小説(転載) 『弱者の妖光』 第三部 4/12
官能小説
『弱者の妖光』 第三部 (4)
三
赤い口紅の唇がカップに口づけをすると、媚薬入りの紅茶が瑠美子の喉を通
過して体内へと注ぎ込まれた。その状況を眺める山田は、何度も何度も生唾を
飲み込んでは冷たい汗を拭っている。
数分が経っても瑠美子の様子に何一つ変る気配は感じられなかった。
騙された…騙すつもりの媚薬が、売人によって騙されたと悔しさを込み上げる
山田。愕然として肩を落す山田…ところが、10分経過した時であった。
「あ、熱いわ… どうしたのかしら、身体が熱くて…ふう…」
瑠美子の頬が次第に赤く染まると、額にキラキラと汗を輝かせているのだ。
そして瑠美子は、甘い溜息を知らない内に何度も吐き出していたのである。
へへっ、兄ちゃん…この薬は催眠効果もあるんだぜ…つまり、兄ちゃんの操
り人形ってわけさ… 売人の言葉が山田の頭に甦った。だが、瑠美子の変化が
媚薬の効果なのか今一、山田は信用していないのである。
「お、奥様…あ、熱い…ですか。 えっと、それなら… そ、それなら…上着
を…ぬ、ぬ… 脱いでもいいですよ…なんちゃって…冗談です、ははっ…」
山田は勇気を出して瑠美子に言ってみた…こともあろうか社長夫人に、であ
る。その提案に、瑠美子の表情は強張って驚いているのだ。 その表情に山田
は「ああーやっぱり言うんじゃなかった!」と、後悔したのである。だが…
「はぁ… 山田さんにそう言われると脱いでしまいたい気分だわ…でも、恥か
しい…ああ、けど…上着だけ、上着だけならいいわよね」
「えっ?! ええっ! ぼ、僕は構いませんけど… マジで…」
信じられない瑠美子の言葉であった。あの清楚な社長夫人が、自ら服を脱い
でみせようとしているのだ… 山田は媚薬の効果であると確信した。
「本当に私、どうしたのかしら…身体の芯から熱く火照って…疼いてるのがわ
かる… 主人と娘がいないことで隙ができたのかしら…ああごめんなさい、私
どうにかなっちゃいそうなの、このままでは、このままでは…」
そう考えながら、シャツのボタンを上から一つ一つ外している瑠美子の視線
は既に焦点が合わず自分が何をしているのかさえも見当がつかないのである。
そして、瑠美子は最後のボタンを外すとシャツを肩から抜き取った。
白く薄い花柄模様の上品な肌着から、透き通った肌と純白のブラが見え隠れ
している。
「す、凄い…とても美しいですよ、奥様…」
そんな言葉を掛けた山田。彼は瑠美子がボタンを外す間に、夫人の後ろに移
動していたのである。そして、軽く両手を瑠美子の肩に置いた。
「あああ…は、恥かしいわ…」
山田の言葉と肩に置かれた手に反応する瑠美子。彼女の知らぬ間に膣口から
は大量の分泌液を放流させているのである。
「さあ…奥様、次は…」
「次…は… ああ…」
「スカートを脱いでみたい…でしょ?」
「は、はい…脱ぎたいわ…で、でも、山田さん…わかって、今日の私…何か変
なの…だから、だから…」
「ええ、奥様、勿論わかってますよ。きっと今まで溜まっていた疲れとストレ
スを身体が吐き出そうとしているのでしょう…だから心配しないで、奥様」
「そうかしら…ああ、きっとそうなのね…」
「何も遠慮しなくていいので、さあ奥様、この上へ上がって下さい」
「有難う、山田さん…でも、ここはテーブルの上よ…」
「ええ、テーブルの上の方がすっきりすると思って…くくくっ」
明らかに自分の意志を見失った瑠美子。それを感じた山田はあろう事か瑠美
子をガラステーブルの上へ乗せたのである。
まるで、熟女のストリップが始まるような、異様な雰囲気が漂った。
四
高さ75センチのテーブルの上で、膝をついて座る瑠美子。
その姿を椅子に座り見上げる山田。既に彼の心は悪魔に支配されていた。
「さて、では奥様、続きをお願いしますよ。わかってますよね」
