小説(転載) 母子相姦の情景 その22 許してくれた母
近親相姦小説
掲載サイト「母と息子 禁断の部屋」は消滅。
今夜はめずらしく階下がにぎやかだった。一階のリビングで、父が年始の挨拶にやってきた若い部下達と宴会をしているのである。盛り上がっているらしく、白熱した会話の断片や、どっと沸き起こる笑い声がときおりぼくの部屋にも聞こえてきた。
ぼくの下腹部には、昼間、母に挿入した時の快感の余韻がまだ残っている。よくもまあ、あんな大胆なことができたものだと、少し得意に思う部分もあるのだが、本当は後悔の念の方が強かった。母に愛想をつかされたのではないかという不安もある。
しかし、母はぼくに何も言わなかった。家に帰ってからも、何事もなかったかのように父と会話を交わし、ぼくに笑いかけてきたりした。
あれほどのことをしたのに、母は普段の母と変わりがなかった。それが、ぼくには怖かった。
あんな何気ない態度をとっているけれど、母が凄いショックを受け、ぼくに怒っていることは確かだ。やはりぼくはとんでもないことをしてしまったんだと思う。でも、それでもぼくは、母に見捨てないでほしいと思った。
この気持ちを母に伝えたい。しかし、何気ない風を装う母は、怒っている母よりももっと近寄りがたかった。
母のことを考えながら勉強しているうちにぼくは空腹を覚えた。もう九時を過ぎているがぼくはまだ夕食を食べていなかった。母はリビングにお酒を運んだり、料理を作るのに忙しくて、すっかりぼくのことを忘れているらしかった。
(・・・いや、もしかしたら、もうぼくのことなんかどうでもいいのかもしれない)
そんな考えが頭をよぎり、いても立ってもいられなくなったぼくは思い切って階段を下りていった。
キッチンのドアは、いつもは開け放してあるのだが、今夜はお客がいるので閉めてある。
ドアを開けると、流し台に向かっている母の後ろ姿があった。母はキャベツの千切りを作っていた。テーブルの上には揚げたての唐揚げが皿に盛りつけてある。
「あらっ、まこと・・・」
ぼくが声をかける前に母が振り返った。何だかいつもの母と変わらない。二人きりなのにまだ何げない態度を装っているのだろうか。だとすると、ぼくは本当に母に見捨てられたのかもしれない。
「お、お腹がへっちゃって・・・」
オロオロしたぼくの声は自分でもハッ、とするほど引きつっていた。
「ごめんなさい、ずいぶん待たせちゃったわね。今すぐ何か作るわ・・・」
「・・・いいよ、この唐揚げを少しもらうから」
母は黙って頷いた。そんな母の態度がどうにも堪らなかった。
「あの、お母さん・・・ひ、昼間のことなんだけど・・・」
ぼくが思い切って口に出すと、母の体は一瞬硬直した。しかし表情は変わらなかった。でも、何か言いたげだ。ぼくは締めつけられるような胸の中で、母に本気で怒ってもらいたいと思った。怒るということはまだ脈があるのだから・・・。
「・・・ええ、わかってるわ。本当に大胆なことをしたわね、まこと。でもちょっと待って、お客さんにこれを出してきてから話しを聞くわ」
(えっ?)
母の言葉に、ぼくは少し驚いた。母から言葉を引き出すのさえ難しいと思っていたのに、何だか妙にあっさりと言われてしまった。
(お母さん、怒ってないのかな・・・?)
唐揚げの乗った皿を持ってキッチンから出ていく母を見つめながら、ぼくはそう思った。最悪、口も聞いてもらえないほど怒っているかもしれない・・・そう思っていたのだが、そうでもなかった。ぼくがあまりにも深刻に考えすぎていたのだろうか?
