小説(転載) 母と息子淫辱相姦_06
近親相姦小説
掲載サイト「母と息子 禁断の部屋」は消滅。
「志保、そこで四つん這いになってケツを突きだせ。秀明の記念すべき初体験はバックか
らやらせてやろう」
「・・・・」
志保は返事はせず、唾液で濡れた唇をキュッとゆがめ、なんとも言いようのない悲しい
顔になった。やっと尺八から開放されたと思ったのに、今度はもっと恐ろしいことをしな
ければならないのだ・・・
だが志保は、諦めたように体を回し、秀明に背中を向けた。そのまま、おずおずと両手
を絨毯の上について、尻を秀明の方に向けて膝を立てる。
秀明の目の前に、鏡餅を二つ並べたような、まろやかで、重量感に満ちた白い尻がグッ
と卑猥に突き出された。
志保はふっと目を閉じた。これほど興奮しきり、我を忘れている秀明には、もうなにを
言っても耳に入らないだろうと諦めてもいるらしい。だから余計に悲しそうな顔になるの
だろう。
だが秀明には、もう母のことを思いやる余裕もなかった。
秀明は夢中で、見事な丸みを帯びた母の尻を両手でつかみしめた。意外にひんやりとし
ているが、ピーンと張り切った肌はスベスベで、みっしりと肉のついた尻たぼの、その重
量感がずっしりと手の平に伝わってくる。
指先をブルブルふるわせながらも、秀明は迷いなく母の尻たぼをなでまわした。
「あうう・・・」
と志保がおぞましそうな声を上げても、もうあまり気にならない。撫でながら、秀明は
尻の割れ目をグッと押し開いた。閉じ合わさっていた肉ひだが、グニュッと開いてむき出
しになった。
丸々としたお尻の、健康的な白い肌と、津本にこねまわされて充血した赤黒い性器の対
比が、思わず息を飲むほどに生々しく、淫らだった。しかも、肉ひだ内部からは、いまだ
に白濁した液がジュクジュクと染み出している。
そんな凄惨な光景も、いまの秀明には興奮の材料にしかならかった。
「さあ秀明、遠慮しないでやれ。やりかたはさっき見ていたことの応用だ。とにかく穴に
ぶちこんで、腰を突きあげればいいんだ」
津本に言われ、秀明は母のキュッ、とくびれたウエストから急激に盛り上がっている腰
の付け根を、左右からつかみ上げた。
尻を抱え込まれ、引き寄せられながら、志保の体は、まるで熱病にかかったかのように
激しくふるえている。それでも志保は、豊満な尻を秀明にゆだねたまま、もう本当になに
もかも諦めたらしく、おとなしくその瞬間をまっていた。
秀明は肉ひだに、先端を当てがっていった。一瞬、胸が張り裂けるような罪悪感がこみ
上げたが、秀明はかまわずに腰を突き出した。
「あああー」
と、志保の絶望的な叫び声が部屋中に響きわたった。
ついに肉棒が、ズブリッ、と母の肉穴を掻き分けたのだ。真っ赤な粘膜が王冠部の形に
丸く広がり、そのままヌプヌプッ、と砲身を胎内深く呑み込んでいった。
「ああっ、お母さん!」
思わず秀明は叫んでいた。とうとう秀明の狂おしいまでの願望が叶ったのだ。母ではあ
るが、これは紛れもない本物の女の胎内だった。その、熱くてやわらかい胎内の粘膜が、
根元まで沈みこんだ秀明の肉棒を、まんべんなく包み込み、ぴっちりと締めつけてくる。
(ああ、これが、女のあそこなんだ・・・)
心地よい感触に、痺れるような快感を覚えた秀明の胸から、さっきまでの焦燥感があと
かたもなく消えていった。とにかく気持ちいい。この温かくてやわらかい締めつけに浸さ
れているだけで、ただもう、うっとりとしてしまう秀明だった。
「秀明、腰を使うんだ、腰を!」
津本に言われ、腰をつかい始めると、さらなる快感が押し寄せ、秀明を痺れさせた。ま
るで、熱い粘膜の中で、肉棒がとろけてしまいそうなのだ。
粘膜は、やわらかいくせに、中で動かすと心地よい抵抗を示した。つまり、やわらかい
くせに、きつく締めつけてくれるのだ。しかも、粘膜が吸盤のように吸いついてくる。
