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小説(転載) 相姦の螺[らせん]旋 -兄と妹の倒錯地獄-Episode2

近親相姦小説
10 /19 2019
「うん、カワイイ、カワイイ」
 鏡の中をのぞきこむのは、私と、私によく似た”女の子”。
「あ・・・あ・・・」
「そんなにおどろくことないじゃない。ふだんは男の子のカッコウをしてるっていうだけで、
あなたと私は双子の”姉妹”なんだから」
「そんな・・・わ、」
 ワザと、”女の子”の肩、だきよせる。ほっぺ、くっつける。なんか、”タテ”にも鏡、ある
みたい。
「ふふっ・・・よーく似合ってるよ、ユウキ”ちゃん”?」
 じつは、自分でもちょっと、ビックリしてる。となりで、まっかになってコンワクしてるのは、
まぎれもなく、髪をバッサリ切った、私自身、だったから・・・


 最初から、これがしたかった。
 だから、とちゅうでだれにもバッタリ会ったりしないように、電車で一時間の街まで、わざ
わざ遊びに来た。
 もちろん、ユウキはイヤがってた。でも男の子なんてタンジュン。一週間”おあずけ”
したら、カンタンにこーさんした。ホントは、ユウキだってこーゆーの、好きなクセに。
 駅の中の、女子トイレ。だれも入っていないのを確認して、しりごみしてるユウキの腕を
つかんで、連れこんだ。いちばん奥の”フィッティングルーム”へ。
 七日間、ひとりエッチしながら、想像してたこと。
 小さいころからずうっと、お姉ちゃんがほしかった。だから、ユウキを女の子にする。
ユウキを着せかえ人形にして、遊ぶ。
 ついに、それが実現する・・・
「そんな、全部ぬぐの?」
「とーぜん。ちゃーんと下着まで用意してきたんだから」
 リュックの、中身、見たときの、ユウキの絶望的なカオ。見てて、すっごくおもしろかった。
それだけでも、一週間、指だけでガマンしてきたかいがあったなって、思った。 
 女子トイレの中で、まるハダカにする。服をみんな、ボッシュウする。”着せかえセット”を
開けて、ひとつひとつていねいに着せてあげる。ブラジャーも。パンティーも。Yシャツも。
スカートも。
「え、そんなことまで・・・」
「どーせやるなら、てってい的にね」
 マスカラ。口紅。お母さんの化粧台から借りてきた。べつにハデにぬりたくるってわけ
じゃない。モジモジしているユウキの頭をおさえつけて、目もとを、くちびるを、ちょこ
ちょこっといじってあげて・・・


「これじゃ、外、出られないよ・・・」
「ふふっ、それは自分がだれなのかわかってるからでしょ?ここなら私たちのこと知って
る人なんていないもん」
「でも・・・だって・・・」
「自信もって歩いてれば、だいじょーぶ」
 お姉ちゃんがいないなら、自分で作る。
 それはとってもスバラシイひらめき。
 ひとりの男の子を、男の子じゃなくする。
 自分がそれをする。考えただけでワクワクする。
 でも、家の中でやったんじゃ、イミがない。たくさんの人の前に見せてあげなくちゃ、
つまんない。
 そして、「お姉ちゃん」作りは、成功した。
「それじゃ、行こっか?」


 すれ違う人の視線すべてが、自分に向けられているような気がする。だれかが笑い声を
あげれば、思わず全身がピリピリしてしまう。もちろん、前なんて向いて歩けない。さっき
から、歩道のレンガの色の移り変わりをながめているだけ。
 だれも、僕のこと、ヘンだと思わないのかな・・・
 心細くなって、ユキの顔を見てみたりする。
「?」
「・・・」
 どうせ、得意そうな笑顔を僕に向けるだけ、なんだけど。
「そんなにビクビクすることないよ。すぐに横には私がいるんだから。このカオが”保険”に
なるって」
 そう、言われた。ペアルック、とまではいかないけど、似通った色のシャツとスカート
を、ユキは着ているし。
 でも、それで納得できるわけない。
 たしかに僕は、むかしから”ユキに似ている”そんな言われ方、されてきた。幼稚園、
小学校、中学校、クラスメートからのからかいの言葉は、とぎれることはなかった。一時
は男らしくふるまおうとムキになってた、そんなころもあった。
 じっさい、鏡の中にあった自分の姿を見て、コンラン、してしまった。
 目の前にいるのが自分なのは、わかっているはずなのに、どちらがユキなのか、迷って