いや、そんなことはないはずだ。母は、電車の中ので息子に犯されたのだ。ショックを受けていないはずがない。それなのになぜ・・・。
しかし、ぼくが一番恐れていたこと、それは母に愛想をつかされ、母に見捨てられることだったが、それだけはなかったらしい。母の態度の裏にどんな思いがあるのかわからないが、でも、あれなら絶対見捨てられてなんかいない。
まだ不安が完全に払拭されたわけではないが、ぼくは少しだけ安堵した。
そして、安堵したぼくは、こんな状況にもかかわらずまたもムラムラしてきてしまった。本当に呆れた息子だと言うしかないが、実はさっきぼくは不安でいっぱいのくせに、このキッチンで包丁を使っていた母の姿を見てドキッ、としてしまったのだ。
母はブラウスとスカートの上にエプロンをつけていたのだが、今夜は下ろし立ての真っ白いエプロンだった。ぼくはその白いエプロンにドキッ、とした。いや、ムラッ、としたのだ。
なぜかそのエプロン白さの中に、初々しさや清楚さが漂っていた。どこか凛としたものも感じさせた。どこか艶っぽくて、そのくせ初々しくて、ぼくには母が別人のように新鮮に感じられたのだ。
(お母さんのあのエプロン姿、きっとお客の目を引きつけるだろうな・・・)
そう思うと、自慢したいような思いと、ちょっと悔しいような思いが込み上げてきた。
戻ってきた母は、少し固い表情になっていた。ぼくは心臓をバクバクさせながら母の言葉を待った。母はジー、とぼくを見詰め、しばらく考えていたが、
「ねえまこと、お母さん生きた心地がしなかったわよ」
やっとのことで吐息を吐くように言った。
「ねえ、どうしてあんなことしたの? まわりの人やお父さんに見つかっていたら、お母さんもう生きていけなかったわ!」
一瞬母の顔がギュッと引きつったのでぼくはギクリとした。これは母の本心に違いない。やはり母は、相当に恐ろしい思いをしていたのだ。
「ごめんなさい・・・そこまでは考えなかった・・・」
ぼくは良心の痛みとともに母に心から謝った。すると母はまたも黙ってぼくを見つめ、それから、
「まこと、本当に酷いことをしたと思っているの?」
と、聞いてきた。
「思ってる・・・」
「そう」
母は溜息をついた。その顔に、本当に呆れ返った子だけれど、でも仕方ないわね・・・そんな感じの表情が浮かんだ。
「・・・そうね、あと二日でお父さんの休みも終わるわね。そうしたらまた・・・してあげる。だからもう二度とあんな危ないことしないでね」
「・・・うん」
最初ぼくは、母がこんなに簡単に許してくれたことに驚いてしまった。もっと言いたいことがあるはずだ。でも母はそれを言わず、こんなにもあっさりと許してくれた。何だか簡単すぎるような気もした。でも、
(間違いなく母はぼくを許してくれたんだ・・・)
ぼくはそれが嬉しくて堪らなかった。
今夜はめずらしく階下がにぎやかだった。一階のリビングで、父が年始の挨拶にやってきた若い部下達と宴会をしているのである。盛り上がっているらしく、白熱した会話の断片や、どっと沸き起こる笑い声がときおりぼくの部屋にも聞こえてきた。
ぼくの下腹部には、昼間、母に挿入した時の快感の余韻がまだ残っている。よくもまあ、あんな大胆なことができたものだと、少し得意に思う部分もあるのだが、本当は後悔の念の方が強かった。母に愛想をつかされたのではないかという不安もある。
しかし、母はぼくに何も言わなかった。家に帰ってからも、何事もなかったかのように父と会話を交わし、ぼくに笑いかけてきたりした。
あれほどのことをしたのに、母は普段の母と変わりがなかった。それが、ぼくには怖かった。
あんな何気ない態度をとっているけれど、母が凄いショックを受け、ぼくに怒っていることは確かだ。やはりぼくはとんでもないことをしてしまったんだと思う。でも、それでもぼくは、母に見捨てないでほしいと思った。
この気持ちを母に伝えたい。しかし、何気ない風を装う母は、怒っている母よりももっと近寄りがたかった。
母のことを考えながら勉強しているうちにぼくは空腹を覚えた。もう九時を過ぎているがぼくはまだ夕食を食べていなかった。母はリビングにお酒を運んだり、料理を作るのに忙しくて、すっかりぼくのことを忘れているらしかった。
(・・・いや、もしかしたら、もうぼくのことなんかどうでもいいのかもしれない)
そんな考えが頭をよぎり、いても立ってもいられなくなったぼくは思い切って階段を下りていった。
キッチンのドアは、いつもは開け放してあるのだが、今夜はお客がいるので閉めてある。
ドアを開けると、流し台に向かっている母の後ろ姿があった。母はキャベツの千切りを作っていた。テーブルの上には揚げたての唐揚げが皿に盛りつけてある。
「あらっ、まこと・・・」
ぼくが声をかける前に母が振り返った。何だかいつもの母と変わらない。二人きりなのにまだ何げない態度を装っているのだろうか。だとすると、ぼくは本当に母に見捨てられたのかもしれない。
「お、お腹がへっちゃって・・・」
オロオロしたぼくの声は自分でもハッ、とするほど引きつっていた。
「ごめんなさい、ずいぶん待たせちゃったわね。今すぐ何か作るわ・・・」
「・・・いいよ、この唐揚げを少しもらうから」
母は黙って頷いた。そんな母の態度がどうにも堪らなかった。
「あの、お母さん・・・ひ、昼間のことなんだけど・・・」
ぼくが思い切って口に出すと、母の体は一瞬硬直した。しかし表情は変わらなかった。でも、何か言いたげだ。ぼくは締めつけられるような胸の中で、母に本気で怒ってもらいたいと思った。怒るということはまだ脈があるのだから・・・。
「・・・ええ、わかってるわ。本当に大胆なことをしたわね、まこと。でもちょっと待って、お客さんにこれを出してきてから話しを聞くわ」
(えっ?)