(こんな感触がこの世にあったなんて・・・)
と、秀明は天にも昇るような思いだ。母の口も気持ちよかったが、それ以上に気持ちが
いい。まして、自分の指とはくらべものにならなかった。
すぐに秀明の腰の動きは、激しく、早いものになっていった。自分では意識しなくても
勝手に腰がクイクイと突き上がってしまうのだ。
「ああ、秀明・・・お願い、やめて、あああ・・・」
必死に堪えていた志保が、とうとう困惑したような叫び声を噴き上げた。母親の胎内を
戸惑いもせずに突き上げてくる秀明が、信じられない思いなのだろう。
だが、それでも秀明は、抱え持った尻を強烈にゆさぶりながら肉棒を突き上げていく。
志保の丸い尻と、秀明の下腹部がぶつかってバシッ、バシッ、と音を立てている。肉穴
からは、肉棒が出入りするたびに、クチャッ、グチャッといやらしい音が漏れていた。
「ああ、やめて、お願い秀明・・・お願いよ・・・」
乳房をゆらし、上半身を前にのめらせながら、志保はさらに泣くような声を噴き上げ続
ける。だが、秀明はやめなかった。それどころか、腰を掴んでいた両手を伸ばし、母の乳
房をすくい取った。
乳房は、手の平に吸いついてくるほど滑らかで、マシュマロのようにやわらかかった。
揉みこむとゴム毬のように弾力があってタプタプしている。その母性愛の象徴のような
母の乳房を、秀明は乱暴に揉みつぶしながらさらに激しく腰を動かしていった。
つぎの瞬間、秀明は快感の太い柱に全身をズーンとつらぬかれた。
「ああー、お母さん! お母さん・・・」
思わず叫び上げた秀明は、ついに下腹部で溶岩のように煮えたぎっていた精液を爆発さ
せた。その、あまりの強烈な快感のため、秀明の目の前は一瞬、真っ白になったほどだっ
た。
尿道口を吹き飛ばすような威勢でほとばしった大量の精液が、母のやわらかい粘膜の中
にドクドクと注ぎこまれていく。このとき秀明は、内臓までがドロドロに溶けて、精液と
一緒に母のなかに注ぎこまれていくような気がしたほどだった。
「秀明・・・ああ、秀明・・・」
志保が本当にすすり泣いていた。とうとう息子に精液をそそがれてしまい、生きた心地
もしないのだろう。
しかし秀明には、その声がどこか遠くで聞こえているようにしか感じなかった。
さらに腰を突きあげ、最後の一滴まで精液を絞りだすことしか、いまの秀明の頭の中に
はなかったのだ・・・
いつの間にか日が落ち、部屋の中も薄暗くなっていたが、母、志保のうめき声と、粘膜
のこすれ合う音は、飽くことなく部屋の中に響きつづけていた。
津本の命令で、あれからもずっと二人で、交互に志保の体を差しつらぬいているのだ。
秀明はもう、二回も母の中に射精している。そしていま、津本が三回目に挑んでいると
ころなのである。
志保は、気力も体力も限界を通り越したらしく、虚ろな目を天井に向けながら、絨毯の
上に力なく横たわっていた。
その志保の足を両手で抱え上げ、大きく広げさせた股間に、とても三度目とは思えない
力強いピストンを、津本は送りつづけていた。
突かれるたびに乳房がプルプルと震え、持ち上げられた、むっちりした両足が、宙を蹴
るように揺れ動いている。
なんだか意思のない人形が、勝手にもてあそばれているようにも見えた。
そんな、されるがままになっている母を見つめながら、秀明の肉棒もまた、ビンビンに
反り返りつづけていた。母を犯してしまった後悔と、罪悪感に、身を切られるような思い
を味わいながらも、早く、もう一度入れたくてたまらないのだ。
実は秀明には、
(お母さんは、ぼくのときも感じてしまうだろうか・・・)
という素朴な疑問を持っていたのだが、ここまできても結局はわからなかった。肉穴は
最初から津本の精液でドロドロになっていたし、志保はずっと苦悶の表情をしていたから
だ。
だが、わからなかったことで、どこかホッ、としたところもある。夢中で母を犯してし