しまった。それだけ自分にこのカッコウが、ピタッとはまったってことなんだろうけど、
 女装、するなんて・・・
 いくら似合ってるとか言われたって、じゅんすいに、はずかしい。自分は、男、なんだから。
 それ以外に、説明する言葉なんてない。こんなことされて、落ち着いてなんて、いられ
ない。
 それに、落ち着いていられない理由が、もうひとつ。
 ボッキ・・・してしまう・・・
 初めてだからなのか、自分が男だからなのか、女の子の下着が、異様に小さく感じる。
またたく間にじんじんとはれ上がったモノは、すぐにおさまり切らなくなってしまった。
 だから、先っぽは、ムキ出し。
 小さいワレメの部分とか、背中に通った一本のスジが、スカートのえじき。
 さりげなく、休みなく、足を前に進めるごとにそのサラサラした肌ざわりが、無抵抗の
僕を責め立てる。液体が、にじみ出てしまう。スカートの上に、スカートには不つりあい
なカゲとシミが、できあがっていく。
 手を、つながれてる。
 駅を出るとき、はき気がするほど甘ったるいネコなで声で言われた、
「手、つなごっか?」
 ユキに限らず、女の子と手をつないだのは、幼稚園のとき以来。
 でも、そんなことでドギマギしてる場合じゃない。
 うまく、かくすことが、できなくなってしまった。
 まさか、片手だけ股間にあてがうわけにはいかない。不自然なくらい腕を横にふって、
歩いてみたりはするけど、どう考えても限界がある。両手がフリーなら、もう少し方法が
ありそうなものなのに。
 なんで、こんなにモヤモヤがついてまわるんだろう・・・
 アソコに加えられる刺激、のせい、それだけじゃ、ない、気が、する。
 この、服装の、せいかな・・・
 まるで3才児みたいにパンツをはかされて、むりやりブラジャーをつけられて。あのとき
から、なにか、アタマの中がオカしくなっていくのを、認識していた。なんて表現したら
いいんだろう、意識が桜色でいっぱいになってく、っていうか、全身をぬるま湯にひたして
いる、っていうか、実体のない、あやふやな気持ち。
 それに、まわりの目を、気にしてしまうこと。
 劇とかで、全校生徒の前に立ったときのような、圧倒的多数の視線が持つ強烈な圧迫
感とは、違う。
 だいたい冷静になってみれば、こっちに向けられる目線なんて少数で、一瞬。信号待ち
のドライバー、ハンバーガーショップの家族連れ、何か話しこんでる店員と客。僕のこと
なんて、どうだっていいはず。
 それなのに、自分で勝手に作り上げたたくさんの監視の目を、勝手に意識して、勝手に
そわそわしてしまう。
 そんな、理解できない何かが、ボッキの中にぎゅうぎゅうづめにされてる感じがする。
「んうンっ・・・」
 いけない・・・声、もらしちゃった・・・
 思わず、ユキの手をにぎる指に、汗がふきだす。
 もうすっかり、スカートには、”液体”、たっぷり、しみこんで、カンショク、サラサラから、
ぬるぬるに、変わってきた。
 ぎゅっ・・・くちびる、かみしめる、ユキの手、もっとつよく、にぎりしめる・・・
 だって、さらさらより、ぬるぬるのほうが、キモチ、イイ。かってに、アソコ、はねちゃう。
かってにスカートに、こすりつけられる。もっと、ぬるぬるする、もっともっと、キモチイイ・・・
 ぎゅうぅっ・・・
 ユキ・・・どうしよ・・・マズイよ・・・このままじゃ、僕、街のど真ん中で、出しちゃうよぉ・・・
 そのとき、ユキが急に、立ち止まった。
「あーっ、この映画、見たかったんだぁ」


「ふぅ・・・」
「なにため息ついちゃってるの?」
「なにって、ユキ・・・」
「ふふっ、女の子になってみて、コーフンしちゃった?」
「ちっ、ちがう・・・」
「スカートの真ん中におっきいテント、はってたクセに」
「なっ!知ってたんなら、こんな・・・」
「私のなんだから、あんまりヨゴさないでね?」
「ユキっ・・・」
「ねえ、私のつけてた、パンティーとブラ、そんなにキモチヨカッタの・・・?」
「ちょっ、こんなところで、やめろよ・・・」
「あんまり地声でしゃべるとバレちゃうよ、ユウキちゃん?」
「っ!・・・」
「あははっ、おっかしー」
 ぎこちないしぐさとか、からかわれてまっ赤になるところとか、見ててぜんぜんあきが
来ない。
 ユウキが、困っている。14才にもなる男の子が。
