小説(転載) 母と息子淫辱相姦_09
近親相姦小説
掲載サイト「母と息子 禁断の部屋」は消滅。
(でも、何のために・・・)
という秀明の疑問はすぐにとけた。
「秀明、おまえは昨日、お母さんの口とおま×こを体験した。今日はお母さんのお尻の穴
を体験するんだ」
そう言って津本は、まだ四つん這いになったままの志保の尻の前にドカッと座り、バタ
ーの容器を開け、四本の指で掻き取るようにたっぷりとバターをすくい取った。それを志
保のお尻の穴になすりつけたのである。
「あうう・・・」
またも志保があえぎ、丸い尻をクナクナと振りたくった。それを見る秀明の目も驚きに
見開かれる。
(お母さんの、お母さんのお尻の穴にだって・・・?)
そんなこと、秀明には信じられなかった。これは排泄する穴ではないか。いまも浣腸さ
れ、汚物が絞り出されるところを見たばかりだ。母にとっては、性器以上に恥ずかしい穴
ではないか。そこに挿入するなんて、あまりにも母がかわいそうすぎる・・・
だが秀明が恐る恐る志保の表情を伺うと、志保はそれほど驚いた顔はしていなかった。
それどころか、その顔に濃い諦めの色を浮かべ、
(お母さん、もう何をされても驚かないわ・・・だから、秀明も落ちついて・・・)
とでもいうように、コクッとうなずいて見せたのだ。
「・・・」
思わず秀明もうなずき返すしかなかった。ここまで諦めきった顔をしているのに、それ
でも、やはり母に凛々しいものを感じるのはなぜなのだろう・・・・
津本は、バターごと志保のお尻の穴をこねましている。菊しわと、その周辺、それから
まわりをツルツルに剃り上げられた肉ひだまでが、こびりついたバターによってヌルヌル
になっていった。
津本の指は、いともあっさりと菊しわを突き破り、内部にまでたっぷりとバターを塗り
こんだ。きついすぼまりがしだいに柔かみをおび、充血したようにふっくらと盛り上がっ
てくるのがはっきりとわかる。
あれほど可憐で秘めやかだった肛門が、指でこねられるたびにヌチャ、ヌチャと音を立
てはじめ、しかもねっとりと伸び上がったり、クチュッと口を開けたりして、なんとも生
々しい様相を呈してきたのだ。
しかし志保は、おぞましげなうめき声は上げるものの、じっと耐えつづけ、されるがま
まになっている。秀明はそんな母に胸を締めつけられながらも、やはり興奮がこみ上げて
くるのを止めようもなかった。
朝、父とともにトーストに塗って食べたバター。そのバターがいま、母のお尻の穴に塗
り込められ、菊しわをテラテラと輝かせている・・・
そのことに秀明は奇妙で妖しい感覚を覚えていた。なぜか胸がドキドキし、さっき爆発
した肉棒が、再び急激に固くなってくるのだ。
「よし、ここまで柔らかくなればもういいだろう。秀明、先に俺が試させてもらうぜ」
そう言って、津本は肛門から手を離した。津本の手もバターでヌルヌルになっていた。
秀明を自分のすぐ横に座らせてから、津本は、膝立ちになって志保の腰を掴みしめ、グ
イッと引き寄せた。
「あふ・・・」
あえいだ志保が、いよいよ覚悟を決めたにキュウと顔を引き締めた。秀明も心臓を早鐘
のように高鳴らせ、目を皿のように見開いた。
津本は片手で肉棒の付け根をつかみみ、反り返った先端を、ヌルヌルと表面をてからせ
た志保の肛門にあてがった。そのまま津本が腰を突き出すと、ねとつくような肛門が、ま
るでおちょぼ口のように口を開けてヌプリッ、と王冠部を呑み込んだのだ。
「あ・・・ああああ・・・」
覚悟をしていても、やはり排泄器官をつらぬかれるおぞましさに、志保は悲痛な声を噴
き上げた。だがバターをたっぷりと塗りこまれた菊しわは、エラの張った王冠部をスムー
ズに呑み込み、さらにヌプヌプと砲身を呑み込んでいくのだった。
「おう、たまんねえぜ秀明・・・うおっ・・・」
津本は歓声のような声をあげ、しっかりと志保の腰を掴みながらズホズボと肉棒を出し
入れしはじめた。
「ひっ・・ひいい・・・」
たちまち志保の顔が苦悶にゆがみ上がり、白い喉からは悲鳴がもれた。
津本が腰を打ちつけるたびに、志保の体は前にのめり、たれ下がった果実のような乳房
が、タプッ、タプッ、と重く揺れた。
「うう・・・気持ちいいぜ秀明・・・」
ピストンを続ける津本が、いかにも心地良さそうな声を上げながら、志保の片方の乳房
をすくい取った。ムニュッとゴム毬のように押しつぶされた乳房にも、津本の手について
いたバターが塗り込められていく。
「ううっ・・・ああっ・・・うううう・・・」
志保はさらに呻き続けた。
秀明は、津本の肘に顔が当たりそうなほど近くで結合部を見つめながら、
(あんなに小さかったお尻の穴が、こんなにも大きく広がってしまうなんて・・・)
と、驚きを隠せない。目一杯広がりきった菊しわが、ブチッと切れそうなのに切れもせ
ず、ずっぽりと津本の肉棒をくわえ込み、しかも、えぐるように肉棒を出し入れされてい