「…は、はい…ああ、凄く恥かしい…恥かしいけど身体が…あぁ…」
一段高いテーブルが瑠美子の興奮を昂ぶらせていた。拒む自分と乱れる自分
しかし、媚薬の力に本心の自分が打ち消されていくのである。
ついに、瑠美子はスカートのホックを外した。そして長いスカートを脱いでみ
せたのである。42歳といっても自己管理に手掛けてきた身体は、胸の張り出
しや腰のくねり具合は若い小娘達とは違った大人の色気を充分湧き立たせてい
るのであった。リボンがついた純白の下着が、肉付きのよい熟女の腹部と太腿
に食込み、その容姿に山田は肉棒をおっ立てて満足した。そして瑠美子に肌着
も取らせると、お揃いの純白の下着姿を暫く官能するのであった。
これで、俺のリストラもなくなるだろう…相手は社長夫人、社長と一緒に会
社を支えてきた人物であり、発言力はまだ衰えているはずがない。これで数年
先まで安泰だ…くっくっ。山田の心の中で悪魔が笑った。
媚薬の力は想像以上であった。夫人瑠美子は山田の指図に抵抗なく従うので
ある。そして今、瑠美子はブラのホックに手を添えて外し始めたのだ。
ぱちんっ、とホックが外れると弾力ある胸がゆさゆさと揺れた。大きさをいえ
ば七瀬課長よりは数段大きく、ふくよかである。乳房も真っ赤に染まりつんと
前に突き出していた。残りはショーツ一枚…余裕の山田は、瑠美子の両手を項
に組ませて張った胸から下腹部、そして恥丘の膨らみの隅々まで舐め回すよう
に眺めているのであった。
「さすが社長夫人…肌の手入れは隅々まで施されているな、それに無駄毛の処
理も完璧だ… あとは隠されている部分だけ…あそこがどうなっているか、だ
けだ。さあて…どんな体勢でパンツを脱がしてみようか…ひひひっ」
疼く下半身を擦りながら、これからの愉しみ方にニヤつく山田であった。
──ガラステーブルの上
日頃の自分を考えると信じられない行動であった。
会社の社員に、下着一枚の姿を披露し、しかもテーブルの上で胸を突き出した
格好を官能させて興奮しているのだから… 瑠美子は自分の意外な一面を複雑
な心境で感じている。 媚薬の影響によるものとも知らないで。
「それでは…四つん這いになって尻を突上げてみましょう…奥様」
山田の衝撃な言葉に震える瑠美子。性行為でさえそんな恥かしい格好をした
ことがない。身体の芯から震えが湧き上がる…興奮という震えが…
「ああ…山田さん、そ、そんな恥かしい格好をなんて…はあ…」
高鳴る心臓。早く恥かしい格好を曝したいと腰をくねらせながら訴える瑠美
子の身体。すると、辛抱しきれない瑠美子は背中を山田に向けると、そのまま
両肘をテーブルに下ろして尻を突き上げてみせたのである。
「こ、これで、いい…いいかしら…ああ…とっても恥かしいわ…この格好…」
「ええ、いいですよ奥様。奥様の、パンツに隠されたあそこが僕の目の前で厭
らしく疼いてみせていますよ」
「ああっ、い、いやよ…そんなに見ないで…恥かしいから、そ、そんなこと言
わないで…はあん…」
「恥かしいのに、どうしてここを湿らせているのですか… ふふっ、それを知
るには最後の一枚を脱いでもらうしかないようですね、奥様」
「ああ…お願い、そ、それだけは…ゆ、許して…許して」
「くくっ、何をやせ我慢してるんですか。本当は早く脱いで見せたいくせに…
さあっ、パンツを脱いで奥様の恥かしいまんこと…尻の穴を見せて下さい」
「私…ど、どうしたら、いいの…んんっ、んっはあぁ…もう…身体が、言う事
を、き、いて…く、れ…ない…ああ、あなた…ごめんなさい」
さすがに、ここにきて躊躇する瑠美子。しかし媚薬の影響と一度、感度を味
わった熟女の身体を操作することをできるはずもなく、腰の下着に手を添えて
いくのである。
やがて罠に陥る熟女は、悪魔の目の前で下着を下ろし始めたのである。
(5)へつづく・・・
三