まったくせに、犯されて感じるような母ではあってほしくなかったからだ。
そして秀明は、津本が言った「お母さんが濡れてるぜ」という言葉も、自分を苦しめる
ための嘘だと、必死で思いこもうとしていた。そのくせ、心のどこかに、母をよがらせて
みたい、という矛盾した願望もあった・・・
と、津本が、本当に気持ちよさそうな顔で呻くように言った。
「うう・・・やればやるほどいい女だ・・・たまんねえぜ秀明・・・ううっ・・・」
津本が腰を突き上げるたびに、肉穴から大量に注ぎこまれた精液がジュプッ・・・ジュ
プッ・・・と噴きだし、それが肛門へ向かってドロドロとしたたり落ちている。
「おまえら、これで終わりだなんて思うなよ。もっと地獄を見せてやる。それにな秀明、
俺はおまえのお母さんが気にいったぜ。こんな上玉はめったにいるものじゃねえ。明日ま
た来るからな・・・おまえ、明日も学校を休んで待っていろ、必ずだぞ、ううっ・・・」
ヒクヒクと腰から下を痙攣させて、津本は三度目の精を志保のなかに放ったようだ。
「おら、おまえの番だぜ」
津本にうながされ、秀明は母を見下ろした。
精液まみれになった母が、あまりにも痛々しい。それでも秀明は憑かれたように肉ひだ
に肉棒を当てがっていった。まるで、理性のタガが外れてしまったかのようだ。
ズブリッ、と肉棒が白濁にまみれた母の肉穴をえぐり、秀明はまたも快感に呻いた。
そのときだった。秀明は、津本がカバンの中から何かを取り出す気配を背後に感じた。
同時に、虚ろだった志保の両目がすーっ、と津本に吸いつけられるように見開かれ、そ
の喉から、
「や、やめてー!」
絹を引き裂くような絶叫が噴きあがった。
(あっ!)
驚いて後ろをふり返った秀明もカッと両目を見開いた。津本が、秀明の背中ごしにカメ
ラをかまえて立っていたのだ。
「ああ、やめてえ!」
志保の叫び声もむなしく、シャッターが切られ、フラッシュがたかれた。
「わかってるだろう。今日のことは三人だけの秘密だぜ。警察に通報したり、親父にしゃ
べったりしたら、この写真がコピーされて隣近所にばらまかれるだけだからな。俺だって
こんなことをするからには腹をくくっているんだ。万一のときは、このコピーが自動的に
近所にばらまかれるように誰かに頼んでおくぜ。まっ、それでもいいってんなら俺はとめ
ないけどな」
「ああ・・・」
志保が、絶望的な呻き声をもらした。
秀明も、これで完全に逃げ場がなくなったことを悟り、背中をゾクゾクさせた。だが、
自分でも驚いたことに、それでも秀明は腰を突き上げることをやめられなかった。
まばゆいフラッシュを前から横から浴びながら、いつまでも母の胎内をえぐり続けるの
だった・・・
つぎの日、朝起きてキッチンに行くと、母、志保はいつもと変わらずに朝食を作ってい
た。しかし、秀明がテーブルに座っても包丁を持つ手を止めなかった。
秀明は「おはよう」と声をかけることもできず、居たたまれない気持ちで母の後姿を伺
っているしかなかった。早く振り向いてほしいのだが、母とまともに目を合わせるのは怖
かった。
夕べ、秀明は体力を使い果たし、疲れ切っているにも係わらずほとんど眠れなかった。
津本が帰ったあと、秀明は母にあやまりたかったのだが、とても声をかけられるような
状態ではなかった。いくら秀明を守るために身を投げ出したと言っても、息子にあそこま
で肉穴をえぐられ、やはり母にはショックだったようである。
とにかく、秀明は罪悪感でいっぱいだった。母にあんなことをした津本に言いようのな
い憎悪を覚えているのだが、それ以上に罪悪感のほうが強いのだ。
津本も許せないが、彼の言いなりになり、まるでケダモノのように母をえぐり続けた自
分も許せなかった。母があまりにもかわいそうでたまらず、
(ああ、ぼくは何ということをしてしまったんだ・・・!)
