小説(転載) 天狗村奇談 サーカスの夜 その6
近親相姦小説
掲載サイト「母と少年 禁断の部屋」は消滅。
観客となった賀来や団員達に見られながら、ぼくと母の行為は続いていた。
「正一、もう一度横になって・・・」
肉棒から口を離し、抱え上げていた乳房からも手を離して母が言った。
必死に肉棒をしゃぶってくれた母の顔は真っ赤に上気していて、唇には唾液が滴っていた。
うん、と頷きながらぼくは仰向けに横たわった。肉棒も、絡みついた母の唾液でぬらぬらと照り輝いている。
母が上気した顔に笑みを浮かべながら膝立ちになってぼくの体をまたぎ、上から見下ろしてきた。サーカスで言えば、いよいよクライマックスというところだろうか、ぼくは期待に震えながらしっかりと母と目を合わせた。
母はいくわよ、いいわね、というように頷いて見せてから体を前に倒し、片手を床について体を支え、もう片方の手を肉棒にそえてきた。
ぼくの肉棒はおへそにくっつくくらい反り返っていた。母はしっかりと肉棒を掴むとグイッ、とおへそから引きはがすように角度を変え、自分の股間に照準を合わせて尻を下ろしてきた。ぼくは、天にも昇るような気持ちでその瞬間を待った。
と、先端が熱くヌメリとした母の肉ひだに当たった。当たったかと思うとその柔らかい粘膜を掻き分け、王冠部はヌプヌプと内部にのめり込んでいった。
「うっ、くくっ・・・」
ぼくは息を詰め、身を震わせながら、じっと肉棒全体が飲み込まれるのを待った。
母がさらに尻を沈めてくる。
肉棒がヌル、ヌルッ、と母のなかに呑み込まれていく。母のそこは、ジュクジュクと液が滴るほどに濡れそぼっていた。
とうとう母が尻を下しきり、肉棒は根本まで突き刺さった。
「あうっ・・・」
ぼくはあまりの感動と快感に呻き上げていた。
母の肉穴はジーンと温かった。濡れそぼった粘膜はとろけるように柔らかいが、柔らかいなかにもきつい締めつけがあって、まるで絡みついてくるようだった。
「これからよ、本当に気持ち良くなるのはこれからよ、正一・・・」
快感に目を白黒させて悶えるぼくを、母はどこか面白そうに見つめながら言い、それからゆっくりと尻を上下させ始めた。
「う、ああっ・・・」
熱くてヌルッ、とした肉穴が、吸盤のように肉棒に吸いついてきた。
母が尻を上げると肉棒も一緒に引っられ、反対に母が尻を下ろしてくると、今度はどこまでも深く呑み込まれていく。
肉棒に、強烈な電流を浴びるような快感が走り、その快感が全身を貫いて、脳天を突き抜けていった。
母は、ぼくを見据えながら、しだいに尻の動きを早めていった。結合部からはクチュッ、クチュッと嫌らしい音が聞こえてくる。
「気持ちいいでしょう、正一・・・」
「うん、うん!」
ぼくは叫ぶように返事をするのが精一杯だった。そのくらい、とにかく気持ちが良すぎて、もう堪えられそうになかった。つぎの瞬間にも爆発してしまいそうだった。
そのとき、母はまたもピタリと動きを止めた。
「ああっ」
ぼくは、昇り詰めたものが急速に下降していくのを感じながら、これでもう少し快感を味わい続けられる嬉しさと、反面、もう一気に出してしまいような複雑な気分を味わった。 そんなぼくを、母が悪戯っぽい目で見下ろしてきた。
「まだよ、正一。もっと気持ちよくなってからよ」
「う、うん」
「さあ正一、深呼吸して」
ぼくは何度か深く息を吸い込んだ。
呼吸が整ってくるとまだ当分は堪えられそうに思えてきた。しかし、擦り合わさず、肉穴にすっぽり包まれているだけの状態でも、ぼくは快感を感じ続けていた。温かい粘膜が微妙に収縮しながら、まるで深海に棲む軟体動物のようにウネウネと砲身に絡みついてくるからだ。
「さあ、もう良さそうね、今度は正一も腰を動かしてごらんなさい」