るのだ。あまりにも痛々しかった。
だが、挿入している津本のほうは本当に気持ちがいいらしく、陶酔したような顔をして
いる。秀明には、それがとても気になった。
(いったい、お尻の穴ってどんな感じなんだろう・・・・)
と思い、肉穴とはまた違った快感を味わっているだろう津本が、秀明はしだいにうらや
ましくなってきた。志保が痛みを感じているらしいことは気がかりだったが、こんなにも
きつそうで気持ちの良さそうな穴に、早く自分も入れてみたくなってきのだ。
しばらくの間、志保の呻き声と、菊皺と肉棒の擦れる音が続いていた。
志保の顔は苦痛にゆがみきり、すべやかな額に大粒の汗を浮かべている。逆に津本の方
は、腸腔の快感を味わいつくしているかのように、恍惚とした表情である。
「おうっ、おうっ」
津本が呻き、急に腰の動きを乱暴なものにした。その顔が射精前の表情になっていた。
と、津本は獣のように吠えながら、ビーンと背筋を反り返らせた。
感極まった顔だった。全身の筋肉がギューッと収縮している。母の腸腔奥深く、津本が
ドクドクと精液を注ぎこんだのは間違いなかった。
(もう少しで、ぼくの番がまわってきそうだ・・・)
思わず秀明は、両手を握りしめていた。
津本はたっぷりと射精の快感を味わってから、やがて志保の肛門からズルリと肉棒を引
き抜いた。
「さあ秀明、おまえの番だぞ。たっぷりと楽しむがいいぜ」
そう言って後ろに下がった津本と入れ代わり、秀明は母の尻の前に立って膝立ちになっ
た。母の体は、突き出したお尻も、背中も、それから垂れさがった乳房もバターまみれに
なっていた。
あんなに広がっていた菊しわは、今ではもとの大きさにすぼまっているが、腫れ上がっ
たように盛り上がり、ヌラヌラと照り輝いていた。それが、無残だが艶かしく見える。
カーッと興奮がこみ上げ、秀明はすぐにでも貫きたかった。だが、やはりためらいも生
じる。このまま夢中で挿入したら、わかっていてはくれても、母が傷つくかもしれない。
だから秀明は、志保に言葉をかけてほしかった。肛門を犯しても良心が痛まないような
優しい言葉を・・・
が、志保はすぐに秀明の気持ちを察したようだ。
「秀明、心配しないで・・・あなたのことを、嫌いになったりしないから・・・早く、言
われたとおりにしなさい・・・」
顔を後ろによじるように回し、絞りだすような声で秀明をうながしてくれた。強張りき
った表情だが、その目には愛情がこもっている。
秀明は安堵し、志保にうなずいて見せてから、尻に両手を伸ばした。
(お母さんがああ言ってくれたんだ! やってもいいんだ!)
そう自分に言い聞かせ、両手で尻を抱きかかえるように腰をつかみしめていく。バター
のせいで手がすべるので、しっかりと力を込める。
グイッと尻を引き寄せ、肉棒の先端を肛門に当てがっていく。ギンギンに膨張した王冠
部が、菊しわをとらえた。柔らかくて、プニュッとした感触だった。
押しつけただけだと、すごくきつい感じがする。だがグッ、腰を入れてみると、津本の
ときもそうであったように、菊しわはヌプッ、と口を空けて王冠部を呑み込み始めた。
「あ・・・あああ・・・」
秀明は、思わず声を上げていた。肉穴とは較べものにならないほどきつい締めつけなの
に、バターのおかげで全体がヌプヌプと母の腸腔に沈みこんでいくのだ。
内部は肉穴同様に温かかった。そして、幾重にもまいた輪ゴムのような締めつけを通り
越すと、その先にはシコシコした内臓質の空洞が広がっていた。
母の直腸の襞を直に感じながら、秀明は根元まで押し込んでいく。とうとう志保の尻と
秀明の下腹部がぴったりと密着してしまった。
目をやると、またも菊しわは、肉棒の太さに目一杯広がっている。
「さあ秀明、思い切り突きまくってやれ」
津本に声をかけられ、秀明は腰を動かしはじめた。
まずはゆっくりと引き抜いていく。肉棒は直腸粘膜にきつく擦られながら少しずつ引き
抜かれてくる。内部にたっぷりとまぶしこまれたバターと、津本の白濁にまみれて、早く
も肉棒はドロドロになっていた。
からみついた粘膜も、肉棒に引っ張られてたぐりだされてくる。そのあまりにも嫌らし
い眺めに、秀明は目の前がぼやけるほどの興奮を覚え、あとはもう夢中で腰を遣いはじめ
た。
ズン、ズン、と突き刺すたびに、内蔵質の粘膜に強烈に擦られ、気が遠くなるほどの快
感が押し寄せてくる。
(ぼくはいま、お母さんの一番恥ずかしい穴に突き刺している・・・)
そう思うと、どこか後ろめたいくせに快感は何倍にも膨れあがった。
また、肉穴は思い切り突き刺すと粘膜の壁にぶつかるが、直腸にはそれがなかった。ど
こまでも深く突き刺せるのだ。それが、見事に母の体を串し刺しにしているような爽快な
気分にさせていた。
「ああ・・・ああああ」
息子に恥ずかしい穴を蹂躪されながら、志保はあえいでいる。そんな母に、
(ごめんなさい! ごめんなさい!)