と、胸を掻きむしられる思いなのである。
まるで、何かの犯罪を犯したような、後ろめたい気持ちでいっぱいだった。そのくせ、
それほど後悔しているくせに、あの快感を思い出すと熱いものがズンと下腹部に走るので
ある。
心とは裏腹に、あの快感が忘れられなかった。それがまた、罪悪感をよけいにあおりた
てた。
しかも、母と息子でセックスしているところを何枚も写真に撮られてしまった。
津本が持ってきたのはポラロイドカメラだった。だからすぐに、それぞれが一枚の写真
となって志保や秀明の目の前に突きつけられた。そこには母の悲痛な表情や秀明の異様に
高ぶった表情とともに、肉ひだや、突き刺さっている肉棒が鮮明に写し撮られていた。
こんなものを誰かに見られたら、と思うと秀明は全身が震えた。まして母だったら、
(自殺してしまうのではないか・・・)
と思ってしまうほどに恥ずかしすぎる写真だった。
この写真を誰にも、もちろん父の真一郎にも見られないために、これからもずっと津本
の言いなりにならなければならないのだろうか・・・
それらのことが、どうしようもなく秀明を苦しめた。結局、朝方に少しまどろんだだけ
だった。
(こんな自分に、お母さんは愛想をつかしていないだろうか・・・)
いま、秀明が一番心配しているのは、そのことだった。
秀明は、ドキドキしながら母が振り返るのを待っていた。
と、意を決したように包丁を置き、母が振り返った。頬が青白かった。目に深い陰りが
宿っている。秀明はギクッ、として全身を硬直させた。だが志保の口から出た言葉は、秀
明が泣きたくなるくらいにやさしいものだった。
「秀明・・・はっきり言うわ。お母さんはあなたのこと怒っていないから・・・あなたは
おどかされて、しかたなくやったの。だから、だからあなたも気にしちゃだめよ。あなた
の年頃なら、夢中になって当然のことなのよ・・・」
母の方がよほど傷ついているはずなのに、自分より息子のことを気づかってくれている
のだ。そんな母のやさしさに秀明の胸はジーンと痺れた。だが、うれしいけれど、胸の痛
みはさらに強くなってしまった。
母は青白い顔にふっと笑みを浮かべてくれた。だがそれは、秀明には泣き笑いのように
見えた。そのとき父がキッチンに入ってきたので、秀明に目配せをしてから再び包丁を取
り上げた。
「絶対に、内緒よ・・・」
そう言っている目だった。もちろん秀明もそのつもりだ。
父も母も、そして秀明も何も悪いことはしていない。勇気を出してすべてを父に話し、
警察に届けるという方法もある。つらいことだが、それでも家族思いの父なら二人を突き
放したりしないだろう。
だがそれをしたら、あの写真のコピーがばらまかれてしまうかもしれないのだ。隣近所
だけかもしれないし、あるいは秀明の通う学校や、父の会社まで届いてしまうかもしれな
い。
自分だけならともかく、大好きな母の肉穴やお尻の穴まで写った写真を大勢の他人に見
られてしまうなんて秀明には堪えられないことだった。また、母は母で逆に秀明に対して
そう思っているかもしれない。
いずれにしても父にも誰にも、あの写真だけは見られたくない。その思いが、秀明と志
保にいつもとかわらない精一杯の表情を作らせた。
父は何も気づかず、志保や秀明に他愛のないことを話しかけてくる。それが秀明には辛
かった。
思えば昨日津本が帰ったあと、二人はずっとこうだった。何事もなかったかのようにふ
るまい続けている。父、真一郎は深夜に帰ってきたのだが、志保は無理に笑顔をつくり、
風呂に入る父や晩酌をする父にかいがいしく世話を焼いていた。
それが痛々しくて、秀明は見ていられないほど辛かった。
そして志保は、父とともに寝室に入った。このところ仕事で疲れているらしく、父はい
つも帰ってくると眠そうだった。だから夕べも、ベットに入るとすぐに熟睡してしまった
はずだ。しかしその横で、志保が秀明と同様にまんじりともできぬ夜をすごしたのは間違