 実の妹に女装されて。お化粧もされて。それが予想以上に女らしくて。ブラジャーが
うっとうしくて。パンティーがタマタマをしめつけて。まわりの視線をいっぱい浴びて、
それでオチンチンがボッキしちゃって。ボッキがスカートでコスられて。もっともっと、
ボッキしちゃって。
 例えて言うなら、ペット遊んでるみたいな。
 かわいい。かわいがってあげたい。そう思ってる反面、あんなことやこんなことをした
らどうなるんだろう。生理的におさえられない、こーきしん。
 映画終わったら、こんどはどこに連れてってあげようかな・・・ユウキが行かないような
小物屋さんとか、クレープ屋さん、行ってみようかな・・・あ、デパートの下着売り場・・・
女の子なのに、フツーの白いブラとぱんつにかこまれて、まっかになっちゃったりなんか
して・・・ふふ、これおもしろそうだなー・・・
 ブ-----------------・・・
 つぎの”デートコース”、あれこれ考えてたら、館内が暗くなって、映画が始まった。
 前作が大ヒットした、アクション映画の続編。みんながみんなおもしろそう、おもしろ
そうって言ってた。じつは、それしか予備知識はなかった。
 たいしたこと、なかった。
 この前ビデオで見たべつの映画と、あんまり変わらないような気がする。車がぼーそー
して、ビルが大バクハツして、悪い人と主人公がいっしょうけんめいピストルをうち合う。
なまいきに、予算だけかかったワンパターン映画だなっ、なんて、ヒヒョウしてみたり。
 お金、損しちゃったかな・・・そう思いはじめためた、一時間すぎ・・・
”ア、アァ、・・・オゥ・・・”
 ・・・うわ、ベッドシーン、だぁ・・・
 人目も気にせずに(お客さんだから当たり前だけど)、巨大な男の人と女の人、目の前
で、まるはだか。目の前で、からまりあう。
”ンン、フムゥ、ンンンッ・・・”
 それは、あてつけられたような、ベッドシーン、だった。
 そう、だよね。こんなに真っ暗、なんだから。お客さんたちはみんな、スクリーンの方
を見てるんだから・・・
 そぉ----っと・・・
「ふぁっ・・・!」
 わ・・・
 けっこう、大きい声。予想以上だったから、逆にこっちがドキドキしちゃう。
 もう、しっとりぬれたスカートのふくらみ、指でなでてみただけなのに・・・
 前にも、うしろにも、人が座ってるから、慎重にしなくちゃ。
「っ・・・っ・・・」
 がんばっておし殺してる、ひじかけにしがみついて、必死にたえてる、それでもちょっと
づつ、のどのバルブがゆるみはじめてる、ユウキ。
「はっ、はっ・・・・・・は・・・・・・・は・・・・・・んくっ・・・く、はぁ・・・はぁ・・・」
 呼吸はすっかり、みだれてる。うつむきかげんで首をかしげて、それでも、上目づかい
で、ちらちら、ユウキがこっちに視線を送る。やめてほしいって、言いたげ。でも、私の手首
をつかんだ手には、小犬ほどの力もこもってない。
 それなら、攻撃は、続行。
「やっ、はっ・・・」
 その瞬間、すずのような高い声、こぼれた。
 ひとさしゆびで、さきっぽ、くるくる、クリクリ。
 小学生の砂いじりみたいに、無意味に右回転、左回転、前後左右。指先では布地のジメ
ジメから、糸を引くミルクのつるつるへと、感触の化学変化が起こってる。手首をつかむ
5本の指、ぴくんっ、ぴくんっ、かるくケーレン。
「んっ・・・・・・・・・・・・はぁんッ・・・」
 くすくす。ユウキってば、すっごくえっち。
 スクリーンの女優さんをまねてるみたい。っていうか、まねしきれてない、おさない女の子、
って感じ。肩、すくめたり、ヒザ、すり合わせたり、カラダ、くねくねっ・・・てよじったり。あ、
またユウキ、視線で抵抗してる。そのひとみ、うるるっ・・・てなってる。
 ユウキ、すっごくえっち。すっごくかわいい・・・
 ごそそっ、
「っ!」
 とつぜん私をおそう、電撃。見とれてるスキをついた、反撃。
 くちゅ・・・
 う、うそ、ユウキがさわってきた、スカートの中、わ、やだ、ぱんつの中まで、ユウキの
ゆび、入ってくるっ・・・
 くちゅっ、くちゅっ・・・
 ちょっと、待って、ユウキ、待って・・・
 アドバンテージ、あっという間になくなっちゃった。いつのまにか、たっぷりじゅくじゅくに
なってたブブン。つぎつぎ、指、送りこまれる。ショベルカーみたいに、中、いっぱい、ほり
かえしてるっ・・・!