と心のなかで謝りながら、秀明は力強いピストンで菊しわをえぐっていく。
津本がその様子を、薄笑いを浮かべながらじーっと見つめていた。
やがて秀明の腰の動きは、さらに激しいものになった。精液が尿道口にドッとおしよせ
てくるのがわかる。
志保も、体を支える両腕をガクガク震わせながら、必死に耐えつづけていた。
もう限界だった。
つぎの瞬間、秀明は母の腸腔に向けてありったけの精液を噴き上げていた。
「ああ、お母さん!」
叫んだ秀明の全身に、とろけるような快感が走り抜けていった・・・・
つぎの日、秀明は学校へ行った。しかし、授業などまったく耳に入らなかった。
志保は今日の朝も、夫の真一郎に悟られまいと必死に平静さをよそおい、ときには笑顔
さえ作って見せた。そんな母の姿に胸を締めつけられながら、秀明も母に合わせて笑った
り、父と何気ない会話を交わしながら一緒に朝食をとった。
(この善良な父を、いつまでだましていなければならないのだろう)
それを思うと、秀明は辛くて堪らなかった。さらに、
(津本はいったい、いつまで家にやってくるのだろう・・・お母さんとぼくを、どこまで
苦しめたら津本の復讐心は満たされるのだろうか・・・)
そのことが、秀明の不安をさらにつのらせている。
いっそのこと、思い切って父に打ち明けてしまったらどうだろうとも考えてみた。
だが、やはりあの写真のことが出てきてしまう。どうあってもあの写真だけは誰にも見
られたくない。見られたら、あまりにも母がかわいそうすぎるからだ。
そのくせ秀明は、こんなに怯えたり心配したりしているくせに、
(でも、もう一度お母さんとやりたい・・・)
という衝動でいっぱいだった。青白い顔の母を見ると胸が痛んで仕方ないのに、それで
もその母ともう一度やりたいと思う自分が恐ろしい。何てひどい息子だと思う。だが、ど
うにもならないのだ。
しかし、秀明の年齢では仕方のないことだったかもしれない。
性欲のもっとも強い時期で自慰ばかりしていたのが、初めて生の女に触れ、魂をとろか
されるような快感を味わってしまったのだから。
それがたとえ、実の母親であるとしてもだ・・・
重い足取りで学校から帰ってきた秀明は、家のドアの前でたたずんでしまった。津本は
今日も来ると言っていた。
(もう、来ているのだろうか、それとも、これから来るのだろうか・・・)
これから、またも母の悲痛な顔を見なければならないのか、と思うと秀明は辛かった。
だが、やはり心の底には期待感がある。辛くて自己嫌悪でいっぱいなのに、それでも体の
奥が熱くなってくるのだった。
ドアには鍵がかかっていた。秀明はチャイムを押したが、すぐに反応はなかった。しば
らくして足音が近づいてきた。カチャ、と中から鍵を開ける音がし、秀明はノブを回して
少しだけドアを開けた。
「あっ!」
秀明は思わず驚きの声を上げてしまった。ドアの前には、津本が立っていた。すでに来
ていたのだ。だが、秀明が驚いたのはそのことではない。津本の後ろにいる志保の姿に対
してだった。
志保は玄関先で、すっぱだかで、しかも両手を床について四つん這いになっていた。そ
の志保の首には、黒革でできた太い首輪がぴっちりとはめ込まれ、その首輪から伸びたニ
メートルほどの鎖の端が、しっかりと津本の手に握られていたのだ。
「・・・」
驚きに、秀明は口を開けたままその場に立ちつくしてしまった。なんという惨めな、恥
ずかしい恰好を母にさせるのだろうか。これではまるで犬ではないか・・・
志保の真っ赤に染まった顔がゆがんで見えた。屈辱的な自分の姿に、死ぬほどの羞恥を
覚えているのだろう。それは、秀明にもよくわかる。見ている秀明でさえ、恥ずかしくて
顔が赤らんでくるのだから。
ある意味では、おしっこをさせられたり浣腸されたりしたときよりも恥ずかしくて哀れ
な姿だった。まるで人間扱いされていない。首に食い込んだ首輪に人格をいっさい無視さ
れ、母の存在そのものが飼い犬と同じところまでおとしめられているのだから・・・
上目遣いの、オドオドした志保の目が、
(おねがい、どうかお母さんを軽蔑しないで・・・)
そう哀願しているように見えた。秀明は胸を締めつけられた。
「おかえり秀明。さっさと中に入らないと、誰かに見られるぜ」
津本に言われ、秀明はギョッとして中に入り、あわててドアを閉めた。誰にも見られて
はいないはずだが、もし母のこんな姿を近所の人にでも見られていたら、と思うと背筋が
寒くなる思いだった。
津本は秀明をうながすように、あらためて四つん這いの志保の姿に目をやった。つられ
て秀明も見つめてしまう。「ああっ」とあえいで、真っ赤な顔をそむけた志保があまりに
も哀れだった。
「どうだ秀明、俺の飼ってるペットだ。うらやましいか?」
振り返った津本が、そう言ってニッ、と笑って見せた。秀明は、こみ上げてくる怒りで
体中がふるえ出しそうになった。それでも暴力が怖くて何もできない。そんな自分が情け
なくて悲しくなってくる。
「さあ、行こうか」
津本は、首輪から伸びている鎖をジャラジャラと音をたてて手繰りよせた。先に立って
廊下を歩きはじめると、まるで、散歩のときに飼い犬の向きを無理矢理変えるかのように
グイッ、と鎖を引っぱった。
「あぐっ・・・」
くぐもったうめき声を噴き上げ、乳房をブルンと揺らしながら、志保は体の向きを変え
た。そして、津本のあとを追って、本当に津本の飼い犬のように這って進みはじめた。
「秀明、何をしてる、一緒にこい!」
津本に命令され、秀明は二人のあとにしたがうしかなかった。津本は、鎖の音を響かせ
ながら志保を引っ張っていったが、二階に通じる階段の前にくると鎖を手から離した。
「志保、先に階段を上がれ・・・もちろん犬の恰好でな」
「・・・」
志保は答えなかったが、真っ赤な顔をさらに強張らせ、グッと唇を噛むと階段の前に這
い進んだ。それから、鎖を引きずったまま、両手と膝をつかって這い上がるように階段を
登りはじめた。
白く大きなお尻を左右にゆらしながら、志保は少しずつ上に登っていく。それを下から
見上げながら、
「どうだ、丸見えだぜ」
津本が、秀明に淫靡な笑い顔を作ってみせた。
秀明はさらなる怒りに身をふるわせながらも、登っていく志保の体から目が離せない。
下から見上げているので、お尻ばかりが卑猥に強調されている。白くたおやかな母のお
