬉しそうに息子の肉茎を頬張っていた。
「母さん、気持ちいいよ。フェラチオ、上手いんだね。誰に仕込まれたんだい?」
「ああッ、そんな…、一生懸命してるだけですわ…」
実際、真美子は拓也に喜んで欲しい一心で精一杯の奉仕をしているだけだった。勿論、拓也もそんなことは承知だった。言葉嬲りで責め立てて美母を辱めれば辱めるほど、彼女の裸身は光り輝くのだ。
「息子のチンチン美味そうにしゃぶっちゃってさ、感じてるみたいだね」
カアア、と真美子の美貌が真っ赤に染まる。何もかも彼にはお見通しなのだ。彼の視線が双乳の先端に尖り出した乳首と、擦り合わせている太腿の付け根へと注がれているのを意識すると、トロッ、トロッ、と媚肉の合わせ目から愛蜜が溢れてくる。確かに息子のペニスを咥えながら鼻にツーン、と牡の濃厚なホルモン臭が突き刺さると子宮が甘く疼いてしかたがないのだった。
これから三日、彼の奴隷としてここで思う存分、奉仕に耽る事が出来るのだと思うと真美子は今から全身を期待に火照らせてしまうのだった。いったいどんな羞恥の責めを加えられるのだろうかと思うとウキウキ、としてフェラチオにも熱がこもってしまう。
7***
「ご、ごめんなさい、拓也さまのペニス、美味しくて濡らしてしまうの…、ああッ」
「粗相をしたいやらしい奴隷にはお仕置きが必要だね?真美子」
「あ、ああ…、はい…、どうぞ、真美子を叱って、ください…ご主人さま」
嗜虐的な笑みを浮かべた拓也に真美子は裸身を抱き締めて身悶える。だが、彼への隷従を誓ったのは自分なのだ。どこまで彼の責めに耐えられるのか、自分自身を試して見たかった。真美子はハァッ、と一息漏らすと、彼の足元で三つ指を突いて頭を下げる。
「お尻を出すんだ。真美子の尻を叩いてあげるよ。こっちに尻を向けて見せるんだ」
「は、はいっ…」
真美子はその場でフローリングの床に膝を突いて牝犬のように四つん這いになると、ヒップを彼のほうに向けて頭を下げる。
「ど、どうぞ…、ヒッ!ヒィィ」
突如、ピシャッ!、と鋭く柔肌を張り飛ばされる。それだけで媚肉の合わせ目からいやらしい液体がツウ、と漏れていく。
「何やってるんだ、手が届かないだろ脚を突っ張って上に向けろよ」
「も、申し訳、アアッ、…ありませんわ。ど、どうぞ…」
四つん這いになったところを手のひらで打ちつけられて思わず腰を引いてしまったものの、彼への奉仕に生きる覚悟を思い出して、つま先を踏ん張って、ヒップの双臀を高々と掲げて見せた。両手を突っ張っていないと左右どちらかに倒れてしまいそうだった。
「フフッ、いやらしい格好じゃないか。母さん?尻の穴がヒクヒク、いってるぜ」
「あああッ!!い、イヤァ…イヤです、そんなところ見ないで…」
自分で自分の恥ずかしい部分を曝け出しておきながら真美子は、謂れなき屈辱に絶叫して涙を流し始めた。だが、真美子はそれでも姿勢を崩さない。彼の視線が尻肉の狭間に突き刺さるのが分かる。アヌスは確かにひくついてしまっている。そして、その下では媚肉からトロリ、トロリ、と淫液が溢れてもう洪水のようになっている。そうやって、恥辱の仕置きをされながら、躯は感じすぎるほどに感じてしまっているのだ。もし、彼の指が触れたならそれだけで絶頂に達してしまうだろう。
「ぶってやるよ、真美子、堪えられたらご褒美をあげるよ」
「ああ…、あん…、どうぞ、真美子をお仕置きして…、はあッ、お仕置きしてください…」
脚を突っ張って尻を高く掲げる不安定な格好で首を捩じって後ろを振りかえり、懇願する美母の嬌声にムラムラ、と嗜虐欲の昂ぶりを感じて股間が漲っていく。
「フフッ、それじゃリクエストに応えてやるとするか」
バシッ。
「ひっ、ヒィィィ!」
バシッ、ビシィッ。
「はひっ!あむっ…、くぅぅん」
真美子白いのヒップが腫れて赤く染まっていくと、そのたびに秘唇の入り口の粘膜が蠢き、トロッ、トロッ、と蜜が潮を噴くように飛び出してくる。その妖しい光景は後ろから見ている拓也には丸見えだった。真美子のアヌスがキュッ、キュッ、とひくつき、美母の美しい背中がしなるたびに熟女の濃厚なフェロモンが汗の滴と一緒に飛び散る。
バシッ、ビシッ、バシッ…。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァァァン…、ウムゥ、アムァ…」
言葉にならない呻き声を漏らして息子の仕置きを受ける真美子は尻を叩かれて深く感じてしまっていた。高々と差し出したヒップはジィン、ジィン、と熱く疼いて、最初に叩かれた時ほどには痛みを感じない。それよりも、柔肌を打ちつけられ、自分のいやらしい姿をつぶさに見られているという事実の方が真美子を感じさせていた。それも、もう、限界に近い。深く、息を溜めて長く吐き出すようにして我慢しなければ、このまま崩れ落ちてしまいそうだった。
「どうだい?気持ちいいかい。オマンコからドロドロ、はしたなく涎をこぼしやがって」
「ハァァ…、ハァァ…、気持ちいいっ、気持ちいいの…、拓也さまァ…あむっ、あぅぅ」
「それじゃ、トドメだよ。よく堪えたね、ご褒美だ、食らえッ」
拓也は真美子が高々と差し上げているヒップの肉丘の狭間でひくついているアヌス目掛けて真っ直ぐに伸ばした人差し指を突き入れていく。濡れてもいない指が皺々の小さな穴を目掛けて貫いていく。それはまるで処女を失う時の痛みにも匹敵する衝撃だった。
「あひっ、あひぃぃぃ!!ああああ、あああああ…!!」
真美子は両脚をブルブルとのたうたせて、アヌスの粘膜を突き入れられて絶頂を極める。凄絶な痛み、だがそれも激烈な官能へと変化する。ビクッ、ビクッ、と裸身を喘がせて、喉を突き出し、涙を切れ長の瞳から溢れさせて全身で悦楽を訴える。
突き刺したアヌスに縫い止められたように尻を高々と差し上げたまま、真美子の秘唇は決壊する。プシュッ、プシュウッ、と派手に潮を噴いて、大量の淫ら蜜が太腿を伝って、流れ落ちていく。
"あああっ、あああ…、私、溶けちゃうぅ、バラバラになっちゃうぅ…"
言葉嬲りと羞恥責め、そしてスパンキング。その末にかつて感じたことのないほどの絶頂の高みへと追いやられて、真美子の脳髄で何度も何度も、快感の花火が弾けて何も考えられなくなる。全身の細胞がはじけ飛ぶほどの快楽に悦楽郷を真美子はさまよっていた。全身をブルッ、ブルブルッ、と痙攣させて、潮を噴き、髪を振り乱して叫び声を上げている。
そんな美母のまるで狂ってしまったかのような凄絶なよがり様に拓也も激しく昂奮していた。
-***-
拓也が腰を下ろしている、その膝の上に真美子の裸身がうつ伏せに抱きかかえられていた。真美子はもうこれ以上ないほどの充実感を味わっていた。彼の膝に上半身を乗せて、猫のように甘えかかっている。拓也も真美子の長い髪を撫でながら、熱く火照っている美女の肌を楽しんでいた。
-***-
彼が真美子のアヌスから指を引き抜くと彼女はフローリングの床の上に崩れ落ちて、ピクッ、ピクッ、と裸身を震わせながら長い間、ねっとりとした吐息を漏らして、拓也に与えられた快感の余韻に浸っていた。それを見下ろしながら彼は持って行き場のない肉欲の滾りを持て余して、自分で先走りの精を噴き上げている肉棒を握り、扱いていた。
真美子は躯の熱がゆっくりと冷めていくと、息子の荒い息遣いに気付いて力の抜けきった裸身を引き起こして、彼の足元に這い寄る。
脚の間にはベットリと彼女自身が漏らしたドロドロ、とした蜜が床の上にまで流れ出している。唇の端からも垂れた涎の滴が纏いついている。それでも、真美子の美しさにはいささかも遜色はなかった。それどころか、凄絶なまでの妖艶な色気が全身から匂い立つ。
「拓也さま…、真美子の中にください」
「真美子…」
真美子は息子の膝に手を差し伸べて彼の肉棒をそっと、両手の指で掴み取り、握り締める。一度、彼の顔を見上げて、顔を伏せると肉棒をチロチロ、と細い舌を伸ばして舐めあげていく。
「ハァァ…、ううっ、真美子…。おまえの中に入れたい」
「はい…、拓也さま、どうぞ、いらして…」
真美子はビクッ、ビクッ、と震えている肉棒から唇を離すと嬉しそうに拓也を見上げて、床の上に寝そべると、自分の脚を左右に開いて、脚の付け根で息づいている秘唇の縁に指を掛けて内臓を露出して見せる。妖艶な眼差しを彼に向けて誘惑する。
「ご主人さま…、真美子を召し上がって…」
「真美子!!」
拓也は美母に飛び掛ると、真美子の両脚を跳ね上げ肩に担ぐようにして、滾り切った肉棒を彼女の媚肉の中心へと突き立てて行く。すぐに真美子もハァァン、と喘ぎ声を上げて嬉しそうに身悶えていく。そして、まもなく真美子の中に大量の精を注ぎ込むと、二人とも息を融け合わせながら肌を重ねて至福の時を過ごすのだった。
8***
もう、すっかり日は暮れて、それでも、窓からは生ぬるい風が吹き込んできていた。
拓也は真美子を連れてシャワールームで一緒に裸身を洗い清めた。そして、ふたりとも素っ裸のまま、またリビングで、ソファに腰を下ろした拓也の膝の上に真美子は抱き寄せられて、甘いひとときを味わっているのだった。
「ねえ、拓也さん…、あの水着、私を辱めるために用意なさったのね」
「うん。ずっと前から母さんの躯を狙ってたんだ。」
「そうだったの…。私、あなたの視線に気付いてなかったわ。恥ずかしいわ」
拓也の告白に真美子は少なからず衝撃を受けていた。彼女自身、今まで拓也の笑顔に救われたことが何度もあった。だが、彼は一人、真美子に女を感じて悩んでいたのだ。
「いいじゃないか、今はもう、真美子は俺のものなんだしさ」
「はい…。ご主人さま、んんっ…、真美子は拓也さまの奴隷ですわ、あぁん…」
彼が真美子の乳房の膨らみを根こそぎ掴み取り、たわわな量感を楽しむように揺すりたてて愛撫すると、真美子は心底嬉しそうに歓喜の声を上げて隷従の言葉を吐いていた。
-***-
翌日、二人は食材の買出しに街に出掛けた。そして、そのついでにブティックに寄ると真美子の為に肌の露出の激しい服を購入した。タンクトップと超のつくほどミニのスカートだった。店の試着室でその服を身に着けた真美子はその女らしい成熟した肢体の魅力を余すことなく発揮して、全身からフェロモンを撒き散らしていた。
「拓也さま…、宜しいんですの?私の為に、そんな…」
「いいだろ、真美子にプレゼントしたいんだよ」
「嬉しいですわ。ありがとうございます」
どんなに恥ずかしい格好をさせられてもそれが拓也を悦ばせるなら真美子の望むところだった。彼が腕を組んで並んで歩いてくれるのは何よりも嬉しい。
街を行き交う男も女も真美子の格好に好奇な視線を向けてくる。脚の付け根まで剥き出しになった殆どその用を達していないミニスカートは少し屈み込んだだけで下着は丸見えになってしまうだろうし、その下にブラジャーをつけていないタンクトップはサイズが合わないのか、真美子のたわわな胸の膨らみが窮屈そうに内側からその形をはっきりと透けて見えさせていた。
「フフッ、みんなお前を見てるぜ、真美子」
「ああ…、嫌ですわ…真美子は拓也さまだけのものですわ」
脂の乗り切った太腿、長くスラリ、と伸びた脚線の美しさ、そして、双乳のボリューム、素晴らしい魅力に溢れたボディに乗っているのはポウッ、と頬を火照らせた端正な美貌と長い黒髪だった。明らかに自身の露出過多を知っていてわざとそうしているのが誰の目にも明らかだった。