赤い口紅の唇がカップに口づけをすると、媚薬入りの紅茶が瑠美子の喉を通
過して体内へと注ぎ込まれた。その状況を眺める山田は、何度も何度も生唾を
飲み込んでは冷たい汗を拭っている。
数分が経っても瑠美子の様子に何一つ変る気配は感じられなかった。
騙された…騙すつもりの媚薬が、売人によって騙されたと悔しさを込み上げる
山田。愕然として肩を落す山田…ところが、10分経過した時であった。
「あ、熱いわ… どうしたのかしら、身体が熱くて…ふう…」
瑠美子の頬が次第に赤く染まると、額にキラキラと汗を輝かせているのだ。
そして瑠美子は、甘い溜息を知らない内に何度も吐き出していたのである。
へへっ、兄ちゃん…この薬は催眠効果もあるんだぜ…つまり、兄ちゃんの操
り人形ってわけさ… 売人の言葉が山田の頭に甦った。だが、瑠美子の変化が
媚薬の効果なのか今一、山田は信用していないのである。
「お、奥様…あ、熱い…ですか。 えっと、それなら… そ、それなら…上着
を…ぬ、ぬ… 脱いでもいいですよ…なんちゃって…冗談です、ははっ…」
山田は勇気を出して瑠美子に言ってみた…こともあろうか社長夫人に、であ
る。その提案に、瑠美子の表情は強張って驚いているのだ。 その表情に山田
は「ああーやっぱり言うんじゃなかった!」と、後悔したのである。だが…
「はぁ… 山田さんにそう言われると脱いでしまいたい気分だわ…でも、恥か
しい…ああ、けど…上着だけ、上着だけならいいわよね」
「えっ?! ええっ! ぼ、僕は構いませんけど… マジで…」
信じられない瑠美子の言葉であった。あの清楚な社長夫人が、自ら服を脱い
でみせようとしているのだ… 山田は媚薬の効果であると確信した。
「本当に私、どうしたのかしら…身体の芯から熱く火照って…疼いてるのがわ
かる… 主人と娘がいないことで隙ができたのかしら…ああごめんなさい、私
どうにかなっちゃいそうなの、このままでは、このままでは…」
そう考えながら、シャツのボタンを上から一つ一つ外している瑠美子の視線
は既に焦点が合わず自分が何をしているのかさえも見当がつかないのである。
そして、瑠美子は最後のボタンを外すとシャツを肩から抜き取った。
白く薄い花柄模様の上品な肌着から、透き通った肌と純白のブラが見え隠れ
している。
「す、凄い…とても美しいですよ、奥様…」
そんな言葉を掛けた山田。彼は瑠美子がボタンを外す間に、夫人の後ろに移
動していたのである。そして、軽く両手を瑠美子の肩に置いた。
「あああ…は、恥かしいわ…」
山田の言葉と肩に置かれた手に反応する瑠美子。彼女の知らぬ間に膣口から
は大量の分泌液を放流させているのである。
「さあ…奥様、次は…」
「次…は… ああ…」
「スカートを脱いでみたい…でしょ?」
「は、はい…脱ぎたいわ…で、でも、山田さん…わかって、今日の私…何か変
なの…だから、だから…」
「ええ、奥様、勿論わかってますよ。きっと今まで溜まっていた疲れとストレ
スを身体が吐き出そうとしているのでしょう…だから心配しないで、奥様」
「そうかしら…ああ、きっとそうなのね…」
「何も遠慮しなくていいので、さあ奥様、この上へ上がって下さい」
「有難う、山田さん…でも、ここはテーブルの上よ…」
「ええ、テーブルの上の方がすっきりすると思って…くくくっ」
明らかに自分の意志を見失った瑠美子。それを感じた山田はあろう事か瑠美
子をガラステーブルの上へ乗せたのである。
まるで、熟女のストリップが始まるような、異様な雰囲気が漂った。
四
高さ75センチのテーブルの上で、膝をついて座る瑠美子。
その姿を椅子に座り見上げる山田。既に彼の心は悪魔に支配されていた。
「さて、では奥様、続きをお願いしますよ。わかってますよね」
「…は、はい…ああ、凄く恥かしい…恥かしいけど身体が…あぁ…」