尻が、グッと迫り出して目の中に飛び込んでくるようだ。その迫力の前に思わず秀明は息
を飲んでしまった。
しかもその尻が、膝で階段を上がるたびに大きくゆすれ、広がった尻の割れ目からは肛
門と肉ひだが剥き出しになっているのだ。
肉ひだのまわりは、昨日、津本と秀明によって剃り上げられたために毛が一本もない。
そのツルツルになった青い肌が赤ん坊のようで、ぽっかりと剥き出た赤い肉ひだを、よけ
いに卑猥に見せていた。
たまらなく恥ずかしく、屈辱的な母の姿だった。だが志保は、ときおり羞恥におののい
たように身を震わせ、ため息を漏らしながらも、白桃のようなお尻を振りたくりながら階
段を登っていく。息子を守ろうとする母の必死の思いが、全身から立ち昇っていた。
(お母さん、そんな恥ずかしいことを我慢しているのは、やっぱりぼくのためなんだね・
・・ぼくを守るために、お母さんは犬になってくれたんだね・・・)
そう思った秀明の胸に、熱いものがこみ上げてくる。そのくせ、肉棒は痛いくらいに勃
起しているのだった。
「志保、そこで足を上げてしょんべんしてみろ!」
階段の途中で、津本が命令した。志保はヒクッと体を振りたくり、しばらくためらって
いたが、やがて諦めたように腰をひねって片足を上にかかげた。
豊満な尻肉がよじれ、股間がぱっくりと開きってしまった。もちろん、赤い肉ひだもヌ
メリと口を開けてしまった。
(・・・)
秀明は呆然と見上げていた。
シャー・・・
粘膜のなかから、湯気をたてておしっこが噴き出しはじめた。秀明のために本当に犬に
なりきってしまった母が、そこにいた。
(ああ、お母さん・・・)
秀明は、見ているのが堪らなく辛かった。だが、やはり刺激的な光景でもあるのだ。
志保が放尿を終え、ふたたび階段を登り出すと、津本と秀明もおしっこで濡れたところ
をさけて後に続いた。
階段を登りきった志保は四つん這のまま、忠実な飼い犬のように二人を待っていた。津
本は鎖の端を拾い上げ、先に立って廊下を歩きだした。志保は這いながら、秀明はその後
ろを歩きながら二階の廊下を進んだ。
秀明は、自分の前を這って進む志保の、ゆれ動く白いお尻ばかり見つめている。膝をく
り出すたびに剥き出しになる肉ひだと、太腿の内側がおしっこで濡れそぼっていた。
津本は秀明の部屋のドアを開け、なかに入った。仕方なく二人も続いて中に入る。
「ここがおまえの部屋か? なかなかいい部屋じゃないか。今日はここでやろう」
部屋のなかをグルリと見回しながら、津本は言った。
秀明の部屋は十二畳もあり、子供の部屋としては贅沢な広さである。入って左側にはベ
ットが、右側にはCDプレイヤーや本棚がそれぞれ壁にそってに置かれている。正面の壁
の前には勉強机があり、その上には参考書やノートがいつも端然と山積みにされている。
津本の目が、その勉強机に注がれた。
「へえ、秀明、おまえってけっこう几帳面なんだな・・・それに、しっかり受験勉強もし
ているようだ。たいしたもんだぜ。しかしよ、この立派な机、たまには勉強以外のことに
つかってやろうじゃねえか。おい志保、この上に乗って座るんだ」
そう言って、津本は鎖ごと志保を引きよせた。
「あ、あぐう・・・」
太い首輪が首に食い込んだらしく、またしてもくぐもったうめき声を上げながら、志保
は言われたとおり机の上に這い上がった。
「こいつが邪魔だな」
津本は、参考書やノートをドサドサと床に払い落とし、机の上を空にすると、こちらを
向いて座るように志保に命じた。
志保は体を小刻みにふるわせながら机の上に尻を落とし、後ろの壁に背中をもたせかけ
ていく。この態勢では両足を閉じることはできず、割れ開いた股間から、赤貝と肛門が剥
き出しになってしまった。
机の横の壁には大きな窓がつづいていたが、南向きで眩しいので秀明はいつも厚手のカ
ーテンを閉めっぱなしにしていた。
(このカーテンを開けられたら外から覗かれてしまう・・・)
秀明はふっと不安になったが、津本は開ける気はないようだった。そのかわり津本も机
の上に飛び乗り、志保の首ごとたぐりあげた鎖を、天井近くにあるカーテンレールの端に
引っかけてグルグルと巻き付けてしまったのだ。
「ひい・・・や・・め・・・て・・・」
鎖で首をつり上げられ、志保は目を白黒させて叫んだ。首が締めつけられ、うまく声が
出ないようだ。
「さあ秀明、イスにすわれ」
机から飛び下りた津本が命令した。志保は首吊り状態にされてしまい、机の上で身動き
ができなくなっている。
(何てひどいことをするんだろう・・・)
怒りをおぼえながらも、秀明はイスを引いて机の前に腰をかけた。
「もっと近寄るんだ」
津本が後ろからイスごと秀明を押した。秀明の下半身は机の下にもぐり込み、目の前に
足を広げた母の体がグッと迫ってきた。
(あっ・・・)
胸を締めつけられながらも、やはり秀明の目は、母と、その股間に吸いつけられてしま
った。いつも座って受験勉強をしているこの机の上に、参考書や、ノートや鉛筆の代わり
に、大好きな母が大股開きで座っている、それだけでかなりの刺激だった。
しかも母は首輪をされ、犬として扱われている。首を吊り上げられ、何をされても抵抗
できないようにされているのだ。
だが、日常ではありえないこの光景そのものに、秀明は異様な妖しさを覚えていた。
何度見ても目を見張ってしまう巨乳や、太腿のむちむち感、そして、ぽってりと赤黒い
肉ひだや、ひっそりとすぼまったお尻の穴・・・それらすべてが、例えようのない生々し
さで秀明に迫ってくるのである。
さらに、あの甘酸っぱい匂いが母の股間から濃厚に漂ってきて、秀明の鼻孔をくすぐっ
ている。
母の恥ずかしそうに細められた両目が、うるうると潤んでいた。切なさと母性愛の入り
交じったその目が、堪らなく悩ましく見えた。
(でも、何のために・・・)
という秀明の疑問はすぐにとけた。
「秀明、おまえは昨日、お母さんの口とおま×こを体験した。今日はお母さんのお尻の穴
を体験するんだ」
そう言って津本は、まだ四つん這いになったままの志保の尻の前にドカッと座り、バタ
ーの容器を開け、四本の指で掻き取るようにたっぷりとバターをすくい取った。それを志
保のお尻の穴になすりつけたのである。
「あうう・・・」
またも志保があえぎ、丸い尻をクナクナと振りたくった。それを見る秀明の目も驚きに
見開かれる。
(お母さんの、お母さんのお尻の穴にだって・・・?)