男たちはあからさまに食い入るように真美子の太腿を下から覗きこむように見つめ、女たちは蔑んだ視線を向けてくる。真美子は拓也と腕を組み、胸の膨らみを押し付けながらクネクネ、と腰を振ってはそうした注視に子宮を疼かせて楽しんでいた。
拓也は真美子を連れてそのまま喫茶店へと入った。そして、真美子のただ一枚つけているパンティをその場で脱がさせる。
「真美子、パンティを脱ぐんだ」
「えっ、ええ…分かりましたわ」
ポウッ、と美貌を妖しく染め上げながら、ミニスカートの両側に深く切れこんでいるスリットから、パンティの紐に指を掛けると、ヒップを浮かし気味に持ち上げ、スルスル、と剥き下ろしていく。他の客席からは見えないように窓側から脚を抜くと、彼に差し出した。
ただでさえ短いのに脇にはスリットが深く切れこんでいて、風が吹けば容易にその下に息づくものを露わにしてしまうほど丈の短いミニスカートだ。ピッタリ、と太腿を閉じていても少し腰を捩じっただけで丸見えだ。
「真美子、脚を大きく開いておけよ、いいな」
「えっ…、はい…」
「絶対に開けとけよ」
真美子は訳も分からずコクッ、と首を縦に振った。脚を広げるとミニスカートがずり上がってきて、誰かがテーブルの下から覗き込んだら脚の付け根で息づく秘唇も繊毛の翳りもすべて丸見えになってしまうだろう。
「ご注文はお決まりですか」
注文を受けに来たボーイが真美子の羞恥に喘いでいる美貌をあからさまな好奇心で眺め、その視線を下へと舐めるように下ろしていく。そこで、わざと拓也はメニューを彼の足元に落とす。ボーイはそれを腰を屈めて拾い上げて顔を上げたところに真美子の何も付けていない下半身を発見し、派手な音を立ててしまう。
「オッ、オオッ!!」
「ああッ…、イヤァ…」
それでなくても、真美子の美貌は人目を引くのだ。ボーイは顔を真っ赤にして目の前の美女の顔を注視していた。
「俺、アイスコーヒーね、お前は?真美子」
「あ…、ああ…」
「同じでいいな。アイスコーヒー二つね」
屈辱的な露出行為に言葉も出ない真美子の代わりに拓也が注文を取ると、ボーイは未練げに後ろを振り返りながらカウンターに戻る。そして、ひそひそと店員同士で話し声を立て始める。その様子を拓也は面白そうに見ていた。どうやら、真美子のことはもう店中に広まってしまったようだった。
「フフッ、なあ、もう真美子のこと、店中にバレたみたいだぜ」
「そ、そんな…私、ああ…」
「こっちに移動しろよ。俺と一緒の方が安心だろ?」
「は、はいっ、…失礼しますわ」
嬉しそうに真っ赤に染めた美貌を微笑を浮かべて自分の席から立ち上がると、セカンドバッグを取り上げて彼の隣に腰を下ろした。もちろん、ミニスカートの裾を押さえることも忘れない。下に何も穿いてないのだ。うっかり捲れたりしたら何かも丸見えになってしまう。
「いいな、真美子の脚、スベスベしてて、張りがあってさ」
「あ、あァん…、ダメ、ダメです…」
しかし、露出責めから逃れられると思ったと途端に、拓也の手が剥き出しの太腿に伸びてきてそれが甘い考えであることを思い知らされる。彼の手は内腿へと這い回り、脚の付け根へとグイグイ、と強引に侵入してくる。真美子は必死に脚を閉じて、彼の行為を阻もうとする。
「脚を開けるんだ、真美子」
「ダメです…、許して、拓也さま…」
「お前は奴隷なんだろ?俺の女なんだろ。嫌ならここに置き去りにしていくぜ」
「ああ、そんな…、分かりましたわ」
真美子は仕方なく言われるままに脚を開いていく。拓也の手は当然の権利とばかりに脚の付け根で息づく秘唇へと辿りつき、ズブリ、と指を侵入させてくる。真美子はアアッ、と喘ぎ声を上げて顔を伏せる。
「フフッ、真美子の中、ドロドロじゃないか。そんなにして欲しかったのかよ」
「ちが、違いますわ…、んんっ…、ハァン…」
蜜壷に食い込んでくる息子の指先はジュプッ、ジュプッ、と真美子の躯が吐き出す淫蜜の滴を弾いて卑猥な音を立てていた。それが、真美子の耳にも届いて彼女を追い詰めていく。
「ああ、ああ…、ダメ…、許してください、拓也さま…真美子、はしたない所をお見せしてしまうわ」
「いいじゃないか、見て貰えよ。客はいっぱいいるみたいだぜ」
そう言って、顎をしゃくって見せると真美子は彼が言うとおり、喫茶店の殆どの席の客は真美子の一挙一動を固唾を飲んで見守っていた。真美子は自分が追い詰められていることを知って狼狽の色を深くする。だが、その時拓也の指先が容赦なく美女の膣襞をカリッ、と掻き毟った。
「ヒッ、ヒィィ!…ダ、ダメ…、ああ、あああ…!!」
真美子はタンクトップに包まれた豊満な双乳をユサユサ、と揺らしながら大きく身悶えて喉の奥から切れ切れの悲鳴を上げる。もう、そこがどこでも構わなかった。拓也の指をギュッ、ギュウゥ、と締め上げてブルブル、と身悶えて、絶頂の高みへと押しやられて、ハァン、ハァン、と悩ましい喘ぎ声を上げていた。
その様子を店中の客が見ていた。真美子の痴態のすべてが見られていた。
9***
「大丈夫かい、母さん…」
「拓也さま…」
「母さんを、こんなしちゃって…。辛くなかったかい?」
拓也は真美子を抱えるように店を出ると車に乗せて少し休ませる。彼女の額には後れ毛が汗で張りつき、さすがに真美子をここまで羞恥責めで追い込んでしまい、心配する拓也。だが、真美子はそんな彼に優しく微笑んで見せる。彼の手を自分の剥き出しになっている太腿に引き寄せると、熱く潤んだ媚肉に触れさせて、艶っぽく微笑む。拓也は思わず、美母の媚態に息を呑んだ。
「私、楽しんでいましたわ」
「えっ…」
真美子は車のシートにもたれながら、息子へと優しい視線を送りながら囁く。疲れたようなやつれた表情を見せながら、その眼差しは限りなく淫蕩そのもので、瞳には強い意志が宿っていた。
「真美子、嬉しいんです。私、こんな、いやらしい女なのに、拓也さんは悦んでくださいましたわ。」
「…」
美母は力なくもたれていたシートから身を起こすと、隣に座る拓也の膝元ににじり寄って、彼の股間に手を伸ばす。手馴れた手つきで息子のペニスを外に導くと、萎えかかっていた肉茎を唇に咥え込んでいく。思わず、拓也が真美子の頭を押さえると呻いていた。
「ううっ…、母さんッ…」
「あふっ、ね、真美子って呼び捨てになさって…、んんっ、真美子、拓也さまの奴隷なの…」
「真美子…、くうっ、出るッ!!」
美母を呼び捨てにしてその頭をグッ、と押さえ込み、真美子の喉の奥まで剛直を突きたて、射精する。真美子はコク、コク、と喉を鳴らせて注ぎ込まれる息子の精液を飲み干していく。
「ああッ…、哲哉さまのミルク、とっても濃くって素敵…あん、感じちゃうぅ…」
拓也が力なく、シートにもたれて荒い息を吐いていると、真美子はまだ肉棒に絡みついた樹液の残滓を美味そうに啜り上げるのだった。
-***-
「真美子、お前を縛ってみたい」
「はい…、どうぞ、ご自由になさって…ご主人さま」
それは、ガレージの納戸にしまわれていた麻縄だった。彼が縄の束を取り出して真美子に囁くと、彼女はポウッ、と頬を火照らせて期待に甘く子宮を疼かせて、彼の足元に背中を向けて正座する。そして、後ろ手に両手を交差して組んで見せると仇っぽい眼差しで拓也を振り返った。
「フフッ、いやらしい牝犬め。もう濡らしているのか?」
「ハァン…、真美子、淫乱なんです…ご主人さまに可愛がっていただけると濡らしてしまうの…」
淫らな告白は、もう彼女がすっかり奴隷になりきっていることを示していた。脚を小刻みに擦り合わせて媚肉が濡れ始めていることをあからさまに示す。拓也は縄の束を持って、真美子の背後からタンクトップを押し上げている豊満な胸の膨らみへと手を伸ばすと、こってり、と揉みしだく。
「あ、ああ…」
「いい声で啼くね、お前は」
美母がハッ、ハッ、と小刻みに喘ぐのを気持ちよさそうに聞きながら、拓也はタンクトップの裾を捲り上げてたわわに実った双乳を剥き出しにする。
「ようし、縛るぜ、真美子」
「は、はひぃ…!ああッ、ああ…」
麻縄のザラッ、とした感触が、それを覚悟していながら真美子を戦慄させる。もう、元の貞淑な母親には戻れないのかと思うと悲壮な覚悟に、思わず涙が溢れていた。しかし、拓也の操る縄は彼女の柔肌に次々に掛けられていく。
拓也は縄で、まず、彼女の後ろ手に組んだ手首を縛り、それから腕の間を通して、胸元で交差させながら乳房の下から縄を通していく。彼には縄の経験どころか、ここに来るまでは女を抱いたことさえなかったのだ。ただ適当に縄を通していくだけだ。それでも、乳房の上と下から膨らみを挟み込み、搾り出すような形で縛めることに成功する。
「痛くないかい?」
「だ、大丈夫ですわ…、ハンッ…、ああッ、…」
「初めてにしてはいい出来だ」
真美子は目元を泣き腫らしたように真っ赤に染めて、縄で縛られた屈辱的な姿を晒して、啜り泣いている。そんな真美子を見ているとまた、股間がキリキリ、と膨らみ出す。
「なに泣いてるんだい?いい姿じゃないか」
「ああッ、ヒィィ!!ああっ、あああ…」
拓也が縄でいびつに搾り出された乳房を鷲掴みにして揉みしだくと、真美子の唇から悲鳴が漏れる。彼は美母のミニスカートの裾を捲ると、その下でひっそりと息づいている媚肉を確かめる。指先を蜜壷に沈み込ませていくと、真美子は美貌を背けて、ハァン、ハァン、と喘ぎ声を漏らす。
真美子の秘唇は、ドロドロに蕩けて、中に侵入しようとする息子の指をキュウ、キュウ、締め上げてくる。縄で縛られて相当、深い快楽を得ている証拠だった。
「ようし、俺を楽しませ貰おうか」
「は、はい…」
拓也は真美子を自分の足元に跪かせると口唇奉仕を命じた。後ろ手に縛られ再び彼の足元に屈み込んで熱心に奉仕に耽る真美子。タンクトップの裾を大きく捲りあげてたわわな乳房の双球がそのボリュームを自己主張するかのように、肉棒を呑み込み頭を前後に振るたびに、プルン、プルルン、と艶めかしく揺れ動くのを掴み取り、思うまま、揉みしだく。
「ハン、あふっ…、ハァン…」
真美子も感じやすくなった乳房を弄り回されて鼻息を荒くする。脚の間は少し開き気味にして、ミニスカートの中心に拓也の足の指が入り込んで秘唇を嬲っている。彼が足の指を引き出して彼女の前に掲げて見せると、息子の足の指にトロッ、とした蜜が纏っているところを見せつけられる。
「もう、準備は出来ているみたいだな?入れるぜ」
「ああん、あん…、ど、どうぞ…真美子を楽しんで…」
真美子をそのままで立たせると彼女を後ろ向きに跳ね上げた脚を抱えあげて引き寄せる。真美子のミニスカートの裾から大きくはみ出したヒップの狭間で爛れたようになっている媚肉に勃起の先端を押し当てるとそのまま貫いていく。
「ハァァァ!!あああ、あああン…、拓也さまァ…」
「フフッ、よく締まるね。縄で縛られると燃えるみたいだね?真美子」
「アアン、アンッ…、ハァン、ハァン、…あくぅぅ!!」
真美子には息子の質問に応える余裕はなかった。ただ、柔肌に食い込む麻縄が身悶えるたびに肌に擦れて、躯を拘束される痛みとともになんともいえない被虐的な快感を生み出すのだ。そして、そのまま下から貫かれて粘膜を削られる激しい動きに、女体はしっかりと応えて、上下に抉る肉棒を挟み込み、扱きあげる。
10***
ジリリリ、ジリリリ。
そのまま下から貫いていると、リビングの電話が鳴る。一瞬、動きを止める二人。拓也が真美子を貫いたまま手を伸ばして受話器を取ると、親父からだった。
