小説(転載) 若妻初絶頂
官能小説
若妻初絶頂
「美代子さん、凄く疲れた顔してるけど・・・何かあったの?」
「疲れてるじゃないのよ・・・欲求不満なの!」
「ヤダ~美代子さんたら・・・昼間から」
「だってさーーっ、由紀さ~~ん。ちょっと聞いてよ~~~。」
「はいはい、熱いコーヒーでも飲みながらゆっくり聞かせて頂くわ。」
由紀はダイニングのテーブルに突っ伏しながら由紀に視線だけを向ける美代子の前に煎れたてのコーヒーを出した。
「あぁ~美味しい、、、由紀さんの煎れたコーヒー。」
「フフッ・・・有難う。それで・・・どうしたの?」
「もう私・・・欲求不満で狂っちゃいそうなの!」
「・・・何言ってるの美代子さん・・・」
由紀の顔を真顔で見つめながらそんな事を言い始めた美代子に、由紀は噴き出すように笑ってしまった。
「由紀さん笑い事じゃないのよ!私、真剣に言ってるの!家の亭主、、、早いのよ。今に始まった事じゃないんだけどね・・・。それでね、、、ほらB棟の●●さんの奥さん知ってるでしょ。あの奥さんのご亭主が凄いらしいのよ。私の家のお隣の□□さんが仲良くて、よく聞かされるらしいんだけど、、、ご主人が1回終わる間に奥さん5~6回はイッちゃうらしいの!私なんて、一度も主人にイカされた事なんてないのよ!イクのは主人がおもちゃ使った時と自分で指でした時だけ!そんなのイヤよ!でね、そんな話聞いたら、私もう我慢出来なくなっちゃって昨日また主人にせがんだの・・・そしたらね・・・」
恥ずかしがる事も臆する事も無く、夫婦の性生活を赤裸々に語り始めた美代子の言葉に、由紀は作り笑いを浮かべながらも顔を真っ赤に上気させて恥ずかしいそうに聞いていた。
(おもちゃって・・・見た事も使った事もないし・・・それに5回も6回もイクって・・・どんな感じなのかな・・・セックスってそんなにいいと思った事ないし・・・)
厳しい家に生まれ育った由紀は学生時代も男性と付き合った事も無く、今の夫が初めての男だった。
当然の如く男性器も夫の物しか知らないし、セックスも夫としか経験がない。
由紀の夫は由紀の父が経営する会社の社員で、結婚はその父の影響が大きかった。
勿論由紀は夫が好きで結婚し、夫も由紀を愛してくれている。
夫は夜の営みも、週に1度は夫の方から求めてくるが、それが多いのか少ないのか由紀には見当もつかない。
由紀は夫のされるがままに身を委ねるが、その行為は灯りの消えた寝室で30分ほどで終わり、夫は満足したように自分の布団へと戻る。
真っ暗な寝室で5分程度の愛撫の後にあまり潤っていない膣に挿入され、少し痛みを感じながら夫の律動がゆっくりと始まり、夫の律動に痛みを感じなくなった時には夫がクライマックスを迎えるという行為の繰り返しの為、由紀は夫の性器を見た事無ければその手で触った事も無く、大きさや形は膣でしか感じた事が無い。
夫のセックスしか知らない由紀にとってはそれが普通であり、セックスは子作りの為の行為であると思っている由紀には、夫がそれで満足するのであれば由紀も不満はなかった。
潔癖症な性格も手伝い、セックスに対して興味もあったが少なからず嫌悪感も強かった由紀は、これまで自慰さえもした事が無い。
風呂に入り自分の性器を洗う時に全身に電気が走ったような甘美な感覚を受けた時も、興味よりも恐怖心や不潔感が上回り、そそられる興味を自制する事が出来た。
そんなセックスしか知らない由紀にとって、美代子が欲求不満である事も理解出来なければ、一晩で5回も6回もイカされる事がどれ程の快楽なのかもオーガズムを経験した事が無い由紀に理解出来るはずもなかった。
「ねえ由紀さん、そう思うでしょ!聞いてる?」
「え・・・えぇ・・・そ・・・そうね。でもご主人を裏切るような事は出来ないでしょ。」
「そうなのよ・・・だからイライラするの。こんな事由紀さんに話す事じゃないんだけど、由紀さんにしかこんな事打ち明けられる人がいないんだもの・・・」
「私で良ければいつでも愚痴は聞いてあげるから、浮気はダメよ。」
「私だって浮気なんて考えてないわ。でもね・・・」
「でも???」
「こんなの紹介されたの・・・お隣の□□さんに・・・。勿論、私が欲求不満だってこの話はしてないわよ。」
美代子がポケットから差し出した質素なチラシには、「秘密厳守のマッサージ」と携帯電話の電話番号だけが書いてある。
「怪しい・・・こんなとこに電話しちゃダメよ!」
「私もそう思ったの・・・でもね・・・□□さんが自宅にこのマッサージを呼んだ日に、私隣の部屋でこっそり覗かせてもらったのよ・・・そしたらね・・・□□さん・・・マッサージなのに何度もイッちゃって・・・」
「・・・そ・・・そう・・・なの・・・でも変な事されちゃうんじゃないの・・・」
「ううん・・・マッサージだけ・・・□□さんが言うには、お願いすればいろいろしてくれるらしいけど、それはちょっと怖いし・・・でもマッサージだけであれだけイケるならと思って・・・マッサージなら、浮気にはならないでしょ・・・」
「・・・そ・・・そうね・・・マッサージだし・・・」
「・・・そうよね・・・そうでしょ・・・それでね・・・呼んでるの・・・」
「・・・呼んでるって???・・・」
「・・・予約したの、今日・・・あと30分くらい・・・」
「予約!・・・したの!」
「由紀さんお願い、私の家に来て隣の部屋で見張っててくれない?何かあったらすぐに110番出来るように・・・」
「・・・い・・・イヤよそんなの・・・怖いわ・・・」
「お願いよ由紀さん、私も一人じゃ心細くて・・・でもあのマッサージはしてもらいたいの・・・お願い!ねっ由紀さん」
(・・・結局こうなっちゃうのよね・・・)
由紀は美代子に押し切られ、強引に美代子の家に連れて来られた。
美代子はダイニングの端に布団を敷き、由紀はダイニングの隣の戸の締められたリビングのソファに身を隠すようにしながら声を出さないように身を潜めている。
リビングの扉はほんの僅かだが隙間があり、その隙間に顔を近づければダイニングの様子を見渡す事が出来る。
由紀がその隙からダイニングの様子を伺うと、美代子が落ち着かない様子で布団の上に座っていた。
暫くすると静まり返った部屋にチャイムが鳴った。
美代子はドアフォンのカメラで確認すると、ダイニングへと迎きいれた。
「本日はご予約を頂きまして有難うございました。」
「こちらこそ・・・□□さんから、とても上手なマッサージ師さんとお聞きしたものですから。」
「有難うございます。・・・それではこちらのコースコースで宜しいでしょうか・・・」
マッサージ師は大きなカバンから取り出したファイルを広げると、数ページ捲りその表面を指で確かめるようにしながら、正面に座る美代子に差し出した。
「・・・あの、これって・・・」
「はい、□□さんの奥様がいつもなされるコースです。」
「・・・あぁ・・・じゃぁこれでお願いします。」
「分りました、それではお召し物が汚れるかもしれませんので、これにお着替え頂けますか。」
「はい。」
美代子はマッサージ師から何かを受け取ると、一旦ダイニングを出て別の部屋で渡されたものに着替えて戻ってきた。
(な、、、何あれ・・・スケスケじゃない・・・・)
美代子は紙で出来た下着のようなものに着替え、その紙の下着の上から股間と乳房を隠すように両手で押さえていた。
「準備が出来ましたらお布団の上にうつ伏せでお願い致します。」
美代子が布団の上にうつ伏せになると、マッサージ師は慣れた手つきで美代子の背中にオイルにまみれた手を巧みに滑らせていく。
マッサージ師の使っているオイルの優しい香りはリビングに潜む由紀にも直ぐに届き、この仄かに甘い香りに包まれているだけでリラックスできるいい香りだった。
しかし、ダイニングとリビングを隔てるドアの隙間から様子を伺う由紀の視界には、うつ伏せになった美代子との間にマッサージ師が背を向けて座っていた為、由紀は美代子の肩から上と膝から下しか見えず、マッサージ師の手が何所をどのようにマッサージしているのかまったく見えなかった。
うつ伏せになっている美代子も枕に顔を埋めようにしているので、その表情を伺う事も出来なかったが、今のところこのマッサージ師に怪しい素振りは感じられなかった。
(何となく普通のマッサージって感じだけど・・・)
由紀はどこかでもっと淫猥な事を期待していた自分に恥ずかしさを覚えながらも、静けさの中でマッサージ師の手が美代子の身体を滑る微かな音に耳を傾け、美代子とマッサージ師の様子を凝視していた。
