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小説(転載) テレフォンセックス1

近親相姦小説
04 /06 2022
掲載サイト「母親の香り 息子の匂い」は消滅。

 息子の忍(しのぶ)が塾に行く曜日だけ、照子(てるこ)にはとっておきの楽しみがあった。 それは単身赴任中の夫である和人(かずと)とのテレフォンセックスである。 携帯の家族割はこのためにあるようなものだった。 家族間なら無料なので時間を気にする必要がない。 忍が帰ってくるまで、2時間以上は十分にテレフォンセックスを楽しむ余裕があった。
「プルルルルル、プルルルルル、・・・」
和人からの着信である。 それまでに照子は夕食の準備を終わらせて待っている。 和人は部屋に戻ると照子に電話をする。 仕事の都合でできないときは悲しいメールが照子のもとに届くだけだった。 それだけに照子は和人からのときどきくる電話を待ちわびていた。
「もしもし、あなた。お帰りなさい。」
照子は必ず和人に「お帰りなさい」と言う。 部屋に帰った「お帰りなさい」と、照子のもとに戻った「お帰りなさい」である。 遠距離でも夫婦仲は円満だった。
「転勤がなかったら、毎日できたのにね。」
照子はどちらかというと淫乱熟女の部類に入る。 照子にとってエッチよりも優先する存在としては、忍が唯一の存在だったかもしれない。 単身赴任になる前には毎日のように愛しあっていた。
「そうよねぇ。忍のことを考えたら東京にいる方がいいわよねぇ。」
照子は忍の教育のことを考えて、東京に残り悲しい思いをしている。 一緒にいたときは、いつも照子の方から求めていた。
「次は、いつ帰ってこれるの?」
照子は和人に早く帰ってきて欲しかった。 少しでも休みがあるのなら帰ってきて欲しかった。 しかし、和人はなかなかその期待に応えることができなかった。
「そんなことわかってるわよ。一緒にいたいのよ。 夫婦なのに別々なんて悲しいじゃない。」
照子はいつでも最初に愚痴をこぼす。 しかし、照子が不倫を考えたことは1度もなかった。 それほど和人を愛していたし、和人もそれを知っていた。
「あたしも愛してるわ・・・チュッ」
和人は温厚な性格で、照子のように積極的な発言をするような男ではない。 2人のエッチも照子を満足させるためのものであって、和人が満足するためのものではなかった。 夫婦が長続きするためにはバランスが大切である。 こんな和人と照子が一緒になったからうまくいくのだろう。
「あなたも1人で寂しいんでしょ。」
照子は和人が単身赴任先でどのような生活をしているのか知らない。 知っていることといえば、ほとんどコンビニのお弁当しか食べていないことくらいだろうか。 お酒も飲まなし、タバコも吸わない。 家にいた頃は、帰宅後夕食を食べてはテレビを見てエッチをして寝ていた。 特別趣味があるわけでもない。 強いて言えば、照子の趣味であるエッチは和人がいなければ成り立たないことくらいだろうか。
「あなた・・・あたし感じてきちゃった・・・」
照子が甘えるような声でささやく。 照子は和人の声だけでも興奮することができた。 こうして、愚痴をこぼしていた照子が和人を誘い始める。
「あなたはまだ勃ってないの?」
和人はそんなに簡単に勃起できる年齢でもなかった。 照子もそれを知っていたし、それが不満でもあった。
「あたし、先に触っちゃうからね・・・」
そう言うと、照子は手をスカートの中に伸ばした。 和人の声を聞きながら触ると、1人で触るのとは違う感覚を得ることができた。
「パンツの上からクリトリスを触ってるの・・・」
照子は積極的に和人を誘った。 電話の向こうでは和人が勃起しようと頑張っているのだろうか。 それとも、悠然と構えているのだろうか。 照子には勝手におちんちんに手を伸ばして勃起させようと頑張っている和人の姿が思い浮かべていた。
「あなた・・・舐めて欲しいの? おいしいおちんちんが食べたいな・・・」
照子の手が自然と激しくなる。 照子は和人が遅漏であることを知っている。 少しくらい激しく誘ってもすぐにイってしまうような男ではない。
「パンツの中に手を入れてもいい?」
入れたくなれば自由に入れることができるのに、わざわざ照子は和人に確認をとる。 そのたびに和人は優しく答えているようだった。
「いやぁん・・・ちょっと濡れてる・・・あなた、わかる。 触ってみて・・・あなたの指で触ってみて・・・」
照子は声を出して感じるタイプである。 2人でエッチをしていた頃も照子は積極的に声を出して、ときには叫んでいた。 照子が叫んでいることを自覚しているのかは神のみぞ知ることである。
「あなたも勃ってるの?先っちょが濡れたりしてるの?」
照子を中心に回っている世界でも、照子は和人のことを気にしていた。 和人が勃起すると照子も嬉しくて感じるのだった。 和人の快楽は照子の快楽でもあった。 照子は和人の快楽のために尽くして、その和人を見て照子も満足していた。
「おちんちん舐めたいわぁ。勃起したおちんちんが舐めたいのぉ。」
照子は夢中で和人の勃起したおちんちんにむしゃぶりつく自分の姿を想像していた。 激しく舐めまわすと、照子の長い髪の毛がおちんちんに絡みついた。 照子が舐めるのをやめるときは、その髪の毛を取り除くときだけだった。 それくらい照子はおちんちんを咥えることが好きだった。 和人の感じている表情に、照子も溺れることができた。 その表情を頼りにパンツの中の手が動いている。 照子の脳裏には過去の和人の表情が走馬灯のように思い浮かんでは消えていた。
「直接・・・直接触って欲しいの・・・あなたの指を感じたいの・・・」
照子の声が1段と高くなる。 もはやなにも気にならなかった。 ただ夢中に携帯を握りしめて、クリトリスを刺激していた。 携帯の向こうで、和人も勃起したおちんちんをしごき始めているようだった。 和人も照子の声で興奮し始めていた。 この2人だけの世界には誰も入り込む余地などないように思われた。 この800MHzの電磁波でつながれた2つの時空は、かけがえのない2人だけの夫婦の絆だった。

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eroerojiji

小さい頃からエロいことが好き。そのまま大人になってしまったエロジジイです。