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小説(転載) 相姦町の喘声感染1

近親相姦小説
11 /21 2021
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 その日、私は体調が悪く、早めに夕食の準備を終えると寝室で横になっていた。 いつもなら夕方のこんな時間に2階の寝室に上がることなんてない。 1階のダイニングでテレビを見ながらで子どもの帰りを待っていることが多い。 子どもは高2の長男と中3の長女と中2の次男の3人で、3人目は望んでできた子ではなかったが、 今1番かわいいのはその次男である。 長男はすでに私と接することを嫌うようになり、長女は私よりもしっかりとしていて親友のような存在だが、 次男にはまだ子どもの香りが残っていてようやく私から離れ始めた感じである。 子どもが3人もいると、私に任されている家計は非常にやりくりが厳しい。 それにもかかわらず、無理をして都心に住んでいて住宅ローンにも苦しんでいる。
「終電が終わってもタクシーで帰れる距離がいい。」
主人のそんな都合で買った一軒家は、庭のない3階建てで近隣の家とも隣接している。 窓を開けても隣りの家の壁が見えるだけで、陽の光が入ってくることはない。 部屋は各階に1つずつしかなく、3階は仕切りで男の子と女の子で部屋を使い分けている。 長女は不満を言うことが多いが無い袖は振れない。 郊外ならもう少し広い家を買うこともできたのだろうが、いまさらそんなことを言ってもしょうがない。 引っ越してきて10年以上になるが、近所の家族は入れ替わりが激しく、 最近引っ越してきた裏の家に住んでいる家族のことはまったく知らない。 私たち夫婦は3人も子どもを産んだにもかかわらず、長男が中学に上がったころからセックスレスの生活を送っている。 3階にいる子どもが夜でも1階と3階を行ったり来たりするようになって自然となくなった。 主人が40歳を過ぎたことも関係があるのかもしれないし、私の声が大きかったからかもしれない。 主人が浮気をしているからではないと私は信じている。 そんな生活が5年ほど続き、今では私も主人の裸を見たり汗の香りを嗅いでもときめかなくなってしまった。 男に抱かれない女であることに不満を感じることもなくなった。 しかし、そんな私の女心がふたたび燃え始めることになる。
 静かな部屋でまどろんでいると、風を入れるために空けていた窓から女性の喘ぎ声が入ってきた。 どこから聞こえてくるのかはわからなかったが、遠くの家から聞こえてくるほど静かな場所ではない。 おそらく裏の家から聞こえてくるのだろう。
「私はこんな時間にエッチをしたことなんてないなぁ。」
そんなことを考えながら遠くから聞こえてくる喘ぎ声をしばらく聞いていたが、 それでエッチな気分になるほど元気でもなかった。
「私の声も響いていたのかしら。」
そんなことが頭をよぎって恥ずかしくもあった。
「裏の家も3階が子ども部屋みたいだけど、声がしないから1人っ子なのかな?」
裏の家が引っ越してきたときに長女がそんなことを言っていたのを思い出した。 この辺りの家の間取りはどこもほとんど同じなので、裏の家も2階が夫婦の寝室なのだろう。
「こんな時間から夫婦でセックスなんてお盛んな家庭なのね。」
裏の家が引っ越してきて半年ほどが経つはずだが、こんな声が聞こえてきたのは初めてである。 半分夢を見ているような気持で、私もお盛んだった頃を思い出していた。 主人も仕事が忙しいときによく3人も子どもをつくったものである。 しばらくして、次男が階段を登る音で目が覚めた。 階段の登り方で誰が帰ってきたのかわかる。私も夕食のために1階に降りて行った。 子どもたちは順に帰ってくる。 長男は部活があるのでいつも帰りが遅い。 毎日遅くまでなにをしているのか、もう私にはわからない。 長女は受験生なので毎日のように塾に通っているが、長男よりは早く帰ってくる。 次男だけは部活も早く終わるので、毎日夕方のほぼ同じ時間に帰ってくる。
「お母さん、気分が悪いから2階で寝てるから。」
次男が夕食を食べ始めるのを確認すると、私はそう言って寝室に戻った。 喘ぎ声はまだ続いていた。

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。