「ああ、親父?うん元気だよ。母さん?ああ、ちょっと具合が悪いみたいだけどね」
受話器を握りながら真美子の乳房を揉みしだく。彼女は気が気ではなかった。夫に知られたら何もかもお終いだった。しかし、息子に下から犯されながら、麻縄で縛られている真美子にはどうすることも出来ない。真美子はただ、拓也を悲壮な眼差しで見上げて、許して…、と小さな声で囁いて懇願するばかりだ。
「じゃあ、替わるね。ちょっとまってて」
拓也は受話器を彼の膝の上でブルブル、と震えている真美子の耳に近づけていく。拓也は受話器を真美子の耳に当ててやりながら乳房を揉み立て、聞き耳を立てる。
「あふっ、ああ…、あなた、えっ、ええ、潮風で悪い風邪をひいたの。…んっ、ええ」
電話をしている真美子の肌に陵辱の手を加えながら突き上げていると、仇っぽい眼差しで、許して、ダメです、と懇願するのを無視して、たっぷりとした乳房を存分に捏ね回しては、うなじを舌で責め立てる。縄でいびつに搾り出された乳房は性感帯そのものだった。堪らず、仰け反りながら悲鳴を上げる。
「ひ…、ひい、ああっ、あなた…ええ、大丈夫よ…んんっ、代わるわ…」
「ああ、親父、こっち来れないの、残念だな。ん、分かったよ、それじゃ」
受話器を置いて真美子をガンガン、と責め立てる。何故だか、親父の声を聞いていると血が滾ってしようが無かった。真美子の中に突き入れたペニスも痛いほど膨張し、美母の膣襞を抉りぬく。真美子はハァン、ハァン、とよがりながら後ろを振り返って息子に非難の声を上げる。
「ああッ、酷い人ね…、あのひとにバレたら…、あんっ、あんっ、ハァァン…」
「何言ってるんだ、真美子はもう僕の奴隷なんだよ。親父なんかに渡さないぜ」
鷲掴みにされた乳房を捩じ切るような勢いでグイグイ、と揉みたてられ、ヒィヒィ、と泣き叫びながら真美子は初めて拓也の決意を知る。これは芝居なんかでも避暑地の過ちなんかでもないのだ。彼にとっては現実そのものなのだ。彼女もそこまで息子に愛されていることを知って、改めて彼への隷従を決意する。
あの家へ帰ってもまた、拓也に抱いてもらえるのだ。それは真美子にとっても悦びだった。ここで、ここだけのこと、と息子に言われてもそれを受け入れるつもりだった。それが望外の幸せを掴むことが出来るのだ。何を躊躇うというのだろうか。母では無く、女として求められる悦びに真美子は拓也に感謝していた。
「…分かりましたわ、あの人には肌を許しませんわ、…それでいいでしょう、ご主人さま」
「そうだ、お前は俺だけのペットなんだよ、真美子。行くぜッ…」
「ああっ、ああっ、あああ…!!拓也さまァ…、来てっ…」
ドクッドクッ、と注ぎ込まれる若い樹液に真美子は酔い痴れながら息子の奴隷として生きていくことに何の躊躇いもなかった。自ら美麗なヒップを打ち揺すり、ハン、ハン、とよがり声を上げながら昇り詰めていくのだった。
***
1***
真美子は息子の拓也と一緒に葉山の別荘に来ていた。
大手、電機メーカーに勤めている夫も仕事が忙しい中をやりくりして母子と行動を共にする筈だったが、急なクレーム対応のため出張が入り、実現できなかった。
真美子は34歳の女盛りだ。夫も同じ年齢で、大学のときからの付き合いだった。19の時に拓也を妊娠してそのまま、結婚して幸せな人生を送ってきたつもりだ。最近は夫が仕事に没頭し、真美子は拓也の成長を見守るのが唯一の彼女の楽しみになっていた。
「お母さん、海が凄く綺麗だよ」
「拓也、そんなに急がなくても海は逃げないわよ」
拓也が別荘のテラス側の扉を大きく開けて入ってくると彼女の腕を取って外へ連れ出そうとする。顔には満面の笑みを浮かべて、真美子の顔を真っ直ぐに見つめてくる。真美子もにっこり、と微笑んで応える。
息子の拓也は真美子の自慢だった。学校の成績もいいし、母親のことを大事に思っていてくれる。彼女もまた息子への愛情を一心に考えていた。
正直、夫と一緒でなくて良かったとさえ思っていた。拓也と水入らずで休日を過ごすことが出来るのだ。家にいても殆ど真美子と拓也だけで家を維持しているようなものだったが、ここには家にはない開放感があった。
-***-
「お母さん、僕、お母さんにプレゼントがあるんだ」
「あら、嬉しいわ。でも、どうしたの。何かあったの?」
「ううん。なにもないけどさ、こんな素敵なところに連れて来てくれて嬉しいんだ。だから」
真美子は息子の心底嬉しそうな笑顔に幸福感に包まれる。そういえば、親子でどこかに出掛けた、という記憶は最近無かった。息子が綺麗にリボンが付けられた包みを彼女に手渡す。
「そう、ありがとう。これなの?…なぁに」
「水着だよ。綺麗なお母さんに着けて欲しかったんだ」
「まあ。拓也ったら…。でも、嬉しいわ」
「ねえ、着てみてよ。それで着替えたら海に行こうよ」
拓也に手渡された包みを抱き締めて礼を言う真美子に照れくさそうに笑う息子が、彼女には愛しくて堪らない。水着をプレゼントされるなんて少し恥ずかしいのは確かだが、それ以上に最愛の息子からの思ってもいなかった贈り物を貰った喜びの方が上だった。
「ええ、いいわ。私、着替えてくるから。拓也も海に行く用意をしていてね」
「うん。母さんの水着姿、期待してるからね。待ってるよ」
「恥ずかしいわ。そんな言いかたしちゃダメ…よ」
そう言って、包みをかかえて真美子は拓也を残して寝室へと入った。寝室の扉に後ろ手に鍵を下ろすと、幸せに包まれて嬉しそうな微笑を端正な美貌に浮かべて、彼からのプレゼントを紐解いていった。そして、その中から包装紙に包まれた布地を取り出すと、真美子はカアッ、と頬を赤らめた。
「これ…、拓也ってば、あの子…。もう…」
息子から「綺麗なお母さんに」とプレゼントされて、嬉しくないわけがない。
しかし、彼からのプレゼントの水着は肌を極端に露出する、非常に面積の小さなものだった。ブラは乳首を隠すほかに機能など殆ど無いに等しく、膨らみの大半は丸見えで背中と首の後ろで結ぶ紐は限りなく細く頼りない。走ったりしたら、簡単に解けてしまいそうだった。パンティに至っては秘部を覆うだけの小さな布切れの部分以外はすべて紐でしかない。後ろも同様に紐状でヒップは丸出しになる。
こんな破廉恥な布切れを水着とは呼びたくない。これを着けてビーチに出たら、露出狂と呼ばれることは必至だろう。娼婦に間違えられてもおかしくない。
しかし、寝室の外では息子が自分の水着姿を期待して待っている。彼はこのことを知っているに違いない。この水着を着けないで彼の前に出るわけには行かない。自分を信頼している息子を裏切るわけにはいかない。
「ああっ、どうしたらいいの…」
だが、真美子はしばらく羞恥心と戦っていたものの、覚悟を決めると着衣を外し始めた。
着けていた薄手のワンピースの裾を捲り上げて脱ぎ捨てると、ブラジャーの胸元のホックを外す。素晴らしい双乳の膨らみが布地の拘束から解放されて、重たげにユサユサ、と揺れ動いた。そして、パンティの縁に指を掛けると長い脚を下ろしていく。すっかり全裸になると長い髪を掻き上げる。均整の取れたボディラインが見事だった。
フウッ、と諦めの溜め息を漏らすと、息子からプレゼントされた破廉恥な水着を取り上げて、剥き出しの肌に当てていく。
ブラはやはり、殆どその機能を達していない。少し動いただけで乳首から布地がずれて乳房が丸見えになってしまいそうだ。白い木綿地のブラは恥ずかしく飛び出した乳首をツン、と内側から押し上げている。パンティに至っては、真美子の秘唇と少なめの繊毛の翳りをかろうじて隠すばかりで、卑猥な眺めを醸し出している。きっと、水に濡れたら透けて見えてしまうのだろう。
「こんな…。いやらしい格好だわ…、あぁんっ、恥ずかしい…」
真美子は水着を着けても殆ど露わになっている裸身を抱き締めて、喘ぎ声を漏らしていた。息子の前で淫らな水着を披露しなければならない恥辱に熱く火照った頬を隠すように手を翳してうろたえていた。だが、いつまでも、こうしてはいられない。
吹っ切るように頭を振ると、パーカーを羽織った。胸元を掻き合わせて少しでも肌を晒さないようにしなければ。脚は張り詰めた太腿の付け根まで剥き出しにはなるが仕方ない。意を決して、寝室の扉を開いて、息子の待つリビングへと入っていった。
拓也は別荘のリビングにしつらえられたソファに腰を下ろして、開け放たれた窓から吹き込む風に当たって寛いでいた。入ってきた真美子の姿を見つけると、立ちあがり傍に駆け寄ってくる。
「遅かったね。どうしたの?顔が赤いよ」
「な、なんでもないわ。それより、海に行く準備できたの?拓也」
平静を装って、彼に微笑む真美子に拓也は追い討ちをかけてくる。
「うん、バッチリ。ねえ、水着見せてよ」
「ああっ、拓也、許して…」
真美子は思わず胸を隠すように両腕を交差させて、あとずさっていた。息子の顔をまともに見ることが出来ない。せっかく、プレゼントされた水着を着けているところを披露したいのは山々だが、恥ずかしくて出来なかった。
パーカーの裾から覗く長い脚がうっとりするような美しいラインを描いているのを眺めながら、拓也は目の前で躯をくねらせている美母の全身から発する悩ましい色気に興奮して、ムクムクと股間が疼き出すのを感じた。真美子の肩に手を伸ばすと、ハッ、と背けていた艶っぽい美貌を息子へと向けて彼の目に宿る強い意志を悟って動けなくなる。
「どうせ、向こうに行けばこれも脱がなくちゃいけないんだよ。捲るよ、いいね、見せてね」
「はぁぁ…、拓也…」
拓也は真っ赤になって美貌を喘がせている美母が真っ直ぐに彼を懇願するように見つめてくるのに、股間が痛いほどに漲るのを感じて、興奮していた。彼に肩を掴まれると、真美子は胸の膨らみを隠すように交差させていた腕を下ろす。
2***
彼は美母のパーカーの胸元の合わせ目を摘むと、ゆっくりと左右に開いていく。真美子の熟れ切ったボディを申し訳程度に覆った猥褻な水着姿が少年の目の前に晒されていく。真美子はパーカーが剥き出しの肩から滑り落ちていくと、絶望的にな諦めてアアッ、と喘ぎ声を上げて瞳を閉じた。
「見ないで…、お願い…」
「綺麗だよ、お母さん。とっても、素敵だ。よく、似合ってるよ」
ポウッ、と頬が一瞬で真っ赤に染まる。息子の視線が肢体のそこかしこに突き刺さって切なさが込み上げてくる。胸の膨らみは硬くしこって、乳首はピン、と張り詰めて飛び出して水着の布がこすれて堪らなくなる。どんなに太腿を閉じても恥ずかしい姿を隠すことは出来ない。それどころか躯の芯が熱くなってきて真美子は狼狽する。
見ないで、と言いながら躯は彼に見て貰いたくて堪らないかのようにフェロモンを発散させていた。彼女は自分はそんなに淫らな女ではない、そう思いたくても全身が熱くてしかたがなかった。いっそ、このまま拓也に犯されたら…、その想像は真美子をいたく刺激した。
拓也は殆ど裸同然の姿で立ち尽くして羞恥に喘いでいる母の姿にビンビン、と感じていた。半ズボンの下に穿いた水着の内側ではキリキリ、と漲った欲望の器官が先端から先走った液体を噴き出し始めている。しかし、彼にはまだ母親に襲いかかるほどの度胸はなかった。
一方では美しい母を慕い、一方ではオナニーのオカズとして想像の中で貶めた真美子が今、羞恥に喘いでいる。もう、殆ど彼の手に落ちているのも同然のはずだ。ここで、襲い掛かっても思いを遂げることは可能だろう。だが、母親を悲しませたくない、という想いも依然として胸を支配していた。彼女が拓也を受け入れてくれるのはまず間違いがない。でなければ、こんな卑猥な水着をつけるはずはない。