母が腰の動きを再開した。ふたたび粘膜が擦れ合い、結合部がクチュッ、クチュッと嫌らしい音を立て始めた。
母はさっきと同様に、最初はゆっくりしたペースで腰を上下させていた。ぼくも見よう見まねで、下から肉棒を突き上げていった。やがて少しずつリズムが合ってきた。
「・・・そうよ正一、その動きよ・・・わかってきたわね」
にっこりと微笑む母にリードされながら、ぼくは腰を突き上げた。
母だけにまかせていたときと違って挿入感が強くなり、より母と深く結びついていくように感じられる。それに、ぼくが腰を突き上げることによって、母も快感を覚え始めたようだ。さっきまで余裕の表情だったのに、今では頬が微妙に強張り、喉から切ない喘ぎ声が漏れている。
「あっ、あうっ・・・うまいわ正一、そのまま、そのまま突いて・・・」
「こう? これでいいの?」
「そうよ、そのまま・・・」
ぼくはグイグイと肉棒を突き上げていった。母の体がヒクッ、ヒクッと反応し、喘ぎ声も次第に大きくなってきた。
その時、どう腰を動かせばいいのか理解し、自信もついてきたぼくは、なぜかもっと積極的な体勢で母を貫きたくなってきたのだ。思い切って、ぼくは母に言ってみた。
「お母さん・・・う、後ろからしてみたい・・・」
「まあ、正一」
母はわざと驚いたように大袈裟に目を丸くし、それから、もちろんいいわよ、というふうに頷いた。
母は肉棒を引き抜きながら、ゆっくりと体を起こしていった。
這い上がるように立ち上がったぼくの前で、母は両手を床につき、膝を立ててぼくの方に尻を突き出した。
白くて重量感のある母のお尻に、ぼくは圧倒されるような迫力を感じた。
「お、お母さん・・・」
「なあに? いいのよ遠慮しなくて。さあ、お母さんのお尻に思いきり突き刺しなさい」
「う、うん」
ぼくは夢中で頷き、見事な丸みを帯びた母の尻を両手で掴みしめた。意外にひんやりとしていた。ピンと張り切った肌はスベスベで、みっしりと脂肪が乗っている。
しかも、尻たぼの間からはお尻の穴と肉ひだが剥き出しになっていて、肉ひだは赤く充血し、ヌラヌラと濡れそぼっていた。
ぼくは尻の割れ目をグッ、と押し開いた。閉じ合わさっていた肉ひだがさらにヌメッ、と広がり、内部の真っ赤な粘膜までが覗き込めた。ぼくはもう目が眩みそうだった。
ぼくは母の尻にしがみつくようにして挿入する体勢をとった。
ただでさえ量感をたたえた母の尻は、肉棒だけは大人と同じなのに体は子供のぼくにとって、山によじ登るような大きさがあった。ぼくは両手をいっぱいに伸ばして尻を抱えながら、爪先立ちになって肉棒をあてがった。
ズブリッ、と肉棒が母の肉穴に突き刺さった。
真っ赤な粘膜が王冠部の形に丸く広がり、そのままヌプヌプッ、と全体を呑み込んでいった。
「ああっ、あああっ!」
母の歓喜にも似た喘ぎ声を聞きながら、ぼくは肉棒を根元まで突き刺した。ズンッ、と奥まで達したときには、母を見事に串刺しにしたような爽快感まで込み上げてきた。
「い、いいわ正一、何て、何てたくましいの・・・」
母がうわずった声を上げ、さあ、早く突いて、と促すように串刺しにされた尻をクナクナと振りたくった。ぼくはすぐに肉棒を突き上げ始めた。
「ああっ、あっ、正一・・・ああっ」
母は、突き上げるたびに喘ぎ声を上げ、やがてそれは啜り泣きに変わっていった。ぼくは感無量だった。大好きなお母さんを、ぼくがいま征服しているのだ。
ちらっ、と観客席を見ると、団員達は固唾を呑んで見詰めている。その中でロドリゲスだけが、まるでこの世の終わりが来たような顔をしていた。見開いた目に、深い悲しみが浮かんでいた。
しかしぼくは、初めてその容姿を見たときあれほど可哀想だと思い、胸の痛みまで覚えたロドリゲスに対して、もう少しも同情しなかった。
(どうだ、悔しいだろう。さあ、もっと悲しめ、その醜い顔で泣き叫んでみろ!)