 にちゅにちゅ。くちくちくちくち・・・
「っ、っ!っっっ・・・!」
 声をあげてはいけないから、ヘタに体を動かしちゃダメだから、アソコからのビリビリ
がカラダの中にはねかえる。発散していかない。充満していく。よけいに・・・私、コーフン
しちゃう。
 ユウキ、だめ、こんな、こんなの、バレちゃうよぉ・・・
 ひじかけの上、腕、交差させて、しかえしのくりかえし。
 だれかに気づかれたら、ふたりドーサイなのに。静けさに溶けこもうとはしていても、
ギリギリのところまで相手を追いつめていく、ムジュン。今さら引き返しがつかなくて、
私もユウキもムキになってる。
 きゅっ・・・
「くぁんッ!」
 ・・・負けたのは、私の方だった。
 まずっ・・・!
 前の男の人が、メイワクそうな顔でふりむく。とっさに手をひっこめる私とユウキ。
 うっとうしい”姉妹”をにらみつけたまま、その人はなにか言おうとしてる。おなかが
キリキリしはじめる。座席にまで冷や汗、しみこんでいく。「すみません」すら言い出せ
ないまま、ただ、下を向いてる。びしょびしょの両手、にぎりしめる・・・
 バレた?バレたの?バレちゃったの・・・?
「チっ・・・」
 それだけ、残して、男の人はまた前に向き直る。
「ふ----・・・」
 くちびるからすべり落ちる、長い長いため息。体中の細胞がしぼんでいくような感覚。
 よかった・・・あぶなかった・・・
 キッ、と、ユウキのほう、にらみつける。ユウキはまだ、うつむいたまま、からだカタカタ
させてる。
「ふぅぅ・・・」
 だって・・・クリット、つまんでくるんだもん、反則だよ・・・
 もう、限界。
 ユウキのせいで、もうこれ以上、”チカンごっこ”、続けられない。映画のストーリー、どう
なってるのかも、わかんない。
 もう私、カラダが、全身が、かっかしてる。”お姉ちゃん”にイジられたところ、中心に、
ぼわん、ぼわん、アツイ波紋、広がってる。
 もう、”デートコース”とか、どーだっていい・・・
 だから私、ユウキに、耳打ち、した。
「・・・ねえ、レズっちゃおっか・・・?」


 カチャッ・・・
 ロックを引いて、ユキが立ちはだかる。僕は、トイレのフタに座りこむしかなかった。
 ここまで堂々としていられる神経がわからない。胃の中がすりへりそうになってる自分
がバカバカしくも思えてくる。
”レズっちゃおっか”
 その言葉の意味、きちんと消化しきれないまま、僕は映画館から連れ出された。それ
からのユキは素早かった。僕の手を引いて向かいの通りのデパートへ。階段のすみに
あるトイレを見つけると、僕の背中をおしてさっさと中へ。そして今、ここにいる。
 ほかには、だれもいない。でも、いつだれが入ってくるかわからない。
 不安の種が、またひとつ増えてしまった。
「もう、さっきはあぶなかったんだよ?」
「ご、ごめん・・・」
「しょうがないコね。女の子のクセに、女の子の服着て、たまらなくなっちゃったのね、
ユウキちゃん?」
 双子なのに、年のはなれたお姉さんみたいな、口調。鼻と鼻がくっつきそうな近さで、
話しかけてくるユキ。僕は、シャツのボタンに視線を落とす。体のすみずみから、血液が
カオに集まってくるのが、わかった。
 自分では、どうにもならなかった。
 どうか、していた。ただでさえ、ハレツ寸前のアソコ、なでられて、目の前ではエッチな