いなかった。
幸いなことに、夕べも今朝も父は二人に何も不自然なものを感じなかったらしい。朝食
を食べ終わると機嫌よく家を出ていったが、秀明には、何だかそんな父が哀れに思えた。
「志保、そこで四つん這いになってケツを突きだせ。秀明の記念すべき初体験はバックか
らやらせてやろう」
「・・・・」
志保は返事はせず、唾液で濡れた唇をキュッとゆがめ、なんとも言いようのない悲しい
顔になった。やっと尺八から開放されたと思ったのに、今度はもっと恐ろしいことをしな
ければならないのだ・・・
だが志保は、諦めたように体を回し、秀明に背中を向けた。そのまま、おずおずと両手
を絨毯の上について、尻を秀明の方に向けて膝を立てる。
秀明の目の前に、鏡餅を二つ並べたような、まろやかで、重量感に満ちた白い尻がグッ
と卑猥に突き出された。
志保はふっと目を閉じた。これほど興奮しきり、我を忘れている秀明には、もうなにを
言っても耳に入らないだろうと諦めてもいるらしい。だから余計に悲しそうな顔になるの
だろう。
だが秀明には、もう母のことを思いやる余裕もなかった。
秀明は夢中で、見事な丸みを帯びた母の尻を両手でつかみしめた。意外にひんやりとし
ているが、ピーンと張り切った肌はスベスベで、みっしりと肉のついた尻たぼの、その重
量感がずっしりと手の平に伝わってくる。
指先をブルブルふるわせながらも、秀明は迷いなく母の尻たぼをなでまわした。
「あうう・・・」
と志保がおぞましそうな声を上げても、もうあまり気にならない。撫でながら、秀明は
尻の割れ目をグッと押し開いた。閉じ合わさっていた肉ひだが、グニュッと開いてむき出
しになった。
丸々としたお尻の、健康的な白い肌と、津本にこねまわされて充血した赤黒い性器の対
比が、思わず息を飲むほどに生々しく、淫らだった。しかも、肉ひだ内部からは、いまだ
に白濁した液がジュクジュクと染み出している。
そんな凄惨な光景も、いまの秀明には興奮の材料にしかならかった。
「さあ秀明、遠慮しないでやれ。やりかたはさっき見ていたことの応用だ。とにかく穴に
ぶちこんで、腰を突きあげればいいんだ」
津本に言われ、秀明は母のキュッ、とくびれたウエストから急激に盛り上がっている腰
の付け根を、左右からつかみ上げた。
尻を抱え込まれ、引き寄せられながら、志保の体は、まるで熱病にかかったかのように
激しくふるえている。それでも志保は、豊満な尻を秀明にゆだねたまま、もう本当になに
もかも諦めたらしく、おとなしくその瞬間をまっていた。
秀明は肉ひだに、先端を当てがっていった。一瞬、胸が張り裂けるような罪悪感がこみ
上げたが、秀明はかまわずに腰を突き出した。
「あああー」
と、志保の絶望的な叫び声が部屋中に響きわたった。
ついに肉棒が、ズブリッ、と母の肉穴を掻き分けたのだ。真っ赤な粘膜が王冠部の形に
丸く広がり、そのままヌプヌプッ、と砲身を胎内深く呑み込んでいった。
「ああっ、お母さん!」
思わず秀明は叫んでいた。とうとう秀明の狂おしいまでの願望が叶ったのだ。母ではあ
るが、これは紛れもない本物の女の胎内だった。その、熱くてやわらかい胎内の粘膜が、
根元まで沈みこんだ秀明の肉棒を、まんべんなく包み込み、ぴっちりと締めつけてくる。
(ああ、これが、女のあそこなんだ・・・)
心地よい感触に、痺れるような快感を覚えた秀明の胸から、さっきまでの焦燥感があと
かたもなく消えていった。とにかく気持ちいい。この温かくてやわらかい締めつけに浸さ
れているだけで、ただもう、うっとりとしてしまう秀明だった。
「秀明、腰を使うんだ、腰を!」
津本に言われ、腰をつかい始めると、さらなる快感が押し寄せ、秀明を痺れさせた。ま
るで、熱い粘膜の中で、肉棒がとろけてしまいそうなのだ。
粘膜は、やわらかいくせに、中で動かすと心地よい抵抗を示した。つまり、やわらかい
