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小説(転載) 社長夫人 密室の調教10

近親相姦小説
05 /15 2021
掲載サイト「母と息子 禁断の部屋」は消滅。
若い家政婦の受難
 希美子が家をでていったあと、和美はひとりで広い家の中を掃除していたが、なんだか
希美子のことが気がかりで仕方なかった。
 電話のやりとりが妙な雰囲気だったし、電話を切ったあとの脅えたような希美子の表情
は、どこかただならぬ気配を秘めていた。
 あんな希美子の顔を、和美ははじめて見る。
 なにか心配ごとがあるのに、私に悟られまいと無理に押し隠そうといていた・・・
 和美には、そんなふうに思えた。
 それに和美は、希美子が松田を深く愛していて、浮気など絶対にする人ではないと確信
をもっているが、
 男に呼びだされて出ていった・・・
 そのことに、しだいに胸騒ぎを覚えはじめた。 
 もしかして、電話の男になにか弱みでも握られているのでは・・・
 和美がそんなふうに思い始めたとき、チャイムがなった。和美は希美子が帰ってきたと
思ったが、そうではなかった。
 インターホンから「宅配便です」と声がした。 
 ドアを開けると、宅配便の恰好をした男が両手で小荷物をもって立っている。
「荷物をお届けにあがりました。認めをお願いします」
「ごくろう様です」
 和美が認めを取ってこようと男に背をむけたときだった。男はすばやく中に入ってドア
を閉め、小荷物を放りだして、和美に抱きついた。
 そして悲鳴をあげた和美の口を、隠しもっていたガムテープの切れ端で乱暴にふさいで
しまったのだ。
「むぐ、むぐう!」
 突然のことに和美は叫ぼうとしたが、ふさがれた口からはくぐもった声しか漏れなかっ
た。
 和美は驚きと同時に、全身に鳥肌がたつような恐怖が込みあげた。
 まさか、まさか私を強姦するつもりでは・・・
 和美の全身がブルブルとふるえだした。
 その男は、もちろん吉岡である。
 吉岡は、大胆に宅配便の配送をよそおって女を襲うことが得意だった。いや、得意とい
うより好きなのだ。
 以前はこのやり方で、何人もの女を強姦した。広川が一緒だったことも数回ある。
 最近は、暴力団の兄貴株になって金回りもよくなり、そんなことをしなくても女は簡単
に手にはいるようになったが、嫌がる女をウムをいわさずやってしまうときの快感を、吉
岡はいまでも忘れられなかった。
 広川が希美子を犯す計画を自慢げに話したとき、吉岡は、以前何度も味わったスリルと
興奮を思いだし、
 俺も、ひさしぶりに女を強姦したい! 
 という衝動にかられたのだ。
 おびえた和美の目を見ながら、吉岡はひさびさにチンピラの時のように胸が踊るのをお
ぼえた。
「静かにしろ、騒ぐとぶっ殺すぞ!」
 と、どなりつけ、吉岡は玄関に鍵をかけた。
 そして小荷物を拾って小脇にかかえ、激しく抵抗する和美の腕を引きずるようにリビン
グルームにつれていった。
 家の構造は、広川から聞いてよくわかっていた。
 リビングは十八畳もあろうか。
 すべてフローリングで、十人以上座れるテーブルとイスが中央においてあり、壁ぎわに
は、応接用のゆったりとしたソファーが設置されている。
 ドアのすぐ横には大型の冷蔵庫がおいてあるが、この広い部屋の中では小さくさえ感じ
る。
「話しには聞いていたが、金持ちの家ってのはあるもんだな」
 吉岡は広いリビングを見渡しながら言い、ふるえている和美の頬をいきなりビシッ、ビ
シッ、と平手で叩き、フローリングの上に突きたおした。
 くぐもった、すさまじい悲鳴を喉からふきあげながら、和美は床にたおれこむ。
 いつも澄みきって輝いていた両目が、驚きと恐怖に大きく見ひらかれている。
 吉岡は、そんな彼女の口からガムテープをはがした。
「・・・なっ、なにをするんです! 私を、私をどうするつもりです・・・」
 口が自由になると同時に和美は叫んだ。そして、キッとした目で吉岡をにらみつけた。
「ほう、意外に気が強いんだな。こういうとき、たいがいの女は脅えきって声もあげられ
なくなるんだが」
 吉岡は感心したように和美を見つめたが、その顔には和美が気が強いことを喜んでいる
ような、妙に満足そうな笑みが浮かんでいる。
 和美はゾッとし、
「帰ってください! 乱暴すると警察にうったえますよ!」
 と、必死に叫んだが、その頬にまたもや強烈な平手をみまわれた。