ぼくは心の中でそう叫び、胸がすーっ、とするような気分を味わいながら、激しく母の尻を貫いていった。
「あっ、ああっ・・・正一、正一・・・!」
母の啜り泣くような声が絶え間なく聞こえてくる。何と甘美な喘ぎ声だろう。ぼくは、もう堪らなかった。下腹部がカーッ、と熱くなり、肉棒がヒクヒクと痙攣するのが自分でもはっきりとわかった。
「ああっ・・・お母さん、ぼく、もう・・・」
ぼくが思わず悲鳴のような声を上げると、
「いいわ正一、もう、もう出していいわよ!」
母も叫ぶように答え、肉穴をきゅーっ、と締め付けてきた。
「正一・・・ああ、一緒に・・・一緒に・・・」
母が、背中をググッ、と反り返らせた。汗でびっしょりになった全身が硬直し、激しく震えている。つぎの瞬間母は、
「あっ、あああー!」
と叫びながら、ブルブルッ、と下腹部の筋肉を硬直させた。
肉穴がすごい力で締めつけてきた。
「お母さん! あああっ」
ぼくも続いて爆発した。
お腹の中でドロドロとひしめき合っていたものが一気に解放され、溶岩のように噴き上がった。何という快感だろうか。腰がつーんと痺れ切り、そのままとろけてしまいそうだった。
「正一、ああ、正一・・・」
母がうわごとのようにぼくの名を呼んでいる。ぼくは、ドクドクと吐き出される液が、確実に母の体内に注ぎ込まれていく満足感を噛み締めながら、最後の一滴まで絞り出していった。そして、そのときぼくは、権堂さんやロドリゲス達から母を取り戻したような喜びも覚えていた。そう、ぼくはやっと母を自分の手に取り戻したのだ。
観客となった賀来や団員達に見られながら、ぼくと母の行為は続いていた。
「正一、もう一度横になって・・・」
肉棒から口を離し、抱え上げていた乳房からも手を離して母が言った。
必死に肉棒をしゃぶってくれた母の顔は真っ赤に上気していて、唇には唾液が滴っていた。
うん、と頷きながらぼくは仰向けに横たわった。肉棒も、絡みついた母の唾液でぬらぬらと照り輝いている。
母が上気した顔に笑みを浮かべながら膝立ちになってぼくの体をまたぎ、上から見下ろしてきた。サーカスで言えば、いよいよクライマックスというところだろうか、ぼくは期待に震えながらしっかりと母と目を合わせた。
母はいくわよ、いいわね、というように頷いて見せてから体を前に倒し、片手を床について体を支え、もう片方の手を肉棒にそえてきた。
ぼくの肉棒はおへそにくっつくくらい反り返っていた。母はしっかりと肉棒を掴むとグイッ、とおへそから引きはがすように角度を変え、自分の股間に照準を合わせて尻を下ろしてきた。ぼくは、天にも昇るような気持ちでその瞬間を待った。
と、先端が熱くヌメリとした母の肉ひだに当たった。当たったかと思うとその柔らかい粘膜を掻き分け、王冠部はヌプヌプと内部にのめり込んでいった。
「うっ、くくっ・・・」
ぼくは息を詰め、身を震わせながら、じっと肉棒全体が飲み込まれるのを待った。
母がさらに尻を沈めてくる。
肉棒がヌル、ヌルッ、と母のなかに呑み込まれていく。母のそこは、ジュクジュクと液が滴るほどに濡れそぼっていた。
とうとう母が尻を下しきり、肉棒は根本まで突き刺さった。
「あうっ・・・」
ぼくはあまりの感動と快感に呻き上げていた。
母の肉穴はジーンと温かった。濡れそぼった粘膜はとろけるように柔らかいが、柔らかいなかにもきつい締めつけがあって、まるで絡みついてくるようだった。
「これからよ、本当に気持ち良くなるのはこれからよ、正一・・・」
快感に目を白黒させて悶えるぼくを、母はどこか面白そうに見つめながら言い、それからゆっくりと尻を上下させ始めた。