母の言葉に、ぼくは少し驚いた。母から言葉を引き出すのさえ難しいと思っていたのに、何だか妙にあっさりと言われてしまった。
(お母さん、怒ってないのかな・・・?)
唐揚げの乗った皿を持ってキッチンから出ていく母を見つめながら、ぼくはそう思った。最悪、口も聞いてもらえないほど怒っているかもしれない・・・そう思っていたのだが、そうでもなかった。ぼくがあまりにも深刻に考えすぎていたのだろうか?
いや、そんなことはないはずだ。母は、電車の中ので息子に犯されたのだ。ショックを受けていないはずがない。それなのになぜ・・・。
しかし、ぼくが一番恐れていたこと、それは母に愛想をつかされ、母に見捨てられることだったが、それだけはなかったらしい。母の態度の裏にどんな思いがあるのかわからないが、でも、あれなら絶対見捨てられてなんかいない。
まだ不安が完全に払拭されたわけではないが、ぼくは少しだけ安堵した。
そして、安堵したぼくは、こんな状況にもかかわらずまたもムラムラしてきてしまった。本当に呆れた息子だと言うしかないが、実はさっきぼくは不安でいっぱいのくせに、このキッチンで包丁を使っていた母の姿を見てドキッ、としてしまったのだ。
母はブラウスとスカートの上にエプロンをつけていたのだが、今夜は下ろし立ての真っ白いエプロンだった。ぼくはその白いエプロンにドキッ、とした。いや、ムラッ、としたのだ。
なぜかそのエプロン白さの中に、初々しさや清楚さが漂っていた。どこか凛としたものも感じさせた。どこか艶っぽくて、そのくせ初々しくて、ぼくには母が別人のように新鮮に感じられたのだ。
(お母さんのあのエプロン姿、きっとお客の目を引きつけるだろうな・・・)
そう思うと、自慢したいような思いと、ちょっと悔しいような思いが込み上げてきた。
戻ってきた母は、少し固い表情になっていた。ぼくは心臓をバクバクさせながら母の言葉を待った。母はジー、とぼくを見詰め、しばらく考えていたが、
「ねえまこと、お母さん生きた心地がしなかったわよ」
やっとのことで吐息を吐くように言った。
「ねえ、どうしてあんなことしたの? まわりの人やお父さんに見つかっていたら、お母さんもう生きていけなかったわ!」
一瞬母の顔がギュッと引きつったのでぼくはギクリとした。これは母の本心に違いない。やはり母は、相当に恐ろしい思いをしていたのだ。
「ごめんなさい・・・そこまでは考えなかった・・・」
ぼくは良心の痛みとともに母に心から謝った。すると母はまたも黙ってぼくを見つめ、それから、
「まこと、本当に酷いことをしたと思っているの?」
と、聞いてきた。
「思ってる・・・」
「そう」
母は溜息をついた。その顔に、本当に呆れ返った子だけれど、でも仕方ないわね・・・そんな感じの表情が浮かんだ。
「・・・そうね、あと二日でお父さんの休みも終わるわね。そうしたらまた・・・してあげる。だからもう二度とあんな危ないことしないでね」
「・・・うん」
最初ぼくは、母がこんなに簡単に許してくれたことに驚いてしまった。もっと言いたいことがあるはずだ。でも母はそれを言わず、こんなにもあっさりと許してくれた。何だか簡単すぎるような気もした。でも、
(間違いなく母はぼくを許してくれたんだ・・・)
ぼくはそれが嬉しくて堪らなかった。
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