二人の想いが交錯してねっとり、と濃密な、それでいて喉がカラカラになるように緊迫した雰囲気がここにはあった。ふとした拍子にそのバランスが崩れて親子関係が崩れ去ってしまうのではないか、という想いが二人を縛っていた。その均衡を破ったのは拓也の方だった。
「か、母さん、ゴメン、ね…、恥ずかしかったでしょ。海に行こうか」
「ああ…、拓也。いいの、ごめんなさい。行きましょう」
真美子の躯から視線を外すと、足元に落ちたパーカーを拾い上げて、母の肩に掛けてやる。彼女も潤んだ瞳を指先で拭うと、いつもの彼女らしく、愛する息子に優しく微笑みかけ、荷物を取り上げた拓也の腕に自分の腕を絡めて横に並んだ。
「母さん…?」
「ウフフッ、行きましょう、拓也」
母が何もなかったかのように微笑み掛けてくると、彼もいつもの調子を取り戻す。が、真美子が恥ずかしい水着を着けているのは確かで、彼は横目で歩くたびに弾む真美子の双乳の悩ましい谷間を盗み見たが、彼女は息子の視線に気付いているはずなのに、まったく、表情を変えなかった。
別荘に鍵を下ろして二人で海へと続く道を歩いた。腕を組んだ二人は恋人同士のようだった。実際、二人は親子でありながら恋人といってもいいほどに心を繋げていた。
波打際が砂浜の間から覗く辺りまで来ると拓也は周りを見回した。砂浜には人影はそれほど多くなかった。彼は内心ほっとしていた。美しい母を自分だけのものにしたい。他の奴に本当なら見せたくもないのだ。あまり人が多くて彼女が注目を集めるのは困るからだ。彼が安堵に溜め息を漏らすのを聞いて、息子の気遣いを知って真美子は嬉しそうに微笑んだ。
少し歩き回って、他の客たちからは離れた位置に、シートを敷きバッグを置いた。荷物を置くと、拓也も上着と半ズボンを脱ぎ捨てて、水泳パンツ一枚になる。息子の姿に真美子はポッ、と頬を赤らめる。彼はしばらく見ないうちに立派に成長していた。前に彼の裸身を見たのは小学生に上がる前だから、もうしばらく前のことだ。
「母さん、行こう」
「ええ…」
手を差し伸べて微笑みかけてくる息子に心底、嬉しそうな顔を見せて、真美子は羽織っていたパーカーを脱ぎ捨てた。彼の手を取って、一緒に砂浜へと駆け出していた。
「いいの?」
「うん、もう大丈夫だから。あなたも気にしないで、ね」
拓也は脚を進めるたびにユサッ、ユサッ、と跳ねる母のたわわな双乳に目を奪われながら尋ねる。そんな破廉恥な水着をプレゼントしたのは自分なのに、いざ、彼女が大胆に振舞うと戸惑ってしまう。勿論、彼が聞いたのはもう恥ずかしくないのか、という意味だ。
真美子はその端正な美貌をうっすらと赤く染めながらも、息子の気遣いに感謝した。彼が握る手に自分も強く力を込めて頷いて返す。彼女の返答に拓也も少々赤い顔をして頷いて返すと、真美子の手を引っ張るように波間へと駆け込んで行く。
-***-
「きゃああ!ああん、もぉ…、拓也ったらぁ」
「ははは、母さん、母さんってば…」
波と戯れながら息子の顔に笑みが浮かんだのを見て真美子も嬉しかった。彼には楽しんで欲しかったから。自分との時間を。触れ合いを。
バシャバシャと水面を叩いて水を掛け合う真美子と拓也。ハァハァ、と荒い息を吐きながら、追い駆け合う。真美子が波間を掻き分けるたびに、ユサッ、ユサッ、と頼りない紐に吊られた乳房の膨らみが悩ましく揺れ動く。何かの拍子に拓也が派手に転び、波打際に腰を下ろすと真美子が心配して駆け寄ってくる。
「大丈夫?拓也、どこもケガしてない?」
「う、うん…!!だ、大丈夫だよ」
しりもちを着いた拓也の上に、中腰になって屈み込んでくる真美子が心配そうに彼の様子を覗き込んでくる。
拓也は思いもかけず、正面から美母の脚の付け根に張りついた布地が水を吸って透けて、その内側の様子を見せているのを見てしまう。余りに卑猥な母の姿、そして、視線を逸らそうと上に向けると深い谷間を作るバストの頂上をピン、と突き上げる乳首が同様に水を吸った布地に張りついてその全貌を露わにしていた。
彼がゴクッ、と唾を飲み込んで凝視する様子に真美子も息子が何を見ているのか、自分の姿がどうなっているのかを察して顔を赤らめるが、その場から離れようとも、透けた水着を隠そうともしなかった。彼の視線を受けても動じることなく、拓也のケガの方を心配していた。
拓也は水着の中で射精してしまいそうなほど興奮していた。勃起もひっきりなしに先端から涎を噴き出していた。自分がそうさせたとはいえ、真美子は凄絶な色気を放っていた。これが女なんだ、と思うと眩暈がしそうだった。
「大丈夫?拓也。上がりましょう。疲れたでしょ?まだ、明日もあるわ。」
「う、うん…」
彼もその場に立つと思わず、前屈みになってしまう。
真美子はそんな彼の姿にボッ、と火が吐いたように余計に赤くなる。自分が彼を欲情させているのだと思うと顔から火が出るほど恥ずかしかった。それなのに、心のどこかで、もっと見て、と囁く声がするのだ。その声に抵抗するように拓也の腕を取ると肩を貸した。
「だ、大丈夫だよ」
「ダメよ、ね、お願い」
真美子も顔を赤らめながら息子の腕を首に回すと、彼に肩を貸しながら荷物のところまで戻った。拓也も顔を真っ赤にしていたが、真美子に懇願されて仕方なく腕を預けて、肌を密着させた。荷物の置いてあるところまで二人には酷く遠い道のりのように思えた。それでいて、離れがたい気持ちもあるのだ。しかし、彼の世話の方が先だった。
拓也をシートの上に座らせると、真美子も彼のそばに座り、バッグの中からあらかじめ用意していたレモンティーを詰めたポットを取り出して、カップに注ぐと彼に手渡した。
「飲める?どこもぶつけてない?」
「うん、平気。母さん、心配しすぎだよ」
「そう?…よかった。あっ…」
自分の分のカップを傍らに置いて心配そうに彼の顔を覗き込んでくる真美子と顔が急接近する。吐息が触れ合うほどの距離で二人とも顔を赤らめて硬直してしまう。
拓也はもう迷うことなく、美母の手を握ると、唇を寄せていった。
「んふっ…、ああ、拓也…んっ、んん…」
真美子は息子に手を握り締められながら唇が迫ってくると瞳を伏せて、受け入れていた。手をギュウ、と強く握られながら、頬を熱くさせて息子とのキスに酔い痴れた。今度はきっと、躯を求めてくる。その時、真美子はどうしたらいいのか、彼女自身の答えは出ていた。
3***
唇が離れると、互いにウットリ、とした視線を交わして、顔を赤らめる。二人ともここにいたくなかった。早く別荘に戻って二人だけの時を過ごしたい。
「ああ、拓也…」
「母さん、ありがとう。僕、ずっと母さんに憧れてたから…」
「ありがとう、拓也。嬉しいわ」
そう言うと、今度は真美子の方から息子の唇を奪っていた。卑猥な水着に包み込んだ躯を息子に摺り寄せていくと拓也はそれを受け止めて抱き締めてくれた。二人の心臓の音が重なって、気持ち良かった。唇を離すと、真美子は拓也の胸に縋りついた。彼の手が剥き出しの背中を優しく撫でている。
「母さん…」
「ええ、なぁに?」
「僕、母さんが欲しい」
「私もあなたに抱かれたい…」
正直な告白、真美子も彼と同じ気持ちであることを告白する。もう、ここにいる理由はなかった。二人は互いに縺れるように抱き合いながら立ち上がると荷物を片付ける。真美子もパーカーを羽織ると拓也が荷物を抱え上げて別荘へと戻る道を腕を組んで歩き始めた。
-***-
別荘のドアを開ける真美子の背中から拓也は抱きつくと、うなじに唇を這わせてくる。真美子はア、アン、て喘ぎ声を上げて彼の愛撫に応える。
「だ、ダメ…、拓也、まだダメよ、我慢して…」
「もう、我慢なんかしない。母さんを抱くんだ」
「ああッ、拓也…」
息子の直接的な言葉に真美子はゾクゾクッ、と背筋を電流が流れるのを感じた。震える手で鍵を開け、荷物を入ったところに捨て置くと、美しい人妻と少年はもつれるように互いを求め合いながら、リビングへと辿りつくと、ソファの上に重なり合って倒れた。
モデルのように手足が長く、しなやかで均整の取れたボディに、紐のような水着が貼り付いているのを拓也の手が強引に掴み、引き千切るように毟り取る。真美子も息子の水着に手を掛けると彼が脱ぐのを手伝った。
すべて露わになった美母の裸身に拓也は飛びついていった。憧れだった、真美子のたわわに実った双乳の膨らみを両手に掴み取り、根こそぎ捏ね回しながら、組み敷いた女体の柔肌に舌を這わせていく。
二人の間に言葉は必要なかった。彼の荒々しい愛撫にも真美子は狂ったように反応し、拓也が膨れ上がった肉棒を持て余すように、美母の膝を割って、腰を進めてくると真美子は彼の進入を助けるように腰をくねらせながら息子の首に細い腕を絡めていく。
そして、拓也は憧れだった真美子の秘部へと彼の分身を突き立てることに成功する。真美子は白い喉を突き出して、美麗なヒップをプリプリ、と振り立てて、犯してくる息子の勢いと熱さと逞しさに酔い痴れる。
「ああっ!!、拓也…、ああ、あああ…凄いわ、いいっ、いいの…来てェ」
「母さんっ、母さん…、僕もいいよ、母さんの中、ああッ、締まる…ぅ」
揉みくちゃにした乳房に爪を立てていったその瞬間、真美子の蜜壷は息子の肉茎を受け入れてギュ、ギュウゥ、と肉棒を締め上げた。若く、まだ、経験もなかった拓也はたまらず暴発させてしまう。
真美子は、ハン、ハン、と切なげな喘ぎ声を漏らして、絶頂の高みへと押し上げられる前に彼が射精を開始したのを知って、焦るもののしかたがない。だが、彼女は息子が自分を犯すほどに成長し、自分の中で果てたことが嬉しかった。まだ時間はたっぷりとある。若い息子のことだ、ここにいる間ずっと、真美子を求めてくるだろう。彼女は愛する息子に犯されて充実した幸福感を味わっていた。
真美子の中で拓也のペニスはその力を弱める気配を見せなかった。むしろ、一度放出しただけに余裕が出てきたのか、膨らみを増してきた。拓也は真美子の乳房を揉みしだきながら、首筋に顔を埋めて母の体臭を楽しんでいた。
「拓也…、素敵、よ…」
「母さん」
拓也が顔を上げて母の艶っぽく乱れた美貌を観賞すると、真美子はポウッ、と赤くなって、乳房を握り締めている息子に囁いた。
「母さんは僕のだよ。もう放さないからね」
「拓也…」
「いいだろ?母さん」
「いいわ…、母さんは拓也のものよ…」
一度抱いただけでもう、自分のものにしたつもりなのか、柔らかな膨らみを好きなだけ揉みしだきながら真美子のうなじに接吻しながら、真美子の胎内に埋め込んだままのペニスを突き上げる。真美子もまた、自分を独占しようとする息子にすべてを捧げることに躊躇いはなかった。
拓也は真美子の粘膜を何度か抉りたてると、同じように真美子を生殺しのまま、射精した。しかし、真美子は不満はなかった。彼が自分を楽しんでいることは、彼女の最大の悦びなのだから。
彼が二度目の射精から復活すると、母の胎内から肉棒を引きぬく。それはさすがに萎えかかっていたが、まだまだ何度か出来そうなほどに元気だった。真美子は息子の肉棒を眩しいものでも見るように、目を細めて見つめる。肌をぶつけ合うようにして合わせた躯にお互いに満足していた。拓也は母の乳房から手を放すと、躯を起こした。
ソファに横たわっている美母の裸身からは、得も言われぬ媚香が漂っていた。