「はい奥さん。ちょっと起きてこちらに座って・・・」
マッサージ師は気怠そうに起き上がる美代子を手伝いながら起こすと、美代子に背を向けさせて目の前に座らせた。
(・・・あ・・・ヤダ・・・美代子さん・・・)
マッサージに隠れて細かい様子を伺う事は出来ないが、マッサージ師に背を向けているとはいえ、布団の上の美代子は膝を立てて大きく脚を開きく格好になっている。
(あんなに脚開いたら・・・)
マッサージの背後から見てる由紀にもはっきりと見えるが、マッサージ師の手はオイルに濡れ光っている美代子の膝から股間に向けて内腿を伝いながら滑り、もう片方の手は間違いなく美代子の乳房を揉みしだいている。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・んっ・・・」
美代子がうつ伏せで枕に顔を埋めていた時には気付かなかったが、今の美代子はマッサージ師の手に完全に身を委ね、マッサージ師の手が蠢く度に静かに熱い吐息を吐いていた。
(美代子さん・・・感じてるの?・・・)
由紀が美代子の静かな喘ぎに気付いた瞬間、美代子は座ったまま頭をマッサージ師の方にひねり、マッサージ師の頭を引き寄せるように腕を絡めながら接吻を求めると、マッサージ師は求めるがままに唇を重ねた。
「・・・ん・・・んっ・・・んーーっ」
二人が唇を重ねた瞬間、美代子は口を塞がれたまま由紀がリビングに居る事を忘れたかのように恥ずかしげもなく官能に呻き始め、大きく開いた脚が小刻みに震えていた。
(美代子さん・・・気持ち良さそう・・・きっと・・アソコ・・・触られてるんだわ・・・)
由紀は官能に震える美代子を見つめ、マッサージ師の影に隠れて見えない情景を想像しているうちに、ソファの上で四つん這いになった脚を広げ、熱く火照り始めた股間に手を向かわせていた。
由紀の淫裂は今まで経験した事が無い程に火照り、下着の上からそっと触れた指先には熱いヌメリで湿っていた。
(ヤダ・・・私・・・こんなに濡れてる・・・)
自慰の経験が無かった由紀は夫とのセックスでも下着に大きなシミが出来る程にヌメリが溢れた経験もなく、これほど下腹部が熱く疼いた経験も無かった。
由紀は無意識のうちに大きなシミの出来た下着の中に手を入れ、熱く火照った淫裂に直に触れたみた。
(・・・ううっ・・・)
由紀は指先がほんの少し包皮をかすめただけで全身を貫く快感に危うく喘ぎ声を漏らすところだったが、寸前のところで口を塞ぎ込み上げる嗚咽を堪えた。
(何なの今の感覚・・・こんなに気持ちいいの・・・)
由紀は初めて感じる感覚に自慰に嫌悪感を持っていた事も忘れ、再び陰核を隠す包皮の上から優しく指先で転がしてみた。
包皮の上から淫核を転がす由紀の指に、次第に陰核が固くなっていく感覚が指に伝わるにつれ、下半身から全身に走る快感も次第に強くなっていく。
(・・・あぁ・・・い・・・いいっ・・・夫の愛撫じゃ・・・こんなに感じた事無いのに・・・)
由紀が込み上げる嗚咽を堪え淫核の愛撫で2~3分ダイニングから目を離していたが、片手で口を押えながら再びダイニングの様子を伺うと、布団の上で仰向けになり大きく脚を広げた格好になった美代子の股間にマッサージ師が吸いつき、両手で美代子の乳房の先端で固くしこっている乳首を巧みな指捌きで愛撫していた。
(・・・あぁ・・・股間に顔を埋めて・・・何してるの?・・・ココを・・・舌で?・・・)
オーラルセックスが未経験の由紀にとって、陰核を舌で愛撫される事がどれほどの快感をもたらしてくれるのかは想像も出来なかったが、額から汗を滲ませ時折腰を跳ね上げるように悶える美代子の様子を見ているだけで、今自分が指で陰核を愛撫する快感よりも遥かに大きな快感である事は想像出来た。
「・・・あっ・・あぁぁぁ・・・いいっ・・・いいーーっ・・・もっと・・・もっと吸ってぇ~・・・」
美代子が腰をくねらせながらそう喘ぐと、股間に顔を埋めたマッサージ師が淫猥な音を立てて陰核を吸いはじめる。
(・・・す・・・吸ってるんだ・・・吸われると・・・腰が跳ねてる・・・あぁ~そんなに仰け反って・・・)
紙の下着は既に剥ぎ取られ全裸になった美代子が陰核を吸われて仰け反り悶える様子を間近で見る由紀も、これまでに経験した事が無い程に蜜壺が潤い、包皮を捲り完全に勃起した陰核を指で挟み、まるで男の陰茎を扱くかのように愛撫していた。
(・・・あ・・・あぁ・・・クリを弄っただけで、こんなに気持ちいいの・・・私も・・・吸われたい・・・)
「・・・あ・・・あぁ・・・いく・・・いっちゃう・・・」
「・・・いいですよ・・・我慢しないで・・・」
美代子が絶頂が近い事を告げるように喘ぐと、マッサージ師は淫美代子の陰核を更に強く吸い上げていく。
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・いく・・・いくーーーっ・・・」
その瞬間、腰が跳ねあがるように全身が仰け反り、噴き出す汗にと紅潮した顔を歪ませながら美代子が達した。
(・・・イッたの・・・美代子さん・・・イッたんだ・・・)
由紀はもう少しで今まで経験した事のないオーガズムに達する寸前だったが、先に美代子が達し徐々に荒くなった美代子の息が整いダイニングに静けさが戻り始めると陰核を弄る事を止めざるを得なくなっていた。
「ご満足頂けましたでしょうか?」
「はい。とっても気持ち良かった・・・」
「じゃ今日はこれで宜しいですか?」
「はい。」
マッサージ師は汗とオイルにまみれた美代子の身体を柔らかな乾いたタオルで優しく拭きながら短い会話を交わすと、既に封筒に用意されていた報酬を受け取り静かに部屋を出て行った。
その日美代子が目の前で昇天するのを見ながら、これまで嫌悪感さえ覚えていた自慰で自らも経験した事のない快感を経験した由紀は、いつものように静かに眠る夫の横であの時の光景を思い出しながら股間に手を忍ばせていた。
(・・・あぁ・・・私も、ここを吸われてみたい・・・美代子さんのように身体が仰け反るくらいにイッてみたい・・・)
姓に対して奥手な由紀が淡泊な夫に自分の欲求を告げる事が出来るはずもなかったが、包皮の上から淫核を指で転がしているだけの自慰で、シーツにさえもシミを作ってしまいそうな程に濡れ刺激を欲しがる花弁をこのまま放っておくことも出来なかった。
一晩中悶々として殆ど寝ていない由紀は、夫を会社に送り出すと直ぐに携帯からマッサージ師に電話をしていた。
「もしもし。」
電話の声は昨日聞いたマッサージ師の声に間違いなかった。
「あの・・・私、美代子さん・・いえ●●さんのご紹介で・・・」
「あぁ・・・●●さんから・・・お電話有難うございます。」
「あの・・・急なんですけど・・・今日って予約出来ますか?」
「今日ですか?はい、大丈夫ですよ。」
「それじゃ・・・これから直ぐでも・・・大丈夫でしょうか?」
「これからですか?・・・まだ9時前ですけど・・・」
「・・・都合が悪ければいいんでです・・・」
「いえいえ、大丈夫です。・・・それじゃ直ぐに準備して出ますのでご住所は?」
「●●さんと同じマンションの1919号室です。」
「分りました・・・30分程でお伺いします。」
由紀は電話を切ると直ぐに服を抜いて熱いシャワーを浴び、真新しい下着に着替えてマッサージ師が来るのを鼓動を高鳴らせて待ち続けた。
約束の時間より10分ほど早くチャイムが鳴ったが由紀にはこの数十分が数時間にも感じる程に長い時間だった。
由紀は昨日と同じ出で立ちのマッサージ師を招き入れると、美代子の時と同様に既に布団を敷いてあるダイニングに通した。
「急なお願いで申し訳ありません。」
「いえいえ、構いません。まずは簡単なご説明から・・・」
「は・・・はい・・・」
マッサージ師がカバンから昨日美代子の家でみたファイルと同じものを取り出し、由紀の前に広げてみせた。
「・・・こ・・・これって・・・」
ファイルには
1.大人のマッサージ 10,000円
2.大人のマッサージと大人のコミュニケーション 10,000円
の3行が白いコピー用紙に書かれているだけだった。
「はい・・・私はお客様にご満足頂けるまでマッサージさせて頂きますという事です。ですので、30分で済む事もあれば・・・時には4~5時間かかる事もございますが、それでも料金は同じです。」