シーンがくりひろげられていて。もう一週間も、してなくて。だから、いつもみたいに、したく
なってきて。
 僕は、思わず、ユキのスカートに、手、入れてしまった・・・
「私のパンティー、どうだった?」
「え、どう・・・って・・・」
「いつも、私のワレメがあたってたところ、ずー・・・っと、密着、してたんだよ?」
「う・・・うん・・・」
「見せて?中身、どうなってるか・・・」
「・・・うん・・・」
 すそを両手でつまんで、ゆっくりと。
「あらあら、なーに?この上からはみ出しちゃってるモノは」
「これは・・・」
「あはっ、まっ赤になってピクピクしてるぅ」
「ぃやっ・・・はッ・・・」
 ユキの指が、表面をさまよう。映画館のときと同じコドウ、鳴り始めてきた。
「ガっチガチ、だね。ユウキちゃんのクリトリスって、こんなに大きいんだ・・・」
「んんっ、ユキ・・・」
「おっきくて、カタチがいびつで、ビンカンで・・・」
「あっ、あっ、」
 こしこしこしこし・・・
 五本とも、からみついてくる。シンプルだけど、すごく効果的。目を閉じて、ひたって
しまう。
「ふふっ、ユウキちゃんのお目々、とろとろー・・・んってなってる」
「だっ・・・て・・・ふあぁっ・・・だってぇ・・・」
「かわいー。お口もぱくぱくしちゃって・・・こっちはどーかなー・・・」
「えっ?えっ?」
 2つめ、3つめ、4つめ、Yシャツのボタンが解かれていく。価値をなさないブラが、
持ち上げられる。
 ぴちゅっ、ちゅ・・・
「くはッ!やぁっ・・・」
 うわ、僕、ちくび、吸われてる、なめられてる・・・
 僕にとって、初めての経験だった。ひどく、くすぐったいような、腰から浮かんじゃい
そうな、心もとないヘンな気分。でも、僕のアソコはこの刺激がすぐに気に入ったみたい
だった。ユキの手のひらの中、ぴこんっ、ぴこんっ、はしゃぎまわってしまってる。
「んう、ふ、ふむぅ・・・」
 ボッキ、さすりながら、いっしょうけんめい、しゃぶりついてる、ユキ。
 いつもは、自分がする立場だから、よけい、はずかしかった。それは、はるかに大きくて
イヤらしい赤ちゃん。僕、こんなカオでこんなコト、ずっとしてたんだ・・・
「や、やだよ、やめてよ・・・」
「んー?なに言ってるの?女の子はムネをイジメられるの大好きなんだよ?ユウキちゃん
も、ビンビンに感じてるでしょ?」
「だけど、はずか・・・ああんッ!」
 ちゅくちゅくちゅぴっ
 こんどは、反対側。
 さらに舌先が活発にあばれまわる。チロチロ乳首をコロがしてる動き、リアルに伝わっ
てくる。女の子あつかいは、ぜったい、されたくないはずなのに、ユキの言うままに、される
がままに、カラダ、まかせてしまう。
 カリッ・・・
「ひうっ・・・!」
「ぷぅーっ、コリッコリ。歯ごたえ増してきてるよ・・・」
「ハァ、ハァ・・・」
「あれー?ユウキちゃんったら、よだれタラしちゃって。そんなおっぱい、よかった?」
「・・・は・・・い・・・」
「じゃあちゃんと聞かせて?”あたし、おっぱいくちゅくちゅされて、キモチイイ”って・・・」
「そんな、言えない、ですぅ・・・」
「じゃあやめちゃおっかなー」
「”あたし”っ、」
「ん?ふふ、」
「あ・・・」
「なぁに?”あたし”?」
「あ・・・あ・・・あたっ、し、お、お、おっぱい、くちゅ、くちゅ、されて・・・キモチイイ、ですぅ・・・」
「あはっ、ユウキちゃんってば、ハズカシーい・・・」
「く、くくっ・・・」