そんなこと、秀明には信じられなかった。これは排泄する穴ではないか。いまも浣腸さ
れ、汚物が絞り出されるところを見たばかりだ。母にとっては、性器以上に恥ずかしい穴
ではないか。そこに挿入するなんて、あまりにも母がかわいそうすぎる・・・
だが秀明が恐る恐る志保の表情を伺うと、志保はそれほど驚いた顔はしていなかった。
それどころか、その顔に濃い諦めの色を浮かべ、
(お母さん、もう何をされても驚かないわ・・・だから、秀明も落ちついて・・・)
とでもいうように、コクッとうなずいて見せたのだ。
「・・・」
思わず秀明もうなずき返すしかなかった。ここまで諦めきった顔をしているのに、それ
でも、やはり母に凛々しいものを感じるのはなぜなのだろう・・・・
津本は、バターごと志保のお尻の穴をこねましている。菊しわと、その周辺、それから
まわりをツルツルに剃り上げられた肉ひだまでが、こびりついたバターによってヌルヌル
になっていった。
津本の指は、いともあっさりと菊しわを突き破り、内部にまでたっぷりとバターを塗り
こんだ。きついすぼまりがしだいに柔かみをおび、充血したようにふっくらと盛り上がっ
てくるのがはっきりとわかる。
あれほど可憐で秘めやかだった肛門が、指でこねられるたびにヌチャ、ヌチャと音を立
てはじめ、しかもねっとりと伸び上がったり、クチュッと口を開けたりして、なんとも生
々しい様相を呈してきたのだ。
しかし志保は、おぞましげなうめき声は上げるものの、じっと耐えつづけ、されるがま
まになっている。秀明はそんな母に胸を締めつけられながらも、やはり興奮がこみ上げて
くるのを止めようもなかった。
朝、父とともにトーストに塗って食べたバター。そのバターがいま、母のお尻の穴に塗
り込められ、菊しわをテラテラと輝かせている・・・
そのことに秀明は奇妙で妖しい感覚を覚えていた。なぜか胸がドキドキし、さっき爆発
した肉棒が、再び急激に固くなってくるのだ。
「よし、ここまで柔らかくなればもういいだろう。秀明、先に俺が試させてもらうぜ」
そう言って、津本は肛門から手を離した。津本の手もバターでヌルヌルになっていた。
秀明を自分のすぐ横に座らせてから、津本は、膝立ちになって志保の腰を掴みしめ、グ
イッと引き寄せた。
「あふ・・・」
あえいだ志保が、いよいよ覚悟を決めたにキュウと顔を引き締めた。秀明も心臓を早鐘
のように高鳴らせ、目を皿のように見開いた。
津本は片手で肉棒の付け根をつかみみ、反り返った先端を、ヌルヌルと表面をてからせ
た志保の肛門にあてがった。そのまま津本が腰を突き出すと、ねとつくような肛門が、ま
るでおちょぼ口のように口を開けてヌプリッ、と王冠部を呑み込んだのだ。
「あ・・・ああああ・・・」
覚悟をしていても、やはり排泄器官をつらぬかれるおぞましさに、志保は悲痛な声を噴
き上げた。だがバターをたっぷりと塗りこまれた菊しわは、エラの張った王冠部をスムー
ズに呑み込み、さらにヌプヌプと砲身を呑み込んでいくのだった。
「おう、たまんねえぜ秀明・・・うおっ・・・」
津本は歓声のような声をあげ、しっかりと志保の腰を掴みながらズホズボと肉棒を出し
入れしはじめた。
「ひっ・・ひいい・・・」
たちまち志保の顔が苦悶にゆがみ上がり、白い喉からは悲鳴がもれた。
津本が腰を打ちつけるたびに、志保の体は前にのめり、たれ下がった果実のような乳房
が、タプッ、タプッ、と重く揺れた。
「うう・・・気持ちいいぜ秀明・・・」
ピストンを続ける津本が、いかにも心地良さそうな声を上げながら、志保の片方の乳房
をすくい取った。ムニュッとゴム毬のように押しつぶされた乳房にも、津本の手について
いたバターが塗り込められていく。
「ううっ・・・ああっ・・・うううう・・・」
志保はさらに呻き続けた。
秀明は、津本の肘に顔が当たりそうなほど近くで結合部を見つめながら、
(あんなに小さかったお尻の穴が、こんなにも大きく広がってしまうなんて・・・)
と、驚きを隠せない。目一杯広がりきった菊しわが、ブチッと切れそうなのに切れもせ
ず、ずっぽりと津本の肉棒をくわえ込み、しかも、えぐるように肉棒を出し入れされてい
るのだ。あまりにも痛々しかった。
だが、挿入している津本のほうは本当に気持ちがいいらしく、陶酔したような顔をして
いる。秀明には、それがとても気になった。
(いったい、お尻の穴ってどんな感じなんだろう・・・・)
と思い、肉穴とはまた違った快感を味わっているだろう津本が、秀明はしだいにうらや