「・・・そうですが・・・じゃあ・・・とりあえず1番のコースで・・・」
「はい。分りました・・・それではこれにお着替え頂けますでしょうか?」
由紀は美代子の時と同じく紙で出来た下着のようなものをマッサージ師から受け取ると、一旦ダイニングを出て寝室でその紙の下着に着替えた。
(・・・ヤダ・・・私、・・・もう濡れてる・・・)
シャワーを浴びて10分と経っていないが、真新しショーツには小さなシミが出来ていた。
由紀は慌てて蜜壺から滲むヌメリをティッシュで拭き取り、渡された紙の下着に着替えて直ぐにダイニングへ戻っていく。
「えっ!」
美代子と同じように紙の下着を押えるように乳房と股間を隠す由紀がダイニングに戻ると、ダイニングで由紀を待っていたマッサージは、着た時の白衣を脱ぎ全裸になっていた。
その身体は由紀の夫とは全く違い筋骨隆々なガッシリした体躯で、股間に垂れ下がる肉棒を隠そうともせずに堂々と座っているその姿に、由紀は恐怖心や警戒心ではなく男の魅力を感じてしまった。
マッサージ師は自分を見て同様しているであろう由紀に構う事無く、由紀に振り向く事無く布団横たわるように手で合図送っている。
由紀は驚きのあまり声も出せずにその場に立ち尽くすが、由紀の思いとは裏腹に全身は熱く火照り蜜壺から滲んだヌメリが紙のショーツを濡らす程に自分が興奮している事も自覚していた。
由紀は覚悟を決め、黙って誘うマッサージ師の股間から目を逸らすようにしながら布団の上に腰を下ろした。
「御心配ありません・・・奥様がご希望されない限り私はマッサージだけに専念致しますので・・・ではまず、うつ伏せに・・・」
由紀はマッサージ師の言葉に従い顔の下で組んだ手の上に顔を置くようにしながらうつ伏せになった。
マッサージ師は用意していたオイルを手に取り由紀の背中にたっぷりと垂らすと、そのオイルを全身に伸ばすように手を這わせ始めた。
マッサージ師の温かな手が由紀の肩から腰、紙のショーツを避けて太腿から脹脛まで優しく揉み解していくが、その手つきは淫猥さのかけらもなく、いきなり全裸を見せつけられて緊張と自分の邪(よこしま)な欲望とで強張っていた身体から緊張が解けていくようだった。
由紀の全身の緊張がほぐれていくのは由紀の肌からマッサージ師にも伝わったのか、マッサージ師が静かに語り始めた。
「綺麗で滑らかなお肌をされてますね・・・」
「・・・そ、そうですか・・・有難うございます・・・」
「それにしても奥様・・・お若そうなのに随分腰に張りが・・・」
マッサージ師はそう言いながら、うつ伏せの由紀の脚を開かせその間に割って入るようにしながら重点的に腰をマッサージし始める。
(・・・あ・・・み・・・見えちゃう・・・)
由紀は淫核を吸ってもらいたくて電話した事も、紙のショーツからはみ出た自分の淫裂がマッサージ師の目に触れても弱視のマッサージ師には見えない事も忘れ、脚を閉じようと恥ずかしそうに腰をくねらせた。
「奥様・・・私のマッサージがお気に召さない時はそう言って下さい・・・直ぐに止めますから・・・」
マッサージ師はそう言うと、紙のショーツの下にオイルまみれの手を滑り込ませ、由紀の柔らかな臀部をゆっくりと揉み始める。
「・・・・・・」
由紀はマッサージ師の手が臀部を揉み始め、その手が時折菊門や花弁を掠めてもその快感に震える事はあっても拒む様子は見せなかった。
「・・・邪魔なので・・・取りますね・・・」
マッサージ師は由紀の臀部を揉みながら腰の部分の左右のつなぎ目を手で破り、まるで子供オムツでも脱がせるように臀部を露わにした。
由紀の真っ白な臀部はマッサージオイルで怪しく濡れ光り、その中心に蠢くピンクの菊門にも、たっぷりのマッサージオイルが流れ落ちていた。
マッサージ師が由紀の尻の割れ目を伝ってゆっくりと指を菊門に向かわせると、由紀はビクビクと腰を痙攣させたが、マッサージ師の指を拒む事はなかった。
(・・・そんなとこ・・・汚い・・・でも・・・凄く・・・熱くて・・・変な感じ・・・)
由紀が経験が浅いことを感じ取っていたマッサージ師は、菊門への愛撫はほどほどにその手を淫裂へと向かわせた。
由紀の淫裂は既に花弁が開き蜜壺からはヌメリが溢れていた。
マッサージ師はヌメリの源である蜜壺に指を挿入せずにゆっくりとなぞり、その指を2~3度淫裂に沿って上下させるだけで指を離した。
「奥様・・・起きて下さい・・・私に背を向けて・・・そうです・・・」
マッサージ師は由紀を抱き起すようにしながら布団の上に座らせると、由紀の背中に身体を密着させ由紀を自分にもたれさせるようにしながら由紀の脚を大きく開いた。
(・・・あぁ・・・恥ずかしいけど・・・感じる・・・)
由紀は美代子がマッサージ師の首に腕を回し、接吻をねだる気持ちが十分に理解出来た。
由紀も無意識内にマッサージ師の顔を見上げるように振り返ろうとすると、マッサージ師が耳元で呟き始めた。
「・・・奥様・・・昨日・・・居ましたよね・・・●●さんの家のリビングに・・・」
「・・・・」
「私、目は弱視ですが、耳や鼻は一般の方より敏感なんですよ・・・」
「・・・・は・・・はい・・・」
由紀は消え入りそうな程に小さな声で答えると、マッサージ師の手が由紀の淫核を捉えた。
「・・・きっと・・・隠れてここを弄ってたんですね・・・」
「・・・は・・・はい・・・」
「●●さんがイク所を見ながら、ここをご自分で弄って・・・イケたんですか?・・・」
「・・・い・・・いいえ・・・イケませんでした・・・あぁっ・・・」
「そうですよね・・・イッた様子は無かったですから・・・もしかしたら奥様はこれまで一度も・・・イッタ事がないのでは?・・・」
「・・・・は・・・はい・・・ありません・・・」
「やっぱり・・・男性経験も少ないのでしょうか?・・・」
「・・・は・・・はい・・・主人しか・・・知りません・・・」
「それで・・・今日はこんなに朝早くに電話を頂けたんですね・・・」
「・・・言わないで下さい・・・恥ずかしいです・・・ううっ・・・」
「昨日はご主人におねだりしなかったんですか?・・・」
「・・・主人は・・・週末しか・・・してくれません・・・」
「・・・じゃあ一人で・・・ここを・・・弄ってたんですか?・・・」
「・・・・は・・・はい・・・一人で・・・弄りました・・・んっ・・・」
マッサージ師は由紀の耳元で小さな声で囁きながら、包皮の中で固くなり始めた陰核を包皮を捲り指で転がしていく。
「イケました?」
「・・・いいえ・・・主人が隣で寝たましたから・・・」
「クリを吸われるのと、ヴァギナをかき回されるのはどっちがお好きですか・・・」
「・・・クリ・・・吸われた事・・・ないんです・・・」
「・・・えぇっ!・・・可愛そうな奥様だ・・・それで昨日●●さんの様子を見て・・・我慢出来なくなったんですね・・・じゃぁ今日は奥様が満足するまでサービス致しましょう・・・」
マッサージ師はそう言いながら由紀を仰向けに寝かせると、由紀の太腿を肩に担ぐようにしながら由紀の脚の間に潜り込み、美代子にもそうしたように両手で由紀の乳房を愛撫しながら包皮から、包皮から頭を覘かせ始めた淫核に吸い付いた。
「あぅっ・・・あ・・・あぁっ・・・い・・・いいっ・・・あぁっ・・・い・・・いいっ・・・んんっ・・・いいっ」
由紀は陰核を強く吸われると同時にマッサージ師の舌先で淫核を転がされると、これまで感じた事の無い快感に全身を震わせながら喘ぎ始めた。
「あぁっ・・・ダメツ・・・いいっ・・・あぁっ・・・イヤッ・・・あぁっ・・・ダ・・・ダメーーッ・・・」
由紀は陰核に吸い付くマッサージ師から逃れるように身体をくねらせながら、初めての昇天を迎えた。
(私・・・イッたの?・・・これが・・・イクって言う感じなの・・・)
由紀の身体は自分でも抑える事が出来ない程に、腰はビクビクと跳ねあがり、脚は落ち着きなくバタバタと痙攣している。
マッサージ師はそんな由紀の腰を力強く押さえつけ、由紀が昇天した事に気付きながら、尚もはち切れんばかりに勃起した由紀の陰核を吸い舌で舐り続けていく。
「・・・あ・・・あぁぁぁ・・・ま・・・また・・・だ・・・ダメ・・・ダメぇ~~~・・・」
由紀は続けざまに押し寄せる快感の波に全身を仰け反らせて喘ぎ、全身から汗を吹き出しながら2度目の絶頂を迎えた。
「・・・奥様・・・イケましたか・・・」
「・・・は・・・はい・・・多分・・・2度・・・」