「母さんのオマンコ見たい」
「いいわ…見て」
息子の突然の求めに嫌がりもせず真美子も躯を起こすと長い脚をパックリ、と開いて自分で膝の後ろに手を差し入れて彼に、自分の道具を良く見えるようにした。拓也は美母の秘部に顔を近付けて、自分が犯した女の持ち物を確認する。
「触ってもいい?」
「拓也の好きにしていいの」
ポウッ、と顔を赤く染めた美母は喘ぐように悩ましい声を漏らした。
綺麗なサーモンピンクをしたそれは彼の注ぎ込んだ白濁液と蜜にまみれている。拓也が入り口を左右に開くと、真美子はブルッ、ブルブル、と身悶え、喉を突き出して喘いだ。
彼の好奇心は止まらない。サラサラ、と陰毛の繁みを掻き分けると、その下で息づいていた敏感な突起を探り出す。真美子は、ハァッ、ハァッ、と息を荒げて息子の陵辱に身を委ねていた。
「これが、クリトリス、だね」
「…んっ、そ、そう…、んあぁ!、そうよ。あんっ、そんなにしたら…!!ああっ、あああ…」
拓也は勃起した突起が包皮の間から顔を覗かせているのを指先で揉み潰す。途端に真美子は背筋を痙攣させて悶え啼き、膝の後ろを押さえていた両手を放して、顔を近付けている息子の頭をピンク色に上気した太腿で挟み込んだ。
4***
「ヒッ、ヒィィ!!…だめっ、だめぇ…。おかしくなっちゃうぅ!!」
「敏感なんだね」
挟み込んでくる太腿の敏感な内側を舐め上げられると、目を瞑ってハァァ、ハァァ、と長い吐息を漏らす。真美子は責められているだけでなく、彼のものも確かめてみたくなる。自分を犯した硬い塊をしゃぶってみたい。
「母さんの躯、どこも綺麗だよ。」
「ハァァ…、拓也…、アアン、…ねえ、あなたのも見せて…」
「いいよ、母さん見て、僕の。」
敏感過ぎる突起を責め立てられてソファに力の抜けた裸身を横たえた真美子の膝の間から立ち上がると、美母の顔の傍らに腰を下ろすと剛直の根元を握り締めて、真美子の頬に逞しい怒張を押し当てる。真美子は突き付けられた若い肉棒をウットリ、と見つめていた。
「拓也、ああ…、凄いわ。これで私、犯されたのね…逞しいわ」
真美子はごく自然に細い舌を伸ばして息子の肉茎を舐め上げていく。肉棹に絡み付いている精液の残滓と自分の中で付着したであろう愛液を舐め啜り、男根を綺麗に舐め清めていく。
「美味しいの?」
「ええ、とっても…。あなたの濃い精液、とっても美味しいの」
ポウッ、と頬を赤らめて、息子の問いかけに正直に応える。舌先に絡め取った白濁液を啜り上げて、コクン、と飲み干す時には心底、幸福そうな表情を浮かべる。
「母さん」
拓也は微笑を浮かべて、肉棒を舐め上げている美母の淫靡な雰囲気にゴクッ、と唾を呑み込む。そして、肉棒の根元を握り締めて、その先端を真美子の唇に押し付ける。美母は息子のリクエストに応じて、唇を開くと剛直を口腔に呑み込んでいく。
「すげー、いやらしい顔してるよ」
「んっ、んふぅ…イヤ、言わないで…んぅ、んー!!」
抗議しようとしても硬い肉の塊がグイグイ、と押し付けられてきて、頬張らざるを得ない。口腔に濃厚な牡のホルモンの味と匂いがムワッ、と強烈に広がり思わず咽てしまう。長大な息子の性器を吐き出すと、拓也が赤い顔をして喘いでいる彼女の美貌に容赦なく押し付けてくる。真美子は思わず顔を背けてハァハァ、と喘ぎ声を上げて苦しそうに裸身を身悶えさせた。
「けふっ、…あっ、ああっ、拓也…、許して」
「ゴメンね、母さん綺麗だから苛めたくなっちゃった」
「ああッ、そんな…」
嗜虐欲に燃えた拓也の言葉に真美子は慄然とする。彼は彼女の困った表情に欲情したのか、肉棒がビクン、ビクン、と震えていた。真美子は今更ながら少年の若さに溢れた性欲の猛々しさに圧倒され、熱い溜め息を漏らした。
「ねえ、今度は母さんが上になってよ」
「分かったわ」
拓也は真美子に手を差し伸べ、美母が彼の手を取って裸身を起こすと、入れ替わりにソファへと腰を下ろした。
そうやって、ソファに座りながら全裸の美女の素晴らしいヌードを目の前にしていると、すっかり、女を支配し、隷従させたかのような、心地いい気分に浸った。
真美子も息子の前に立ち尽くして、彼の視線に剥き出しの躯の隅々まで観賞される恥辱に、自分で躯を抱き締めて身悶えている。拓也の楽しそうな表情とは裏腹に真美子はこれからしなければならないことを思うとカーッ、と頬が火照ってくるのだった。
「どうしたのさ、おいでよ」
「ああ、拓也…」
拓也はソファにゆったりともたれながら、股間で隆々とそびえている剛直を根元から握り締めてスコスコ、と扱いて見せ、真美子のよく実った乳房やウェストからヒップへと続く見事な曲線や、下腹の繁み、張り詰めた太腿などに視線を這わせていた。
真美子はキッ、と顔を上げると意を決して息子の膝元へと歩み寄り、彼の脚に触れて息子の方に身を乗り出す。
目の前でたわわな乳房の膨らみがユサユサ、と艶めかしく揺れ動き、拓也の顔に触れそうになる。彼は母の見事な乳房を掴み取り、捏ね回す。真美子は胸の膨らみを弄ばれるに任せて、脚を開いていく。
「ああッ…、はしたない、お母さんを許して、拓也」
「フフッ、とっても色っぽいよ」
「い、入れるわ…」
息子の肉茎を掴むと、その先端を開いた脚の付け根で息づく秘唇の狭間へと導く。硬い勃起の尖兵が媚肉の入り口に触れ、ズニュッ、と呑み込み始めると、真美子はブルッ、ブルブルッ、と背筋を痙攣させて、白い喉を突き出して、深い溜め息を吐き出し、腰を落としていく。
「くぅん…、いいわ…、拓也、ああッ、硬い、硬いわ…」
「母さん、また繋がったんだね、僕たち。母さんの中、熱いよ…」
「ああッ、拓也…、あなた、好きよ、好きなの…抱いて、抱き締めて…」
真美子は息子の腰の上に跨り、脚をいっぱいに広げて下から逞しいシャフトに貫かれて、切なげに柳眉を歪めては彼と再び一つになれた悦びに拓也の頭を胸に掻き抱いて抱き締める。
彼のほうも自分の上になって、喘いでいる美母の素晴らしい躯を自分のものにして犯している気分を楽しんでいた。豊満な胸の膨らみに鼻先を埋めて、両手を真美子の背中に廻して、そのしっとりとした肉付きの柔肌を味わう。
「母さん…、僕…」
「ええ…、いいのよ、好きなように動いて…」
息子が締め付ける媚肉の感触をもっと積極的に味合おうとするのに、頷いて見せる。真美子は拓也の勃起が中にあるだけで満足だったが、彼が望むのなら乱れてもいい。
拓也は母のヒップを両手で抱えると自分のほうに引き寄せる形にして前後に腰を揺り動かす。真美子もまた、彼の肩に手をついて協力する。粘膜がこすれあって、肉棒が食い込んだ膣襞を抉りぬいていく。
「ハンッ、ハンッ、ハンッ…、ああ、拓也…、イイッ、いいわ…」
「ああ、母さん…、僕、気持ちいいよ」
拓也が目を上げると真美子の双乳がプルン、プルン、と威勢よく弾んでいる。美母のハァ、ハァ、という喘ぎ声が耳に心地いい。抱えたヒップの丸みを掴んでクイッ、クイッ、と調子よく美母の蜜壷を突き上げていく。彼女の体内に肉棒が食い込んでいくと、母の媚肉が肉棹に絡み付いて扱き上げる。
「いい、いいの…、あぁん…、拓也、気持ちいい…!!」
真美子の全身を快楽の炎があぶっていく。最初に繋がった時よりも確実に深い鮮烈な快感がビリビリ、と電流のように背筋を駆け上がって行く。ねっとりとした汗の滴を肌に浮かべながら、背中を反らせて、真美子も息子の律動に合わせて腰を淫らに振りたてる。
"ああ、気持ちいい…、こんな、こんなの、久し振り…"
ゾク、ゾクゾクッ、と気持ち良さが真美子の躯を開花させていく。より淫らに、今、美母の牝の本能が目覚めようとしていた。息子の手が食い込むヒップ、媚肉を貫かれる快感、真美子は女として求められる悦びに心の底から打ち震えていた。
「あ、ああっ、母さん、僕も気持ちいいよォ…」
拓也は母が喉の奥から切れ切れの悲鳴をを搾り出すたびに、媚肉がギュウ、ギュウ、とペニスを締めつけると、ハァッ、ハァッ、と小刻みに何度も押し寄せる快感に翻弄され、射精の予兆に震えた。甘い美母の肌の匂いと柔らかな弾力のある肉付きが拓也を包み込んで、そのまま快楽の頂点へと導いていった。
ズンッ、ズンッ、と真美子の躯の中心を突き上げながら、拓也も牡の本能で気持ちいいやり方を覚えて憧れの美母を絶頂へと追い込んでいく。
「ああっ、ああっ…、ああ、拓也…!いくっ、いくぅ…いっちゃう!!」
「母さんッ!僕も、あっ、うあっ…」
ドクッ!ドピュッ、ドピュ、ドピュウッ!!
真美子はヒップの丸みにギュウッ、と拓也が爪を立てて掴んで彼のほうに引き寄せられると剛直の先端が子宮口へと食い込み、そのまま彼が硬直した瞬間、胎内に熱い精液の奔流を注ぎ込まれてかつてないほどの悦楽の極致へ昇り詰めていった。
5***
次々と自分の肉体の一部から何かが飛び出していく喪失感と引き換えに首筋の辺りから脳天へと突きぬけていく凄絶な快感が拓也を貫いていた。
互いにきつく抱き締め合い、拓也は真美子のたわわな乳房の谷間に顔を埋めて、香しい甘い美母の肌を舌先で舐め上げていた。真美子も噴火の続く息子のペニスを貪欲に締め上げ、ヒップを小刻みに振っては若い怒張の勢いに酔い痴れていた。
離れがたい、という思いが躯を繋げた二人に共通した想いだった。経験不足で母の濃厚な媚態に圧倒され、さすがに疲れたのか拓也は力なく、ソファに背中を預けている。その息子の腰の上でクイ、クイ、とヒップを振りたてる美母は拓也が愛しくて堪らなかった。自分を楽しませてくれた彼にお礼がしたい気分だった。
「ねえ、シャワーを浴びましょう、拓也。あなたも疲れたでしょ?」
「うん、でも、母さんの躯に触ってるの、気持ちいいんだ。」
「ウフフ、いいわ…、あなたの好きなだけ触って」
真美子のヒップから手を離すと、張り詰めた太腿の内側の敏感な部分を撫で上げながら、片方の乳房を揉みしだく。もう一方の膨らみの頂きを口に含んでミルクを呑むように乳首を吸い上げる。真美子は息子に全身を弄くり回されて、アッ、アッ、と切なげな溜め息を漏らしていた。
「ハァァ…、んっ、ああ…、ハンッ、…そこ、あん、感じるわ…」
拓也は母の悩ましい吐息を耳に聞いていると、ふたたび真美子の胎内に突き刺さっている怒張がギン、ギン、と勢いを取り戻して、彼女の敏感な粘膜を抉り立ててくる。
「アァン、拓也、あなた、また大きくなって…、ハンッ、刺さるわ…当たるの、奥に…」
「母さんの躯が気持ちいいからさ」
真美子のヒップを抱え上げて精と蜜で潤った蜜壷を抉りぬく。ジュプッ、ジュプッ、と淫液をはじいて剛直が秘唇へと呑み込まれていく。拓也は抱えた母のヒップを、より、引き寄せようと尻の割れ目を指でなぞっていく。息子の指先がアヌスを探り当てると、真美子は狼狽する。
「あひっ…、た、拓也…、そこはダメッ、ダメよ…」
しかし、ヌプッ、と彼の好奇心そのままに少年の指先は真美子のアヌスを突き破り、肛門へと侵入を果たし、ズブッ、と鉤爪のように食い込ませてくる。その刹那、真美子の蜜壷が息子のペニスをギュウゥ、ときつく締め上げた。
美母の媚肉の突然の締め付けに拓也はいきなり追い詰められる。真美子は拓也の腰の上でブルッ、ブルブルッ、と背筋を痙攣させて絶頂を極める。彼にしがみついていないと全身が崩れ落ちてしまいそうだった。
「あっ、ああっ、ああああ…!!」
「母さんっ…、締まるぅ…」
ドクッ、ドクッ、ドクッ!、ドピュ、ドピュ、ドピュウ!!