ましくなってきた。志保が痛みを感じているらしいことは気がかりだったが、こんなにも
きつそうで気持ちの良さそうな穴に、早く自分も入れてみたくなってきのだ。
しばらくの間、志保の呻き声と、菊皺と肉棒の擦れる音が続いていた。
志保の顔は苦痛にゆがみきり、すべやかな額に大粒の汗を浮かべている。逆に津本の方
は、腸腔の快感を味わいつくしているかのように、恍惚とした表情である。
「おうっ、おうっ」
津本が呻き、急に腰の動きを乱暴なものにした。その顔が射精前の表情になっていた。
と、津本は獣のように吠えながら、ビーンと背筋を反り返らせた。
感極まった顔だった。全身の筋肉がギューッと収縮している。母の腸腔奥深く、津本が
ドクドクと精液を注ぎこんだのは間違いなかった。
(もう少しで、ぼくの番がまわってきそうだ・・・)
思わず秀明は、両手を握りしめていた。
津本はたっぷりと射精の快感を味わってから、やがて志保の肛門からズルリと肉棒を引
き抜いた。
「さあ秀明、おまえの番だぞ。たっぷりと楽しむがいいぜ」
そう言って後ろに下がった津本と入れ代わり、秀明は母の尻の前に立って膝立ちになっ
た。母の体は、突き出したお尻も、背中も、それから垂れさがった乳房もバターまみれに
なっていた。
あんなに広がっていた菊しわは、今ではもとの大きさにすぼまっているが、腫れ上がっ
たように盛り上がり、ヌラヌラと照り輝いていた。それが、無残だが艶かしく見える。
カーッと興奮がこみ上げ、秀明はすぐにでも貫きたかった。だが、やはりためらいも生
じる。このまま夢中で挿入したら、わかっていてはくれても、母が傷つくかもしれない。
だから秀明は、志保に言葉をかけてほしかった。肛門を犯しても良心が痛まないような
優しい言葉を・・・
が、志保はすぐに秀明の気持ちを察したようだ。
「秀明、心配しないで・・・あなたのことを、嫌いになったりしないから・・・早く、言
われたとおりにしなさい・・・」
顔を後ろによじるように回し、絞りだすような声で秀明をうながしてくれた。強張りき
った表情だが、その目には愛情がこもっている。
秀明は安堵し、志保にうなずいて見せてから、尻に両手を伸ばした。
(お母さんがああ言ってくれたんだ! やってもいいんだ!)
そう自分に言い聞かせ、両手で尻を抱きかかえるように腰をつかみしめていく。バター
のせいで手がすべるので、しっかりと力を込める。
グイッと尻を引き寄せ、肉棒の先端を肛門に当てがっていく。ギンギンに膨張した王冠
部が、菊しわをとらえた。柔らかくて、プニュッとした感触だった。
押しつけただけだと、すごくきつい感じがする。だがグッ、腰を入れてみると、津本の
ときもそうであったように、菊しわはヌプッ、と口を空けて王冠部を呑み込み始めた。
「あ・・・あああ・・・」
秀明は、思わず声を上げていた。肉穴とは較べものにならないほどきつい締めつけなの
に、バターのおかげで全体がヌプヌプと母の腸腔に沈みこんでいくのだ。
内部は肉穴同様に温かかった。そして、幾重にもまいた輪ゴムのような締めつけを通り
越すと、その先にはシコシコした内臓質の空洞が広がっていた。
母の直腸の襞を直に感じながら、秀明は根元まで押し込んでいく。とうとう志保の尻と
秀明の下腹部がぴったりと密着してしまった。
目をやると、またも菊しわは、肉棒の太さに目一杯広がっている。
「さあ秀明、思い切り突きまくってやれ」
津本に声をかけられ、秀明は腰を動かしはじめた。
まずはゆっくりと引き抜いていく。肉棒は直腸粘膜にきつく擦られながら少しずつ引き
抜かれてくる。内部にたっぷりとまぶしこまれたバターと、津本の白濁にまみれて、早く
も肉棒はドロドロになっていた。
からみついた粘膜も、肉棒に引っ張られてたぐりだされてくる。そのあまりにも嫌らし
い眺めに、秀明は目の前がぼやけるほどの興奮を覚え、あとはもう夢中で腰を遣いはじめ
た。
ズン、ズン、と突き刺すたびに、内蔵質の粘膜に強烈に擦られ、気が遠くなるほどの快
感が押し寄せてくる。
(ぼくはいま、お母さんの一番恥ずかしい穴に突き刺している・・・)
そう思うと、どこか後ろめたいくせに快感は何倍にも膨れあがった。
また、肉穴は思い切り突き刺すと粘膜の壁にぶつかるが、直腸にはそれがなかった。ど
こまでも深く突き刺せるのだ。それが、見事に母の体を串し刺しにしているような爽快な
気分にさせていた。
「ああ・・・ああああ」
息子に恥ずかしい穴を蹂躪されながら、志保はあえいでいる。そんな母に、
(ごめんなさい! ごめんなさい!)