「そうですね・・・2度イキましたね・・・ご満足頂けましたか?」
マッサージ師が昇天し息を荒げる由紀の陰核から口を離し、ヌメリがドクドクと溢れる蜜壺に指の先端を出し入れしながら語りかけた。
(・・・あぁ・・・ヴァギナも感じる・・・いつもは痛いのに・・・)
「・・・あ・・・あの・・・そ・・・そっちも・・・」
「ヴァギナも致します?」
「・・・は・・・はい・・・お願いします・・・」
「ヴァギナは指だけで宜しいですか?・・・それとも・・・」
マッサージ師は由紀がヴァギナへの愛撫をねだると、蜜壺に浅く差し込んでいた指をゆっくりと奥深く突き入れ、突き入れた指で膣襞を優しく指でかき回していく。
「・・・指だけ・・・じゃなくて・・・」
「・・・そうですね・・・こちらの方が断然ご満足頂けると思いますよ・・・」
マッサージ師はそう言いながら身体を由紀の横へ移動させると、力なく垂れ下がっている肉棒を由紀の手の届くところへ突き出した。
「こちらを奥様に挿入できるよう、大きくして頂きたいのですが・・・」
「・・・私・・・実は・・・した事ないんです・・・だから・・・どうしていいか・・・」
「私が奥様のクリを舌で愛撫したのと同じように優しく愛撫して頂ければ・・・」
「・・・は・・・はい・・・」
マッサージ師は息の整ってきた由紀を抱き起し一旦布団の上に座らせると、由紀の目の前に仁王立ちになった。
由紀は躊躇いがちに視線を逸らしたままマッサージ師の肉棒に手を伸ばしていく。
(・・・あぁ・・・熱い・・・)
由紀の指先に触れたマッサージ師の肉棒は力なく股間から垂れ下がったままだが、肉棒を握った指先からは愛撫を待ち焦がれているかのように熱く火照っているように感じられた。
由紀は垂れ下がった肉棒を優しく握り、その先端を自分に向けるように肉棒を持ち上げ、逸らしていた視線を肉棒ではなく由紀を見下ろすマッサージ師に向けながら、小さく突き出した舌先を肉棒の先端に寄せていく。
「・・・そうです奥様・・・そう・・・舌先で先端を・・・」
由紀の固く尖らせた舌先がマッサージ師の肉棒の先に触れると、その舌先を尿道口をくすぐる様に上下に動かしていく。
「・・・はいそれでいいです・・・出来れば、私が奥様にしたように、口に含んで・・・吸うようにしながら・・・そうです・・・舌も絡めて・・・そう・・・お上手です・・・カリ首が感じますので、そこを歯を当てないように唇で・・・そう・・・そうです・・・お上手です・・・」
由紀はマッサージ師の肉棒を口に含んだ瞬間、快楽への欲求で羞恥心が消えてしまったかのようにマッサージ師の肉棒を吸い、鈴口全体に舌を絡め始めていた。
やっと肉棒を咥える事に抵抗が無くなった様子の由紀が、まるで「これでよろしいですか?これで気持ちよくなってもらえますか?」と、マッサージ師を見上げていると、マッサージ師は両手で由紀の頭を押え、由紀窄める口がカリ首を前後に擦る様に由紀の頭を前後に揺さぶり始めた。
(・・・あぁ・・ちょっと大きくなってきた・・・)
「奥様・・・空いてる手を使って扱いて頂けるともっと早く挿入出来ると思うんですが・・・」
マッサージ師がそう言うか終わらないうちに、由紀は肉棒を咥えた頭を前後に揺さぶりながら、口の中で徐々に固さを増していく肉茎を握り、唾液に参れた肉茎を扱き始める。
「・・・奥様は飲み込みが早い・・・とてもお上手です・・・」
「・・・う・・嬉しいです・・・あぁ・・・早く・・・欲しい・・・」
自分の奉仕で男が悦ぶ初の経験に、由紀は固さの増す肉棒を一旦口から離し、唾液にまみれた肉棒を手で激しく扱きながらその下にぶら下がる陰嚢を甘噛みするように口に含んだ。
「・・・奥さん・・・本当に初めてなんですか・・・そんな事までさなって・・・でもとても気持ちいいです・・・」
一旦由紀の口から解放された肉棒は、由紀の手の中で由紀の小さな口には納まらない程に勃起し、夫の物とは比べ物にならいほどに勃起した怒張に、由紀は大きく突き出した舌で陰嚢からその怒張の先端に向かって舐り上げていく。
「・・・奥様・・・それじゃ・・・そろそろ・・・」
(主人のより太いから・・・きっと凄く痛いと思うけど・・・我慢すれば気持ち良くなるわ・・・きっと・・・)
夫との性交では挿入から暫くは軽い痛みを感じていた由紀は、マッサージ師に仰向けにされ蜜壺に怒張をあてがわれる寸前まで、襲ってくるであろう軽い痛みを覚悟していたが、膣口を押し広げゆっくりと奥深く挿入される肉棒は、由紀に痛みを与えるどころか陰核を刺激されて得られる快感とは違う蕩けるような快感をもたらした。
(・・・あっ・・・い・・いいっ・・・)
由紀はマッサージ師の怒張が深々と挿入されると、今まで感じた事のない快感に無意識のうちにマッサージ師の腕にしがみつき、更なる快感を求めるかのうようにマッサージ師を見つめた。
マッサージ師も自分を見つめる由紀の眼差しで由紀の思いを直ぐに感じ取り、カリが大きく張り出した怒張で由紀の膣壁をゆっくりと擦り始める。
「・・・あぁぁぁ・・・い・・・いぃぃぃ・・・もっと・・・もっとぉぉぉぉ・・・」
由紀はマッサージ師のカリ首が膣壁を擦り、怒張の先端が子宮口を突き上げる度に、全身から力が抜けていくような蕩ける快感に包まれ、怒張の律動が繰り返される蜜壺は由紀の意思ではどうする事も出来ない程に熱く痺れ、止めたくてもどうするも出来ない程に勢いよく失禁していた。
「・・・あぁぁぁぁ・・イヤァァァァ・・・で・・・出ちゃうぅぅぅ・・・止まらない・・・止まらないのぉぉぉ・・・」
マッサージ師は股間に由紀の放尿を感じたものの、そんな事はお構いなしに更に激しく由紀を責めたてていく。
「・・・ああぁ・・・い・・・いい・・・あぁ・・・イク・・・イク・・・イッチャウーーーーッ・・・」
(・・・あぁ・・・クリでイクのと全然違う・・・セックスがこんなに気持ちいいなんて・・・)
マッサージ師はオーガズムを迎えた由紀の膣が収縮し、律動を繰り返す怒張を締め付け、由紀の下半身が痙攣するかのように腰を震わせると腰の律動を一旦停止し、絶頂に喘ぎグッタリとする由紀をすこし乱暴に四つん這いにすると、休む間も与えずに再び蜜壺に怒張を挿入していく。
(・・・あ・・・あぁ・・・お尻の穴が見られちゃう・・・恥ずかしいけど・・・こっちの方が気持ちいい・・・)
夫にはしてもらった事がない初めての後背位にさせられ、腰を丸め脚を閉じるようにしながら恥ずかしそうに尻をマッサージ師に向けたが、再び怒張が挿入され、反り返った肉棒が先程とは違う角度で膣を擦り始めると、律動を繰り返す肉棒が一番感じる部分を擦る様に脚を広げ自ら腰を突き出すように背を反らしていく。
「・・あっ・・・あっ・・・いいっ・・・ああっ・・・んっ・・・」
由紀はマッサージ師が怒張を膣奥深く叩きつける度に声を詰まらせて喘ぎ、蕩けるような快感で崩れ落ちそうになる身体を必死に支えている。
マッサージ師は布団の上で四つん這いになった由紀の尻を抱え、力強く由紀を突き上げると同時に腰の脇から手を伸ばし右手の指で陰核を捉えた。
「・・・あっ・・・ダメ・・・あぁっ・・・いいっ・・・ダメッ・・・あぁっ・・・もっとぉ・・・」
マッサージ師は右手の親指と人差し指で由紀の陰核を摘まみ、まるで由紀が陰茎を扱いたように小さな陰核を巧みに扱いていく。
四つん這いのまま力強く蜜壺に固く大きな肉棒を挿入され、それと同時に陰核を刺激されると、由紀は再び絶頂感と尿意に襲われた。
「・・・あぁっ・・・いいっ・・・イッちゃう・・・またイっちゃうーーーっ・・・イクーーーーッ・・・」
由紀は絶頂と当時に再び失禁したが、もう恥ずかしさなど感じない程に快楽を貪る雌と化していた。
「・・・・あぁ・・・いいっ・・ヤメないでぇ・・・もっと・・・もっと・・・突いて・・・」
マッサージ師は昇天しても律動を止めさせない由紀の腰を掴み、由紀の要望通りに淡々と律動を繰り返し、由紀はマッサージ師の怒張が子宮口を突き上げる度に、熱いヌメリと止める事の出来ない尿を垂れ流しながら喘いでいた。
(・・・あぁ・・・これが本当のセックス・・・)
由紀は支えきれなく脚を広げたまま布団の上にカエルのような恰好で突っ伏しながらも、まだマッサージ師の肉棒を離そうとしなかった。
「・・・あぁ・・・い・・いいっ・・・もっとイカせてーーっ・・・い・・いくーーーーっ!」
(・・・あぁ・・・もう何回イッたか分らない・・・でも・・・まだ何回でも・・・イキたい・・・)