 なぜか、敬語。双子なのに、同級生なのに、なぜか敬語。
「あー、なんかクリちゃんからもよだれ出ちゃってるぅ。ヘンなのー」
「ひ」
 ボッキが、パンティーの中から引っぱり出される。手のひらでつつを作って。ゴシ
ゴシされてしまう。
「はふっ、はふぅ・・・」
「ふつうの女の子はこんな風にはならないんだよ?ユウキちゃんのって何から何まで特別
製なんだね」
 首すじ、ほお、耳のうら。ユキの舌がネットリとなめあがる。ミント入りの風がカラダに
ふきつけたみたいになった。
 女の子として色んなことされて、男として感じてる。
 コトバの迷路。アタマの中がこんがらがってる。僕がなにをイヤがって、なににキモチヨク
なってるのか、わからない。
「それじゃあ、そのヨダレ、なめとってあげる・・・」
 ぱくっ
「ひああっ・・・!」
 いつもの、ユキの、あったかい口の中。とろとろの、ユキのつば。やわらかい、ユキの舌。
一週間ぶりの、やさしいユキのカンショクに、いっぱい、いっぱい、つつみこまれて・・・
「やあっ、ユキでちゃうよおっ、”あたし”っ、でちゃうよおっ!」
 もう、ガマン、できない・・・
「あっあっあっあっ!」
 どくんっ!びゅるびゅるびゅるっ・・・!


「私のおっぱいも・・・ね?」
 こんどは、こっちの番。
 ぷちっ、ぷちっ・・・
 ユウキの目の前でボタン外してても、なんだか本物の女子更衣室にいるみたい。なんの
とまどいもなく、シャツの前を広げられる。ブラ、たくし上げられる。
 ピンク色の、エサふたつ。
 まるで、静電気で吸いよせられてるみたい。まっ赤にそまったくちびるが、ふらふら、エサ
に、近づいてきた。
「はぁ・・・」
 つきだした先端から、ふくらみのふもとまで、あたたかい、たっぷりとしめりをおびた、
息が、かけおりる。くぱぁ・・・って、みずみずしい、くちびる、広がって・・・
 ちゅ、ぷっ・・・
「んんん・・・」
 ・・・やっぱりユウキのって、ケタちがいのサイズだから。どんなに女の子然としていても、
男の子の象徴が、あんなに存在をアピールしてたから、
 こっちの方が、レズってる感じ、する。
「ふむ、ふむぅ・・・」
 こうして見てると、ホント、女の子みたい。
 女の子におっぱい吸われると、なんだかみょうにテレくさい。私のせなかにしがみついて、
まつ毛をふせて、くちびるをとがらせてる様子に、はずかしさをおぼえてしまう。
 ちゅ、ちぃゅううぅ・・・ぽっ、ちゅぱっ・・・
「んう、ふぁっ・・・」
 今日のユウキ、すごくハリキってるように見える。
 口を大きく開けて、まるごと飲みこもうとする。ピンクのオマメにディープキス。その
中で舌と歯をフル稼働させてる。かと思えば、私に見せつけるように舌をのばして乳首を
ちろちろ。”パンチボール”みたいに、なんどでもプルプルふるえて、ユウキの舌の標的に
なる。前歯でコリコリしぼりあげて、じょうずにボッキさせられる。右も左も、まんべんなく。
 自分の分身が、あまりにもスケベすぎて、また私、じゅくじゅく、してきちゃった・・・
「・・・ねえ・・・おねがい、こっちも、なめなめして、こっちもぉ・・・」
 思わず、スカートを持ち上げて、たのみこんでしまった。
「・・・」
 ・・・え・・・?
 一瞬、ユウキがこっちを見て、笑った気がした。それが、勝ちほこったような、得意げ
な笑顔に見えたのは、私の考えすぎ、なのかな。
 リード権、移っちゃった・・・?