と心のなかで謝りながら、秀明は力強いピストンで菊しわをえぐっていく。
津本がその様子を、薄笑いを浮かべながらじーっと見つめていた。
やがて秀明の腰の動きは、さらに激しいものになった。精液が尿道口にドッとおしよせ
てくるのがわかる。
志保も、体を支える両腕をガクガク震わせながら、必死に耐えつづけていた。
もう限界だった。
つぎの瞬間、秀明は母の腸腔に向けてありったけの精液を噴き上げていた。
「ああ、お母さん!」
叫んだ秀明の全身に、とろけるような快感が走り抜けていった・・・・
つぎの日、秀明は学校へ行った。しかし、授業などまったく耳に入らなかった。
志保は今日の朝も、夫の真一郎に悟られまいと必死に平静さをよそおい、ときには笑顔
さえ作って見せた。そんな母の姿に胸を締めつけられながら、秀明も母に合わせて笑った
り、父と何気ない会話を交わしながら一緒に朝食をとった。
(この善良な父を、いつまでだましていなければならないのだろう)
それを思うと、秀明は辛くて堪らなかった。さらに、
(津本はいったい、いつまで家にやってくるのだろう・・・お母さんとぼくを、どこまで
苦しめたら津本の復讐心は満たされるのだろうか・・・)
そのことが、秀明の不安をさらにつのらせている。
いっそのこと、思い切って父に打ち明けてしまったらどうだろうとも考えてみた。
だが、やはりあの写真のことが出てきてしまう。どうあってもあの写真だけは誰にも見
られたくない。見られたら、あまりにも母がかわいそうすぎるからだ。
そのくせ秀明は、こんなに怯えたり心配したりしているくせに、
(でも、もう一度お母さんとやりたい・・・)
という衝動でいっぱいだった。青白い顔の母を見ると胸が痛んで仕方ないのに、それで
もその母ともう一度やりたいと思う自分が恐ろしい。何てひどい息子だと思う。だが、ど
うにもならないのだ。
しかし、秀明の年齢では仕方のないことだったかもしれない。
性欲のもっとも強い時期で自慰ばかりしていたのが、初めて生の女に触れ、魂をとろか
されるような快感を味わってしまったのだから。
それがたとえ、実の母親であるとしてもだ・・・
重い足取りで学校から帰ってきた秀明は、家のドアの前でたたずんでしまった。津本は
今日も来ると言っていた。
(もう、来ているのだろうか、それとも、これから来るのだろうか・・・)
これから、またも母の悲痛な顔を見なければならないのか、と思うと秀明は辛かった。
だが、やはり心の底には期待感がある。辛くて自己嫌悪でいっぱいなのに、それでも体の
奥が熱くなってくるのだった。
ドアには鍵がかかっていた。秀明はチャイムを押したが、すぐに反応はなかった。しば
らくして足音が近づいてきた。カチャ、と中から鍵を開ける音がし、秀明はノブを回して
少しだけドアを開けた。
「あっ!」
秀明は思わず驚きの声を上げてしまった。ドアの前には、津本が立っていた。すでに来
ていたのだ。だが、秀明が驚いたのはそのことではない。津本の後ろにいる志保の姿に対
してだった。
志保は玄関先で、すっぱだかで、しかも両手を床について四つん這いになっていた。そ
の志保の首には、黒革でできた太い首輪がぴっちりとはめ込まれ、その首輪から伸びたニ
メートルほどの鎖の端が、しっかりと津本の手に握られていたのだ。
「・・・」
驚きに、秀明は口を開けたままその場に立ちつくしてしまった。なんという惨めな、恥
ずかしい恰好を母にさせるのだろうか。これではまるで犬ではないか・・・
志保の真っ赤に染まった顔がゆがんで見えた。屈辱的な自分の姿に、死ぬほどの羞恥を
覚えているのだろう。それは、秀明にもよくわかる。見ている秀明でさえ、恥ずかしくて
顔が赤らんでくるのだから。
ある意味では、おしっこをさせられたり浣腸されたりしたときよりも恥ずかしくて哀れ
な姿だった。まるで人間扱いされていない。首に食い込んだ首輪に人格をいっさい無視さ
れ、母の存在そのものが飼い犬と同じところまでおとしめられているのだから・・・
上目遣いの、オドオドした志保の目が、
(おねがい、どうかお母さんを軽蔑しないで・・・)
そう哀願しているように見えた。秀明は胸を締めつけられた。
「おかえり秀明。さっさと中に入らないと、誰かに見られるぜ」
津本に言われ、秀明はギョッとして中に入り、あわててドアを閉めた。誰にも見られて
はいないはずだが、もし母のこんな姿を近所の人にでも見られていたら、と思うと背筋が
寒くなる思いだった。
津本は秀明をうながすように、あらためて四つん這いの志保の姿に目をやった。つられ
て秀明も見つめてしまう。「ああっ」とあえいで、真っ赤な顔をそむけた志保があまりに
も哀れだった。
「どうだ秀明、俺の飼ってるペットだ。うらやましいか?」
振り返った津本が、そう言ってニッ、と笑って見せた。秀明は、こみ上げてくる怒りで
体中がふるえ出しそうになった。それでも暴力が怖くて何もできない。そんな自分が情け
なくて悲しくなってくる。
「さあ、行こうか」
津本は、首輪から伸びている鎖をジャラジャラと音をたてて手繰りよせた。先に立って
廊下を歩きはじめると、まるで、散歩のときに飼い犬の向きを無理矢理変えるかのように
グイッ、と鎖を引っぱった。
「あぐっ・・・」
くぐもったうめき声を噴き上げ、乳房をブルンと揺らしながら、志保は体の向きを変え
た。そして、津本のあとを追って、本当に津本の飼い犬のように這って進みはじめた。
「秀明、何をしてる、一緒にこい!」
津本に命令され、秀明は二人のあとにしたがうしかなかった。津本は、鎖の音を響かせ
ながら志保を引っ張っていったが、二階に通じる階段の前にくると鎖を手から離した。
「志保、先に階段を上がれ・・・もちろん犬の恰好でな」
「・・・」
志保は答えなかったが、真っ赤な顔をさらに強張らせ、グッと唇を噛むと階段の前に這
い進んだ。それから、鎖を引きずったまま、両手と膝をつかって這い上がるように階段を
登りはじめた。
白く大きなお尻を左右にゆらしながら、志保は少しずつ上に登っていく。それを下から
見上げながら、
「どうだ、丸見えだぜ」
津本が、秀明に淫靡な笑い顔を作ってみせた。