終わり
「美代子さん、凄く疲れた顔してるけど・・・何かあったの?」
「疲れてるじゃないのよ・・・欲求不満なの!」
「ヤダ~美代子さんたら・・・昼間から」
「だってさーーっ、由紀さ~~ん。ちょっと聞いてよ~~~。」
「はいはい、熱いコーヒーでも飲みながらゆっくり聞かせて頂くわ。」
由紀はダイニングのテーブルに突っ伏しながら由紀に視線だけを向ける美代子の前に煎れたてのコーヒーを出した。
「あぁ~美味しい、、、由紀さんの煎れたコーヒー。」
「フフッ・・・有難う。それで・・・どうしたの?」
「もう私・・・欲求不満で狂っちゃいそうなの!」
「・・・何言ってるの美代子さん・・・」
由紀の顔を真顔で見つめながらそんな事を言い始めた美代子に、由紀は噴き出すように笑ってしまった。
「由紀さん笑い事じゃないのよ!私、真剣に言ってるの!家の亭主、、、早いのよ。今に始まった事じゃないんだけどね・・・。それでね、、、ほらB棟の●●さんの奥さん知ってるでしょ。あの奥さんのご亭主が凄いらしいのよ。私の家のお隣の□□さんが仲良くて、よく聞かされるらしいんだけど、、、ご主人が1回終わる間に奥さん5~6回はイッちゃうらしいの!私なんて、一度も主人にイカされた事なんてないのよ!イクのは主人がおもちゃ使った時と自分で指でした時だけ!そんなのイヤよ!でね、そんな話聞いたら、私もう我慢出来なくなっちゃって昨日また主人にせがんだの・・・そしたらね・・・」
恥ずかしがる事も臆する事も無く、夫婦の性生活を赤裸々に語り始めた美代子の言葉に、由紀は作り笑いを浮かべながらも顔を真っ赤に上気させて恥ずかしいそうに聞いていた。
(おもちゃって・・・見た事も使った事もないし・・・それに5回も6回もイクって・・・どんな感じなのかな・・・セックスってそんなにいいと思った事ないし・・・)
厳しい家に生まれ育った由紀は学生時代も男性と付き合った事も無く、今の夫が初めての男だった。
当然の如く男性器も夫の物しか知らないし、セックスも夫としか経験がない。
由紀の夫は由紀の父が経営する会社の社員で、結婚はその父の影響が大きかった。
勿論由紀は夫が好きで結婚し、夫も由紀を愛してくれている。
夫は夜の営みも、週に1度は夫の方から求めてくるが、それが多いのか少ないのか由紀には見当もつかない。
由紀は夫のされるがままに身を委ねるが、その行為は灯りの消えた寝室で30分ほどで終わり、夫は満足したように自分の布団へと戻る。
真っ暗な寝室で5分程度の愛撫の後にあまり潤っていない膣に挿入され、少し痛みを感じながら夫の律動がゆっくりと始まり、夫の律動に痛みを感じなくなった時には夫がクライマックスを迎えるという行為の繰り返しの為、由紀は夫の性器を見た事無ければその手で触った事も無く、大きさや形は膣でしか感じた事が無い。
夫のセックスしか知らない由紀にとってはそれが普通であり、セックスは子作りの為の行為であると思っている由紀には、夫がそれで満足するのであれば由紀も不満はなかった。
潔癖症な性格も手伝い、セックスに対して興味もあったが少なからず嫌悪感も強かった由紀は、これまで自慰さえもした事が無い。
風呂に入り自分の性器を洗う時に全身に電気が走ったような甘美な感覚を受けた時も、興味よりも恐怖心や不潔感が上回り、そそられる興味を自制する事が出来た。
そんなセックスしか知らない由紀にとって、美代子が欲求不満である事も理解出来なければ、一晩で5回も6回もイカされる事がどれ程の快楽なのかもオーガズムを経験した事が無い由紀に理解出来るはずもなかった。
「ねえ由紀さん、そう思うでしょ!聞いてる?」
「え・・・えぇ・・・そ・・・そうね。でもご主人を裏切るような事は出来ないでしょ。」
「そうなのよ・・・だからイライラするの。こんな事由紀さんに話す事じゃないんだけど、由紀さんにしかこんな事打ち明けられる人がいないんだもの・・・」
「私で良ければいつでも愚痴は聞いてあげるから、浮気はダメよ。」
「私だって浮気なんて考えてないわ。でもね・・・」
「でも???」
「こんなの紹介されたの・・・お隣の□□さんに・・・。勿論、私が欲求不満だってこの話はしてないわよ。」
美代子がポケットから差し出した質素なチラシには、「秘密厳守のマッサージ」と携帯電話の電話番号だけが書いてある。
「怪しい・・・こんなとこに電話しちゃダメよ!」
「私もそう思ったの・・・でもね・・・□□さんが自宅にこのマッサージを呼んだ日に、私隣の部屋でこっそり覗かせてもらったのよ・・・そしたらね・・・□□さん・・・マッサージなのに何度もイッちゃって・・・」
「・・・そ・・・そう・・・なの・・・でも変な事されちゃうんじゃないの・・・」
「ううん・・・マッサージだけ・・・□□さんが言うには、お願いすればいろいろしてくれるらしいけど、それはちょっと怖いし・・・でもマッサージだけであれだけイケるならと思って・・・マッサージなら、浮気にはならないでしょ・・・」
「・・・そ・・・そうね・・・マッサージだし・・・」
「・・・そうよね・・・そうでしょ・・・それでね・・・呼んでるの・・・」
「・・・呼んでるって???・・・」
「・・・予約したの、今日・・・あと30分くらい・・・」
「予約!・・・したの!」
「由紀さんお願い、私の家に来て隣の部屋で見張っててくれない?何かあったらすぐに110番出来るように・・・」
「・・・い・・・イヤよそんなの・・・怖いわ・・・」
「お願いよ由紀さん、私も一人じゃ心細くて・・・でもあのマッサージはしてもらいたいの・・・お願い!ねっ由紀さん」
(・・・結局こうなっちゃうのよね・・・)
由紀は美代子に押し切られ、強引に美代子の家に連れて来られた。
美代子はダイニングの端に布団を敷き、由紀はダイニングの隣の戸の締められたリビングのソファに身を隠すようにしながら声を出さないように身を潜めている。
リビングの扉はほんの僅かだが隙間があり、その隙間に顔を近づければダイニングの様子を見渡す事が出来る。
由紀がその隙からダイニングの様子を伺うと、美代子が落ち着かない様子で布団の上に座っていた。
暫くすると静まり返った部屋にチャイムが鳴った。
美代子はドアフォンのカメラで確認すると、ダイニングへと迎きいれた。
「本日はご予約を頂きまして有難うございました。」
「こちらこそ・・・□□さんから、とても上手なマッサージ師さんとお聞きしたものですから。」
「有難うございます。・・・それではこちらのコースコースで宜しいでしょうか・・・」
マッサージ師は大きなカバンから取り出したファイルを広げると、数ページ捲りその表面を指で確かめるようにしながら、正面に座る美代子に差し出した。
「・・・あの、これって・・・」
「はい、□□さんの奥様がいつもなされるコースです。」
「・・・あぁ・・・じゃぁこれでお願いします。」
「分りました、それではお召し物が汚れるかもしれませんので、これにお着替え頂けますか。」
「はい。」
美代子はマッサージ師から何かを受け取ると、一旦ダイニングを出て別の部屋で渡されたものに着替えて戻ってきた。
(な、、、何あれ・・・スケスケじゃない・・・・)
美代子は紙で出来た下着のようなものに着替え、その紙の下着の上から股間と乳房を隠すように両手で押さえていた。
「準備が出来ましたらお布団の上にうつ伏せでお願い致します。」
美代子が布団の上にうつ伏せになると、マッサージ師は慣れた手つきで美代子の背中にオイルにまみれた手を巧みに滑らせていく。
マッサージ師の使っているオイルの優しい香りはリビングに潜む由紀にも直ぐに届き、この仄かに甘い香りに包まれているだけでリラックスできるいい香りだった。
しかし、ダイニングとリビングを隔てるドアの隙間から様子を伺う由紀の視界には、うつ伏せになった美代子との間にマッサージ師が背を向けて座っていた為、由紀は美代子の肩から上と膝から下しか見えず、マッサージ師の手が何所をどのようにマッサージしているのかまったく見えなかった。
うつ伏せになっている美代子も枕に顔を埋めようにしているので、その表情を伺う事も出来なかったが、今のところこのマッサージ師に怪しい素振りは感じられなかった。
(何となく普通のマッサージって感じだけど・・・)
由紀はどこかでもっと淫猥な事を期待していた自分に恥ずかしさを覚えながらも、静けさの中でマッサージ師の手が美代子の身体を滑る微かな音に耳を傾け、美代子とマッサージ師の様子を凝視していた。