 ぴと・・・
「・・・ん・・・?」
 ふくらみすぎた期待は、カンタンに、うらぎられた。
「や、うそ・・・」
 下着ごし、だった。
 ユウキ、私の足もと、ひざまづいて、ていねいに、ひかえめに、しめった食いこみ、なぞっ
てる。
「えっ、ユウキ、イジワルしないで?直接なめて・・・?」
 ひたっ、ひたっ・・・
「ねえ、おねがい、パンティーぬがせて?ユウキぃ・・・」
「・・・」
 やっぱり、笑ってる・・・
 スカートのすそからのぞいた目が、ほころんでいた。マンゾク、ってかんじの目。
 私、フクシュウ、されちゃった・・・
 するするっと、キタナクなった下着が下ろされていく。
 さっき、パンティーをはかせてあげた人に、パンティーぬがせてもらってる。これで、
おあいこになっちゃった。
 ぴちゅっ、ぐにゅ・・・
「はああッ!」
 トロけちゃいそう・・・
 いきなり、舌、ずっぷり入ってきた。”チョキ”みたいにして出したり、入れたり。汁が、
止まらない。どんどんユウキのノドの奥に向かって、たれ流されてく。今までユウキが受け
たクツジョクを、かみしめながら。
 この状況って・・・
 デジャブのような感覚。このシーン、どこかで見た・・・?
 ぴちゅっ、ちゅっ・・・くちゃっ・・・
「っっ・・・っあ」
 あ・・・そうか、私のフェラ、こんな風になってるんだ・・・
 しゃがみこんで、コカンに顔をうずめてる、スカート姿の女の子。チラチラとこっちの
様子をうかがってる。それは、私がよくやるしぐさ。
 その場所にユウキがいるパターンは、いくらでもあった。でも、おなかの下によせられ
てるカオが女の子っていうだけで、何十倍も、何百倍も、ヒワイになっちゃうんだ・・・
「くぅん・・・ふむぅ・・・ん・・・」
「・・・ゆう・・・きぃ・・・」
 光のリングの、うかんだあたま。なでなで、してみる。両手のゆび、サラサラの髪の毛
の中、およがせる。こゆびが、ユウキの耳をかすめると、ぴくんっ・・・ユウキの肩がかすか
にふるえる。でも、ユウキは舌を止めない。私のために、にゅりゅにゅりゅ、出はいり、くり
かえしてる。
 ユウキが、フェラチオをおねだりする理由、すこしだけわかったような気がした。
 ちゅるんっ・・・
「あ・・・」
 考えごと、だらだらしてたら、なめなめ、終わっちゃった。
「ユキぃ、僕・・・もう・・・」
 ユウキ、口のまわりがべったりヨゴれてる。目が、まっ赤になってる。
 ・・・まあ、いいか。いっぱいキモチヨクしてくれたんだし。ちょっともったいない気も、する
けれど・・・
「・・・わかった。男の子に、もどっていいよ・・・」
 スカート、めくりあげる。オシリ、むきだしにして、カベに手をつく。
「ごほうびだよ・・・?今日は、ありがとね・・・」
 もうちょっと、レズごっこ、していたかったけど、でももう、ワレメの方が、ダメみたい。
「・・・きて・・・?」
 ぐりっ
 いいよ、ちょうだい、カタいの、ぶっといの、いっきにおしこんで・・・!
 ずりゅりゅっ!
「んはぁん!」
 私、ありったけのミダラな声、さけんじゃった。ここがデパートだってこと、忘れちゃって
た。でも、奥の奥までびっしりまんぱいで、どうしようもない。
 ひさしぶりの、ちんちん。ぶっとくてさけちゃいそうな感じ、長くてつきやぶれちゃいそうな
感じ、まっかな先っぽ、ひっかかってじんじんしちゃう感じ。
 なつかしい・・・キモチイイ・・・
「ユキ、ユキぃ・・・」
「あ、あ、ユウキぃ・・・」
 呪いが解けたユウキ。女の子のぬけがらを着けたまま、喜びを味わうように、じっくり、
ちょっとづつ、動いてる。やわらかなくちびる、ほっぺ、心地いい。耳とかうなじとか、
何十個ものキスマークを残してく。両手でたっぷり、おっぱい、もみもみしてる。
「あン、あン、キモチイっ、キモチイっ、ちんちん、カタくて、キモチイイぃぃ・・・」
 トンボ。ちょうちょ。他人には、そんな風に見えるのかも。
 見た目はほとんど変わらないふたり。そんなふたりがカオをよせて、カラダをぴったり
合わせてる。羽根のように、スカート、ふわふわ、ゆらしながら。
「おに・・・ちゃ・・・」
 ふわふわによりそって、キモチイイのカーブ、たかくたかく、上昇していく。
「おにいちゃん、おにいちゃあん・・・」
 私、やっぱり、ちんちんが好き。オチンチン、大好き・・・
「はっ、あっ、おにっ、おにっ・・ちゃぁん・・・」
 コツ、コツ、コツ、
「っっ!」
「っっ!」
 だれか、来た・・・?やだ、だれか来た・・・
 コツ、コツ、バタッ、カチャッ・・・
 しかも、すぐとなり。ふたりともそのままの姿勢で、ポーズ状態。
 がさっ、ごそごそごそ・・・
 ヒザ、ガタガタいってきた。にわかに、冷や汗、ふき出す。
 どうしよう、こんなところが、バレちゃったら・・・
 シャ------------・・・
「声、出しちゃだめだよ」
 え・・・?