キュウ、キュウ、と締まる蜜壷に堪らず拓也はあっさりと真美子の体内に樹液を噴き上げていた。二人とも滝のように汗を流しながら、肌を融け合わせるように摺り寄せていた。彼は汗の滴を纏った美母の肌を愛撫しつづけていた。張り詰めた太腿、しなやかな背中からくびれたウェストへのライン、プリプリと弾む美麗なヒップを存分に撫でまわして真美子の躯を堪能する。
「ああ…、拓也…。恥ずかしい…、私…、ああッ」
「どうしたの、母さん?お尻を弄られてイっちゃったのがそんなに恥ずかしい?」
「イヤッ!言わないで…」
悦楽の炎に炙られて妖艶に蕩けさせている美貌を真っ赤にして、喘ぐように悲鳴を上げる。息子に卑猥な弱点を握られた恥辱に、カァッ、と頬が火照ってくる。まだ、彼の肉棒は真美子の子宮を突き上げてくるほどに勢いに溢れていて、このまま躯を繋げていることに初めて恐れを抱いていた。彼の思うままに女体が開かされて好い様にもてあそばれている気がする。
「僕は嬉しいよ、母さんの悦ぶ声が聞けてさ」
「い、言わないでェ、恥ずかしい…、苛めちゃイヤ…」
ポウッ、と美貌を染めて喘ぐ真美子の表情には、ただの色気だけではない何か別の表情が浮かんでいる。それが、ゾクッ、と拓也を興奮させる。もっともっとこの美しい母を辱めて犯してみたくなる。しっとりと汗に濡れた真美子の背中をさすりながら、美麗なヒップを撫で上げると、アアッ、と美母の悲鳴があがった。
「ね、ねえっ…、シャワー浴びてお昼にしましょう」
「そうだね」
拓也は真美子の躯に廻した腕を緩めると両手を美母の細いウェストに添えて、ヒップの丸みへと這わせていく。彼女は息子の肩に手を置いて密着していた胸を剥がすと、腰を浮かせ気味にして体内に楔のように埋め込まれた拓也のペニスを引き抜きに掛かる。
「あ…、あぁン…拓也、手を放して…」
「そうやってると、僕たちが繋がっているところがよく見えるよ」
「ああッ、見ちゃダメぇ…」
真美子は中腰になって彼から躯を引き離そうとするものの、拓也の両手はウェストのくびれを押さえて、そうはさせない。二人の繋がった脚の付け根の間がちょうどいい具合に広がって、真美子の媚肉が拓也の剛直を咥え込んでいるところが、すっかり露わになっている。それは卑猥な眺めだった。
「母さんのオマンコに僕のチンチン、本当に入れてるんだね」
「あっ、あんッ!しないで…、そんなこと、はっ、ハァン…!アッ、アン…」
逃げようとする真美子と引き寄せようとする拓也。二人のせめぎ合いで肉棒が陰唇をズブッ、ズブッ、と抉りたてて、真美子は不安定な姿勢で両足に力を入れて倒れないように踏ん張るために結果的に蜜壷を締め上げ、それが快感となって、彼女を疼かせていた。
羞恥責めに普通以上に感じている真美子を見て、確信する。美母が苛められて悦ぶ変態性癖の持ち主であることを。実際、彼女は恥ずかしい言葉で責められて、せわしない吐息をついては裸身を身悶えてかなり昂奮しているのがよく分かる。
胸の膨らみの下を両腕で抱き締めて裸身を身悶えさせると、たわわな双乳がタプン、タプン、と上下に艶めかしく揺れ動き、真美子の唇からはハン、ハン、と色っぽい喘ぎが漏れていた。
「気持ちよさそうだね?可愛い声出しちゃってさ」
「はぁぁ、ンッ、許して…、お願い、こんなに…ああッ、感じちゃうゥ」
ブルルッ、ブルルッ、と背筋を痙攣させて真美子は喜悦によがっていた。許して、と言いながら彼女自身、腰を卑猥に振り立てて、肉棒を締め上げる動作を繰り返していた。もう、理性のたがが外れたかのように、アアン、アアン、と息子の腰の上で快楽を貪っていた。
6***
「ねえ、オッパイ揉んでよ。いいだろ」
「ああん、い、いいわ…」
言われるままに自分で自分の乳房を底から掬い上げて揉みしだいて見せる。その美貌はトロン、と蕩け切って普段の理知的な真美子の表情ではなかった。淫猥な娼婦のように潤み切った切れ長の瞳に凄絶な色気を秘めて、拓也を誘惑するかのような流し目を送る。
拓也は母の変身に驚くとともに、喜んでもいた。真美子の中に隠されていたおそらく彼女自身も知らなかった変態性癖を開花させたのは間違いなく自分なのだから。これでもう、確実に真美子は自分のものになった確信を拓也は実感していた。
「フフッ、クリトリスも弄るんだよ、母さん、さあっ!」
「ううっ…し、しますわ…、あん、いいっ、いいの…」
自分でも恥ずかしい女を演じて見せる真美子はもう、拓也の言いなりだった。ヒップを叩かれて催促されると息子の命じるままに乳房を揉みたてながら一方の手で女芯をクリクリ、と指先でいじって自分で快感を増幅させていく。
いつしか、拓也は手を真美子のウェストから離していた。今や、真美子ただ一人が二人の快楽の為に腰を振り、乳房を揉み立て、秘核を嬲って胎内に食い込む肉棒を蜜壷で締め上げては、卑猥に喘いでいた。
「いやらしい女だね、母さんは。息子のチンチン咥え込んで腰を振ってさ」
「いいっ、いいの…、感じちゃうぅ、そうよ…、私はいやらしい女なの…、いやらしい真美子をもっと見て…」
顔から火が出るほどの恥辱、言葉で嬲り物にされて、自ら淫らさを吐露する屈辱、しかしそれが真美子をもっともっと解放させていく。息子との背徳のセックスで本当の自分に目覚めた悦びが真美子をより淫らに振舞わせていた。
"わ、わたし…、いやらしい女だわ…、でもいいの…、あなただけ…、拓也さん…"
真美子は息子に以前よりも激しいほどの愛しさを覚えていた。自らの性癖を知ってなお、喜んでくれる拓也にならすべてを委ねてもいい。
それは悲しい過去の記憶だった。夫との蜜月の時、新婚旅行先のホテルで何度も愛し合った末にやはり同様の状態になったのだ。だが、夫は真美子を淫乱扱いし、非難した。それ以来、真美子は一度も夫との交わりで本当に自分を曝け出したことがなく封印したつもりだった。
しかし、拓也は淫らな彼女の姿に萎えることなく、それ以上に肉棒を漲らせて媚肉を突き上げている。彼にならどんな辱めを受けてもいい。
「好きだよ、真美子、ほらもっと腰を振って。先にイッたらお仕置きだからね」
「ああッ、あああ!!…、ダメぇ、ダメなの…、真美子、もうダメっ、…いくぅ、いっちゃう…」
ブルッ、ブルルッ、と真美子は裸身を痙攣させて絶頂に達してしまう。まだ、拓也はそこまで達していなかったため、一人取り残される形だ。しかし、拓也はアクメに達して全身をピクピク、と引き攣らせている美母の中に勃起を突きたてながら楽しそうに狡猾な笑みを浮かべて真美子の美貌を眺めていた。
やがて、美母はガックリ、と全身の力を抜くとそのまま後ろに倒れていく。拓也はそれを引き止めもしなかった。ドロッ、と蜜液と精液を溢れさせながら、怒張が真美子の秘唇から抜けて、女体がドサッ、と重たげな響きをたててフローリングの床の上に横たわった。
ハァハァハァ、というせわしない美母の喘ぎ声がいつまでも聞こえるなか、拓也は達しきらずに放置されたペニスの根元を握り締めると、立ち上がり、床に崩れ落ちて仰向けになって荒々しい吐息をついている真美子の裸身を見下ろした。
全身がピンク色に上気した美女の裸身は凄絶なまでの色気を放っている。拓也は床の上で時折り、ピクッ、ピクッ、と震えながら喘いでいる真美子の傍らに屈みこむと、ふくよかな剥き出しの乳房に手を伸ばして、乱暴に鷲掴みにして揉みたてる。堪らず、真美子はアア、アアッ、と喘ぎ声を漏らして身悶える。まだ全身に気だるい性感の息吹がくすぶっている。
「真美子、真美子は僕の女だから、これからは呼び捨てにするよ、いいね?」
「あふっ…、はいっ、真美子は拓也さまの女ですわ…、どうぞ真美子を可愛がって…、あぁん…」
真美子は真っ赤になって隷従の言葉を吐くと乳房の膨らみに食い入る爪の痛みにも快感を感じてよがり声を上げてしまう。嬲られれば嬲られるだけ、快楽を感じてしまう真美子は拓也に支配される悦びを全身で感じていた。これからは彼の慰み物となって彼の望むまま淫らな痴態を晒すのだ。
「よし、真美子、胸で僕のを扱くんだ。パイズリだよ」
「嬉しい…、拓也さまのお役に立てるなんて…。ご奉仕させていただきますわ」
拓也が美母の腹の上に跨ると、彼女も自ら双乳の底から膨らみを捧げ持って差し出された怒張をその深い谷間へと挟み込む。彼が酷薄な笑みを浮かべているのに濡れた眼差しで見上げると、肉棒を挟んだたわわな肉の膨らみでグニュ、グニュ、と揉みたてる。
プリプリ、とした肉の触感が堪らない。柔らかく弾力のある肉球が両側から勃起を包み込み、肉棹全体を扱き上げていく。そして、言われもしないのに肉球の間から突き出したペニスの先端に顔を起こした真美子の舌がチロチロ、と舐めまわし、鈴口の割れ目をもくすぐり、たまらず、拓也はハアハア、と喘ぎ声を漏らしていた。
「ど、どう?真美子のオッパイ、気持ちいい?拓也さま」
「おう、ううっ、いいよ、真美子のオッパイ、凄いいやらしいぜ」
「ね、ねえっ、どうぞいつでもいいの…、真美子にかけて、あなたのミルク。来て…」
真美子の妖艶な誘惑と、舌先で勃起の先端を舐め上げる淫靡なテクニック、そしてたわわな肉球が締め付けに拓也も我慢できずにガクガク、と腰を揺らせて、女のような声を上げて快感を訴える。
「く、くうっ、真美子…!出るッ、出るよ…」
ドクッ、ドクッ、ドクッ!ドピュッ、ドピュウッ!!…ドピュッ、ドピュウッ。
美母のたわわな双乳の谷間から跳ね上げた肉棒の先端から、濃い精液が宙を飛んで吐き出されていく。濃厚な栗の花の匂いを撒き散らして、白濁液がドプッ、と真美子の唇といわず、頬から額、髪の毛へと飛び散る。それを真美子は嫌がりもせず嬉々として受け止め、太腿を擦り合わせてハァン、ハァン、とよがり声を上げていた。
"ああ、堪らないわ…私、きっと、拓也さんのものになる運命だったんだわ…"
拓也への隷従こそが自分の務めとばかりに、真美子は未だ精液を吐き出している肉茎に懸命に細い舌を差し出して舐め上げ、濃い白濁液を啜り上げるのだった。
-***-
拓也はシャワーを浴びて、美母に作らせた食事を取ると再び居間に戻ってきた。全裸にしたまま一緒に連れてきた真美子を足元に跪かせると口唇奉仕させていた。彼は服を着けているので本当に自分が彼の奴隷になったようで真美子は目元を火照らせながら、嬉しそうに息子の肉茎を頬張っていた。
「母さん、気持ちいいよ。フェラチオ、上手いんだね。誰に仕込まれたんだい?」
「ああッ、そんな…、一生懸命してるだけですわ…」
実際、真美子は拓也に喜んで欲しい一心で精一杯の奉仕をしているだけだった。勿論、拓也もそんなことは承知だった。言葉嬲りで責め立てて美母を辱めれば辱めるほど、彼女の裸身は光り輝くのだ。
「息子のチンチン美味そうにしゃぶっちゃってさ、感じてるみたいだね」
カアア、と真美子の美貌が真っ赤に染まる。何もかも彼にはお見通しなのだ。彼の視線が双乳の先端に尖り出した乳首と、擦り合わせている太腿の付け根へと注がれているのを意識すると、トロッ、トロッ、と媚肉の合わせ目から愛蜜が溢れてくる。確かに息子のペニスを咥えながら鼻にツーン、と牡の濃厚なホルモン臭が突き刺さると子宮が甘く疼いてしかたがないのだった。
これから三日、彼の奴隷としてここで思う存分、奉仕に耽る事が出来るのだと思うと真美子は今から全身を期待に火照らせてしまうのだった。いったいどんな羞恥の責めを加えられるのだろうかと思うとウキウキ、としてフェラチオにも熱がこもってしまう。
7***
「ご、ごめんなさい、拓也さまのペニス、美味しくて濡らしてしまうの…、ああッ」
「粗相をしたいやらしい奴隷にはお仕置きが必要だね?真美子」
「あ、ああ…、はい…、どうぞ、真美子を叱って、ください…ご主人さま」
嗜虐的な笑みを浮かべた拓也に真美子は裸身を抱き締めて身悶える。だが、彼への隷従を誓ったのは自分なのだ。どこまで彼の責めに耐えられるのか、自分自身を試して見たかった。真美子はハァッ、と一息漏らすと、彼の足元で三つ指を突いて頭を下げる。
「お尻を出すんだ。真美子の尻を叩いてあげるよ。こっちに尻を向けて見せるんだ」