「はい奥さん。ちょっと起きてこちらに座って・・・」
マッサージ師は気怠そうに起き上がる美代子を手伝いながら起こすと、美代子に背を向けさせて目の前に座らせた。
(・・・あ・・・ヤダ・・・美代子さん・・・)
マッサージに隠れて細かい様子を伺う事は出来ないが、マッサージ師に背を向けているとはいえ、布団の上の美代子は膝を立てて大きく脚を開きく格好になっている。
(あんなに脚開いたら・・・)
マッサージの背後から見てる由紀にもはっきりと見えるが、マッサージ師の手はオイルに濡れ光っている美代子の膝から股間に向けて内腿を伝いながら滑り、もう片方の手は間違いなく美代子の乳房を揉みしだいている。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・んっ・・・」
美代子がうつ伏せで枕に顔を埋めていた時には気付かなかったが、今の美代子はマッサージ師の手に完全に身を委ね、マッサージ師の手が蠢く度に静かに熱い吐息を吐いていた。
(美代子さん・・・感じてるの?・・・)
由紀が美代子の静かな喘ぎに気付いた瞬間、美代子は座ったまま頭をマッサージ師の方にひねり、マッサージ師の頭を引き寄せるように腕を絡めながら接吻を求めると、マッサージ師は求めるがままに唇を重ねた。
「・・・ん・・・んっ・・・んーーっ」
二人が唇を重ねた瞬間、美代子は口を塞がれたまま由紀がリビングに居る事を忘れたかのように恥ずかしげもなく官能に呻き始め、大きく開いた脚が小刻みに震えていた。
(美代子さん・・・気持ち良さそう・・・きっと・・アソコ・・・触られてるんだわ・・・)
由紀は官能に震える美代子を見つめ、マッサージ師の影に隠れて見えない情景を想像しているうちに、ソファの上で四つん這いになった脚を広げ、熱く火照り始めた股間に手を向かわせていた。
由紀の淫裂は今まで経験した事が無い程に火照り、下着の上からそっと触れた指先には熱いヌメリで湿っていた。
(ヤダ・・・私・・・こんなに濡れてる・・・)
自慰の経験が無かった由紀は夫とのセックスでも下着に大きなシミが出来る程にヌメリが溢れた経験もなく、これほど下腹部が熱く疼いた経験も無かった。
由紀は無意識のうちに大きなシミの出来た下着の中に手を入れ、熱く火照った淫裂に直に触れたみた。
(・・・ううっ・・・)
由紀は指先がほんの少し包皮をかすめただけで全身を貫く快感に危うく喘ぎ声を漏らすところだったが、寸前のところで口を塞ぎ込み上げる嗚咽を堪えた。
(何なの今の感覚・・・こんなに気持ちいいの・・・)
由紀は初めて感じる感覚に自慰に嫌悪感を持っていた事も忘れ、再び陰核を隠す包皮の上から優しく指先で転がしてみた。
包皮の上から淫核を転がす由紀の指に、次第に陰核が固くなっていく感覚が指に伝わるにつれ、下半身から全身に走る快感も次第に強くなっていく。
(・・・あぁ・・・い・・・いいっ・・・夫の愛撫じゃ・・・こんなに感じた事無いのに・・・)
由紀が込み上げる嗚咽を堪え淫核の愛撫で2~3分ダイニングから目を離していたが、片手で口を押えながら再びダイニングの様子を伺うと、布団の上で仰向けになり大きく脚を広げた格好になった美代子の股間にマッサージ師が吸いつき、両手で美代子の乳房の先端で固くしこっている乳首を巧みな指捌きで愛撫していた。
(・・・あぁ・・・股間に顔を埋めて・・・何してるの?・・・ココを・・・舌で?・・・)
オーラルセックスが未経験の由紀にとって、陰核を舌で愛撫される事がどれほどの快感をもたらしてくれるのかは想像も出来なかったが、額から汗を滲ませ時折腰を跳ね上げるように悶える美代子の様子を見ているだけで、今自分が指で陰核を愛撫する快感よりも遥かに大きな快感である事は想像出来た。
「・・・あっ・・あぁぁぁ・・・いいっ・・・いいーーっ・・・もっと・・・もっと吸ってぇ~・・・」
美代子が腰をくねらせながらそう喘ぐと、股間に顔を埋めたマッサージ師が淫猥な音を立てて陰核を吸いはじめる。
(・・・す・・・吸ってるんだ・・・吸われると・・・腰が跳ねてる・・・あぁ~そんなに仰け反って・・・)
紙の下着は既に剥ぎ取られ全裸になった美代子が陰核を吸われて仰け反り悶える様子を間近で見る由紀も、これまでに経験した事が無い程に蜜壺が潤い、包皮を捲り完全に勃起した陰核を指で挟み、まるで男の陰茎を扱くかのように愛撫していた。
(・・・あ・・・あぁ・・・クリを弄っただけで、こんなに気持ちいいの・・・私も・・・吸われたい・・・)
「・・・あ・・・あぁ・・・いく・・・いっちゃう・・・」
「・・・いいですよ・・・我慢しないで・・・」
美代子が絶頂が近い事を告げるように喘ぐと、マッサージ師は淫美代子の陰核を更に強く吸い上げていく。
「・・・あ・・・あぁ・・・い・・いく・・・いくーーーっ・・・」
その瞬間、腰が跳ねあがるように全身が仰け反り、噴き出す汗にと紅潮した顔を歪ませながら美代子が達した。
(・・・イッたの・・・美代子さん・・・イッたんだ・・・)
由紀はもう少しで今まで経験した事のないオーガズムに達する寸前だったが、先に美代子が達し徐々に荒くなった美代子の息が整いダイニングに静けさが戻り始めると陰核を弄る事を止めざるを得なくなっていた。
「ご満足頂けましたでしょうか?」
「はい。とっても気持ち良かった・・・」
「じゃ今日はこれで宜しいですか?」
「はい。」
マッサージ師は汗とオイルにまみれた美代子の身体を柔らかな乾いたタオルで優しく拭きながら短い会話を交わすと、既に封筒に用意されていた報酬を受け取り静かに部屋を出て行った。
その日美代子が目の前で昇天するのを見ながら、これまで嫌悪感さえ覚えていた自慰で自らも経験した事のない快感を経験した由紀は、いつものように静かに眠る夫の横であの時の光景を思い出しながら股間に手を忍ばせていた。
(・・・あぁ・・・私も、ここを吸われてみたい・・・美代子さんのように身体が仰け反るくらいにイッてみたい・・・)
姓に対して奥手な由紀が淡泊な夫に自分の欲求を告げる事が出来るはずもなかったが、包皮の上から淫核を指で転がしているだけの自慰で、シーツにさえもシミを作ってしまいそうな程に濡れ刺激を欲しがる花弁をこのまま放っておくことも出来なかった。
一晩中悶々として殆ど寝ていない由紀は、夫を会社に送り出すと直ぐに携帯からマッサージ師に電話をしていた。
「もしもし。」
電話の声は昨日聞いたマッサージ師の声に間違いなかった。
「あの・・・私、美代子さん・・いえ●●さんのご紹介で・・・」
「あぁ・・・●●さんから・・・お電話有難うございます。」
「あの・・・急なんですけど・・・今日って予約出来ますか?」
「今日ですか?はい、大丈夫ですよ。」
「それじゃ・・・これから直ぐでも・・・大丈夫でしょうか?」
「これからですか?・・・まだ9時前ですけど・・・」
「・・・都合が悪ければいいんでです・・・」
「いえいえ、大丈夫です。・・・それじゃ直ぐに準備して出ますのでご住所は?」
「●●さんと同じマンションの1919号室です。」
「分りました・・・30分程でお伺いします。」
由紀は電話を切ると直ぐに服を抜いて熱いシャワーを浴び、真新しい下着に着替えてマッサージ師が来るのを鼓動を高鳴らせて待ち続けた。
約束の時間より10分ほど早くチャイムが鳴ったが由紀にはこの数十分が数時間にも感じる程に長い時間だった。
由紀は昨日と同じ出で立ちのマッサージ師を招き入れると、美代子の時と同様に既に布団を敷いてあるダイニングに通した。
「急なお願いで申し訳ありません。」
「いえいえ、構いません。まずは簡単なご説明から・・・」
「は・・・はい・・・」
マッサージ師がカバンから昨日美代子の家でみたファイルと同じものを取り出し、由紀の前に広げてみせた。
「・・・こ・・・これって・・・」
ファイルには
1.大人のマッサージ 10,000円
2.大人のマッサージと大人のコミュニケーション 10,000円
の3行が白いコピー用紙に書かれているだけだった。
「はい・・・私はお客様にご満足頂けるまでマッサージさせて頂きますという事です。ですので、30分で済む事もあれば・・・時には4~5時間かかる事もございますが、それでも料金は同じです。」
「・・・そうですが・・・じゃあ・・・とりあえず1番のコースで・・・」
「はい。分りました・・・それではこれにお着替え頂けますでしょうか?」
