小説(転載) 彼女と母親と朧月5
近親相姦小説掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。
瑞花が帰ったあとの光太の部屋には母子が残された。 扉の前で瑞花を見送った2人は立ったままである。
「お母さん・・・」
光太が申し訳なさそうにつぶやく。
「なによ。」
瑞花が帰ったその玄関で光太は収まらない性欲のはけ口を探していた。 いや、むしろ喜与子に挿入したいという欲求の言い訳のために、 性欲という言葉が頭の中でグルグルと目まいがするほどに回り続けていた。
「お母さんとエッチがしたいよ。」
喜与子にとっては想定外の発言だった。 光太には喜与子の気持ちまで考える余裕などまったくなかったが、 喜与子は自分の気持ちを見透かされているような気がして少し怖かった。
「なに言ってるのよ。」
喜与子の理性は光太を拒否するように命じている。
「大人のエッチを知りたいんだよ。」
光太の理性は喜与子の虜になっていまっている。
「そんなことできるわけないでしょ。」
喜与子は当然のことのように断ったが、光太が簡単に引き下がらないことを願っていた。
「だって、さっきは触ってくれただろ。」
光太は喜与子の感触を忘れられないようである。
「さっきはさっき。これからは瑞花ちゃんに触ってもらいなさい。」
あくまでも母子としての関係を維持しようとしたという形跡だけでも残しておきたかった。
「瑞花よりお母さんに触ってもらった方が気持ちよかったんだよ。」
光太の正直な感想だったが、経験豊富な喜与子のテクニックの方が感じるのは当然のことだった。
「エッチはねテクニックじゃないの。愛が大切なの。」
喜与子は必死に光太を否定しようと努力した。
「お母さんはおちんちんを触ってもなにも感じないのかよ。」
光太は喜与子が冷静でいられることが信じられないようだったが、 実際、喜与子は冷静なふりをしているだけだった。
「子どものおちんちんで感じるお母さんなんていないわよ。」
喜与子はその演技を続ける覚悟である。
「じゃあ、エッチの続きを教えてくれよ。 今度、瑞花とエッチをしたときに知らないと困るだろ。」
喜与子にとっては絶妙の言い訳だった。 2人のために教えるということは、すでにしてしまったことでもあり受け入れやすい言葉だった。
「エッチなんて感じるままにすればいいのよ。 教えてもらってするものじゃないの。」
喜与子には光太があきらめないという確信があった。
「じゃあ、もう1回耳を噛んでよ。 大人のエッチって気持ちいいって思ったんだよ。」
喜与子は今すぐにでも続きを始めたい気持ちだった。
「それで満足するの?ホントにそれだけでいいの?」
もうこれ以上引き伸ばす必要はないと感じた喜与子は光太の押し売りを買うという形で受け入れることにしたかった。
「うん。してくれるの。」
光太の瞳が輝いている。
「じゃあ、それだけよ。ほら、耳を貸しなさい。」
喜与子は光太の願いを聞き入れるという形で続きを始めようとした。
「こんなところじゃダメだよ。 さっきみたいにベッドの上じゃないと雰囲気が出ないよ。」
正直、喜与子はベッドの上でなくてもよかった。 盛りのついた雄犬のような光太の体を喜与子のために貢がせることは、 赤子の手をひねるより簡単なことだった。
「雰囲気なんてどっちでもいいでしょ。」
喜与子はできる限り自ら進んで行為をするようなことはしたくなかった。
「エッチに雰囲気が大切なことくらい子どもでもわかるよ。ベッドに行こ。」
そう言うと半ば強引に手をひいてベッドに並んで座った。 喜与子は仕事帰りのままで胸にリボンがついたブラウスにパンティのラインが浮き出るようなタイトスカートを履いていた。 接客用の化粧と衣装の喜与子に光太の興奮は収まらなかった。
「どうすればいいのよ?」
教えるという建前上、喜与子から光太をいただくわけにはいかなかった。
「まずは僕がしてあげるから感じるかどうか言ってよ。」
そう言うと母親を抱きしめて首筋を舐め始めた。
「そんなのダメよ。約束が違うでしょ。」
形だけでも抵抗しようとしたが光太は喜与子の想像以上に大人になっていた。 もはや女の力ではどうすることもできなかった。 教えるつもりが襲われる立場になってもおかしくなかった。
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