「は、はいっ…」
真美子はその場でフローリングの床に膝を突いて牝犬のように四つん這いになると、ヒップを彼のほうに向けて頭を下げる。
「ど、どうぞ…、ヒッ!ヒィィ」
突如、ピシャッ!、と鋭く柔肌を張り飛ばされる。それだけで媚肉の合わせ目からいやらしい液体がツウ、と漏れていく。
「何やってるんだ、手が届かないだろ脚を突っ張って上に向けろよ」
「も、申し訳、アアッ、…ありませんわ。ど、どうぞ…」
四つん這いになったところを手のひらで打ちつけられて思わず腰を引いてしまったものの、彼への奉仕に生きる覚悟を思い出して、つま先を踏ん張って、ヒップの双臀を高々と掲げて見せた。両手を突っ張っていないと左右どちらかに倒れてしまいそうだった。
「フフッ、いやらしい格好じゃないか。母さん?尻の穴がヒクヒク、いってるぜ」
「あああッ!!い、イヤァ…イヤです、そんなところ見ないで…」
自分で自分の恥ずかしい部分を曝け出しておきながら真美子は、謂れなき屈辱に絶叫して涙を流し始めた。だが、真美子はそれでも姿勢を崩さない。彼の視線が尻肉の狭間に突き刺さるのが分かる。アヌスは確かにひくついてしまっている。そして、その下では媚肉からトロリ、トロリ、と淫液が溢れてもう洪水のようになっている。そうやって、恥辱の仕置きをされながら、躯は感じすぎるほどに感じてしまっているのだ。もし、彼の指が触れたならそれだけで絶頂に達してしまうだろう。
「ぶってやるよ、真美子、堪えられたらご褒美をあげるよ」
「ああ…、あん…、どうぞ、真美子をお仕置きして…、はあッ、お仕置きしてください…」
脚を突っ張って尻を高く掲げる不安定な格好で首を捩じって後ろを振りかえり、懇願する美母の嬌声にムラムラ、と嗜虐欲の昂ぶりを感じて股間が漲っていく。
「フフッ、それじゃリクエストに応えてやるとするか」
バシッ。
「ひっ、ヒィィィ!」
バシッ、ビシィッ。
「はひっ!あむっ…、くぅぅん」
真美子白いのヒップが腫れて赤く染まっていくと、そのたびに秘唇の入り口の粘膜が蠢き、トロッ、トロッ、と蜜が潮を噴くように飛び出してくる。その妖しい光景は後ろから見ている拓也には丸見えだった。真美子のアヌスがキュッ、キュッ、とひくつき、美母の美しい背中がしなるたびに熟女の濃厚なフェロモンが汗の滴と一緒に飛び散る。
バシッ、ビシッ、バシッ…。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァァァン…、ウムゥ、アムァ…」
言葉にならない呻き声を漏らして息子の仕置きを受ける真美子は尻を叩かれて深く感じてしまっていた。高々と差し出したヒップはジィン、ジィン、と熱く疼いて、最初に叩かれた時ほどには痛みを感じない。それよりも、柔肌を打ちつけられ、自分のいやらしい姿をつぶさに見られているという事実の方が真美子を感じさせていた。それも、もう、限界に近い。深く、息を溜めて長く吐き出すようにして我慢しなければ、このまま崩れ落ちてしまいそうだった。
「どうだい?気持ちいいかい。オマンコからドロドロ、はしたなく涎をこぼしやがって」
「ハァァ…、ハァァ…、気持ちいいっ、気持ちいいの…、拓也さまァ…あむっ、あぅぅ」
「それじゃ、トドメだよ。よく堪えたね、ご褒美だ、食らえッ」
拓也は真美子が高々と差し上げているヒップの肉丘の狭間でひくついているアヌス目掛けて真っ直ぐに伸ばした人差し指を突き入れていく。濡れてもいない指が皺々の小さな穴を目掛けて貫いていく。それはまるで処女を失う時の痛みにも匹敵する衝撃だった。
「あひっ、あひぃぃぃ!!ああああ、あああああ…!!」
真美子は両脚をブルブルとのたうたせて、アヌスの粘膜を突き入れられて絶頂を極める。凄絶な痛み、だがそれも激烈な官能へと変化する。ビクッ、ビクッ、と裸身を喘がせて、喉を突き出し、涙を切れ長の瞳から溢れさせて全身で悦楽を訴える。
突き刺したアヌスに縫い止められたように尻を高々と差し上げたまま、真美子の秘唇は決壊する。プシュッ、プシュウッ、と派手に潮を噴いて、大量の淫ら蜜が太腿を伝って、流れ落ちていく。
"あああっ、あああ…、私、溶けちゃうぅ、バラバラになっちゃうぅ…"
言葉嬲りと羞恥責め、そしてスパンキング。その末にかつて感じたことのないほどの絶頂の高みへと追いやられて、真美子の脳髄で何度も何度も、快感の花火が弾けて何も考えられなくなる。全身の細胞がはじけ飛ぶほどの快楽に悦楽郷を真美子はさまよっていた。全身をブルッ、ブルブルッ、と痙攣させて、潮を噴き、髪を振り乱して叫び声を上げている。
そんな美母のまるで狂ってしまったかのような凄絶なよがり様に拓也も激しく昂奮していた。
-***-
拓也が腰を下ろしている、その膝の上に真美子の裸身がうつ伏せに抱きかかえられていた。真美子はもうこれ以上ないほどの充実感を味わっていた。彼の膝に上半身を乗せて、猫のように甘えかかっている。拓也も真美子の長い髪を撫でながら、熱く火照っている美女の肌を楽しんでいた。
-***-
彼が真美子のアヌスから指を引き抜くと彼女はフローリングの床の上に崩れ落ちて、ピクッ、ピクッ、と裸身を震わせながら長い間、ねっとりとした吐息を漏らして、拓也に与えられた快感の余韻に浸っていた。それを見下ろしながら彼は持って行き場のない肉欲の滾りを持て余して、自分で先走りの精を噴き上げている肉棒を握り、扱いていた。
真美子は躯の熱がゆっくりと冷めていくと、息子の荒い息遣いに気付いて力の抜けきった裸身を引き起こして、彼の足元に這い寄る。
脚の間にはベットリと彼女自身が漏らしたドロドロ、とした蜜が床の上にまで流れ出している。唇の端からも垂れた涎の滴が纏いついている。それでも、真美子の美しさにはいささかも遜色はなかった。それどころか、凄絶なまでの妖艶な色気が全身から匂い立つ。
「拓也さま…、真美子の中にください」
「真美子…」
真美子は息子の膝に手を差し伸べて彼の肉棒をそっと、両手の指で掴み取り、握り締める。一度、彼の顔を見上げて、顔を伏せると肉棒をチロチロ、と細い舌を伸ばして舐めあげていく。
「ハァァ…、ううっ、真美子…。おまえの中に入れたい」
「はい…、拓也さま、どうぞ、いらして…」
真美子はビクッ、ビクッ、と震えている肉棒から唇を離すと嬉しそうに拓也を見上げて、床の上に寝そべると、自分の脚を左右に開いて、脚の付け根で息づいている秘唇の縁に指を掛けて内臓を露出して見せる。妖艶な眼差しを彼に向けて誘惑する。
「ご主人さま…、真美子を召し上がって…」
「真美子!!」
拓也は美母に飛び掛ると、真美子の両脚を跳ね上げ肩に担ぐようにして、滾り切った肉棒を彼女の媚肉の中心へと突き立てて行く。すぐに真美子もハァァン、と喘ぎ声を上げて嬉しそうに身悶えていく。そして、まもなく真美子の中に大量の精を注ぎ込むと、二人とも息を融け合わせながら肌を重ねて至福の時を過ごすのだった。
8***
もう、すっかり日は暮れて、それでも、窓からは生ぬるい風が吹き込んできていた。
拓也は真美子を連れてシャワールームで一緒に裸身を洗い清めた。そして、ふたりとも素っ裸のまま、またリビングで、ソファに腰を下ろした拓也の膝の上に真美子は抱き寄せられて、甘いひとときを味わっているのだった。
「ねえ、拓也さん…、あの水着、私を辱めるために用意なさったのね」
「うん。ずっと前から母さんの躯を狙ってたんだ。」
「そうだったの…。私、あなたの視線に気付いてなかったわ。恥ずかしいわ」
拓也の告白に真美子は少なからず衝撃を受けていた。彼女自身、今まで拓也の笑顔に救われたことが何度もあった。だが、彼は一人、真美子に女を感じて悩んでいたのだ。
「いいじゃないか、今はもう、真美子は俺のものなんだしさ」
「はい…。ご主人さま、んんっ…、真美子は拓也さまの奴隷ですわ、あぁん…」
彼が真美子の乳房の膨らみを根こそぎ掴み取り、たわわな量感を楽しむように揺すりたてて愛撫すると、真美子は心底嬉しそうに歓喜の声を上げて隷従の言葉を吐いていた。
-***-
翌日、二人は食材の買出しに街に出掛けた。そして、そのついでにブティックに寄ると真美子の為に肌の露出の激しい服を購入した。タンクトップと超のつくほどミニのスカートだった。店の試着室でその服を身に着けた真美子はその女らしい成熟した肢体の魅力を余すことなく発揮して、全身からフェロモンを撒き散らしていた。
「拓也さま…、宜しいんですの?私の為に、そんな…」
「いいだろ、真美子にプレゼントしたいんだよ」
「嬉しいですわ。ありがとうございます」
どんなに恥ずかしい格好をさせられてもそれが拓也を悦ばせるなら真美子の望むところだった。彼が腕を組んで並んで歩いてくれるのは何よりも嬉しい。
街を行き交う男も女も真美子の格好に好奇な視線を向けてくる。脚の付け根まで剥き出しになった殆どその用を達していないミニスカートは少し屈み込んだだけで下着は丸見えになってしまうだろうし、その下にブラジャーをつけていないタンクトップはサイズが合わないのか、真美子のたわわな胸の膨らみが窮屈そうに内側からその形をはっきりと透けて見えさせていた。
「フフッ、みんなお前を見てるぜ、真美子」
「ああ…、嫌ですわ…真美子は拓也さまだけのものですわ」
脂の乗り切った太腿、長くスラリ、と伸びた脚線の美しさ、そして、双乳のボリューム、素晴らしい魅力に溢れたボディに乗っているのはポウッ、と頬を火照らせた端正な美貌と長い黒髪だった。明らかに自身の露出過多を知っていてわざとそうしているのが誰の目にも明らかだった。
男たちはあからさまに食い入るように真美子の太腿を下から覗きこむように見つめ、女たちは蔑んだ視線を向けてくる。真美子は拓也と腕を組み、胸の膨らみを押し付けながらクネクネ、と腰を振ってはそうした注視に子宮を疼かせて楽しんでいた。
拓也は真美子を連れてそのまま喫茶店へと入った。そして、真美子のただ一枚つけているパンティをその場で脱がさせる。
「真美子、パンティを脱ぐんだ」
「えっ、ええ…分かりましたわ」
ポウッ、と美貌を妖しく染め上げながら、ミニスカートの両側に深く切れこんでいるスリットから、パンティの紐に指を掛けると、ヒップを浮かし気味に持ち上げ、スルスル、と剥き下ろしていく。他の客席からは見えないように窓側から脚を抜くと、彼に差し出した。
ただでさえ短いのに脇にはスリットが深く切れこんでいて、風が吹けば容易にその下に息づくものを露わにしてしまうほど丈の短いミニスカートだ。ピッタリ、と太腿を閉じていても少し腰を捩じっただけで丸見えだ。
「真美子、脚を大きく開いておけよ、いいな」
「えっ…、はい…」
「絶対に開けとけよ」
真美子は訳も分からずコクッ、と首を縦に振った。脚を広げるとミニスカートがずり上がってきて、誰かがテーブルの下から覗き込んだら脚の付け根で息づく秘唇も繊毛の翳りもすべて丸見えになってしまうだろう。
「ご注文はお決まりですか」
注文を受けに来たボーイが真美子の羞恥に喘いでいる美貌をあからさまな好奇心で眺め、その視線を下へと舐めるように下ろしていく。そこで、わざと拓也はメニューを彼の足元に落とす。ボーイはそれを腰を屈めて拾い上げて顔を上げたところに真美子の何も付けていない下半身を発見し、派手な音を立ててしまう。
「オッ、オオッ!!」
「ああッ…、イヤァ…」
それでなくても、真美子の美貌は人目を引くのだ。ボーイは顔を真っ赤にして目の前の美女の顔を注視していた。
「俺、アイスコーヒーね、お前は?真美子」
「あ…、ああ…」
「同じでいいな。アイスコーヒー二つね」
屈辱的な露出行為に言葉も出ない真美子の代わりに拓也が注文を取ると、ボーイは未練げに後ろを振り返りながらカウンターに戻る。そして、ひそひそと店員同士で話し声を立て始める。その様子を拓也は面白そうに見ていた。どうやら、真美子のことはもう店中に広まってしまったようだった。
「フフッ、なあ、もう真美子のこと、店中にバレたみたいだぜ」
「そ、そんな…私、ああ…」