由紀は美代子の時と同じく紙で出来た下着のようなものをマッサージ師から受け取ると、一旦ダイニングを出て寝室でその紙の下着に着替えた。
(・・・ヤダ・・・私、・・・もう濡れてる・・・)
シャワーを浴びて10分と経っていないが、真新しショーツには小さなシミが出来ていた。
由紀は慌てて蜜壺から滲むヌメリをティッシュで拭き取り、渡された紙の下着に着替えて直ぐにダイニングへ戻っていく。
「えっ!」
美代子と同じように紙の下着を押えるように乳房と股間を隠す由紀がダイニングに戻ると、ダイニングで由紀を待っていたマッサージは、着た時の白衣を脱ぎ全裸になっていた。
その身体は由紀の夫とは全く違い筋骨隆々なガッシリした体躯で、股間に垂れ下がる肉棒を隠そうともせずに堂々と座っているその姿に、由紀は恐怖心や警戒心ではなく男の魅力を感じてしまった。
マッサージ師は自分を見て同様しているであろう由紀に構う事無く、由紀に振り向く事無く布団横たわるように手で合図送っている。
由紀は驚きのあまり声も出せずにその場に立ち尽くすが、由紀の思いとは裏腹に全身は熱く火照り蜜壺から滲んだヌメリが紙のショーツを濡らす程に自分が興奮している事も自覚していた。
由紀は覚悟を決め、黙って誘うマッサージ師の股間から目を逸らすようにしながら布団の上に腰を下ろした。
「御心配ありません・・・奥様がご希望されない限り私はマッサージだけに専念致しますので・・・ではまず、うつ伏せに・・・」
由紀はマッサージ師の言葉に従い顔の下で組んだ手の上に顔を置くようにしながらうつ伏せになった。
マッサージ師は用意していたオイルを手に取り由紀の背中にたっぷりと垂らすと、そのオイルを全身に伸ばすように手を這わせ始めた。
マッサージ師の温かな手が由紀の肩から腰、紙のショーツを避けて太腿から脹脛まで優しく揉み解していくが、その手つきは淫猥さのかけらもなく、いきなり全裸を見せつけられて緊張と自分の邪(よこしま)な欲望とで強張っていた身体から緊張が解けていくようだった。
由紀の全身の緊張がほぐれていくのは由紀の肌からマッサージ師にも伝わったのか、マッサージ師が静かに語り始めた。
「綺麗で滑らかなお肌をされてますね・・・」
「・・・そ、そうですか・・・有難うございます・・・」
「それにしても奥様・・・お若そうなのに随分腰に張りが・・・」
マッサージ師はそう言いながら、うつ伏せの由紀の脚を開かせその間に割って入るようにしながら重点的に腰をマッサージし始める。
(・・・あ・・・み・・・見えちゃう・・・)
由紀は淫核を吸ってもらいたくて電話した事も、紙のショーツからはみ出た自分の淫裂がマッサージ師の目に触れても弱視のマッサージ師には見えない事も忘れ、脚を閉じようと恥ずかしそうに腰をくねらせた。
「奥様・・・私のマッサージがお気に召さない時はそう言って下さい・・・直ぐに止めますから・・・」
マッサージ師はそう言うと、紙のショーツの下にオイルまみれの手を滑り込ませ、由紀の柔らかな臀部をゆっくりと揉み始める。
「・・・・・・」
由紀はマッサージ師の手が臀部を揉み始め、その手が時折菊門や花弁を掠めてもその快感に震える事はあっても拒む様子は見せなかった。
「・・・邪魔なので・・・取りますね・・・」
マッサージ師は由紀の臀部を揉みながら腰の部分の左右のつなぎ目を手で破り、まるで子供オムツでも脱がせるように臀部を露わにした。
由紀の真っ白な臀部はマッサージオイルで怪しく濡れ光り、その中心に蠢くピンクの菊門にも、たっぷりのマッサージオイルが流れ落ちていた。
マッサージ師が由紀の尻の割れ目を伝ってゆっくりと指を菊門に向かわせると、由紀はビクビクと腰を痙攣させたが、マッサージ師の指を拒む事はなかった。
(・・・そんなとこ・・・汚い・・・でも・・・凄く・・・熱くて・・・変な感じ・・・)
由紀が経験が浅いことを感じ取っていたマッサージ師は、菊門への愛撫はほどほどにその手を淫裂へと向かわせた。
由紀の淫裂は既に花弁が開き蜜壺からはヌメリが溢れていた。
マッサージ師はヌメリの源である蜜壺に指を挿入せずにゆっくりとなぞり、その指を2~3度淫裂に沿って上下させるだけで指を離した。
「奥様・・・起きて下さい・・・私に背を向けて・・・そうです・・・」
マッサージ師は由紀を抱き起すようにしながら布団の上に座らせると、由紀の背中に身体を密着させ由紀を自分にもたれさせるようにしながら由紀の脚を大きく開いた。
(・・・あぁ・・・恥ずかしいけど・・・感じる・・・)
由紀は美代子がマッサージ師の首に腕を回し、接吻をねだる気持ちが十分に理解出来た。
由紀も無意識内にマッサージ師の顔を見上げるように振り返ろうとすると、マッサージ師が耳元で呟き始めた。
「・・・奥様・・・昨日・・・居ましたよね・・・●●さんの家のリビングに・・・」
「・・・・」
「私、目は弱視ですが、耳や鼻は一般の方より敏感なんですよ・・・」
「・・・・は・・・はい・・・」
由紀は消え入りそうな程に小さな声で答えると、マッサージ師の手が由紀の淫核を捉えた。
「・・・きっと・・・隠れてここを弄ってたんですね・・・」
「・・・は・・・はい・・・」
「●●さんがイク所を見ながら、ここをご自分で弄って・・・イケたんですか?・・・」
「・・・い・・・いいえ・・・イケませんでした・・・あぁっ・・・」
「そうですよね・・・イッた様子は無かったですから・・・もしかしたら奥様はこれまで一度も・・・イッタ事がないのでは?・・・」
「・・・・は・・・はい・・・ありません・・・」
「やっぱり・・・男性経験も少ないのでしょうか?・・・」
「・・・は・・・はい・・・主人しか・・・知りません・・・」
「それで・・・今日はこんなに朝早くに電話を頂けたんですね・・・」
「・・・言わないで下さい・・・恥ずかしいです・・・ううっ・・・」
「昨日はご主人におねだりしなかったんですか?・・・」
「・・・主人は・・・週末しか・・・してくれません・・・」
「・・・じゃあ一人で・・・ここを・・・弄ってたんですか?・・・」
「・・・・は・・・はい・・・一人で・・・弄りました・・・んっ・・・」
マッサージ師は由紀の耳元で小さな声で囁きながら、包皮の中で固くなり始めた陰核を包皮を捲り指で転がしていく。
「イケました?」
「・・・いいえ・・・主人が隣で寝たましたから・・・」
「クリを吸われるのと、ヴァギナをかき回されるのはどっちがお好きですか・・・」
「・・・クリ・・・吸われた事・・・ないんです・・・」
「・・・えぇっ!・・・可愛そうな奥様だ・・・それで昨日●●さんの様子を見て・・・我慢出来なくなったんですね・・・じゃぁ今日は奥様が満足するまでサービス致しましょう・・・」
マッサージ師はそう言いながら由紀を仰向けに寝かせると、由紀の太腿を肩に担ぐようにしながら由紀の脚の間に潜り込み、美代子にもそうしたように両手で由紀の乳房を愛撫しながら包皮から、包皮から頭を覘かせ始めた淫核に吸い付いた。
「あぅっ・・・あ・・・あぁっ・・・い・・・いいっ・・・あぁっ・・・い・・・いいっ・・・んんっ・・・いいっ」
由紀は陰核を強く吸われると同時にマッサージ師の舌先で淫核を転がされると、これまで感じた事の無い快感に全身を震わせながら喘ぎ始めた。
「あぁっ・・・ダメツ・・・いいっ・・・あぁっ・・・イヤッ・・・あぁっ・・・ダ・・・ダメーーッ・・・」
由紀は陰核に吸い付くマッサージ師から逃れるように身体をくねらせながら、初めての昇天を迎えた。
(私・・・イッたの?・・・これが・・・イクって言う感じなの・・・)
由紀の身体は自分でも抑える事が出来ない程に、腰はビクビクと跳ねあがり、脚は落ち着きなくバタバタと痙攣している。
マッサージ師はそんな由紀の腰を力強く押さえつけ、由紀が昇天した事に気付きながら、尚もはち切れんばかりに勃起した由紀の陰核を吸い舌で舐り続けていく。
「・・・あ・・・あぁぁぁ・・・ま・・・また・・・だ・・・ダメ・・・ダメぇ~~~・・・」
由紀は続けざまに押し寄せる快感の波に全身を仰け反らせて喘ぎ、全身から汗を吹き出しながら2度目の絶頂を迎えた。
「・・・奥様・・・イケましたか・・・」
「・・・は・・・はい・・・多分・・・2度・・・」
「そうですね・・・2度イキましたね・・・ご満足頂けましたか?」
マッサージ師が昇天し息を荒げる由紀の陰核から口を離し、ヌメリがドクドクと溢れる蜜壺に指の先端を出し入れしながら語りかけた。
