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小説(転載) 蒲柳の母9-3

近親相姦小説
03 /29 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 由布も入れたい気持ちは同じである。 入れなければ終わることはない。 ただ、由布には焦らして楽しむという過程が省けない。
「じゃあ、入れさせてあげるわ。」
そう言うと由布は幹太の股間に腰を落として幹太を沿わせ始めた。
「幹太。入れて欲しいの?」
暗闇で楽しそうな由布の声が聞こえてくる。
「入れて欲しい。」
幹太は素直に答えた。
「ダメ。面白くない。」
由布は幹太を沿わせながら焦らしている。
「お母さん、ズルいって。面白くないってなんだよ。」
幹太は由布の理由に納得できなかった。
「だから、面白くないのよ。」
由布の語彙はお世辞にも豊富であるとは言えなかった。 言葉を変えて説明することなど由布に求めても無駄なことだった。
「じゃあ、どうすればいいんだよ。」
幹太は由布に指示を求めることしかできなかった。
「なんかもっとあるでしょ。お母さんを楽しませなさいよ。」
由布の抽象的な希望に幹太は困った。 その間も由布は幹太を入り口に沿わせて焦らしている。 幹太はそれだけでも興奮することができた。
「お母さん。もう我慢できないよ。出ちゃうよ。」
幹太の切実な思いだった。 この幹太の限界を訴える声を由布は求めていた。
「もう限界なの?出ちゃいそうなの?」
由布はこれまでよりも楽しそうに声を上げた。
「お母さん、ズルいって。」
幹太も由布と同様に語彙が少ない。
「じゃあ、入れてあげる。でも、少しだけよ。」
そう言うと由布は幹太の先っちょを由布の体内に取り込んだ。
「あん。幹太が入ってきた。」
由布が女の声を漏らす。 幹太はそれだけでも由布の締めつけを感じていた。
「幹太。ピクピクしてるじゃない。まだ、出さないでよ。」
由布は冷静である。
「そんなこと言われても、出ちゃうときは出ちゃうんだって。」
幹太は少し焦り始めていた。 昨日のようにすぐに出てしまわないかと心配だった。 由布は少しずつ腰をおろして、より深く幹太を含もうとする。 由布の中は締めつけがきつい。 幹太のまわりに絡みついてくる。
「幹太の太い・・・」
由布がようやく幹太に自由を奪われようとしていた。 幹太はすぐに出ないように関係のないことを考えようと努力した。
「ユッコは今頃どうしてるんだろう?」
そう考えて後悔した。 ユッコが由布のように男を食い荒らしているところしか想像できなかった。 ユッコが部屋に男を連れ込んでいることは知っている。 しかもユッコは、幹太の目の前で楽しんでいる由布の子どもである。 ユッコが結婚まで貞操を守るような純情な女だとは到底思えなかった。 それに乱暴者のユッコのことである。 男を従わせることくらいのことは平気でするだろう。 まるでそこには若い由布がいるようだった。
「幹太。いい。いい。」
由布は腰を前後に激しく動かしながら幹太の感触を楽しんでいた。 幹太の頭の中ではユッコが男をむさぼっていた。 そして、目の前では実の母の由布が幹太自身を食い物にしている。 これ以上興奮するシチュエーションがあるだろうか。
「ダメ。ダメ。」
そう言うと由布は幹太の上に倒れ込んできた。 それでも腰だけは幹太を求めて動き続けていた。 幹太は今すぐにでも出てしまいそうだった。
「お母さん、出ちゃうよ。」
その声は由布には届いていなかった。
「また硬くなった・・・」
ユッコは幹太の変化がわかるようである。 幹太は爆発しそうな状態で由布が揺れるのに任せてただ仰向けに寝ているだけだった。 しかし、由布はその肉を揺らしながら幹太を出し入れし続けていた。 そして、幹太の本当の限界のときがきた。 幹太は声を出すことなく由布の中に放出した。 その瞬間、由布の上半身が軽く痙攣し始めた。 幹太は思わず由布を抱きしめた。 それでも由布の痙攣は止まらない。 幹太の腕の中で由布がビクンビクンと激しく脈打っている。 由布はなにも言わない。 ただ激しく深呼吸を繰り返していた。 幹太が手を離すと由布の体は自然と幹太の横に落ちていった。 2人の汗が潤滑剤となっていた。 しばらく幹太は由布を腕枕をして軽く抱きしめていた。 由布は寝ているのか起きているのかわからない状態だった。 そんな由布が突然ビクンと動いたかと思うと、突然顔を上げてキョロキョロし始めた。
「わたし・・・寝ちゃってた?」
「少し寝てたかもね。」
幹太は冷静だった。
「ヤダ、わたし、覚えてない。」
由布はよほどショックだったようである。
「もう、行くね。」
由布は起き上がろうとした。
「行くって、どこに行くんだよ。」
幹太は由布の行き場所がわからなかった。
「部屋に帰る。」
由布はまだ意識がはっきりしていないようだった。
「もう少し寝ててもいいよ。」
幹太は由布に優しい声をかけた。
「いい。帰る。」
そう言うと由布はベッドの上に座って呼吸を整えているようだった。
「まだ、いてもいいんだよ。」
幹太は由布の体を気遣った。
「幹太の、太くて、硬くて、すごくよかった。」
由布は寝言のようにつぶやいた。
「お母さん、もう少し一緒にいようよ。」
幹太は由布の手を引くと、ふたたび由布をベッドに寝かせた。
「お母さんも、柔らかくて、激しくて、絡みついて、すごくよかったよ。」
幹太は由布のよさを思い出していた。
「やっぱり帰る。」
そう言うと由布は立ち上がった。 抱きしめられて心が落ち着くと逃げるように去っていった由布が幹太の脳裏をよぎった。
「お母さん。」
幹太はなにか言いたかったが声が続かなかった。 呼び止めたかったわけではない。 かと言ってなにも言わずにこのまま別れてしまうのが寂しかった。
「お母さん。幹太がいないと生きていけないんだから。」
由布はいつも抱きしめられたあと、そんな気持ちで去っていたのだと幹太は思った。 プライドの高い由布のことである。 礼を言うこともできない。 顔を見ることさえできなかったのだろう。 幹太は由布のすべてを許すことができた気がした。
「お母さん。僕もだよ。」
幹太は初めて由布と心がつながった気がした。 暗闇の中で由布がふすまを閉める音が聞こえる。 もう幹太の声は由布には届かない。 しかし、幹太の心は確実に由布に届いたはずである。 逃げて、逃げて、堕ちて、堕ちて、ようやくたどり着いた2人の砂の城がそこにはあった。
     

蒲柳の母

~~ 完 ~~

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。