一段高いテーブルが瑠美子の興奮を昂ぶらせていた。拒む自分と乱れる自分
しかし、媚薬の力に本心の自分が打ち消されていくのである。
ついに、瑠美子はスカートのホックを外した。そして長いスカートを脱いでみ
せたのである。42歳といっても自己管理に手掛けてきた身体は、胸の張り出
しや腰のくねり具合は若い小娘達とは違った大人の色気を充分湧き立たせてい
るのであった。リボンがついた純白の下着が、肉付きのよい熟女の腹部と太腿
に食込み、その容姿に山田は肉棒をおっ立てて満足した。そして瑠美子に肌着
も取らせると、お揃いの純白の下着姿を暫く官能するのであった。
これで、俺のリストラもなくなるだろう…相手は社長夫人、社長と一緒に会
社を支えてきた人物であり、発言力はまだ衰えているはずがない。これで数年
先まで安泰だ…くっくっ。山田の心の中で悪魔が笑った。
媚薬の力は想像以上であった。夫人瑠美子は山田の指図に抵抗なく従うので
ある。そして今、瑠美子はブラのホックに手を添えて外し始めたのだ。
ぱちんっ、とホックが外れると弾力ある胸がゆさゆさと揺れた。大きさをいえ
ば七瀬課長よりは数段大きく、ふくよかである。乳房も真っ赤に染まりつんと
前に突き出していた。残りはショーツ一枚…余裕の山田は、瑠美子の両手を項
に組ませて張った胸から下腹部、そして恥丘の膨らみの隅々まで舐め回すよう
に眺めているのであった。
「さすが社長夫人…肌の手入れは隅々まで施されているな、それに無駄毛の処
理も完璧だ… あとは隠されている部分だけ…あそこがどうなっているか、だ
けだ。さあて…どんな体勢でパンツを脱がしてみようか…ひひひっ」
疼く下半身を擦りながら、これからの愉しみ方にニヤつく山田であった。
──ガラステーブルの上
日頃の自分を考えると信じられない行動であった。
会社の社員に、下着一枚の姿を披露し、しかもテーブルの上で胸を突き出した
格好を官能させて興奮しているのだから… 瑠美子は自分の意外な一面を複雑
な心境で感じている。 媚薬の影響によるものとも知らないで。
「それでは…四つん這いになって尻を突上げてみましょう…奥様」
山田の衝撃な言葉に震える瑠美子。性行為でさえそんな恥かしい格好をした
ことがない。身体の芯から震えが湧き上がる…興奮という震えが…
「ああ…山田さん、そ、そんな恥かしい格好をなんて…はあ…」
高鳴る心臓。早く恥かしい格好を曝したいと腰をくねらせながら訴える瑠美
子の身体。すると、辛抱しきれない瑠美子は背中を山田に向けると、そのまま
両肘をテーブルに下ろして尻を突き上げてみせたのである。
「こ、これで、いい…いいかしら…ああ…とっても恥かしいわ…この格好…」
「ええ、いいですよ奥様。奥様の、パンツに隠されたあそこが僕の目の前で厭
らしく疼いてみせていますよ」
「ああっ、い、いやよ…そんなに見ないで…恥かしいから、そ、そんなこと言
わないで…はあん…」
「恥かしいのに、どうしてここを湿らせているのですか… ふふっ、それを知
るには最後の一枚を脱いでもらうしかないようですね、奥様」
「ああ…お願い、そ、それだけは…ゆ、許して…許して」
「くくっ、何をやせ我慢してるんですか。本当は早く脱いで見せたいくせに…
さあっ、パンツを脱いで奥様の恥かしいまんこと…尻の穴を見せて下さい」
「私…ど、どうしたら、いいの…んんっ、んっはあぁ…もう…身体が、言う事
を、き、いて…く、れ…ない…ああ、あなた…ごめんなさい」
さすがに、ここにきて躊躇する瑠美子。しかし媚薬の影響と一度、感度を味
わった熟女の身体を操作することをできるはずもなく、腰の下着に手を添えて
いくのである。
やがて罠に陥る熟女は、悪魔の目の前で下着を下ろし始めたのである。
(5)へつづく・・・
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