(・・・あぁ・・・ヴァギナも感じる・・・いつもは痛いのに・・・)
「・・・あ・・・あの・・・そ・・・そっちも・・・」
「ヴァギナも致します?」
「・・・は・・・はい・・・お願いします・・・」
「ヴァギナは指だけで宜しいですか?・・・それとも・・・」
マッサージ師は由紀がヴァギナへの愛撫をねだると、蜜壺に浅く差し込んでいた指をゆっくりと奥深く突き入れ、突き入れた指で膣襞を優しく指でかき回していく。
「・・・指だけ・・・じゃなくて・・・」
「・・・そうですね・・・こちらの方が断然ご満足頂けると思いますよ・・・」
マッサージ師はそう言いながら身体を由紀の横へ移動させると、力なく垂れ下がっている肉棒を由紀の手の届くところへ突き出した。
「こちらを奥様に挿入できるよう、大きくして頂きたいのですが・・・」
「・・・私・・・実は・・・した事ないんです・・・だから・・・どうしていいか・・・」
「私が奥様のクリを舌で愛撫したのと同じように優しく愛撫して頂ければ・・・」
「・・・は・・・はい・・・」
マッサージ師は息の整ってきた由紀を抱き起し一旦布団の上に座らせると、由紀の目の前に仁王立ちになった。
由紀は躊躇いがちに視線を逸らしたままマッサージ師の肉棒に手を伸ばしていく。
(・・・あぁ・・・熱い・・・)
由紀の指先に触れたマッサージ師の肉棒は力なく股間から垂れ下がったままだが、肉棒を握った指先からは愛撫を待ち焦がれているかのように熱く火照っているように感じられた。
由紀は垂れ下がった肉棒を優しく握り、その先端を自分に向けるように肉棒を持ち上げ、逸らしていた視線を肉棒ではなく由紀を見下ろすマッサージ師に向けながら、小さく突き出した舌先を肉棒の先端に寄せていく。
「・・・そうです奥様・・・そう・・・舌先で先端を・・・」
由紀の固く尖らせた舌先がマッサージ師の肉棒の先に触れると、その舌先を尿道口をくすぐる様に上下に動かしていく。
「・・・はいそれでいいです・・・出来れば、私が奥様にしたように、口に含んで・・・吸うようにしながら・・・そうです・・・舌も絡めて・・・そう・・・お上手です・・・カリ首が感じますので、そこを歯を当てないように唇で・・・そう・・・そうです・・・お上手です・・・」
由紀はマッサージ師の肉棒を口に含んだ瞬間、快楽への欲求で羞恥心が消えてしまったかのようにマッサージ師の肉棒を吸い、鈴口全体に舌を絡め始めていた。
やっと肉棒を咥える事に抵抗が無くなった様子の由紀が、まるで「これでよろしいですか?これで気持ちよくなってもらえますか?」と、マッサージ師を見上げていると、マッサージ師は両手で由紀の頭を押え、由紀窄める口がカリ首を前後に擦る様に由紀の頭を前後に揺さぶり始めた。
(・・・あぁ・・ちょっと大きくなってきた・・・)
「奥様・・・空いてる手を使って扱いて頂けるともっと早く挿入出来ると思うんですが・・・」
マッサージ師がそう言うか終わらないうちに、由紀は肉棒を咥えた頭を前後に揺さぶりながら、口の中で徐々に固さを増していく肉茎を握り、唾液に参れた肉茎を扱き始める。
「・・・奥様は飲み込みが早い・・・とてもお上手です・・・」
「・・・う・・嬉しいです・・・あぁ・・・早く・・・欲しい・・・」
自分の奉仕で男が悦ぶ初の経験に、由紀は固さの増す肉棒を一旦口から離し、唾液にまみれた肉棒を手で激しく扱きながらその下にぶら下がる陰嚢を甘噛みするように口に含んだ。
「・・・奥さん・・・本当に初めてなんですか・・・そんな事までさなって・・・でもとても気持ちいいです・・・」
一旦由紀の口から解放された肉棒は、由紀の手の中で由紀の小さな口には納まらない程に勃起し、夫の物とは比べ物にならいほどに勃起した怒張に、由紀は大きく突き出した舌で陰嚢からその怒張の先端に向かって舐り上げていく。
「・・・奥様・・・それじゃ・・・そろそろ・・・」
(主人のより太いから・・・きっと凄く痛いと思うけど・・・我慢すれば気持ち良くなるわ・・・きっと・・・)
夫との性交では挿入から暫くは軽い痛みを感じていた由紀は、マッサージ師に仰向けにされ蜜壺に怒張をあてがわれる寸前まで、襲ってくるであろう軽い痛みを覚悟していたが、膣口を押し広げゆっくりと奥深く挿入される肉棒は、由紀に痛みを与えるどころか陰核を刺激されて得られる快感とは違う蕩けるような快感をもたらした。
(・・・あっ・・・い・・いいっ・・・)
由紀はマッサージ師の怒張が深々と挿入されると、今まで感じた事のない快感に無意識のうちにマッサージ師の腕にしがみつき、更なる快感を求めるかのうようにマッサージ師を見つめた。
マッサージ師も自分を見つめる由紀の眼差しで由紀の思いを直ぐに感じ取り、カリが大きく張り出した怒張で由紀の膣壁をゆっくりと擦り始める。
「・・・あぁぁぁ・・・い・・・いぃぃぃ・・・もっと・・・もっとぉぉぉぉ・・・」
由紀はマッサージ師のカリ首が膣壁を擦り、怒張の先端が子宮口を突き上げる度に、全身から力が抜けていくような蕩ける快感に包まれ、怒張の律動が繰り返される蜜壺は由紀の意思ではどうする事も出来ない程に熱く痺れ、止めたくてもどうするも出来ない程に勢いよく失禁していた。
「・・・あぁぁぁぁ・・イヤァァァァ・・・で・・・出ちゃうぅぅぅ・・・止まらない・・・止まらないのぉぉぉ・・・」
マッサージ師は股間に由紀の放尿を感じたものの、そんな事はお構いなしに更に激しく由紀を責めたてていく。
「・・・ああぁ・・・い・・・いい・・・あぁ・・・イク・・・イク・・・イッチャウーーーーッ・・・」
(・・・あぁ・・・クリでイクのと全然違う・・・セックスがこんなに気持ちいいなんて・・・)
マッサージ師はオーガズムを迎えた由紀の膣が収縮し、律動を繰り返す怒張を締め付け、由紀の下半身が痙攣するかのように腰を震わせると腰の律動を一旦停止し、絶頂に喘ぎグッタリとする由紀をすこし乱暴に四つん這いにすると、休む間も与えずに再び蜜壺に怒張を挿入していく。
(・・・あ・・・あぁ・・・お尻の穴が見られちゃう・・・恥ずかしいけど・・・こっちの方が気持ちいい・・・)
夫にはしてもらった事がない初めての後背位にさせられ、腰を丸め脚を閉じるようにしながら恥ずかしそうに尻をマッサージ師に向けたが、再び怒張が挿入され、反り返った肉棒が先程とは違う角度で膣を擦り始めると、律動を繰り返す肉棒が一番感じる部分を擦る様に脚を広げ自ら腰を突き出すように背を反らしていく。
「・・あっ・・・あっ・・・いいっ・・・ああっ・・・んっ・・・」
由紀はマッサージ師が怒張を膣奥深く叩きつける度に声を詰まらせて喘ぎ、蕩けるような快感で崩れ落ちそうになる身体を必死に支えている。
マッサージ師は布団の上で四つん這いになった由紀の尻を抱え、力強く由紀を突き上げると同時に腰の脇から手を伸ばし右手の指で陰核を捉えた。
「・・・あっ・・・ダメ・・・あぁっ・・・いいっ・・・ダメッ・・・あぁっ・・・もっとぉ・・・」
マッサージ師は右手の親指と人差し指で由紀の陰核を摘まみ、まるで由紀が陰茎を扱いたように小さな陰核を巧みに扱いていく。
四つん這いのまま力強く蜜壺に固く大きな肉棒を挿入され、それと同時に陰核を刺激されると、由紀は再び絶頂感と尿意に襲われた。
「・・・あぁっ・・・いいっ・・・イッちゃう・・・またイっちゃうーーーっ・・・イクーーーーッ・・・」
由紀は絶頂と当時に再び失禁したが、もう恥ずかしさなど感じない程に快楽を貪る雌と化していた。
「・・・・あぁ・・・いいっ・・ヤメないでぇ・・・もっと・・・もっと・・・突いて・・・」
マッサージ師は昇天しても律動を止めさせない由紀の腰を掴み、由紀の要望通りに淡々と律動を繰り返し、由紀はマッサージ師の怒張が子宮口を突き上げる度に、熱いヌメリと止める事の出来ない尿を垂れ流しながら喘いでいた。
(・・・あぁ・・・これが本当のセックス・・・)
由紀は支えきれなく脚を広げたまま布団の上にカエルのような恰好で突っ伏しながらも、まだマッサージ師の肉棒を離そうとしなかった。
「・・・あぁ・・・い・・いいっ・・・もっとイカせてーーっ・・・い・・いくーーーーっ!」
(・・・あぁ・・・もう何回イッたか分らない・・・でも・・・まだ何回でも・・・イキたい・・・)
終わり
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