「う、ああっ・・・」
熱くてヌルッ、とした肉穴が、吸盤のように肉棒に吸いついてきた。
母が尻を上げると肉棒も一緒に引っられ、反対に母が尻を下ろしてくると、今度はどこまでも深く呑み込まれていく。
肉棒に、強烈な電流を浴びるような快感が走り、その快感が全身を貫いて、脳天を突き抜けていった。
母は、ぼくを見据えながら、しだいに尻の動きを早めていった。結合部からはクチュッ、クチュッと嫌らしい音が聞こえてくる。
「気持ちいいでしょう、正一・・・」
「うん、うん!」
ぼくは叫ぶように返事をするのが精一杯だった。そのくらい、とにかく気持ちが良すぎて、もう堪えられそうになかった。つぎの瞬間にも爆発してしまいそうだった。
そのとき、母はまたもピタリと動きを止めた。
「ああっ」
ぼくは、昇り詰めたものが急速に下降していくのを感じながら、これでもう少し快感を味わい続けられる嬉しさと、反面、もう一気に出してしまいような複雑な気分を味わった。 そんなぼくを、母が悪戯っぽい目で見下ろしてきた。
「まだよ、正一。もっと気持ちよくなってからよ」
「う、うん」
「さあ正一、深呼吸して」
ぼくは何度か深く息を吸い込んだ。
呼吸が整ってくるとまだ当分は堪えられそうに思えてきた。しかし、擦り合わさず、肉穴にすっぽり包まれているだけの状態でも、ぼくは快感を感じ続けていた。温かい粘膜が微妙に収縮しながら、まるで深海に棲む軟体動物のようにウネウネと砲身に絡みついてくるからだ。
「さあ、もう良さそうね、今度は正一も腰を動かしてごらんなさい」
母が腰の動きを再開した。ふたたび粘膜が擦れ合い、結合部がクチュッ、クチュッと嫌らしい音を立て始めた。
母はさっきと同様に、最初はゆっくりしたペースで腰を上下させていた。ぼくも見よう見まねで、下から肉棒を突き上げていった。やがて少しずつリズムが合ってきた。
「・・・そうよ正一、その動きよ・・・わかってきたわね」
にっこりと微笑む母にリードされながら、ぼくは腰を突き上げた。
母だけにまかせていたときと違って挿入感が強くなり、より母と深く結びついていくように感じられる。それに、ぼくが腰を突き上げることによって、母も快感を覚え始めたようだ。さっきまで余裕の表情だったのに、今では頬が微妙に強張り、喉から切ない喘ぎ声が漏れている。
「あっ、あうっ・・・うまいわ正一、そのまま、そのまま突いて・・・」
「こう? これでいいの?」
「そうよ、そのまま・・・」
ぼくはグイグイと肉棒を突き上げていった。母の体がヒクッ、ヒクッと反応し、喘ぎ声も次第に大きくなってきた。
その時、どう腰を動かせばいいのか理解し、自信もついてきたぼくは、なぜかもっと積極的な体勢で母を貫きたくなってきたのだ。思い切って、ぼくは母に言ってみた。
「お母さん・・・う、後ろからしてみたい・・・」
「まあ、正一」
母はわざと驚いたように大袈裟に目を丸くし、それから、もちろんいいわよ、というふうに頷いた。
母は肉棒を引き抜きながら、ゆっくりと体を起こしていった。
這い上がるように立ち上がったぼくの前で、母は両手を床につき、膝を立ててぼくの方に尻を突き出した。
白くて重量感のある母のお尻に、ぼくは圧倒されるような迫力を感じた。
「お、お母さん・・・」
「なあに? いいのよ遠慮しなくて。さあ、お母さんのお尻に思いきり突き刺しなさい」
「う、うん」
ぼくは夢中で頷き、見事な丸みを帯びた母の尻を両手で掴みしめた。意外にひんやりとしていた。ピンと張り切った肌はスベスベで、みっしりと脂肪が乗っている。