くせに、きつく締めつけてくれるのだ。しかも、粘膜が吸盤のように吸いついてくる。
(こんな感触がこの世にあったなんて・・・)
と、秀明は天にも昇るような思いだ。母の口も気持ちよかったが、それ以上に気持ちが
いい。まして、自分の指とはくらべものにならなかった。
すぐに秀明の腰の動きは、激しく、早いものになっていった。自分では意識しなくても
勝手に腰がクイクイと突き上がってしまうのだ。
「ああ、秀明・・・お願い、やめて、あああ・・・」
必死に堪えていた志保が、とうとう困惑したような叫び声を噴き上げた。母親の胎内を
戸惑いもせずに突き上げてくる秀明が、信じられない思いなのだろう。
だが、それでも秀明は、抱え持った尻を強烈にゆさぶりながら肉棒を突き上げていく。
志保の丸い尻と、秀明の下腹部がぶつかってバシッ、バシッ、と音を立てている。肉穴
からは、肉棒が出入りするたびに、クチャッ、グチャッといやらしい音が漏れていた。
「ああ、やめて、お願い秀明・・・お願いよ・・・」
乳房をゆらし、上半身を前にのめらせながら、志保はさらに泣くような声を噴き上げ続
ける。だが、秀明はやめなかった。それどころか、腰を掴んでいた両手を伸ばし、母の乳
房をすくい取った。
乳房は、手の平に吸いついてくるほど滑らかで、マシュマロのようにやわらかかった。
揉みこむとゴム毬のように弾力があってタプタプしている。その母性愛の象徴のような
母の乳房を、秀明は乱暴に揉みつぶしながらさらに激しく腰を動かしていった。
つぎの瞬間、秀明は快感の太い柱に全身をズーンとつらぬかれた。
「ああー、お母さん! お母さん・・・」
思わず叫び上げた秀明は、ついに下腹部で溶岩のように煮えたぎっていた精液を爆発さ
せた。その、あまりの強烈な快感のため、秀明の目の前は一瞬、真っ白になったほどだっ
た。
尿道口を吹き飛ばすような威勢でほとばしった大量の精液が、母のやわらかい粘膜の中
にドクドクと注ぎこまれていく。このとき秀明は、内臓までがドロドロに溶けて、精液と
一緒に母のなかに注ぎこまれていくような気がしたほどだった。
「秀明・・・ああ、秀明・・・」
志保が本当にすすり泣いていた。とうとう息子に精液をそそがれてしまい、生きた心地
もしないのだろう。
しかし秀明には、その声がどこか遠くで聞こえているようにしか感じなかった。
さらに腰を突きあげ、最後の一滴まで精液を絞りだすことしか、いまの秀明の頭の中に
はなかったのだ・・・
いつの間にか日が落ち、部屋の中も薄暗くなっていたが、母、志保のうめき声と、粘膜
のこすれ合う音は、飽くことなく部屋の中に響きつづけていた。
津本の命令で、あれからもずっと二人で、交互に志保の体を差しつらぬいているのだ。
秀明はもう、二回も母の中に射精している。そしていま、津本が三回目に挑んでいると
ころなのである。
志保は、気力も体力も限界を通り越したらしく、虚ろな目を天井に向けながら、絨毯の
上に力なく横たわっていた。
その志保の足を両手で抱え上げ、大きく広げさせた股間に、とても三度目とは思えない
力強いピストンを、津本は送りつづけていた。
突かれるたびに乳房がプルプルと震え、持ち上げられた、むっちりした両足が、宙を蹴
るように揺れ動いている。
なんだか意思のない人形が、勝手にもてあそばれているようにも見えた。
そんな、されるがままになっている母を見つめながら、秀明の肉棒もまた、ビンビンに
反り返りつづけていた。母を犯してしまった後悔と、罪悪感に、身を切られるような思い
を味わいながらも、早く、もう一度入れたくてたまらないのだ。
実は秀明には、
(お母さんは、ぼくのときも感じてしまうだろうか・・・)
という素朴な疑問を持っていたのだが、ここまできても結局はわからなかった。肉穴は
最初から津本の精液でドロドロになっていたし、志保はずっと苦悶の表情をしていたから
だ。