 忠告を、たしかに聞いた。まさか、ユウキ・・・
 じゅっ、
「く?」
 じゅっじゅっじゅっじゅっじゅっじゅっ・・・!
「っっ!・・・っっっ!」
 お兄ちゃん、動き出した、ちんちん、ぐちゃぐちゃ、あばれだした・・・!
 いや、だめ、つよくしないで、そんなにつよくしたら、私・・・
「んっ・・・!くっ・・・!」
 しかも、両方の乳首が、つまみ上げられて、ひっぱられて、
 じゅっじゅっじゅっじゅっじゅっじゅっじゅっじゅっじゅっ、
 声が、声が・・・
「・・・・・・・・・・・・・はあぁぁんッ!!」 
 ジャーン、ゴボゴボゴボゴボゴボ・・・!
 ダム、こわれた。急いでくちびるをかみなおして、必死に終わってくれるのを待つ。
 ごそっ、ごそっ、
 出てって、出てって・・・
 カチャッ、ガチャッ、コツ、コツ、コツ・・・
 はやく、おねがい、はやく・・・
 パシャッパシャッ・・・コツ、コツ、コツ・・・
「・・・はあーっ、ギリギリセーフ」
「・・・ば・・・ば、ばかっ、ちょっとでもタイミングがズレてたら、私、私・・・」
「それでも、キモチヨカッタ、でしょ?”ユキちゃん”っ?」
「そんっ、それっ、それはぁ・・・」
 ・・・お兄ちゃん、子供みたいに声、はずませてる。ホーフクの達成感に満ちあふれてる。
「・・・う・・・う、うん・・・」
「ふふ、それはよかったね。ふふふっ」
「くぅっ・・・」
 最後は、私が遊ばれちゃった。本気でなみだ、ながしてた。もしここで警備員さんでも
呼ばれていたら・・・
 ぶるぶるぶるっ・・・
 もう、はやくイって、忘れたい。こんなこわいの、もう、やだ・・・
「もうっ、はやく、はやく動いてよぉっ・・・」
「・・・わかった」
 ぐちゅっ、
「うンっ」
 ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ!
「はっ、はっ、ユキっ、ユキ、ユキぃっ・・・!」
「おっ、お、おにいちゃん、おにいちゃん、おにいちゃん、」
 キモチイイ、ちんちん、あばれて、キモチイイ、もっとあばれて?もっとらんぼうして?
私のマンコ、ぐちゃぐちゃしてぇっ・・・!
「あっ、う、出る、僕でる、僕でちゃう、なかいい?僕、中に、出していい?ねえユキぃ・・・」
「うん、うんいいよ?中に出して?いっしゅーかんぶん、せーしだしてぇっ!」
「あっユキっ、あっあっあっ!」
「イクっ、お兄ちゃん、イっちゃうっ、お兄ちゃあぁんっ!」
「ああっ!」
「おにぃっ・・・!」
 びゅりゅっびゅりゅっ!ごぼっ・・・
「あ、あ、あ・・・」
「ふあ、あ、おにい・・・ちゃぁ・・・ん・・・」
 ふたつのスカートが、動きを止める。
 もうすっかり私たちは、もとの”兄妹”に、もどっていた・・・

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。