 ビシーッ、という音とともに頬骨がゆがむような痛みがツーンと鼻筋から頭にひびき、
和美の目から涙がこぼれた。
 若く美しい顔を苦悶にゆがめた和美を見下ろしながら、吉岡はいった。
「どうだ、抵抗すればいつまでも痛い目にあうんだぜ。いい加減にあきらめちまえよ」
 しかし和美は、それでも言うことを聞かなかった。必死の形相でさらにさけんだ。
「いや! なにもしないで! 早くかえって!」
 悲壮ともいえる和美の抵抗ぶりだった。
 和美は来年の春結婚するが、
 結婚するまで清らかな体でいたい・・・
 と、キスやペッティングは許しても、婚約者に最後の線は許していなかった。
 和美のことを深く愛してる彼は、彼女の気持ちを大事にしてくれ、
「結婚するまで待つよ」
 と言ってくれたが、その表情や態度から、彼がどんなに和美とひとつに結びつきたがっ
ているか、和美には切ないほどわかっていた。
 そんなにも自分を思ってくれる彼のために、和美は必死なのだ。
 和美にとってこの男に処女を奪われることは、彼のためにも、自分のためにも、絶対に
許されないことなのだ。
 しかし吉岡は、
「ほんとうに強情な女だな」
 と言いながら、そのくせ強情であればあるほど楽しくてしかたがない、といった顔で、
さらに和美を叩きつづけた。
 ビシッ、バシッ、ビシッ・・・
 乾いた、痛烈な音がリビングに響きわたり、和美は、奥歯をくいしばってその痛みに耐
えていた。
 頭の芯をツーン、ツーン、と痛みがつらぬき、白くすべやかな頬はたちまち赤く腫れあ
がっていった。
 こいつはいい・・・
 と吉岡はおもった。
 吉岡にとって、これほど叩きがいのある女はめったに会えるものではなかった。
「我慢していれば、そのうち俺が諦めて帰るとでもおもっているようだな、お嬢さん。あ
いにくだったな。俺はそんなに甘い男じゃねえんだよ」
 残酷に笑いながら、吉岡はこれでもか、というように叩きつづけた。
 女を殴りつけるのは、吉岡にとってこれ以上ないほどの快感だった。なぜか昔から、女
が痛みに苦悶している顔を見るとゾクゾクしてくるのだ。
 広川は、吉岡のことを、
「おまえは本当のサディストだな」
 といったことがあるが、自分でも確かにそのとおりだと思っている。もっとも、一番好
きなことは別にあるが・・・
「うう・・」
 とうとう呻き声をあげて、和美が床に頭を落とした。  
 鼻筋のとおった形のいい鼻と、切れた唇から血をしたたらせながら、和美はゼエゼエと
荒い息をしていた。
 頭がクラクラし、これ以上叩かれたら死んでしまいそうな気がした。 
「おねがい・・・もうたたかないで・・・おねがい・・・」
 弱々しい声をやっと絞りだすように、和美はゼエゼエしながらいった。 
「じゃあ、俺のいうことを聞くかい、お嬢さん」
 にんまり笑いながら吉岡がいった。
 その表情をみたとき、和美は初めて吉岡の残虐性をひめた性格に気づき、心底恐怖が込
みあげるのをおぼえた。
 この人は私を叩くことに喜びを感じている!
 これ以上抵抗しても、顔の形が変わるくらい殴られつづけるだろう。いや、本当に殺さ
れてしまうかもしれない・・・
 そんな予感にとらわれ、ゴクリと唾を飲んだ和美の全身に、冷たいものがかけぬけてい
く。
 でも、彼を裏切るわけにはいかないわ! 
 という思いも強烈にこみあげてくるが、吉岡にたいする恐ろしさのほうが強かった。
「そうかい、いつまでも強情をはってな」
 吉岡がうれしそうに手をあげた。
 あっ、また叩かれる!
 そう感じた瞬間、和美は体のなかで何かが弾けるのを感じ、夢中でさけびあげた。
「やめて! いうことを聞きます。なんでも聞きますから、もう、もう叩かないで!」
 和美の、心からの絶叫だった。吉岡はすこしガッカリしたような表情になり、
「なんだ、もう終わりかよ、もう少し楽しませてくれるとおもったんだが。まあいい、そ
う言うならもう叩かないでおいてやろう」
 と、あげた手をおろしかけた。
 和美はホーッ、と安堵の溜め息をついたが、吉岡はそのおろしかけた手で、だめ押しの
ように強烈に和美の頬を叩きつけた。
 ビシリ!
 強烈な音とともに首がグリッと回転した。
「ひー」
 和美は悲鳴とともに両腕で顔をおおい、
「やめて、お願いします。なんでもいうことを聞きます。これ以上なぐられたら私・・」
 と、ついに大粒の涙をこぼして泣きはじめた。

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。