だが、わからなかったことで、どこかホッ、としたところもある。夢中で母を犯してし
まったくせに、犯されて感じるような母ではあってほしくなかったからだ。
そして秀明は、津本が言った「お母さんが濡れてるぜ」という言葉も、自分を苦しめる
ための嘘だと、必死で思いこもうとしていた。そのくせ、心のどこかに、母をよがらせて
みたい、という矛盾した願望もあった・・・
と、津本が、本当に気持ちよさそうな顔で呻くように言った。
「うう・・・やればやるほどいい女だ・・・たまんねえぜ秀明・・・ううっ・・・」
津本が腰を突き上げるたびに、肉穴から大量に注ぎこまれた精液がジュプッ・・・ジュ
プッ・・・と噴きだし、それが肛門へ向かってドロドロとしたたり落ちている。
「おまえら、これで終わりだなんて思うなよ。もっと地獄を見せてやる。それにな秀明、
俺はおまえのお母さんが気にいったぜ。こんな上玉はめったにいるものじゃねえ。明日ま
た来るからな・・・おまえ、明日も学校を休んで待っていろ、必ずだぞ、ううっ・・・」
ヒクヒクと腰から下を痙攣させて、津本は三度目の精を志保のなかに放ったようだ。
「おら、おまえの番だぜ」
津本にうながされ、秀明は母を見下ろした。
精液まみれになった母が、あまりにも痛々しい。それでも秀明は憑かれたように肉ひだ
に肉棒を当てがっていった。まるで、理性のタガが外れてしまったかのようだ。
ズブリッ、と肉棒が白濁にまみれた母の肉穴をえぐり、秀明はまたも快感に呻いた。
そのときだった。秀明は、津本がカバンの中から何かを取り出す気配を背後に感じた。
同時に、虚ろだった志保の両目がすーっ、と津本に吸いつけられるように見開かれ、そ
の喉から、
「や、やめてー!」
絹を引き裂くような絶叫が噴きあがった。
(あっ!)
驚いて後ろをふり返った秀明もカッと両目を見開いた。津本が、秀明の背中ごしにカメ
ラをかまえて立っていたのだ。
「ああ、やめてえ!」
志保の叫び声もむなしく、シャッターが切られ、フラッシュがたかれた。
「わかってるだろう。今日のことは三人だけの秘密だぜ。警察に通報したり、親父にしゃ
べったりしたら、この写真がコピーされて隣近所にばらまかれるだけだからな。俺だって
こんなことをするからには腹をくくっているんだ。万一のときは、このコピーが自動的に
近所にばらまかれるように誰かに頼んでおくぜ。まっ、それでもいいってんなら俺はとめ
ないけどな」
「ああ・・・」
志保が、絶望的な呻き声をもらした。
秀明も、これで完全に逃げ場がなくなったことを悟り、背中をゾクゾクさせた。だが、
自分でも驚いたことに、それでも秀明は腰を突き上げることをやめられなかった。
まばゆいフラッシュを前から横から浴びながら、いつまでも母の胎内をえぐり続けるの
だった・・・
つぎの日、朝起きてキッチンに行くと、母、志保はいつもと変わらずに朝食を作ってい
た。しかし、秀明がテーブルに座っても包丁を持つ手を止めなかった。
秀明は「おはよう」と声をかけることもできず、居たたまれない気持ちで母の後姿を伺
っているしかなかった。早く振り向いてほしいのだが、母とまともに目を合わせるのは怖
かった。
夕べ、秀明は体力を使い果たし、疲れ切っているにも係わらずほとんど眠れなかった。
津本が帰ったあと、秀明は母にあやまりたかったのだが、とても声をかけられるような
状態ではなかった。いくら秀明を守るために身を投げ出したと言っても、息子にあそこま
で肉穴をえぐられ、やはり母にはショックだったようである。
とにかく、秀明は罪悪感でいっぱいだった。母にあんなことをした津本に言いようのな
い憎悪を覚えているのだが、それ以上に罪悪感のほうが強いのだ。
津本も許せないが、彼の言いなりになり、まるでケダモノのように母をえぐり続けた自
分も許せなかった。母があまりにもかわいそうでたまらず、
(ああ、ぼくは何ということをしてしまったんだ・・・!)