秀明はさらなる怒りに身をふるわせながらも、登っていく志保の体から目が離せない。
下から見上げているので、お尻ばかりが卑猥に強調されている。白くたおやかな母のお
尻が、グッと迫り出して目の中に飛び込んでくるようだ。その迫力の前に思わず秀明は息
を飲んでしまった。
しかもその尻が、膝で階段を上がるたびに大きくゆすれ、広がった尻の割れ目からは肛
門と肉ひだが剥き出しになっているのだ。
肉ひだのまわりは、昨日、津本と秀明によって剃り上げられたために毛が一本もない。
そのツルツルになった青い肌が赤ん坊のようで、ぽっかりと剥き出た赤い肉ひだを、よけ
いに卑猥に見せていた。
たまらなく恥ずかしく、屈辱的な母の姿だった。だが志保は、ときおり羞恥におののい
たように身を震わせ、ため息を漏らしながらも、白桃のようなお尻を振りたくりながら階
段を登っていく。息子を守ろうとする母の必死の思いが、全身から立ち昇っていた。
(お母さん、そんな恥ずかしいことを我慢しているのは、やっぱりぼくのためなんだね・
・・ぼくを守るために、お母さんは犬になってくれたんだね・・・)
そう思った秀明の胸に、熱いものがこみ上げてくる。そのくせ、肉棒は痛いくらいに勃
起しているのだった。
「志保、そこで足を上げてしょんべんしてみろ!」
階段の途中で、津本が命令した。志保はヒクッと体を振りたくり、しばらくためらって
いたが、やがて諦めたように腰をひねって片足を上にかかげた。
豊満な尻肉がよじれ、股間がぱっくりと開きってしまった。もちろん、赤い肉ひだもヌ
メリと口を開けてしまった。
(・・・)
秀明は呆然と見上げていた。
シャー・・・
粘膜のなかから、湯気をたてておしっこが噴き出しはじめた。秀明のために本当に犬に
なりきってしまった母が、そこにいた。
(ああ、お母さん・・・)
秀明は、見ているのが堪らなく辛かった。だが、やはり刺激的な光景でもあるのだ。
志保が放尿を終え、ふたたび階段を登り出すと、津本と秀明もおしっこで濡れたところ
をさけて後に続いた。
階段を登りきった志保は四つん這のまま、忠実な飼い犬のように二人を待っていた。津
本は鎖の端を拾い上げ、先に立って廊下を歩きだした。志保は這いながら、秀明はその後
ろを歩きながら二階の廊下を進んだ。
秀明は、自分の前を這って進む志保の、ゆれ動く白いお尻ばかり見つめている。膝をく
り出すたびに剥き出しになる肉ひだと、太腿の内側がおしっこで濡れそぼっていた。
津本は秀明の部屋のドアを開け、なかに入った。仕方なく二人も続いて中に入る。
「ここがおまえの部屋か? なかなかいい部屋じゃないか。今日はここでやろう」
部屋のなかをグルリと見回しながら、津本は言った。
秀明の部屋は十二畳もあり、子供の部屋としては贅沢な広さである。入って左側にはベ
ットが、右側にはCDプレイヤーや本棚がそれぞれ壁にそってに置かれている。正面の壁
の前には勉強机があり、その上には参考書やノートがいつも端然と山積みにされている。
津本の目が、その勉強机に注がれた。
「へえ、秀明、おまえってけっこう几帳面なんだな・・・それに、しっかり受験勉強もし
ているようだ。たいしたもんだぜ。しかしよ、この立派な机、たまには勉強以外のことに
つかってやろうじゃねえか。おい志保、この上に乗って座るんだ」
そう言って、津本は鎖ごと志保を引きよせた。
「あ、あぐう・・・」
太い首輪が首に食い込んだらしく、またしてもくぐもったうめき声を上げながら、志保
は言われたとおり机の上に這い上がった。
「こいつが邪魔だな」
津本は、参考書やノートをドサドサと床に払い落とし、机の上を空にすると、こちらを
向いて座るように志保に命じた。
志保は体を小刻みにふるわせながら机の上に尻を落とし、後ろの壁に背中をもたせかけ
ていく。この態勢では両足を閉じることはできず、割れ開いた股間から、赤貝と肛門が剥
き出しになってしまった。
机の横の壁には大きな窓がつづいていたが、南向きで眩しいので秀明はいつも厚手のカ
ーテンを閉めっぱなしにしていた。
(このカーテンを開けられたら外から覗かれてしまう・・・)
秀明はふっと不安になったが、津本は開ける気はないようだった。そのかわり津本も机
の上に飛び乗り、志保の首ごとたぐりあげた鎖を、天井近くにあるカーテンレールの端に
引っかけてグルグルと巻き付けてしまったのだ。
「ひい・・・や・・め・・・て・・・」
鎖で首をつり上げられ、志保は目を白黒させて叫んだ。首が締めつけられ、うまく声が
出ないようだ。
「さあ秀明、イスにすわれ」
机から飛び下りた津本が命令した。志保は首吊り状態にされてしまい、机の上で身動き
ができなくなっている。
(何てひどいことをするんだろう・・・)
怒りをおぼえながらも、秀明はイスを引いて机の前に腰をかけた。
「もっと近寄るんだ」
津本が後ろからイスごと秀明を押した。秀明の下半身は机の下にもぐり込み、目の前に
足を広げた母の体がグッと迫ってきた。
(あっ・・・)
胸を締めつけられながらも、やはり秀明の目は、母と、その股間に吸いつけられてしま
った。いつも座って受験勉強をしているこの机の上に、参考書や、ノートや鉛筆の代わり
に、大好きな母が大股開きで座っている、それだけでかなりの刺激だった。
しかも母は首輪をされ、犬として扱われている。首を吊り上げられ、何をされても抵抗
できないようにされているのだ。
だが、日常ではありえないこの光景そのものに、秀明は異様な妖しさを覚えていた。
何度見ても目を見張ってしまう巨乳や、太腿のむちむち感、そして、ぽってりと赤黒い
肉ひだや、ひっそりとすぼまったお尻の穴・・・それらすべてが、例えようのない生々し
さで秀明に迫ってくるのである。
さらに、あの甘酸っぱい匂いが母の股間から濃厚に漂ってきて、秀明の鼻孔をくすぐっ
ている。
母の恥ずかしそうに細められた両目が、うるうると潤んでいた。切なさと母性愛の入り
交じったその目が、堪らなく悩ましく見えた。
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