「こっちに移動しろよ。俺と一緒の方が安心だろ?」
「は、はいっ、…失礼しますわ」
嬉しそうに真っ赤に染めた美貌を微笑を浮かべて自分の席から立ち上がると、セカンドバッグを取り上げて彼の隣に腰を下ろした。もちろん、ミニスカートの裾を押さえることも忘れない。下に何も穿いてないのだ。うっかり捲れたりしたら何かも丸見えになってしまう。
「いいな、真美子の脚、スベスベしてて、張りがあってさ」
「あ、あァん…、ダメ、ダメです…」
しかし、露出責めから逃れられると思ったと途端に、拓也の手が剥き出しの太腿に伸びてきてそれが甘い考えであることを思い知らされる。彼の手は内腿へと這い回り、脚の付け根へとグイグイ、と強引に侵入してくる。真美子は必死に脚を閉じて、彼の行為を阻もうとする。
「脚を開けるんだ、真美子」
「ダメです…、許して、拓也さま…」
「お前は奴隷なんだろ?俺の女なんだろ。嫌ならここに置き去りにしていくぜ」
「ああ、そんな…、分かりましたわ」
真美子は仕方なく言われるままに脚を開いていく。拓也の手は当然の権利とばかりに脚の付け根で息づく秘唇へと辿りつき、ズブリ、と指を侵入させてくる。真美子はアアッ、と喘ぎ声を上げて顔を伏せる。
「フフッ、真美子の中、ドロドロじゃないか。そんなにして欲しかったのかよ」
「ちが、違いますわ…、んんっ…、ハァン…」
蜜壷に食い込んでくる息子の指先はジュプッ、ジュプッ、と真美子の躯が吐き出す淫蜜の滴を弾いて卑猥な音を立てていた。それが、真美子の耳にも届いて彼女を追い詰めていく。
「ああ、ああ…、ダメ…、許してください、拓也さま…真美子、はしたない所をお見せしてしまうわ」
「いいじゃないか、見て貰えよ。客はいっぱいいるみたいだぜ」
そう言って、顎をしゃくって見せると真美子は彼が言うとおり、喫茶店の殆どの席の客は真美子の一挙一動を固唾を飲んで見守っていた。真美子は自分が追い詰められていることを知って狼狽の色を深くする。だが、その時拓也の指先が容赦なく美女の膣襞をカリッ、と掻き毟った。
「ヒッ、ヒィィ!…ダ、ダメ…、ああ、あああ…!!」
真美子はタンクトップに包まれた豊満な双乳をユサユサ、と揺らしながら大きく身悶えて喉の奥から切れ切れの悲鳴を上げる。もう、そこがどこでも構わなかった。拓也の指をギュッ、ギュウゥ、と締め上げてブルブル、と身悶えて、絶頂の高みへと押しやられて、ハァン、ハァン、と悩ましい喘ぎ声を上げていた。
その様子を店中の客が見ていた。真美子の痴態のすべてが見られていた。
9***
「大丈夫かい、母さん…」
「拓也さま…」
「母さんを、こんなしちゃって…。辛くなかったかい?」
拓也は真美子を抱えるように店を出ると車に乗せて少し休ませる。彼女の額には後れ毛が汗で張りつき、さすがに真美子をここまで羞恥責めで追い込んでしまい、心配する拓也。だが、真美子はそんな彼に優しく微笑んで見せる。彼の手を自分の剥き出しになっている太腿に引き寄せると、熱く潤んだ媚肉に触れさせて、艶っぽく微笑む。拓也は思わず、美母の媚態に息を呑んだ。
「私、楽しんでいましたわ」
「えっ…」
真美子は車のシートにもたれながら、息子へと優しい視線を送りながら囁く。疲れたようなやつれた表情を見せながら、その眼差しは限りなく淫蕩そのもので、瞳には強い意志が宿っていた。
「真美子、嬉しいんです。私、こんな、いやらしい女なのに、拓也さんは悦んでくださいましたわ。」
「…」
美母は力なくもたれていたシートから身を起こすと、隣に座る拓也の膝元ににじり寄って、彼の股間に手を伸ばす。手馴れた手つきで息子のペニスを外に導くと、萎えかかっていた肉茎を唇に咥え込んでいく。思わず、拓也が真美子の頭を押さえると呻いていた。
「ううっ…、母さんッ…」
「あふっ、ね、真美子って呼び捨てになさって…、んんっ、真美子、拓也さまの奴隷なの…」
「真美子…、くうっ、出るッ!!」
美母を呼び捨てにしてその頭をグッ、と押さえ込み、真美子の喉の奥まで剛直を突きたて、射精する。真美子はコク、コク、と喉を鳴らせて注ぎ込まれる息子の精液を飲み干していく。
「ああッ…、哲哉さまのミルク、とっても濃くって素敵…あん、感じちゃうぅ…」
拓也が力なく、シートにもたれて荒い息を吐いていると、真美子はまだ肉棒に絡みついた樹液の残滓を美味そうに啜り上げるのだった。
-***-
「真美子、お前を縛ってみたい」
「はい…、どうぞ、ご自由になさって…ご主人さま」
それは、ガレージの納戸にしまわれていた麻縄だった。彼が縄の束を取り出して真美子に囁くと、彼女はポウッ、と頬を火照らせて期待に甘く子宮を疼かせて、彼の足元に背中を向けて正座する。そして、後ろ手に両手を交差して組んで見せると仇っぽい眼差しで拓也を振り返った。
「フフッ、いやらしい牝犬め。もう濡らしているのか?」
「ハァン…、真美子、淫乱なんです…ご主人さまに可愛がっていただけると濡らしてしまうの…」
淫らな告白は、もう彼女がすっかり奴隷になりきっていることを示していた。脚を小刻みに擦り合わせて媚肉が濡れ始めていることをあからさまに示す。拓也は縄の束を持って、真美子の背後からタンクトップを押し上げている豊満な胸の膨らみへと手を伸ばすと、こってり、と揉みしだく。
「あ、ああ…」
「いい声で啼くね、お前は」
美母がハッ、ハッ、と小刻みに喘ぐのを気持ちよさそうに聞きながら、拓也はタンクトップの裾を捲り上げてたわわに実った双乳を剥き出しにする。
「ようし、縛るぜ、真美子」
「は、はひぃ…!ああッ、ああ…」
麻縄のザラッ、とした感触が、それを覚悟していながら真美子を戦慄させる。もう、元の貞淑な母親には戻れないのかと思うと悲壮な覚悟に、思わず涙が溢れていた。しかし、拓也の操る縄は彼女の柔肌に次々に掛けられていく。
拓也は縄で、まず、彼女の後ろ手に組んだ手首を縛り、それから腕の間を通して、胸元で交差させながら乳房の下から縄を通していく。彼には縄の経験どころか、ここに来るまでは女を抱いたことさえなかったのだ。ただ適当に縄を通していくだけだ。それでも、乳房の上と下から膨らみを挟み込み、搾り出すような形で縛めることに成功する。
「痛くないかい?」
「だ、大丈夫ですわ…、ハンッ…、ああッ、…」
「初めてにしてはいい出来だ」
真美子は目元を泣き腫らしたように真っ赤に染めて、縄で縛られた屈辱的な姿を晒して、啜り泣いている。そんな真美子を見ているとまた、股間がキリキリ、と膨らみ出す。
「なに泣いてるんだい?いい姿じゃないか」
「ああッ、ヒィィ!!ああっ、あああ…」
拓也が縄でいびつに搾り出された乳房を鷲掴みにして揉みしだくと、真美子の唇から悲鳴が漏れる。彼は美母のミニスカートの裾を捲ると、その下でひっそりと息づいている媚肉を確かめる。指先を蜜壷に沈み込ませていくと、真美子は美貌を背けて、ハァン、ハァン、と喘ぎ声を漏らす。
真美子の秘唇は、ドロドロに蕩けて、中に侵入しようとする息子の指をキュウ、キュウ、締め上げてくる。縄で縛られて相当、深い快楽を得ている証拠だった。
「ようし、俺を楽しませ貰おうか」
「は、はい…」
拓也は真美子を自分の足元に跪かせると口唇奉仕を命じた。後ろ手に縛られ再び彼の足元に屈み込んで熱心に奉仕に耽る真美子。タンクトップの裾を大きく捲りあげてたわわな乳房の双球がそのボリュームを自己主張するかのように、肉棒を呑み込み頭を前後に振るたびに、プルン、プルルン、と艶めかしく揺れ動くのを掴み取り、思うまま、揉みしだく。
「ハン、あふっ…、ハァン…」
真美子も感じやすくなった乳房を弄り回されて鼻息を荒くする。脚の間は少し開き気味にして、ミニスカートの中心に拓也の足の指が入り込んで秘唇を嬲っている。彼が足の指を引き出して彼女の前に掲げて見せると、息子の足の指にトロッ、とした蜜が纏っているところを見せつけられる。
「もう、準備は出来ているみたいだな?入れるぜ」
「ああん、あん…、ど、どうぞ…真美子を楽しんで…」
真美子をそのままで立たせると彼女を後ろ向きに跳ね上げた脚を抱えあげて引き寄せる。真美子のミニスカートの裾から大きくはみ出したヒップの狭間で爛れたようになっている媚肉に勃起の先端を押し当てるとそのまま貫いていく。
「ハァァァ!!あああ、あああン…、拓也さまァ…」
「フフッ、よく締まるね。縄で縛られると燃えるみたいだね?真美子」
「アアン、アンッ…、ハァン、ハァン、…あくぅぅ!!」
真美子には息子の質問に応える余裕はなかった。ただ、柔肌に食い込む麻縄が身悶えるたびに肌に擦れて、躯を拘束される痛みとともになんともいえない被虐的な快感を生み出すのだ。そして、そのまま下から貫かれて粘膜を削られる激しい動きに、女体はしっかりと応えて、上下に抉る肉棒を挟み込み、扱きあげる。
10***
ジリリリ、ジリリリ。
そのまま下から貫いていると、リビングの電話が鳴る。一瞬、動きを止める二人。拓也が真美子を貫いたまま手を伸ばして受話器を取ると、親父からだった。
「ああ、親父?うん元気だよ。母さん?ああ、ちょっと具合が悪いみたいだけどね」
受話器を握りながら真美子の乳房を揉みしだく。彼女は気が気ではなかった。夫に知られたら何もかもお終いだった。しかし、息子に下から犯されながら、麻縄で縛られている真美子にはどうすることも出来ない。真美子はただ、拓也を悲壮な眼差しで見上げて、許して…、と小さな声で囁いて懇願するばかりだ。
「じゃあ、替わるね。ちょっとまってて」
拓也は受話器を彼の膝の上でブルブル、と震えている真美子の耳に近づけていく。拓也は受話器を真美子の耳に当ててやりながら乳房を揉み立て、聞き耳を立てる。
「あふっ、ああ…、あなた、えっ、ええ、潮風で悪い風邪をひいたの。…んっ、ええ」
電話をしている真美子の肌に陵辱の手を加えながら突き上げていると、仇っぽい眼差しで、許して、ダメです、と懇願するのを無視して、たっぷりとした乳房を存分に捏ね回しては、うなじを舌で責め立てる。縄でいびつに搾り出された乳房は性感帯そのものだった。堪らず、仰け反りながら悲鳴を上げる。
「ひ…、ひい、ああっ、あなた…ええ、大丈夫よ…んんっ、代わるわ…」
「ああ、親父、こっち来れないの、残念だな。ん、分かったよ、それじゃ」
受話器を置いて真美子をガンガン、と責め立てる。何故だか、親父の声を聞いていると血が滾ってしようが無かった。真美子の中に突き入れたペニスも痛いほど膨張し、美母の膣襞を抉りぬく。真美子はハァン、ハァン、とよがりながら後ろを振り返って息子に非難の声を上げる。
「ああッ、酷い人ね…、あのひとにバレたら…、あんっ、あんっ、ハァァン…」
「何言ってるんだ、真美子はもう僕の奴隷なんだよ。親父なんかに渡さないぜ」
鷲掴みにされた乳房を捩じ切るような勢いでグイグイ、と揉みたてられ、ヒィヒィ、と泣き叫びながら真美子は初めて拓也の決意を知る。これは芝居なんかでも避暑地の過ちなんかでもないのだ。彼にとっては現実そのものなのだ。彼女もそこまで息子に愛されていることを知って、改めて彼への隷従を決意する。
あの家へ帰ってもまた、拓也に抱いてもらえるのだ。それは真美子にとっても悦びだった。ここで、ここだけのこと、と息子に言われてもそれを受け入れるつもりだった。それが望外の幸せを掴むことが出来るのだ。何を躊躇うというのだろうか。母では無く、女として求められる悦びに真美子は拓也に感謝していた。
「…分かりましたわ、あの人には肌を許しませんわ、…それでいいでしょう、ご主人さま」
「そうだ、お前は俺だけのペットなんだよ、真美子。行くぜッ…」
「ああっ、ああっ、あああ…!!拓也さまァ…、来てっ…」
ドクッドクッ、と注ぎ込まれる若い樹液に真美子は酔い痴れながら息子の奴隷として生きていくことに何の躊躇いもなかった。自ら美麗なヒップを打ち揺すり、ハン、ハン、とよがり声を上げながら昇り詰めていくのだった。
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