と、胸を掻きむしられる思いなのである。
まるで、何かの犯罪を犯したような、後ろめたい気持ちでいっぱいだった。そのくせ、
それほど後悔しているくせに、あの快感を思い出すと熱いものがズンと下腹部に走るので
ある。
心とは裏腹に、あの快感が忘れられなかった。それがまた、罪悪感をよけいにあおりた
てた。
しかも、母と息子でセックスしているところを何枚も写真に撮られてしまった。
津本が持ってきたのはポラロイドカメラだった。だからすぐに、それぞれが一枚の写真
となって志保や秀明の目の前に突きつけられた。そこには母の悲痛な表情や秀明の異様に
高ぶった表情とともに、肉ひだや、突き刺さっている肉棒が鮮明に写し撮られていた。
こんなものを誰かに見られたら、と思うと秀明は全身が震えた。まして母だったら、
(自殺してしまうのではないか・・・)
と思ってしまうほどに恥ずかしすぎる写真だった。
この写真を誰にも、もちろん父の真一郎にも見られないために、これからもずっと津本
の言いなりにならなければならないのだろうか・・・
それらのことが、どうしようもなく秀明を苦しめた。結局、朝方に少しまどろんだだけ
だった。
(こんな自分に、お母さんは愛想をつかしていないだろうか・・・)
いま、秀明が一番心配しているのは、そのことだった。
秀明は、ドキドキしながら母が振り返るのを待っていた。
と、意を決したように包丁を置き、母が振り返った。頬が青白かった。目に深い陰りが
宿っている。秀明はギクッ、として全身を硬直させた。だが志保の口から出た言葉は、秀
明が泣きたくなるくらいにやさしいものだった。
「秀明・・・はっきり言うわ。お母さんはあなたのこと怒っていないから・・・あなたは
おどかされて、しかたなくやったの。だから、だからあなたも気にしちゃだめよ。あなた
の年頃なら、夢中になって当然のことなのよ・・・」
母の方がよほど傷ついているはずなのに、自分より息子のことを気づかってくれている
のだ。そんな母のやさしさに秀明の胸はジーンと痺れた。だが、うれしいけれど、胸の痛
みはさらに強くなってしまった。
母は青白い顔にふっと笑みを浮かべてくれた。だがそれは、秀明には泣き笑いのように
見えた。そのとき父がキッチンに入ってきたので、秀明に目配せをしてから再び包丁を取
り上げた。
「絶対に、内緒よ・・・」
そう言っている目だった。もちろん秀明もそのつもりだ。
父も母も、そして秀明も何も悪いことはしていない。勇気を出してすべてを父に話し、
警察に届けるという方法もある。つらいことだが、それでも家族思いの父なら二人を突き
放したりしないだろう。
だがそれをしたら、あの写真のコピーがばらまかれてしまうかもしれないのだ。隣近所
だけかもしれないし、あるいは秀明の通う学校や、父の会社まで届いてしまうかもしれな
い。
自分だけならともかく、大好きな母の肉穴やお尻の穴まで写った写真を大勢の他人に見
られてしまうなんて秀明には堪えられないことだった。また、母は母で逆に秀明に対して
そう思っているかもしれない。
いずれにしても父にも誰にも、あの写真だけは見られたくない。その思いが、秀明と志
保にいつもとかわらない精一杯の表情を作らせた。
父は何も気づかず、志保や秀明に他愛のないことを話しかけてくる。それが秀明には辛
かった。
思えば昨日津本が帰ったあと、二人はずっとこうだった。何事もなかったかのようにふ
るまい続けている。父、真一郎は深夜に帰ってきたのだが、志保は無理に笑顔をつくり、
風呂に入る父や晩酌をする父にかいがいしく世話を焼いていた。
それが痛々しくて、秀明は見ていられないほど辛かった。
そして志保は、父とともに寝室に入った。このところ仕事で疲れているらしく、父はい
つも帰ってくると眠そうだった。だから夕べも、ベットに入るとすぐに熟睡してしまった
はずだ。しかしその横で、志保が秀明と同様にまんじりともできぬ夜をすごしたのは間違
いなかった。
幸いなことに、夕べも今朝も父は二人に何も不自然なものを感じなかったらしい。朝食
を食べ終わると機嫌よく家を出ていったが、秀明には、何だかそんな父が哀れに思えた。
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