しかも、尻たぼの間からはお尻の穴と肉ひだが剥き出しになっていて、肉ひだは赤く充血し、ヌラヌラと濡れそぼっていた。
ぼくは尻の割れ目をグッ、と押し開いた。閉じ合わさっていた肉ひだがさらにヌメッ、と広がり、内部の真っ赤な粘膜までが覗き込めた。ぼくはもう目が眩みそうだった。
ぼくは母の尻にしがみつくようにして挿入する体勢をとった。
ただでさえ量感をたたえた母の尻は、肉棒だけは大人と同じなのに体は子供のぼくにとって、山によじ登るような大きさがあった。ぼくは両手をいっぱいに伸ばして尻を抱えながら、爪先立ちになって肉棒をあてがった。
ズブリッ、と肉棒が母の肉穴に突き刺さった。
真っ赤な粘膜が王冠部の形に丸く広がり、そのままヌプヌプッ、と全体を呑み込んでいった。
「ああっ、あああっ!」
母の歓喜にも似た喘ぎ声を聞きながら、ぼくは肉棒を根元まで突き刺した。ズンッ、と奥まで達したときには、母を見事に串刺しにしたような爽快感まで込み上げてきた。
「い、いいわ正一、何て、何てたくましいの・・・」
母がうわずった声を上げ、さあ、早く突いて、と促すように串刺しにされた尻をクナクナと振りたくった。ぼくはすぐに肉棒を突き上げ始めた。
「ああっ、あっ、正一・・・ああっ」
母は、突き上げるたびに喘ぎ声を上げ、やがてそれは啜り泣きに変わっていった。ぼくは感無量だった。大好きなお母さんを、ぼくがいま征服しているのだ。
ちらっ、と観客席を見ると、団員達は固唾を呑んで見詰めている。その中でロドリゲスだけが、まるでこの世の終わりが来たような顔をしていた。見開いた目に、深い悲しみが浮かんでいた。
しかしぼくは、初めてその容姿を見たときあれほど可哀想だと思い、胸の痛みまで覚えたロドリゲスに対して、もう少しも同情しなかった。
(どうだ、悔しいだろう。さあ、もっと悲しめ、その醜い顔で泣き叫んでみろ!)
ぼくは心の中でそう叫び、胸がすーっ、とするような気分を味わいながら、激しく母の尻を貫いていった。
「あっ、ああっ・・・正一、正一・・・!」
母の啜り泣くような声が絶え間なく聞こえてくる。何と甘美な喘ぎ声だろう。ぼくは、もう堪らなかった。下腹部がカーッ、と熱くなり、肉棒がヒクヒクと痙攣するのが自分でもはっきりとわかった。
「ああっ・・・お母さん、ぼく、もう・・・」
ぼくが思わず悲鳴のような声を上げると、
「いいわ正一、もう、もう出していいわよ!」
母も叫ぶように答え、肉穴をきゅーっ、と締め付けてきた。
「正一・・・ああ、一緒に・・・一緒に・・・」
母が、背中をググッ、と反り返らせた。汗でびっしょりになった全身が硬直し、激しく震えている。つぎの瞬間母は、
「あっ、あああー!」
と叫びながら、ブルブルッ、と下腹部の筋肉を硬直させた。
肉穴がすごい力で締めつけてきた。
「お母さん! あああっ」
ぼくも続いて爆発した。
お腹の中でドロドロとひしめき合っていたものが一気に解放され、溶岩のように噴き上がった。何という快感だろうか。腰がつーんと痺れ切り、そのままとろけてしまいそうだった。
「正一、ああ、正一・・・」
母がうわごとのようにぼくの名を呼んでいる。ぼくは、ドクドクと吐き出される液が、確実に母の体内に注ぎ込まれていく満足感を噛み締めながら、最後の一滴まで絞り出していった。そして、そのときぼくは、権堂さんやロドリゲス達から母を取り戻したような喜びも覚えていた。そう、ぼくはやっと母を自分の手に取り戻したのだ。
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